10 冷たい校舎村9
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[それを見て、
…………ああ、やっぱり。って。
脳裏に過ったのは納得と確信だった。 もしかしたらそうなんじゃないかなって 話してる時にちょっと思ったんだ。
俺が帰ると決めた後、 夢の中で話した唯一 未来の話をしなかったきみ。
そもそも消去法でもうだいぶ絞られていたもの。 帰りたい?って聞いた時、是とも否とも言わなかったけど。 きっと答えはどっちでもなくて、"帰れない"んだ。 自分が作り出した世界にずっと、留まり続けている。]
(+17) 2021/06/14(Mon) 09時頃
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[それから、これは俺のもう一つの確信。
電話帳を呼び出して、友人の名をタップした。 寝てるかもしれないが起きるまでコールし続けてやる。
出ない、とは何故だか思わなかった。]
……あ、レン? メッセージ、見た?
[開口一番、俺は問いかける。**]
(+18) 2021/06/14(Mon) 09時半頃
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/* 呼ばれた!!wwww
まって、いまめちゃめちゃ騒々しいロルを書いてた
(-24) 2021/06/14(Mon) 09時半頃
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/* まってどうしようかな!!!!!美味しいからそれ受け取りたいけど、それだとメッセージ見れなくないですか((((
(-25) 2021/06/14(Mon) 09時半頃
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[ 比較的静かに帰還した悪友とは違って こちらは酷く騒々しい目覚めだった ]
(+19) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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[ どこかでスマホが鳴っているような ──────── 気がする ]
(+20) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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── 自宅2F ──
[パッと目を開けるとそこは見知った部屋 冷たい校舎でも、夢の中の部屋でもない。]
え。俺。 戻っ……… ってきた? それとも、………夢?
[夢だったのだろうか、 それともきちんと戻ってきたのだろうか。 あの時、そうだ、最後に俺は
眦に、ちくっとした痛みを感じて手で触る 目も鼻も、あるようだけど、信用ならない だって俺は見たものだけを信じたいから]
(+21) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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アイちゃん!!いる!? 俺!!顔!!
[飛び起きて3秒、 転がるように部屋を出て、大声で叫んで そうだ、鏡。洗面所。洗面所に行けば、俺]
うわっ、あっ、っと
[どんがらがっしゃーん。 駆け下りた階段数段踏み外して落ちた。 怪我とかはしてないけれど、相当大きい音が響く いつもならここで ──────── ]
(+22) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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[頭に衝撃。階段から落ちた衝撃じゃあないよ 見上げればチョップを繰り出すアイちゃんの姿。 あっ、いつもどおりの日常だ。いや不服だけど。
『 レン!うっさい。 』
リビングからは、父親も顔を覗かせている。 いつもどおりの3人家族。他に、余計なものは無い。 見知らぬ女もいなければ、見知らぬ廊下でもない。
アイちゃん、俺顔付いてる?って聞いたら アイちゃん史上、最高に怪訝な顔、された。
『 そんなことよりか、 さっきからスマホ鳴ってるけど 』>>+18]
(+23) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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ユキ!無事!? メッセージ?なんのこと?
[その電話に出たのは ひたすらコール音が鳴り続けた後だっただろう 20回以上は鳴ったんじゃねえかな……。ごめん。
携帯を耳に当てながら、 階段でぶつけた尻を掻きながら洗面所に向かう 鏡、鏡… 目も口もありそうなんだけど、 眦が痛いの、これ何が起きてんだ?怪我?
なんて、鏡の前にたどり着いて、 眦に小さな「出来たての切り傷」を見つけるのと 多分、ユキの口から、ノエのことを聞くのは同時。
傷、触れば痛くて、痛ッて、と声を出した。]
(+24) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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ノエ、が。
[……考えないようにはしてたからさ、 そうだったんだ、っていう気持ちと、 やっぱりそうか、っていう気持ちがね半々。
俺のほうも、消去法。 その上で、ユキとユーガは絶対無いって 俺さ、確信してたから。>>4:327>>2:391
メイは、確証はなかったけどさ。 交わされた「また明日」の言葉が。
─── 生きている掌の温度が >>4:119 嘘だなんて、思いたく、なかったかな。 ]
(+25) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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つか、いかなきゃ。 病院は!? っていうかほかのやつは無事なん?
[病院のことまで教えてくれた? 俺ですか?慌てて病院向かおうとしてますけど。 でも電話で悪友が話したいことがあるっつーなら 仕方ねえなあ聞いてやらんこともないよ(傲慢)]
(+26) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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[あ、でもさ、これだけは電話を切る前に ちゃんと、ユキに言わなきゃな。]
……あーそれと。 ユキ、おかえり。ただいま。
[きっと、ちゃんと明日が続いてく「日常」に。]*
(+27) 2021/06/14(Mon) 10時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/14(Mon) 10時頃
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— チャイムが鳴った後:食堂 —
[保健室を出て休憩室、それから1階の部屋をいくつか。 わたしが食堂に辿り着いたのは チャイムの余韻がとっくに消えてしまった頃。 詰め寄った炭蔵くん>>23とわたしの間には、 走り回って乱れたわたしの息の音だけがする。
わたしは炭蔵くんの反応も待たず、矢継ぎ早に話した。 乃絵ちゃんがこの世界の主人である明確な証拠はなくて、 本当は鳩羽くんかもしれないし、柊くんかもしれない。 もちろん目の前の炭蔵くんの可能性だってある。
わたしは確信に近い思いを抱いていたけど、 炭蔵くん>>24にわたしを疑う様子は一切なかった。 わたしの方が不思議に思って混乱が増していく。]
(33) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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……っ、でも、
[疑問を口にするより先に、 炭蔵くん>>25は落ち着いた声でわたしを嗜めた。 いつもと変わらない温度。平らな響き。 無機質にも見えるそれに、 わたしは疑問より反発のような気持ちが勝る。
それをぐっと飲み込んで、 わたしは言い募る代わりに身を乗り出し、 炭蔵くんの鼻筋に手のひらを滑り込ませた。 そのまま手の縁で額を撫ぜれば、重い前髪が剥がれる。]
(34) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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[眸>>26を、見た。]
(35) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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……なぁんだ。
[民衆っていうのは勝手なもので、 勝手な想像で知らない相手のこと決めつけるし>>0:136、 その割に無意識に頼ったりする>>0:29。 炭蔵くんならやってくれる。炭蔵くんだから間違いない。 まともに返事もせず、わたしは既読だけを増やす。 他人事。人任せ。そんな日々だった。]
わたしと同じじゃん。
[炭蔵くんだって、腕は二本しかないんだ>>1:570。 その心の内、詳細>>27>>28までは分からないけど、 揺れる眸は炭蔵くんの口よりよっぽど雄弁だった。
こんな当たり前で簡単なことも分かってなかった 自分が何だかおかしくて、思わず笑っちゃう。 プライドの高い炭蔵くん>>4:437を傷つけてしまうかな。 でもわたし、別に馬鹿にした訳じゃない。]
(36) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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[わたしの基準はわたしで、善悪は正直どっちでもいい。 今の炭蔵くんが今のわたしにとって正解だった。 それだけのこと。]
(37) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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[自分より慌てた人を見た>>1:37時や、 泣いている人の前で笑っていた時の気分に似ていた。 おかげで少しずつ混乱も落ち着いてきた気がする。
わたしは全力疾走と笑いに跳ねた心臓を押さえた。 深呼吸は二度。こうすれば上手くいく気がする。]
足りないよ。わたし一人じゃ全然足りない。 現に今、わたし炭蔵くんに助けてもらった。
言葉にしなきゃ伝わらないことが多いけど、 言葉以外でもできることはあるんだって。 教えてもらった気がする。
[炭蔵くんの眸がわたしを落ち着かせてくれたんだって 言ったら、炭蔵くんはどういう顔をするかな。 ううん、どういう色を眸に宿すんだろう。
確かめようにも、わたしの指は逸らされた視線>>29に 離れてしまって、前髪はもう炭蔵くんの指のものだ。]
(38) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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ありがと。
[乱れた前髪の隙間から、まだ少し眸は見えるかな。 わたしの瞳に映る様々な感情は、 得た落ち着きが水みたいに広がって柔く馴染んでいた。 その視線を炭蔵くんのそれと繋げようとした。]*
(39) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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[そうしてわたしの息がこの場に馴染んだ後、 わたしは炭蔵くん>>30の提案に頷く。]
……というか、そんなほいほい信じていいの? 本当はわたしが騙してるのかもしれないのに。
[ため息がひっかかっていたわたしと、 カッターで勘付いていた炭蔵くん>>24。 お互いにお互いの理由を知らないから、 わたしはさっき喉奥に消えた疑問を掘り起こす。
ここにわたしたち以外の人がいないことは分かっていた。 だからとりあえず移動しない? と提案して歩き出す。]
(40) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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留めるもの?
[炭蔵くん>>32が予想外のことを言い出したのはその時。 わたしは手のひらで自分の身体を叩いて確かめる。 ぼたん、お財布、スマホ。紺色のハンカチはもうない。 鳩羽くんのコート。……ここは違った。]
今は持ってない……けど、教室にはあるよ。 鞄の中。机に置いてるから。
[わたし、髪短いからそういうのあんまり持ってない。 でも時々前髪を邪魔に思うことはあって、 そういう時に使う物ならあるよと炭蔵くんに告げる。]
(41) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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検討してくれたの?
[一昨日>>1:572は乗り気じゃなさそうだったのに。 残念ながらわたし、流行り>>0:74には疎い方だから 笑顔のまま、いいねって賛同した。
万が一にでも炭蔵くんがやめるなんて言い出す前に 教室への移動を提案する。]*
(42) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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/* 鳩羽くんだって前髪とめるもの持ってるかも知れない!!(ない) (でも案外留めそう、って思ってる。でっかいクリップみたいな髪留めで前髪留めてそう。)
ちなみに深呼吸2度は、じつは本当は深呼吸1度しか最初してなかったんだけど、描写がヘタすぎて、メイちゃんが2度した、って拾ったのが最初。それでいいやっておもった(
(-26) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/14(Mon) 11時頃
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/* >>0:587 ここだな 俺の描写が下手過ぎた。今自分で読んでも深呼吸2回してるみたいに見える。(二回目は、吐き出してなくて吸ってその勢いで「おう」って言ったつもりだった←無問題)
(-27) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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/* 離席記号を永遠に忘れてしまう。 ギリギリまでまだいられるかなしているせいです。だめでした。
地上組最低でも二名が筆遅め申告しているので、ある程度ざかざか進める方がいいかなあと。 乃絵ちゃんも昨日筆遅いみたいな話してましたけど、普通にはやい印象がありました。
個人的な目標としては夜コアには乃絵ちゃんのところ辿り着きたい。 更新前夜だけじゃ折角のクライマックス活かしきれない気がするので……! お待たせしているのもありますしね。 でも鳩羽くんも柊くんも全力で発見します。
(-28) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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/* とりあえず炭蔵くんの目を見れたことに喜んでいます。 お祭り気分で着席できるまで頑張って来よう。やったー。
(-29) 2021/06/14(Mon) 11時頃
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[ 眸を、見られた。>>35 ]
(43) 2021/06/14(Mon) 12時頃
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[ 反発するような言葉、焦ったような様子が、 次第に落ち着いて行くのがわかる。>>38 ]
……そうだな、同じ人間だよ
[ 少しだけ不貞腐れたような声音になってしまう。 平坦だった声にも次第に隠せない感情が乗り始める。
けれど、告げられる言葉に、笑い声。 俺はそれを不快に思うことはなく、 逆に気恥ずかしい思いが優ってしまったから 視線をつい逸らしてしまっていた。 ]
(44) 2021/06/14(Mon) 12時頃
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[ そうして、同じように深呼吸をする。 二度、そうすればこの気恥ずかしさも落ち着いた。
よもや、互いが互いを落ち着かせたなんて 気付けもしていなかったから、 助けた≠ネんて言われても心当たりがない。
ただ、感謝の言葉を述べられれば、 悪い気はしないものだった。 ]
いや、俺の方こそありがとう
[ 今はもう逸らしていた視線を戻して、 暮石のものと繋げていた。>>39* ]
(45) 2021/06/14(Mon) 12時頃
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