34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】
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じゃあ少し失礼して……
[ベッドに座った彼女の顔に向き合う。その貌をよく見て、触れる。骨格から、パーツの位置までじっくりと。
……当人は野暮ったいと言われがちだとは言うが、こうして見ると中々に整った顔立ちである。華やかではないが、素朴で、純粋そうで。眼鏡に印象が持っていかれてしまいがちだが、大きい目からは力強さも感じられて。]
……良い貌ね、生命力を感じる。目の周りが特に……人に好かれる形だわ。黒目と白目のバランスもいい。
それから、唇も。意外とふっくらとしているのね……愛情を注ぐのも、注がれるのも、上手なかたち。
(*90) 2024/02/27(Tue) 20時半頃
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[指先が彼女の唇をなぞり、その形を覚えようとした刹那。
…………衝動的に、己の唇をそこに重ねていた。]*
(*91) 2024/02/27(Tue) 20時半頃
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面白そうだな、って興味。あったから。 残りの灰を掻いた模様で?色々な法則がありそう。 絶対同じ模様が出る、ってわけでもないだろうし。
じゃあ、話してみるわ。 多分快く貸してくれると思う。
[何せ、私や友人にも隙あらば占術を極めてみないかと 勧誘してくる人物なのだから。 機関の魔術師見習いは割合癖の強い者が多い。
――私含めて。
そして、他者の魔術に対して興味津々な者も多い。 私は、特に。 なので前のめりになる私への窘めにも、 反省はしつつ仕方のないことだと主張したい。>>*89]
(*92) 2024/02/27(Tue) 21時頃
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確かに。 レポートの書き損じのものとか、 取っておくべきだったかしら。
人相占い!面白そうね。 私、一体どんな結果が出るのかしら。
[金欠とか言われたらどうしよう。 いや、それより勉学に難ありとか言われたら。
まあ、東洋の端の諺に、当たるも八卦というのがあるらしいので その金言を信じてしまおう。と内心の言い訳。 良い結果が出ますようにと、じっと彼を見つめる。
期待と、高揚と。
水晶占いを初めて見た時のように。]
(*93) 2024/02/27(Tue) 21時頃
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[そして爆速で後悔していた。
――顔がいい!
そう、顔がいいのだ。それがとても近くにあるのだ。 あまつさえ、形よく美しい指が振れるのだ。 頬の輪郭、否。骨格をなぞる様に。 或いは、眦や瞼の様子などを知る様に。
顔がいい。 声もいい。
つまりはとても間近に、私は美の極を見ているようなものだ。
思わずはわわ、と真っ赤になってしまう。 緊張が襲ってきた。羞恥も襲ってきた。 結果は、占い結果があまり頭に入ってこない、それに尽きる。]
(*94) 2024/02/27(Tue) 21時頃
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[慈しむようになのか、或いは確かめるようになのか。 なぞるように、弧を描くようにして指先がかすめる唇
――離れた、と。思ったら。
指ではない感触が。 もっと近い距離で、貴方の瞳が私を、見ていた。
声を出すことすら、忘れ。彼を見る。*]
(*95) 2024/02/27(Tue) 21時頃
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[私が自分のより冷たい肌の質感を、楽しんでいる時 坊ちゃんは止めてと言いたげな声を出していたみたい ベルトに一目やって]
いいのよ、無理に脱がなくても。 付けたままでも……なんだか。
[坊ちゃんの白い肌に巻きついてるのが、扇情的に見えて。 含み笑いをして「興奮する」って教えてあげた。]
[肩ら辺に抱きつかれて、少し身体を震わせる。 不意に触られたのを、昂っている神経が敏感に 拾い上げたのか、坊ちゃんが少し冷たく感じたのか きっとそのどちらも。 でも……今日の坊ちゃんのお体全体は いつもよりもっと暖かい気がする。……気のせい?]
(*96) 2024/02/27(Tue) 21時頃
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[布擦れの音や金属の少し動くようなのや…… あなたの熱の篭った声を聴きながら。 1番耳に入ってくるのは口内でつくられる水音。 何度も何度も舌を絡めて。彼の口の中をたっぷり味わって 口を遠ざけた時に、つうと糸が伝うのが好き。 架け橋みたいで綺麗だと思うの。]
ふふ、坊ちゃん。私にこういうことされるの、 好き……?
[ふぅと1度、坊ちゃんのを触っていたのを離して 口の銀糸を拭ってから。]
私は坊ちゃんのお身体触るの、 大好き……。いっぱい、可愛いのが見られるから。
[ぐりぐりと掌で先っぽをいじめていたのをやめて 手の全体で先も包み込んで。竿の方と同じように上下に。 力加減を弱めたり、強めたりしながら動かす…… 精を吐くのを促すみたいに。]
(*97) 2024/02/27(Tue) 21時頃
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何時でもいっていいからね……?
[なんて言葉も息を整えていそうなあなたの耳元に添えて。]
私の手を、あなたのでよごしてほしいの……。**
(*98) 2024/02/27(Tue) 21時半頃
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[夜道を滑る馬車は、やがて聳える邸宅の敷地へと。 分厚い門扉が、下男の手で押し開かれる。
庭先では、花々が見頃を迎え始める季節だが、 夜更けの今は、月下に朧な輪郭が見えるばかり。 ただ、門扉に括り付けられた灯りに、 枝垂れるウィステリアが照らし出された。
馬車を降りると、玄関から繋がる 天井の高いホールを抜ける。 進む足音は、敷かれた絨毯が吸い込んだ。 マントルピースの暖炉の上、先代の父と母が 佇む肖像画を、シャンデリアが柔らかく照らす。]
(*99) 2024/02/27(Tue) 21時半頃
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[さて、ジャーディンを何処に通そうかと考える。 客人を招いて晩餐会も開くダイニングルーム。 居心地の良い応接間。異国の本を並べた書斎。 自室に通しても良かったが、連れ帰ったばかりの 彼には刺激が強そうだ。]
まずは、食事ね…、
そういえば、パルテールではどうしていたの? 他のドール達と一緒に?
[控えるメイドに、軽食の用意を申し付ける。 もてなしをすれば、彼にまた恐縮されかねないと踏んで、 パンと温かなスウプと、コールドミート程度を。 自身には、チーズとフルーツ、それにワインを。]
(*100) 2024/02/27(Tue) 21時半頃
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[お互いに、目は開いたままで。視線同士が交差する。
はっと我にかえり、すぐに離れる。 俺は何をしているんだ?]
…………あ、その。ゴメン。綺麗なかたちしてたから、つい…………
[多分それだけでは無いのだ、衝動的に及んでしまった理由は。 ずっと、心の奥底に仕舞い込んでいた本能が、理性を食い破ろうとうごめいている。
……軽い接触程度なら、ときおり店でする事はあれど。性的な意図を載せた触れ合いは一切彼女とはしなかった。望まれていないから、自分はドールだから、という理由でどうにか覆い隠して。]
(*101) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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…………もう一回、する?*
(*102) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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[ジャーディンを伴ったのは、大窓が庭に面する 開放的なパーラー。 今は、窓枠が夜暗の漆黒を切り取る。 時折お茶会を催すガラスのテーブルと椅子が 置かれている。 ダイニングのそれよりは、ずっと小振りの設え。 カコが庭を眺めて、お茶を飲むこともよくある場所だ。]
どうぞ座って。 食事の間に、差し当たっての着替えや 身の回りのものは、部屋に用意させるわ。
[引かれた椅子に座り、ジャーディンにも向かいの 席に着くよう促す。 直に軽食の準備は整った。]
(*103) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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[ジャーディンのグラスには葡萄ジュース。 カコのグラスには、赤ワインが注がれる。]
ようこそ、ジャーディン。
[彼の方へと軽くグラスを掲げ、 葡萄の馥郁とした香を薫る。 一口含んでから、彼にも食事を勧め、 フルーツを摘み始める。]
明日は、執事長とメイド長に会ってもらって、 近いうちに園丁にも。
与えられた仕事をこなすうち、 自ずと得手不得手も知れるでしょう。 好きなことや、新たな興味も 出てくるかも知れない。
(*104) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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けれど先ずは、何よりも。 私と、それにこの家で暮らすことにも 慣れて頂戴。
ここが、貴方の終の棲家。
───ここで生きて、ここで死になさい。 ジャーディン。
[言葉の傲慢さに反して、声音は柔い。 彼が選べないというのなら、選ぶまで。 一度己を選ぶと言わせた以上、 もう躊躇いはなかった。]**
(*105) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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[綺麗な顔が、離れていく。
視線は絡み合ったままで。多分、私は茫然として。 そのまま顔を真っ赤にしている、ことだろう。
「つい」
だと、彼は言う。
麦穂の、くすむ金色の髪で 赤縁の野暮ったい眼鏡の子でも
唇が綺麗な形なら。触れたくなるの?
――ことばがきっと足りない、あなたと、わたし。 でも、1つだけ。]
(*106) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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煙さんは、したいの?
[尋ねると同時に、手を伸ばす。 貴方の頬には触れられたかしら。
触れられたなら、頬から唇の方へと指を動かして。 上弦の月のように弧を描こうか。
ああ、確かにそうね。 綺麗なかたちをしていたら。触れたくなる。 ”選ぶ”の、ならば。]
(*107) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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私はそうね。してみたいわ。*
(*108) 2024/02/27(Tue) 22時頃
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>>*106>>*107>>*108 ……………あのねえ………… ちょっとは躊躇しなさいな、口調がこれだから忘れてるかもしれないけれど。
……「俺」は男だよ?
[先程問うたのは己の方だと言うのに、この言い種である。ある種の最終通告に近い。
――蠱惑的な笑みを浮かべられて、ぞくりとしたのだ。普段はすぐに引っ込んじゃうくせして、そんな顔も出来ちゃうのか。本当に、この子は。
人の気も知らないで。]
(*109) 2024/02/27(Tue) 22時半頃
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……したくないのなら、 お誘いなんてしないでしょ。
了承は取ったから、ね。
[己へと触れた手に、自身の手を重ねて握り。 再び口付ける。今度は重ねるだけのものではなく、より相手を求めるように。舌先で唇を突き、隙間から忍び込ませる。「逃げちゃ駄目」と言い聞かせるよう、唾液を絡ませて、深く深く。]*
(*110) 2024/02/27(Tue) 22時半頃
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[夜道を馬車で進むのは初めてのことではないが 思い出はどれも憂鬱だった。 今も不安が無いわけではなく、夜闇に刺激されてか ジャーディンは重い気分になっていた。 やがて屋敷へとたどり着けば 灯に照らされたウィステリアに迎えられ、>>*99 馬車を降りて入った邸内は 絨毯のおかげで靴音が響かない。 暖炉の上に飾られた夫婦らしき肖像画は 恐らく彼女の両親であろうと当たりをつけた]
(*111) 2024/02/27(Tue) 22時半頃
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食事は、はい、ドールたちは皆一緒に。 自分たちで作ることがほとんどでした。 材料はオーナーが用意してくれました。 [料理ができない者は互いに教え合うか オーナーに教えてもらうか、 あるいは作る以外の仕事をするか。 質素なメニューを用意してもらえば安堵して、>>*100 彼女の後をついてパーラーへとたどり着く]
(*112) 2024/02/27(Tue) 22時半頃
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あの……カコ様と一緒のテーブルで……? [案内してもらった席は彼女と一緒のようだ。 そのことに戸惑って問いかける。 呼びかけは彼女の返答通り、今までと同じだ。>>53 主人との同席がこの屋敷のルールだというなら 従う以外にないが、ジャーディンにとっては あまりにも慣れないことであった。 グラスに葡萄ジュースが注がれたのには気付いても 彼女に応じるようにグラスを掲げる知識はなかった]
(*113) 2024/02/27(Tue) 22時半頃
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着替えは持ってきました。 パルテールで着ていたものですが……。
他のものを着るべきでしたら そのようにいたします。 同室の方にご挨拶しなければ。 [接客のためと用意されたものの他はない。 眠るときは下着である。 使用人は相部屋とジャーディンは思い込んでいる。 過去、短い間勤めた勤めた屋敷は いずれもそうだったからだ]
(*114) 2024/02/27(Tue) 22時半頃
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[彼女はやはり、奴隷を一人の人間として 尊重してくれる人のようだ。>>*104 その慣れない扱いには末恐ろしさがあったが、 一方で安心できることもあった。 『ここで生きて、ここで死になさい』>>*105 死をこの家で迎えて良いのだと、 これ以上どこかに行くことを考えなくていいのだと そう保証してもらえることに心が安らいだ。 ここでどんな扱いを受けることになるかは 日々を過ごしてみなければわからないだろうが、 何度も路頭に迷うよりは命を絶たれたほうが楽―― 奴隷の人生とはそういうものだろう。 もうパルテールに戻ることはないのだから]**
(*115) 2024/02/27(Tue) 22時半頃
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わ、忘れてはいないけれど。 でも煙さん、は煙さんだと思ってて。
[憧れて、綺麗だなと思っていて。話し上手で。 仕事を真面目にこなす人で。気遣いのひとで。 指折り数えることができる、貴方の良いところ。
そんなあなたが呆れたようにつぶやく言葉に、 反射で反応すれどもあまり育たぬ危機感は未だ蕾。
されど情緒は未成熟でも。 成年している、娘なのだ。
重ねた手をほどくこともせず。 ――触れるだけのものから、口の中へと侵入し、 互いに絡む舌に。混ざる唾液と、鳴る水音に。
息すら、忘れてしまう程。 知りたがりの娘は、逃げることすら忘れて。]
(*116) 2024/02/27(Tue) 23時頃
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―― っ、ふ、 ぅ。
[口の端から時折漏れる声は、 口づけの合間の呼吸の仕方を知らぬ、証。
蹂躙される柔肉は、其れを味わう舌に濡れぼそり 取られた手の指が縋る様に、甲を握る。
くらくらするのは酸欠から?今の状態への酩酊? 或いは、 両方*]
(*117) 2024/02/27(Tue) 23時頃
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>>*116 ……あたしはあたし、か。
[彼女の言葉を反芻する。リッキィらしいといえば、らしい答えだ。……果たしてこの先まで行ってしまっても、そう思ってくれるのだろうか。
>>*117 深く口付けた合間に漏れる声が、柔な口内の感触が、握り返される手が。その全てが己の本能に火を灯すのに充分で。
……それでも一応、ギリギリの所で理性が押し留めてはいる。性急に、コトを進めないようにと、戒めるように。
……許諾を得てしまったからには、彼女を満ちたりさせるまで。]
(*118) 2024/02/28(Wed) 00時半頃
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[頃合いを見て唇を離せば、互いに伝う銀糸が扇状的に見えて。酸欠と酩酊でぼんやりとしているだろう彼女へ囁く。]
…………失礼するわ。
[ベッドには座らずに、彼女の前の位置から動かないまま。唇と舌は彼女の耳朶や首筋に這わせて。着ている上着の前側だけをはだけさせ、肌着や下着をズラし胸部を露出させた。控えめだが形の良いそれに優しく触れる。
まだ中心には触れず、じっくりと焦らすように。もどかしそうにしてきた頃合いに胸部の最も敏感な部位へ触れ、首筋を責めていた唇を離して片方の先端へ舌を向かわせる。
そこもまた、ゆっくりと。快楽を拾いやすいように、時間をかけて愛撫する。]*
(*119) 2024/02/28(Wed) 00時半頃
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