15 青き星のスペランツァ
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― 三日目/研究室 ―
[その報せを聞いたのはモニター越しの通信回線だった。 座標は海周辺、通信信号がひとつ足りない。]
……状況は!?
[慌てて音声回線を繋ぐとアリババがキランディの名を呼ぶのが聞こえた。落ち着かせるような声音に混じる取り乱したキランディの悲痛な声。 それだけで何が起きたかは察しがついた。]
…………ッ
[声を出すことはできなかった。 現場ではライジ達が対処に当たっているに違いない。 ……大丈夫、きっと彼らなら。大丈夫。 頭の中で繰り返す。 まだ命が繋がっているならば…やれることはあるはずだ。 僅かな願いをかけるよう、処置室へと駆け込んだ。]
(20) 2021/11/13(Sat) 02時半頃
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― 二日目/"海"付近 ―
[>>3:158スパーンと断られるであろう希望にしょぼくれるアリババが居たかもしれないが、そんな理由で悲しんでいる暇は無いという事を今は知るよしもない。
幾つもの探査船に乗って、美しい星を見つけて、皆で喜んで、けれど自分だけは外に出られない。 探索が始まって早々に叩き付けられる体組織不適合の文字と、あらゆる手を尽くしても覆しようのない結果。 そして別の探査船へ、 別の、また別の船へ。
そんな事を何度も繰り返す中、別の探査船で久しぶりに出会った同族を見つけた。 彼も自分と同じく何処にも合わなかったらしい、似たような旅の話を幾つか聞く。
最も、彼は既に諦めていたようで、老いた身体は少し後に寿命で死んでしまった。 彼のポジションは自分が引継ぎ、彼の残した『彼の感情』が一切混ざらない純粋な記録としての『記憶』も、記録として引き継いだ。
彼も何度も引き継いできたようだ。 旅の記録を数度、自身の中で静かになぞる。]
(21) 2021/11/13(Sat) 02時半頃
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[自分達は体内に異物を入れる事が出来ない。
それは母星に居た時から変わらない体質で、 治しようも無い物で、
唯一口にできる、異物でない物と言えば――…
老いた彼の身体を、幾度もの謝罪と共に口にする。 そうして引き継ぎを行い処理する。 これで自分の寿命が延び、そして我々の『知識』が途絶える事は無い。
死体は嫌いだ、 遺体の前に居る自分の姿が、どうしようもなく嫌いだった。 同族以外の遺体を食べる事は決して無いものの、どうしようもない程に罪悪感が募る。]
(-22) 2021/11/13(Sat) 02時半頃
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[まだ、まだこの宇宙に未探索の地は数多有る。 『マーレ10』の探索も始まったばかりだ、落胆するのはまだ早い。
なに、うっかり船内で拾い食いでもしない限りは自分は死なないさ。 もしくは知識欲で暴走したまま無計画に外に飛び出す行為をしなければ。>>3:159]
ああ、楽しみだ 私の顔は…、一体どんな物なのだろう
[今は分からないけれど、 君に見せるその時を楽しみにしている。 約束したいつかの未来を、今は暗色の水面で微笑みながら。
なんかデートみたいだなとふんわり考え、若干気恥ずかしい思いを抱きながら、イースターがこの船に乗った理由を聞くのを忘れて居た事を思い出したが聞きそびれたまま、
その後はゴチャゴチャ荷の選別作業をして居ただろう。**]
(22) 2021/11/13(Sat) 02時半頃
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/* 此処に青春みたいななにかを出しておきますね
(-23) 2021/11/13(Sat) 02時半頃
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/* よふかしっ!!!また3時だねぇ〜〜〜〜っ
(-24) 2021/11/13(Sat) 03時頃
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― 三日目/医療処置室 ―
[処置室には培養ポット、生体細胞、薬品の数々が並ぶ。 焦る心をそのままに、ただただ思考を巡らせる。]
早く、早く。今度こそ間に合わせなければ……
[クルーの生体情報はすべてデータベースに記録がある。 浮遊種であるハロの身体は大気よりも軽く繊細だ。 循環液はなるべく多い方がいい。 処置には時間がかかるし、生体ポットも用意しよう。 皮下組織は生成に時間がかかるが繋ぐことはできる。 海に溺れただけなら医療キットだって役に立つ。]
ハロ君、無事であってくれ……
[現場の通信が行き交っている。 正直なところ、状況は絶望的といっていい。 けれど、そうだとわかるまでは……後悔はもうしたくない。**]
(23) 2021/11/13(Sat) 03時頃
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[キランディの通信機からは、暫く抵抗する様な物音が続いたものの、不意に静まる。その反動か、探査機という屋内へ場所が移ったからか。錯乱しているであろう口から漏れる微かな呟きも、聞き取れるものとなるだろう。]
……オレが、関わったから ごめん、ハロ。ごめん………ン。助け、られなくて ……ーチ…リム、約束……けど やっぱり、オレは、死神……。 キランディ……、…………。
[その意味を全て解した者は、恐らく一人も居なかっただろう。彼は、自分の来歴を人に語った事は無かったから。]
[一つ、確かなのは。精神的負荷と負傷、それとその後の無理が祟り、キランディがこの場で意識を失い、この呟きも途絶えた事。それだけだ。]
(24) 2021/11/13(Sat) 04時頃
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/* ごめん、ハロ。ごめんギロチン。助け、られなくて チャーチグリム、約束したけど やっぱり、オレは、死神だよ。 キランディには、なれない。
ここに居るのは、『キランディ』という人物に 憧れて、その口調と名前を借りて生きて来た 一人の愚かな青年だよって話。 今まで関わった人間は全員死に絶えてるクラスの 死神体質の青年だと思うよ。この村が証明してる
(-25) 2021/11/13(Sat) 04時頃
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キランディは、気を失っている。**
2021/11/13(Sat) 04時半頃
青い星 地球は、メモを貼った。
2021/11/13(Sat) 05時半頃
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― マーレ10での出来事 ―
ひとまズ、戻りましョウ。 少しハデータが取れたハズでス。タプルなラ、データ解析をしてくレルでしョウカ。
[マーレ10の探索から帰還しようとしている最中に信号が走る。]
(25) 2021/11/13(Sat) 05時半頃
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……海の方向でスカ。予定変更。向かいまス。
[引き上げようとした矢先に知らされる悪い知らせ。チキュウは海の方向へと増援に*向かう*]
(26) 2021/11/13(Sat) 06時頃
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青い星 地球は、メモを貼った。
2021/11/13(Sat) 06時頃
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― 安置室 ―
[謹慎の通達があった。 遅かれ早かれこういう日は来るだろうと、そう思っていた。いや、思った以上に来るのが遅かったというのが本音だ。 おそらく『ヨーランダ』が死亡し、そこから調査が入ったのだろう。『ヨーランダを名乗る男』が調査船の船員として働いていると……]
[幸いなことにこの船では斎を重視している。船員との交流の禁止はあれど、墓守として安置室で働き続けることは許された。それでいいと思った。居場所であり自分の本質を失わずにすんだから]
(+0) 2021/11/13(Sat) 09時半頃
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[通達からさほど時間が経っていない頃だった、空のカプセルが運ばれてきたのは。ヨーランダに謹慎処分が下ったことは、本人への通達と同時に全クルーに知らされている。
カプセルを運び入れたやたら独り言の大きい船員は 「落石事故だってよ。一緒にいたキランディはだいぶ憔悴してるんだってな」 と、弔いの準備をしているヨーランダの背後で、やたらと大きな独り言を言い続けている。
キランディはハロと調査に行くと言っていた。きっと自分に責任があるという念に苦しんでいるのだろう。 ヨーランダもその気持ちはよくわかる、自分が頼まなければギロチンの運命は変わっていただろうから。 ……いや、比較するのも失礼だなとヨーランダは思い直した。だが、同じ気持ちを持っているとしたら話しくらいは聞けるだろうか?]
[ヨーランダは“うっかり”メモとお供えのお菓子を包んだ紙包を落としてしまった。 やたらと独り言の大きい船員は これは誰の忘れ物かな と包み紙を拾い、ニヤリと笑いながら安置室を出て行った]
(+1) 2021/11/13(Sat) 09時半頃
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[一人になったヨーランダはカプセルを覗き込んだ。 空だ。 こういうことは稀ではない。何故なら死に形はないからだ。 ある人は現場に残されていた服の一部だけ収められた、ある人は唯一持ち帰ることができた触角だけ収められた、ある人は形成不可能として袋に入れられたまま収められた]
はろ
[ヨーランダの手は自然と出発前に触れられた頬に伸びた。小さい体で飛び回り、みんなとお喋りしていたハロはここにはいない。 もし、一部でも回収できるのなら回収してほしい。マーレ10に置き去りにするのではなく、一部でも一緒に帰還したい。 先にこの部屋に来たアシモフとギロチンと一緒に、寝かせてあげたい]
おやすみ。
[棺の主の不在を隠すように、ヨーランダは空のカプセルに布をかけた**]
(+2) 2021/11/13(Sat) 10時頃
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─ 三日目 アリババのいつもの場所 ─
[その場を動けなかった。 通信の音が、船内の喧騒が、耳から入って、どこも通らずに抜けていく。 確かに此処にいる筈なのに、何もかもが遠くて、自分だけ薄い膜を一枚隔てた別の世界にいるような、不思議な感覚だった。
──どうしよう。 何も浮かばない。思考を動かせない。
ふと、探索初日の夜中に、ハロと話したことを思い出す。>>1:69 行くと、確かめると『本当』になってしまうから、という意図のことを、ハロが言っていたのを思い出して、ケトゥートゥは。 通信を切って、端末を伏せた。**]
(27) 2021/11/13(Sat) 10時半頃
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─ 三日目 通信:アリババ>>9への応答 ─
[無事の報せに、ほっと胸を撫で下ろす。ライジだけでなく、アリババ自身も問題なく無事とみて良さそうだ。 アリババがあの勢いで飛び出していったのだ、勝算はあったのだろうし恐らく大丈夫だろうと信じてはいたけれど(まさか行き当たりばったりだったとは思っていない)、やはり心配に緊張していたのだろう。身体の強張りがほどけるのを感じる。]
まだまだ油断しないでヨー! 帰ってくるまでが探索だからネ! 言いたいこといろいろあるって、ライジにも言っておいテ!
[言いたいことは戻ってきたら直接言うつもりで、そのときはそれだけに留めて。 ふたりの帰りを待つ間、何をしていようか──と考えたとき。 朝、ハロとキランディに、行ってらっしゃいを言い損ねてしまったことを思い出す。 二人にも無事に帰ってきてほしいなと思って、気をつけてねを言いたいと思って。 一言だけと思って、通信を、そちらへ。
そのあとは──……、 **]
(28) 2021/11/13(Sat) 11時頃
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/* ケトゥートゥ………………
(-26) 2021/11/13(Sat) 11時半頃
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/* って言った後にこの発言するのあまりにもアレなんですけど、希望の死因全然思い付かなくて もし死んだらランダム振るかと思ってましたが 今ふと、地盤が緩くなっている箇所に足を踏み入れてしまい 天然の落とし穴に落ちて落下死というのを思いつきました とはいってもそうなる事はないのだが…… や、あの 地上より地下がいいなと 海もあり その場合はブルーホールかな
(-27) 2021/11/13(Sat) 12時頃
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― 海 ―
[特に抵抗もなく、大人しく探査機に乗ってくれたことにひとまず安堵した。が、吊り上げられていく岩と、その下にあるもの――あるいは、その間で糸を引く何か――が視界に入れば、危惧していた通り、キランディは外に飛び出していこうとする。>>18]
……、
[かける言葉は見つからず、ただ折れていない方の腕を掴み、鋼鉄の腕を回して抑え込む。ドームはこちらでロックしているので開けられはしないが、抑えておかないと強化ガラスに体当たりでもしかねない勢いだ。]
(29) 2021/11/13(Sat) 12時半頃
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[けれど、何事か呟いていたキランディの体からはやがて力が抜けてしまった。>>24 やりすぎたか、と慌てて顔を見るが、どうやら気を失っている様子。呼吸は一応あることを確認して、ほっと胸をなでおろす。 呟きの意味はわからなかった。聞き取れた"死神"という言葉は、気にはなったけれど。ひとつだけわかったのは、キランディも何かを喪ったことがあり――それを自分のせいだと、悔いているということ。]
……アリババ、キランディが気絶した。 腕のこともあるし、このまま中で休ませておく。
[機体の操作に集中しているだろうアリババに一応そう報告し、キランディの体を抱える。 驚くほど軽い体に不安を覚えながら、仮眠用の毛布を広げてその上に寝かせた。毛玉だらけでちょっと臭うが、意識がないなら文句も出ないだろう。長い翼と足を伸ばすほど広くはないので少し丸まってもらった。]
(30) 2021/11/13(Sat) 12時半頃
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[そうして、岩を撤去し終えたアリババの方>>19を見る。 彼はそこから動くことはできない。今この場で動けるのは自分だけだ。]
…………。
[ドームを開けて、外に出る。常とは違い、しっかり閉めてロックをかけてから、地面に飛び降りた。
岩のあった場所に、近付いていく。]
(31) 2021/11/13(Sat) 12時半頃
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……ハロ、……
[見覚えのある色と、見たくもない色が、混ざり合ってそこにある。 キランディからの救難信号はクルー全員に届いているはず。きっとそれぞれがハロの身を案じ、あるいはまだ間に合うと信じて動いている者>>20もいるかもしれない。けれど、
――無理だ。
そこにあるものを。 "本当の本当"を。>>2:69 もう直視してしまった。
岩をどけなければ、ハロは行方不明ということになっただろうか。 ちょっとどこかに行ってしまったけれど、そのうち気まぐれに帰ってくるかもしれない、なんて思えただろうか。
そんなことはありえない。 ハロの身に起こったことは、あの映像と、音声と、通信途絶が示す通りだ。>>156]
(32) 2021/11/13(Sat) 12時半頃
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……連れて帰って、やらないとな。
[口に出した声が震えているのを自覚する。 何度も唾を呑み下しながら、散らばる欠片のひとつを拾い上げようとする。 しっかりと見なければ掴むことはできない。それでも視線が定まり切らない。見たくない、と訴えるように。]
……ッ
[耐え切れず背けた視界の端に、青い色>>26が映る。 そこには、浮遊する青い球体の姿があった。**]
(33) 2021/11/13(Sat) 12時半頃
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/*アンカー間違えてた 草 ライジそれです正解
(-28) 2021/11/13(Sat) 12時半頃
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/*あっでもライジもそのつぎのを間違えてた 仲間!
(-29) 2021/11/13(Sat) 13時頃
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/* アーーーーーーー!!!!!あっちもこっちも地獄!!!!!! エーーーン……
(-30) 2021/11/13(Sat) 13時頃
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/* ライジの死因については最初からそのつもりだったのですまねえとしか言えねんだすまねえ>ケトゥ・キラメモ
(-31) 2021/11/13(Sat) 13時半頃
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/* 糸を引くなにか>>29
キランディとアリババとライジで、ハロの残した地獄をきれいに広げていく共同作業、いいですね
(-32) 2021/11/13(Sat) 13時半頃
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/* ほんほん、墓場は表では見えないし、墓場同士としか秘話できないのね。 ほはギロチンの心に直接語り掛けてみるか。
(-33) 2021/11/13(Sat) 14時頃
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/* ライジくんにマグロ拾い()させちゃってるよおぉ この翌日に入水しちゃうんです???? これ覚えてれば死ぬ事は無いヨーランダくん以外の 人外全滅なんですよねヒーン 今とても溶けたい
(-34) 2021/11/13(Sat) 14時頃
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