15 青き星のスペランツァ
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[仲間達の亡骸を見るたび、少しずつ何かが削れていく感覚がある。 けれど、それ以上に、恐怖に足が竦む。 死ぬことも怖いは怖いが、それとは違う。 もう動かない体を見るたび。息の絶えた人を見るたび。
それが別のものに変わるのではないか。 そんな恐怖が、眩むような黄金の輝きと共に、こびりついて離れない。]
(23) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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…………、そろそろ戻るか。
[頭を振って、操縦桿を握り直す。 気がつけば日も暮れかけている。あまり戻りが遅いと心配する者がいるかもしれない。 誰かが気にかけてくれるというのは、これまである種の命綱だった。多分、それがなければとうに死んでいただろう。]
ありがたいよな、本当に。
[だからできるだけ、帰ってこようと思う。 できるうちは。**]
(24) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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ケトゥートゥは、別地点での植物のサンプルに大喜びする。>>20
2021/11/11(Thu) 13時頃
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/* >>19 アリババ「(グチャア)」
(-15) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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/*えっ何その過去 こわっ ライジさん何があったんですか???
あとほんとその死にそうなフラグ立て続けるの勘弁されたし
(-16) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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/* おれはなんかまた見切り発車をしたような気がしているが困るのは明日とか明後日のおれなので今は考えないことにします
(-17) 2021/11/11(Thu) 13時半頃
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/*これはリアルタイムのめっちゃ個人的な呟きなんですけど、ずっと休職していた隣の席の方が先週末に亡くなられて、今隣の机にはお花が飾られていて。菊の香りって死に紐づいてるんだなって思う。パーテーション越しに死の香りがする。なんで私この香りの横で死を悼むRPについて考えたりレクイエムの歌詞に齟齬がないかチェックしてるんだ???
職場でやるなって話でした。はい。
(-18) 2021/11/11(Thu) 14時頃
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/* ケトゥいちいちかわいいのよ
ギロチン発見もしたい気持ちがあるしジルを撫でにいきたい気持ちもあり、おれが足りない
(-19) 2021/11/11(Thu) 14時頃
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/* 45(0..100)x1
(-20) 2021/11/11(Thu) 14時頃
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/* 50以下ばっかり出るな。 いつもこうであれよ。まったく。
窒息死ー? にするかどうかは、よくわからん。 うーん。
(-21) 2021/11/11(Thu) 14時頃
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/* 轢死がいいなと思ってたんだよな。圧死? 落石みたいなのが上からドンと落ちてきて、ぷちっと。
(-22) 2021/11/11(Thu) 14時頃
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― 安置室 ―
[探索から戻って来て、暫く後の時間。イースターもまた、ギロチンの死>>#0を知る事となった。 彼は探索ではなく、手伝いを行っていた。船の周辺は『マーレ10』の中では安全な方の筈だ。余りにも突然で、昨日>>2:23の様に悲しみに身を任せ涙を零す事すら出来なかった。
呆然としたまま、イースターは安置室に訪れる。 そして静かに佇むヨーランダ>>12の姿と、毛玉の同志の、冷たくなった姿を見る。行きも帰りももふもふぴょんぴょんとしていた彼は、もう二度と動かない。]
(25) 2021/11/11(Thu) 14時半頃
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……ヨーランダ様。
[控えめに。しゅんと垂れた様子の触角のまま。ヨーランダへと話しかける。]
イースターに、弔いのやり方を。 教えてくれませんか。
[イースターは自らの種族の死の感覚が、他の多くの種族のそれと、違う様に思えていた。故に、一般的な弔いの方法が分からない。 彼はアシモフの時>>2:22から、イースターの知る限りずっとこの部屋に居る様に思えた。故にもしかすると、こういった物事に詳しいのかもしれない。 そう判断したイースターは、事実の確認の他に、この事を尋ねようと思い墓所に訪れたのだった。]
(26) 2021/11/11(Thu) 14時半頃
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― 二日目/"海"付近 ―
[専用ホバーを作るであれば任せたまえケトゥートゥ君の物も私が制作チームメンバーの一人だ是非任せたまえ私達に。 丁度次はもっとスピードが出るような物を作ってみたかった所なんだ丁度。 ぜひじっけんだいにライドオン。>>3 チキュウ君を作ったキカ君の事をどうこう言える立場ではない。
時間がかかってしまった事については、いいんだ、と。 動く触角を見ながらそう伝える。
此方こそ移動手段を深く聞いていなかった。 それに昨日から今日にかけて、各々が普段通りのペースでは無い事は分かり切っている。かく言う自分も、そうであるし。]
(27) 2021/11/11(Thu) 14時半頃
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[自分の話を聞きたいとは、はて、何かやらかしたっけ。首を傾げると、ボチャンと頭部が音を立て揺れる。>>4]
構わないよ、 私もこれからサンプルを拾いに行くし
[手分けして探してもいいが収集物が被っても困る。周囲へ気を配る意味でも、同行したままの方が良いだろう。 いくら警戒していようが大型の海獣が水中から飛び出して来たらたまった物では無いのだがね。 なに、真水だからと言って何も居ないと決めつけるのは早すぎる。
海の探索機材はそこまで無いが、拾いものぐらいはできる。予備のポッドもある事だし、タプルの要望と、あとは個人的に気になる物ぐらいか。>>6 岩場での探索はやる事が大体決まって居たため問題無かったが、 船外自由行動探索範囲が広すぎると、好奇心の赴くままズンズンと危険地帯に突っ込んで行ってしまう気質の為、同行者と時間や機材制限があるのは有難い。
つまり何も問題ないとも。 会話を続けながら、機材を幾つか荷台から降ろす。]
(28) 2021/11/11(Thu) 14時半頃
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― 二日目:タプル宛ての通信 ―
ああ、私を永遠に掻き立てるものだ
[さざめく波の音、星の声、命の鼓動。>>5>>6]
生ある星の命の象徴であると同時 私を拒絶し、死に至らしめる物
[岩場の有毒地帯も、穏やかな海の淵も、 アリババにとって大して違いは無い。 >>2:4 船やスーツから出れば数十分で体組織が崩れ落ちる星の上、求める物は唯一つ。]
もう少し、この猛毒の星の上で、 …私が生きて行ける道を探してみようと思う
["海"の水資源をポッドに収める音を背景に、通信は切れる。*]
(-23) 2021/11/11(Thu) 15時頃
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[寧ろいつまでも現地サンプルにへばり付いて居たら叩いて引きずって行って欲しい。 気になれば何百年でも調べ解体し続けて、終わる頃には本当に何も残らないのが自分なので。
タプルの言葉通り、この地の全てが自分を掻き立てる物。>>5>>6 憧れてやまない光に、もう少しで手が届きそうな気がする。
自分の報告が問題無く届いている事を確認し、タプル宛ての通信を切った。*]
(29) 2021/11/11(Thu) 15時頃
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/* ヒィーッ思ってたより遅くなってしまって申し訳ない。もっとはやくくるつもりが
(-24) 2021/11/11(Thu) 15時頃
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/* 擬狼妖精が落ちていくかなと思ってたらそんな事は無かったのでにんずうがたもたれてるのだな
(-25) 2021/11/11(Thu) 15時頃
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― 安置室 ―
[弔い方は自由だとヨーランダは考えている。しかし、教えを乞う>>26ならヨーランダは自分がやっている方法を教えている。 造花の山から赤い花(どういう種類かは知らないが)を二本手に取り、一本をイースターに差し出した]
はな ぎろちん むける おく。 いーすたー ぎろちん おぼえる ずっと。 ぎろちん いきる する いーすたー なか。 あしもふ おなじ、 いーすたー なか いきる する。
[手本を見せるかのように花をカプセルに向けて献花台に置く。そうして拙い言葉で自分がそうする、弔いの方法を伝えようとしているのだ。
「ギロチンのことをずっと覚えている。覚えている間はギロチンはイースターの中で生きてる。アシモフもイースターの中で生きている」
と**]
(30) 2021/11/11(Thu) 16時頃
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― 二日目:帰還 ―
[サンプルの提出先には様々な解析班、担当者が居る筈なのだが、何故かアリババの元に集まって来る事が多い。 船内での行動が目立つからなのでは?というのが有力候補として上がるが、本人的にはそこんところいまいちよく分かって居ない。
キランディの戦利品>>2もこちらに来る予定であったかもしれないが、生憎と今日は外出している。受け取りは帰宅後か、もしくは別のクルーが代理で行っただろう。
今朝見かけたギロチンに、今度はきちんとただいまと声をかける。 明日も出立するクルー達とギロチンとの掛け合いが見れるのだろうなとぼんやり考えながら、タラップを登り船に帰った。
マップから名が欠けた様子は、あれから無い。 クルー達が続々と船に戻って来る。遠出した名前も付近まで引き返してきているし、負傷の信号を出して居る者も居ない。
一旦そこでマップを閉じる。さて、情報の整理に取り掛かるとするか。 自室に戻り、探索用装備から形があやふやな本体を全て出し切ると、そのまま普段の『袋』に潜り込む。 レトロ趣味な黒い服を着たヒューマノイドが、テーブルの上の帽子を拾い上げ、顔の無い頭部を隠した。]
(31) 2021/11/11(Thu) 17時頃
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[暫し部屋に引き籠っていたものの、二日分のデータを纏める途中で一旦休憩を挟むために席を立つ。
受け取ったデータが多い程、それに関わるクルーは多い。 持ち帰った物がどうなったのか、どうであったのか。気にするのは当たり前の事であると、休憩交じりに該当者の元へ赴き口頭での簡易的な報告を行う。
無論事務的報告は後日もしくは事前に渡されるが、船内で共同生活をする間柄、堅苦しい物より此方の方がずっと良い。 この雑談に混じる些細な言葉が、実は本人も気づいて居ないような未報告物であったりもする。
余程の人嫌いでなければ声をかけ、言動や精神が幼めなクルーに対しては褒める可愛がる等の対話を行う。 ハロは分かりやすくソレだ。言動に振り回される事も多いが、悪い気はしない。>>2:55]
(32) 2021/11/11(Thu) 17時頃
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[だから、そう、幾つか整理済みの物とそれを持ち込んだクルー達の顔を思い浮かべながら、何の気なしに人の声の多い方へ向かった。
タラップの方が少し騒がしい、何事かと知りたがりの習性のまま首を突っ込む。 丁度無人探査機が戻ってきた所らしいが、探査機が帰ってきた程度ではこんなに人は集まらない。それに皆の視線は探査機では無く、別の物に向けられている。 交わされる会話も深く聞かぬまま自分も視線をやれば、中心には見覚えのある身体が静かに眠って居た。]
(33) 2021/11/11(Thu) 17時頃
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あ…、
[単語ですら無い声が漏れる。 もっと話しておけば。そんな後悔がよぎるも既に遅い。>>2:128>>2:129
"ソレ"が冷たくなったギロチンであると理解した瞬間、アリババの身体がぐちゃんと地面に崩れ落ちた。
精神的動揺から一瞬気が遠くなる。 再度持ち直したものの、身体の一部は既に『袋』から零れぶちまけられていた。慌てて形状を元に戻し雑にかき集め、二本足で立ち上がると何でもないと言い人山を後にする。 取りこぼし集めきれなかった分は全て蒸発していたが、体積の変動があっても、体組織が全崩壊しなければ命に支障はない。>>1:18
その後は自室に戻り、大型の円柱水槽にも似た入れ物の中で、泣けない身体が静かに揺れて居た。*]
(34) 2021/11/11(Thu) 17時頃
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/* アリババが零れちゃう(二回目)
(-26) 2021/11/11(Thu) 17時頃
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/* みんな……かなしい……
(-27) 2021/11/11(Thu) 17時頃
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/* 覗きに来たらアリババが人の形じゃなくなってた 最初あんまダメージ受けなさそうな印象だったけどがっつり入ってるのめちゃくちゃおいしいやつですね うれしいですね
(-28) 2021/11/11(Thu) 18時頃
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[棺となるカプセルに布をかける手を止め、棺ごしにギロチンの体を撫でる。 いつものやわらかい毛の感触とは程遠い、硬い手触りだ]
ぎろちん。
[声をかけ、心の中で語り掛ける。
「君は最期に何を見て、何を触って、何を感じてたんだい?」 「言わなくてもいいよ。それは君だけの経験で記憶だから」 「君のママにも言わなくていいからね」 「……もし君じゃない君に会えたら、また友達になってくれるかな?」]
おやすみ。
[布団をかけるように棺に布をかけ、ヨーランダは目頭をぬぐった]
(*2) 2021/11/11(Thu) 18時頃
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/* それはそれとして人体が崩れるやつライジめちゃくちゃ苦手なので目撃しにいきたいな♥
(-29) 2021/11/11(Thu) 18時頃
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― 二日目/"海"付近 ―
[実験台>>27と認定を受けている事は露知らず。恐らく帰還後に、専用ホバーの申請をメンバーにお願いする事だろう。後の調査にて風になるイースターが居るかも知れない。]
ありがとうございます。 それならば丁度良いですね。アリババ様とイースターでは、目に付ける物も違うでしょうし。
[彼が何かやらかしたという訳ではない。ただ、何となく誰かと話をしていたい気分だったのだ。 機材を用意するアリババ>>28と共に、イースターは先日と同様に、瓶の中に水の周囲にある砂や土。もしも許可が貰えるようならば"海"の水も少し採取をする。 その他(念の為手袋を嵌めてから)石や、僅かに生えていた植物を拾って詰めて、鞄の中に入れていく。 イースターもまた好奇心が強い方だが、流石に日が沈む頃には帰る事を促すはずだ。>>29]
(35) 2021/11/11(Thu) 19時頃
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……ああ。そういえば。
[ある程度サンプルを集め終えた後、不意に声を掛ける。]
ギロチン様からお弁当を頂いていたのです。 折角なので、この美しい景色を見ながら食事にしたいとイースターは考えています。
[ちなみにイースターの食事情は一般的な人類とそう変わらない。 好き嫌いは特には無く、余程のゲテモノでなければ大体美味しく頂くタイプである。 ――後に、イースターと似た様な事を考えていたギロチン>>2:124が、それが原因で運悪く>>2:126命を落とす事は。この時の少女は知る由もない。*]
(36) 2021/11/11(Thu) 19時頃
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