27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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─ 少し前:入館前 ─
[少しの間休憩をはさみ、幾分緩くなった保冷材をポケットに入れて 重い荷物を肩にかけ漸くと腰を上げてバスを降りると、 出た先で高祈に声をかけられた。>>0:308>>0:270]
わかった。
[「わかった。」は「じゃあ、行こうか。」への返事でもあり 「入る前に外でよく深呼吸するといいよ。」への返事でもある。 自分は不愛想で無表情な自覚はあるが、完全無欠の仏頂面というわけでもない。 わかりにくいというだけで、わかる者にはわかるような 本当に極些細な機微がある。 つかず離れず、遠いようでいて近いような不思議な距離感で 普段から絡んでくる高祈には、わかるものもあったのだろう。
それは一週間続く雨の予報の話の時、 自分が高祈のらしくない部分を察知したのと同じく。]
(48) 2023/07/27(Thu) 06時半頃
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自分はロータリーに。 黒、暑いから気をつけろよ。
[高祈がどこへ向かうのかは知らなかったが、 自分の目的地を伝えたのはただ何となくだった。 これといって展示物に興味はない。 自分が見たいものは、ロータリーのみにある。
外の日差しに真っ向から勝負する高祈の黒は この晴れた空の日差しを直撃しそうだなと、珍しく一言添えた。 自分の方が涼しい館内に入るのは後からになるだろうということは 棚に上げた言葉を彼に投げかけ、そのまま別れたのが少し前のことだ。*]
(49) 2023/07/27(Thu) 06時半頃
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─ 到着:ロータリー ─ >>0:254
[重い荷物を肩にのそのそと歩いていると この暑さにもかかわらず涼しげにスーツを着こなす男とすれ違う。 Tシャツの自分でさえ暑いというのに、と 違和を感じて振り向く頃にはもうその姿はなく。
じり、と暑い中に一筋毀れた汗の筋が 妙に薄ら寒く感じた。]
…………。
[短く息を吐き出し、向うは本館をそれて左側。 松や躑躅の先にある建物地下のロータリー。 八角形に出来た高い塀の中に ゆっくりと吸い込まれるように足を向けた。]
(50) 2023/07/27(Thu) 07時頃
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【─ 大藤 久影 ─】
大藤久影という男に、口にも筆にも尽くせぬ物語などない。 平々凡々な両親、一般的な家庭。 少しの友人、良心的なゼミの仲間。 問題も不幸も特筆するほどのこともない。 仄暗い過去もなければ、重く心を占める枷も。 悪くいえば幸も。良くいえば不幸も。
何も、無いのだ。
かわりに穴が開いている。 欠如にも、欠落にも近い、穴が。 冷たい、冷たい、空洞が。
(51) 2023/07/27(Thu) 07時頃
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[ロータリーの中には、四角く切り取られた天窓があった。 自分はこれをみたくて、この場所にやってきたのだ。 そこは音を鳴らすと残響が長く続くことでほんの少しばかり有名で まるで天使の歌声のようと比喩されるような場所である。
事実、この場所で荷物を広げ ごつごつとしたカメラのシャッターを切る音は 長く長く、天使の放つ声と言っても過言ではないくらいに美しい残響を残している。
何より四角く切り取られた空から落ちてくる光は それこそ天界へ向かう架け橋を見ているように美しかった。]
(52) 2023/07/27(Thu) 07時頃
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これを登ったら。
(──幸せに死ねるんだろうか。)
(-6) 2023/07/27(Thu) 07時頃
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──バツン
(53) 2023/07/27(Thu) 07時頃
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[大きな揺れを感じた気がした。>>#0 そしてどうしてか、倒れ込んでしまっていたらしい。>>#1 起き上がり辺りを見回すも、三脚に立てたカメラは1mmも動いてはいない。
何が起きたのかと思考するよりも先に 舞い降りてきたのは天使の歌声。>>1
『アナタは死んだ ・・・・・・・・かもしれませんね?』
乞うてもいない慈悲深き説明がロータリーの中に響いている。 大きな事故が起こり、誰かが死んだらしい。 丁寧な口調が変わりまるで悪魔のように歌っても >>5>>6 そのバリトンは長く美しく聖歌じみて響く。]
(54) 2023/07/27(Thu) 07時頃
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そうか。
[こんな時までも、自分の表情は変わらなかった。 それは誰かのような自己防衛などではなく 本当に何もなかったかのような表情で。
四角く切り取られた空へ消えていく黒い羽根を ただただ見上げて。]
綺麗だな。
[心から、そう思っていた。**]
(55) 2023/07/27(Thu) 07時頃
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/* ほんとすまない連投マンで(´;ω;`) しかも今夜も来れないのよなぁ…お昼頃来れるといいな…! 絡めてない人と絡みたいが…ッ あと個人的に高祈と「スタンド使いは惹かれ合う」みたいになってるから なんかうまい感じで色々高祈の美味しいところを引き出す係になりたい(?)
(-7) 2023/07/27(Thu) 07時半頃
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── 回想・入館前 ──
[一つに纏められた返事に異議も不服もありはしない。>>48 たまに感化されたように此方まで効率化した口数になっても、 多くの場合二人の言葉数には大きな差があった。 それを別段気にせずに双子らしい片割れに絡み続けて今にある。]
……ん、どうしたの それを言うならまず君が他の色を着てくるべきじゃない?
[しかし、珍しいことがあった。>>49
いくら覗いてもまるでそこに何も無いように掴めない大藤久影は、こんなことを言う男だっただろうか? 降車した大藤に何かを感じ呼び掛けた成海にも、その言葉からは気遣い以外のものを掬い取るのは困難だった。]
(56) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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楽しんで、天使の歌声
[棚上げは許さないと、そちらも気をつけるようにと冗談と笑いが入り混じる返しに籠めて。 彼に倣って別れ際にもう一つ言い添えておこうか。
ロータリーには展示物ではないが少し有名なものがあると言う。>>52
成海は少しの間想像してみた。 見上げた天窓から溢れる光、その先には天使や神様ではなく他の観覧客が歩く地上がある。
──まるで彼の底知れなさとは正反対だな、と感じた。*]
(57) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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── 現在 ──
[福原との待ち合わせにはまだ時間があった筈。 大藤は果たして未だに地下にいるだろうか?
両者移動していそうだが、残りは居場所を想定すら出来ない。 誰でも良いので一度出会いたかった。
黒い天使の話を思うに、この空間にいるのは恐らく──]
(58) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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……え?
(59) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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[不意に、何か小さくて黒いものが曲がり角に消えていった。 風に乱されたスカートの端のように、優雅なようで不安定なはためき。
成海には、黒い蝶──カラスアゲハに見えた。 兄が部屋に飾り、婚約者が好いていたあの美しい昆虫。]
……
[見間違いだろう。 いや、そうでなかったとして、こんな自然の中にあれば夏場に虫の一匹や二匹紛れ込んでもおかしくはないだろう。
それが消えていった通路に鈍くなった足が到達した時、もうどこにも黒は見えなかった。
喉の酷い乾きを感じながら、順繰りに来た道を辿って歩く。 エレベーターはきちんと動くのだろうか、なんて現実逃避じみた思考がふと過ぎった。*]
(60) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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/* 成海さんは今日は日中いるのかな? 私も今日はいるのだけど、やりたいことありそう。 福原くんとカフェのお約束してたしね。 と、なると、基本ソロになるのかな。 最初にバラバラになってるし田端の行動の仕方だと合流できる気がしないのでのんびり構えてます。 あとできればアリババさんの反応欲しい♡
(-8) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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/* でもアリババさん消えちゃってたから反応は無いかなー。 話しかけにいくべきかどうしようか。 その前に朝ごはん作ろうね私(
(-9) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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/* あ、やっぱりオフか。 じゃあソロかな…昨日ベランダの亀が熱中症なりかけてたので先そっちやろ…ぐったりしてたもんね…
(-10) 2023/07/27(Thu) 08時頃
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─ 回想:入館前 ─ >>56
[自分が添えた言葉も、ましてや居場所を告げた事そのものも 普段なら伝える筈もないもので。 どうしてそんな言葉が出たのか問われたなら 表に出ずとも珍しくソワソワとしていたからか、 或いは──虫の知らせのようなものか。]
他か。 気が向けばな。
[自分は高祈ほど黒に拘っているわけではない。 ただ手に取るものがいつも黒いだけで、気が向けば赤でも青でも何でも構わない。 とはいえ、結局自分は黒を着るのだろう。 深い穴を覗くように、暗い色を。]
(61) 2023/07/27(Thu) 08時半頃
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/* 本当にイケメンなのかどうかはよく分かりません。本人は冗談で言ってたので。 婚約者と同じで言うほどではないが穏やかさと身分で付加価値上がってるだけなのかもしれません。
(-11) 2023/07/27(Thu) 08時半頃
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/* あ、大藤くんはいるんだー。 でも現在地、地下だっけ? この状況で地下行く…??? 取り敢えず入口に向けて動くかなあ。
(-12) 2023/07/27(Thu) 08時半頃
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/* ひとまず、消えてしまっていたはずだから、答えはなかったって確定して大丈夫かしらアリババさん。
(-13) 2023/07/27(Thu) 08時半頃
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/* 大藤にリアルタイムで出会うには朝ですか。厳しいですね。 それにしても、縮尺合わせて顔の角度同じにしたらまあまあ似てると思うんだけどどう?
(-14) 2023/07/27(Thu) 08時半頃
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―現在―
[消えてしまった黒衣の男>>6を引き止めても、返事はありませんでした。>>42>>43 消えてしまったあとなのですから仕方がありません。 田端は震える足を一度拳で叩きました。 一度では力が戻らなかったのでもう一度。もう一度。 何度か叩いてからやっと立ち上がり、辺りを見渡しました。 あの男の口ぶりだと、すでに誰が死んでいるのかは確定されているようです。>>3 そしてそれ以外の、夢に巻き込まれた人たちは大事に至っていないし死んでもいない。>>5 冷静に考えれば死んでしまっている可能性の方が低いでしょう。 大きく息を吸って吐き出します。 そして男の消えた虚空を睨みつけました。]
(62) 2023/07/27(Thu) 09時頃
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悪趣味。
[これくらいの悪態は許して欲しいものです。 そしてできれば人を探しに行く為に歩き始めます。 あの男がもう一度現れて、こちらに確定情報を渡してくれるのが今の田端にとっては一番ありがたい事なのですが、ここにどのくらいの人が居て、どのくらいのあいだ夢を見るのか、確認しなければなりません。 できればここに居るのは知らない人たちであって欲しい。 自分だって死にたくないけれど、知っている誰かが死んで欲しいわけでもないですから。 知らない人たちの方が後で忘れる事も容易いでしょう。 知っている人が相手なら、たとえ自分が生き残れたとしても苦しく思うでしょうから。
ただ、研究室の皆がこの美術館に居たのです。 それなら、どうしたって、知っている人がこの夢にいる可能性は高くなる筈。]
(63) 2023/07/27(Thu) 09時頃
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……………。
[こんな時に、助けて欲しくて名前を呼ぶ相手も、隣にいて欲しい人もいません。 田端はずっと独りで何もかもできないといけませんでしたから。 今までも独りで立ち上がり、立ち直り、行動してきたのです。 そして今回もそうでした。 まだ顔色は悪いですがあたりの探索を始めます。 知っている誰かがいないようにと願いながら。 今は一つ一つの展示品を楽しむ事は出来ませんでした。]*
(64) 2023/07/27(Thu) 09時頃
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ああ、高祈も。
[離れる前に掛けられた言葉には、端的にそう返した。 >>58 歌声を楽しむことに対してか、黒以外を着ろという意味か 明言せぬまま離れて歩き出す。 天使が下ろす梯子のような、底知れぬ穴のような場所へ。
そして今現在もそこで空を見上げている。
暑さに浮かぶ汗はこめかみから首筋を辿り落ちる。 美しく青い小さな四角を──
そういえば、蝉の声がしない。 あれだけ煩かった蝉の合唱もなく、静寂がこの場を包んでいる。 一体、何処へ行ったというのだろうか。*]
(65) 2023/07/27(Thu) 09時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/27(Thu) 09時頃
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/* 田端が優しくて可愛い。
大事なことなので太字でいいました( ˘ω˘ )
(-15) 2023/07/27(Thu) 09時頃
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/* こんなに間空いてるって事は秘話があったのかしら……?
(-16) 2023/07/27(Thu) 09時頃
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/* 何となく、白雪姫目線の転生林檎が田端っぽいかもしれないと聞いてます。
(-17) 2023/07/27(Thu) 09時半頃
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