人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【独】 夜笑国 メイ

/*
推敲しきれてないところがあちこちあって顔を覆いました。
内容はあってるからいいんです……! 書き切ることがだいじ。

(-40) 2021/06/14(Mon) 18時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/14(Mon) 20時頃


【独】 夜笑国 メイ

/*
乃絵ちゃんがクレープ食べてくれるの嬉しうれし。
そして鍵はかけていた方が面白かったかもしれませんね……?
校舎のことは乃絵ちゃんに委ねた方が楽しい。おぼえました。

(-42) 2021/06/14(Mon) 20時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 校舎の果て、音楽室 —

[鍵が開いていることにわたしは違和感がなかったから、
 だからこそ中に乃絵ちゃん>>87がいたことに驚いた。

 乃絵ちゃんは窓の側に立っている。
 その手に持っているのはクレープ>>86
 一つ前の夜、わたしと一緒に作ったもの。
 名前はラップにしか書いていなかったけれど、
 所々焦げた生地がわたしに事実を教えてくれた。]

  ……起こしてくれたら、良かったのに。

[乃絵ちゃん>>88は来てくれたんだって言う。
 振り返った顔は笑っていた。
 わたしは乃絵ちゃんの手元に視線を向けて、
 わたしより先に保健室を出た乃絵ちゃんに触れる。]

(99) 2021/06/14(Mon) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[「責任を持って食べようね」って言ったじゃん>>4:523
 「大丈夫」って言ったじゃん>>4:525
 「また明日ね」って、言ったじゃん>>4:526

 わたしと乃絵ちゃんの間には言えないことがあったけど、
 それでもちゃんと、隣にいたじゃん。

 今の乃絵ちゃん>>89がすごく遠く感じた。
 説明でみんなが無事であることをしっても、
 わたしの胸に広がるのは、安堵よりも不安が濃い。

 炭蔵くん>>94もきっと
 同じような感覚を覚えているんじゃないかな。
 続く言葉>>95には道中での約束>>93を果たそうかと
 思ったのに、わたしの手は炭蔵くんの背に届かない。

 それはそれでいいのかなって迷ったのもあるけど、
 単純に、身体を上手く動かせなかったから。]

(100) 2021/06/14(Mon) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[分かってる。分かっちゃった。
 乃絵ちゃんは、今、この校舎の主としてここにいる。]
 

(101) 2021/06/14(Mon) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[だからわたし、口を挟めなかった。
 乃絵ちゃん>>90の頭が下がるのを黙って見ている。

 乃絵ちゃんが音楽室にいることも、
 そこでクレープを立ち食いしていることも不思議で、
 現実味がなくて。
 わたしはいつも出迎える側だったから、
 この景色ごと夢なんじゃないかとすら思える。

 わたしたちは秘密があってもともだち>>1:131だけど、
 それでも。言わなきゃ、伝わらないんだ。
 ここで過ごす中で、わたし、
 そういう当たり前で大切なことをたくさん知った。]

(102) 2021/06/14(Mon) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[クレープについて尋ねる炭蔵くん>>96が、
 今どんな顔をしているか>>97わたしは知らない。

 わたしはどんな顔をしていただろう。
 笑っていたかったけど、たぶんそれは失敗した。
 だからわたしの目は普段より大きくなって、
 乃絵ちゃんの姿を映す。

 わたしたちは同じ方向を、乃絵ちゃんを見ていた。]

(103) 2021/06/14(Mon) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……乃絵ちゃんが、ここを作ったの?

[乃絵ちゃん、何にも知らないんだと思ってた。
 だからいくら心当たりがあっても、
 心のどこかで違うんじゃないかって思えた。

 でも、もうダメなんだね。おしまいなんだね。

 だからわたし、抱えていたもの>>3:152を吐き出した。]

  一緒に、帰ろうよ……。

[最後までじゃなくて、これからも一緒にいようよ。
 乃絵ちゃんが告げるおしまいを拒むように、
 わたしは首を横に振った。]*

(104) 2021/06/14(Mon) 21時半頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
SOSはきっと炭蔵くんが引き出してくれる……はず。
ならばわたしはピアノを弾くのだ。

>>0:1132>>1:129 ここ

乃絵ちゃんは乃絵ちゃんの思うように選んで欲しいけど、
その上で一緒に帰ってもらえるように説得がんばりましょう。

うーんうーん、問題解決はできないんだけど、
とにかくまずは認識を揃えるところからかな。
理由と、死んだのかっていうことと。
PCはそんなこと考えないので、ちゃんと自然に落とし込みます。
クライマックスどきどき! これでいいのかは分かってません!

(-45) 2021/06/14(Mon) 21時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[そう、探したんだよ。
 乃絵ちゃんがどこにいるだろうって考えた時、
 わたし、すぐにどこかひとつの場所が浮かばなかった。

 教室にはいなかった。保健室もそう。
 食堂で炭蔵くんに会う前に、生徒会室も探したと思う。
 いつも雨を受け止めていたベンチはわたしたちが
 出られない外にあって、渡り廊下にも見当たらない。

 炭蔵くんと合流して2階に上がって、
 鳩羽くんの足跡を見つけた。

 もしそれがなかったら、乃絵ちゃんの手にある
 クレープはもっと少なくなっていたんじゃないかな。]

(121) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[そんなクレープを不思議に思った炭蔵くんの疑問へ
 答えた乃絵ちゃん>>107が、わたしに同意を求める。
 わたし、辛うじて頷くことしかできなかった。

 鍵盤の音>>105がしたら、きっとすぐに駆けつけたのに。
 乃絵ちゃんのSOSはわたしたちに届くことはなく、
 ここに辿り着けたのは、ひとつずつ扉を開けた結果だ。

 それとも、もっと気づけたことはあったのかな。
 わたし、知らないこといっぱいあるんだなぁって。
 わたしは自分で選んだ行動を後悔していたから、
 ね? って言う乃絵ちゃんに笑い返すことができない。]

(122) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[いつかの仮定>>1:529、間違ってなかったのかな。

 だから、わたし悔しかったの。
 乃絵ちゃん>>109に「帰れない」って言わせたことが、
 どうしようもなく、苦しかったの。]
 

(123) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは炭蔵くんの言葉>>116へ同意するように、
 また首を横に振る。頭を振りすぎてクラクラした。

 続く乃絵ちゃん>>110>>111>>112の話は炭蔵くんへ、
 きっと二人の間に何かあったんだろうなって思う。
 わたしは口を挟まず、乃絵ちゃんが炭蔵くんの手首に
 視線を向けるのを見ていた。

 ……見ていたんだけど。
 炭蔵くん>>119からわたしの知らない事実が出た時は、
 さすがに思いっきり炭蔵くんの方を見た。

 背中を叩くんじゃなくてつまむ。頬より強めにつまむ。
 止めた訳じゃないよ。聞いていない。そういう意味。
 だからわたしは炭蔵くんの話>>120に合わせ、
 指を離して視線を乃絵ちゃんに戻した。

 深呼吸、二回。わたしは口を開く。]

(124) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  どう、して……?

[疑問だけが詰まった音、
 乃絵ちゃんにどれだけ意味が伝わるだろう。
 わたしは笑うより大きな目を湛え、乃絵ちゃんを見る。]

  どうして、自殺したの。

[それが乃絵ちゃんを苦しめたの。
 ため息を怖がらせたの。見捨てられた気持ちにさせるの。
 限界で耐えきれなくなるまで、一瞬で崩れるまで>>111
 顕にしない長袖の下、わたしの知らない傷を作ったの。

 本人が望まないことは聞かないようにしてた。
 乃絵ちゃんが望む分だけ話を聞いて、頭を撫でて。

 でも、もうダメなんだよ。おしまいなんだよ。
 そういうのも、全部。]

(125) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは知らなきゃいけなかった。
 知らなきゃ、帰れないって言う乃絵ちゃんに
 何も返せないと思ったから。]

  教えて、乃絵ちゃんのこと。
  ……お願い。

[わたしは願うしかできない。
 今はまだ、知ることしかできない。

 炭蔵くんとわたし、それぞれの問いは場に並んだ。
 わたしは炭蔵くんの背ではなく、腕を叩く。
 促したのか任せたのか、それはわたしにも分からない。]

(126) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[この距離じゃ、前髪を掻き上げることもできないし、
 眸の中だって覗けないでしょ。
 より深く潜るなら、わたしたちと乃絵ちゃんは遠すぎる。

 わたしは扉の前を離れ、窓の方、ピアノの近く、
 あるいは、乃絵ちゃんの側へ近づこうとした。]*

(127) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
おそおそとは……?
ちなみにこちらは先に乃絵ちゃん分を書いて炭蔵くん分を書いて合わせてます。
というか2対1の構図なので、こちらとは負担が違うんですよ乃絵ちゃん。なのに両方へ綺麗に反応してて素敵。

>>128 それはちょっと見てみたいです。

(-51) 2021/06/14(Mon) 23時半頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
ノエチャン……

(-52) 2021/06/15(Tue) 00時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 00時半頃


【人】 夜笑国 メイ

[例えばの話。
 保健室で乃絵ちゃんに起こされて>>128
 乃絵ちゃんが校舎の主であることを打ち明けられたら。
 
 正直、想像がつかないのが本音。
 乃絵ちゃんはきっと、わたしにそういうこと言わない。
 袖の中に隠した傷のようにどうしようもなく辛いことで
 あればある程、一人で抱えて持っていく。

 だからわたし、乃絵ちゃんがいなかった時>>11
 驚かなかったし、泣かなかった。

 格好いいとか悪いとかは分かんないけど、
 わたしたぶん、乃絵ちゃんのそういうとこ、知ってた。
 クレープ食べてるのは予想外だったけどね。]

(160) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[炭蔵くんに>>144対して、乃絵ちゃんの口>>132
 わたしの指が動く。つまんだのは背中でも頬でもいい。
 大事なのは、炭蔵くんが困った顔で視線を向けるまで、
 わたしが痛いくらいに力を込めてたってこと。

 不慮の事故か何かだと思ってた。
 だってあんなに刃物が落ちていたんだもの。
 向井くんとの経緯>>2:387>>2:421を知らない以上、
 炭蔵くんが自ら切るなんて思いもしない以上、
 責任の所在をわたしが語ることなんてできないし、
 その理由>>119はわたしには信じ難いものだった。

 わたしは炭蔵くんの手首へ視線を向ける。
 絆創膏が貼られた場所からは、
 もう血が滲むこともなさそうだった。]

(161) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[わたしのお母さんは、手の怪我で夢を断たれた。]
 

(162) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[たまたま怪我して、たまたま怪我した場所が悪かった。
 死んじゃった時と同じ。シンプルで分かりやすいでしょ。

 わたしが死ぬのに大量の血なんていらない。
 たった一筋、刃で線を引いただけで、
 わたしの命は人より容易に奪われることがある。

 もし炭蔵くん>>146を叩いたわたしの手が強かったなら、
 つまりはそういうこと。
 わたし、珍しくちょっと怒ってた。]

(163) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……それヤだ。心配もする。
  だから。できたら、怪我、しないで。

[怪我してもしなくてもどっちでもいいなんて思えない。
 乃絵ちゃんと炭蔵くん、どっちかだけなんて思わない。
 どっちも、なんだよ。今のわたしは特別欲張りだから。

 あるのはわたしの感情で、正しさなんてどこにもない。

 炭蔵くんの困惑顔が意外そうな表情に変わるから>>146
 わたしは炭蔵くんの眸を見て、わたしの気持ちを伝えた。
 乃絵ちゃん>>132も言葉を重ねたみたい。]

(164) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは乃絵ちゃんの方へ向き直った。

 本当は、乃絵ちゃんにも同じこと言いたいよ。
 怪我しないでって。
 炭蔵くんと同じくらいヤだけど口を噤む。

 ちなみにもう一人>>3:288の該当者については、
 わたしたちの距離>>4:246が一定を保たれていたから
 幸か不幸かわたしが気づくことはなかった。

 閑話休題。
 「どうして」って踏み込んだわたしの問いに答える
 乃絵ちゃん>>136へ、わたしはゆっくり近づいていく。]

(165) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  すきだよ。

  ちょっと気が弱くて、でもわたしたちのこと
  何より大切にしようとしてくれるお父さんが、
  わたしはすき。

[そして、ちょっぴり嫌い。
 自分のこと、すぐ後回しにしちゃうから。
 わたしの夢がいつかお父さんを殺してしまいそうで。]

(166) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[お姉さんがいることは前から知っていて>>0:849
 お母さんのことも話を聞いたばかり>>4:524
 でもお父さんの話は、乃絵ちゃん、しなかったと思う。

 でも、フツーでしょ。
 わたしたちは高校生だ。小学生じゃない。
 親の話をしないことは珍しくもなんともない>>0:240。]

  ……うん。

[乃絵ちゃんの話は炭蔵くんとわたしの間を伝う。
 わたしはその間、いつもベンチでしていたみたいに
 相槌を打ち続けた>>0:1058。]

(167) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[お姉さんがいること以外に
 バレーや絵を描くことをやめたことも知っていた。
 降り注ぐ雨粒で乃絵ちゃんの輪郭を捉えた気にもなった。

 何にも、足りなかったね。

 もう時間も残されていない校舎の果て。
 口にすることを避けていた「どうして」が、
 乃絵ちゃんの本当>>141>>143を教えてくれる。]

(168) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[炭蔵くん>>146と乃絵ちゃん>>153の話は
 揺らぎ>>134を見せながらも、そう簡単には交わらない。

 わたしは二人の話を聞きながら記憶を辿っていた。
 思い出すなら、言葉より声からの方がいい。
 高さはどうだったかな。掠れ具合は?
 わたし、元気で楽しそうなのもいいと思うけど、
 ゆったりしたテンポがよく似合うとも思ってるよ。

 だから炭蔵くん>>149がわたしの表情を確かめるなら、
 さっき>>103に比べて、ほんの少し柔らかかったはず。

 わたしは人より少しだけ大きな手を、
 乃絵ちゃんの手に添えようとした。
 もし乃絵ちゃんが許してくれるなら、
 わたしたちの手の中には涙味のクレープ>>142がある。]

(169) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……文化祭、楽しかったなら嬉しいって。

[乃絵ちゃんが繰り返し口にする「手遅れ」って言葉。
 謝ってばかり>>129>>135の乃絵ちゃん。

 伝言は頼まれていない>>3:357
 だからこれは、わたしが力を貸してもらっているだけ。

 ここにはもう、たった三人しかいないけれど、
 最初からそうだった訳じゃない。
 それなら、思いは人の数だけあるはずだ。]

(170) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  こんな世界作っちゃうくらい、楽しかったんだなあ。
  ……向井くんがそう言ってた。
  向井くんも文化祭、楽しかったからうれしいって。

  でも、そういうのだけじゃダメなくらい
  疲れちゃったなら、悲しいとも言ってた。

  乃絵ちゃんはあんな目に遭わせちゃったって言うけど、
  何も、悪いことばかりじゃなかったよ。

[いつもの帰り道じゃ、聞けなかった話>>2:261がある。
 朝の気まずさ>>0:561を引きずり続けるだろうし、
 あんなこと>>4:165言う機会だってきっとなかった。
 約束>>4:386>>4:456を交わすこともなく、
 終わっていくだけの月曜日もあっただろう。

 何より、一度でもわたしが愛を口にできたのは>>4:383
 この場所がわたしたち以外いない、
 思い出の詰まった校舎だったからだ。]

(171) 2021/06/15(Tue) 12時半頃

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