10 冷たい校舎村9
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自分の部屋の扉を開ければ、がらんどう 姿見がひとつさ、置かれていて 俺、自分の顔、見たわけ。
──── 顔が、無かった
目も鼻も口も、もちろん眼鏡も なあんもない、真っ白なのっぺらぼうの人形
『 ああ。そうか これは、今までの俺だ。 』
(484) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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俺はさ、 いつだって笑っていたかった だけど怒るときだってあったし 泣き顔だって見せられるようになった
そんな泣き顔を、悪くないなんて 言われたことだってあったんだぜ
知らねえのかよ、 もう俺、こんな酷い顔じゃない。
大丈夫。最後に笑わせてやるからさ。
(485) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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カチカチカチ、と 傍らから拾ったカッターナイフ 使い慣れない刃物を俺は手にする 使い慣れない刃物で俺は顔を削る
がり がり がり
痛ぇなあ 笑顔を作るのってさ、 こんなに痛ぇんだっけ
がり がり がり
痛ぇ、まじで痛ぇ しかもあんまり上手くねぇなあ
(486) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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がり がり がり くっそ痛くて手が震える こんなに痛えなら、傷つけるのを辞めたい。 こんなに痛えなら、笑うのを辞めたい。
だけどさ のっぺらぼうのまんまじゃ みんなに引かれちまうだろ 笑ってる鳩羽憐が、望まれてるんだろ 笑ってる鳩羽憐を、俺が。望んでんだろ なあ。今までの 俺。
(487) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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『 憐れだなあ 』
(488) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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出来上がった顔がさ あまりに酷い出来だったから 俺は、思わず、泣いたよ。
もう、血しかさ、出ねえけど。 痛みに耐えて、血の涙を流して。 それでも無理やり笑顔を作って。 本当の俺はのっぺらぼうだ。
だけどさ。 そんな俺とはもう、サヨナラ。 あまりの痛さに意識が薄れてきたんだ。 そろそろさ、俺、行かなくちゃいけない。
(489) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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大丈夫、安心してほしい。 今そこで死んでるのは俺じゃないよ。
のっぺらぼうだった頃の俺。 痛みに耐えて、泣かないふりして、 カッターナイフで笑顔を作っていた頃の俺。
誰かの頭の中に、置いていってごめんな。 こんな俺でも、覚えていてくれたらさ、嬉しい。 俺だって、ずっと覚えてるからさ。
今までだって、これからだって。 写真の中に、たとえ写ってなくたって。
本当の俺はさ、そろそろ、行ってくるわ。 戦わなくちゃいけない現実に。 たったひとつの、未来に繋がる扉を開けて。
(490) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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どうか、本当に好きなひとに好かれますように どうか、本当の好きを見つけられていますように どうか、好きな生き方で自由に息ができますように どうか、──────────。
どうか、偽らずに、本当に好きなものを。 誰かの代わりなんかじゃなくて、自分のものとして、 ずっとその手の中に、たくさん収めていけますように。
俺にもさ、ちょっとくらい祈らせてよ。
(491) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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向き合いたいんだ、 自分と。家族と。誰かと。
寄り添いたいんだ。 誰かに。家族に。自分に。
こんなさ、酷い顔じゃあなくって ホンモノの顔のほうがさ もっと格好良く、笑えるだろ? もっとちゃんと、祈れるだろ。
(492) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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ああでも、もし赦してくれるなら それでも、時々、泣きたいな。 そしたら誰か、傍にいてくれるかな。
(493) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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当たり前の日常を、いつもどおりに。 それでも懸命に息をしている、誰かとか。 助けてって手を伸ばすことを いまも、ためらっている、誰かとか。
クラスのことを誰よりも想って まっすぐ正し、導いてくれる、誰かとか。
きっと今頃、本当の「すき」と ようやく向き合うことができた、誰かとか。
楽しい時も悲しい夜でも、 一番近い場所で共感してくれる、誰かとか。
─── ううん。 ここで共に過ごした9組のやつらなら 誰が隣に居てくれたって、うれしいな。
(494) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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キーンコーンカーンコーン…………
冷たい校舎が また動く 時計の針が、ひとつ進む音を聞く 刻まれただけの作り物の笑顔では 光の先の誰かの姿は、映せない。 それでもホンモノの俺はきっと、 動き出した未来で、待ってるよ。
(495) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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── 残された冷たい校舎で ──
[ 3−9の扉の外に、土足の靴の跡が続いている。 それは三階へ向かう階段へと伸びており、 階段の先の教室へと続いている。
文化祭では衣装部屋として使われていたのだろう 殺風景な教室の中に、姿見が1つ置いてあり その手前で、鳩羽憐は倒れている。
制服、裸足に上履き、いつもの姿。 眼鏡はどこにもなくて、勿論土足じゃない。 のっぺらぼうの顔には、刃物で目と口を模した あまり上手ではない「笑顔」が刻まれている。
眦から溢れた大量の血液が、涙のように、 床を、濡らしていた。 傍らには、カッターナイフが落ちている。 ]
(496) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[ それからもう一つ。 3-9の教室の黒板の目立つ場所に ひとつだけ「寄せ書き」が増えている 目立ちたがりの誰からしい、 やたら主張した、綺麗じゃない字。 署名はなくとも誰のものかは、すぐ判る。
『 じゃあな、いってくる! 』
そしてその言葉の意味を知っている友は、 この世界には、おそらくもう、居ない。 ]
(497) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[ もしも8:50にさ、 その部屋に誰かがすでに居たのなら 多分「文字は急に現れた」はず。
まるで今までそこに誰かがいたように。 白いチョークが宙から落ちて、床を汚した。 ]**
(498) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 23時頃
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/* うわーん!鳩羽君、やはり圧倒的光属性……!
(-101) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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/* ごめん墓下からちょっと挟んで……間に合いませんでした。 落ちロルきれいだなあ。名前そう回収するんだなあ。 切ない一方で前向きで、すごーく鳩羽憐って感じで好きです。
(-102) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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— 深夜:食堂 —
[わたしたちは綿見さんの話をした。 鳩羽くんと話した向井くんのことを思い出す。 ここからいなくなった人たちのことを話すのは、 寂しさを埋めるような行為だったのかもしれない。
さっきと違うのは、わたし以外の二人の関係性。 ここに来る前まで、わたしは乃絵ちゃんと こんな話ができるなんて思ってなかったよ。
乃絵ちゃん>>465が何を考えているかは分からないけど、 素直な頷きが返ってきたから>>466、 わたしはそれだけでいいと思った。 決して捲られることのない袖>>467だって、いいよ。]
(499) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[わたし、きっとラクな方に逃げてる。]
(500) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[結局誰にも打ち明けられなかった疑念>>3:151は わたしの中だけでぐるぐる回るから、 同じ答えばかりを吐き出す。
もうちょっと、あとちょっと。 わたしの勘違いかも。間違ってたら傷つける。
いろんな言い訳を考えて、わたしは結論から逃げた。 弱くなったなぁと思う。 わたし、前の方がきっと強かった。 もっと割り切って、はっきり言えたかもしれない。
でもそんなわたしは幻想で、もうどこにもいない。 乃絵ちゃんが居心地の悪さを感じているなんて 知らないまま、わたしたちは作業に取り掛かる。]
(501) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 23時頃
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[お互い可愛い>>466にピンとこなかったわたしたちの クレープ作りは、それはそれは愉快なものだった。
粉が飛び、生地が緩くなりすぎて粉を足し、飛び。 当初の予定から2倍程に膨れ上がった生地を焼くの、 ちょっと大変だったね。 成功率はまぁ……おなかに入れば一緒だよね!
わたしは乃絵ちゃん>>468と同じ結論に達した。
乃絵ちゃんの好きな苺はあったかな。 もし和菓子>>469の話を聞けたなら、 わたし「いいお母さんだね」って言ったと思う。
乃絵ちゃんからお姉さん以外の家族の話を聞くの、 初めてだったんじゃないかな。 だからわたし、素直にそう伝えた。]
(502) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[生クリーム限界チャレンジの結果がどうなったかって? 保健室に戻った時間で察して欲しい。 おかげで明日の朝>>458には、 ちゃんと綺麗な食堂に戻ってるはず。
わたしは洗い物、乃絵ちゃんには台周辺を頼んだっけ。 最後まで、袖を捲ったのはわたしだけだった。]
寒くない?
[わたしは片づけの途中、一度だけそう伝えた。 気をつけても捲らない袖はちょっと濡れちゃうでしょ。 昔、暑くない? って聞いたのと同じトーンだった。 乃絵ちゃんはどう答えたかな。]
(503) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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/* そういえば、慎一の部活さほどこだわりがなくて、 サッカーとバスケで迷って前々回の校舎村のPCがサッカー部だったな〜あと深爪のくだりをやりたくてバスケにしたんですが、 サッカーにしてたらもっとあれこれ絡められたかなとか、 でも充分お話ししてもらったよなとかいろいろ考えた。
慎一、学校外で人に絡みにいかないムーブを心がけてたので、 部活もっと活用できればと思ってたんだけどね。
(-103) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[余ったクレープ生地は冷蔵庫の中。 出来栄えが出来栄えなので『食べてね』とは書けず、 わたしは少し悩んでから『黒沢・くれいし』って ラップの上に書き残すことにした。]
じこせきにん。
[うん。わたしは頷く。]
一蓮托生ね。
[わたしは乃絵ちゃんの方を振り向いて、笑った。 ちゃんと、笑えたと思う。]
(504) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[夜に慣れないわたしは、 保健室に帰ったらすぐに寝てしまうと思う。
ポケットにお守りと、お財布の中に10円玉と、 借りたダッフルコートと、お腹に入ったクレープと、 いくつかの約束と、二夜の秘密と、私の弱さと。 いつの間にか多くのもの抱えて、わたしは眠りにつく。
何もなければきっと、次のチャイムまで目覚めずに。]*
(505) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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― それから ―
[鳩羽と出て戻ってきた後は 毛布にくるまって比較的穏やかに時間を過ごしていた。
休憩室の炭蔵は起きていたのか 起こしてしまったのならごめんって謝って おやすみ〜って声をかけたりしただろう。>>447>>457
普段寝付きがいいはずの俺は 浅い眠りと覚醒を繰り返しながら 朝日が昇るまで毛布にくるまっていた。]
(506) 2021/06/13(Sun) 23時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 23時半頃
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[はた、と目が覚めれば 同じ部屋で寝た筈の二人の姿はそこになかった。
目を擦って、コートを羽織って、休憩室の外に出る。 しんと静まり返った校舎。
ふと思いついて、 廊下に無数に貼り巡らされている写真から、 一枚剥がしてポケットに入れる。 最後に皆で撮った打ち上げの時のものだ。
静かな校舎内をぺたぺた歩いて、階段を上って3Fへ。 そこでふと、妙に寒いなってことに気付いた。 いつの間にか窓が開いていて、 外から雪が舞い込んでいる。]
(507) 2021/06/13(Sun) 23時半頃
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[閉めようと窓に手をかけて、異変に気付く。 誰かが窓の外に立っている…いや、 浮いているのかなって最初は思ったんだけど。
気付けば一面雪景色みたいな 真っ白な空間の中に俺は立っていて。 すぐ近くに誰かの人影があった。
そこに居る筈なのに、よく顔は見えない。 くるくる姿形を変えるその影は 妙齢の女性のようにも、中年の男のようにも、 学生の女の子のようにも見えた。]
(508) 2021/06/13(Sun) 23時半頃
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『話しかけないで』
『どうしていい子に出来ないんだ』
『顔も見たくないよ』
(509) 2021/06/13(Sun) 23時半頃
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『―――大嫌い!!』
(510) 2021/06/13(Sun) 23時半頃
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