10 冷たい校舎村9
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[ 結論は出なさそうだったので、 いったん私は考えるのをやめた。 それはそれとして、もちろん嬉しくないわけじゃない。 こんなにたくさんいただいてしまっていいのかな? とは思うけど、こんな風にいろんな人から 贈り物をもらうのは初めてだもの。 それが死にかけたのに生還したお見舞いだっていうのは 自分でもどうかと思うけど ]
(189) takicchi 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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[ 家族の話に向井君の返事は一言だった。>>99 私はそれ、ありがたいなって思う。 だって愉快な話じゃないでしょ。 それよりもっと、前向きなことを考えたい。 前向きな話がしたい。 私は、前が向きたい ]
そんなこと、簡単に言っちゃっていいの? ……向井君、酷い目に遭ったのに。
[ 私のわがまま全部叶えて。 そう言ったら、芽衣も炭蔵君も、約束するって言った。 そして今目の前にいる向井君は、 できることならなんだって、 できなさそうなことだってきっと、って言う。
そんなこと、簡単に言っちゃっていいの? 思わずそう言ったけど、言ってから気づいた。 簡単に言ったとは限らないって ]
(190) takicchi 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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[ 私ね、自分のこと、 ずっと価値のない人間だと思ってた。 家に姉がいた頃は出来の悪い妹で、 姉が家からいなくなったら、 姉の粗悪なコピーだったから。
でも、こんな私のために、 一生懸命になってくれる人がいた。 だからね、もしかしたら、 私、自分が思ってるより、 ちょっとだけ、価値があったのかもしれない ]
(191) takicchi 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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[ 私は向井君のマネキンを見てない。 でも、私はあの校舎の主だったから、 全部思い出した時、見えちゃった。 喉を掻きむしって、ずぶ濡れのマネキンだったの、 知ってるよ。 それなのに、嬉しかったって言ってくれるんだ。
あの校舎で、芽衣が伝えてくれた。>>5:171 あれは、マネキンになる前の向井君の話だった。 でもこうして帰ってきた後も、 向井君はそう言ってくれるんだ ]
(192) takicchi 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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こちらこそ、ありがとう。 ……やっぱり、向井君はやさしーよ。
[ ありがとう、なんて言ってくれる向井君に、>>102 私はあの、雪の降る通学路で 向井君にかけた言葉を繰り返す。
自己チューなんかじゃないよ。 それをいうなら、あの校舎なんて、 私の自己チューの極みみたいなものだった。 そんな場所に呼ばれたことが、 自分の隙間を埋めたなんて言う向井君は、 とってもお人よしだと思う。 客引き係+1で撮った写真のこと、思い出した。 あの時の向井君、すっごくいい笑顔だったなあ。 あの一瞬だって、私の文化祭には欠かせなかったよ ]
(193) takicchi 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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慣れちゃった……ああ、
[ 向井君の言葉に苦笑して、>>103 私は包帯の巻かれた左の手首に目を落とす ]
ありがとう。もう、大丈夫だと思う。 みんなが隙間を埋めてくれるから、大丈夫。
[ この大丈夫は強がりじゃないよ。 本当にそう思うの。 体を痛めつけないと紛れないくらいの心の痛みは、 みんながいてくれたら、きっともう訪れない。 それに、もうみんなにばれちゃったからね。 そんな気を引くみたいなこと、しないつもり。 それを言ったらあの校舎なんて、 みんなの気を引くの極致だったかもしれないけど ]
(194) takicchi 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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来てくれてありがとう。 うん、また来てね。 “気が紛れる”から。
[ これは、来てくれなかったら手首切るとか、 そういうことを言ってるわけでは断じてないよ? みんなの存在そのものが、そうなんだって、 一緒に考えようとしてくれるその気持ちだけで 大丈夫なんだって、伝えたかったんだけど、伝わる?
ぽたぽた落ちる雫そのものには、 何か思うことはなかったとしても、 液体砂時計を見たら向井君を思い出すから。 お見舞いが一つ増えるたび、 この部屋にみんなの気配が増えるから。 だから、私、寂しくないよ* ]
(195) takicchi 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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/* ふではやはやつよつよのたみ。 鳩羽くんと茉奈ちゃんのノリも鳩羽くんと乃絵ちゃんのノリもたのしくてだいすきです。 パンツのくだり(パンツのくだり)やラピュタ周りも楽しかったなあ。
乃絵ちゃんがひとりひとりと向き合っていくのもじんわりしみしみのお味。雪どけみたいだなあ。うれしいなあ。
(-304) Pumpkin 2021/06/17(Thu) 14時半頃
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/* そだ、ラピュタのとこは、村建てさんの「何年も校舎村してるけど、ラピュタって言った人初めて」みたいな灰に、めちゃくちゃにこにこしました。やったぜ
(-305) ししゃもん 2021/06/17(Thu) 15時頃
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── 帰還後・病院 ──
[ 定型通りに「おかえり」「ただいま」と、 言葉が返ってきたので気分がよかった。>>156 たぶん、そうでなくても悪くはなかったけど。
帰ろうとしていたところを捕まえた。 炭蔵が振り返ってくれたからだ。 急ぎ足で追い付いて隣に並んだ。 寒空の下に出る間際のことだった。 慎一が無意識に携えるあたりまえの感覚。 その中にタクシーの選択肢は存在しない。 もしかしたらギリギリセーフだったかな。 なんにせよ、間に合ったのならよかった。]
(196) nabe 2021/06/17(Thu) 15時半頃
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[ 「よかった」って言われて、>>156 慎一はにいっと笑ってうなずく。 君が今、そう思えてるならよかった。 そのことを慎一は疑ってもなかったけど。] えっ、暮石がピアノ弾いたの? ……そっかあ。よかった。 [ そこから始まるお互いの知らない話。 途中で道を違ったから、 あちらとこちらの世界を共有しながら。 そこには慎一が驚く事実もある。>>158 何気なく伝えられた言葉に目を丸くして、 それからきゅうっと目を細めた。 意味はなくとも爪が短いままでよかったね。]
(197) nabe 2021/06/17(Thu) 15時半頃
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[ その「よかった」の意味は、 炭蔵には伝わらないかもしれないけど、 慎一はまた言う。今度は隣の相手に向けて。] ……うん、よかった。 黒沢が、ユーガたちといっぱい話して、 そのうえでここに帰ってきてくれて。 [ 期待に沿えたかって? もちろん。 少なくとも慎一にとって、 これは一番望んだ形に間違いない。]
(198) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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[ 前髪の下の目線の動きなど、>>159 慎一の目には見えるはずがないんだけど、 でも、声がまっすぐ飛んでくるのはわかるよ。 悩み迷ったと言いながらもその声は震えない。 そのうえ微笑み返してくるもんだから、 その内容がどんなに人間くさくても、 やっぱり、君は君でしかなかった。 慎一は目を細めているけれど、 別にもう起動スイッチを探しちゃいない。]
(199) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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[ ただ、淡々と重ねられる言葉に、>>159 慎一は意外だとか騒ぐんでもなく、 「そっか」って穏やかな相槌を打った。 ……ああ、でも。 「生きづらかったらしい」と言われたら、 さすがに数度まばたきをしちゃうかも。>>160 でもね、嘘だあなんて言わない。 疑ったりもしない。少しの間をおいて、 慎一は、ほうと小さく息を吐いて目を伏せた。 でもまたすぐに顔を上げる。隣を見る。]
(200) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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……あのさ、俺はさ、 人に手を差し伸べるなんて、 ユーガみたいに余裕あるやつが、 自分のことがちゃんとできてはじめて、 余った力でやることだって思ってた。 でも、帰りを待ってて思ったんだけど、 いつか・もしも・きっと……じゃ、 取り返しのつかないこともあるんだなあって。 [ 今気づいたのかって言われたとして、 慎一にはうなずくことしかできないだろうね。 でも慎一は人のお荷物にならないことは考えても、 それ以外の何かになれるとも、なろうとも、 あたりまえのように考えなかった。ついさっきまで。]
(201) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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[ でもまあ、ちょっと人より遅くても、 今気づくことができてよかったなって慎一は思う。 まだまだ先は長いから。長く続いてくはずだから。 さて、いつだって発展途上の慎一だけれど、 また少しばかり右斜め上に進んだと信じて。 その先の第一歩として、 まずひとつ、はじめから人間だったらしい友人へ。 あの校舎での会話をひとつリベンジしてもいいかな。]
(202) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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……あんね、 もし、ユーガがこれから、 自分の行動や選択が正しいか、 悩んで迷って進めなくなりそうだったら。 俺が「大丈夫だよ」って言うから。 ユーガはもう少しくらいは自信をつけて、 ユーガの信じた道を行けばいいよ。 ……だって俺、ずっと見てんだもん。 ユーガがいつも正しかったの、知ってる。
(203) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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……もしかすると、 ユーガには必要ないかもだけど、 でも、ただ、俺がそうしたいから。 [ にへらと慎一は笑った。 付け足しはたぶん誰かの受け売りだった。 だからね。前髪を切るのには賛成。 目は口ほどにものを言うらしいし。 慎一にもわかるよう、その顔を見せてほしい。]
(204) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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[ ふたりは発展途上な子ども同士、 おんなじ人間だったというので。 それなら、 「いつか」「もしも」じゃなく、>>161 いつだって君の周りに差し出されて、 いざというとき掴める腕の一本に、 慎一のソレもカウントしてもらえないかな。 曖昧なまま進むのが苦手同士なら、 融通のきかない頭でうんうん考えたあと、 一緒にだれかに手を貸してって言おうよ。 ……慎一を頼りたくないってんでも、>>2:461 これは、慎一がそうしたいっていうだけの話だ。]
(205) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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……まあ、 さすがに大学までは、 追っからんないけどね。 [ 最後はどうもカッコつかないけど、 悲しいかな学力の差というものがあり。 学校の外での人付き合いの仕方、 慎一はあんまり知らないんだけれど、 これについてはお手本になってくれる? ……ああ嘘。慎一からもきっと誘うから。 ひとまず、趣味とかいちから教えてほしい。]
(206) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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──とにかく、 まあ、なんか、そういうこと! [ 炭蔵は照れなかったらしいけど、>>159 慎一は照れたよ。慣れない話をして。 えいっと力業でその話を締めくくって、 帰路につこうとするんだろうけど。 高校生活3年間、 慎一の最強の移動手段はチャリだった。 ので、もしもタクシーを呼ぶやつがいたら、 最後に送ったのは「えっ……」って視線だろう。**]
(207) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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/* 黒沢のお返事もありがとうしつつ、ごめん次は夕方かも!**
(-306) nabe 2021/06/17(Thu) 16時頃
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―― お見舞い:炭蔵君 ―― うん、とっても退屈してたところだった。
[ 前髪を切った炭蔵君の顔は、 眉がハの字になったのもよくわかる。>>137 別に、あの日の再現をするつもりなんかなかったよ。 それなのに同じ言葉が出てきちゃったのは、 単純に嬉しかったから。 そう、私は嬉しかった。 音楽室まで来てくれた時も、今も ]
(208) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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炭蔵君は、どう?落ち着かない?
[ 短くなった前髪の話。>>138 美容師さんお任せで今の髪形になったことは もちろん知らないけど、 子供っぽいぱっつん前髪も、 それはそれで見てみたかったかも。 ……なんて、安心して。そんなわがままは言わないよ。
よかったって言いながら目をそらす炭蔵君は、 明らかに照れてて、やっぱり慣れてない感じがする ]
(209) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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炭蔵君、不器用だって言ってたでしょ。 上手く言葉が選べない分を、 きっと表情が伝えてくれるって思う。
[ 完璧が取り繕えないって思ってるかもしれないけど、 炭蔵君が意図が思った通りに伝わらない方が 完璧とは言い難いでしょう。 ……あれ、でもこれって、 言葉では物腰柔らか仕様が身につかなくても、 表情で身についてしまう……? ]
(210) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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[ 私は、視線がそらされているのをいいことに、 炭蔵君の顔をじっと見つめた。 ……炭蔵君の顔、整ってるよね。>>0:1067 今まで隠れてた顔立ちも、表情も、 みんなに見えるようになった。 それって、つまり、
モテそう。 そう思った瞬間、形容しがたいもや〜っとしたものが 入道雲みたいに胸の中にもくもくとわいた。 やだ。なにこれ。胸の奥がずーんって重い ]
(211) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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[ 私は慌ててフルーツの籠に視線を移した。>>140 実在したお見舞いの象徴のような品。 それなのに、せっかくそっちに気を取られかけたのに、 リハビリ、炭蔵君も付き合ってくれるんだって。>>141 それだけでも胸がいっぱいになるのに、 包帯を巻いた私の左手首の上に、 炭蔵君の手が!手が! ]
あ、ありが、と。
[ 私、今絶対顔が真っ赤だ。 炭蔵君に他意がないことなんてわかってる。 わかってるよ! でも、だからこそ質が悪いって思わない!? 本当にずるい。ずるいったらずるい ]
(212) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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フルーツは好きだよ。 フルーツ盛り合わせの籠、初めて見たから、 ちょっと珍しかっただけ。 まだそこまで握力回復してないもん。
[ フルーツ相手なら、 嫌いじゃないよなんて遠回しなこと言わない。 好きだよってはっきり言えるんだけどな。 左手の握力は、通常時の半分くらいしかない。>>142 お医者様の話では、リハビリ次第で 8割くらいまでは戻るだろうってことだった。
やだな、ナイフを渡されても もう本来の用途以外のことに使う気はないよ。 でも、前科があるから警戒されても仕方ないかな。 これから長い時間をかけて、 信用を取り戻していくしか、ないかな。 リンゴを剥いてくれる炭蔵君の手元を眺めながら、 私は口を開く ]
(213) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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あのね、私、家を出ることにした。
[ ここ数日の色々なこと。まず話すのはそれかな ]
自殺しようとした娘なんて、父には汚点でしかないし、 私も、もう会いたいと思わない。 でも、家を出たとして、 どうやって生活しようって思ってたんだけど、 母が、動いてくれたの。
[ あれから、毎日母は来てくれていた。 母といろんな話をした。 色々、私も誤解してた ]
(214) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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父は、プライドが高いから、 こんな娘を認められないけど、 でも、プライドが高いから、 義務は果たしてくれるって。 未成年の間は、扶養義務があるでしょ?
[ 二十歳になるまでの間の、住むところや、生活費。 そういうものは面倒を見てもらえることになった ]
(215) takicchi 2021/06/17(Thu) 16時頃
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