27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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/* 情緒崩壊 待ったなし
メグココちゃん…………嗚呼…………あーあああぁー。
(-6) 2023/08/04(Fri) 00時頃
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――病院2F/休憩スペース――
[まだ白の面積の多いスケッチブック。 鉛筆は鈍足の末、迷い、停止する。]
――……、もう聞こえない。
[あの迷い子の声は。 そこだけ、と切り取れるよう念じれば、 数分閉じた目蓋の裏に、イメージが焼きつく。
モノトーンで描かれたスケッチブックの頁と。 紫羅欄花の花と。 堂々と飾られた絵画と。 並ぶ黒い背中。
――そして、最期の宣告>>0にぎゅうっと拳を握る。 鉛筆が折れ、掌に血が滲むまで。**]
(+3) 2023/08/04(Fri) 00時半頃
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――病院2F/休憩スペース――
[新生ニトちゃんの正体が 整形でなくメイクだった事実とか。 有難い助言>>4:+77と共に撲たずにいてくれた 寛容なシロマちゃんの姿は既になく。
土鍋のプレゼントを受け取った元カノの笑顔が、 建前か本音かなんでもうオレに知る由もなく。 電気アツリョクナベVS土鍋の軍配は 圧倒的前者有利のまま、ノっ君も去った。]
――――っ、 ふっ、 …………ぅー、
[嗚咽を堪え切れないのは、勿論 掌の傷から滲みる血潮のせいではない。
告げられた名。走馬灯のように脳裏を過る、 夢の世界で、夢の主と交わした会話が表情が、 どうしようもないのに、ジタバタ喚き出したい気分にさせる。]
(+39) 2023/08/04(Fri) 22時半頃
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[お金持ちとか、ナイスバディとか、>>0:385 押し殺した本願とか、メグココちゃんが 叶えられたかも分からないけれど。
垣間見た夢の欠片で、 誰かが寄り添っていてくれた気がする。
オリエント系美術に興味があるメグココちゃん。 今も夢の中であの時>>1:320みたいに、 「おたんこなす」って不貞腐れていたりする? デザインしたカップ、見たいって言ってくれたのに、 オレは迂闊に約束も交わせず、そして、
――もう、永遠に果たせない。]
――――っ、う、
[ずび、と洟を啜ってから、オレは誰かに 見咎められるのを恐れて、休憩スペースの隅の方に移動した。 顔は窓に向けるけど、瞳に景色は映らない。]
(+40) 2023/08/04(Fri) 22時半頃
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[もしもオレの名が告げられたのが、 最初でなく最後だったら、 同じように>>2:55 「良かったじゃん」なんて言えた?
何故メグココちゃんだったんだろう。 何故なんてない、最初から運命は 決まっていたとアリババ氏は謳っていた。
実年齢より幼く見える、 感情に素直に変わる表情。 怒って、拗ねて、笑って、雲って、
あの顔はきっと、最期の宣告で 絶望に歪んだのでは。
ぱたり、とスケッチブックに 赤黒い染みが落ちる。]
(+41) 2023/08/04(Fri) 23時頃
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――キミが生きていたら嬉しい、なんて。
軽々しく言って、ごめん。
[もう届かない、意味のない謝罪だ。 その代わりにオレの命も、 他に生還した誰の命も、 差し出せやしないのに。
仮にオレが死んでいたなら、 彼女に対して同じことは言えなかったに違いない。
そんな、器が小さくて自己保身に塗れた 汚く矮小な存在だ。何度もフられるのも当然――。]
メグココちゃん……。
[真新しい頁が透明な滴で濡れる。 オレの血と涙で描かれる水彩画。]
(+42) 2023/08/04(Fri) 23時半頃
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『……君なら、あたしがもし――』
[せめてあの吐息と耳打ちは、 確かに覚えてる、憶えてる。
メグココちゃんが、俺に願ったのはそれだけだから。 生者の責務とやらで、叶えるまでだ。
オレに骨を託して死んでゆく、 ジイさんや、依頼人や、誰かの大切な人たち。 看取り、背負い、砕き、捏ね、焼き、 オレの手でつくりあげ、甦らせるカケラ。
霞む記憶上のメグココちゃんは、いつかの 穏やかで儚い微笑みを浮かべている。**]
(+43) 2023/08/04(Fri) 23時半頃
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/* ニトちゃんと対面した時用の アレな過去を捏造したけど、 出す機会はないかも知れない。
>>67 むしろPLがょぅι゛ょに反応するロリコnで すまねぇ……! すまねぇ……!(焼き土下座) つい胸を見がちだけど、基本は外見より 骨格と姿勢フェチの変態だから、 恐怖が払拭できれば或いは?(そういう問題ではない)
(-74) 2023/08/04(Fri) 23時半頃
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――休憩スペースより――
[掌の痛みが、オレを現実に引き戻す。 血で汚れた頁を破り捨て、新たな頁に 夢の中で纏まりかけていた図案を再現しようと、]
――っつ、 痛ぇ、
[大雑把に木屑と棘を除いて絆創膏を貼ったけど、 二本目の鉛筆を握る手は覚束無い。 優美で清楚な茄子の花と。 更なるモチーフを求めて、目を瞑る。
メグココちゃんが呪詛を唱えていたら、 これ以上は夢を見ていられないけれど。 傍らに未だ目覚めぬ二人の先輩が居て、 少しでも安らいでいてくれたら良いと願って。]
(+113) 2023/08/05(Sat) 23時頃
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――夢の中――
伝えたいこと……?
[その世界が拓ける寸前、アリババ氏の 妙に親切な提案が聞こえた。]
――――っ!
[降り立った地は、記憶にある美術館の どの展示室とも異なっていて。 柔らかな光に満ちていた。
青と白の世界。新郎と新婦。 黒翼の神父と黒留袖の立会人。
オレは普段着を恥じながら、一番後ろの席で佇む。 何故か、もう夢の世界には居ないはずの、 目覚めた面々がドレスアップして 参列している様も、ありありと。]
(+114) 2023/08/05(Sat) 23時頃
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[どこからともなく、祝福の鐘と 舞い散る花弁が、純白のドレス姿の メグココちゃんを暖かく包み込んでいる。
オレは冥婚なんて単語は知らなかったけど。 唐突に現れたそれが、 メグココちゃんの望んだ夢の姿なのだと理解した。
現実にはもう叶いようもない、 幸せな幸せな夢。 結ばれた二人は、絵本の最後の1頁、 めでたしめでたしの絵姿そのもので。]
………………綺麗だ。
[オレはどれだけ呆けていただろう。 つい漏れた感想に、ばつが悪くて周囲を見まして、 それから寿ぐ言葉を探して、顎に手を添える。]
(+116) 2023/08/05(Sat) 23時半頃
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『今まで見た中で、 一番綺麗で幸福な キミの姿を、オレは憶えてる。
――絶対に忘れない。
おめでとう、メグココちゃん。 それから、ありがとう。』
[果たせなかった約束の代わりの、 彼女のささやかな願いを胸に、 素直な気持ちをアリババ氏に託した。]
(+117) 2023/08/05(Sat) 23時半頃
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[花と蔦の絵付けをしたカップには、 美しい花嫁のドレスとヴェールを偶った 繊細なホニトンレェスを透かし彫ろう。
完成品をメグココちゃんが見ることはないけど、 トサカ先輩に贈ればいいのかな、と 普段寡黙なのに正装がビシッと決まった 新郎にも視線を向ける。
目に焼きつけないといけないのに 視界がぼやけるのはきっと夢だからで。 こんな時まで真摯に優しく紡がれる 各々へ向けた想い>>199が、鼓膜と心を震わせる。 頬を濡らす幾筋かを拭うことも忘れて オレはありったけの祝福を篭めて 拍手を送り続けた。]
(+119) 2023/08/05(Sat) 23時半頃
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[夢の世界の終わりまで。 彼女の魂が るまで。*]
(+120) 2023/08/05(Sat) 23時半頃
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