18 星間回遊オテル・デカダン
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/* ふむ、わたくしに二票、ミツボシに一票。 エフに後を任せたくなる数字ですね。
初回は来れないがちの人が吊られがちなところありますが、ギョウブは本当にお大事になさってね……
(-0) 2022/05/08(Sun) 08時半頃
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[襲撃の場にはいたが、基本的には手を出さず眺めていた。]
流石の手際です、ミツボシ。
[ロバートの亡骸に近寄り、指で毛皮に少し触れてみる。 生きていた頃は、結局撫でることはなかった。この犬は撫でられることが好きだったようだが。]
おやすみなさい、ロバート。
[祈りの形に指を組み、少しの間瞑目する。 教祖としてのアルクビエレがいつもしていることを、取り繕う必要などないこの場でも、これはする。 エフとは少し違うが、拘りと言えばそうなのかもしれなかった。]
(*0) 2022/05/08(Sun) 08時半頃
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/* あっギョウブ投票理由をちゃんとつくっていてえらい 生態情報めちゃうれしいな こどもいっぱい わたくしと同じですね
(-4) 2022/05/08(Sun) 10時頃
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/* エフはかわいいですね……(一日ぶり二度目
(-9) 2022/05/08(Sun) 11時頃
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― 二日目・夜 ―
[部屋に戻り、湯浴みをして、やわらかい布で丁寧に髪と体を拭く。 髪や表皮に金属に近い組成が含まれているため、汚れや水気をそのままにしておくと、黒ずみや錆が出てくる。これは種族特性と言えるが、より正確には、この個体の特性である。 いつだったか、つり目の少女が抱いた感想>>2:6は正しい。
アルクビエレの美貌は、作り物だ。]
(6) 2022/05/08(Sun) 11時半頃
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[これは人工的に作り出された命だった。 ただ美しさを追求して精錬された生ける芸術品だった。
製作した研究者はこれを世に出さず、 生涯自分の傍に置いていた。 伴侶だったのか、友人だったのか、子供だったのか。 それは誰も知らないことだ。
そして彼が死んだ後。 誰も知らない彼の作品は、初めて自分の足で歩き出した。]
(7) 2022/05/08(Sun) 11時半頃
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[手入れを終えると、端末を手にとる。 乗客達の顔と名前をひとつずつ、指でなぞっていく。 懐かしく思った顔も、初めて会った顔も、見たことのない顔もある。種族も性別も年齢も様々な人々が、この船には乗っている。置かれた立場も。
その誰もに救われる権利があると思っている。 救われて欲しいと、願っている。]
……冷凍……
[経験も知見もないため、冷凍されるとどういうことが起こるのか、正確にはアルクビエレにはわからない。ので、冷凍されても平気そうに見える者をひとり選んだ。完全に個人的な印象でしかないが。
そうして端末を横に置いて、姿勢を正して指を組む。 誰も見ていない場所であっても、アルクビエレが教祖という立場をやめることはない。*]
(8) 2022/05/08(Sun) 11時半頃
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[自分の足で>>7、というのは正しくない。 それには自律してメンテナンスを行う機能はあったが、 自我というものはなかった。 製作者が死に、その体が腐り落ちていく横で、 ただ美しくそこに在り続けた。
そうして、いくらかの月日が経った後。 星喰いアメーバがこの体を見つけて、喰った。
アメーバがこの体から得たものは、 アルクビエレという名と、 観賞用に作り出された美しさだけだ。]
(*3) 2022/05/08(Sun) 11時半頃
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エフ。 あなた少し体から影響を受けすぎなのではないですか? ビジェでの出来事は確かに、当事者ではないわたくしから見てもひどいものでしたが。 まあ、お大事になさってください。
[なんだかでろでろになっていそうなエフ>>*2を労りつつ。]
いいですよね、すぐに死ねる生き物は。 我々は頑丈であるが故、そうもいかない。
[可食部を探すミツボシ>>*1に場所を譲り、犬の体を見下ろして。]
……冷凍、というのは。 痛いものなのでしょうか。
[誰に問うでもない、独り言のような思念が漏れた。]
(*4) 2022/05/08(Sun) 11時半頃
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/* 美人のチップを使っているのをいいことに美貌だの美しいだの連呼していますがけっこうはずかしいです
(-15) 2022/05/08(Sun) 11時半頃
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[アルクビエレは"慈悲深い"。 誰にでも優しく、誰にでも微笑み、 誰の手も取ろうとする。
平気で人を殺しておきながら、 本心から誰もが救われてほしいと願っている。]
(*5) 2022/05/08(Sun) 12時頃
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[――そして、救われたがってもいる。]
(-16) 2022/05/08(Sun) 12時頃
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[それは破綻した論理でも、矛盾した思考でもない。
アルクビエレにとって、 死はひとつの救いの形であるからだ。]
(*6) 2022/05/08(Sun) 12時頃
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[『星喰いアメーバ』には焼却と冷凍が効く。 アルクビエレは焼かれた同胞を見たことがある。 表面から焼け崩れ、再生をしようとしても叶わず、さりとて全てが一瞬で燃え尽きるわけでもない。外側からじわじわと、少しずつ崩れていく。熱と痛みの中で。
――ああ、我々はこんな風に死ぬのか。 ――こんな風にしか、死ねないのか。
並外れた再生能力を持つということは、楽には死ねないということだ。 死というものを思うたび、過るのは同胞を包んだ炎だ。 苦痛と絶望と怨嗟に満ちた、長い長い断末魔だ。
故に、一瞬で訪れる死というものは甘美なものに思えた。
ただ、他の生物にとっては別にそうでないということを、 アルクビエレはあまり理解をしていない。
いいですよね、などと。 そんな言葉が出てくることが、何よりの証明だ。]
(*7) 2022/05/08(Sun) 12時頃
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/* アルクビエレがギョウブさんを選んだ理由は多分もふもふしてて寒さに強そうだからです
(-17) 2022/05/08(Sun) 12時頃
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/* 恐らく次の占いはわたくしになる気がするんですが、そうすると明日は吊られないのか?という気もしており 吊ってもらってもぜんぜんいいが
(-18) 2022/05/08(Sun) 12時頃
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/* 知ってたけど最高のやつですね……
(-21) 2022/05/08(Sun) 13時半頃
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― 早朝 ―
[昨日と同じく、アルクビエレは常よりも少し長いお祈りの時間をとっていた。 どこからか、微かな悲鳴>>11が聞こえてきたのはその時だった。 扉を開けると、その声はより明瞭になる。]
PJ、……
[普段とはまるで違う、取り乱したような、聞いたこともないような彼女の声。 けれど、何度も聞いたことのある、大きすぎる悲しみを抱えた者の声。 場所は恐らくロバートの部屋だろう。"死者を見る"と語った教祖は当然、彼が死んでしまったことを知っている。部屋の位置を聞いてはいなかったが、声のする方へと歩いていって、
ロバートの部屋の入口から、その後ろ姿>>14を見た。]
(19) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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……、
[かける言葉はなかった。 あれだけ活発で明るかった彼女が泣き崩れているところを、見てはいけないような気がして、すぐに踵を返した。 もしかしたら、それは普段"誰にでも救いを"と公言している者らしくはなかったかもしれないが。この時は、彼女をそっとしておくことを選んだ。 二人はとても、仲が良いように見えたから。]
(20) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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[それから、アルクビエレは総合案内所へ出向いた。 受付ロボットをつかまえて、昨日PJが頼んでいたような放送を流してもらうようにした。話し合うことは、変わらず必要だろうと思ったから。
昨日よりは少し遅めの時間――例えば昼過ぎだとか――に、昨日と同じロビーで話し合う場を持つこと。来られない者、来たくない者は来なくてもよいこと。 そんな内容だ。]
(21) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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/* なくても集まりそうな気もしたけど、一応……!
(-22) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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[そうしてから、一旦自室に戻るかどうしようか、と考えたところで、総合案内所のモニターでPJからのメッセージを受け取った。]
……ジェルマンはアメーバではない、
[口の中で呟く。 彼がそうでない、と告げられたことはひとまず、喜ばしいことだ。一方で、アメーバが見つからなかった、ということでもあり――もしも、昨日彼が危惧のひとつとして挙げたことが現実であったとしたら、結果自体を疑わなければならなくなる。
そして、追放された者の名前>>#1も見る。 ギョウブ、という客とは面識はない。彼を"見た"かについては、人の集まった場で話すのがよいと思われた。]
(22) 2022/05/08(Sun) 14時半頃
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/* このアルクビエレってやつ人の心わかってるのかなあ……とずっと考えてるんですけど、わかってる寄りのわかってないですね多分 手癖です
(-23) 2022/05/08(Sun) 14時半頃
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/* ミツボシが毛皮汚さないようにしてるのめっちゃやさしい エフとミツボシが体の記憶にけっこう影響受けてるのもおいしいんですよね るんるん
(-24) 2022/05/08(Sun) 15時頃
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[返ってきたミツボシの言葉>>*8に、考え込むような仕草をみせた。]
そういうものですかねえ…… 苦しみは短い方がいいと思うのですが、確かに、死ぬこと自体には良いも悪いもありませんね。
[納得したのか単に思考を切り替えただけか、顔を上げて。]
そう、あの元海賊ですが。 我々の仲間だった、と言ってしまうかどうか、ですね。 サラは恐らく「減っていない」と言うのでしょうが。 どちらにしろ、次はきっとわたくしが検査をされるでしょう。
(*9) 2022/05/08(Sun) 15時半頃
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/* エフの追悼の >ソファから流れ落ちてるギョウブ が想像できすぎてかわいいんですよ
(-27) 2022/05/08(Sun) 18時半頃
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― 食堂 ―
[話し合いの案内が受理されたことを確認して、食堂へ向かうとエフの姿>>29がある。するすると寄っていき、冷めた食事を見て気遣わしげに眉を下げた。]
おはようございます、エフ。 昨日は体調が優れないようでしたが……大丈夫ですか?
[ご無理は、と言いかけて、その手の中にある端末の画像が見えた。]
それは、ロバートと……ギョウブという方とも、エフはお知り合いだったのですね。 わたくしも、拝見してもよいですか?
[と、背を曲げて。落ちてきた髪は、そっと耳にかけた。 許しが得られれば、少しの間エフの隣で二人の画像を眺めることだろう。]
(32) 2022/05/08(Sun) 19時頃
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いえ、ずっとひとりでこういうことを考えてきたもので。 他の意見が聞けて、非常に参考になりました。
[手だけ人型になったミツボシ>>*10を見て、ふふ、と笑う。]
そうですね、今日のところは合わせておいてもよいかもしれません。正しさの証明……とやらになればよいのですが。
(*11) 2022/05/08(Sun) 19時頃
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[それから、しばらくして食堂のエフのところへ。]
擬態を保てる程度には回復したようですね。何よりです。
[流れ落ちているギョウブの写真を見て、]
……ミツボシ、あなたが目をつけていた彼。 結構不摂生だったようですよ。
[これは食べなくてよかったかもしれませんよ。などと言った。]
(*12) 2022/05/08(Sun) 19時頃
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― 食堂 ―
[声をかけられて>>39、端末から顔を上げる。声の主を認めると、屈めていた背を伸ばした。]
おはようございます、サラ。朝食ですか? よろしければ、こちらで一緒に。
[向かいの椅子を勧める。 テーブルには恐らくまだ手つかずのエフの料理と、アルクビエレの前にはストローの刺さったグラスがひとつ。]
ああ、エフが撮ったお二人の写真のようですよ。 ロバートと……ギョウブという方も、長くこの船に乗っていたようですね。
[問われるまま答えてから、少女の表情を見る。単に、疑問に思ったという様子の少女に、まだ彼のことを知らないことを察した。]
(40) 2022/05/08(Sun) 22時半頃
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