人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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視点:


タバサ1人が投票した。
ヘイタロウ9人が投票した。

ヘイタロウは村人の手により処刑された。


【赤】 黒い取引先 アリババ

マユミ! 今日がお前の命日だ!

2023/07/31(Mon) 00時頃

時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
マユミが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、アリババ、ナルミ、パラチーノ、こころ、ヒイラギ、オトサカ、タバサ、ニトカの8名


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 00時頃


【人】 黒い取引先 アリババ

さて、
お二人はこの世界から消えたことを連絡しておく。



で、次に目覚めかけているものもいるようだ。
ヒイラギ[[who]]パラチーノ[[who]]
キミらはどうやら命は落としていないようだ。
あと少しで、この世界から去り行くだろう。

(0) 2023/07/31(Mon) 00時頃

天のお告げ (村建て人)

【業務連絡】
みなさま「ヒイラギ」さんに投票セットお願いします。
もしくは「アリババ」に委任でも構いませんが、」間違えてアリババ投票はしないでくださいね。
襲撃は「パラチーノ」さんにセットします。

よろしくお願いします。**

(#0) 2023/07/31(Mon) 00時頃


【赤】 黒い取引先 アリババ

ごきげんよう
目覚めた諸君
気分は、まぁ、あまりよくはないだろうが、
少し、聞いてくれ。

(*0) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【赤】 黒い取引先 アリババ

ここは病院だ。
災害事故のあと、キミたちは同じ病院に運ばれてはいる。

怪我に関してはどうかな?
かすり傷、軽傷ぐらいはあるかもだが、
きっと後遺症が残るほどのものではないはずだ。。
ただ、少し安静を命じられているだろうが、
目覚めた者同士は、きっと病院で出会うだろう。
しかし、まだ目覚めていないものは、さすがに面会謝絶になっている。

(*1) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──カフェにて──

[わさび漬けおにぎりを食べて咳き込みそうになった時、
回先輩に話しかけられたっけ>>2:240
肉じゃがの事を訊ねられた時は、世界が変わる前?と同じ、これまで通りの先輩だったと思う。
会話だけ切り取ると、本当に今までと変わらないなぁって。
そう思うと一瞬だけ鼻がツンとした。これはよいワサビだね]

(1) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【赤】 黒い取引先 アリババ

で、伝えておくことがある。
そうキミたちは、今、オレの姿が見えているだろうが
他の現実のものにはオレ、アリババの姿は見えていない。

あと、キミたちが眠っている間は、
あの美術館のことを視ることができるだろう。
もちろん、干渉することはできないが。

(*2) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[で、その後で先輩も出て行ってしまったかな。>>2:247
気付けばカフェには俺一人…、否、入れ替わるように高祈先輩が入ってきたっけ。>>2:301]

 あ、高祈先輩ドモ。
 休憩ですか?

[と、声をかけつつ、何となく先輩の行動を見守ってしまった。(他に誰もいないから)
まずはお茶を飲んで、それからおにぎりを手に取って。
たったそれだけの行動だけど、何だか心許ないな。慣れてないのか、あ、なるほど]

(2) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ここで俺は唐突に先輩が良い所の御曹司だってコトを思い出す。以前、何かの拍子に誰かのツテで聞いた噂話だけど]

 え〜っと先輩…俺、手伝いましょうか?
 あ、お味噌汁よそいますね

[コンロに乗っかった鍋の蓋を開け、まだ中身が残っているのを確認したらガスを点火する。きっとこの人、コンロで火を点けたこともないだろう]

(3) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんな折だったか。
どこかで聞いたヴァリトンボイスがまた。>>0
その中に含まれた響きに、俺は動きを止めた]

 ……えっ、…俺?

[思わず天井を仰ぐ。そこには、天使の姿はなかった。**]

(4) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【赤】 黒い取引先 アリババ



ということで、
まぁ、もし、何かあれば、

オレが仕事が終わるまではキミたちのいうことをきかなくもないかもしれない。



それじゃあな。**

(*3) 2023/07/31(Mon) 00時頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 00時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 目覚めのお告げ ――

 なるほど。了解しました。

[  そのとき、アリババさんの姿は見えたのだったか、
  それとも声が聞こえただけだったのか。>>0

  いずれにせよ、俺は自分が死んでいないこと、
  そして、研究室の他の誰かが亡くなったことを、
  事実として淡々と受け入れた。 ]*

(5) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[この後、高祈先輩と何か話したかな。
手元の鍋がグラグラ煮立つ前に火を止めて、伏せてあったお椀を手にして味噌汁をよそう。宣告?の衝撃がまだあって手元が震えそうになったけど、何とか零さず火傷せずに出来たと思う]

 ……ドゾ。
 熱いので、気を付けてくださいね。

[お椀の上に揃えた箸を乗せて、高折先輩に味噌汁の椀を差し出した。**]

(6) 2023/07/31(Mon) 00時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 00時半頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:医務室―

………本気なんだ?


[まさかの遺骨ダイヤの受け入れになるとは思いませんでした。>>2:329
でも、自分で言ったものですから今更取り消すことも出来ません。
あともしこれ>>2:336を知っていたとしたら気色悪いよりも「おっも!!!重すぎ!!!」とぎゃあぎゃあ騒いだに違いありません。
知らなかったことを良しとしましょう。
思うより脆いダイヤ。しかも人工物で天然ではない、それでいて自分の骨でできた宝石。
それが"らしい"とは、と思わないではありませんでしたが、小さく笑って返事だけを受け止めることにしました。

それは、単純に返事ができないことを悟ったからでもありました。
アリババの声が耳に届いたからです。>>0
またそれにより知ることができました。
柊と福原がこの夢の中から抜けられると言うことを。

ぴく、とモノを探す手が止まります。
けれどしくしくと未だ泣き続ける女の子に気が付いて、探し物を再開しました。]

(7) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 水商売 タバサ

男子なら良いってわけじゃないけど……。
女子たちを先に安心させてあげたいかな……?
それとも男子の方が体力あるから目が覚めるのが早いのかしら。
銀ちゃんは目が覚めるの早かったけど……。
いや、それを言ったら教授は。
教授は体力とかより運が良かったのかしら。
だからと言って大藤くんと高祈くんだって体力無いわけじゃ無いし……いやでも当たりどころがどうとか?


[体力に関しては自信がありませんから、自分が今回目を覚まさなかった理由として気持ちを落ち着けました。
きっとそう。体力しっかりしている子から目が覚めているのでしょう。
なら誰が目を覚さないか、なんて考えなくて良いのです。
戸棚からバスタオルとショーツ、それに衛生用品などを取り出します。
詳細を聞いていなくてもわかるのです。
だってあの子は田端の悪夢のカケラですから。
田端はそれらの荷物を抱えて女の子の前に座りました。
怖がらせないように、彼女の前に膝をつきます。]

(8) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 水商売 タバサ

これで着替えたら良いわ。
カーテンの向こう側かトイレで着替えてらっしゃい。
使い方は、授業でもやっていたわよね?


[女の子は未だ泣いています。
ハンカチを取り出して、その涙を拭いてあげました。
そして立ち上がるとトントンとあやすように背中を軽く叩きます。]


大丈夫。恥ずかしいことでも怖いことでも、ましてや病気でも無いのよ。
汚れてしまったものだって、洗ったら大丈夫なんだからね。


[シクシクと泣いていた女の子は静かに頷きます。
そして田端が渡した荷物を抱えると、カーテンの向こう側に行ってしまいました。
ごそごそと物音がします。
田端は小さくそっと息を吐き出しました。]

(9) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 水商売 タバサ

[女子にとって、トイレと血の臭いは結びつくものがあるでしょう。
更に田端には結びつく記憶がありました。

それについて、授業で習っていたはずでした。
けれど想像とは違ったそれに習っていたものと直ぐ結び付かなかった田端はとても動揺してしまったのです。
どうしよう、血が出た、死んじゃう。
何かの病気かも、早く伝えないと。
死ぬかもしれないと怖くて泣いて、母親に伝えた時に笑い飛ばされたのはとても哀しかったのです。
確かに今となっては笑い話。
それでも、もしかしたらと思うじゃないですか。
自分も同じように心配してくれないかって。
だって本当に怖かったんですよ。
何かの病気じゃないのかと本気で心配したのに。

母に言うんじゃなかった。
そんな不信感がまた一つ積み重なりました。]**

(10) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 00時半頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 00時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 2階・絵画『運命』の前→カフェ ――

[  さて、もうすぐここから消えるなら>>0
  さっさと肉じゃが作らないとならない。>>2:6

  まさか、骨谷先輩に惜しまれていたとは
  俺は知らなかったけど、>>2:369
  早速、俺は料理開始だとばかりにカフェに移動する。

  カフェに着くまでの道中、
  誰かしらに会えば、挨拶して
  立ち話をすることもあったかもしれないけど、
  俺の最終的な目的地はカフェで変わらない。 ]

(11) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ ――

 お疲れ様ーっす!

[  と言いつつ、カフェに入ったけれど、
  店内には誰かいたかな?

  もし誰かがいて話すことがあれば、
  会話はそこそこにしつつ、
  会話が途切れたタイミングで、
  俺はキッチンに向かっただろう。 ]**

(12) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 00時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 回想・食事中 ──


[先程何気なく挨拶し、問いに肯定を返した相手>>2
まだ一年生の彼とは、同じゼミの為にこうして気軽に言葉は交わせるがあまり関わった経験が無い。]

……手伝う?
えっと、ああ、ありがとう。じゃあお願いしようかな

[最初は何を言っているのか分からなかったが、続いた言葉に合点がいく。>>3

気を利かせて味噌汁を準備してくれるらしい。
勝手に用意して勝手に食事を始めてるのだから、それだけで満足なのだろうと考えて気にしなくてもいいだろうに。
しかし厚意には甘えておこう。普段の福原が重なるような律儀な後輩だ。]

(13) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




[流石に自分の部屋の冷蔵庫から作ってもらった料理や飲み物を出した経験くらいは、一人暮らしを始めて大学四年になって無い。
話に聞いていただけで場所が分からず多少探したのは、慣れていないからだと言われればそうだろう。

もし飲み物を口にした後に席に持ってあったおにぎりを手に取る様子が覚束なかったのだとしたら、それは経験ではなく思考の内容のせいかもしれない。>>2:301,>>2:302

そんなことは、柊に見られていたことも何を思われていたのかも知らない成海は考えもしないのだが。]

(14) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 宣告 ──

[上の空の意識が再びの唐突さにスマホを取り落とさせる。
席に腰を下ろしていた為に、それは硬質な音を立てテーブルに落ちただけだったが。

二人の覚醒、もう二人への宣告。>>0
これで四人の後輩の生還が決まった。]

目覚めまで見守っていただけてるんですね
ありがとうございます、アリババ様

[彼の姿が今回も見えても見えなくとも、椅子から立ち上がり一礼をした。

銀にもメッセージくらい送っておけば良かったか、そう思っても後の祭り。
いつ目覚めるのか此方は悟れない。時間は有意義に使わねばならない。

ただ彼女はもう側にいる人間を疑ったりしなくて済むのは確実だから、良かったねと心の中で声を掛けておいた、*]

(15) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[飲み物と食事を用意して>>2:301
おにぎり一つを時間を掛けて食べて>>2:301
その後骨谷からのメッセージを読み>>2:330
ファイルアプリを確認し画像を見つめ>>2:331,>>2:332
それから、声を聞いた。]

ありがとう、柊君
……そしておめでとう、本当に良かったね

[それなりに時間が経っていた筈だが、
宣告の声を聞いた後に味噌汁を出される。>>6
そもそも時間を掛けて食べていたということが錯覚なのかもしれない。
階段についてアリババと話をしたことを思い出した。

そんな不思議も起こりうるのがこの空間なのだろう。
彼の体感と違ったかもしれない話は置いておいて、心からの祝福と共に笑いかけた。*]

(16) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[──なって無いということは無い。>>14

ホームキーパーが常に部屋に常駐していたら、使用人なのだから。*]

(17) 2023/07/31(Mon) 00時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



柊君にも色々思うことが生まれたかもしれない
それは多分、同じ生還者としか分かち合えないものだ

今は目覚めるまで、悔いがないように過ごすことを
何より考えるべきじゃないかなって、俺は思うよ

[彼は味噌汁を零したりせずに先輩に差し出してくれたけど
少なくとも、驚きはしただろう。
呼ばれる心の準備をしていなかっただろう。
きっと骨谷もそうだったと想像した。

月並みなことしか語れないが、間違いではない筈だ。*]

(18) 2023/07/31(Mon) 01時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


じゃあ、いただきます

[区切りがついたところで手を合わせ、箸を掴んだ。

元より少食でおにぎり一つで済ませるつもりだったが、心優しい後輩により味噌汁まで付いてきた。

飲むとほっとし、嫌な感じがなく身体が温まる感覚。
アリババの話を借りるなら思い込みが夏場の気温を上回り──あの時のことばかり考えるのは、やめておこう。

柊が何かを言うのなら応じただろうが、そうでなければ黙々と椀を空にする作業へと入る。
食事をしながらスマホを弄ったり率先して喋るタイプではなかった。]

やあ、さっきぶり。
美味しかったよ。ありがとう

[例えば礼を言うべき相手が自らやって来るとか、そんな例外もあるけれど。>>12
もう一人の渦中の人物へ声を掛けた。*]

(19) 2023/07/31(Mon) 01時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 01時頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 少し前:エントランス ─

 本当に呼べば来るんだな。

[少しして目の前に現れた男は1番初めに見た時のように
黒いスーツに身を包み、深く帽子をかぶっていた。
その背には黒い羽があるように見えた。
天使の羽は白とは限らないのだなと、思う。]

 二つほど聞きたいことがある。
 ひとつは、お前を撮ってもいいか?
 厭ならやめておく。

[その相手が被写体として映るか映らないかはどうでもよかった。
ただこの一瞬という時を切り取りたい。
ここにあるものを─誰かの心残りを─この手で。
それはある意味では、自分の心残りなのかもしれない。]

 もうひとつは──…

(20) 2023/07/31(Mon) 01時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 可能なら、教えてくれ。

[取り乱すことも無く。
一方的に怒ることもなければ悲観的になることもない。
この夢に馴染んだような一番異常な姿の自分を見て、
黒の天使は何を思うのだろう。*]

(21) 2023/07/31(Mon) 01時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[黒き天使との話が終わる頃、また誰か変える名を聞いただろう。
柊遥に福原徳人。
そうか、と頷きをひとつ返す。
視界の端に見えた樹にはいつの間にかまた二つ、
落ちていたはずの林檎が元通りに揺れている。]

 いよいよ、自分の夢なのかもしれないな。

[何処かで「そうであればいい」と思う自分もいる。
死にたい訳では無い。
ただ、誰かが死ぬよりも一番有益な死だろうと思うだけだ。
望む言葉が得られたなら、自分の足はロータリーへと向かった。*]

(22) 2023/07/31(Mon) 01時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ ロータリー ─

[外に出ると、うだるような熱風を感じた。
これは自分の記憶の一部なのだろう。
都合よく涼しくなってくれればと思ったが、コントロールするのはまた違う話のようで
結局は夏の暑い中に真っ向勝負で挑む他なさそうだ。

本館地下に続く道を下り、八角形のロータリーの中へと向かう。
幸いまだ回谷は来ていないようだったから
小さな天井の窓に向かって、カメラを構えてシャッターを押した。]

(23) 2023/07/31(Mon) 01時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[カフェで聞いた言葉は、胸の中にある。
だが、結局何も見いだせぬままだ。
回谷にとっての利点も、理由も、何もかも。
こんな空っぽの心を覗いても辛いだけだろうに。

それでも    と、彼女は言うのだろうか。

それが彼女の心残りだとすれば]

(24) 2023/07/31(Mon) 02時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 
 
  Passing each other in the seasons,
     sometimes hurting others.

  Touching the light and stretching the shadows,
     furthermore, the sky is far away...
 
 

(25) 2023/07/31(Mon) 02時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[普段歌声など落とすことはない。
少し掠れた甘めの中低音が残響して。

もう一枚とシャッターを切れば、
ここへ向かう足音が聞こえただろうか。**]

(26) 2023/07/31(Mon) 02時頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 02時頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 06時半頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 06時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

>>20

呼べばきますよ。
まるで、執事のように。

いや、執事とは違うか。
…とそんなことはどうでもいいですが、

[そして、二つの問いを静聴した]

(27) 2023/07/31(Mon) 09時頃

【人】 季節巡回 こころ

[身近にとてもよく似た境遇の後輩がいると>>0:402
今のあたしが知ることはないのだが。

彼女と違うのは、あたしと妹が
中途半端に似ていたことかもしれない。
似ている上で、明らかにあたしの方が下だった。

80点のテストの答案。
母の日に頑張って作った料理。
綺麗にお洒落した晴れ舞台。
どれもこれも単体ではそんなに悪い出来じゃなかったけど、
あの子の隣にいると色褪せて霞んでしまう。

みんなあの子を見てパッと顔を輝かせて心からの賛辞を述べたあと、
あたしを見て一瞬間の抜けた顔をして、取り繕うような笑みを浮かべる。
何度も、何度も、何度も。
繰り返しあたしはその表情を見てきた。]

(28) 2023/07/31(Mon) 09時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[そして、丁寧口調はそこまでと回答する]

オレを写真に撮りたいなら、それはご自由にだな。
ところで、おまえさんが写真を撮る理由はなんだ?


ともすると、残らないかもしれない。
だけどシャッターを切る。
まるで、それがないと、
自分の心が本当は何を映しているのかも
わからないみたいにだな。

[少し、そんな煽りをいれてもみたり]

(29) 2023/07/31(Mon) 09時頃

【人】 季節巡回 こころ

[姉にとって妹は可愛いものだって?
そうだね、小さい頃はそうだったかもね。

お姉ちゃんお姉ちゃんと慕って、
なんでもかんでもあたしの真似をして。
そうして無邪気な顔をして、
あたしの居場所を横からかっさらっていく。

初恋の男の子は妹のことしか見てなかったし、
次に好きになった人は下位互換だと嗤った。
その次に好きになった人もーー...]

(30) 2023/07/31(Mon) 09時半頃

アリババは、彼の問いに対して、彼にひそひそと告げた。

2023/07/31(Mon) 09時半頃


【人】 季節巡回 こころ

[ここではないどこかに行きたかった。
だから勉強して、親を説得して、無理矢理家を出て、
晴れて遠くの大学に来た。

自由になったと思った。
ここにはもうあたしとあの子を比べる人はいない。
これがあたしの望んでいたものだと思った。

まるで何もかもがうまくいくような、
ーーそんな錯覚さえしていた。]

(31) 2023/07/31(Mon) 09時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[ばかだな。
そんなわけないのにね。**]

(32) 2023/07/31(Mon) 09時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>21
これで答えになったか?

[答えるべきことを応えたのち、
エントランスを見渡してから、
外を眺める]

今は昼なのか、それとも夜なのか、
それもキミの意思でコントロールできるだろう。

今、この風景は、目覚めればもう二度とみることはない。
ちょっと試そうか。

[そして、空を見上げ、やや、詠唱をする。
 すると、昼が終わり夕方になり、夜の闇から群青色が溶けて朝へ。
 そんな様変わりが数十秒の中で起きた]

それじゃあな。

[用があればまた呼べばいいと消える]**

(33) 2023/07/31(Mon) 09時半頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 09時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

──カフェ──

[高祈先輩がおにぎりを食べるのに合わせて味噌汁を出すつもりが、俺を取り囲む時間だけものすごくゆっくり流れてしまったらしい。
だいぶ、タイミングをずらして、とっくに食事を済ませたところへ味噌汁を出してしまったが、先輩は受け取ってくれた。>>19
いや、その前に、《祝福》を受けた>>16]

 あ、……ありがとうございます
 良かった…、…そうですね…

[本当に、何とも言えない不思議な気持ちがした。
カフェに入った時、銀先輩と骨谷先輩に向けて、生還おめでとうございますと告げた時は、掛値のない祝福を伝えたつもりだったが、受ける側に来ればこうも複雑なのか。
(遅ればせながら、銀先輩のいつも通りの微笑み>>2:102 を浮かべた心中を察した)

自分の正直な気持ちを伝えて誠実に接するのが、人付き合いの上で重要だと思って来たけれど、今回人生を断たれずに生き続けるのであれば、もう少し違うやり方も身につけないといけないか]

(34) 2023/07/31(Mon) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 色々思う事…、思ってた以上に生まれましたね、ハイ
 正直名前を呼ばれるまで、
 自分が死ぬ事ばかり考えていましたし…

[また《正直》に打ち明けてしまった。中々難しいな]

 目覚めて悔いがないように、……ここで過ごす事
 はい。ちょっと考えようと思います。
 
[悔いが生まれるとすれば、ただ一人、目覚める事が出来ない誰かについて、何か俺が出来る事をする、かな。
何が出来るか分からないけど。
何も出来ないかもしれないけど。
あと、誰かって、もしかしたら目の前のこの人かもしれないと思い至ると、改めて高祈先輩を見つめ返したりして]

(35) 2023/07/31(Mon) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 ……アドバイス、…ありがとうございました
 先輩もその、俺、
 先に戻って、…目覚めを待ってますね

[誰もいないし、このくらいは言ってもいいだろうか。
一言伝えるのに、ひどく息苦しさを感じてしまったが。
先輩にとっては月並みな事だったかもしれないが、俺には何だかひどく、優しく届いた。>>18]

(36) 2023/07/31(Mon) 10時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[で、先輩に味噌汁の椀を渡して、自分はこの後どうしようかと考える。
あ、キッチンの洗い物でもしようかな。
する必要もない行動かもしれないけど、色々考えるために日常的な事をこなしてみたくて。
シンクの前に立って、少ない洗い物をしていると、福原先輩の声がした。>>12]

 あ、福原先輩、おかえりなさい?
 先輩がここへ来たってことは、肉じゃがっすかね?

[さっきの天使のお告げには、福原先輩の名前もあったはず。だが今はそこには触れず、二階で交わした約束の方を優先した]

 じゃあ、それ食ってからまた探検に行こうかな。
 何か手伝えることあります〜?

[洗い物を済ませて、キッチンに入ってきた先輩に声をかけた。俺だって田舎から上京して、今は一人暮らしだ。自炊はほとんどしないが、野菜の皮むきくらいならできるぞ(ピーラーがあればね!)**]

(37) 2023/07/31(Mon) 10時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 10時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:医務室―

[……女の子の気配が消えました。>>9
きっと着替えも済ませて大丈夫だと納得できたのでしょう。
病気じゃない。死なない。汚してしまっても大丈夫。
怖いことなんてなにも無い。
田端に茶化されることなく対応された悪夢の欠片は、悪夢になること無く消えていきました。
でもね。やっぱり、何かが違う気もしたのです。
田端の胸の中に鬱々と澱が溜まっているような気がしました。
医務室のベッドに腰を下ろします。
そしてそのままベッドに仰向けになりました。]

(38) 2023/07/31(Mon) 10時頃

【人】 水商売 タバサ

夢の中でさえどうにもできないのね。


[だって、今の田端は大人です。
いろんな事を諦めてしまった大人です。
学生の身とはいえ成人しています。
だと言うのに今更そんなことを願うのは難しいではありませんか。
自分の望みをよく知るからこそ、叶わないとも分かっています。
いくら夢の中でもできないものはできないのです。
だってそれは    を必要とするものなのですから。
そしてそれは、      や     の力だけでは賄えないものなのです。
細く息を吐き出します。
夢の中なのに眠る事はできるのでしょうか。
目元から腕をどかして目を開きます。
目の前には。]

(39) 2023/07/31(Mon) 10時頃

【人】 水商売 タバサ

……………っ!!!!


[黒い影が覆い被さってきていました。
悲鳴をあげそうになりますが、首を締め付けられて息が詰まります。]


か、は………っ!!!


[首を締め付ける部分を必死に掴んで引き剥がそうとしました。
けれどそれはびくとも動きません。
その影は人の形をしているかも曖昧で、けれど真っ黒なその部分から幾つもの触手めいたものが生えて伸びてきていました。
そして、真っ赤な、口。
闇の中でにんまりと、真っ赤な口を開き嗤っていたのです。
触手はばたつかせている田端の脚を這いずり、脇から胸元へと這い寄ります。
そして真っ赤な口が田端の顔へと近づいてきていました。]*

(40) 2023/07/31(Mon) 10時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 10時頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

─ 少し前:黒い天使と ─

[丁寧な口調で執事のようにと揶揄する男。>>27
執事を雇うような身では無いから自分にはピンと来なかったが
どこぞの御曹司なら理解出来る冗句なんだろうか。

やがて直ぐに丁寧口調は崩されて。>>29
揶揄か煽りか、普通なら心をわざと波立たせるような言葉が告げられる。
残念ながら動揺も苛立ちも覚える事はなかったが。]

 理由か。
 好きだから、だと思っていたが…
 お前の言う通りなのかもしれないな。

[何も見ていない自分の代わりに。
この切り取った世界が、自分の視界なのかもしれない。
さすが天使様は言い得て妙なことを宣う。]

(41) 2023/07/31(Mon) 10時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 充分な答えだ。

[一つ二つと言の葉を返していると
この世界は空さえコントロールできるのだという。> >33
数十秒の間に一夜が過ぎ、目の前の景色が流転する。
カメラを構えるとその景色と黒い天使を枠の中に収め。

もしこのフィルムを現像したなら
朝でもあ昼でもあり夜でもあり、境界線のない合成のような空が
たった一枚映し出されるだろう。
そこに収めたはずの黒い天使は無く。
代わりに黒い蝶が写り込むだけ。]

 ああ、またな。

[消えゆく天使に告げるのは、きっとまた次があるであろう言葉。
ひらりと手を振り、天使とは逆に確かな足音を響かせて
ロータリーの方へと向かった。**]

(42) 2023/07/31(Mon) 10時半頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 10時半頃


【人】 季節巡回 こころ

[ロータリーに着く少し前。
黒い羽の男の声が聞こえた。>>0

骨谷と銀は一足先にこの世界を去り、
次に目覚めるのは福原と柊らしい。
やはりそうなんだ、良かったな、とどこか遠くに思う。

還る時はどんなふうに消えるんだろう。
まるで跡形もなく消えてしまうんだろうか。

―――最後、ここに一人残された人は。
どんな風に"死"というものを迎えるんだろうか。*]

(43) 2023/07/31(Mon) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

― →ロータリー

[どこからか歌が聞こえる。>>26

最初はまた幻聴の類かと思ったが
近づいていくうちにそうではないと悟れた。

歌の事なんてなんにも分からないけれど、
甘さを孕んだ中低音が身体に心地よく響く。
邪魔をしたくなくて、少しその場で立ち止まって声を聞いていた。]

(44) 2023/07/31(Mon) 11時頃

【人】 季節巡回 こころ

[歌が途切れるか、彼がこちらに気づくかすれば
小さく頭を下げ、ゆっくりとそちらに歩み寄って声をかける。]

初めて聞きました。先輩が歌ってるの。
お上手なんですね。

[ふふ、と自然と表情が綻ぶ。
彼にあまり人前で歌うイメージはない。
何か心境の変化でもあったんだろうか。]

……どういう歌なんですか?

[尋ねてみたら教えてくれたかな。**]

(45) 2023/07/31(Mon) 11時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 11時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― カフェ ――

 あ、高祈先輩。さっきぶりっす。
 お粗末様でした。お口に合ったようで良かったっす!

[  カフェに入って早々に会った高祈先輩に
  挨拶しつつ、>>19 ]

 俺、今から料理する予定なんすけど、
 もしよければ、後で先輩とお会いする時間を
 作ってもらえることって、できますかね?

[  この世界で先輩と話せる時間は残り少なくて
  最後にお礼を言えたらと思ったんだけど、
  先輩の返事はどうだったかな。 ]*

(46) 2023/07/31(Mon) 11時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ・キッチン ――

 おう、柊くん。ただいまー?
 うん、今から肉じゃがと目玉焼きハンバーグと、
 あと甘いものでも作ろうかなあって。

[  シンクで洗い物をしている柊くんにも
  挨拶をしつつ、>>37
  俺はキッチンに都合よく現れたレシピ本を見て
  どれを作ろうか考える。

  スイーツ作りはレシピ通りに作らないと
  大変なことになるから、
  普段はお菓子作りをしない俺は、
  レシピ本を読みながら、うんうんと唸っていた。 ]

(47) 2023/07/31(Mon) 11時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 よし、甘いものはスイートポテトと、
 イチゴ牛乳寒天にしようかな。

 ってことで、柊くんは手伝ってくれるなら、
 野菜の皮むきとか、ハンバーグやスイートポテトを
 丸める作業を手伝ってほしいんだけど、お願いできそう?

[  比較的簡単に作れそうなスイーツを選びつつ、
  手伝いの申し出には、そうお願いしたけれど、>>37
  どうなったかな。
  ピーラーは探している内に都合よく出てきたし、
  そこまで手間ではないと俺は思っているんだけど。 ]

(48) 2023/07/31(Mon) 11時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 俺さ、この世界に来た直後に
 やりたいって思ったことあったんだけど、
 結局あんまりできた実感ないんだよね。

[  柊くんが手伝ってくれていたかは分からないけど、
  少なくとも肉じゃがができるまでは、
  この場で待っていてくれたと思う。

  だから、俺は世間話でもするように、
  側にいる柊くんに話しかけた。

  少しは本音でぶつかりたいと思っていたはずなのに、>>1:32
  結局、俺は嘘と誤魔化しを続けていて。 ]

(49) 2023/07/31(Mon) 11時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 でも、結局できてなくても
 俺なりには考えて頑張ったつもりではあるんだよね。
 だから、現実世界に戻っても
 後悔することはたぶんないと思う。

 きっと柊くんも、
 この世界でやりたいことあると思うけど、
 柊くんなりに頑張ったなら、
 別にそれが達成できなくても、
 努力したって事実は変わらないと思うんだ。

 だから、この世界から出るまでの少しの時間、
 お互いに気楽に頑張ろうって、伝えたくて。

[  どうかな? なんて柊くんに笑いかけながら。
  この世界にいられる時間は残り少なくても、
  あまり気負い過ぎないといいなと俺は思う。 ]*

(50) 2023/07/31(Mon) 11時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 11時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 少し前・カフェ ──


[祝福へ応じる様子も、此方の言葉への反応も>>34,>>35
まるであの時の骨谷が重なるようだった。
それは別に彼等が似ているということではなく、語った通りに生還者のみで共有される複雑さなのだろう。]

……死ぬことばかり?

[しかし、流すには重すぎる言葉が耳に留まる。
それを皆の生存を望む優しさや、不安からのネガティブさと取ることも出来ただろう。
しかし自分自身の中にも存在した思考の為に、どうにも不穏に響いていた。

容易には触れられず、なんであろうと彼の生還が確定している為に結局相手の言葉を繰り返しただけで何も言わなかったのだが。
それに、考えようと思うと言う素直な声に嘘は無く感じたし。

別段後ろめたさを感じる理由もない成海は、
向けられるものを避けることなく真っ直ぐに視線を交わしていた。]

(51) 2023/07/31(Mon) 12時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[待っている、なんとも健気な言葉だ。>>36

まるで生きているように会話出来る皆の中に一人の死者、誰なのかも分からずに置いて行き現実へ戻るのはさぞ心苦しいのだろうに。
そこには切実さと誰かを思い遣る気持ちだけがあるように感じた。]

もしそうなったら、もっと話してお互いを知れたらいいよね
今まではそんなに話せてなかったでしょ?

[などと正しく答えているようでそうではない返しをして
内側を微笑みで押し隠したままの先輩はなんと不誠実なのだろうか。

二人の距離は遠ざかる、キッチンへ向かう姿を目で追っていた。
もしかしたらこれが最後の可能性だってある光景を。>>37*]

(52) 2023/07/31(Mon) 12時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── カフェ・福原と ──

……また?
君、将来は料理人にでもなるつもりなのかな

[あれだけ軽食を作った時点で皆福原に感謝するべきことだ。
非日常で与えられる日常がどれだけ精神に作用するか、実感したばかり。
しかし更に何か作る気だという彼に、少し呆気にとられた後に笑った。>>46]

いいよ。埋め合わせもまだだからね

[すぐ話せる距離にいた柊は真っ先に祝ったのだが。
まるで“いつもの福原”と変わりない様子に切り出すタイミングを見失っていた。
求められた時間の意味はなんとなく分かる為、今は何も無かったように振る舞うことを選ぶ。

相手が時間や場所でも指定するなら応じるが、そうでなければ連絡手段があるので此方からは特に何も言わない。*]

(53) 2023/07/31(Mon) 12時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[皿や椀を持った成海がキッチンへ足を運んだのは、
福原が向かってすぐだったか、それとも物思いに耽って時間が経っていたか。

洗い物をするつもりだったが、二人の姿を見て思い直す
今回呼ばれた二人だ、互いとしか話せないこともあるだろう。

申し訳ないがお願いすると言い残し、邪魔にならず洗う時はすぐに手に取れる位置にそれらを置いて、両者に目礼し立ち去った。

彼等は今も話をしていたかどうか、
そうであっても話の内容は聞こうとはしていないし、耳にも留まっていない。**]

(54) 2023/07/31(Mon) 12時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 12時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:医務室―

んうう……っ!く、う……!!


[首への締め付けが強くなっていきます。
ひゅ、ひゅ、と締め付けられた喉から空気が漏れるような音が鳴りました。
あとは田端のうめき声になって消えてしまいます。
触手は田端の脚の付け根に至り、その中心に触手を押し込もうとしてきました。
バタバタと暴れさせていた両脚をギュッと閉じ合わせてそれを阻止します。
顔に近づいてきた赤い口。
だらだらと唾液を垂らした舌先がそこから伸びてきて田端の頬をぞろりと舐めました。
べろべろと鼻や頬や口、ところ構わず舐めてきて呼吸がより苦しくなります。
胸元に伸びた触手が勢いよく服をずり下げて下着を露わにしました。
田端の胸を絞るかのように柔らかな付け根から触手を巻いて締め付けてきます。]

(55) 2023/07/31(Mon) 13時半頃

【人】 水商売 タバサ

ぐ……………っ、この………っ!!!


[田端は自分の口になにがあったのか気づきました。
まだ溶けきっていないロリポップです。
それが口の端から転がり落ちた事に気づいて、咄嗟にそれを取るとその小さな棒を突き立てるようにしてその陰に攻撃しました。
その瞬間、ギャアッ!という叫びのようなものが聞こえて影が霧散していきます。
首や体を締め付け這い回っていたものが急になくなって、田端はホッと全身の力を抜きました。
衣服は乱れています。顔はべとべとです。
太腿がベタベタしていたので起き上がりスカートを捲ってみると、白い何かが付着していました。
思い切り顔を顰めてしまいます。]

(56) 2023/07/31(Mon) 13時半頃

【人】 水商売 タバサ

最悪。


[飴も勿体無かったですし、何より汚れてしまいました。
部屋にある水道で顔を洗い、タオルを借りて濡らして太ももの内側も拭いていきましょう。
締め付けられた場所は薄ら赤くなっていましたが、これも消えろと思えば消えるのでしょう。
乱れた姿のまま水道と一緒に備えられている鏡をじっと見つめます。]


………消しとかないとね。


[そう呟いて、体をそっと撫でました。
こんな痕、説明するのも面倒です。]**

(57) 2023/07/31(Mon) 13時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 13時半頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 
 
  Someone is waiting for you at the end of this road.
     I dream of a ───
 
 

(58) 2023/07/31(Mon) 14時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 ───、…。

[人の気配に歌は途切れる。>>45
ロータリーには長い残響が五秒ほど『夢の』尾を引いて、消えた。
歌が上手いという言葉には同意や反応こそすることは無かったが]

 人を傷つけてすれ違っても、生きていれば
 その先に誰かの待つ未来がある。
 いつでも夢を見ている。

 ……そんなような歌だ。

[知りたがりの後輩に、歌の意味を教えると
ロータリーの真ん中に落ちる真四角の光のすぐ側にゆっくりと向かう。
視線を促せば、回谷も近くに寄るだろうか。]

(59) 2023/07/31(Mon) 14時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[どこかでおぞましい悪夢が同期を襲っている事が知れたら
助けにも行けたのかもしれないが。
今このロータリーの中はあまりにも穏やかで
まるで本当に心地いい夢の世界に佇んでいるよう。
闇に射す四角い光に手を伸ばす。]

 綺麗だろう。

[落ちた光の柱にはゆっくりと、どこからともなく桜の花弁が落ちていく。
またゆっくりと小雨が落ち、ゆっくりと枯葉が舞い
ゆっくりと粉雪がこの手に触れた。

成程、黒い天使が言っていたのはこういうことか。
移り変わる四季は彼女の目にどう映っただろう。*]

(60) 2023/07/31(Mon) 14時頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 14時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 少し前:カフェ ――

 いや、だって、作るって約束したんすよ。
 大津先輩もかなりの量食べてたので、
 そろそろさっき作った分も無くなるかもって
 思ってましたし。

 あははー、ありがとうございます。
 って、そもそもこれって先輩のせいでもないんだし、
 先輩が“埋め合わせ”する必要ないんすけどね。
 じゃあ、また連絡しますね。

[  仮に高祈先輩が亡くなっていても、
  勝手に“慈悲”を与えたのは神様だから。
  おそらく冗談だとは思うけど、
  本気で気にしてるならその必要はないのにとは思う。

  会う場所や時間の希望は特にないため、
  後でスマホで打ち合わせしようと思っていた。 ]

(61) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  俺は誰も亡くなってほしくないし、
  きっと誰が亡くなっていてもその死を悼むはずだけど。

  災害を起こしたのは俺ではないし、
  生きていることに申し訳なさを感じることはない。

  そこまで生存欲のない俺が生き残るなんて
  不健全な世界だとは思うけど、>>306
  俺が何を思ったところで結果は変わらないのだし、
  心が揺らぐことなんてなかったんだ。 ]**

(62) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:カフェ・キッチン ――

 ありがとうございます。

[  高祈先輩が使った器をキッチンまで
  持ってきてくれたから、>>54
  俺はお礼を言いつつ、先輩が立ち去る姿を見送った。

  さて、そろそろ料理を始めようか。 ]

(63) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 電気圧力鍋って、火加減とか見なくていいから
 めっちゃ楽なんだよなあ。

[  まず始めるのは肉じゃが作り。

  水洗いした白滝を沸騰したお湯で下茹でして、
  皮をむいた人参とじゃがいもを乱切りにする。

  それから、キッチンに都合よく現れた
  俺の家にあるものと同じ型の電気圧力鍋に、
  人参、玉ねぎ、豚肩ロース、白滝、
  じゃがいもの順番に具材を入れて、

  砂糖、醤油、料理酒、みりんを混ぜ合わせた
  合わせ調味料を流し入れて、蓋をして、
  圧力調理のスイッチを入れれば、
  これで無水肉じゃががほぼ完成となる。 ]

(64) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  肉じゃがを調理している間に、
  みじん切りにした玉ねぎをフライパンで炒める。
  フライパンから漂う、香ばしくて甘い香りが
  俺の鼻腔をくすぐった。

  玉ねぎがあめ色になったら、粗熱を取って、
  ボウルの中に合いびき肉とあめ色玉ねぎ、
  パン粉、牛乳、塩胡椒を加える。

  それから、ビニール手袋をした手で、
  ボウルの中の材料をこねこねと混ぜる。
  タネの独特の粘り気のある柔らかな感触が
  手袋ごしに伝わってきて、何となく気持ちいい。

  それからタネを楕円型に成形し、
  左手から右手へ、右手から左手へ、
  ポンポン軽く投げて空気を抜いて、
  タネの真ん中を軽く押さえてバットに並べ、
  一旦ラップをかけておいた。 ]

(65) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  それから、皮をむいたさつまいもを輪切りにして
  水にさらして、電子レンジで温めて柔らかくする。

  さつまいもをマッシャーで潰したら、
  バター、砂糖、塩を加えて、
  さらに生クリームを少しずつ加えて、
  ゴムベラで混ぜ合わせる。

  タネが滑らかな感じにまとまったら、
  一口サイズに成形し、表面に卵黄を塗ったら、
  予熱したオーブンに入れて焼き上げる。 ]

(66) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  ここで、加圧を完了した電気圧力鍋が
  鍋の中の圧力が下がったサインを見せたため、
  蓋を開けると肉じゃがを煮詰めていく。

  木べらで鍋をかき混ぜると、湯気が香り、
  甘辛いような和風の匂いが広がった。

  十分に煮詰まったら、肉じゃがは完成で、
  俺は再び電気圧力鍋の蓋をして
  保温スイッチを押した。 ]

(67) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  次はイチゴ牛乳寒天作り。

  鍋に粉寒天と水を入れて、ゴムベラで混ぜ合わせて、
  沸騰直前まで火にかけて温める。
  それから、角切りにしたイチゴ、砂糖、
  牛乳を加えて、さらに混ぜ合わせた。

  鍋の中で、ほんのりと甘酸っぱい香りが濃くなって、
  色味もわずかに薄桃色に変化する。

  そして、バットに鍋の材料を流し入れて、
  少し寒天が固まり始めたら、
  半分に切ったイチゴを寒天の上に並べて、
  そのまま冷蔵庫で冷やし固めた。 ]

(68) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  さて、いよいよハンバーグを焼いていく。
  まずは片面を焼いて、ひっくり返すと
  蓋をして蒸し焼きにする。

  焼き上がって蓋を開ける頃には、
  弾ける肉汁の香ばしい匂いが辺りを漂って。
  竹串を刺して焼き上がっていることを確認した後、
  ハンバーグを皿に取り出した。

  それから、フライパンに残った肉汁に、
  ケチャップ、ウスターソース、醤油を混ぜて
  煮詰めていけば、デミグラスソースが完成する。

  出来上がったソースを、スプーンを使って
  ハンバーグの上にかけていく。 ]

(69) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  最後に目玉焼き作り。

  フライパンにサラダ油をひいて温めた後、
  玉子を割入れ、水を加えて蓋をして温めると、
  半熟目玉焼きが完成した。

  目玉焼きをハンバーグの上に乗せれば、
  目玉焼きハンバーグが完成し、

  オーブンで焼き上げたスイートポテトは、
  粗熱を取った後に、一つ一つラップで包んだ。

  イチゴ牛乳寒天は冷やし固まると、
  包丁で8等分に切って、
  ラップをかけて再び冷蔵庫に保管する。 ]

(70) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 さて、完成っと。
 ちょっと休もうかなあ。

[  俺はカフェの椅子に腰かけると、
  スマホを開いて、

  『カフェで肉じゃが・目玉焼きハンバーグ・
  スイートポテト・イチゴ牛乳寒天を作りました』
  『イチゴ牛乳寒天は冷蔵庫に入れてます』

  と、グループLINEにメッセージを送信した。 ]**

(71) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 14時半頃


【人】 季節巡回 こころ

[周囲に響いた歌声が
数秒程の残滓を残し、消えていく。
歌の意味を問えば大藤が教えてくれた。>>59]

…………へえ。
何だかずいぶん前向きな歌ですね。

[彼の口からそんな言葉が出てくるとは
少々意外だった。いや歌詞だけれど。
いつでも夢を見ている。誰かの待つ未来――……

今の状況とリンクするような気がしないでもなく
どうしてそんな歌を、と僅かに思ったけれど]

(72) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ

……ん?

[ロータリーの真ん中。
上から四角形の光が差し込んでいる。

手を伸ばす彼を見つめれば
桜が、雨が、葉が、雪が。
ゆるやかに四季を描いていく。

どこか幻想的な光景は
その場に佇む彼含めて
それこそ絵画を切り取ったようで
口を開けてぽかんと魅入ってしまい。]

…………、 きれい。

[唇から小さく言葉が零れ落ちる。]

(73) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 季節巡回 こころ


綺麗ですねえっ!!

[改めて口にし、ぱあっと顔を輝かせた。
すごい、やろうと思えばこんなことも出来るんだ。
ここに来るまで色々考えていたことも一瞬だけ忘れ
きゃっきゃっと彼を見上げてはしゃぐ。]

えー、もしかして先輩がやったんですか今の!
すっごい素敵じゃないですか!
あ、せっかくだし撮ったらよかったのに!

[いや何度も見られるものかどうかは分からないけど。**]

(74) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 回想/カフェ・福原と ──

君は誰かの為に行動してばかりだな。

[呆気に取られた様子が、理解により普段通りに戻る。

働き者の福原に対し、彼に救急箱を探させ料理が更に必要と思わせる程食べた四年の男二人よ。
沢山食べてもらえるのは嬉しいのかもしれないし一般的に若い男はよく食べるそうなので、純粋に迷惑をかけた成海と比べれば大藤はずっとマシだが。]

本当に、頑張り屋だね

[光の足りない目を細める。

優しいと言うのは簡単だろう。けれど、この時は選ばない。
あの絵の前での打ち明け話を経て、今は何か違う気がしていた。*]

(75) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── カフェを出て ──


[充分に休憩をしたので、
二人の会話や福原の約束を果たす為の料理を、無意味に邪魔しないように出てきたが
実のところ成海には目的という目的も今は無い。
連絡は福原の都合の良いタイミングで来るはずだ。>>61

未だ出会っていない者達が多少気掛かりなくらいだ。

……勿論顔を合わせた彼等彼女等にも、これ以上何もなく目覚めてほしいと思っている。
脳裏にはあの部屋で横たわる福原の姿、流れる血の赤さがちらついた。]

(76) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[──だから、なのだろうか。

あの時遠さにもどかしくなった場所について、考えてしまったのだろうか。
いつの間にか、清潔そうで白が目立つ部屋への扉を開けて佇んでいた。

訪れたことが無い上にどうにも正規の道筋を辿った記憶が無いので、そこが本当に福原の言っていた部屋なのか違うのか分からないが。]

──……田端さん?

[その時彼女は未だ鏡の前だっただろうか、違うところにいただろうか。>>57
入り口から見つけられる場所にいたのは確かだろう。

何も知らない成海は気軽に声を掛ける。
ああ無事だったんだね、良かったな。
とでも言うように、日常と変わらない穏やかな声で。

成海は当人の想いがどうであれ温室育ちの男だった。
悪夢に酷い行いをされる発想など最初から無ければ、もし彼女や空間に違和感があってもすぐには気づかない。*]

(77) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 前向き、か。

[実際確かに前向きに思える歌だ。
生きる意味を問うてくる、そんな。

生きていてこそ夢も見られるもの。
刻一刻と目覚めていくゼミのメンバーたちが最後の一人になった時
この夢も、この夢を見ている一人の命も終わるのだろう。

夏の蝉のような、蜻蛉のようなこの細い細い灯火を
先に帰った誰かも今、見ているのだろうか。]

(78) 2023/07/31(Mon) 14時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 14時半頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 これが、見たかった。

[この景色を撮りたかった。
影に伸びる光の柱、そこから見える空を。
影法師のような自分とは真逆の、光さす夢を。

一度小さく感嘆した声があったかと思えば >>73
やがて直ぐにはしゃぐ声が響き渡る。>>74
その声こそ正しく、穢れのない無邪気な天使のように残響し。
ほんの極わずか、ゆるく表情を動かした。]

 回谷は元気だな。

[年相応の、当たり前の、ごく一般的な。
比較対象などない自分にとってはかすみもしない。]

(79) 2023/07/31(Mon) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

―現在:医務室―

[そう、彼が違和感を覚えないくらい>>77には、田端はもういつもの顔を取り戻していました。
身形も整えていましたし、汚れも落としていました。
締め付けられた痕ですら消えていたのです。
もう少し奥を見ればベッドに乱れた後は残っていましたが、シーツの皺や布団が落ちているくらいで、異常な事があったかどうかの判別は難しいかもしれません。
汚れたタオルも、清潔感があるはずの場所という点では違和感があったでしょうが、何かに結びつくかは分かりません。
田端は鏡の前で自分の姿を見つめて、よし、と納得した頃合いでした。]


高祈くん?どうしたの。


[救急箱は確かカフェに移動していたはずですから、怪我でここにきたとは思いませんでした。
そもそも、流血した怪我を意志の力で治したのは彼自身です。
だからどうしてここに来たのだろうと首を傾げました。
少し前に届いたメッセージは福原からのカフェ在庫報告>>71でしたから、田端を探しに来た訳ではなさそうです。
歩いていたら本当に偶然来たのでしょうか。]

(80) 2023/07/31(Mon) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

あ〜…、ごめん。
ちょっと散らかしちゃったけど、もしかして寝に来た?


[夢の中だけど、と視線をベッドに移します。
軽く謝罪しながらベッドに近づき、シワの付いたシーツや落ちた布団を整え始めました。]*

(81) 2023/07/31(Mon) 15時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[移り変わる景色を、同じものを見ていられているのは
回谷が    と思っていてくれているからだろう。]

 撮りたかったんだけどな。

[美しい四季を巡る光の柱にカメラを翳す。
すると景色はゆっくりと色を失い、灰色の空だけがぽっかりと浮かんでいる。

天気を操るにしても、自分が出来たのはこの四角く切り取られた空間のみ。
回谷は気づいていたろうか。
美しい魔法を見せていた時、入口から見える景色は何一つ変わらず
蝉の死んだ夏の空が静かに静かに拡がっていた事に。]

 ……自分が死んだんだとすると、ここだからな。

[灰色の空を見上げる。
あの揺れを感じた時、独りでここにいたのだから。*]

(82) 2023/07/31(Mon) 15時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 高祈先輩へお電話 ――

[  これはカフェでのご飯が完成した後の>>71
  少し未来の時間軸のお話。

  館内の廊下を歩きながら、俺はスマホを取り出し、
  高祈先輩へ電話を掛けていた。 ]

 すみません。今お時間大丈夫っすか?
 さっきカフェで話した件なんすけど、
 これからお会いすることってできます? 

[  先ほど了承された件であることを伝えて、>>53
  今から会えないかと確認してみたけれど。 ]*

(83) 2023/07/31(Mon) 15時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前 ――

[  これもカフェでのご飯が完成した後の>>71
  少し未来の時間軸のお話。

  俺はこの世界にやってくる直前まで眺めていた
  絵画の前>>0:355まで足を運んでいた。

  じっと絵画を眺める。
  絵の中の神々は、微笑みこそ浮かべていないけれど、
  幸せそうで、それがさも当たり前のように
  その場に立っている。

  神とはどんな存在で、天使とはどんな存在なのか。
  考えたところで、結局俺には分からないけど―― ]

 アリババさん、少しお話しませんか?

[  何もない空間を見上げながら、
  俺は黒翼さんの仮名を呼び掛けた。 ]**

(84) 2023/07/31(Mon) 15時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 15時半頃


【人】 季節巡回 こころ


へえ〜〜……
つまり、ここからの風景を見るために
今回参加したってことですか?
先輩にとってそんな思い入れあるものなんだ。

[四季の移ろいというオプションこそなくとも
設備自体は元々の美術館に同じものがあるのだろう。
美術館見学に来た彼の目的を意外な形で知る。>>79

まあ、その結果事故に巻き込まれたことを思うと
ちょっと複雑ではあるのだけど…。]

あ、「好きなもの」って
もしかしてこれのことですか?

[結局バスの中では教えてくれなかった「秘密」に
ふと思い当ってそう口にしてみたけど。]

(85) 2023/07/31(Mon) 15時半頃

【人】 季節巡回 こころ


あ!
今ちょっと笑いませんでした!?

[ごくごく微細な変化だったけれど、
僅かに口角が動いた気がして。>>79
絶対そう、なんて言いながらにこにこ笑みを深める。

褒められているのか呆れられているのか
言葉だけではイマイチ判定し辛い評価も
今は上機嫌に受け止め、
そうです今は元気なんです、と答えよう。]

(86) 2023/07/31(Mon) 15時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[そうして撮らないのかと尋ねてみれば
彼が光の柱にカメラを向ける。

するときらきらと輝いていたそこから
たちまち鮮やかな色彩は失われ。
どこか空虚な印象を思わせる空が広がった。>>82]

………あれ、ほんとだ。なんでだろ。
どういう仕組みなんですかねえ、これ。

[仕組みと言うか、
何某か彼の認知がそうさせているのでは。
心当たりはあるのだろうかと不思議そうにその顔を見て。]

(87) 2023/07/31(Mon) 15時半頃

【人】 季節巡回 こころ


………… ―――、

[当然のように続いた台詞にドキリとした。
決して頭で理解していなかったわけではない。
この中の誰かが死んでいる、そしてそれは彼かもしれない。

でも、目の前の状況に順応するので
精いっぱいだったあたしは。
多分本当の意味ではそのことについて
無意識に深く考えるのを避けていて―――]

…………やだ、………なあ。

[淡々とした口調に、
却って現実を突きつけられたようで。
灰色の空を見つめながら、ぽろりと零れる。]

(88) 2023/07/31(Mon) 15時半頃

【人】 季節巡回 こころ


先輩が死んでたら、やだな。


[他の誰なら良いという話でもないけど。
ただ嫌だな、と言う気持ちのままに口にした。**]

(89) 2023/07/31(Mon) 15時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 思い入れ…そうだな、ずっと来たいとは思っていた。
 バス酔いするから中々来れなかったが。

[最初にここの事を知ったのはいつだったか。
現代建築として載せられていた小さな小さな写真。
いつかこんな写真が撮りたいと、初めてバイトをし金を貯め
学生が持つには幾分と高価なカメラを手にしたのだったか。]

 好きなのは、写真だ。

[先延ばしにしていた秘密を教える。
ここに回谷を呼んだのも、それがひとつの目的だった。
荷物の中から一冊の本を取り出す。
珍しく黒ではなく、白い表紙をしたその中には
今まで撮ってきた写真が何枚も挟まれていた。]

(90) 2023/07/31(Mon) 17時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 …ふ。笑ってない。

[僅かの筋肉の動きも理解できるほど、回谷は今、自分を見ているのだろう。
その利点も得も何もやはりわからなかったが
だとするなら、自分に出来るのはただ一つだ。
白いアルバムを手渡し、別段濃くもない自分の事を教えていく。]

 生まれたのが夏だからか、夏の写真が多いな。

[青空、入道雲、向日葵畑、夕焼けの影法師。
ページをめくればそんな写真が何枚も続いているだろう。
美術的価値もない、日常を切りとっただけのなんてことのない写真。]

 自分は優しい言葉を掛けてやれない。
 死んでいるのは自分かもしれないし、回谷かもしれない。
 どっちも生きているかもしれない。

[回谷は自分が死ぬのが嫌だと、小さく零す。
誰ならいいということでは無いだろうけれど
その『やだな』には優しさ以外のものも含まれている気がした。]

(91) 2023/07/31(Mon) 17時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[ゆっくりと腕を伸ばし。
その頭を軽くだけ撫でた。]

 俺はいい。
 死にたい訳じゃないが。
 それで回谷やみんなが生きられるなら。

[この世界において決められた死を嘆く事は無意味だ。
結局は誰かが一人命を落としている事実は変わらない。
分からないということはこうも苦しいものなのか。
選べないということはこうも歯痒いものなのか。

もしこの世界が心残りを映し出した幻影なのだとしたら。
自分の事を    と言った回谷に教え伝えることで
もしかしたら、もしかしたら。*]

(92) 2023/07/31(Mon) 17時頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 17時頃


【人】 黒い取引先 アリババ

>>84

ええ、なんでしょうか?

[彼が見上げた空間には何もなく、
 ただ、やっぱりいかにもそこにいました、という顔で、
 男は彼の横に立っていた]

 随分、この絵が気になるようですね。

[そんな呼びかけを]**

(93) 2023/07/31(Mon) 17時半頃

【赤】 黒い取引先 アリババ



[目覚めた彼や彼女の耳には事故のニュースはまだ届いていないだろう。
 誰が死んだのか。それはまだ知らされない]

 

(*4) 2023/07/31(Mon) 18時頃

【人】 季節巡回 こころ

[ようやっと知ることが出来た答え合わせ。>>90
えっ嘘、絶対笑いましたって!と追及しながらも
視線は取り出された白のアルバムに向く。
差し出されたそれを受け取り、ぱらりと捲る。]

へえ〜、夏生まれなんだ。
じゃあもしかして誕生日とか近かったです?
わー。なんかこの夕焼けとかいいですね。ノスタルジックで。

[アルバムのページには
何の変哲もない背景写真が続いている。
青や黄色。夏を切り取った一欠けら。
ごく素朴な日常風景なのだろうが、
彼の視界が写したものなのだと思うと興味深く。

暫くそれを見ていたが、話は死云々へと移り。]

(94) 2023/07/31(Mon) 18時頃

【人】 季節巡回 こころ


……いいですよお。
今更先輩にそんなの期待してませんもん。

[彼らしい言い様に苦笑した。>>91
大藤の言うのはただの客観的事実で、
自分だってそれは分かっているつもりだ。

いやだ、と駄々を捏ねた所で
何も変わらないことだって分かってる。
こんなのただの我儘だ。

でも、緩く頭を撫でながらの言葉には
弾かれたようにぱっと顔を上げて。]

(95) 2023/07/31(Mon) 18時頃

【人】 季節巡回 こころ


よっ……良くないですよ!全然ッ…よくない……

そ、そんなこと言うなら、あたしだって。
あたしなんかの方が、何にもない、しょーもないやつで……
生き返ったところで……仕方ない……

[だんだんと声が小さくなって震えた。

あたしだって別に死にたいわけじゃない。
崇高な自己犠牲精神なんて持ってない。
似たようなことは思っていたくせに、
人の口から言われると理不尽に感じるのは何でなのか。

優しく出来ないと言いながら
頭を撫でる手は酷く優しく感じて。
何だか泣きたい気持になった。]

(96) 2023/07/31(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


………ず、ずるい、です。
そんな、そんなこと、言われたって………… あたし………

[言い含めるような声がもどかしい。
そんなのまるで別れの準備みたいじゃないか。

全然納得できなくて、
でも反論も思いつかなくて、
結局押し黙ってしまう。

拗ねたようにスンと鼻を鳴らし、
ややあって少し涙目で彼を見上げた。]

(97) 2023/07/31(Mon) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ


………じゃあ、
何でも教えてくれるって言うなら教えてくださいよ。

どんなふうに育って、どんなことに怒って、
どんな時に心が動くのか。とか。…それから、…

[いつも無表情に見える彼だけど、
別に何も感じてないわけじゃないこと、知ってる。
みんなやあたしと同じような好き嫌いも悪戯心も
綺麗なものを綺麗だと思う心もある。
考えてることはあって、ただ分かり辛いだけなんだって。*]

(98) 2023/07/31(Mon) 18時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 18時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[鏡の前にいた田端は、不思議そうに首を傾げ
普段と何も変わらないように見えた。>>50
率先して行動し皆にこの世界について教えた、頼れる彼女に。

成海がこの部屋から感じることなど、グループに報告された件の場所だろうかと思うくらいで。
汚れたタオルは目に留まったが、何を拭った結果なのかも分からないので少し眺めた後に黙って視線から外す。]

……いや、それが
廊下を歩いていたのに気づくとここの扉を開けていた
不思議なことばかりだ、やっぱり夢の中なんだね

[そうとしか言いようがないのだから困る。

肩を竦めながら、彼女の視線を追うように奥のベッドを見る。>>81
使用による乱れとすれば納得出来る程度の様子に、別段疑問は抱かない。]

(99) 2023/07/31(Mon) 20時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


田端さんこそ、休憩してたのかな
皆の為に、あちこち動いてくれたみたいだもんね

[痛みがあれば疲れもあるかもしれない。
アリババすら休むことを提案してくるのだから、ベッドも不必要とは限らないのだろう。

彼女がそうしていても、おかしくはなかった。]

……君の悪夢に怪我はさせられなかった?

[もう一つの、この部屋に田端がいた理由の可能性。
問い掛けてしまったのは福原の件が未だに目に焼き付いてるからだろう。

己を由来とする怪奇現象に見舞われた者は、成海の知る限り自分を除いて彼と田端だった。*]

(100) 2023/07/31(Mon) 20時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 20時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:医務室―

大丈夫よ。怪我したって痛くても治るんだから。
そもそも怪我はしてないわ。


[休憩をしていたのか>>100との言葉には曖昧な笑顔を浮かべました。
休憩をしていた訳ではありません。
そして怪我については首を横に振りました。
体は傷ついてもすぐに治って、そんな痛みなど忘れられるからです。]


私も、ここに来たいと思ってきたから道筋はあまり覚えてないのよ。
泣いている子がいたから連れて来たけど、その子ももう還ったわ。

(101) 2023/07/31(Mon) 20時頃

【人】 水商売 タバサ

でも、私の悪夢は面倒臭いし、しつこくて危ないから……。
あんまりみんなを巻き込みたくないのよ。


[ベッドを整えながら話して、彼を振り返ります。
こうしていると普段の彼のようですし、田端も普段の田端のようです。
でも、少し思うところがある田端は緩く首を傾げました。]

(102) 2023/07/31(Mon) 20時頃

【人】 水商売 タバサ

……あの男。アリババはこの夢を慈悲って言ってたわよね。
私にとっては悪夢続きだけど、それは私が生き残るからかしら。
それとも、この悪夢自体が何かの慈悲につながるのかしら。


[答えを彼に求めた訳ではありません。
あの男のことなんて、考えたところで理解も納得もできないかもしれませんから。
ただ、アリババを天使という彼ならどうでしょう。
彼の目をまっすぐに見つめてみます。]


高祈くんにとっては。
何か慈悲と感じ取れるものがあったかしら?


[この夢は、誰にとっての慈悲なのでしょう。
そしてそれは本当に慈悲なのでしょうか。]*

(103) 2023/07/31(Mon) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前 ――

 うわっ!

[  急に隣に現れたアリババさんに、>>93
  俺は思わず飛びのいて。

  それから、気を落ち着けるように
  こほんと一つ咳払いをして、 ]

 この絵が、というよりも、
 慈悲としてこの世界を作った神様って、
 俺たちがどんな風に過ごす姿を想像してたんだろうって
 思ってました。

[  きっと、亡くなった人に
  最後の思い出を作ってほしいと
  こんな世界を作ったのだろうとは思うけれど、
  現状、俺は大して貢献できている気はしない。 ]

(104) 2023/07/31(Mon) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 俺にはここが慈悲と思えない面も色々とありましたが、
 それは、俺がこの世界の脇役だから
 仕方ないんだろうなとは思っています。

[  誰が生きていて誰が死んでいるか分からない世界で、
  少しでも失言すると深い傷を負わせそうで、
  いつも以上に神経を使って、
  常に薄氷を踏んでいる気分だった。 ]

 せめて、亡くなった人には、
 この世界は慈悲深かったと思ってもらえるといいですね。

 あの世に連れていく直前になっても
 「こんな世界、なければ良かった」なんて言われたら、
 さすがにあなたもやるせないのではありません?

(105) 2023/07/31(Mon) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  違いますか、と言って、
  俺はアリババさんに小さく首を傾げた。 ]*

(106) 2023/07/31(Mon) 20時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 20時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


……俺みたいなことを言うね、田端さん
まあ、していなかったならいいんだ

[元からそういう子だったと言われたらそうかもしれない。>>101
ただ、仁科の気持ちが分かったような気がしただけ。

曖昧な笑顔は少し引っ掛かった。
女子にするには失礼な質問?いや、流石にセクハラではないだろう。]

君らしいな
でも、ゼミの子のことでは無さそうだね

[かえった泣いている子と聞いて既に帰還しただろう銀が浮かんだが、どうも話を聞くに違う気がした。
そこから悪夢の話に繋がったことからしても、的外れでは無さそうだ。>>102]

(107) 2023/07/31(Mon) 20時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[ある日から少し口数が増えた、二人の対話。

語らう内容は異常を示しているのに、まるで何でもない日常と錯覚させられる。
先程と重なる仕草の後に、今の状況へ思考を引き戻すような話と問い掛けを向けられた。]

……あった。
でもそれは、一般的には悪夢と呼ぶべきものだと思う

[女子としては長身の田端の目が真っ直ぐに向く。
瞳が強い意志を持っている気がした。
或いは自分のそれが暗すぎてそう感じただけかもしれない。

煙に巻こうとは出来なかった。
覚悟無く打ち明けられる範囲で、素直に答える。]

(108) 2023/07/31(Mon) 20時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

これはあくまで俺の持論で間違っているかもしれない

[切り出しながら、顎に手を添え視線が逸れる。
自分でも自信は無いというように、成海は滑らかではない口振りで語り始めた。]

神が用意したのは死者との最後の時間と、宣告の天使だけ
生じている異変は、誰かにとって思うことがあるものは
……彼等の意図したことではないんじゃないかな

あのヒトの話の全てが本当ならきっと、
死者と一緒に昏睡中の魂か意志のようなものが
夢という曖昧な空間に集まっている

それは現世はおろか神の元でも起こり得ない特殊な状態で、
俺達人間には特に理解し難いようなことすら、起きる
怪我が治ったり都合の良い物が出てくることと
方向性が違うだけで同じなんだ

[悪夢とは関係する人間が、意識的ではなくても自ら生じさせてしまっているもの。
その結論は、怖い思いをしたのだろう女性には例え可能性でも伝え難かった。*]

(109) 2023/07/31(Mon) 20時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[あらゆる事柄に阻まれ実行せず終わったが、成海が見に行こうとしていたのは蒔絵の小箱だった。
蝶が飛び交い天原真那の声がするようになった経緯がそこにあると思ったのだ。

この異常な空間で、死者が会いに来た可能性を人間は何もなければ捨てきれない。
ただ真っ向からそんなフィクションを妄信するにはいくつか気になる点がある。

あまりにも生前と掛け離れる、己の願望に都合の良い真那の言動。
怨念と呼ぶには手が込み、どちらかといえば自分の記憶を材料にしているようだった映像。

それに、異変が起きる直前までずっと留まり眺めていたものは
あの小箱だ。
儚くなった少女を想い、記憶に残る黒蝶を重ねていた。
──“現実の世界“で、“本来繋がりがない“それらを心が結んでいた。

だから、小箱に何らかの変化があったのならば
それは死者の依代でも蝶の発生源でもなく、
ましてやこの世界や上位的人外の悪意でもなく
成海の思考の投影の証拠であろう、と。*]

(110) 2023/07/31(Mon) 20時半頃

【人】 水商売 タバサ

―現在:医務室―

え、やだ、高祈くんも似たようなこと言ったの。
やだわ。


[咄嗟に嫌と言ったのは、自分のキャラではないと思ったからです。
同期の高祈と大藤と田端はそれぞれがキャラが立っていると思ったからこそでした。
実は似ているかもしれないだなんて、今更パッと想像できないのです。
いえ、田端は当初彼らを間違えてはいましたけれども。]


……私の悪夢のカケラというべきかしらね。その子。


[ゼミの子ではないと、そこも小さく言い添えます。
おそらく自分から生じた、自分の悪夢のカケラなのです。
そして成海もまた一般的には悪夢と呼ばれるものを見たと聞いて>>108少し目を細めました。
程度の違いはあれど、何かしらみんな見ているのかもしれません。
そんな中で、やっぱり田端は自分のそれをみせられませんでしたが。]

(111) 2023/07/31(Mon) 21時頃

【人】 水商売 タバサ

そうね………。


[田端も彼のいうこと>>109に感じるものはありました。
慈悲を用意した彼らとは別のところで変化が起きている。
それが田端にとっては悪夢であり、仁科にとっては姉との関わりであり、成海にも一般的には悪夢と呼べるかもしれない事が起きた。
死ぬか生きるか、それが慈悲なのかは別として、この不安定な空間が何かを引き起こしている。]


………仁科ちゃんのところではね。
多分、お姉さんが仁科ちゃんの髪の毛を結ってあげていたの。
仁科ちゃんとお姉さんに何があったのか詳しくは知らないけど……。


[若しくはほかの同期なら、若しくは今の三年なら、仁科の亡くなった姉について知っていたかもしれません。
人にあまり興味を持たなかった、持つ余裕のなかった田端にはできないことでしたが、その可能性はあります。
それを意識せずに口にしながら、少し視線を伏せました。]

(112) 2023/07/31(Mon) 21時頃

【人】 水商売 タバサ

私に石を投げた男はきっと亡くなった兄なのよ。
吊り橋のあたりで、もし自分が死んだらあいつと並んで賽の河原で石を積むなんてごめんだと思ったわ。
だから現れてしまったのね。

さっきここに連れて来た女の子はきっと過去の私だわ。
怖くて泣いている時に、誰かに助けて欲しかったのよ。


[あの悪夢も、あの悪夢も、説明すれば自分の過去や苦痛につながるものだと理解ができました。
ただそれは慈悲には繋がりません。
結局自分を助けるのも災いを遠ざけるのも自分だったからです。
きっと、不可思議な空間が、そんな自分の奥底にある後悔や苦しみ、意識の奥底に刺さって抜けない棘を思い出させるのでしょう。
または、棘が刺さって膿んでいるからこそ、その膿を出させてくれるのでしょうか。]

(113) 2023/07/31(Mon) 21時頃

【人】 水商売 タバサ

助けて、欲しかった。


[小さな声はかすかに震えました。
そんな自分の小さな願いに気づいて、嫌になったのです。
ふー、と大きく息を吐き出しました。
感情を抑えるのはこれでも得意な方なのです。]

(114) 2023/07/31(Mon) 21時頃

【人】 水商売 タバサ

……できるならお互い幸せな夢を見たいものね。


[彼がどんな夢を見たのかは知りませんが、悪夢と言えるというのならあまり良いものでもないのでしょう。
視線を上げた時にはもう、田端はいつもの顔です。]*


それとも、それは現実でかなえろと言うことかしら。

(115) 2023/07/31(Mon) 21時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>104

ふむ。
キミは神はみなに安らぎを与える存在と思っている。
それでいいか?

[彼の話をすべて聞いてから、
 静か語りはじめる]

 まず、神の意向など、オレも知らん。
 でも、想像してるのか?と言われると、
 想像したところで、それが思うようにいくとは限らん。
 慈悲といいながら試練なのかもしれん。

 いずれにせよ、
 魂の伴にオレに命じた、ということだけが事実だ。

(116) 2023/07/31(Mon) 21時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>105

 こんな世界なければよかった、とは、
 思うものはたくさんいるからなぁ。
 それにオレがやるせないのと神の意向は関係ない。

 世界は慈悲深い、はオレもわからんな。

[と、結局はふわっとした話をしつつ]

 それより、キミは世界の脇役とは?
 少なくとも、オレからはキミは実に正しく生きている気がするがね。

 一般的な幸せの光景が
 本当にそのものにとって幸せなのだとは限らない。

 むしろ、不幸にもみえるが、それは一側面からしかみてない。

(117) 2023/07/31(Mon) 21時頃

【人】 黒い取引先 アリババ







 実際、キミは人のために何かをするのが好きなようだ。
 それは、十分に、幸いなことだ。**


 

(118) 2023/07/31(Mon) 21時頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 21時頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 どうだろうな、近いなら……

[「今度一緒に祝うか。」
言いかけてやめた言葉ほど残酷なものは無い。
その今度が来るかどうかが分からないのだ。]

 ………もっと、そういう話をしておけばよかったな。

[誰かが見ているこの心残りの中で、自分の心残りが増えていく。
捲られていくアルバムに散りばめられた日常。
続くのだと思っていたこの平穏な日々は、例え自分が生きていたとしても
もう二度と同じように繰り返されることは無い。]

 誰の林檎が砕けたんだろうな。

[エントランスにひとつ、砕けて腐った林檎の主は──]

(119) 2023/07/31(Mon) 21時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 誰の方がいいとか、回谷ならいいとかじゃない。
 自分は、自分が生きる事より
 お前たちが生きてる方を望んでる。

[伽藍堂な自分より、幾許も未来のある命を。
その道が続くことを。
柔らかな髪を撫でながら、ポツポツと落とす言葉は
別れの準備にも思える言葉で。]

 久しいは、長い時間をかけて。
 影は、細部が明らかでないもの。

 ──身代わりの意味もある。

[教えてくれという彼女に、名の意味を告げる。
両親がそんな意味合いでつけた訳ではないだろうが
この名に在る、意味を。]

(120) 2023/07/31(Mon) 21時半頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 語るほどのこともない。
 「いただきます」「ごちそうさま」が出来ない人間は嫌いだ。
 煙草のポイ捨てを見るとイラッとする。

[物語を書けるほど大した人生は送っていない。
珈琲は牛乳が入ってる方が好きだとか、
寒いのはあまり得意じゃないとか。
空っぽなりに生きたこの身のことを少しずつ話していく。

やがて小さく聞こえた声には
やはり少し考えるような、長い独特の間があったが。*]

 ───そうだな、
 

(121) 2023/07/31(Mon) 21時半頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前 ――

 いいえ、それは違いますね。
 神様にだって色々な考えの方がいると思いますし。

 ただ、これが“慈悲”と神様が思うのであれば、
 この世界はもう少し安らげる場所だったのではないかと
 俺は思いました。

[  それから、アリババさんが語る内容に、>>116
  俺はふむりと頷いて、 ]

 なるほど。結局のところ
 アリババさんにも神様の意向は分からないのですね。
 もしかしたら、右往左往している俺たちのことを見て
 面白がっているだけなのかもしれませんよね。

 それこそ、喜劇や悲劇でも見ているような感覚で。

(122) 2023/07/31(Mon) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 神様の意向も知らされないまま動かされて、
 人間からは文句を言われて、
 あなたもなかなか苦労されているようですね。

[  ふわっと着地した話には、>>117
  くすりと小さく苦笑を零しつつも、 ]

 ああ、すみません。俺の言葉が足りなかったようで。
 “この夢の世界”では俺は脇役という話でした。

 現実世界では、
 ちゃんと俺は俺の物語の主役だって思ってますよ。
 その物語が面白いかどうかは別にして。

 俺は、夢の世界の主役は亡くなった人だとばかり
 思っていましたが、
 神様やアリババさんにとっては違うのでしょうかね。

(123) 2023/07/31(Mon) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 俺が他人のために何かをするのが好きなのは、
 昔父さんにされたように
 他人から捨てられたくないからですよ。
 俺にはどうしようもない理由で捨てられるならともかく、
 俺が努力して何とかなることなら、
 俺は何でもできる気がします。

 ただ、それが誰かの幸せにつながるのなら、
 そんな不健全な考え方も悪くはないとは思っていますが。

[  特にお金には困っていないにも関わらず>>0:141>>1:29
  バイトをしているのだって、>>0:6
  社会から必要とされたかったから。

  恋愛については、もう諦めの境地ではあるが、>>0:356
  他のことについては、俺は不健全なりには
  社会にしがみ付いている自覚はあった。 ]*

(124) 2023/07/31(Mon) 22時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


ええ……?手厳しいね
ちょっとした類似点が見つかるくらい、
誰とだってあるものじゃないかな

[咄嗟のように出た「嫌」に苦笑いした。
冗談でこういう反応をするタイプではない気がする。>>111
ほんのりと傷がついたような、そうでもないような。
ただ本気で嫌われているわけではないとも思っていた。

でも、彼女に大藤と間違えられることを面白がり見分け方も教えずに放置したのは良いこととは言えないかもしれない。
地元では誰もが自分を知りある種の畏れすら向けられることがあって、そんな経験は出来なかったから。

田端は悪夢のカケラを助けたらしい。
ゼミの子でなければ自ずと答えは一つだったものの、瞬きが一時早くなった。
自分と福原のそれは、見る者を傷つけるような悪夢だった。
厄介らしい彼女の悪夢には、無力で弱い存在が含まれている?]

(125) 2023/07/31(Mon) 22時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[持論を語った結果、田端は思うことがある様子で。>>112

さてどのように解釈したのだろうと思ったが、
予想外の内容とそれに記憶を揺さぶられる感覚で硬直する。]

……それってもしかしてうちの大学の
ああ、いや。知り合いだったわけじゃないんだけど

[一学年下の女子の突然の死。
彼女はとても見目麗しく知名度があったという。

ミスコンにも美女にも興味が無く、相手から特別関わりに来たこともない赤の他人。
だけどその死後噂を囁きあう中の一人に名前を聞いた気がする。
思えばそれは仁科という苗字だったような……。

何も知らない上に当人不在で聞いてしまった重い内容。
言葉が出てこずに、押し黙った。
脳裏には見たこともない必死さを見せた少女の姿。]

(126) 2023/07/31(Mon) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[伏せられた視線、儚げな様。
眼の前で、自分の知る田端里実が知らないか弱い女性に変わった気がした。
それはきっと間違いで、誰もが秘めた一面や隠したい事柄を抱えている。]

……田端さん、

[ああ、君は嫌かもしれないけど同じなんだね。
何をされたか知らないけれど、死んだ兄が嫌いなんだね。
もしかしたら重いものを押し付けられたことも、一緒なのかな。

そんなどうでもいいこちらの事情など、気軽に挟めるわけもなく。
小さく呼んだ以外はじっと話を聞いていた。>>113

そこまでの負を向ける相手が、助けてもらえなかった過去の自分が目前に現れる。
慈悲を疑問に思って当然だろう。]

(127) 2023/07/31(Mon) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

[目を伏せる儚さが小さく震えた声が、幻のように。>>114
いつもの田端が戻ってくる。>>115

消えたわけじゃないんだろう。内側に還っただけで。
自分を重ねると容易に想像出来ることだった。]

そうだね。
君が現実で幸せな夢を見れたらと、俺は願うよ
とても時間が掛かるのだろうけど
お兄様のことを忘れられたらとも

でも……
助けて欲しかった気持ちは、忘れないでいいと思うな

[ここで自分が助けられなくてごめんねと言ったところで。
その時その場にすらいなかったような人間では、虚しさしか与えないだろう。

だからせめて願うのは、彼女が誰かに手を伸ばせるようになること。
それは過去との決別になるのではと、断片を聞いただけの人間ながら想像する。
そっと互いに向けられた言葉から己だけを取り除きつつ、小さく言い添えた。]

(128) 2023/07/31(Mon) 22時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


色々話してくれて、ありがとう

さて……俺はこの場に用事がなかったわけだけど
田端さんももう無いんだよね、どうする?
行きたい場所があるなら送っていこうか

[話の区切りでそう礼の後に切り出す。

忘れてはならないのが、この場所には時間制限があること。
もしかしたら二人ではない誰かが死者であるかもしれないこと。

彼女の未来に希望を見出そうとした身で、拘束するわけにはいかない。
提案は厄介な悪夢に付き纏われているらしい田端を心配したからなのだが、そのままに言えばきっと断られる気がした。

巻き込まない為の単独行動なのだろうし。*]

(129) 2023/07/31(Mon) 22時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:医務室―

それはそうだけど……。
私、高祈くんの事は穏やかそうで絶対腹黒い事考えてそうって思ってたから。


[とても酷い言いようです。何様目線でしょう。
田端様でした。
ちなみに何故か、大藤のことは腹ペコ朴念仁と思っているようです。
同期として積み重ねた三年強の末の見分け方がそこなのが、田端のとても残念なところでしょう。
別に嫌ってはいません。良い奴だと思っています。
その分良い"人"ではなく"奴"扱いなのが、矢張り女性として人として田端の残念なところなのでした。]

(130) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ


知らないけど……そこまで聞かなかったわ。
仲良し姉妹に見えたから、仁科ちゃんにお化粧してオシャレのお手伝いしただけよ。
仁科ちゃんには見えてるみたいだったけど、私にはお姉さんの顔は見えなかったもの。


[そんな中、仁科の話をすると反応がありました。>>126
彼にしては少し動揺しているように見えましたが、知っている子だったのかもしれません。
けれど田端は田端の持つ情報だけを伝えて、それで終わらせてしまいます。
お姉さんと仁科はきっと大丈夫だろうと……思いますから。自分とは違って。]

(131) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

……。


[兄のことは忘れて。でも、助けて欲しかった気持ちは忘れなくても良い。>>128
そう言われてもと思います。そんなに田端は器用では無いのです。
助けを求めたら弱い自分を見せることになります。
弱ければ貪られる。奪われる。そう思ってしまいます。
けれど、確かに自分は弱かったり、弱っていたりする相手には手を差し伸ばして来ました。
でもそれは、と思い返すとなかなか言葉を紡げません。
何か言いたげに口を開いて、一度引き結びました。]


………ううん。一人で大丈夫。
どこかに行きたいわけでも無いけど。
みんなを煩わせるよりは………。


[一つ思いついた事がありました。
それをやってみようと考えながら、はたと田端は彼に向き直ります。]

(132) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

あのね、高祈くん。
あんまり危ないことやるんじゃ無いわよ。
やりたいことをやれば良いと思うけど。

高祈くんのこと、みんな頼りにしてるからね。


[拳を軽く彼の胸の辺りに押しつけて笑いました。
そしてくるりと背中を向けます。
医務室の扉を出て、そのまま田端の姿は見えなくなりました。

その姿がどこに行ったのかと言うと……?]*

(133) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

―現在:美術館長室―

何か楽しくなる曲は無いのかしらね〜。

[何故かアリババに会ったあの部屋でした。
正確にこの部屋が何の部屋なのかは知りません。
ただ腹いせなのか意趣返しなのか、勝手にレコードを漁り始めていたのでした。]**

(134) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>122

神様にもいろいろな考えの方・・・・・・。


うーん、いやそもそもそんなに考えてるか?

[独り言でした]

まぁ、いい。
ちなみに安らげるところ、とはキミにとってどういう場所なのかな?

(135) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>122>>123
[そして、それからはじまる話に、また静聴。
 しばし思案する]

とりあえず、キミは、自分が好きかい?

[長い話の先、別に反論をするつもりはなく、
 ただ、どうやら、彼は、ぶっちゃけると、
 周りから振り回されることが大嫌いのように聞こえた。
 こちらに向かっての言葉も、なんだか同情めいたものであるのも
 そういったことかな、と]

(136) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

キミはキミの父親のようになりたくない、
だから努力をする。
それによって他人も幸せになるならば、
まさに越したことはないと。

でも、他人は自分の計画どおりにはならない。
これもキミが一番わかっていることだろうけれど、
だから、キミは頑張るわけだ。

自分が好きになれるように。

[要約するとこうなのかな、と]**

(137) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時半頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時半頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―鏡の中―

[田端先輩が子供を連れて去ったあと、姉は色違いのシュシュを身につけた。
とても上機嫌だ。
・・・もしもわたしが人並みにおしゃれでもする女の子なら、本当はお揃いとかしたかったのかもしれない。

現実の姉は死んだ。
家のすぐそばで、ストーカーに刺された。
傷のひとつひとつは致命傷には至らず、
けれど救急車はまにあわず、血を流し続けて死んだ。
青白い顔。
弱っていく声で、大丈夫、まだ死なないよ、と掠れた空気をもらしながら、力尽きた。

――これが変わらない現実だ。

死者を迎えに来た死神がいる世界なら、或いは本物の姉の可能性もあるけれど。
目の前の希華は、私の後悔が生んだ都合の良い幻かもしれない。]

(138) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 ――ごめんね。
 のっかのこと、ちゃんと 好きだったのに

[触らないでが最後の言葉になるなんて。

希華は鏡の中にしかいないから、必然的に自分が映る。
ああ、だからあえて鏡の中にしか出てきてくれないのかな。
なんて思いながら。
わたしは触れたいというのに。]

 ぜんぜん慣れないけど……、
 可愛く して くれて、ありがとう

[自分で言うのとか死ぬほど恥ずかしい。

括っているけど長いわけでもないから
サイドの編み込みのハーフアップでアクティブなのに女の子っぽく仕上がっていて、
姉の手は"魔法"のようだと子供の頃から思っていた。]

(139) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[喜ぶ姉は、喜ばせたい自分が見たいもの。
自己満足だ。
謝罪も感謝も、本当の姉には届かないだろう。
それでも]

 わたし、のっかを描くよ

[ほんとは出掛けないでって、言いたい。

けれど、姉とわかれる準備をする。
夢の中でくらい結末を変えたいといくら願っても、わたしは変えようのない現実を知っている。

既にそう認識してしまった。
こうなってはもう無理だ。

欲張ってこの続きを見れば、私はまた姉の死を目にすることになるだろう。
明晰夢は、そんなに都合が良くないのだ。]

(140) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 すっかり落ちてるなあ

[上着をつけおきしていたはずの濁った水は、すっかり綺麗になっている。
流していないのに、解せぬ。]

 じゃあ、いくね。

[貴女がもう一度死ぬ前に。]

 ・・・身だしなみ程度には、ちゃんとする。

[満足げにうなづく姉は、外出の準備を始めた。
あの日の服、あの日の靴、あの日のカバン
      ――違うのは、お揃いのシュシュ。

姉のいない未来は変わらないけど
貴女を描きたいから もう少しだけ、夢を見る**]

(141) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


……君らしさが絶好調で、何よりだ
そのまま元気にあちらへ還ってくれることを祈っているよ

[媚を売ってくる女子とは何もかもが違う様。>>130
だからといって惚れたりはしていないが、普段は好ましいものとして扱っている。

しかし今回は笑って笑って誤魔化しつつ流そうとするしかなかった。
──だって、正直全く間違ってはいない。
皆を利用して何かするとか、フィクションの悪役のような黒さではないだけで。

一人でいればその分他人を客観的に見れて、洞察力が鍛えられたりするのだろうか?
或いは成海が装いが下手くそなだけかもしれないが。]

(142) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

― 美術館長室 ―

[福原との話が終われば、
 戻るところは美術館長室、なのだが、
 扉を開けて首を傾げた]

おや、来客ですか。
これはお茶を淹れねばなりませんね。

[レコードを漁っているモルジアナを眺めて、帽子と上着を脱ぐと、
 どちらも机の横の帽子掛けに引っ掛けた]

さて、紅茶には砂糖を淹れるのかね?
もしくはジャムを舐めながらロシアンティーにしようか。
ベリーにアプリコット、チェリーにブラックカラント、
リンゴもなかなかおすすめだ。

[応接セットのテーブルに、現れるティーセット。
 茶葉はアッサムと決めている。
そして、いろとりどりの小瓶]**

(143) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ

[言葉にされない未来の約束を知ることはない。
今更のように後悔を口にする彼に苦笑した。>>119]

ほんとですよ〜。
まあお喋りな先輩ってのも想像つきませんけど。

[しかしあくまで自分は後回しでいいと主張する彼には
納得できないと食い下がった]

いや、だから、
あたしはそれがやだって言ってるんですけど…!!

[別に自分たちの意思で
誰が生き残るかを決められるわけじゃない。
だからこんな問答にそもそも意味はない。
でも、言わずにはいられなかった。

その口から語られる名の由来にも
眉を下げて困ったような視線を向ける。>>120
―――そんな、そんなの、]

(144) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[殆ど記憶が蘇り咄嗟に口に出ただけのことだ。
田端が知らないのなら、それ以上追求も何も無く。
伝えられた情報に相槌を打って話が終わる。>>131

その温かいような悲しいような触れ合い。
仁科のそれは悪夢と簡単に呼ぶべきでもないのかもしれない。
それぞれの記憶が作用して生まれるのならば、皆同じような形で類似した接触をするとは限らないのだろう。

──成海の悪夢を元にした仮説が当てはまらない可能性だって、もしかしたら。]

(145) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ

[ぽつぽつと語られる内容はささやかな、
あまりに人間味に溢れた微笑ましいもので、
それだけに彼の輪郭を形作るよう。

あーわかります、とか、寒いの苦手なのそれっぽい、とか
時々相槌を打ちながらひとつひとつ頷いて聞き。

ぽつりと零したあと、少し考えるような間があって。]

………、

[返って来た答えに一瞬目を丸くし
何度か瞬きをして彼を見つめた後。
ぱ、と頬を紅潮させて口を開いた。]

(146) 2023/07/31(Mon) 23時頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時頃


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


……ごめん

[微妙な反応。語りかけた言葉を押し留めたような様子。>>132
それもそうかと思いながら、小さく謝罪した。

成海は心や感情をきちんと持ち合わせている。
胸の中は大穴が空いているわけではない。
ただ、非常に利己的だった。
自分自身の為を思う思考は、誰かを思い遣る気持ちを遥かに上回っていた。

今だって快い己の死を前提にし、どこか全てを他人事のように見ているところがある。
死者の気分になっているのなら、身勝手に他人に多くを託してしまうのは当然。
本当の思い遣りがあれば受け取る辛さを考慮する。]

(147) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

[心配を告げなくても断られてしまった。
いくらでも引き止める言葉は浮かぶけれど、それに頷いてくれるならば彼女は「助けて」を言える女性だっただろう。

そんな複雑な心地に、向き直った田端の行動と言葉で戸惑いが混ざる。]

…………ええと
ご心配を、おかけました

[まるでそうしたことを言う立ち位置から動く気がないとでも言っているように思えた。>>133
何を言っているのか察知し、ただ心から言えることだけを返す。

見送ることも許されないというように、扉を出た姿は消えて
部屋を出ても、彼女は何処にもいなかった。*]

(148) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


……そんなわけがないだろうに

[もう届かない声は乾いた笑いと共に。

一番揺らぎがないのは大藤、行動力があるのは田端。
一体自分が何を出来ているというのか。
後輩への迷惑の掛け具合しか二人に勝るものが無い。

何もせずに重いものを他人に背負わせようとするばかりだ。
義務だなんだと語り成海を教育した高祈の大人達と同じだ。

人間を名乗るには優しさが足りない心では、そういうことしか出来なかった。*]

(149) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


あっ、はい!じゃ、じゃあ、えっと、
帰ったら髪、伸ばします!だ、だからっ……

[帰ったら。帰れたら。
そんな誓いは死亡フラグになってしまうだろうか。
いや逆に裏をかいて生存フラグ?
分からない。神様の掌の上で翻弄されているよう。]

……………だから、………

[だから、だけど。
こんな状況にならなければ。
きっとこの先を口にすることはなかった。

それが"慈悲"なのだとしたらなんて意地悪なんだろう。

言葉尻が徐々に弱弱しく萎む。
縋るように きゅ、と彼の服の裾を掴んだ。]

(150) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 廊下/福原との通話 ──

[なんとも言い難い心地を逃すように
一度、二度。深く息を吸って吐いて。

その時メッセージとは違う振動に気づき、
すぐに懐からスマホを引き出して通話のボタンをタップした。]

福原君。ああ大丈夫、一人だよ
……分かった。どこに行けばいいかな?

[話は会ってからなのだからやり取りは短く。
告げられた場所に足を向けよう。*]

(151) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


せんぱい。
あたしにとって、先輩は先輩だけですよ。
代わりなんていません。だから。

……身代わりなんて、さみしいこと言わないで。

[異常だとか伽藍堂とか、
そんなのどうだっていいじゃないか。
そんなのが命の優先順位たりえるものか。
堪えていた涙が、ぽたりと頬を伝っていく。*]

(152) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前 ――

[  神様って何も考えてないんだ……。
  独り言には、内心苦笑しながらも、>>135 ]

 俺にとっての安らげる場所……。
 何をしても見捨てられない場所、でしょうか。

 もちろん、変なことしていたら
 その場所の人から怒られたり叱られたりするんですけど、
 その分、俺の考え方については同意はされなくても、
 理解しようとしてくれるような場所で――

[  まあ、そんな場所がこの世にあるのかなあ、なんて
  俺は否定的になるのだけど。 ]

(153) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 少し前までは、自分のこと好きではありませんでした。
 でも、これからは変わるかもしれません。

[  あまり取り繕っていない俺の姿を見ても
  その努力を認めてくれる人がいるから、>>2:158>>75
  たぶん、少しは自分が好きになれる気はするけれど。>>136 ]

 最初は父さんへの怒りとかから、
 父さんのようになりたくないというのはあったんですが、

 父さんと真逆なように振る舞っているうちに、
 そんな俺のことを必要としてくる人が出てきて、
 その人たちに失望されたくないから、
 真逆なように振る舞うことに努力している、
 という感じですかね。

(154) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 他人から必要とされる“自分”は好きだけど、
 それはあくまで作り物で本当の自分ではないし、
 作り物をあたかも本物のように見せて
 他人を騙しているような自分のことは好きじゃなかった、
 と言えば伝わりますかね?

 俺はあまり普通の人間という自覚がないので、
 もしかしたら、アリババさんを
 混乱させているのかもしれませんが。

[  困らせている気がするし、
  もしかしたら心配もさせているのかもしれない。

  たしかに他人に振り回されるのは嫌いだから、>>136
  振り回されろことは諦めた振りして、
  ストレスをためないようにした面はあるけど。 ]*

(155) 2023/07/31(Mon) 23時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[ニル・アドミラリを気取って語るには半端な位置に立っていた。

当たり障りない笑みの下の、大穴などは空いていない心にだって、
時折波風が立つことくらいある。
しかし自分自身の損得に揺れ動く振れ幅に対し、他者の振る舞いに与えられる変化や思い遣る気持ちの微細さは深刻な差だった。

親しい者の葬式で涙一つ見せない姿を、
気丈である、しっかりしている、立派な後継者になる
そう目前の少年ではなく身分を見つめる者達は認識したようだが。

内側の冷め方は、権力のない一般人ならそれでも親かと怒鳴られていそうな父の発言に類似している。上回ってすらいたかもしれない。
自分がおかしいことくらいはよく分かっていた。
全てを血と教育方針のせいに出来るとは成海すら思わなかった。

それこそが成功者の血統の義務であるという顔をして、事実秘めてるのは一個人の心の歪みでしかない。
誰かの為に行動を起こす時、その何割が純粋な厚意や善意なのかすら自信が持てない。
誰かの死で自分が涙するところが想像出来ないのが、まだ死者が特定されておらず実感が無いからだと確証が持てない。

──また一人で酷いことを考えてしまうのかもしれない。*]

(156) 2023/07/31(Mon) 23時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

―回廊―
[湿ったジャージを小脇に抱えて回廊に入ったところで
無事な二人が判明する。>>0]

 柊くんとノリくんスか。 ・・・よかった。

[つぶつぶいちごの兄弟が揃って無事ならおめでたい。
可愛い後輩と同級生が帰れるんなら良いことじゃないか。
骨谷先輩や銀先輩も、どうやら無事に目覚めたらしいし。
いや、現実がどの程度無事なのかはそれこそ神のみぞ知るのか。]

 みられても恥ずかしくない絵に仕上げねば。

[姉に。みんなに?
先輩の最後のラインを思い出して、スケッチブックをキュッと抱く。
仕上がりにはこだわりたい。
何せ描きたいもので。大好きなもので。リクエストでもあるのだから。
画材とハンガーないかなーとミュージアムショップへ**]

(157) 2023/07/31(Mon) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前>>0:355 ――

[  高祈先輩に電話を掛けたのは、>>83
  アリババさんとの会話が
  終わった直後くらいだったかな。 ]

 あ。こっちに来てくれるんですかね。
 ありがとうございます。

[  先輩のいる場所にこっちから行こうかなと
  思っていたのだけど、
  来てくれるようなので、絵画のある場所を伝えつつ、>>0:355
  俺はこの場で暫し待つことにする。 ]*

(158) 2023/07/31(Mon) 23時半頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時半頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── →神々の絵画の前 ──


[傷だらけから治癒した男二人であの部屋で話すのもおかしな話だ。
言えば相手から来たのだろうが、このほうがいいだろう。

電話で伝えられた場所へ辿り着けば、そこには目的の相手。>>158]

やあ、待たせたね
……この絵を見ていたの?

[開口一番聞いたのは、あまり彼と印象が重ならないものだったからだ。

宗教画にも思える神聖な雰囲気に複数人の男女
今にも矢を打ち放ちそうな有翼の人物。
金の矢で人の心に欲望の炎を灯す愛の神が、母の命で他の神々を結ぶ神話を思い出した。

けれどそれは本題ではない。話が切り出されればすぐ忘れる程度のことだ。*]

(159) 2023/07/31(Mon) 23時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 00時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前で高祈先輩と ――

 あ、お疲れ様です。
 はい。この絵を見ながら、
 さっきまでアリババさんと話していたんです。

 神様ってどんな存在なのか話したかったんですけど、
 結論としてよく分からない存在ということになりました。

[  やって来た先輩に挨拶をしつつも。>>159
  まあ、他にも色々と話したけれど、
  本題ではないからそこは伏せて。 ]

 お呼び立てしてしまってすみません。
 この世界を旅立つ前に、
 どうしても先輩に改めてお礼が言いたかったんです。

(160) 2023/08/01(Tue) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  なんとなく察されている気もするけど、
  “もう先輩と話せないかもしれないから”
  ということは言えなかった。

  たぶん、こんな言い方をしても
  先輩は気にしないように思えたけれど、
  いつものように微笑まれると、
  別れる可能性を惜しんでいるのは
  俺だけみたいに思えて、
  そこから先の言葉が出ない気がしたから。 ]

 大学で俺が嫌な絡まれ方をしてたとき、
 助け舟を出してくれて、
 そして俺の気持ちを汲んだ言葉をくれて、
 本当にありがとうございました。

[  助け舟自体もそうだけど、>>0:66
  その後に俺に掛けてくれた言葉が嬉しかった。>>0:214>>0:265 ]

(161) 2023/08/01(Tue) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 さっきの大量の薔薇と父さんの絵があった場所で、
 俺のことを助けてくれてありがとうございました。
 俺の努力を認めてくれたのも、すごく嬉しかったです。

[  俺はぺこりと頭を下げる。

  先輩に絶対に言いたかったのは、
  この2つに対してのお礼。
  だから言いたいことは言えたけれど――

  俺は顔を上げながら、少しの間
  言おうか言うまいか悩んでは
  視線を辺りに彷徨わせて。 ]

(162) 2023/08/01(Tue) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 あの……俺、あんまり賢くないんで、
 心に潰れるほどの重量がないかもしれないって言葉、
 何度考えてもうまく理解できなかったんですけど、

[  薔薇のエリアで荷物を持ちたいという俺の申し出に
  先輩から返された言葉。>>2:159

  ストレスとか罪悪感がないということなのかな、と
  思いはしたけれど、何となくしっくりはこなくて。

  けれど、悪夢、罰、地獄という単語から思い至った
  嫌な疑問からさらに思考を深めると、>>2:95>>2:147

  危害を加えられるのは、
  俺にとっては攻撃以外の何物でなかったのに対し、
  先輩にとっては不本意な罰なのかな、
  という思考に終結して、 ]

(163) 2023/08/01(Tue) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 もし、誰かがあなたが生きることを疎んで、
 あなたが死んだら喜ぶとしても、

 俺はあなたが生きていたら嬉しいし、
 あなたが死ぬと悲しいってことを
 今のあなたに知っておいてほしいなと思いました。

 あなたが生きていて、俺と出会ってくれたことは
 少なくとも俺にとっては意味がありました。

 まあ、だからといって、起こった災害は覆せないですし、
 仮に先輩が亡くなっていたとしても、
 俺に対して何か気に病む必要はないので。

[  俺は先輩に踏み込む勇気がなくて、
  何となくこうかもしれないって想像だけで
  話しているから、先輩にとっては
  あまり意味のない言葉だったかもしれないけれど、
  それでも、言わずに後悔したくなかったから。 ]**

(164) 2023/08/01(Tue) 01時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 01時頃


【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 おしゃべりな自分か…。
 それこそ世界がひっくり返るかもしれないな。

[別の世界線になら存在したのかもしれないが
自分が饒舌に語る姿は想像もしようがない。

食い下がる回谷の表情を瞳に映す。
素直に滲む感情に、下がっていく眉に
不釣り合いなほど穏やかさを感じている。
心がこんなにも動いているこの目の前の命が
尽きる事なんて、きっとないはずだ。

答えは神のみぞ知るとしても。]

(165) 2023/08/01(Tue) 02時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

[朝にはあまり強くないこと、猫が好きなこと、
高校生の頃洋楽にはまっていたこと。
ささやかな情報は影の輪郭を少しずつ描いているようだった。

ゆっくりと頭を撫でていた手を放す。

やがて落とした言葉に頬を染め
口を開いた回谷を、ただただ瞳に映して。]

 回谷は、男を見る目がないな。

[それはまごうことなき本心だ。
もっと見る目を鍛えた方がいい。
ただ、あまりにもわかりにくい自分の表情は
ここに訪れたバスの中での時のように
何処か意地悪に、笑んでいた。]

(166) 2023/08/01(Tue) 02時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 ああ。

[帰ったら。帰れたら。
その言葉に神は天秤をどう傾けるのだろう。
なるべくなら、どうか。

弱弱しく言葉を萎れさせていく回谷の手が
服の裾を掴み、小さく雨を降らせたから。
感化されてロータリーの四角い窓から、優しく雨が落ちる。

影の中に、光と共に。]

(167) 2023/08/01(Tue) 02時頃

【人】 暗黒舞踏 オトサカ

 ……そうだな。
 お前の髪が腰まで伸びたら、な。

[少しの間を持って意地悪に紡ぐ言葉は明確にしない、約束。

人を傷つけてすれ違っても、生きていれば
その先に誰かの待つ未来があるなら。

もう一度手を伸ばし、ぽんぽんと背中を撫でる。
雨が止むまで。*]

(168) 2023/08/01(Tue) 02時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


それは真理かもしれないね
理解しようとするほうが間違いなんだろう、きっと

[聖書には、神がこんな慈悲の与え方をするとは載ってなかった。
元より教えなど人間にとって都合の良いものでしかないのだろう。
福原が言っていたように。>>2:173

アリババが人間と語らうことには既に驚きは無く、結論への同調だけを示して終わる。>>160

分かりきっていた話の理由に反応は薄く、いつものように微笑むだけ。
容易に察せるその意味をそのままに告げなかった理由は分からなかったが、言い方一つをそこまで気にしない。

宣告の後に顔を合わせた時だって、何も変わらないように振る舞っていた福原だ。
あまり空気を暗くしたくないのかもしれない。]

(169) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[思っていた以上に思慮深く多くのものを抱え込んでいた後輩だが
今一度礼を言いたかったのだという様子に>>161>>162
状況が状況でも、律儀さと素直さを感じてしまう。

助けた行いはともかく、告げた内容はお節介だと鬱陶しがられてもおかしくない筈だと思うが。
こうして義務や責務を負わせるような言葉を受け止める者もいた。

でも、相手の死を意識すれば二人が関わった過去の大きな出来事に目を向くのは当然かもしれない。]

俺には当然のことをしただけのつもりだけど
それが福原君に意味を残せたなら、良かったよ

……努力をするってことは、
美形とか優しいとかお金持ちとかよりも
人間にとって大切な根元にあるような性質だと思うんだ

[福原はきっと大変な思いをして、父と重ならない明るい福原青年を作り上げてきたのだろう。
空気を読み波風を立てず皆に好印象を抱かれる、それは高い知性の持ち主が精神を削ってできることだと成海は思った。]

(170) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ





[何かを迷う素振りに小首を傾げる。
穏やかに暗い黒色が、その様を見つめた。
待つのは大藤のお陰で慣れているのだ。]

……

[そして、聞き入っているように沈黙した。
事実は何を言えばいいのか分からなくなっていただけだが。

そりゃ理解できないだろう。>>163
触りだけ打ち明けた人間らしくない男の言葉なぞ。
なんて自覚を認めてみせるわけにもいかなくて。]

(171) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


……そう、光栄だね

[静かな返事は最初に全て予想していたからではない。
何かを悟られないよう、己を繕おうとしただけ。

まさかその誰かが当人だとは思ってないのだろうが、彼が発したのは何も意味も無い言葉では無かった。>>164
意を決したように口にした内容は相応に重かった。]

君一人でもそう言ってくれるのなら、

[空間ではなく己が望んで生んだ地獄と罰から引き離され、再び置いて逝かれる側に成り果てて
白いベッドの上で深い落胆と共に鬱蒼と沈んでも、何の意味も無い生還ではなくなるのだろう。

そんなことは言えなくて、不格好に途切れた声を誤魔化すように話題を変える。]

(172) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


俺も会ったら伝えようと思っていたんだ
……おめでとう

福原君がどんな気持ちでいても、
他の誰が助からなかったとしても
──君が生きていてくれて、嬉しいよ
もし自分が死者だと言われても、気持ちは変わらない

[それこそが望ましい展開だから当然なのだと思うと、少し後ろめたさに襲われたが。
真っ直ぐに見つめて告げた言葉に嘘などはない。成海なりに彼を気に入り、思い入れていた。]

本当はもっと、成長を見守りたいと思っていたけどね
ああ、でも。
どうせ来年には実家に帰って会えなくなってたか

[目前に餌のように吊り下げられた死に、
可愛い後輩が変わりゆく様を見守ることよりも上回って惹かれてしまうのは、利己と共にそんな現実のせいでもあっただろう。

駒になる未来に触れた時、常よりも低く声が変わった。**]

(173) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 02時半頃


暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 02時半頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:美術館長室―

あらやだ。どうぞお構いなく。
貴方に色々質問したい人は多いでしょうから。


[レコードを漁っていると、この部屋の主人なのでしょうか。早速アリババの姿がありました。>>143
それをチラリと見て、田端はそっけなくそう言うとまた視線をレコードに戻しました。
お客様。確かにそうなのでしょうけれど、彼に会いに来たわけでは無いのです。
なら出て行けと言われるかもしれませんが、そうなのです。]

(174) 2023/08/01(Tue) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

それに私、飲み物は無糖って決めてるの。
正直ロシアンティーに興味はあるけれどね。
でも、本当にお構いなく。
貴方に質問がある人がいたならそちらを優先して頂戴。
私はただ、……この場所が適当だと思っただけだから。


[適当、の中にはいろんな気持ちが混ざります。
悪夢の影響が少なそうだからでもあり、もし何があっても迷惑をかける相手がアリババだと思うと気が楽だったからでもあります。
あとは純粋に、音楽を聴きたくもありました。
何かしらの子守唄があったならそれを取り出してみますが……レコードの掛け方がわからなくてそこでジッとしています。
レコードがどんな作りでどう止めたりかけたりするのか、先ずはジッと見つめて作りを観察してみるのです。
理屈は知っていても、本物を見るのは初めてですからね。
アリババが直ぐに外に出ても、こちらを気にせず自由にしていても、こちらも自由にするつもりでした。]**

(175) 2023/08/01(Tue) 06時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 06時半頃


アリババは、ほなら、お茶だけ用意して 机にかけると、居眠り開始。**

2023/08/01(Tue) 07時半頃


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 07時半頃


【人】 季節巡回 こころ


な、…ど、どうせ見る目ないですよっ。
でも仕方ないでしょ!?

[赤い顔のまま、むきになって顔を上げれば
バスの中で見たのと似た、意地悪に笑う顔があった。
どこか揶揄い混じりの、反応を楽しんでいるような目元は
それでいて柔らかく、まるで   ものを見るように映る。]

――……、そういう顔も好きなんです。
目も、手も、声も、喋り方も。先輩のぜんぶ。

[どこか観念したようにぽつ、と付け足した。
困っているのに助けを求めるのが苦手なところ。
ふいに黙って何を言おうか考えている時の横顔。
ほんのたまに、そうして意地悪に笑うところ。

今も、ひとつひとつ彼の欠片を集めて>>166
一秒ごとに輪郭が確かになっていくのに、
それがつまらないことだなんてどうして思えるだろうか。]

(176) 2023/08/01(Tue) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[光の中に優しい雨が降る。>>167
彼に撫でられながら、静かに涙を流していた。

――ずるい。本当にずるいと思う。

確かな言葉はなにひとつ言ってくれないことも。
なのに叶うかもわからない曖昧な約束を紡ぐことも。>>168

涙を拭う指先がただただ優しいことも。]

(177) 2023/08/01(Tue) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ


……腰までって結構な時間かかるじゃないですかそれ。
乙女をどんだけ待たせるつもりなんですか。
あたしそんなに気ぃ長くないんですけど。

[あやすように背を撫でられながら
唇を尖らせて憎まれ口を叩き
ぐしぐしと片手で涙を拭く。
目元を赤くし、 はあ、と溜息をついた。]

(178) 2023/08/01(Tue) 10時半頃

【人】 季節巡回 こころ

[窓から垂れる雫がやめば
背を撫でる手も止まったろうか。

一歩下がって差し込む光の中に立ち
彼を正面から見つめた。]


…………先輩。
あたしのことも、撮ってください。
この場所で、一番先輩が良いと思う顔で。


[ここは夢の中の世界。
きっと涙の痕だって望めば消える。
今ここにいる回谷こころを、あなたの目で。
そのレンズに写してほしい。]

(179) 2023/08/01(Tue) 11時頃

【人】 季節巡回 こころ

[先輩がおねがいを聞いてくれたなら。
きっとあたしはあたしのできる限りで
カメラにとびきりの笑顔を向けたけど。

どんな写真が撮れるかは彼次第。**]

(180) 2023/08/01(Tue) 11時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 11時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前で高祈先輩と ――

 少なくとも、俺にとっては
 当然のことではありませんでした。

[  まあ、詳しい事情をしらない他の人が
  俺の意を汲んで動けるはずもなく、
  だからこそ、高祈先輩の行動に意味があったのだと
  俺は思うけど、>>170 ]

 努力って多かれ少なかれ誰もがしていることで、
 あまり評価をされにくいもののように思いますが、
 だからこそ大切なものなのかもしれませんね。

 先輩と話せて、そのことに気付けた気がします。

[  優しさはともかく、美しさやお金持ちであることは、
  誰かにとっては努力の賜物だとは思うけど、
  おそらく高祈先輩にとってのそれらは、
  生まれ持ってのものだったのかなと思いつつ。 ]

(181) 2023/08/01(Tue) 11時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  光栄という言葉は、>>172
  もし俺が使うとすれば、
  誉め言葉を素直に受け入れられない時に口に出す。

  たとえば、俺のことを誠実で優しいと評されたとき、
  内心では否定するけれど、その気持ちを口に出すと、
  過剰な謙遜と受け取られて空気を悪くするため、
  受け入れたと誤魔化したいような場面とか。

  だから、先輩の内心が見えなければ、
  きちんと俺の想いが届いたのかは分からなかったけど、 ]

 きっと、俺一人ではないとは思いますが。
 必要なら、何度だって言います。
 俺は先輩が生きていたら嬉しいって。

(182) 2023/08/01(Tue) 11時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  それから、俺のことへと会話が流れる。>>173
  きっと他の人に「おめでとう」と言われたら、
  適当に誤魔化したとは思うけど。 ]

 ありがとうございます。
 先輩がそう言ってくれるなら、
 俺も生きていてよかったと思えます。

[  先輩の言葉だったから、俺は素直に受け入れられた。
  俺の生存を喜んでくれるのなら、この先で
  誰の死を知ろうとも、しっかりと生きたいとも。 ]

 実家……。

[  その言葉を聞いて、
  俺は直接聞いたことはなかったけど、>>0:8
  やっぱり、先輩は高祈ホールディングスの
  後継者とかそこに近い立場の人なんだという思考が
  現実味を帯びる。 ]

(183) 2023/08/01(Tue) 11時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  幸か不幸か、俺のお爺ちゃんの会社は、
  父さんのゴタゴタ以降、>>1:29
  親族と関係のない社員に引き継がれることになったが、
  お家事情はそのお家ごとに変わるものだから。 ]

 もし、俺が卒業後に
 先輩の暮らす地方にある企業に就職することになっても、
 会えなくなるのは変わりませんか?
 先輩が卒業してしまうことを、
 永遠のさようならと位置付けないといけませんかね?

[  もちろん仮に引っ越すことになったとしても、
  高祈ホールディングスのお世話になるつもりはなく、
  全く関係のない会社に就職するつもりだけど、

  高祈家の力が、どれくらいの規模や影響があるのか
  俺は詳しく知らないから、
  実際どうなるかは分からない。 ]*

(184) 2023/08/01(Tue) 11時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 11時半頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 14時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

──回想:カフェ──

[高祈先輩と話をしていて、思わず『死ぬことばかりを考えていた』と言ってしまった。
心のどこかで、本当ならば10年前の事件で、両親と共に命を断たれる運命だったのでは、と考える事があったからだ。
先輩もそこが引っかかったのか、聞き返すように繰り返されてしまった>>51が、こちらで答えを迷っているうちに、話は終わってしまった]

 もっと話をしてお互い知れたら…そうですね。
 俺は元々皆さんと学年違うし。
 交流も薄いかもしれないけど、
 それでも、してみたいですね…

[先輩にとってはどうあれ、向けられた言葉>>52に、俺は道筋を示されたような気がしたから、お礼のつもりで軽く頭を下げると、その場を後にしたんだった]

(185) 2023/08/01(Tue) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

──回想:カフェのキッチン──

[キッチンで洗い物をしていたら、福原先輩が来た。>>47
なんか元気だ。生還が決まって、嬉しいのかな。
でも、二階で話した感じでは、そんな考えをする人ではないから、ここでやれることをしようって事かな]

 肉じゃが嬉しいな〜って、すげ
 目玉焼きハンバーグと甘いの?
 滅茶苦茶腕奮いますね。もちろん、一通り食べていいんですよね?

[手伝いを申し出たら、野菜の皮むきと、具財を丸める作業。よし、心得た。手の中にちょうど収まるピーラーも出てきたし、この世界の仕組みだけ現実へ持ち帰りたいものだけど]

 は〜い、皮むきできますよ。
 デザートにイチゴ牛乳寒天あるんですか。
 またピンポイントで俺の好物です、ありがとうございます

[なんて調子よく受け応えて作業を行う俺は、傍から見ればちょっと元気良すぎにも見えたかな。やっぱり生還できて嬉しいのかな、俺。ううん、きっとそんなことない。わからない]

(186) 2023/08/01(Tue) 15時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[>>50]

 この世界に来てやりたい事ですか…
 まだ、来たばかりで、
 ……いや、時間の概念なんてアテにならないか。
 すぐには思いつかないけど、そうだな……。

[この時俺はまだ知らなかった。
この後で目覚めるまでの間に館内を探索して、額縁に入った鉛筆タッチの《例の絵》を見つけるという事に]

 ふふ、…気楽に、いいですね
 ありがとうございます
 では、今作ってるのが出来たら、まず食わせてくださいね。
 これは食わねば後悔する。
 武士の高楊枝ってやつです(違)

[お椀を持ってきてくれた>>54高祈先輩には、軽く会釈して、立ち去るその姿を見送った。やがて出来上がった新作メニューがズラリと並ぶと、写真を撮って、福原先輩のLINEメッセージ>>71の後に続けて投稿した。**]

(187) 2023/08/01(Tue) 15時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 15時半頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:美術館長室―

[お茶を用意して居眠りを始めたアリババをよそに田端はようやくレコードをかけました。
一瞬、ギザギザなハートの子守唄にしてやろうかと思いましたが、クラシックなピアノの子守唄が入ったレコードです。
シューベルトの子守唄を聴きながら田端は部屋の片隅に腰を下ろします。
ソファとかではなく、床に膝を抱えて頭を底に乗せるようにして。
そして目を閉じてしまうのです。

ここならきっと安心だからです。
仮にもアリババは天使と名乗るのですから、何かをこちらにしてくることはないでしょう。
悪夢が襲って来たとしても、巻き込むのならコイツがちょうど良いとすら思っていましたから。

実際、しばらくの間はそのままでしょう。
少しずつ、少しずつ、田端自身の変化があるくらいで。]**

(188) 2023/08/01(Tue) 16時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 16時頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―ミュージアムショップ―

[到着したところでLINEに気付く>>71>>187
肉じゃがにハンバーグ、デザートまであるらしい。
写真付きでなんとも美味しそう。

でも、食べ納めかもしれないな、と考える。

ノリくんは目覚めたらいなくなる。
運命の一人が自分なら、今あるごはんがノリくんの最後のごはんだ。
ふー、と息をひとつはく。]

   ・・・ここにかけとこ

[誰かが購入していったらしい空いたハンガーで湿ったジャージを干す。
断じて売り物ではない。
でも、ここに"一般人"が来ることはないから。]

(189) 2023/08/01(Tue) 16時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[美術館や展示品をモチーフにした鉛筆やボールペンくらいしかなかったけれど、数本をもらう。
鏡の中で姉にまで会っておいて、今更ここが現実だとは思っていない。

――美術館の限定バッグを見つめていたら、売り場の鏡に映る自分に気付く。
結われた髪と、田端先輩がしてくれたメイク。
どうにも見慣れなくて、落ち着かない。]

 んうぅー。 もどろ・・・

[でも、編み込みとか久々だ。
触ると崩れそうだし自分で直せないから触れない。
田端先輩がくれたシュシュも可愛い。
私がつけてていいのかと改めて恥じ入るが、なんかちょっと嬉しくもあるのだ。
一番落ち着かないのは初めてのメイクかもしれない。]

(190) 2023/08/01(Tue) 16時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

―エントランスー

[中に入って衝撃を受けた場所。
木目と光が暖かく、フレームの配置が人工的なのに調和している。
計算されつくした設計――美しいと思う。]

 林檎・・・?

[あんなオブジェあっただろうか。
広く伸びた枝の下に転がる林檎。>>2:266

木には――今は3つのリンゴが生っているだろうか。
転がる林檎は7つ。
内、一つは腐り落ちたかのように潰れている。

眉根を寄せる。
偶然なのか、まるで――いや、考えすぎか。]

(191) 2023/08/01(Tue) 16時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[そう思ったのに]

    ――え

[その内の2つの林檎が逆再生のように浮かぶ。

林檎の木には5つの実が生っている。
落ちた林檎は5つ。

1つは、つぶれている**]

(192) 2023/08/01(Tue) 16時半頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 16時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

そう。なら、より良かったよ
今もあの時も、君の全ての事情を知るわけじゃないけど
なんとなく重なったんだ、……自分に

[当然ではない、それは普遍的に与えられるものでは無かったということ。>>181
福原は恐らく意識して明るく振る舞っていた。隠していた部分を知る者はきっと少ない。

あの時未だ確証も無いまま感じた親近感にもう一つ加わって、少しだけ正直に打ち明けた。]

したことが無い人はいないかもしれない
けれど、いつか忘れたり投げ出してしまう人も多くいる
誰かの目に留まるようなものとなれば、より少ないんだ

俺が見つけることが出来た君が、
変わらずにいてくれることを祈るよ

[そう語る成海は何かを託そうとしているのかもしれない。
生還する者であるだけではなく、
少しだけ重なる部分を持っている相手に。
だとすればやはり、自分のことばかり考えているのだ。]

(193) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


今俺の前にいるのは君で、
この時間はデートの埋め合わせじゃなかったかな?
他の人の話はしないでよ

[一人ではないのだと福原は言う。>>182
それに普段と変わらない冗談のような軽い調子で、巫山戯たことを返しておいた。

晒しきってない内面、言えるわけもない死への願望。
本当に言いたいことは煙の中へと遠ざかる。
──君だから言ってるのに、という言葉は。

骨谷のような数奇な縁があったわけでもないのに、ここまで目を掛けている後輩は他にいないのだ。
勿論他の誰かに言われても、気を悪くするわけじゃないけれど。]

(194) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[彼への祝福に話を流せば、望ましい反応が返ってくる。>>183
可愛い後輩だ。福原が生きていて、本当に良かった。
温度も寂寥も浮かばない心の表層で、ただそう感じた。

しかし、此方がつい口にした言葉を拾った相手ときたら。]

ふふ、どうしたの
俺の為に就職先を決めるわけ?可愛いね、福原君

……そうだね、もっとよく考えるべきだった
その気があるなら出来ることは、色々ある筈なのに

[永遠のさようならを拒むような言葉。>>184
本当にその為に決めることはないだろうと思いつつも、
つい揶揄するように笑ってしまう。

その緩んだ唇を結び直しながら、思い出したのは薔薇の中で交わした言葉。
己の選択の為に手を尽くさず死に逃げた一人の父親。]

(195) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

もし、俺が生きていたら……

福原君との縁が途切れない道を選ぼうと思えるように
努力は、してみるよ

[あまりにも曖昧で年上として情けない言葉。
去りゆく者を不安にさせそうな、不確かさ。

けれどそれが今言える精一杯だった。
心に負った問題、家の事情、
解き放たれたかった枷は多く、そして重い。]

こんなことしか言えないけれど、うん、約束はする

だから福原君……

[名前を呼ぶと共に彼へ歩み寄り、腕を伸ばした。
拒まれなければ、その身体を抱擁する。

近くなった距離、潜めた声は相手にのみ届く。]

(196) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

[本当はそんなことを望むどころか、真逆を喜ばしく思う性質の筈だった。

けれど、この今まで目をかけてきた後輩に
生を望んでくれるどこか近しい部分がある存在に

──一つ呪いをかけてみたくなった。
祝福の場に悪しき願いを持ち込んだ魔女のように。
ほら、全ては自分の為。なんて酷い人間なのか。]

俺がこの空間からいなくなるまでには、
君が作ってくれた料理をまた食べに行くね
本当にありがとう
君の行動が、誰かの心を癒やすこともある筈だ

[一歩後ろに下がって微笑む。
今生の別れかもしれない相手をより多く記憶しようという試みも、終わった。

自分からは言いたいことも、今のが最後だ。*]

(197) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 19時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

>>153

見捨てられない場所か。
きっと、キミがそれを行えば、
叶うんじゃないかな。

[でも、おそらくはそれはとても難しい。
 
 彼は身近なものから見捨てられたと同時に
 彼もその存在たちを見捨てていることとなっているから。
 もちろん、それは彼自身に非があるわけではない。
 
 彼は生涯それを渇望して生きていくのだろう。
 でも、それこそが彼なのかもしれないな、とも]

(198) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>154>>155

[そのまま彼の言葉を聞くだけ。
 思考し、行動することができるのはそれだけで素晴らしい。
 もちろんそれが望みを変える手段とは決してならないが]

 きっと、変わるだろう。
 ただ、キミは自分で気が付かないうちに疲れているタイプだろうから。
 たまには、ぼんやり一人でいるのもおすすめするよ。

[彼の堂々とした自身評価に、確かにそれを堂々というのは変わり者だなぁとは思った]

 いいんじゃないか?
 好きにするといい。

[そして、じゃね、と姿を消した]**

(199) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 20時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

― 美術館長室 ―
>>188

[居眠り中、ちっちゃなころから悪ガキで…のメロディじゃなく、
 ド定番の子守歌に、かえって目を開けた。

 するとモルジアナは部屋の隅で膝を抱えている。
 でも、だからと言って、ソファに移したり、ベッドを用意したいなんてことは、
 できるけれど、しない。


 そして、くるり椅子を回し、窓をみた。
 彼女が視ている時間の空がそこにあるだろう]**

(200) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[転がる林檎と茂る数。

     ──潰れた林檎は一つだけ。

非道いオブジェだ。
10人に1人、7人に1人、5人に1人と頭で描く数字は
視覚で認識するだけで急に怖くなる。]

 心臓、ってことスかね。

[ため息をつき、膝を折って潰れた林檎に手を伸ばす。
面白いとは感じないが、悪趣味とも言えない。
これが一種の砂時計なら、いっそ美しいとも思えるのだ。

けれど、ソレに指が触れる寸前に静止した。

誰が死ぬかは決まっている。
コレに触れようが触れまいが結果は変わらないのに

これ以上、手を近づけることができない。]

(201) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[黒翼の彼が死神かはわからないが、仁科にとって死神は忌避する神ではない。
死神がいるから人が死ぬとは考えていないからだ。

  死の運命にあるものを迎えに来た。

死神の或るところに死が在るのではなく、
死の在るところに死神が或る。
創作でも空想でも、仁科が描く概念はそれだ。

それは数秒だったのか数分だったのか
林檎をさわれないまま、胸元にスケッチブックの角が食い込んで痛みに我に帰る。]

 った、

[血が出ることはないけれど、多分肌が凹むんでいる。
点で突かれるとなかなかに痛い。]

(202) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[何分の一、ではないけれど。
まだ目覚めないことへの焦燥はある。
否、先ほどまではなかったはずだ。]

 怖い……?

[死にたいわけではないが、死ぬなら仕方ないと思っていた。
この世界は慈悲であり、ならば死ぬまで描きたいと思った。

希華に会ったから?
飾ることの楽しさを思い出したから?
命を示唆するオブジェを見たから?

少なくとも、今自分は生きたいと思っている。]

(203) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[心の持ちようが変わろうとも、
願おうとも、
意志ではどうにもならないというのに。

生きたくなってしまったことを少しばかり恨む。]

 ここで描けたらそれでいいなんて
 思い上がりだったなあ。

 生きてたらもっと描けるのに。

[まあ、死ぬなら描けるのはここしかないのも事実だ。
誰が死ぬのかわからないシステムに、今更ながら文句を言いたくなった。

立ち上がり、ふらりと廻廊に入る。
どのみち、ここでやることは変わらない**]

(204) 2023/08/01(Tue) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前で高祈先輩と ――

 俺も、先輩は俺と
 どこか近いところがあるのかなって思ってました。
 顔も中身も先輩の方がずっと格好いいっすけど。

 たしかに、継続は力なりとも言いますし、
 努力し続けることって
 思っているよりもずっと難しいんでしょうね。

 分かりました。ずっと変わらずに頑張りますね。
 ああ、でも、体力がなくなって倒れてもいけないので、
 適度に休みつつ頑張るって感じで。

[  高祈先輩の祈りにこくりと頷きつつも、>>193
  俺はいつかの大藤先輩の言葉を思い出していたから>>0:126
  デートの埋め合わせにあるまじき失態を
  しちゃったのかもね。>>194 ]

(205) 2023/08/01(Tue) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 えー、まだ引っ張るんすか。そのネタ。
 埋め合わせされてるのは俺の方なはずなのに、
 俺の言動が制限されるとは。

 まあ、これが理想的なデートになるように
 俺も頑張るっすよー。

[  茶化したような物言いに、>>194
  真面目に言ってるんだけどなあとは思うけど、

  あんまり触れない方がいいのかなって思ったから、
  俺もふざけた返しをしておいた。 ]

(206) 2023/08/01(Tue) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 違いますよ。先輩のためじゃなくて俺のために
 就職先を決めるんです。
 だって、卒業したら二度と会えないなんて
 寂しいじゃないっすかー。

 なんて言ったら、また可愛いとか言われそうっすけど。

[  揶揄うような笑顔に、>>195
  少し冗談めかしてお返しするけど、
  続いた言葉に、驚いて目を見開いたんだ。>>196 ]

 嬉しいです。実際に出来なくてもいいんです。
 先輩が努力してくれるという気持ちが嬉しくて、
 それを約束してくれることも嬉しいです。

 俺が力になれそうなことがあれば、
 いつでも頼ってくださいね。

(207) 2023/08/01(Tue) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  先輩の言葉を情けないなんて思わなかった。>>196
  確実に出来ることなら、きっと先輩は
  もっと早くにやっていたと思うから。

  それから、先輩の腕がこっちに伸びて、
  俺の体は先輩の腕の中に包まれた。

  驚きはしたけれど、
  こちらから抵抗することは特になく、
  告げられた言葉に、俺は一度こくりと頷いた。 ]

(208) 2023/08/01(Tue) 21時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  先輩の内心は分からなかったけど、>>197
  仮に口に出されていても、
  俺は自分が望んだことだから、
  呪いだなんて思わないって言っただろう。 ]

 はい、ぜひ食べてくださいね。
 こちらこそありがとうございました。

 でも先輩、誰かの心を癒やすって、
 先輩こそデートの埋め合わせなのに、
 他の人の話はしないでほしいっすよー。

[  ――先輩の心も癒したいのに、と言えないまま、
  一歩距離が開いた先輩に茶化すように小言を言いつつ。

  それからも何か話もしたかもしれないけど、
  会話が終わると、俺はもう一度お礼を言って、
  ここで先輩とは別れただろう。 ]**

(209) 2023/08/01(Tue) 21時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 21時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 神々の絵画の前でアリババさんと ――

 なるほど。俺が同じことを行えば、
 類友のように似たような人が集まって、
 見捨てられない場所が出来上がる、と。

 一理ありますね。

[  アリババさんの話しぶりに
  ふむりと頷きつつも、>>198 ]

 はは、疲れないのかって
 他の人にも言われた気がします。
 そうですね。……一人で過ごすことが
 苦じゃなくなったら、考えてみます。

 お話聞いてくれて、ありがとうございました。

[  俺は手を振りながら、
  アリババさんが消えるのを見届けた。 ]**

(210) 2023/08/01(Tue) 21時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 21時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[自分の為に、さよならを否定するのだという。>>207
何も確定しない返事が、嬉しいのだと言う。

同じように感じていたらしいと聞いた時と違い>>205
目を丸くするような驚きは表に出さなかったけど。

彼の利己は、成海の知るそれとはまるで別のものだ。
可愛い可愛いと年上面をする一方、
投影した相手に自分には無いものを見つけていた。

福原ならば過去の呪縛から抜け出せるのかもしれない。]

(211) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[自分だって味噌汁を飲んで心が落ち着く心地がした。
誰かのことよりそれを口にしておけばよかったのに。
隠し事が多いと余計なものまで秘めてしまう。

茶化されたらもう言い出せなくて、肩を竦め軽い謝罪をしてそのまま立ち去った。>>209]

──どうか、元気で

[背を向け片手を挙げ告げた別れの言葉。
もう充分に語り合った最後は、その飾り気のなさで充分だった。

口にした時の表情を、福原が知ることは無い。*]

(212) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 福原と別れて ──


[最後の時まで生還者を自分の元に引き留める気には、福原相手ですらなれなかった。
これからもきっと、逆の立場になった場合でもそうはしないだろう。

神聖な絵画から遠く離れ、靴音を響かせながら思う。

頑張り屋に休むことを教えたのは誰だろう。
交友関係が広そうで全く想像がつかない。

ただ、その人は自分より余程人間として大切なことを知っているとは思った。
きっと、正しく彼や他者を思い遣れるのだろう。
成海に出来たのは、それがいいと当人が示した意志を肯定したことくらいだ。

自分が死んだ後の世界で、そんな人達が福原の側にいてくれたら安心出来そうだ。]

(213) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




[拒まれはしなかった体温と、応じた反応を想う。

そう、福原は大丈夫だ。
語らうには仄暗い可能性に、「気に病まなくてもいい」と元より口にしていた青年だ。

元より懸命に一人生きていた子だが、
汁粉を渡した時から随分変わったんじゃないかと思う。

──二人しかいない場所で、それでも他の誰にも聞かれないよう声を落として告げたものは
呪いにすらなれないのかもしれないな、と感じた。

その胸に棘など刺さらないまま、ただ直向きに果たしてくれる想像は容易に出来た。*]

(214) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時頃


【人】 水商売 タバサ

―現在:美術館長室―

[もし、この夢の中で田端が見ている夢が反映されたなら>>200桜の花びらの散る晴れた空が見えたことでしょう。
そうでなければ、他の誰かの見る景色。
今の季節そのものの空があったかもしれません。

すう、すう、と穏やかな寝息を立てていました。
夢とは言え疲れてしまったのです。
夢の中でも少し眠りたかったのです。
田端自身、自分の変化に気づかないまま、奇妙に穏やかな時間が過ぎていったかもしれません。]**

(215) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 仁科ちゃんとのお話 ――

 あれ、仁科ちゃん?
 すごい可愛くなったね!

[  それはたぶん、俺と高祈先輩との話が終わった後、
  仁科ちゃんが館内を移動していた頃だったかな。

  会ったタイミングによっては、
  仁科ちゃんの心は揺れ動いていたかもしれないけど、>>203>>204

  綺麗に施されたメイクと>>2:365
  活発だけど可愛らしい髪型に驚いて、>>139
  もし仁科ちゃんの様子がいつもと違ったとしても、
  俺はよく気付いていなかったんだと思う。 ]

(216) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そういや、知り合いのお姉さんが言ってたんだけど、
 メイクすると、自然と自信が湧いてくるんだって。

 「今日は綺麗にアイラインが引けたから、
 きっと仕事がうまくいく」とか、
 「今日は明るめのチークにしたから、
 きっと元気に過ごせる」とか、
 そういう暗示とか掛けてたみたい。

(217) 2023/08/01(Tue) 22時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

[  本当はこれ、いつか母さんの言ってたことだけど、
  俺の家庭に何らかの事情があることくらいは
  仁科ちゃんにも話したことがあったから、>>0:298>>0:337

  あまり気に病まれて、
  言葉の本質が伝わらなくても困るし、
  “知り合いのお姉さん”の話にしておこうかなって。 ]

(218) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 もしかしたら、世の中の綺麗な人も
 実は初めは自信なんかなくて、
 こうやって、メイクしたりとか
 自分を可愛く着飾ったりすることで、
 自信を付けていくのかもね。

[  なんて話しながら、
  それから他にもいくらか話したかもしれないけど、
  話が終わると俺たちは別れたんだったかな。 ]**

(219) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 先輩たちへの個別メッセージ ――

[  俺が現実世界に戻るまで、
  たぶんあともう少しなのかな、という時間。

  結局お話しできなかった先輩たちには、
  個別でメッセージを送ろうかなと、
  俺はスマホに手を伸ばす。 ]

(220) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  まずは、田端先輩に個別メッセージを。

  『この世界でお話しできる時間は
  もう少ないかもしれないので、
  個別でメッセージを送ります。

  俺の我儘から始まったのに、
  いつもお米パーティを開いてくれて嬉しかったです。

  でも、お米に飽きたなら、>>2:122
  今度はサンドイッチパーティを開くのも
  いいかもしれませんね。
  色々な具材を詰めてホットサンドにするのも
  楽しいかもしれません。

  いつか開催できたらなと楽しみです。』 ]

(221) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  続いて、回谷先輩に個別メッセージを。

  『この世界でお話しできる時間は
  もう少ないかもしれないので、
  個別でメッセージを送ります。

  いつか、家事は適度に手を抜くべし!と
  話したことが懐かしく思います。

  俺は赤の女王仮説を勝手に改変して、
  人間は現状を維持するために、
  全力で走ってるんだって思ってて。

  だから、たまにサボろうが挫折しようが>>0:153
  生きているだけで全力で走ってて偉い!って
  たまに自分を褒めているんですよ。

  先輩の一人暮らしの様子がその後どうなったかは
  聞きそびれてましたが、先輩もたまには
  自分のこと褒めているなら嬉しいなと思います。』 ]

(222) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  最後に、大藤先輩に個別メッセージを。

  『この世界でお話しできる時間は
  もう少ないかもしれないので、
  個別でメッセージを送ります。

  いつか大学食堂で先輩と一緒に食べた日のことを
  思い出します。

  先輩がくれた、体力が尽きる前に休むように
  という言葉を肝に銘じて
  これから過ごしていこうと思います。

  あと、俺は誰が亡くなっていても嫌です。>>2:268>>2:298
  嫌だから、結果が分かったら、
  たとえ誰が亡くなっていたとしても、
  ちゃんと悲しもうって思います。』 ]

(223) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 さてと、こんなものかな。

[  と言いつつ、俺はLINEの画面を閉じて、
  俺は館内をゆっくりと歩き回ることにする。 ]**

(224) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

>>215

 おや、これはこれは
 舞い散る薄紅ですか。

[窓に散り始めた桜の花びら、
 それは穏やかな時間。

 春光の中、彼らの輪舞に少し、窓を開けると、
 悪戯な風が滑り込んできて、
 薄紅がぱふり、膨れてはじけました。
 さすがにまた窓を力を込めてうんしょと閉め、
 振り返ると、

 すっかり寝入ったモルジアナ。
 花びらを浴びてからきらきらしたような気がします。
 ふむ、と傍に寄りました]**

(225) 2023/08/01(Tue) 22時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 二階・通路>>0:398 ──


[異変が起きる前にいた、
そしてアリババに初めて会った時にいた場所。
同じ手摺に凭れながら階下を見下ろしている。

そうして、美術館に来てからのことを思い出していた。*]

(226) 2023/08/01(Tue) 22時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

[彼女はそっとそっと変化します。
 それは彼女の想いからか。

 そして、そんなモルジアナの変化に、思案し、
 男は姿を変えます]

 まぁ、動物は好きかな?

[その次の瞬間には男は大きなキツネの姿となり、
 そっと鼻先でモルジアナの髪をつつきました。

 さすがに彼女の過去思えば、
 男の姿で彼女に触れるのは躊躇いを思えたからです]**

(227) 2023/08/01(Tue) 22時半頃

暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時半頃


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時半頃


【人】 季節巡回 こころ

― 幕間・福原くん ―

[それはどこかのタイミング。
スマホを確認したあたしは
いくつか通知が来ていることに気づく。

最初に見たのは福原君からの
新しい献立を告げるメッセージ。>>71]

……って多くない!?料理人か!?!?

[別に暇を持て余して料理してるって
わけでもないと思うんだけども
随分と豪勢な振る舞いに思わず突っ込んでしまう。

いつぞやの話を思い出しつつ、しみじみ家事好きなんだなあと。
というか苺牛乳寒天おいしそうだな、夢が終わる前に是非食べたい。]

(228) 2023/08/01(Tue) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ

[そして、同じ差出人からの
個別に届いていたメッセージにも気づいた。>>222
これもしかして一人一人に送ってるんだろうか。だとしたら]

マジでマメ……っていうか……

[自分で自分を褒めるとか、彼に言われると少し意外。
福原君、なんか無自覚に意識高そうなんだもん。いい意味で。
これもあたしの勝手な印象。]

「生還おめでと。直接言えなくてごめん。」

[最初にそれだけ返し、何を送ったものか少し考える。
結局碌に推敲しないまま、スマホに指を走らせた。]

(229) 2023/08/01(Tue) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


「面と向かって口にしたことは多分なかったけど、
あたし、ちょっとだけ君に親近感感じてた。
家事力さとか、交友の広さとか、気遣い力とか
そういうのは全然あたしのが足りないんだけど

誰にでも明るく接してるように見えて
びみょーに一線引いてる感じっていうか
きっとまだ底があるんだろうなー、みたいなとこ。」


[勿論そんなのは誰にでもあるだろう。
人に見せる面、見せない面。誰かにだけ見せる面。
あたしなんかが心の柔らかいところまで
踏み込ませて貰えるとは思わない。でも。]

(230) 2023/08/01(Tue) 23時頃

【人】 季節巡回 こころ


「なんかそのへん、もうちょっと話してみたかったな。
もしもまた会えたら。」

「P.S.一人暮らしは今のとこ順調。
教えて貰ったレシピの中だと
かんたん炊き込みご飯系に最近はまってる」


[浮かんだままに送りつけた。
彼が帰る前に届いたかな、どちらでも構わない。
ただ、元気であれと願う。**]

(231) 2023/08/01(Tue) 23時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 23時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 回谷先輩のメッセージ ――

 はは、バレてる。

[  回谷先輩の返信を見ながら、
  「底がある」という言葉に>>230
  俺は苦笑を零した。

  自分で自分を褒めることは、
  これからやろうと思っていることだから、
  厳密にいえば嘘なんだけど、>>229

  一人暮らしの話をしているとき、
  何となく回谷先輩はうまくできなかったときに
  気負いそうな印象があったから、>>0:28>>0:153
  そういうとき元気出してほしいなって
  思いを込めて送ったというのもある。 ]

(232) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そうですね。また会えたら
 そういうこと話せたらいいですね。

[  炊き込みご飯だと、
  手軽に栄養も取れていいですよねっと思いつつ、>>231

  俺は口に出すだけで返信はしなかったけど、
  また回谷先輩と話したいなと思ったんだ。 ]**

(233) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:薔薇と男女の絵画の前>>0:301 ――

[  館内を歩いて辿り着いたのは、
  美術館に来てすぐくらいに見てから、
  気持ちがムカムカして落ち着かなかった場所。
  絵の中の男の顔はもちろん父さんのものではない。>>2:64>>2:65 ]

 本当は父さんに言うべきなんだろうけど、
 本人に言うとまた怒ってしまいそうだから。
 悪いけど、代わりに聞いて。

[  今ではもうこの絵を見ても
  全く心がざわつかないなと思いつつも。

  父さんの絵の前では、
  きっと素直になれないだろうから、>>2:356
  苦笑を零しつつ、俺は絵画に語り掛ける。 ]

(234) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 遺書の内容は聞いたから、
 父さんが傷ついていたのは知ってる。
 お爺ちゃんの会社から出て行っても、
 身寄りがないから頼る先がなかったってことも。

[  父さんの境遇には、
  多少なりとも同情すべき点があったのは事実で、>>1:24>>1:26 ]

 父さん、頑張り過ぎたんじゃない?
 我慢して我慢して、限界まで心すり減らしてたから、
 ろくに頭が働かなくなって、
 あんな馬鹿なことやっちゃったんだよ、きっと。

[  きっと俺の家族が理想とする姿に近づこうと
  無理をし過ぎたんだろう。
  今なら何となく分かる。
  ――だって、俺と父さんは親子なんだから。 ]

(235) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 俺は一生、父さんのこと許さないけど。
 父さんの次の人生は、
 身近な人を傷つけずに済むものならいいと思うよ。

[  言い終わると、気が抜けて顔が緩んだ。 ]

(236) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  もうすぐ俺はこの世界から消える。

  ここでやり残したことはたくさんあって、
  もっとうまく立ち振る舞うことも
  きっとできたんだとは思うけど。

  とりあえず俺は頑張ったから、
  早速自分で自分を褒めようか。

  この場に立ったまま俺は瞳を閉じて、
  現実世界に戻るその瞬間を待つことにした。 ]**

(237) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 23時半頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―― 回廊・ノリくんと ――

[エントランスを立ち去り、人目を避けて移動していた時。
ノリくんの(この世界での)最後のご飯を食べに行きたい気持ちと、恥ずかしくて人に会いたくない気持ちが拮抗していてうろうろと迷ってもいた時か。

心の準備ができていない時に、開口一番“可愛い”と言われ>>216、ノリくんに会えたら言うはずだったおめでとうとかよかったねとか、一切が吹っ飛んでひどく動揺をした。]

 ふぇっ!?
   の、ノリくん  えっと

[びっくりして変な声が出る。
やたら前髪をいじったり挙動不審を繰り返した後]

         あり が とぅ

[両手で顔を隠して絞り出したことば。
恥ずかしさのあまり否定をしては、結ってくれた姉に、メイクしてくれた田端先輩に失礼だからと心でいっぱい理由をつけた。]

(238) 2023/08/02(Wed) 00時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[そうしたら、見かねてなのかナチュラルなのか、メイクに関する心構えというか、魔法の言葉>>217を教えてくれた。
指の隙間からノリくんを見てちゃんと話をきく。
元々は自信喪失でメイクを拒む側へいった身には思いつかない考えた方だったけど、そういえば姉・希華の言動でも思い当たることがあった。]

 ・・・暗示。

[ちょっとした光明というか、オシャレすることへの考え方とか自信とか、
慣れるのだって、これからでいいのかと思える言葉だった。
もちろんそれがお母さんの話だなんて>>218気づく余地は全くなかったけど、世の中の女の子は・・・可愛かった希華だって、本当は戦ってたのかもしれないと思えた。]

 そう、なんスね。
 そっか。

[気後れしなくてもいいのかもって思えたら、笑えた・・・気がする。]

(239) 2023/08/02(Wed) 00時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 ノリくんも、魔法使いスね。
      ・・・ノリくん生きててよかった。

[魔法使いの意味はわからなかったかもしれないが。
スケッチブックやメイク道具を出したりするのもまさに“この世界”の魔法だけど、美味しいおにぎりとか肉じゃが(まだ食べていないけど)を作ったり、今こうして心を軽くしてくれたことも、魔法だなあと思う。
ノリくんなら現実でも使える・・・いや、使っている魔法。

君は無意識に何度もわたくし仁科を救ってくれているから。
彼が生きててよかったとほんとうに思う。]

 柊くんから写真付きでラインきてたんスけど
 すごく美味しそうだった。

 ここにいる間に、必ず食べに行く。

[この夢から醒めるときは、生かな死かな。]

(240) 2023/08/02(Wed) 00時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 
 次の“パーティー”には
    その、  多少、自信つけとく・・・スよ

[おしゃれしますとはまだ言えない。>>219
米パーティ楽しかったから。
・・・叶うといいなあって思いながら手を振った**]

(241) 2023/08/02(Wed) 00時頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/08/02(Wed) 00時頃


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