人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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視点:


【人】 水商売 タバサ

―覚醒―

[田端の意識は回復しましたが、すぐに瞼を開くことはできませんでした。
より最後まで彼女たちのことを見ていたいと思っていたからでしょうか。
様々な管が繋がれた状態で、なかなか体を動かせずにいました。

規則的な計測音。
田端もまた集中治療室に入れられていたようです。
覚醒までが長引いていましたから当然でしょう。
大藤と違って>>1頭も打っていたようですから。

そんな田端の耳に届く声があります。
曰く、保険金がどうのこうのと。
そう言えばあの人、学生の間は年金も保険金も払ってあげると言っていたと思い出しました。
若いうちから払っていた方が安くなるからねと。
もちろんその受取人は親になっています。
薄らと瞼を開き、声の主を睨みつけてやれば驚いたような顔をして、途端に涙目になって縋りついてきました。

本当に、最悪な目覚めでした。]

(13) nasca 2023/08/06(Sun) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

[目が覚めた後は看護師たちが色々と動いてくれました。
酸素マスクや点滴はともかく尿道カテーテルはより自分が長い間寝ていたのだと自覚させられましたが、目が覚めて二番目に嫌なことがそれでしたから早々に抜いてもらいました。
自力でトイレに行き、体も清めて、自分のことは自分でやるからと親を追い出して、やっと落ち着いて一人になれました。

そんな風に、研究室の仲間の事を考える余裕もなく、死んでしまった回谷に気持ちを割く余裕すら無い田端には、あの時間は貴重なものだったのかもしれません。
あの時間がなければ死に逝く彼女のことをあんなに考えることはなかったでしょうから。

今は、談話室に一人。]


……………………間違ってなきゃ、良いんだけど。


[懸念が一つありました。
けどその懸念は田端にはどうしようもないかもしれません。
それならそれで、仕方がないことかもしれないし、それを止めてやるほどの情熱も友情もありません。
特に今は、体も心も疲れていましたから。
テレビで事故のニュースを眺めながら、ぼんやりとソファに座っていました。]**

(14) nasca 2023/08/06(Sun) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

[誰もいないはずのところから声がして>>15流石に目を見開きました。
隣にいる彼を田端は見ることができるのでしょうか。
他の人は。あの夢のメンバーは?
一先ず田端には見えたようです。見たいと思いましたからね。
隣にいてくれた安堵と、驚かせないでよと言う不満が混ざります。
何よりここで話していては独り言を言うヤベェ奴ではありませんか。]


冥婚のこと。回谷ちゃん的には良かったと思うわよ。
でも、あいつにとってはどうだったのかしらって。
後追い自殺しないか心配。
そうなった時、あいつちゃんと回谷ちゃんのところに行けるの?
宗教的にアウトな気がする。


[それでも、スマホを取り出しながら通話する風に小さく言葉にした後。]

(16) nasca 2023/08/06(Sun) 08時半頃

【人】 水商売 タバサ

……私の心の中読めないの?
私一人で話してる危ない人じゃない。


[そもそもここは通話して良い区域だったでしょうか。
実際には通話してなくても気になって壁の張り紙をチェックしました。]**

(17) nasca 2023/08/06(Sun) 08時半頃

【人】 水商売 タバサ

[なら、この後の部分は心の中で語りかけるとして、スマホを下ろしておきましょう。]


さっきまで会ってたから、貴方に会えた感動は薄いわね。
良かったと言う安堵はあるけど。
それに"間違ってないかな"は、大藤くんが自死しなければ良いなあ……にかかるからね?
あの夢は本当だったんだなぁとは思ってるけど。


[そして説明に耳を傾けます。>>19
成る程、思いの強さや知識が関係するのでしょうか。]

(20) nasca 2023/08/06(Sun) 09時頃

【人】 水商売 タバサ

………それだと、もしそうなったとして私はやっぱり止められないわね。


[願わくば、あの結婚式が区切りになれば良いのですけれど、それはそれとして、どうなるのでしょうか。
もし田端なら願います。恋人に、ひとりにしないで欲しいと。
私の分まで生きてと自分なら言えないのです。
だから。
でもなあ……と、熱量と友情に欠ける田端は思い悩むのみなのでした。
そのあたりは確かに、彼自身の物語となるでしょう。
田端は、自分が生きるのに精一杯ですから。]**

(21) nasca 2023/08/06(Sun) 09時頃

【人】 水商売 タバサ

いや、まだ会ってないから知らないわよ。
ただ私が心配してるだけ。
杞憂に終われば良いの。


[そう、まだ、彼に会ってもいません。
ただもし"回谷に付き合ってやっただけ"なんて言うようなら別の意味で殴りそうですから理不尽な悩みですね。]


…………夢で呼ぶわよ、きっとね。
それにどんな私でも守ってくれるんでしょ。


[立ち上がる彼から視線を逸らしました。
耳の先が赤くなりましたが、ツンと顔を逸らしたままです。]**

(23) nasca 2023/08/06(Sun) 09時半頃

【人】 水商売 タバサ

寿命はねえ。そりゃあ仕方がないでしょう。
怪我や事故からはこれから護って欲しいけど。


[そのあたりはどうなのでしょうね。
でも、一番護って欲しいものはそれではないから良いのかもしれません。
一番護って欲しいのは……と思い浮かべて、二つある、と思い直しましたけれども。

またね、と小さく手を振りました。>>24
そんな頃、成海からのメッセージを受けて>>25溜まっていたかもしれない着信履歴に目が遠くなりました。
もしかしてこんなやり取りがグループチャットで交わされていたのでしょうか。
全部読むのが面倒です。
なので一度それを開きましたが、全ては読んでいません。

……自分からもやるべきでしょうか。
いや、会いたいと思えば会えるでしょうし、無事だったことはみんな知っているはずです。
だってアリババがここにいたのですからあの夢は本当にあったことだとすんなり信じられていましたから。

……ああ、でも。]

(28) nasca 2023/08/06(Sun) 11時頃

【人】 水商売 タバサ

『銀ちゃん

 貴方にもらった髪飾り
 回谷さんを送る時に一緒に送ろうと思います
 せっかくくれたのにごめんなさい

 でも貴方のおかげで彼女の髪を
 サムシングボロウで飾ることができたわ

 ありがとう』


[これだけは断っておきましょう。
銀に個別のメッセージを送りました。]**

(29) nasca 2023/08/06(Sun) 11時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

nasca 2023/08/06(Sun) 12時半頃


【人】 水商売 タバサ

[おや、もう行ったと思ったらまだ声が聞こえます。>>30
貴方も十分変じゃない、と言わなかったのは褒めて欲しいですね。
伝えたい部分ではありませんから伝わらないはずです。]


そうね、……思い切り私を甘やかしてね。
もちろんいけない事をしようとしたら指摘して欲しいし、危ない目に遭いそうなら助けて欲しい。

……やっぱり、保護者的な立場よねえ。


[回谷は深読みしているようでしたけれど、その時に田端が可愛いの女の子の顔になっているのだとしたら>>5:205
やっとそこで普通の女の子になれたのだという事だと思います。
普通の、何も背負わない、誰かに護られる記憶を持っている女の子になるための第一歩。
普通の恋が出来るようになるのはいつの事でしょうね。]**

(37) nasca 2023/08/06(Sun) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

[何せこちとら暇人です。
親を追い返しましたし、未だ数ヶ月は親元にいなければならないのが口惜しいですが、その話はまた後日のものとなります。
今はぼんやりと、時々アリババと言葉をやりとりするくらいだった田端でしたからメッセージの受信にはすぐ気づきました。>>38
そしてその後に続いたものも。>>39
既読こそつけられませんでしたが、ポップアップされたメッセージはそれだけで破壊力抜群でした。]


えっ?


[メッセージを読もうとしますが消えています。
パチパチと目を瞬かせていましたが、うーん、と小さく唸りました。
今のは幻?
それとも…………?]

(40) nasca 2023/08/06(Sun) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

『貴方は大丈夫?
 一人で泣いたりはしていないかしら。
 どんな形で見ていたのかはわからないけれど
 一緒に祝福してくれてありがとう。』


[こんなメッセージを、銀だけではなく他のメンバーにもそれぞれ個別で送りました。
勿論、大藤には送りません。
あの場にみんながいた事を田端は知っていましたから。
それには感謝を述べたいと思ったからです。

悪夢に関しては……自分の胸にしまいました。
消したということは、それについて触れたくないか、触れさせたくないという配慮なのでしょうからね。]**

(41) nasca 2023/08/06(Sun) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

[そうそう、それとは別に福原には返信もしなければなりませんね。>>34]


『そうね、その時はパンを焼くわ。
 チーズナンみたいなのもあると楽しいわよね。
 カレーも作ってみても楽しそう。
 夢の中ではなかなか作ってくれたものを
 食べにいけなくてごめんなさい。
 
 でも、卒業までではなくて
 毎年この時期に、なんて良い気がしたわ。』*

(42) nasca 2023/08/06(Sun) 14時半頃

【人】 水商売 タバサ

『貴方もゆっくり休んでね。
 私のことは心配いらないわ。』


[いつか、田端にまたプレゼントしてくれるのでしょうか。>>43
気にしなくて良いとも、待ってるとも、田端は書けませんでした。
どうしてプレゼントしてくれるのでしょう。
田端にはわからなかったからです。
いただいたものは嬉しかったですが、それでも。
でもその理由を聞くのも違う気がして、田端は銀を労い言葉を締めたのです。]*

(44) nasca 2023/08/06(Sun) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

[そして。少し思うところがありました。
骨ですよ、骨。
あの文面、骨谷はみんなに送っていたのでしょう?
回谷が骨谷にどう返事をしていたのかわかりませんが、気になることがありました。]


『骨谷くん。
 本気で骨、使わせてもらう気なの?』


[回谷がお断りしていたら良いのですけれどね。
どんなやりとりをしていたか知らない田端は、なんだか嫌な予感がしていたのです。
個人メッセージを送った後は部屋に戻りました。
色々考えると、傷の残る頭が痛むのです。]**

(45) nasca 2023/08/06(Sun) 15時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

nasca 2023/08/06(Sun) 15時半頃


【人】 水商売 タバサ

[高祈からメッセージが返ってきます。>>47
それに目を通した田端は少しだけ誇らしく感じました。
あの場に残された意味はないと思っていましたが、意味があると受け取ってもらえたのなら良かったです。
祝福の言葉が彼女に届いたことも。

けれど天使について触れられると微かに眉を寄せます。]


『あいつはきっとみんなを見ていたわよ。
 ただ、最終的に私がわがままを言ってしまったわ。

 だから何か伝えたいことがあれば
 ゆっくりで良いなら伝えられるけどどうする?』


[そのメッセージを送り、自分はベッドに転がります。
早く退院して自由の身になりたいような、あの仮面家族に戻ることが嫌なような、複雑な気分です。]**

(61) nasca 2023/08/06(Sun) 19時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

nasca 2023/08/06(Sun) 19時頃


【人】 水商売 タバサ

『小麦粉からパンを焼くと良い香りがするわよ。
 
 私は偲ぶより、お祝いしたいわ。
 今日は結婚式から何年目だねって。

 そうできたら良いと思う。』


[福原からの返事>>67に、田端はそう返します。
意味合い的には偲ぶと同列かもしれません。
ただ、あの日あの場面を何度も思い返したいとも思いました。
大藤が他の誰かと結婚したら難しそうですけれど……どうなのでしょうね。
不安はあります。けれどそれへの確信はありません。
何度か文字を打ち込んで、消して。けれどまた書き直して、田端はこんな質問を福原に向けました。]

(71) nasca 2023/08/06(Sun) 20時半頃

【人】 水商売 タバサ

『私のしたことは本当に良かったのかしら?』


『貴方が、大藤くんの立場だったら
 このまま前を向いて生きていけそう?』*

(72) nasca 2023/08/06(Sun) 20時半頃

【人】 水商売 タバサ

─入院中・福原宛─

[お祝いに関しては>>88明るい話題で、楽しげに目を細めました。
けれど、それが完全に偲ぶ会になる可能性だってあるのです。
福原の言葉>>89は嬉しいものでした。
そう、回谷にとってはそうだったと思うし、そうあってほしいと願います。
けれど大藤にとってはどうだったでしょうか。
本人に聞くのが一番だとはわかっています。
けれど、つい福原に聞いてしまったのは、比較的話しやすい部類であり、その中でも大藤と近すぎないように思えたからです。]

(105) nasca 2023/08/06(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

『私は女子だからね。
 回谷ちゃんの気持ちはなんとなく、分かる気がする。
 だからあの形を提案したけれど。

 男子として、どう受け止めたのかなあって思ったのよ。
 大藤くんは責任を感じてないかとか
 何か回谷ちゃんと約束してるんじゃないかとか
 その前にあいつちゃんと回谷ちゃんに好きって言った?とか
 言ってなさそうマジ言ってなさそうあの朴念仁
 
 ごめん脱線した

 とにかく大藤くん、思い詰めたりしても
 何にも顔に出さなそうだし
 かと言ってどうしたものかしら。
 そんな悶々とした気持ちがあったのよ。
 こんな話してごめんね。』

(106) nasca 2023/08/06(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

[途中真面目に脱線しましたが敢えて消しませんでした。
もういいや、てーい、と、少し疲れながら送信したのです。
まだ意識が戻って間がないからでしょうか、少しばかり理性が負けている気がしました。]*

(107) nasca 2023/08/06(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

─入院中・成海宛─

『私がわがままを言ったのよ。
 私は寂しがりだから、無理を言ったの。』


[それだけではますます分からなくなりそうですが、今はそれで良いのです。
一先ず、天使と繋がりがあると分かれば、それで。
成海に対して不親切かと言われたらそうでしょうけれどね。]


『内容については、わかったわ。伝えておくわね。』


……だ、そうよ。


[一応伝えると言ったので、空間に呼びかけてみます。
けれど直ぐにはきてくれると限りませんので、手帳に書き写しておきましょう。
今度の夢の時にこの手帳を持っていけるようにね。]*

(108) nasca 2023/08/06(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

─帰還後、大学構内にて─

[退院してからしばらくの間は周囲が騒がしかったです。
けれど災害に巻き込まれただけで、事件に巻き込まれた訳ではありませんでしたから、日常は直ぐに戻ってきました。
少しずつ形を変えて、色を変えて、質を変えて。
回谷の式のことは……今は未だ多くを語らないでおきましょう。
田端のところには田端が過去に振った相手が、傷物になったならまた俺がなんて言ってきて田端に無視されたり睨まれたり通報されたりなどはあったようです。
田端自身はあの家族のもとに一度戻りました。
今は未だこの家を立ち去るタイミングではありませんからね。
そんなふうに過ごしていたある日のこと。]

(109) nasca 2023/08/06(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

あら、銀ちゃん。
私も生きて会えて嬉しいわ。


[銀に声をかけられ>>81足を止めました。
改めて二人で会うことは無かったのでしょう。
こうして言葉を交わすまでに時間がかかってしまったのは、田端の方からはメッセージで済んでしまったと思ってしまったからです。
田端自身、余裕があるわけではないからです。
ただ、怖くはないのかと聞かれるとパチリと目を瞬かせます。
何が。そう質問しかけてやめました。
あの夢の話が出たからです。>>83
確かにあの時、らしくなく怖いのだと弱音をこぼした自分を思い出します。
影に石を投げつけられて、本当に怖かったのです。
それに一人で立ち向かい、避け、なんとかしてきた自負がありました。
二人の間に沈黙が宿ります。
そうね、と小さく田端が言葉を綴り始めました。]

(110) nasca 2023/08/06(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

そうね、だいぶ、平気よ。
でも油断すると、私の怖いものは平気で距離を詰めてくるものだから厄介ね。

頼れる相手はいるけれど、それでも立ち向かうのは私自身だもの。
でも賢く生きるようにするから、大丈夫。

心配してくれてありがとう、銀ちゃん。


[一つ一つ、言葉を選びながら話していきました。
あの時弱音を吐いてしまったから、優しい後輩は気にかけてくれていたのでしょう。
だからそう言って微笑んで、逆に問い返しました。]*


銀ちゃんは、大丈夫……?

(111) nasca 2023/08/06(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

─帰還後、大学構内にて─

[大丈夫でいたくないとはどういう意味でしょう?>>112
田端はどちらかと言えばドライと言えるでしょう。
だから夢の中でも咄嗟に動こうとしましたし、夢が終わった後の喪失感もかなり薄かったのです。
それは次に立ち上がり歩いて行かなければという本能にも似た気持ちから出ていたものでした。
それが、大丈夫でいたくない?と、理解が及ばずに眉を寄せてしまいます。
彼女には未だ何かあったのでしょうか。
微かにその表情に緊張が含まれて、それを打ち消すかのようにペチリと小さな音がしました。]

(122) nasca 2023/08/06(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

……………。


[普段通りなら、「あら、私も好きよ。」と微笑み返すところでした。
けれど、そのわずかな緊張の表情を、田端はよく見かけることがありましたから、安易にその答えを出すことを一度避けました。
目を微かに見開いてから真っ直ぐに彼女を見つめます。
女子からそうした気持ちを向けられた事は初めてでした。
多分間違っていないと思います。

緊張を孕んだ"好き"という言葉。
それは、単なる友愛のそれとは違うのだと思いました。]

(123) nasca 2023/08/06(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

先ずは有難う。
好きでいてくれて嬉しいわ。


[まずはその気持ちに感謝します。
好いてもらえる事は嬉しい事でしたから。
けれど、彼女は女子で田端も女子です。
それだけで拒絶するつもりはありませんが、流石の田端もどうすべきか迷ってしまうのです。
今、田端の髪にあの髪飾りはありません。
あの日から外したままにしていました。
その髪の先を指先でくるりと絡め取ります。]


……うーん。
色々聞きたい事はあるのだけれど。
なんて言ったら良いのかしらね。

それは恋愛としてのもので良いのかしら?
それとも、それは私の考えすぎ?

(124) nasca 2023/08/06(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

[そして念の為に言葉で確認をとりました。
どちらにしろ嫌ではありません。
だから声音は穏やかなままでした。
けれど、どうしたものでしょう。]


どうしてか聞いても良いのかしらね。


[少し悩んだ末に尋ねてみましょう。
何せ、田端にはどうしてなのか今検討もついていないのです。]*

(125) nasca 2023/08/06(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

─入院中・福原宛─

『いちばんの問題はね。
 もしそれが回谷ちゃんとの約束や願いなら
 止めたくないって思ってるところ。

 でも大藤くんの独りよがりだったならビンタね。

 そうだね、それは聞いてみるしかないわね。
 聞いてくれて有難う。』


[そう。……止めるつもりはあまりなくて。
それは薄情ともとれますし、そうでないかもしれません。
でも、女の子の幸せをより考えてしまう田端にとって、それが叶えられるなら……という気持ちもあって、うまく消化できないでいたのです。
ただ、悩みながら今は寝てしまいましょう。
田端もまた、回復して間もないのですから。]**

(132) nasca 2023/08/07(Mon) 00時頃

【人】 水商売 タバサ

─帰還後、大学構内にて─

[小さな田端先輩>>130と聞くと、ああやっぱり見られていたのかと田端は頭を抱えたくなりました。
あれは田端にとって失態の一つにもなり得ますからね。
子供時代の自分をどうにかして欲しく、子供時代ではないと素直に助けを求められなかったから起きた事でした。
でも、自分のことで困る田端が嬉しい>>131だなんて聞くと、その頬の赤さからもその想いが本物なのだと理解できた気がしました。
さてどうしましょう。
できれば親しい友人や後輩とはそうした間柄になるのを避けたかったのです。
だって、一度恋人になった後に元の関係に戻るのは至難の業ですから。
特に、あの夢に誘われたメンバーの中からどうこう……という気にはなれていませんでした。
少なくとも今までは考えたことも無かったのです。

では、今は?]

(146) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

…………正直意外すぎて驚いてるの。
私女子にそういう気持ちを向けられると思ってなかったし、まさか銀ちゃんが。


[それなら心配してくれていたのでしょうか。
悪夢に襲われた時も見られてしまっていたのでしょうか。
それは少し申し訳ない気がしましたし、それでも消えなかった思いはより強い気もしました。
片頬に手を当てながらどう答えたものか迷います。
女性同士ならより勇気のいる言葉だと思ったからです。]

(147) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

…………正直、私は女性と恋愛って考えたことなかったのよ。
正直女子には敵対視されることの方が多いからね。
けれど、男子にも恋愛感情はあまり持てないのよ。
それはあの夢で推察できたでしょうけれど…………。

私には亡くなった兄がいて。
兄に乱暴されたけど家族が助けてくれなくて、むしろ兄の事ばかり庇っていたから、誰にも"助けて"っていう気がなくなってしまったし、いつかは誰かと幸せな恋や結婚が出来たらと夢見たこともあったけど、

諦めて、いたから。


[改めて口にすると、今でも心が軋みます。
胸が痛くて眉をキツく寄せてしまいましたが、それでも口元は微笑んでいました。
銀はどんな反応だったでしょう。]

(148) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

今はね、それはだいぶ安定してるの。
信頼できる相手がいて、何かあれば、何かなくても話を聞いてもらったり甘えさせてもらってるから。
保護者のように思っているわね、その相手のこと。

私にはそんな過去があって、そんな相手もいる。
もちろんその相手とは、保護者関係以上にどうこうする気持ちは無いのだけど……今の所。


[何かにつけてはアリババに話を聞いてもらったり、夢の中では幼児化して膝の上に乗せてもらったりをどう説明すべきでしょう。
敢えて名前を出さずにそんなことを話しました。
名前を出したら、今のこの話とは別に話を始めなければならないからです。
隠すわけでは無いのですけれど、話すべき内容の優先度はこちらが高いでしょう?]

(149) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

その相手はね、一生私から離れないのよ。
それでも、銀ちゃんは大丈夫かしら。


[まずはここまでにして、彼女の反応を窺います。
正直彼女の好意は意外でしたが嫌ではありませんでした。
けれど、改めて自分の状況や過去を聞いて、どう思うのか。
銀を見つめる眼差しは少し困ったような、照れているような、少なくとも拒絶の色はありませんでした。]**

(150) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃

【人】 水商売 タバサ

─少し先、大藤との話─

…そ。


[ああこの時が来たか、と田端は少し思いました。
大学を辞めるではなくて辞めた>>138です。
それで田端が予想できないはずがありませんでした。
だってそれは、目が覚めたら時から懸念していたことです。

けれど田端はそれだけでした。
察していても止めません。
察していたから止めません。
彼が地獄に落ちて彼女と別れ別れになるような、そんな無粋な知識を注いだりもしませんとも。
ただ、小さな紙袋を渡しました。]

(151) nasca 2023/08/07(Mon) 07時頃

【人】 水商売 タバサ

餞別。できれば持ってって。


[紙袋を開けたなら、いつから用意していたのか小さな青い石のペンダントが入っていました。
別に彼のものではありません。それにしては華奢なデザインすぎるものです。
説明はしません。説明されて困るのはきっと大藤ですから。
だから、田端はそれだけで彼に近づこうとはせず見送りの輪から外れるでしょう。]**

(152) nasca 2023/08/07(Mon) 07時頃

【人】 水商売 タバサ

─帰還後、大学構内にて─

[それを言い始めてしまうと、田端は研究室のメンバーを全員"研究室のメンバー"で括っているきらいはありました。
その中での細かい区別はありましたけれど、総じて恋愛対象外として自分を取り扱うメンバーです。
そのつもりでしたとも。
だからこそ、意外だったのですけれどね。
そして肩を跳ねさせる相手を見て>>168そのまま続く言葉たちを聞いていました。>>169]


そう、一生。そう言う"契約"をしたの。
だって私、私が絶対的な味方が欲しかったの。
受け入れてると言うより、私がそう望んだ。

私には家族があるようで、なかったの。
だから寂しくて仕方がなかった。
だから私は……本当なら親からもらえるような庇護を、彼に望んだのよ。


[彼女の言葉を最後まで聞いてから>>170そう説明を始めます。
差し出された手を見て、少しだけ寂しげに微笑みました。]

(191) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

ごめんなさい。
私は、銀ちゃんを好意的に思ってるし、その想いは嬉しいわ。
きっと一緒にいられたら良い関係が築けると思う。
銀ちゃんなら、若しかしたら私も初恋というものを知ることができるのかもね。

でも、契約は生涯続くもので、取り消せないし、取り消すつもりもないの。


[だからその手は取れません。
彼女の指先を見て、目を見て、言葉を続けます。]

(192) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

あいつの事を知るあなただから説明したのだけどね。
あいつと仲良しこよし……と言うわけではないけど、例えるなら仲の良い家族を引き離すような感覚ではないかしら。
銀ちゃんの家族がどうかわからないけど、あなたの親は受け入れられないけど、手をとってほしいと言われたら……どう?


[あいにく田端は親を切り捨てようとしている身です。
だからこの例えが妥当かどうかわかりませんでしたが、首を傾げました。
そしてゆるりと視線を宙に向けます。]


……もし、あなたが受け入れてくれたら。
あなたの守護は銀ちゃんにも届くのかしらね?

そうしたら、みんなで家族みたいじゃない。


[どうなのかしら、と今は見えないアリババに問いかけます。
勿論、銀の承諾無くそんな事はできません。
でもそうなったとしたら……。]

(193) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

アリババが舅かしら。


[つい想像を巡らせて、真顔で呟きました。]**

(194) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

─帰還後、大学構内にて─

そうねえ……否定しないわ。


[確かに歪な関係かもしれません。>>200
本来なら巣立つはずの親を、大人になってから求めたようなものですから。
ただ、家族が欲しいのか>>201と言われると少し違う気もします。
家族や親の形がいちばん喩えやすそうだからそうしただけで、アリババをパパーなんて呼びませんし呼んだらパパ活と間違われてしまいそうですもの。
だからと言って信仰しているわけでもありませんし、では何と言ったら良いかわかりません。
だから、微笑みで受け止めるに留めました。
そして、一つだけ良いかと言われたので頷きます。]


ええ、なにかしら。


[守護や加護は要らない。
そう言い切る銀の顔が真剣味を帯びたので、こちらも背筋を正します。]

(203) nasca 2023/08/07(Mon) 16時半頃

【人】 水商売 タバサ

…………………………?


[けれどそれを受けて>>202
田端は数秒、動きが止まりました。
表面上の動きだけでは無くて頭の中もです。
そして、遅ればせながらその意味を理解するために頭の中が動き始めました。
そして、ボッ!と火がつくような勢いで田端の頬が真っ赤に染まります。]

(204) nasca 2023/08/07(Mon) 16時半頃

【人】 水商売 タバサ

えっ、………ちょっ???


[頭の中をいろんな疑問が駆け巡ります。
お婿で良いの?とか、銀ちゃんの方が可愛いわよ?とか、てっきり諦めるかと思ったのに、とか。
けれどそれらの言葉は喉に支えて出てきません。
真っ赤になった顔を片腕で隠しながら顔を背けて、ストップをかけるように片手を銀に突き出しました。]

(205) nasca 2023/08/07(Mon) 16時半頃

【人】 水商売 タバサ

─帰還後、大学構内にて─

(わかった、けど、わかんない……っ!)


[アリババには心の中で八つ当たり気味に叫びました。
自分から問いかけておいて申し訳なさはありましたが、一杯一杯だったからです。>>206
守護を願い、きっとこれからも彼の存在が田端の中で消える事はありません。
今日だってきっと夢の中、ジタバタ暴れる予感がします。敢えて言うなら、姉や母にこう言う時どうすれば良いの!?と話を聞いてもらう(そして話を聞いてもらっておいて拗ねたり恥ずかしがったり自己解決したりする)お騒がせな妹、といった風でしょうか。

一先ず守護については理解しました。
ただ反応しきれないので、後で詫びようだとかすら今は考えられません。]

(210) nasca 2023/08/07(Mon) 19時頃

【人】 水商売 タバサ

ぅ…………。


[ダメ>>209とは何のことでしょう。
そう疑問を抱いていると、突き出した指先に、顔を隠す腕に、触れられた気配がしました。
ビクッ、と体が震えてしまいます。
こう言う弱い自分は見せたくないのです。
何かに照れたような恥じるような、いやそのものだという顔だなんて、弱みを見せてるようなものではありませんか。
けれど銀の指先にそんなに力が籠っていないから、逆に促すような動きに抵抗はしません。
優しい動きで顔から腕を退かされてしまって、田端は真っ赤な顔を見せることになってしまいました。
唇はキュッと弾き結ばれ、長い睫毛に縁取られた瞼はわずかに伏せられています。
視線はそれに伴い下へと向けられていました。]

(211) nasca 2023/08/07(Mon) 19時頃

【人】 水商売 タバサ

─入院中・骨谷宛─

『変じゃないわよ。調べたわよ。
 海外でそう言う事業あったわよ。
 でも個人的には恋人でもない男に
 骨で陶器つくります、くださいなんて言われて
 はいどうぞ、ってならないと思うのよ。
 だから、骨谷くんはどんなプレゼン説得をするの?
 って気になったわけなのよ。』


[骨谷からのメッセージに返信する際、"人骨・陶器"で検索したら出てきたURLを添付しました。
骨そのものより、遺灰を使ったサービスです。
見つけた時にはこんなモンあんのかマジか……と思いましたが(田端は心の中でも結構口が悪いことがしばしばあります)、なるほどそう言うものに骨谷も興味があったのかもしれない、と田端なりに納得したのです。]

(226) nasca 2023/08/07(Mon) 20時半頃

【人】 水商売 タバサ

『どう言った経緯で骨谷くんが骨で陶器を作るの
 興味持ったのかは知らないけれど
 恋人にあげるより先に
 家族に渡す、をメインにした方が説得しやすいのでは?
 その中で、実は恋人がいて……の方が
 そちらにも渡して良いですか、なんて
 できそうだと思ったのよ。

 何も、作品は一つで無くて良いのでしょう?
 勿論、最終的にどうするかは骨谷くんが決めるのだけど
 あの夢の場面が今は脳裏にあるだろうから
 彼女の家族の気持ちや想いにも
 少し想像を巡らせて欲しいと思ったし
 もしこれがお節介の杞憂なら問題ないわ。』


[そう、これは田端のお節介です。
自分だったなら家族に渡して欲しいなんて思いませんからね。
ただ、それが欲しいと思う家族であって欲しいと言う、回谷への願いもあったのかもしれません。]*

(227) nasca 2023/08/07(Mon) 20時半頃

【人】 水商売 タバサ

『あ、でも、私的には無しだわ。
 遺骨は海に撒いて欲しいもの。変わらずね。』


[思い出したように骨谷にそんな追伸をした田端でした。]*

(228) nasca 2023/08/07(Mon) 20時半頃

【人】 水商売 タバサ

─参列─

[お葬式に参列した時は無難に黒いスーツを着ていました。
同じ研究室の仲間であり先輩だったからと参列しましたが、田端は多くを語りません。
ただ、あの髪留めを棺に入れて欲しいと頼みました。
これをあげる約束をしていましたと話して。
その髪留めと一緒に、折り紙で作った小さな蓮を紙箱にたくさん敷き詰めて。

だから、式に関して田端が語る事は特にありません。
だって田端はあの時、すでに精一杯送り出したつもりでしたから。]*

(229) nasca 2023/08/07(Mon) 21時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

nasca 2023/08/07(Mon) 21時頃


【人】 水商売 タバサ

─帰還後、大学構内にて─

…………銀ちゃんって、S?


[赤くなったり狼狽えたりする姿を楽しまれていたので>>230思わず眉を顰めました。
何だかとても悔しいです。
確かに銀の頬が染まる様子は、微笑ましくもありましたけれどね。
でも、少し距離を開こうとしただけなのに追ってこられて目を見張りました。
少し俯き気味だったからでしょうか。
11センチ差でコチラが背が高い物ですから、避けようと思えば避けられた筈です。
けれど、目を丸くした瞬間に唇が重なりました。
ぶつかって痛い、なんて事になる事がなかったのは、咄嗟に彼女の細い肩を掴んで勢いを殺したからでした。
けれど、唇を止めるには至らずに。]

(231) nasca 2023/08/07(Mon) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

[なお、かつてのアリババに対しては本気で歯を立てて流血させてやろうの心意気でしたので、

この行為に名前をつけるのなら矢張り口つけや接吻、キスになります。]*

(232) nasca 2023/08/07(Mon) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

…………………そうねえ。
お手柔らかに頼むわ?


[これから解明されると言う銀の性癖>>233は、どんな形で知る事になるのでしょう。
……というか、これからの自分達は、恋人という事になったのでしょうか。
少なくとも先輩後輩以上、となったのは否定できません。
まだ熱い頬を隠すこともできないまま、田端はすっかりいつもの調子を出せずにいます。

それから銀に出会う度に顔を赤くすることが増えた田端でしたが、どちらが早いのでしょうね。
銀の送ってくれる髪飾りが髪を飾るのが先か。
それとも、田端の贈った髪飾りと同じものを田端がつけているのが先か。]*

(234) nasca 2023/08/07(Mon) 23時頃

【人】 水商売 タバサ

[それから、毎日田端の髪を飾るようになった、銀からもらったコサージュ>>243は銀のつける物とお揃いになったようです。
田端の印象では女子の友人は少ないようでしたし、ましてや恋人にすぐ結びつく人も少なかったかもしれません。
人によっては、Sの関係のようだと思ったかもしれませんね。
昔の女学院などにあったその関係は、姉と妹、シスターのS。
もし二人の関係を誰かに聞かれたら田端は頬を染めてしまいます。
けれど、きっとこういうのです。]*


…………お付き合い、してるのよ。

(253) nasca 2023/08/07(Mon) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

─卒業間近のある日─

[それは、卒業間近のある日のことでした。

本当は、田端は卒業したら海外に移住しようと計画していました。
それはゆっくりと両親を捨てる為の計画の一つです。
なるべく遠くで彼らの影響を断ち切り、連絡も最低限にして接触を減らすつもりでした。
完全に縁を切る計画もありましたし、将来的に彼らが困窮したり支援が必要になったりした場合、必要最低限未満の支援のみを送り生活保護を受けられないようにする計画もありました。
後者の場合は、彼らが何かしらで貧する必要がありましたので難しいですけれど、世間様に迷惑をかけない程度に老人ホームに叩き込んで放置する予定は今でも考えています。
けれど、海外に行く予定は保留にしました。
だってそうしてしまうと彼女と離れてしまうではありませんか。
それは、……少し嫌でしたからね。]

(280) nasca 2023/08/08(Tue) 07時頃

【人】 水商売 タバサ

………銀ちゃん。


[今日は銀を昼間にカフェに呼び出しています。
大学の近くにあるそこはある程度賑わっていて、学生たちの明るい声が行き交っていました。
銀の姿を見つけたなら小さく手を上げて場所を知らせます。
田端の前には蜂蜜入りのミルクティー。
その頬はほんの少し緊張を孕んでいます。
髪を飾るのは勿論彼女にもらった髪飾り。
こんな風に田端から彼女を呼ぶ事は、これまでに数えるほどだったと思います。
その時は美術展のチケットを貰ったとか、教授を励ます会をやろうだとか、どこかに行く予定の延長線上にあるものばかりでしたが今回は少し趣が違います。
話したいことがある、と伝えていました。]**

(281) nasca 2023/08/08(Tue) 07時頃

【人】 水商売 タバサ

─卒業間近のある日─

改まってごめんなさいね。
あ、ケーキ食べるかしら。


[田端の前には甘いミルクティーがありますので、今回はケーキはありません。
それでも彼女に勧めてみました。
この頃には家族はあの悪夢の源であることや、いつも助けてくれなかった両親を棄てる気でいることも話していたでしょう。
隣にいる同じ子供なのに、いつだって兄の為に動かれていた、庇ったり守ったり気遣ったりして貰えなかったことが悪夢の源なのだと。
だからこそ家族のような守護が欲しかったと、そんなことも打ち明けたでしょう。
弱いところは見せたく無いことも言いました。
だから人前でお酒は飲まないとも言いました。
確かに、田端は下戸ではありませんが人前でアルコールを嗜みません。飲んでるふりをしてノンアルコールばかり飲んでいます。
むしろ"アルハラって知っている?"と、アルコールによるトラブルを防ぐ立場をとっていましたので、田端の参加する飲み会はそう言った騒ぎは少なかったようです。]

(287) nasca 2023/08/08(Tue) 14時半頃

【人】 水商売 タバサ

あのね、話っていうのは……。
ほら、私そろそろ卒業してしまうじゃない。
新社会人になるから仕事を覚えるまで大変だし、これからなかなか会えなくなるの。
特に、平日が休みの仕事だし……。


[両手でカップを持つと指先がほんのりと温まります。
就活はだいぶ前に終わっていましたから、その時にも会って話はしているでしょう。
ブライダル関連の仕事に落ち着きました。
けれど田端の視線は少し落ち着きません。
彼女を見たり、手元を見たり。カップの中で揺る水面を見たり。
ソワソワと落ち着きがない様子はあまり見られない物です。
けれど意を決したように唇を引き結ぶと、自分の鞄からあるものを取り出しました。]

(288) nasca 2023/08/08(Tue) 14時半頃

【人】 水商売 タバサ

これ。よければ受け取って欲しいのだけど………。


[取り出して相手の前に置いたものは二つありました。
特徴的な布貼りの小さな小箱と、一つの鍵です。
その小箱はそう、ちょうど指輪が入るような大きさでした。
田端はそっと視線を横へと向けます。]


……………もしよければ、だけどね。


[切り捨てるという選択肢が取れない時、田端がこうして何重にも防衛線を張っているのを彼女は気づいていたでしょうか。
断られても傷つかないように。諦められるように。

けれどそれがやっぱり怖くて、今は直視することができませんでした。]**

(289) nasca 2023/08/08(Tue) 14時半頃

【人】 水商売 タバサ

─教授をはげます会─

[それを思い至ったのは、回谷の葬儀の後でした。
西門教授の姿は絶対にあると思っていたのになかったのです。>>#3
どうしたのかしら、と不思議に思いながら教授と顔を合わせた時に思わず言葉に詰まりました。
あれは事故でしょう。しかも、地震という名の、予測し難い出来事と重なってのもの。
教授に非があるとは思えず、本当に不幸な出来事だった、誰も悪くなかったと言えるはずなのです。
それなのに"参列を断られてしまった"と言う教授は疲れ切っていました。
だからお参りの時には私もお供しますよ、と教授を励まし実際にお参りの時にはお供させてもらうでしょう。
死者が出たということで何だかんだと言う者は確かに居て>>#4それでも教授は胸を痛めていたようでした。
けれど、言葉を詰まらせたのはそれだけではありません。]

(290) nasca 2023/08/08(Tue) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

……教授の、薄くなってなかった……???


[何がとは言いませんとも。
ヒソヒソ、と、教授に同時にあったメンバーに確認しました。
誰だったでしょうね?ヒイラギ[[who]]でしょうか。
だよね、と言う空気がお互い流れたのは事実です。
顔もやつれていましたし憔悴しきっていましたが、薄くなったその部分が哀愁をさらに加速させました。
だからこそ、お参りをした日とは別の日に教授を誘って、教授を慰めるだか励ますだかの会を執り行ったのです。]

(291) nasca 2023/08/08(Tue) 16時頃

【人】 水商売 タバサ

[会場は小さな個人経営の居酒屋を貸し切りました。
その時には大藤はまだ居たのでしょうか。
居なかったのなら、大藤の写真と回谷の写真を並べて飾り、そこにも麦茶と枝豆などを置いておきます。
何が並ぶのかは他の皆にもよるでしょう。
本来こう言うのはあまり得意ではないのですが、言い出しっぺとして田畑が取り仕切ります。]


ええと、いろいろなことがありましたがお疲れ様でした。
慰労会みたいなものになるとは思いますが、一先ず気楽に飲み食いできたらと考えています。
皆さん、お疲れ様でした。


[田端の手にあるのはオレンジジュースです。
簡単な挨拶をすると、教授にお酒を注ぎました。
お疲れ様でしたと労いの言葉をかけつつ、そっと海藻サラダを取り分けたりするのです。]**

(292) nasca 2023/08/08(Tue) 16時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

nasca 2023/08/08(Tue) 16時頃


【人】 水商売 タバサ

─卒業間近のある日─

[彼女に下の名前で呼ばれるのはまだ恥ずかしいです。
だから田端はいまだに彼女を銀ちゃんと呼んでいました。人前では。
二人きりの時にはいつの頃からか"檀ちゃん"と呼ぶようになっていました。
今は、カフェに居るのでこちらは人前の仕様になっています。
そんな田端でしたが、家族のことを語った後に甘やかすように髪を撫でられたり額や頬にキスされると>>294いつも泣きそうになって困っていました。
本当は自分が年上だから手を引く役目のはずです。
だけどそうして受け止められると、涙が滲んできてしまうのでした。
でも、その手も唇も心地よくて止める事はできません。
素直に甘える事はできませんが、頭を預けるのが田端の信頼の証でした。
頬に唇が触れると視線を上げて、涙がこぼれないように自分から唇を寄せてみた事もありました。

「可愛いところなんてわからないわよ。」

そんなところを見せてなんて言われて、拗ねたような声で呟いたこともあります。
そう言いながら、彼女の細い肩に額を預けたりしていました。]

(296) nasca 2023/08/08(Tue) 19時頃

【人】 水商売 タバサ

そう、指輪。……職場で着けていた方が良いんですって。
強制ではないのだけどね。
……鍵は家の鍵だけど。


[箱を開けたら、そこにはたしかにゆびわがありました。
銀に光る華奢なもの。波のように緩やかな線を描いたそこに、小さくアクアマリンがいくつか嵌められています。
それに沿うように、小さなダイヤも。
それが銀のもので、田端のものは同じデザインですが石がより濃い青のサファイアが使われています。
多分、彼女のものの方が細いでしょう。]


いっ…………つでも遊びにきてね、の鍵よ。
1LDKだもの、二人暮らしには狭いでしょう?


[うっと言葉に詰まりましたが、なんとか言葉を繋げました。
頬が赤くなってしまうのは、それはその、同棲と言うもので、自分たちにはまだ早いのではと考えたからです。
指輪も自分がつける必要が見えたからついでに買っただけで、深い意味はありません。
………田端の建前では。]

(299) nasca 2023/08/08(Tue) 19時頃

【人】 水商売 タバサ

─HAGEますに至るまで─

……ねー。ショックだったでしょうし……。
ストレス性だとは思うけどね……。


[うんうんと頷きながらこそこそヒソヒソ。
もちろん教授に聞こえないように振る舞いながら、柊から桃のゼリーを頂きました。
その場に銀が居なければ、貰って良いか尋ねてからもう一つ頂いたはずです。]

(320) nasca 2023/08/08(Tue) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

こう言う時、お酒で……とかはよく聞くけれどね。
一人で飲むと辛そうだし、こう、みんなで労ってあげながらならお酒の席も良い……かしらねえ?


[そんなこんなで、ハゲマスの会は開催されるに至ったのでした。
生徒たちには
"教授、ストレスがひどくて大変そう。励ましてあげない?"
"特にその、薄くなってる。"
と言う説明が軽くされましたが、もちろん当初のことなんて教授には伝えません。
意気消沈した教授を連れ出すのは難しかったかもしれませんが、"みんな教授のことを心配しています"と言う言葉で彼を場に引き出すに至ったのでした。]*

(321) nasca 2023/08/08(Tue) 21時半頃

【人】 水商売 タバサ

─卒業間近のある日─

勿論。……一緒に着けたくて買ったのよ。
それに、そこまで高くないし……。


[田端も、特にブランドに拘ったりはしていないので高いものを買い揃える事はありません。
ただ、これを買うために密かにアルバイトをしたのは秘密です。
無理をしたとは思われたくありませんからね。
宝石がついていると言っても小さなものですから、そこまで高価でないのも本当なのです。
けれど、彼女に指を出してと言われるとびっくりして一度彼女に振り返りました。]

(329) nasca 2023/08/08(Tue) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

なっ……!?


[どうしよう。
一応二つ用意していたのは説明のためでしたが、その意味を察すると指先まで熱くなってしまったようです。
視線が泳ぎます。彼女を見て、テーブルの上を見て、やっと差し出したのは左手です。
そして右手では自分の口元を押さえていました。
指輪はお互いの薬指に合うように作りました。
……きらりと煌めく色が、なんだかとても面映いです。
でもなんだか誇らしくもありました。
きらりとひかる指輪を見て、目元を綻ばせてしまいます。
誇らしくて、嬉しくて。]


……わたしも、嵌めて良いかしら?


[ね、と首を傾げて銀の左手を求めます。
差し出してくれたら嬉しげに薬指にお揃いの指輪をはめるはずです。]

(330) nasca 2023/08/08(Tue) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

受け取ってくれて、良かったわ。
お構いできるかはわからないけれど、いつきてくれても良いようにしとくつもりよ。
どうしてもこれからの生活パターンが読みきれないから……。


[そうして、また姿勢を正します。
こほんと咳払いをしてから、今度こそまっすぐに彼女を見つめました。
そっと彼女に手を伸ばしてその手を両手でそっと包みます。
きゅ、と唇を一度引き結びました。]

(331) nasca 2023/08/08(Tue) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

─卒業間近のある日─

[人のざわめきが田端と銀のやりとりを隠してくれます。
二人きりでこんな話をしていたら、何かあった時にそのまま崩れてしまいそうですから、今は緊張の中でこのざわめきが有り難くもありました。
>>-562返事を聞けてほっと肩の力が抜けます。

自分のことを好いていてくれるのだとしても、受け止めてくれるのだとしても、しっかりと言葉にした事はありませんでした。
だからもうそのつもりだったと言われると笑うしかないかもしれません。
でも、こうして一つ一つ、ゆっくりと道を辿ることが田端にとっては大切なのでしょう。
自分の着けている立ち向かうための仮面を、どこまで外して良いのかと理解するために。]

(339) nasca 2023/08/08(Tue) 23時頃

【人】 水商売 タバサ

うん………これからもよろしくね、銀ちゃん。
改めて、恋人として………。


[指輪の近くにキスされると、そこから甘やかな痺れが生じた気がして指先が震えました。
もうこの頃には、拒絶するのではなくて緊張からの震えという事は伝わっていたかもしれません。
でも、今更になって、自分が偉そうに言っていた言葉を思い出しました。
たぶん、田端はまだ彼女にそれを伝えていません。
だから、それとなくメニュー表をとりました。
周囲から自分たちの間にメニュー表を広げて隠すようにしながら、そっと腰を浮かせて彼女に顔を寄せました。]

(340) nasca 2023/08/08(Tue) 23時頃

【人】 水商売 タバサ

……………ええと、それでね。
今日、もし良かったら………私の部屋、来る?


[そして、そんなお誘いも初めてでした。
今まではどちらかの家に泊まったり、どこかに泊まりに行くという事はなかったと思います。
意識的にそれを避けていたからです。それをしたら、キス以上に発展してしまう気がして。
若しかしたらそれは急なお誘いかもしれません。
どこかにお泊まりしたところでそれ以上のことなんてないかもしれません。

けれど、こうした誘いを自分からした、という事が、田端の大きな一歩なのでした。

ああ、勿論実家ではなくてこの鍵を使う先の方ですよ。]**

(341) nasca 2023/08/08(Tue) 23時頃

【人】 水商売 タバサ

─教授をはげます会─

[海藻類が多いのは魚介系が強いお店を選んだからですが、誰ですか、ワカメ酒>>349を注文したのは。
田端がいるのに良い度胸ですね。
けれどそのタイミングでは真横には田端はいなかったようですので、田端には柊が注文したように思えました。
教授もこちらにストレートに言ってこないあたり田端の恐ろしさはわかっているのかもしれませんし、何なら無邪気な柊にあわわわとまた頭皮にストレスを与える結果になっていたかもしれませんね。
ギョッとしてそちらを見ましたが、成海が柊の口を押さえてくれたので>>352もう任せることにしました。
ちなみに田端が知っているのは順当?に先輩からのセクハラを喰らったからなので、若しかしたら成海もその時に知ったのかもしれませんね。同じ飲み会に参加していた、などで。

そして、今まで人前でアルコールを飲んでこなかった田端ですが、何故かそのせいで逆に「酔ったらすごいらしい>>360」という噂が立っていました。
そして今の田端はと言えば……?]

(363) nasca 2023/08/09(Wed) 07時頃

【人】 水商売 タバサ

んー………。


[酔っていました。と言うのは、あれこれ動いているうちにグラスを間違えてしまったようなのです。
自分のだと思って口にしたものにアルコールの香りがしました。でも、さほど強くないと思いましたし一度口をつけてしまったので飲み干したのです。
その後更に水で埋めようとしましたが其方は日本酒でした。
飲み会なのですから、飲む前に匂いで確認すべきでした。
もしかしたら意図的に、骨谷と同じように動いた誰かがいたのかもしれませんね。
そんなわけで少し酔い、少し呻きました。]


……………………ちゅーしたい。


[行動に移す前にそんな呟きが出ましたが、その時誰が横にいたでしょうね?]**

(364) nasca 2023/08/09(Wed) 07時頃

【人】 水商売 タバサ

─S教授HG会─

[まだ、田端は"ちゅーしたい"と言う欲求を口にしただけで、誰かに同行していたわけではありませんでした。
ただ、とろんと蕩けた眼差しに染まった頬、くてりと脚を崩した座り方は人によってはある種の衝撃はあったかもしれません。
隣に座っていた骨谷はどうだったやら。
けれど、目の前には直ぐ銀が来てくれました。>>378
そしてその役目を、と口にしてくれたのです。]


銀ちゃん。


[目の前に来た彼女をそっと抱きしめます。
よいこよいこ、と撫でてからこめかみに唇を寄せました。]

(396) nasca 2023/08/09(Wed) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

ふふふ。銀ちゃん。来てくれたのね。


[こめかみに、鼻先に、頬にとリップノイズを響かせます。
ご機嫌に抱き締めて撫でて唇を寄せて、とうとう田端の唇は銀の唇と重ねられました。
今までの箇所とは違ってゆっくりと押し当てた後、鼻先を触れ合わせながら唇を左右に触れ合わせます。
唇を悪戯に甘く食んだり、舌先で唇を突いて誘ったり、銀の唇が開いたなら意外そうに目を開いた後に楽しそうにそれを細めて、より深くを求めました。]


ん………♡


[舌先を潜らせることができたなら、舌先を絡めてみたり、それを軽く吸ってみたりと濃厚なキスが続きます。
もしそれができなかったなら、ふふふと楽しそうに笑うだけ。]

(397) nasca 2023/08/09(Wed) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

銀ちゃん、きてくれた♡


[ぎゅ、と抱き締めてまた頬にキスします。
でももし他の誰かに交代を求められても、「いやよ」と即答するのでした。]**

(398) nasca 2023/08/09(Wed) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

─卒業間近のある日─

そう、今から………あのね。
いつでも遊びに来てほしいし、いつでも泊まっていってほしいの。


[熱い頬で心地よいのは田端も同じでした。
気恥ずかしいのに、それが嫌ではないのです。
そしてそっとそんなことを付け足すと、メニュー表をやっとおろします。
真っ赤な頬ですが、それをあえてもう隠しませんでした。]


私ね、銀ちゃんなら……大丈夫……ううん。
銀ちゃんと、……先に進みたいのよ。


[少しずつ。でも確実に。
もじ………と指先がテーブルの上で絡まります。
田端も最後に残されたミルクティーを口にしました。]

(399) nasca 2023/08/09(Wed) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

だから、その。
………まだゆっくりとかもしれないけれど。
よろしくお願い、するわね。


[最後の言葉はかき消えそうになりましたが、立ち上がると二人分のお会計をまとめて持っていこうとします。
顔を見せられなかったのは流石に恥ずかしかったからですが、お会計を済ませてカフェの外に出たなら、おずおずと遠慮がちに彼女に手を伸ばすのです。
だって、手を繋いで歩きたいですから。
大好きな人と一緒に。]**

(400) nasca 2023/08/09(Wed) 15時頃

【人】 水商売 タバサ

─S教授HG会─

だってぇ、わたしがちゅーしたいのは、……んふふ♡


[にこにこ、くすくす、上機嫌です。
どのくらいお酒を飲んだのでしょうか?
日本酒が地味に効いていた気がします。
何せ、水と思ってクイッといきましたからね。
抱きついてきた銀>>402を受け止めながら良々頭を撫で、ちゅっちゅっとこめかみや頬にキスを繰り返しています。]


[なお、酔いが醒めて正気に返ったあとは、田端は誓ったようです。
そして銀に宣言したでしょう。

『私、銀ちゃんと二人だけの時しかお酒飲まないわ!』

でも出来れば銀にも、あまり別の場所でお酒を飲んで欲しくないことをお願いしたかもしれませんね。]**

(403) nasca 2023/08/09(Wed) 18時頃

【人】 水商売 タバサ

─S教授HG会─

………ん?


[仁科が柊を呼んでいるのには気付いていました。>>413
ガシャッ、と何か落ちた音がしたのにも気付いていましたとも。
でもチューすることやぎゅーすることが楽しくてそっちにかまけていると、成海の声が聞こえました。>>422
声にならない叫びは気づけなかったものの、流石に名前を呼びかけられれば気づきます。
ぎゅ、と銀と抱き締め愛寄り添い合いながら成海に視線を向けました。
きょとんと不思議そうな目で見つめます。]


……………………キスしかしてないわよ?


[そう、曲がりなりにもキスであり、抱き締めあってるだけなのです。
レーティングに引っ掛かるような行いはしてないはずですとも。
だからじとりと軽く睨みつけました。]

(423) nasca 2023/08/09(Wed) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

それに、……………いつもは銀ちゃんが、してくれるし。
今は私が、したくなったの。
それ以上のことはまだ、した事ないわ?


[酔っ払いの理論をぶちかましながら、盛大な暴露です。
ぎゅ、と抱き締めながら、でも銀もそろそろ限界かもしれないと思うと銀の頬に触れました。]


銀ちゃん、大丈夫?
タクシーで送る?


[しかしこのタイミングでこれは波乱を呼ぶかもしれませんね。
タクシーでどこに行くかと言われたら彼女の自宅に送るだけなんですけれど。]*

(424) nasca 2023/08/09(Wed) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

─その後のその後─

お酒は、…………良いの用意しておいたのだけど。


[お酒はダメだと言われたら、残念と微笑みながら返しました。>>473
その日はきっと同じ香りの髪になって、一緒の布団で寝たのでしょう。
キスをして、言葉を交わして、恥ずかしいながらも寄り添いあって、温もりを感じながら目覚める事の幸せを知りました。
大胆な服も、しっかりとしたヘアメイクもしなくて良い、素の自分。
弱い部分も知られてしまうことがこんなにも安心できることなのだと、田端はゆっくりと理解していったのです。]*

(480) nasca 2023/08/10(Thu) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

[それからは、新社会人になると忙しい日々が続きました。
田端はブライダル関連の中でもヘアメイクの仕事、特にネイル関連の仕事につきましたので、基本的に女性のお客様を相手にしています。
仕事だからと割り切れるのも良いですし、ここなら男性と関わることも少ないのも良いことです。
男性は矢張りトラブルの元と考えてしまいますし、苦手意識はありましたから。
女性のお客様ばかりなので、接客も自然と丁寧になるのは良いことでした。
男性のお客様相手なら、何か言われたら冷たい眼差しを送ってしまいそうだからです。
それでも似合う色やこんなものはどうかと推薦したり指摘したりするのは自分なりの本音を言うところは残っており、それはそれで仕事に活かせているようです。

また、銀のボランティア活動>>474にもそれなりに協力していました。
主に金銭面でしかサポート出来ませんでしたが、作品がなくなるのは寂しいですし、銀がそれだけ思い入れのある場所や作品なら田端も元に戻ってほしいと思ったのです。

敵に塩を送る?さて、何のことでしょうね。]

(481) nasca 2023/08/10(Thu) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

[そう言えば、檀の就職希望先を聞いていません。
もし場所が離れてしまうのならどうしましょう。
そうした相談もしなければならないかもしれませんね。
あの夢で経験した結婚式。
誰かが誰かの唯一になれるその場面に自分が関わったからこそ、田端はこの仕事を選んだのです。
そしてあの日にいけないと思いながらも田端は回谷のことを羨望の眼差しで見つめていました。
だって一生その夢は叶えられないと考えていましたから。
だって自分は誰かを愛しいと思わない。
愛しいと思えないし、愛を返したりなんかできない。
ただひたすら護って欲しくて、助けて欲しい。
そんな自分が、誰かの隣に立って、幸せな時や健やかな時はともかく、病める時や悲しい時に共にあり支え合えるかどうか、否定しかできなかったからでした。]

(482) nasca 2023/08/10(Thu) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

[………でも。
家族との関係をできる限り切り、漸く自由を手に入れた気がしました。
檀からの告白は意外なものでしたが、彼女は真っ直ぐな好意を向けてくれて、田端の心が年齢相応に成長するのをゆっくりゆっくり待ってくれました。
今でもあの時の悪夢のカケラはありますが、あの頃に比べらば大分成長できた気がします。
アリババと夢で語る時の姿も、ハイティーンくらいにまで成長してきました。
最初の頃は本当に幼児の姿ばかりだったのです。
嫌なこと、腹が立つこと、悲しいことがあると、そんな姿で怒ったり泣いたりしながらアリババに八つ当たりして甘えることが多かったのです。]

(483) nasca 2023/08/10(Thu) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

[けれど、それがいつしか初々しい恋愛相談が混じるようになりました。
告白されたことも伝えて、頭を抱えたりクッションを投げつけたりしたでしょう。
お酒の席での失敗は別の意味で頭を抱えていましたし、自分で決めなければどうにもならないことを延々と語ったりしていました。
アリババの言うことに腹を立てたこともあるかもしれません。
けれど、遠慮なく質問したりじたばたしたりと、田端はやっぱり彼を家族のように、保護者のように見たてて夢を過ごしていました。

そうして、いつしかあることに気づいたのです。]

(484) nasca 2023/08/10(Thu) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

[檀が嬉しいと自分も嬉しい。
幸せだと幸せだと思い、悲しんでいたり辛そうだったりすると自分も悲しくて辛くなるのです。
ある頃から彼女の言葉や行動に心臓が強く反応するようになりました。
彼女に嫌われることが怖くなりました。
彼女に喜んでもらえるのが嬉しくなりました。
ああ、つまり、田端は。]


………檀ちゃんに恋に落ちてたのね。


[いつか、誰かに向けたわけでもない独り言。
ぬいぐるみを抱きしめながら切なげに、愛しそうに。]

(485) nasca 2023/08/10(Thu) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

[そんなことを自覚してから、どのくらい経っていたのでしょう。
もしその日が来たのなら>>476
目を見開いて真っ赤になり、涙をほろほろとこぼすでしょう。
でもそれは嬉しいから。
自分もまた、愛しいと思う唯一の人の特別な一人になれたのだと思えたからでした。

叶うはずなんて思わなかった夢。
その夢が叶うのはそう、きっともう直ぐ。]**

(486) nasca 2023/08/10(Thu) 15時半頃

【人】 水商売 タバサ

─S教授HG会─

[そう言えば教授と帰ったマッチョは知り合いです。>>455
お店の関係者ですが、何か良い出来事があったのでしょうか。
田端はと言えばふしだら発言>>446にちょっと眉を寄せましたが、"ぎゅーなら良いでしょ?"とぎゅーからは譲らなかったようです。]


銀ちゃんが無理そうだから私も送りながら帰るわ。
今日はもうお支払いも済んでるから、適当にお開きにしてね。
お疲れ様でした。


[酔っている割に幹事らしくそんなことを言って、あとはお願いねと成海と福原を見ました。
もし何かあったら連絡くださいとも言い添えます。
タクシーで銀を送るために田畑もその場を後にしました。

ああ、でも、その前のことです。
ワカメがビールに入っているのを見て>>499眉を寄せました。
さっと手を伸ばすとそれを口にします。
わかめを食べて、グイッとビールを飲んでしまいました。]

(506) nasca 2023/08/10(Thu) 21時頃

【人】 水商売 タバサ

……………………………誰こんなことしてたの。


[全く、奇妙な悪戯をする奴がいたものです。
あのまま放置しておいても誰も食べないでしょうから、幹事として責任を持ちましょう。
なおとても不味かったです。
口直しにとまたちゅーしたくなりましたが、念のためにお店を出てからにしましょうね。

後のことはみんなに託しました。]**

(507) nasca 2023/08/10(Thu) 21時頃

【人】 水商売 タバサ

─ある日、仁科の絵─

[その絵>>491を見ることができたのは、きっとその場でだったでしょう。
そう言えばそんなことを言っていた気がすると>>157描く側は引退していた田端は興味深く見ることになりました。
新郎新婦はとても素敵で、あの日のことが鮮明に思い出されてきます。
あの特有の静謐さ、周りに人がいないのに見守られていると感じた暖かさ。
それは、仁科の絵により解明されました。
言葉を受け取ったとアリババは言っていたと思いましたが、参列してる皆がいたのですね。
福原の溢した言葉>>508にも納得です。]

(510) nasca 2023/08/10(Thu) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

………私の格好はともかく、みんなが参列してくれていたのがわかって嬉しいわ。
メッセージは届いていたけれど、こんなふうにあの二人を見守ってくれていたのね………。


[良いな、羨ましい。そんな言葉は決して言えません。
だって田端は生きているのですから。
生きている側だからこそこれを提案できたのですから。
でも、良かったねと回谷を労う気持ちも本物です。
穏やかな微笑みを浮かべると、そっとスケッチブックを他の誰かに渡しました。
田端はまだ生きていかねばなりません。
その為に強くあり、戦い続けていかなければ。
だから淡く微笑んで、悲しい気持ちや申し訳ない気持ちに蓋をしました。]

(511) nasca 2023/08/10(Thu) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

良い絵を描いてみせてくれてありがとう、仁科ちゃん。
今度またメイクしてあげるわね。
基本を教えてあげる。


[そんな講習会が行われたのはその直ぐ後のことでしょう。
絵を見せてくれたお礼だなどと言いながら、メイクセットまでプレゼントしました。
実際に、あの光景が三人と天使だけの光景ではなかったのだと目で見ることができて嬉しかったからです。]

(512) nasca 2023/08/10(Thu) 22時半頃

【人】 水商売 タバサ

[それから少し経った頃。

田端の心の中に、銀との恋の種が蒔かれるのはまた別のお話。]**

(513) nasca 2023/08/10(Thu) 22時半頃

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