人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 なんとなく、思い出したことがあります。

[ それから二人、メリーゴーランドに乗りながら、
  一言二言会話をしたかもしれないが、
  卯木がぽつりと言葉を零す。 ]

 昔、私がメリーゴーランドに乗ったとき、
 両親は乗らずに外で待っていたのですが、

 メリーゴーランドが一周して、
 両親の側を通るとき、
 私が彼らに手を振ると、
 彼らが何度も手を振り返してくれたことが
 とても嬉しかったなって。

[ それは両親が海外転勤する前の、>>0:138
  幼かった頃の、もう忘れかけていた記憶。 ]
 

(159) 2023/11/22(Wed) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 大人になってみると、
 同じようなところをぐるぐる回って、なんて
 思ってしまいますが、
 同じような場所にいるからこそ、
 特別なものを見つけると
 嬉しくなるのかもしれませんね。

 海透さんの持つ、その星の石も、
 もしかしたらそのようなものなのでしょうかね。

[ などと隣の海透へと語りかけてみるが、
  彼女の反応はどうだったか。 ]*
 

(160) 2023/11/22(Wed) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

── 現在:メリーゴーランド『銀河の海賊』 ──

 オウジサマ?

[ 微笑まれながら語られたそのフレーズに
  卯木は思わずカタコトになる。>>164

  どうやら冗談だったらしいが、
  流れ星女だって、
  どこかのリトルなツインなスターたちみたいで、
  きっと可愛らしいに違いない。 ]

 馬が好きというよりは、
 遊園地のメリーゴーランドは
 白馬か馬車が普通なので、
 思わずオーソドックスなものを選んでしまいました。

[ せっかくだから、もっと宇宙っぽいものに
  乗ればよかったか、と思っても後の祭り。 ]
 

(172) 2023/11/22(Wed) 01時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 ふふ、では私だけ降りて、
 海透さんに手を振りましょうか?

[ 恥ずかしい気持ちになったと聞くと、>>165
  冗談めかして付け加えつつも、

  星の石のことで小さく笑う姿に、
  やはりどこか微笑ましい気持ちになる。 ]

 私と煙崎さんの一番の思い出は……
 他の人が聞くと楽しい話ではないのですが、

[ と、一応の断りを入れつつも、 ]
 

(173) 2023/11/22(Wed) 01時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 亡くなった私の従弟のお供え物について、
 煙崎さんに相談したのが、
 彼女と親しくなったきっかけですね。

 色々と親身になってくれて、
 本当に優しい子だったと思います。

[ だからこそ、この島に来て初めて知った
  煙崎るくあの一面については、
  信じがたい気持ちではあったのだが、 ]
 

(174) 2023/11/22(Wed) 01時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 ああ、もちろん、お客様としてもありがたかったですよ。
 私の店に来るお客様の年齢層は少々高めなので、
 煙崎さんのようなお若い方は新鮮でした。

 海透さんもよろしければ、
 いつか兎坂庵にいらしてください。

[ ほんのりとしんみりした空気を紛らわせるように、
  楽し気に微笑みながらも
  海透に兎坂庵の宣伝をしてみることにした。 ]*
 

(175) 2023/11/22(Wed) 01時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

── 現在:メリーゴーランド『銀河の海賊』 ──

 たしかに、童話の世界みたいですね。
 元は、フランス貴族が作ったものらしいので、
 おとぎ話の世界観とも合いそうです。

[ やはり海透は初めて乗るだけあって、>>179
  自分とは発想が違うなあ、と卯木はふむりと頷いて、

  卯木だけ降りる提案は、見事に却下されるが、
  冗談半分だったため、特に気にした様子もなく、 ]
 

(188) 2023/11/22(Wed) 02時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 ああ、いえ。恐れ入ります。
 まあ、亡くなったのは4年以上も前の話になりますから。

[ お悔やみを申し上げられれば、>>183
  恐縮したように卯木は頭を下げて、

  煙崎るくあのことを褒めると
  嬉しそうに微笑む海透の姿に、
  複雑な思いを心の奥に隠したまま
  いつも通り柔和に微笑む。 ]
 

(189) 2023/11/22(Wed) 02時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 綺羅さん……ああ、中村さんですね。
 先ほどお会いした時に、宣伝しておきました。

[ まあ、途中で煙崎るくあの話をしたことで、
  兎坂庵のことを考えるどころではなさそうだったが、
  ということは伏せつつ、 ]

 はい。兎坂庵は和風喫茶ですから、
 素朴で落ち着く雰囲気ではあるのですが、
 映えを気にするような若者は、あまり来られなくて。

 ええ。もし来られそうなら、是非とも。

[ 兎坂庵のことを軽く説明をしつつ、>>183
  絶対行くというような断言がないことは、
  状況は状況だし仕方ないと、
  卯木は特に気に留めず、 ]
 

(190) 2023/11/22(Wed) 02時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 ああ、こんにちは!

[ そんな話をしていた頃だったか、
  メリーゴーランドの外から声が掛かり、>>181
  こちらも声を掛ける。

  隣から聞こえた笑い声に、>>185
  ちょうど話していたような状況となって、>>173
  卯木も気恥ずかし気に小さく苦笑を零して。 ]

 密星さんも、どうぞ楽しんで!

[  メリーゴーランドから離れて、
  どこかへ足を進める密星に、卯木も手を振った。 ]
 

(191) 2023/11/22(Wed) 02時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ そうこう話している間に、
  メリーゴーランドの回転が止まる。 ]

 では、降りましょうか。
 海透さん、ご一緒いただきありがとうございました。

 私はまた、園内をぶらぶら回る予定ですが、
 海透さんはどこか行かれる予定はありますか?

[ 何か予定があるのなら、
  あまり引き留めてもよくないと思い、
  海透に尋ねてみた。 ]**
 

(192) 2023/11/22(Wed) 02時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 02時頃


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 02時頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

── 現在:天の川ロード前休憩所 ──

[ 海透と別れた後、
  テーマパーク内をぶらぶらと歩いていた卯木は、
  どこかで誰かと会えば、
  話し込むこともあったかもしれないが、

  日が暮れた後、卯木は
  天の川ロード前の休憩所で一休みしていた。 ]
 

(218) 2023/11/22(Wed) 12時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 おや、始まりましたかね。

[ 賑やか音楽が耳に入り、
  卯木はそちらへと目線を送る。
  どうやらエレクトリカルパレードが始まったようだ。

  トランペットや手巻きオルガン、大太鼓、
  モナリザ自身から発せられる楽器の音、
  他にも様々な楽器を奏でているかもしれないが、
  たくさんの音が混ざりあい、
  とても楽し気な音楽を奏でている。 ]
 

(219) 2023/11/22(Wed) 12時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ 視界に飛び込むのは、
  ライトアップされたモナリザと移動式装置の発する
  なんともカラフルな光。
  露草色に勿忘草、唐紅に薔薇色、蒲公英色に
  藤黄、浅緑に若草色、
  その他にもたくさんの色が辺りを照らしながら、

  その光源の中で、たくさんのモナリザが
  こちらに向かって手を振ったり、
  実に楽し気に踊ったりしている。
  モナリザの踊りは、
  どうやったらこんな動きができるのだろうと
  疑問に思うくらい複雑で激しい。 ]
 

(220) 2023/11/22(Wed) 12時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ その動きがなんとも面白くて、
  閑散とした日暮れ後のテーマパーク内という
  なんとも寂しいシチュエーションの中で、卯木は笑う。
  そこがどんな場所であっても、
  諦めずに必死に藻掻いていたら、
  いつかは幸せになれるような、そんな気がして。 ]
 

(221) 2023/11/22(Wed) 12時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ それから、賑やかな音楽が一変して、
  ハンドベルの厳かな音が、静寂な夜を支配した。

  移動式装置の上では、
  たくさんのモナリザが静かに立っていて、
  輪になった8人のモナリザの中心に
  ぽつんと座り込むモナリザが1人。

  それから8人のモナリザは各々、
  中心のモナリザに手を差し伸べたり
  くっつこうとしたり、
  あるいは遠くから手を振ったり
  ファイティングポーズのように腕を曲げていたり、
  ただ、静かに見守っていたり。 ]
 

(222) 2023/11/22(Wed) 12時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ 中心のモナリザは近づいてきたモナリザに
  一度は手を伸ばそうとするけれど、
  躊躇うように引っ込めて、
  遠くにいるモナリザには手を伸ばしてみたが、
  そちらは手が届かないようだ。

  それからまた、8体のモナリザは
  俯いて座る中心のモナリザを囲んで、手をつなぐと
  今度はかごめかごめのようにぐるぐると回り出す。
  そして、いつの間にか中心のモナリザは、
  誰かの手を取ったようで、
  モナリザは9人揃って手をつなぎ、
  2、3周くるりと回った後、1列に並ぶ。

  そのタイミングで、周囲の空気が
  賑やかさを取り戻したように、
  先ほどと同様の楽し気な音楽が辺りを灯し、
  9人のモナリザがペコリと頭を下げた。 ]
 

(223) 2023/11/22(Wed) 12時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ ──ああ、この子は幸せになれたんだな。

  去っていく移動式装置を眺めながら、
  卯木は嬉しくなって、また笑う。

  今はただの仮初の夢の時間。
  現実はどう転ぶか分からないけれど、
  せめて夢の中では
  ハッピーエンドに浸れそうで良かった、と。 ]**
 

(224) 2023/11/22(Wed) 12時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 12時頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

── テーマパーク内 ──

[ パレードの行進が遠ざかり、
  再びテーマパーク内をぶらぶらと歩いていた卯木は、
  アポロがいくつかメッセージを
  受信していることに気づく。

  一つは中村のもので、>>237
  彼が犯人であることの告白文だった。 ]

 ……なるほど。
 あの時の動揺は犯人故だったのか。

[ ホテルロビーで中村と話した時のことを
  思い出しながら、文面を読み進める。 ]
 

(278) 2023/11/22(Wed) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ 『毒を飲ませた』ではなく、
  『毒を渡した』ということであれば、
  服毒したのは煙崎るくあ自身だろうか。

  もし罪に問われるとしたら、
  自殺幇助や自殺教唆だろうけど、
  警察が捜査できる状況でなければ、
  罪に問うこともできないのではないだろうか。

  表向きは心臓マヒとして公表された
  煙崎るくあの死。
  彼は自身が渡した毒が彼女の死に直結したと
  ここに来るまで想像もしていなかった可能性もある。

  だとしたら── ]
 

(279) 2023/11/22(Wed) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 たとえ、生きてこの島を出られても、
 あなたはその罪の重さを抱えて生きていけますか?

[ 卯木自身は手を下す気はなくても、
  招待主や招待客の誰かが
  彼を殺そうとするかもしれないけれど。
  今はその可能性は
  敢えて思考の隅に追いやって。 ]
 

(280) 2023/11/22(Wed) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 それにしても、『ありがとう』と『しあわせ』、か。

[ もし中村の言っていることが本当なら、
  煙崎るくあは死にたがっていたということになる。
  ということは、 ]

 もしかしたら、
 僕の話が引き金になった可能性もあるのかな。

[ 生存欲がなかったり、倫理的でない人間を
  『生きている』カウントすることは難しい。>>0:217

  煙崎るくあは、あの話を聞いているとき
  どんな気持ちだったのか。

  もし、あの時点で自分の体質を呪い、
  死にたいと願っていたのなら── ]
 

(281) 2023/11/22(Wed) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 言われなきゃ分からないですよ、煙崎さん。
 でも、あなたに言わせなかったのは、
 きっと私の方なのでしょうね。

[ あくまで店の店主とお客様の関係だと
  線引きしていたのは卯木の方。

  卯木は夜空に向かって顔を上げると、
  「ごめんね」と小さく言葉を吐きかけた。 ]
 

(282) 2023/11/22(Wed) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ もう一通のメッセージは、黒須からのもの。
  最後まで読むと、卯木は小さくため息をついて。 ]

 事件性にしたくないというのはいいとして。
 君はどこにいくつもりなのかな?

[ ホテルラウンジで彼と交わした会話を思い出す。>>2:381 ]

 君が死体になっていたり、
 行方不明になったりしても、
 普通なら事件性ありとして扱うはずだから、
 この島でおっぱじめるつもりはないとは思うけれど。

[ もしこの島のことを
  警察に通報しないと不自然な状況になるのなら、
  騒々しく踏み荒らされる状況になっても
  諦めてほしいとは思いつつ。 ]
 

(283) 2023/11/22(Wed) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

── 現在:海のそば ──

[ 唐突に、水が弾けるような音がして、>>259
  何事だろうと、卯木は音のした方へ足を進めた。

  沿岸のそばに坂理の姿が見える。

  パレードの終わった静寂の中、
  微かに月光の第3楽章を背景に、>>30
  はたして彼はまだ人工芝の上で横たわっていたか、
  既に起き上がっていたか。 ]

 こんばんは。
 今、こちらの方で何かすごい音がしましたが。

[ 彼に近寄って、尋ねてみたけれど、
  何か反応はあるだろうか。 ]*
 

(284) 2023/11/22(Wed) 21時半頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 21時半頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

── 現在:海のそば ──

 8人……なるほど。そうでしたか。
 それでは、救っていただいた方に
 感謝しないといけませんね。

[ さすがに爆弾が爆発した音だとは
  思っていなかったけれど、
  8人という人数と聞けば、>>285
  この島にいる人間のことに
  関係があるのだろうとは想像がついて、

  坂理の笑顔に卯木は微笑みを返した。 ]
 

(295) 2023/11/22(Wed) 23時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 はい。アポロでお話しした卯木です。
 あなたは坂理さんですよね。

 いかがされました?

[ 初めての面と向かっての自己紹介の後、
  彼の浮かべる微かな笑みには>>286
  卯木は小首を傾げたけれど、 ]
 

(296) 2023/11/22(Wed) 23時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 そうですか。

[ 似ていなかった、とは果たして誰とだろうか。>>287
  気にはなるけれど、
  坂理の事情に深く突っ込む気もないため、
  こちらから問いかけることはなく、 ]

 男性お一人で来られるお客様もいらっしゃいますよ。
 若い方たちがデートで楽しむには、
 少々渋すぎる店ですから、
 お一人でもゆったりとお過ごしいただけるかと。

[ 男性一人のお客様としては、
  いつかの青年のことを思い出したけれど、>>2:289
  きっと、目の前の彼と年頃が近そうだと
  思ったからだろう。 ]
 

(297) 2023/11/22(Wed) 23時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


[ 煙崎るくあのことを、
  店に入りやすくするための存在のように扱う姿は>>287
  黒須とは対照的だなと思いつつも、

  続く言葉と晴れやかな顔に、>>288
  卯木は目を見開く。 ]

 生きて帰れる算段は立ったのですか?

[ 昨日の縁起でもないかもしれないメッセージを>>1:87
  思い出しながら、そう問いかけてみた。
  それから、 ]
 

(299) 2023/11/22(Wed) 23時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


 毎年9月には、兎坂庵では
 月見ハンバーグプレートを出しているんです。

 もし近いうちにご来店できそうであれば
 ぜひご検討くださいね。

[ こちらも『願わくば』などという枕詞は口にせず、
  彼が来店するのを確信しているように
  9月の限定メニューを推し進めることにした。 ]*
 

(300) 2023/11/22(Wed) 23時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2023/11/22(Wed) 23時頃


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