人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

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【赤】 灰占道士 煙

[そして現在。

夢想の中にいた彼女は。質感のある本物として、己が腕の中で乱れてくれている。そうだ、こういう姿が見たかったんだ。

いつもは香草と古本が混じった様な素朴な香りを纏う彼女から、甘い雌の香がする。]

…………は 、
リッキィ、ちゃん、かわいい…………

[眼鏡の奥、涙の膜の向こうから意識が途切れそうになってもこちらを見つめ続ける彼女が可愛くてしょうがない。

「他の男とはこういう事しないでね、俺だけ覚えてほしい」
なんて、身分不相応な考えが過ぎったりしたけれど。口に出してしまってはいないだろうか。]

(*50) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 08時半頃

【赤】 灰占道士 煙

[なるべく時間をかけた行為も、互いの限界が近づいてきて終わりを告げようとする。]

リッキィ、ちゃん、そろそろ、もう、

[果てるのが近い事を告げて、然し今度は彼女も果てるまではどうにか持ち堪えた。
胎動に合わせて、こちらも2度目の精を吐く。]

――……はぁ、
お疲れ様、リッキィちゃん。
……気持ちよかった、ねえ。

[脱力した彼女の髪を撫でる。目に留まったのは、彩る蝶。……なんとなく、自分の色味に似ているようなと今頃思って。]

このまんま俺の色に染っちゃえばいいのにな。

[聞こえてるかどうかは分からないけれど。高い所にある願望を呟く。]

(*51) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 08時半頃

【赤】 灰占道士 煙

[事後処理をして、多幸感に埋もれた頭で自室の布団で一緒に微睡んだ後。



――完全に冷静になった俺は、
目覚めた主人の前で土下座をしていた。]*

(*52) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 08時半頃

【赤】 灰占道士 煙

…………やっちゃったあ…………

[リッキィが目覚めるより少し前。先に覚醒した己は、隣で恋人のように眠る彼女の寝顔を「可愛いなあ」と眺めていたのだが。

俺なにやってるんだ。

我に帰る。向こうから好意を持たれていて、かつ合意の上で及んだ行為である。そこには何の問題もない。

……自分と彼女の関係が、「主人と従者」以上のものではないという事を除けば。

まず元々は犯罪者で奴隷の身である、というのは置いておくべきではないとしても置いておくとして。勢いで先走りすぎた。普通こういう事ってちゃんとした関係作ってきちんとした相手とするものじゃないの、いやリッキィちゃんが俺以外の男に靡くの嫌だが。下手したらクビになるどころか養父に殺されかねないんじゃないか……などなど、自責の念に襲われる。]

(*75) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

……ほんっっとうにゴメン……調子に乗りすぎました……

[そんな訳で真っ先に移した行動が土下座である。

恋も性愛もあまり詳しくない主人相手に一足飛んで性行為って。身分的に許されるのかどうかは知らないが、できたら、正式な仲になってから行うべきであった。自制の効かなかった己を、今全力で恥じている。]

(*76) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

>>*73>>*74
……………はい。

後悔なんて、してる訳ないじゃん……俺ずっとリッキィちゃんと「こういう事する仲」になりたかったし……

ただちょっと、段階踏むべきだったなって……

[珍しく咎めるような声色、だけど。怒っているのは多分今、こうなってる事に対してであって。先程まで睦み合っていた事ではないのだろう。

彼女から命じられたので、顔をあげて応える。]

(*77) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

そういうお店で働いてた俺が言うのもアレだけど。こう……普通は恋人同士になってからする事じゃない。

……お義父さんに知られたら俺クビになるか殺されるかしちゃわない……?大事な義娘さんに手ェ出しちゃったし……

嫌だよ俺、リッキィちゃんと離れるの。

[情けない姿晒してるなあ、今更か。
本能のまま、欲望を隠さずに触れ合った後なのだし。

事後にこんな弱音を吐くだなんて、呆れられてしまっただろうか。]*

(*78) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

>>*82
そうだよ……

なあに、自分に魅力ないと思ってたの。俺にとってはずっと魅力的な女の子だったよ。

[冷静に、状況を整理して判断してくれる主人の聡明さに感謝する。

布石を打ちつつこういう関係に「なれたらいいな」とは思っていたけれど、掴めると確信しなければ伸ばさないつもりだった。本当は。

流れゆく雲が如く、天命に任せて生きるのを是としてきたから。そんな自分が欲してしまったのが、彼女だ。

腕を伸ばされて、撫でてくれる手が心地よい。どうしても際どい所に視線がいってしまうけれど、そこは許してほしい。]

(*90) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 23時半頃

【赤】 灰占道士 煙

>>*83
可愛い、よりはずっと格好いいって思われたいんだけどねえ。今更だね、もう。

あ〜……あの時買われてったあの子、そういう仲になってたんだ……彼女、女の子の方が好きって言ってたし。幸せそうならよかった。

[一回り近く年下の女の子に、こうやって甘やかされている時点で恥や外聞はもう気にしない事にした。

もっと甘い雰囲気とか作れればよかったのだけど、所詮は技芸を覚えこまされた童貞の身である。慣れていないのは、結局お互い様。]

(*91) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 23時半頃

【赤】 灰占道士 煙

[じっと見られる自分は、裁きを待つ罪人のよう。]

(*92) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 23時半頃

【赤】 灰占道士 煙

>>*85
……従者兼愛人、でもまあ。俺は文句言える立場にないからいいけれど。

欲出していいなら、恋人になりたいし、あわよくば結婚したい。

堂々と貴女を愛でてもいい存在になりたいよ。

[素直に、今後の展望を告げた。
その日を生きるだけの最低限の欲望だけを持ち合わせる主義だったけれど。彼女相手だとそうはいかなくなってしまうみたいだ。

幸福な未来を求めたくなる。

撫でられて少し落ち着いてきたからか。こちらからも腕を伸ばして彼女を抱きしめる。密着する体温と、柔らかな感触が心地いい。]

(*93) kuromuwabi 2024/03/01(Fri) 23時半頃

【赤】 灰占道士 煙

>>*94
……ありがとう、選んでくれて。
俺だけのご主人さま。

説得についてはまあ、得意だから任せておいて。外野からなんか言われるかもしれないけど。そういう奴らは言わせとけ。

[いざって時に頼もしい一面もあるんだなあ、と。抱きしめられながら思う。

リッキィに選ばれてよかった。

流れるままに身を委ねて、しかし幸運を掴み取る手は迷わないように。

……それを教わったのも、『師』の元でだったか。
白い光に照らされた時よりも深く、育ての親へ感謝している。]

(*96) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 01時頃

【赤】 灰占道士 煙

[その日生きる為の最善手を打つため、確信が無いならば踏み出さない様にしてきたけれど。こういう事もあるならば、たまには冒険も悪くない。

初めて出会ったその日から、好かれているとは思っていたけれど。未来を紡ぎ出せる関係になれるかは未知数だったから。それとなく誘導してみようか、と思った事もあれど。結局のところ、選択をしたのは彼女の方だ。

真っ直ぐな所も、少し抜けている所も、けっこう欲張りさんな所も、意外と頼もしい所も。余す事なく好きだと思った。そういう子に、恋をした。

数奇な天命によって与えられた幸運だというならば。噛み締めようじゃあないか、存分に。]

(*97) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 01時頃

【赤】 灰占道士 煙

>>*102
ずっと「言葉」で仕事してきたからね。
受け入れられそうなら、良かった。
お義父さまにはまず何から言うべきかしら……

[『甘言』を用いて相手を籠絡するのは生きる手段であった。故に説得には自信がある。

まあ、あの義父なら相手が奴隷従者であろうと関係なく「義娘に恋人ができた」事を喜んでくれはするだろう。……恋人になる前に性交渉をした事は流石に看過されなそうなので、黙っておくが。]

(*109) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 12時頃

【赤】 灰占道士 煙

[撫でられる心地よさに目を細めつつ。知りたがりの貴女には、己がどう映っているのだろう。

似非だろう気にせず『魔道士』を続けていたのは、その神秘とロマンに惹かれていた部分はきっとある。……ロマンチストという評は、あながち間違いでもないのだ。

探求者として、美しくある貴女。
そんな貴女が己を見出して選んでくれた事実を光栄に思う。

羨望はきっとこちらにもあったのだ。いつでも深く遠くを見据えた輝く眼差しは、己には持ち得ないものだったから。]

(*110) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 12時頃

【赤】 灰占道士 煙

[その後どうしたか、はさておき。

養父が戻り次第、彼へ「義娘さんの事でお話があります」と説得(あいさつ)へ向かった事だけは確かである。]**

(*111) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 12時頃

【赤】 灰占道士 煙

お義父さまの許可は必要よねえ。
あと、婚姻関係を結ぶにあたって必要なもの……元奴隷だったけど今は違うから、大丈夫なのかしら。今度確認しに行きましょ。

[相槌を打ちながら今後について提案を出してくれるのはありがたい。お互いに初めての事だらけだから、一緒に先へ歩んでいける事。

それがこんなに嬉しいだなんて、知らなかった。

『今日』ではなく『明日』を考えて生きる事は、貴女から沢山学ばせてもらおう。

「魔道とは探求なり」と教えてくれたのは『師』であった。これからも、探究の道は形を変えながら続くだろう。]

(*122) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 21時半頃

【赤】 灰占道士 煙

[その麦穂の色も、透き通った瞳も、知識に貪欲な性格も、全部。己を通して、彼女が自身の魅力に気がついていってくれると良いなと思う。

……だけど、魅力的になりすぎちゃったら。周りの人間が放っておかなくなっちゃうかも。

まあいいか。最初に彼女の魅力を見出して、磨き上げる一助になったのは俺だし。周囲がリッキィを素敵な女の子だと気づいた時には、隣で微笑んでやればいい。
「あたしの恋人、素敵でしょう?」
って。

あなたたちの知らない場所で、美しく咲くようになったのよ。他でもないあたしの手でねって、誇ってしまえ。]

(*123) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 21時半頃

【赤】 灰占道士 煙

[>>*121
申し訳なさそうにしている義父の前で、「起きてこないのは俺のせいなんですけどね……」を内心秘めつつ。

思っていたよりもずっと承諾を得るのは難しくなかった。義父としては、立場よりも何よりも義娘の選んだ相手を尊重してくれる姿勢らしい。]

ありがとうございます。
……不束者ではありますが、
絶対に幸せにします。

[深々と頭を下げた。]*

(*124) kuromuwabi 2024/03/02(Sat) 21時半頃

【赤】 灰占道士 煙

− それからの事 −

……今日の占い結果……
悪くはなさそうね。

[だいぶ増えた占術道具に囲まれて、日課の占いから1日は始まる。

無事に養父から交際許可も降り、正式に従者兼恋人として過ごせる様になった。……以前よりも養父から『魔術講義』に付き合わされる頻度が増えてしまった事はともかく、周囲の人々も特に揶揄などせず温かく迎え入れてもらっている。

実に平和だ。

今まで辿ってきた道のりで、後ろに置いてきたものたちからは何を言われるやら。憎まれっ子世に憚るとは言うが、己はそういう立ち位置という事になるだろうか。

まあ、そんな事はどうでもいい。
天命により白い光と幸運に導かれて今の自分はここに立っているのだ。石を投げられようものならば振り返ってこう言ってやれ。

「幸運、掴み取っちゃってごめんなさいね?」]

(*168) kuromuwabi 2024/03/03(Sun) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

おはよう、リッキィちゃん。
今日は何をするの?

[身支度を終えたら主人の部屋へ。今日も今日とて従者のお仕事。魔術の探究に終わりはない、と言ったのは確か義父の方だったか。知っても知っても尽きぬ魔術の源泉を、一緒に知っていくのはとても楽しかった。

従者としての役割もそうだが、ここ最近は助手の様な事もこなしている。『魔法使い』同士であるから、自然と組み込まれていった新しい役目である。

……いずれは、この役割も、増えていくのだろう。]

(*169) kuromuwabi 2024/03/03(Sun) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

そういえば、リュミエル邸で結婚式を執り行うそうね。あたしたちもご招待されていたから……ご祝儀が必要よねえ。
あと、着るものも……何がいいのかしら。

[少し前に届いた、とある魔術研究者の結婚式の招待状。かつての『店』の常連だとは、この時点では知る由もなかったけれど。名家の式へ呼ばれる程にはこの家も旧い魔術師邸である。失礼のない様にしなければ。]

……それにしても、結婚式……ね。

(*170) kuromuwabi 2024/03/03(Sun) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

[自分たちの式はどうしようかな、と少し気の早いことを考えた。流行りの形式のものも捨てがたいが、遠い故郷の……東方の様式に則るのも悪くはないかもしれない。

指輪は……あまり高価なものは買えないだろうけれど。彼女が自身に似合うものを選ぶだろうから。特に問題は無いだろう。

準備が整えば今日の業務に移行して。
それら全てが終われば……恋人同士の時間を過ごしたりもする。

1日のスケジュールはそんな感じ。]

(*171) kuromuwabi 2024/03/03(Sun) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

じゃあ、行きましょうか……
今日も一日よろしくね、リッキィちゃん。

[愛しい人の額に軽く口付けて、部屋を後にする。飾り気の無かった頃も可愛かったけれど。時々手渡す贈り物で少し色付いた彼女は、もっと可愛くて。

――絶対に手放さない事を誓う。

そうして巡った運命を手繰り寄せながら、毎日は続いていくのである。]**

(*172) kuromuwabi 2024/03/03(Sun) 22時頃

【赤】 灰占道士 煙

− 後日談・リュミエル家の結婚式 −
[養父の元に届いた、一通の手紙。>>*128
それは、さる高名な家系の結婚式への招待状で。ある程度の親交があった我が家の使用人達にも宛てられたものだった。

当日。正装に着替えた我々は、厳かな気持ちで夫婦の門出を祝いに行った。

……新郎新婦の顔を見た時。
「あ。あの時のお客様だったのね、名前を覚えていてくれたあの人。>>2:15
……成程、『奥様』は『彼女』だったとは。」

隣で新郎新婦の美しさに息を呑む主人に視線を送りつつ。
見知った顔の、盛大な式は。滞りなく取り仕切られたのであった。]

(*177) kuromuwabi 2024/03/04(Mon) 02時頃

【赤】 灰占道士 煙

[式の合間、折を見て新郎様へご挨拶。]

この度はご結婚、おめでとうございます。
……俺の名前、知っていたのですね。驚きましたよ。

『奥様』と、末長くお幸せに。

[向こうが、あの時のことを覚えているかは定かではなかったけれど。あの時返せなかった言葉を告げた。]

(*178) kuromuwabi 2024/03/04(Mon) 02時頃

【赤】 灰占道士 煙

[そして。式場には思いがけない知り合いも出席していて。]

あら、カコちゃん!お久しぶりねえ。
……ひょっとして、そっちにいるのはジャーディンちゃんかしら。
そう、お店は辞めてカコちゃんの所に行ったのね。……前よりもずっと、明るくなったように見えるわ。

ああ、紹介が遅れたけれど……この子はリッキィちゃん。あたしの今の雇い主兼恋人よ。

[久しぶりの再会に、会話も弾む。その後、連絡先を交換しあって別れた。]

(*179) kuromuwabi 2024/03/04(Mon) 02時頃

【赤】 灰占道士 煙

[式の帰り道。隣を歩くリッキィへこっそり囁く。]

とっても綺麗な結婚式だったわね。
あたしたちの式は……あれくらい、華やかなものにする?それとも、もう少し落ち着いた雰囲気の方がいいかしら。

[養父たちからは見えない位置で、しっかりと手を繋いで。これから未来の事も、彼女と沢山語り合って行こうと、心に決めた日になった。]

(*180) kuromuwabi 2024/03/04(Mon) 02時頃

【赤】 灰占道士 煙

[>>2:5 いつだったか。寝物語のように昔話をカコにねだられた事があった。遅い時間に帰っていく後ろ姿を、まだ覚えている。

もう、自身がその役割をする事は無いのだろう。
控えめに挨拶を交わしてくれた、彼がいるのだから。>>*213

知己の幸運を、そっと願っておいた。]

(*218) kuromuwabi 2024/03/04(Mon) 21時頃

【赤】 灰占道士 煙

[>>*217
幸運のブーケを受け取った瞬間、そちらの方に目を奪われた事を許してほしい。

嬉しそうに笑う彼女の顔を忘れる事はできないだろうなと、思った。]

(*219) kuromuwabi 2024/03/04(Mon) 21時頃

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