人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【赤】 姉妹 ロイエ

[私の下にいる男は、私の顔を見て。
 驚いたような視線を向けたから、
 あらと自分の顔に手を当てて治そうとしたのだけど。
 目をそらす気のない様子を見ていればどうやら、
 悪い気持ちのものでは、なかったとわかったから]

 ……今日みたいな日、限定ね。

[って、人差し指を口に当てた。
 また私のお相手をしてくれれば、見れるかもね。]

(*10) zazakiti 2024/02/29(Thu) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[私の指を押し返すように動く肉の壁。
 ……きつい。指がぎゅうぎゅうと締め付けられる。
 それでも、もっと質量のあるものを受け入れさせるには
 柔らかく解してやらなきゃ。と。
 指を動かして、好いところに当てて。]

 ね?気持ちがいいでしょう?

[反応を見れば、笑って見せた。]

[まったを掛ける声に、痛ければ辞めようと考えたけど。
 行為への気持ちよさが混じっているのに気づけば
 ……辞めずに、菊の中へ指を割り入れた。]

[言葉の抵抗が止めば、私をたどたどしく呼ぶのだけが残る]

(*11) zazakiti 2024/02/29(Thu) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[肉の押し戻す力が弱くなればなるほど。
 締め付けが弱まれば弱まるほど。
 貴方の体液や何やらでしろくなった孔に、
 クリームを足した指が増えていく。
 この指の付け根が埋まるまで。
 三本を容易く飲み込むようになったら]

 ……坊ちゃん。

[蜜が夜光に照らされ妖しく輝くさまや。
 貴方が喘ぎ、蕩ける様が。
 淫猥な光景に、あてられて。
 てらてらとした指を抜いて、
 坊ちゃんへの前戯の中でも衰えを知らなかった
 己が屹立に添えて。]

 指、飽きたでしょう?
 いれてあげる。

(*12) zazakiti 2024/02/29(Thu) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[返答を待たずに。
 ずぶずぶと自分のを、解した肉壁の中に、

 埋めた。]

(*13) zazakiti 2024/02/29(Thu) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 ん……ふ。

[小さく喘いで。先から少しを入れただけで、腰が砕けそう
 このまま腰をふれば、
 私は気持ちよくなれるかもしれないけど……
 坊ちゃんは、どうかしら……。
 なんて考えていたら、そういえばと思い出す。
 私によく張形を手渡して、責めさせる客が前言っていた。
 こういうのは、最初は浅く抽挿を繰り返して。
 自分の形に慣れさせてから……
 ゆっくり、深く突くものだと。
 覚えていて良かったと思いながら、それ通りに。]

[浅い腰振りですら、唇の間から官能のうめきをこぼして。
 奥まで入れた時には、「んぁ……っ!」
 なんて女のような高さの嬌声をこぼしたから。
 竿役としては少し情けなかったかしら。]

(*14) zazakiti 2024/02/29(Thu) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[奥まで入れてからは、あなたの手が布団に落ちてあるなら
 それを手で握って。ベッドに、私のちからで縫い付けて。
 そうでなければ、好きなように遊ばせながら。
 ……徐々に抽挿をする速度も上がって。
 あっという間に、教えられたセオリーを捨てて
 興奮のまま腰を振り続けるけだもののできあがり。
 ……もっと淑女然として
 魅力的に抱いて差し上げたかったのだけど。
 初めてだからかしら。つい……歯止めが効かなくなって。
 かろうじて、行為中の愛撫として……
 べろをねじ込んで。
 坊ちゃんの口の、貪れるだけをむさぼったのは
 今思えば乱暴すぎて……愛撫と呼ぶには適してないかも
 しれないけれど。
 腰をうちつけながら、あなたに聞く。]

(*15) zazakiti 2024/02/29(Thu) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[内側の肉の、温度はどうだったのかしら。
 ……普通の人とおなじ?それとも、多少なりは冷たい?
 同じなら同じで、熱を感じて少し腰が浮く心地になるし
 冷たいなら……昂った熱を移すように
 貴方のお腹の中をごりごりと掘削したのでしょうね。
 熱さと苦しさに喘ぐ坊ちゃんもお可愛らしい。
 けれど押し込む度に溢れる悲鳴の、悲痛なのを聞けば
 切り上げるべきかしらと頭によぎりはして。
 その時ぐらいに、坊ちゃんのお願いごとが聞こえてきて]

 うん、やめない。

[って、了承のお返事を。
 声に甘いのが混じった頃、私も奥の奥まで……
 根元までを、貴方のからだに埋め込むことが出来て。]

(*21) zazakiti 2024/02/29(Thu) 17時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[押せば女の様な甘い甲高い音を出す。
 それ聴いて充足を得ながら。
 腰から頭に送られる快楽の強さに溺れて。
 腹をすかした狼は、目の前の美味いえさを
 逃さないように捕まえて。
 下からはしたなく、ばちゅばちゅと音を鳴らしながら
 かっ食らった。骨の髄までしゃぶり尽くすみたいに
 荒々しく。全てを味わいたくて
 好き好きと私への愛をこぼす坊ちゃんのお口は
 坊ちゃんのお味がして美味しいと夢中になって
 特に長く味わっていたのだけど。]

 っ……、

[それのせいか締め付けが強くなって、すこし眉をひそめる
 けど……私を追い出さんとする秘肉たちは
 私の形を覚えたように、ぴったりと絡みついていて。
 きっと細部の形状すら、貴方にわかるみたいに。
 ……あぁ、慣れればさっきよりも気持ちがいいと
 腰を打ち付ける勢いは衰えずに……]

(*22) zazakiti 2024/02/29(Thu) 17時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 ふふ。もう、私のからだのかたち、憶えちゃったの。
 坊ちゃんの……えっち。

[なんて、額から汗の筋をひとつ垂らしながら]

(*23) zazakiti 2024/02/29(Thu) 17時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[悦楽に焼かれた、懇願にも聞こえる声で
 あなたを汚したいという欲望を吐き出しながら腰を揺らす
 種付けんと短いストロークで早く。
 奥の奥、本来なら女人の子を孕む部屋の戸をつつくはずの
 動きは。
 貴方の尻の中の、良い所をきっと擦り続けている。]

[坊ちゃんが精を吐いて、中がよりきつく締まった刹那、
 私も、頭のなかが白に染まって、己の唇を噛み締める。
 中で肉に揉まれていた愚息が一層ぶわりと大きくなって
 中でびゅくびゅくと、精を鈴の口からはきだす。
 より奥へ出すため、出しのこしが無いようにと
 腰を押し付けぐいぐい先を肉にこすり付け、
 ……本能が、満足したら]

(*24) zazakiti 2024/02/29(Thu) 17時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

 はぁっ……は、あっ……。

[荒く息を吐きながら、貴方の秘所を埋めていた
 肉の棒を引きずり出した。
 先程まで私が埋まっていたところには、
 クリームのものかしら、白い粘液が残っていて
 それが酷く、淫秘に見えた。]

 んん……、

[落ち着いたら、甘えるようにうなって、腕を肩口に回して。
 緩く自分の体重をあなたにかけて
 抱きしめてキスを求めた。
 坊ちゃんの腹に散らされた貴方の精液で
 私の服なり肌なりが汚れるのも気にせず
 貴方の尻の中の体液をかきだすのもせずに。
 片付けをしなきゃとは、頭の中で思っているのだけど。
 今は少しだけ……
 繋がりあえたあとの余韻を、楽しみたかった。]**

(*25) zazakiti 2024/02/29(Thu) 17時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[出した後、荒く息を吐いては吸って整えている所。
 伸びてきた手が私の背中にしがみつく。
 何事かしらとぼんやり見守っていると、開いた口から
 声が響いた。
 甲高い……先の絶頂の時よりも、抑えがなかったそれを
 近くでぼおっと聞いて。]

(*39) zazakiti 2024/03/01(Fri) 00時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[いとおしむようにはらを撫でる光景が、外から降り注ぐ
 月の光に照らされて。
 ……綺麗で、妖しく見える。
 精を十分に吐き出し終えた今だからこそ、
 客観的に、そう思うだけで居られるけど。
 そうでなかったらもう1度、けもののように振舞っていた
 のかも……と。なんとなく。]

 なんで?汚れたら洗えばいいじゃない。
 あったかいの……やなの?

[とは思いつつも、そうね。
 坊ちゃんのお身体に負担が掛かるだろう事とは思います
 精の類を腹の中に入れたままだと腹を壊すことも
 あると……そういうのが好きな客に聞かされたもの。
 坊ちゃんが避妊具の類をつけたいというのなら
 私はそれに、従うけれど。]

(*40) zazakiti 2024/03/01(Fri) 00時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 たまには……あったかいのも、よくない?

[って、1度ごねてはみた。
 今の私はのしかかっているものだから、見れなかった
 今あなたの下でなっている、その菊から精を吐き出す
 背徳系な光景を……この目に収めたいもの。]

(*41) zazakiti 2024/03/01(Fri) 00時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[人とまぐわうということはこういうことなのね。
 髪を梳いている指に、頭を寄せて撫でるようにと
 無言で催促しながら。
 自分の体の物を相手に受け入れさせるのは、良い気分
 だった。初めて、男でよかったかもしれないと思う程。
 気持ちよくなりながら、坊ちゃんのかわいいお顔が沢山
 見られるこの時間は、宝物のように感じた。
 しかし一連の行為は中々、疲れのたまること。
 明日は足だけじゃなく、腰もだるいまま過ごすかもと
 ぼんやり思う。……肉体労働が少ないといい]

[ゆるくキスを落として、自身の心の昂りも平常に戻りつつ
 ある。お互いに身体を清めたりなんだりして。
 もう夜も遅いから、私眠くなっちゃったって。
 「一緒に寝ましょう」なんて誘ってたのに、
 貴方はのってくれたのかしら。
 ベッドに身体を横たえて、さぁ寝るかというところで。
 ふと思い出したように]

(*42) zazakiti 2024/03/01(Fri) 00時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 あら。

[良いと来るのね、と内心驚いた。
 ただでさえ坊ちゃんの体温と、温かさが違うものが
 からだに入るのだから、むしろ嫌なのかと思っていた
 けれど。
 ……好ましいなら良い事ねとにっこり笑う。]

 たまにの時は暖かくしてあげる。

[要求を飲んでもらえたのに機嫌が良くなって。
 偉そうなことも言った。]

(*47) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[力の少し抜けた坊ちゃんはちょっと重いのねって知る。
 坊ちゃんって、お店だと……座っていたのばかり
 見ていたからかしら。
 今肩に担いでいるのより、小さく見えていたのだけど
 見る機会がお店よりずっと増えれば、
 殆ど背も私と変わらないちゃんと格好の良い男の子
 っていうのがわかって、……少し見直す。]

 坊ちゃんって、可愛いけど
 たまに格好いいのね。

[脈絡もなく話してから、バスルームへ。
 きっとこういう風に見返す時が、今後も増えるのだろうな
 ……なんて思う。
 お店の中ではなかなか見れなかった部分も、
 見れ、知れるようになるのでしょう。お互いに。]

[おやすみなさいの後、寝しなに告げた一言で
 眠りにつこうとしていた目が大きくなったのが見えた。]

(*48) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[まだ溶けてなかったのねと、指輪を見る。
 百合の花もまだまだ咲き誇っていた。
 いっそずっと溶けなければいいのにね、なんて
 坊ちゃんの少し冷たい手に包まれながら、
 指輪がきらりと、金属より柔い光りを返すのを見る。
 紆余曲折経て正しく愛の絆を結ぶものとなったそれを。]

(*49) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[余計だと言うのに笑って見せた。
 可愛い子に可愛いって言って何が悪いの?と
 開き直りながら。]

 なぁに?

[私の背中に目を向けたのに、怪訝げな疑問を投げかけた。
 もし私の男らしい部分を見て
 綺麗だと思っているのだと知ったら
 暫く、頬を膨らまして不機嫌を振りまくから。
 だから、そこは心の中でだけ思っていると宜しい。
 思うだけなら自由だし、口に出さなければ
 私が眉をしかめることもないのだろうから。]

(*62) zazakiti 2024/03/01(Fri) 13時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

 私"が"、気にするの。
 それに、パンツスタイルは苦手……

[体の線が出て男らしくなっちゃうから、
 と拗ねるのも程々にして。
 私の"秘密"については
 貴方が思っている通りになると約束してあげる。
 屋敷の中でも、そうでなくても。
 貴方とのデートの時も、私はずっと女装で居るだろうから
 貴方以外に男とばらす気は毛頭無いの。]

 うん、見に行く。素敵なのを買って?
 というか坊ちゃん……、くすぐったい。

[抱きしめられた時に、頬やなにやに髪の毛のふわふわが
 当たったのに、こそばい気持ちになって
 そんなことを呟いた。]

(*63) zazakiti 2024/03/01(Fri) 13時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[常に、誰に見られても男と分からないように。
 精一杯おめかしをして。
 指の先まであなたの妻に相応しい振る舞いをしましょう
 並の女より綺麗なわたくしを、皆様に見せてやって
 坊ちゃんに羨望の目を向けさせることが
 責務であり、私のやりたいことでもあり……
 私を見初めて、金を出して買って
 地位も愛も物も与えてくださった坊ちゃんに
 奴隷出の私が出来る、最後の恩返しだと思っている。]**

(*64) zazakiti 2024/03/01(Fri) 13時頃

【人】 姉妹 ロイエ

[氷より冷たい手を、隠すようにしながらあなたが言う
 身体の冷えが、いつか心の臓すら凍りつかせるのだと
 あなたは言った。治療法を探しても見つからず。
 それに、同情はするし、可哀想とは思うから。
 私の妹だった子達みたいに可愛い坊ちゃんに、
 何か、してやりたいとは思ったけれど。]

 掃除婦ねぇ……。

[どんな形であれ、
 家に入ってやるのが1番彼の望むところなのは
 知っていたけど。
 どうにも……乗り気になれない。
 理由は色々あるけれど、特にいちばん大きかったのは……
 やっぱり、命についてだった。]

(13) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃

【人】 姉妹 ロイエ

[だって、
 好きな男が自分より先に死ぬのが分かっていながら
 毎日顔を付き合わせるのは、きっとつらい。
 死地に向かって歩む日々を、阻むすべもなく静かに
 眺めるのも、同じく。
 近くで弱って行くのを見るぐらいならいっそ……
 別の人にお買い上げされて、ふと坊ちゃんの顔を
 思い出して。「あの人も元気だといいな」と
 心の中にきらきらと輝く、楽しかったお店での日々を
 追想する方が余程ましに思えた。だから]

 嫌。

[その日もお断りして。きっと明日も明後日も次も
 こうやって断るのだろうと思いつつ。
 いつか誰かに買われるまでは、
 坊ちゃんと楽しくご歓談してあげましょうと。
 この話はここでおしまいにして。後は、また話題を戻して
 楽しいお話でもしようと思った。……のだけど。]

(14) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃

【人】 姉妹 ロイエ

 坊ちゃん、私を本気でおうちに入れたいのなら。
 せめて生き残る努力はしてちょうだいよ。

[気づけば、言うつもりのなかった言葉達が
 まぁ!口からぼろぼろと。]

 私、最初から諦めているのより、生き汚い人の方が好き。
 貴方のお気持ちが変わらないのなら、
 私があなたのものになることは、無いわ。

[……等々、余計な言葉をたくさん、
 付け足してししまったのよね。
 貴方は絶句したような顔を見せた……当たり前よね。
 医者にもお手上げと言わせたそれに、諦めず向き合えと
 言うのは、酷だとも自分でも思う。]

(15) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃

【人】 姉妹 ロイエ


 次にここに来る時は……
 多くのお金だけでなく、少しの希望を持っていらしてね。
 そしたら、お買い上げの話も考えてあげるから。

[なんて、願掛けがてら手を握ってから帰り際言った言葉。
 貴方は、私の言葉に反抗もせず了承して。
 私は氷花の花びらの間に溜まった、清水を飲んで。]

[口に出すことではなかったと思いながら、次の来店で……
 どんなお返事が来るかを、少し楽しみにしていた。]**

(16) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

 遠くの?なら、歩きじゃなくて馬車がいい。
 普通の馬車、乗ってみたい。

 いいわよね?

[期待を込めた目で、そちらに視線を向けた。
 馬車なら足も疲れないし。
 奴隷運び用でないのは、揺れもさほど酷くないでしょう。
 荷物もいっぱい置けて、運べるんじゃないかしら。]

 それに、移動中もゆっくり話せるもの。
 いっぱい色んな話が出来るわ。
 あなたのでも、私のでも……

[どうせ一緒に居るなら、ゆったりした時間を過ごしたくて
 2人きりのがいいとも、抱き締め返してごねた。]

(*87) zazakiti 2024/03/01(Fri) 23時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[厳しいと言うのに、ふふんと鼻で笑う声。]

 マナーはね、
 パルテールでも複雑でないのは、教えて貰えたから。

[自信があるのと布団の中で胸を張った。
 ……実際、教えがどこまで通用するかは知らないけど。
 お勉強もあると言うのは聞かなかった振り。
 そっちは、全く自信が無いわね。
 走り回って家の手伝いをしただけの幼少期だったし。]

 わかんなかったら坊ちゃん自らが教えてくれるものね。
 ね?そうよね、坊ちゃん。

[眉を下げて上目遣いで肯定されるのを待った。
 坊ちゃんとお喋りしたり触れ合う時間が、
 私の1番の安らげる時間。
 勉強が出来ないのにかこつけて貴方を先生と呼んで、
 教えて貰いながら少しからかって遊ぶような
 そんな時間も、未来にはあるのかもしれない。]

(*88) zazakiti 2024/03/01(Fri) 23時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[私からは、言いたいことも言ってしまった。
 笑いが収まれば、坊ちゃんのからだに腕を回して、
 冷たい肌を感じながらじっとしていて。
 そうしていると徐々に眠気も出てくる
 もう寝れそうと思いまぶたを閉じる前、
 あぁそうだと閉じていた口をまた開く]

 言い忘れてた。……おやすみ、フェル。**

(*89) zazakiti 2024/03/01(Fri) 23時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[最初、お目通りをした時のざわつきと言ったら。
 何者かとこちらを探り見る視線に、正面から返して
 何かあっても坊ちゃんが何とかしてくれるでしょうと、
 すました顔を保っていたけど、
 説明中は気が気じゃなかった。……ばれやしないかと
 己の手の甲をさりげなく、組んで、見えづらくして]

[当然急な話だったし、認めない人も出てきたでしょう。
 そこを何とか出来たのは、ひとえに私の努力のおかげ
 ……という訳ではなくて、坊ちゃんのひたむきな説得が
 彼らの心に、響いたのでしょう。
 私は、日々講師に習い学をつけながらたまに、手伝いをと
 忙しそうにしている人達に申し出たぐらい。
 努めて人当たりよく振舞ったから、屋敷の人にも嫌われず
 に済んだ。……多分、これも私の努力と言うよりは。
 毒気のない主人に似た、心根の良い人ばかりが居たから]

(*135) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[そういえば、努力……習い事の方と言えば。
 坊ちゃんが厳しいと言ったのは、全くその通りで。
 フォークとナイフの使い方から何から何まで矯正され。
 そちらはまだ、お店ので積んだ下地があったから何とか
 なった、けれど。
 勉強というのは、本当に……本当に、苦戦した。
 紙とペンと本を持たせられて、金にもならない作業に
 勤しむ時間は、あまりにも初体験がすぎて。]

 無理。やだ。疲れた。もう辞める。

[……最初のうちは呪文のように、貴方と相対する度に
 湯気たつ茶の前で突っ伏しふてては、
 貴方を困らせたでしょうね。
 お勉強の、少しづつ教えられている内容が
 理解出来るようになって来る事には。
 愚痴よりも先に、貴方に"ここは?"と教科書片手に
 教えを乞うようになったとか。]

(*136) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[体調が良い日が増える度、私はそれを喜ばしく感じる
 朝は眠気であまり回らない口で挨拶をして
 日中顔を合わせればじゃれ付きに行って。
 お勉強はお仕事のない日は、一緒にお出かけをして
 夜は、たまに愛し合ったりなんかもしながら、
 同じベッドの中でおやすみと囁く。
 お店より穏やかなのに、何故かお店の頃より刺激的に
 感じる、尊い日々をすごしていた。
 貴方におやすみとおはようを言える日が、
 長く続きますようにと、願わずにはいられない。]

(*137) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[願いはあれど、私に野心や野望のたぐいはない。
 人のために何かを成し遂げようという高尚なのは
 なお……生まれてこの方考えたことが無い。
 だからそれを思いついて、そこに向かって努力する姿は、
 最も尊敬すべきものに見える。
 私にもそれを、触りでも話してくれた日があったかしら
 あったのなら、背中を押したでしょうね。
 「応援してる」って]

[それが私の為に役立つのだと思われているのも、
 ありがとうと笑って、否定はしないであげる。]

(*138) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[過去にお母様が植えたという希望の花は、
 時期を外れてしまったけれど。
 代わりに私の好きな花は沢山。
 百合の花は大好き。垂らした頭は優美なのに、
 背はしゃんとまっすぐな所がいい。]

 えぇ、綺麗。

[着付けの最中、ふと眺めて。私も式中はかくありたい。
 むしろ彼の妻としてそうあらねばと思いつつ。
 それより先にこちらをなんとかせねばと服に視線を戻し
 また手を動かす。
 普通なら複数に手伝ってもらう所をひとりで進めるのは
 かなり……骨が折れ、時間もかかり、疲れる。
 何度も人に手伝ってもらいたい気持ちになったけれど……
 しかし、今自分の正体を知られたら、
 せっかく認めて貰えたこの話もご破算になるかもしれない
 そうでなくても、今後何かしら言われることは
 増えるだろうと思うと、やはり気は進まなくなり。結局
 式には間に合うようにと念じながら一人作業を進める。]

(*139) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 やだ、見ないでよ。まだ首のもつけてない。

[仕切りの間から覗き見た貴方が見るのは、
 まだケープや何やらを羽織っておらず肩や首が見える所。
 プリンセスラインのドレスだけを身にまとった姿。
 丸みのない肩も肉薄い背中も。次いで私が振り返れば、
 普段は隠している喉仏も見られたでしょう。]

 あら、珍しい髪型……素敵よ。
 でも、そんな素敵な坊ちゃんが、
 婚前の乙女の素肌を見るだなんて……感心しないわね?

[いやらしい人とにやりと笑って。
 「残りは式でのお楽しみ」と、さっきまで着ていた服を
 坊ちゃんの頭めがけてふわりと投げて目くらまし。]

(*140) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[肩はケープ、首はレース。
 細長い手腕は長いフィンガーレスのサテングローブ
 肉付きの少ない男らしい部分を純白の布で覆っていく。
 元々男の中では華奢な方だから。十分ごまかせる筈。
 ……晴れの日の、乙女の格好にしては
 肌の出ている部分が少なすぎるのは、
 違和感を抱かれるかもしれないけど。
 その時は、あの人は日光に弱いとか言って
 適当にかわしてくれると信じているわ、坊ちゃん]

(*141) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[化粧も小物もつけ終われば、式のお時間。
 ベールを被り、貴方の隣に並び立ち
 人の視線を浴びながら、前だけを向いて
 バージンロードを静かに歩く。]

[読み上げられる誓いの言葉、それに「誓います」と
 神の前で約束する貴方を見て。
 あぁやっと本当に、名実ともに、
 貴方の伴侶を名乗る資格を得た気がして。
 ……少し、感慨深い。]

[私も神に誓って、指輪の交換に移り。
 私は貴方に向き合って左手を差し出した。
 前のとは違う、氷製では無い指輪。
 両者分あるつがいの指輪は、新たな絆を紡ぐ証。]

(*142) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[何を話すでもなく、目を細めて促す。
 どんなに熱く愛し合っても溶け落ちないような、それを。
 友愛でも情愛でもない真の愛の形がこの指に嵌まる瞬間を
 少し緊張した微笑みを湛え、今か今かと待っている。]**

(*143) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 ふふ!嘘つき。

[下心は無いと言う貴方に向かって、
 投げた言葉は冗談だったのだけれど。
 実は、少しだけ的を得ていた発言だったらしいというのは
 ……知る余裕はなかったわね。
 より女性らしくより美しくと着付けと化粧に、
 ぎりぎりまで粘って時間を使っていたから。]

[それだけ気合いを入れたおかげか、
 ちゃんと時間もオーバーせず。満足の行く出来で
 貴方の前に現れることが出来た。]

(*156) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 綺麗になるために、着たの。

[笑みに笑みを返してから、堂々と。
 貴方が最初に見初めてくれたのは、私の美だったから
 今日はそれを、お見せできるだけお見せしようと
 そんな気持ちで、着飾ったのよ。]

(*157) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[腕を組んだのに、手を添え預けて。
 貴方と歩を合わせながら、半歩後ろにひかえしずしずと。

 どう?今日彼の伴侶と相成る人は、
 外見、所作に非の付け所無く。
 並の女を捨て置くほど、美しいでしょう?

 ……と、心の中で己を誇りながら歩みを進めた。
 廊下で拍手なり、おめでとうと祝いの言葉を投げる人々
 その中には、あの時反対の声をお上げになった人もいて。
 その人も、今は私たちに拍手を送ってくださっていた。
 へぇと内心感激する。……会場に着いたら、少し目を
 凝らして見ましょうと。]

[特別な日だからと、いつもより贅を尽くした品の数々。
 その合間を進んでゆく。背筋を伸ばして凛と、堂々と。
 人に見られることには、慣れていたつもりだけど。
 歩む度やおら緊張の2文字が頭に浮かんできた私が
 来賓やらを見て、何か思えるようになるのは
 もう少し後のこと。]

(*158) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[貴方に続いて誓いの言葉を述べる唇は、
 今日はベージュでなくて薄赤いリップで彩られていた。]

(*159) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[ベールがあげられれば、
 薄布の内に篭っていた、少し暖かい空気は清涼なものと
 置き換わり、貴方の顔も先よりよく見える。
 本当に、きれいで整った、私の愛する人の顔。
 それが私の顔に近づいてきて……
 あぁ、と心の中で感嘆のため息を吐きながら
 目を、閉じた。]

[唇を重ね合う。リップの色を貴方に押し付けるほど
 強くはないけれど、すぐ離れる程軽いものでも無いでしょう。
 数秒、時が止まったような心地を得て。
 甘い気分が、私の胸の中に広がる。]

[あぁ、人の目さえ気にならなければ。
 きっと貴方の肩に手を回して、抱きしめていたぐらい
 愛おしさも胸に募っていた。]**

(*160) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[緊張の中でも、あなたの声だけはよく聞こえて
 そばに居ると言われただけ。そう言われただけなのに
 あぁ酷く落ち着いて、手の震えは徐々に収まって。
 落とすことも無く無事、指輪を収められた。]

[私の紅が少しうつったそれ。
 それを小さく動かして幸せだと貴方が呟けば、]

 そうね。

[と目尻を下げて微笑み返した。]

(*188) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[少し前は奴隷だった挙句。
 心と体の性別がごちゃごちゃな私が
 お貴族様のお家に、伴侶として入るなんてね。
 自分が1番望んだものなれど、今もこの光景が夢みたいで
 拍手喝采を見ても聞いても、どこか現実味がないけれど。
 ぼおっとする度私の指の、蒼の石の輝きがたまに光って
 ここは夢ではないのだと、私の目を覚ましてくれた。]

(*189) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[来賓と話すだけの語彙やなにやは持ち合わせていなかった
 けれど、一人で黙って席に座っているのも
 偉そうな上、不躾な印象を与えるのではと思い当たって。
 だから、坊ちゃんの腕に手をかけて、共に巡り歩いた。
 仕立ての良い服を着ている、育ちの良さそうな面々を見、
 ふとそばに目をやると古巣の、パルテールにいた顔も。
 彼らは私が男ということには、知っていてもおかしくない
 でしょう。だって、私の体は男だから……
 風呂やらなにやらは、男用のを使っていたんだもの。]

[でも、彼らを見かけただけで警戒をすることは無かったわ。
 色眼鏡の彼は、人の世話を焼いてるのをよく見たから
 意地悪な人には見えなかったし。
 金髪の彼は……自分からは言いそうにないのではと。
 そういう印象を持っていたものだから。
 顔を合わせれば、他の来賓にするのと同じように
 会釈ぐらいは返して、後は御歓談を静かに聞いて、
 必要があらば頷くぐらいの、相槌も返して。
 後に、式が少し落ち着いた時にでも
 「世間って狭いのね」と、傍らの彼に呟いたとか。]

(*190) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

── 夜。 ──

[月が綺麗な夜だった。
 私は彼と一緒に夜空を見ながら、今日の事を何度も、
 何度も振り返って思い出していた。
 ……それだけ、素敵な時間だったの。
 式には呼べなかった、妹たちに自慢したいぐらい。
 淑女として扱われながら、貴方の伴侶になったあの時は。
 今日の素敵なお式のことを、私は一生涯忘れずに。
 ふとした時に思い出しては、
 口元に弧を描くのでしょう。]

(*191) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[これからの、貴方から話される誓いの言葉を聞く。
 少し間を置いてから、私も口を開けて。
 視線を合わせて、私なりの誓いの言葉を紡ぐ。]

(*192) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

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