人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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視点:


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 00時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― カフェ ――

[  骨谷先輩が味噌汁と共に飲み込んだ言葉を>>1:406
  俺は聞くことはなかったけど。

  もし先輩の本音が分かっても、
  俺は醜いなんて思わなかったよ。

  だって、他人より自分を優先するなんて
  当然のことだし。

  俺のはただ、他人より生存欲が薄いっていうか、
  色んな事に対して諦めがよすぎるだけなんだ。>>410 ]

(16) 2023/07/29(Sat) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そうっすねー。
 初めに「絶対に曲げられない部分」ってのを
 公言してから付き合うのはどうっすかねえ。

 そうすれば、同意したうえで付き合うんすから、
 振り振られになりにくいと思うんすけど。

 たしかに、35億ガチャは回している間に
 天寿を全うしそうっすね。
 まあ大丈夫っすよ、きっといい人に出会えますって!

 元気出たなら良かったっす。
 リクエスト楽しみにしてるっすね。

[  まあ、元気がなかった原因に
  俺とした会話もあった気がしたから、
  元気が出た様子に>>1:407
  俺はホッと一安心してたんだ。 ]**

(17) 2023/07/29(Sat) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 救護室→カフェ ――

 あ、仁科ちゃん。今大丈夫?
 結局、救急箱っていらないってことでいいの?

[  仁科ちゃんから来たLINEは>>1:404
  謎の減少が起きたらしいことは分かったけど、
  救急箱が必要かどうかは分からなかったから、
  救護室から出て
  グループLINEにメッセージを送った後に、>>1:303
  仁科ちゃんに電話を掛けたんだ。 ]

 あ、そうなんだ。
 その様子だと、仁科ちゃんの怪我じゃなさそーだね。
 まあ、要らないって言ってるなら、
 気にしなくてもいっか。

[  なんて返したから、直接は高祈先輩の怪我だとは
  言われなかったけれど、たぶんそうだろうなあと
  俺は思ってはいた。 ]

(18) 2023/07/29(Sat) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 おにぎりの確保ね。了解。
 今からカフェに向かうから、キープしとく。

[  俺はおにぎりの具材を教えたから、>>1:218
  きっと仁科ちゃんは食べられないものがあったら、
  教えてくれたんじゃないかな。

  それから、俺はカフェに到着後、
  救急箱をその場に置くと、
  「仁科ちゃんの分」と書いた紙を皿の下に敷いて
  皿の上にはおにぎりを2個乗せて。

  そこまで終わると、
  俺はカフェにいた人への挨拶もそこそこに
  館内散策に出た。>>1:377 ]**

(19) 2023/07/29(Sat) 01時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 01時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:特別展 ――

 はは、んな大げさな。

[  お礼を言われたけれど、>>5
  ただ諦めがよすぎる故に、>>1:410
  いつもと然程変わらない態度なだけで。

  でも、それが役に立てたのなら良かったと、
  安心する気持ちもたしかにあったんだ。

  柊くんが頭を少し下げてくれると
  俺はにこりと笑いながら、
  ぽんぽんと彼の頭の上に手のひらを重ねていた。 ]

(30) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  まあ、別の意味で俺は常人ではなさそうだけど、>>6
  なんて、口にすることはないけれど、 ]

 オッケー。カフェに戻ったら、肉じゃが作るな。

[  リクエストはあっさりと受け入れて、 ]

 たしかに、みんなカフェに集まってきてたな。
 俺は別にそれぞれ
 好きなことしてたらいいと思うんだけど。

[  まさか、高祈先輩が
  みんなをカフェに行くように誘導しているなんて
  思ってもみなかったけれど、>>1:329

  俺としても、特にカフェに集まることに
  こだわりはなかったから、
  柊くんがすぐにカフェに来なかったことも
  気にしていなかった。 ]

(31) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 あれ、地下の展示に弥勒菩薩像なんてあったっけ?
 俺が忘れてるだけかもだけど、
 実はどこか別の所から動いてたりして?

[  怪談じみた話には、>>7
  なんて、さらに怪談みを加えつつ、 ]

 あはは、美術館に来た直後の柊くんは
 よっぽど喉が渇いてたかお腹すいてたのかあ。
 バスの中で予備の飲み物あげたり、
 もっとクッキーあげたりすりゃ良かったかな。

 そっか、壊れた箇所はなかったのか。
 まあ、それが分かったら、
 その壊れた場所に最後にいた人が死んだって
 推定できるから、あえて隠してるのかとは思うけど。

(32) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そっか。エレベーターもちゃんと動いてるんだな。

[  俺は普段からエレベーターに乗る習慣がなかったから、
  ここまで階段で来たため、ふむりと頷いて。 ]

 了解。じゃあ適当に見るか。

[  と柊くんと話していたタイミングで、
  聞き覚えのあるバリトンボイスが届いた。>>0 ]

(33) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 なるほど。西門教授が目を覚まして、
 骨谷先輩と銀先輩がもうすぐ目を覚ます、と。

[  復唱するように呟きながら、>>1>>2
  良かったなあと、
  俺はどこか他人事のように思っていた。 ]

 ああ、たしかあの黒翼さんは、
 無事な人がこの世界からいなくなるって言ってたと思う。

 俺はどこかのタイミングで
 先輩たちと話せたらって思うけど。
 柊くんも話したいことがあったら
 会いに行くといいんじゃねえかな。

[  俺は寂し気というか、
  迷っているのかなという印象を受けたから、>>9
  促すつもりで俺はそう答えたんだ。 ]**

(34) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 01時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 特別展 ――

 ああ、骨谷先輩も銀先輩も
 移動してなきゃ、たぶんカフェにいると思う。

 ははー、まあ寂しいけど、
 兄ちゃんだから弟が独り立ちするのは
 笑顔で見送るもんだぜ。
 なんつって。

[  冗談交じりに笑いながら、
  エレベーターに向かう柊くんには手を振って、>>60 ]

 まあ、理想はそうだけど。
 お互いにここにいても、きっとまた話そうな。

[  柊くんの内心は分からないけど、
  彼はこの世界にいることに拒絶反応はなさそうだと
  俺は思っていたから。
  どこにいても再会したいという意味を込めながら。 ]

(62) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 了解。肉じゃが楽しみにしてろよー。

[  何度も頭を下げる柊くんに>>61
  律儀だなあなんて苦笑を零しつつも、
  俺は頭を下げられるたびに、
  手を振るのだった。 ]*

(63) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:2階・薔薇のエリア ――

[  柊くんと別れた後、俺は特別展を出たのだけど、 ]

 は? なんだ、ここ……。

[  たしか特別展の隣のエリアは、
  改装中の看板が立っていた気がしたのだけれど、
  その看板が取り除かれて、入れるようになっていた。
  俺は特に深く考えずに
  そのエリアに足を踏み入れたのだけど。

  まず目に入ったのは、床一面に散らばった薔薇。
  1本、2本、3本……
  もしかしたら、999本あるかもしれない。>>26

  それから目を移すと、
  エリアの奥に1枚だけ絵画が飾られているのが見えた。

  よく目を凝らして見ると、その絵は――― ]

(64) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 嘘、だろ……。

[  それは、あのとき思わず逃げ出した
  薔薇の絵に似ている。>>0:301
  似てはいるのだけれど、
  その中で女と寄り添っている男の顔は―― ]

 父さん……。

[  俺とそっくりな――多分他の人が見ると、
  俺を20歳くらい老けさせたような――顔が
  幸せそうに微笑んでいる。 ]

 なんで……。

[  俺はそう呟くのが精いっぱいで、
  無意識のうちに手を伸ばしていた。
  父さんはこちらに見向きもしない。 ]

(65) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  ――なんで、俺は手を伸ばしたんだろう。
  あんなに身勝手だって怒ってたはずなのに。>>1:378 ]

(66) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 い、つっ!

[  けれど、伸ばしていた手に突如として痛みが走る。
  床に散らばっていた薔薇の何本かが巨大化して、
  その棘だらけの茎が俺の手首に絡みついていた。

  巨大な薔薇は俺の腕や足、
  胴回りや首筋にも絡みついて、
  強い力で俺の体は壁際に押し付けられた。

  棘に圧迫された皮膚から血が伝う。
  脳内が酸素を求めて、口を開くけれど、
  首を絞めつけられて、呼吸がままならない。

  こんなに痛くて苦しいのに、
  父さんは俺のことは一切見ずに、
  ただ女と寄り添って微笑んでいるだけ。 ]

(67) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  ああ、結局あの人は何度生まれ変わったって―― ]

(68) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  閉じた瞳から一筋の涙が零れ落ちて。

  視界が真っ暗になる直前、
  俺にまとわりついていた巨大な薔薇は
  拘束を緩めた気がしたけれど、

  俺はそのまま意識を手放したのだった。 ]**

(69) 2023/07/29(Sat) 12時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 13時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

[  夢を見ていた気がする。
  それは俺がまだ小さかった頃の記憶で。

  睡眠不足と過労で倒れたとき、>>1:25
  たまたま仕事が休みだった父さんが、
  ベットの側に座って、
  俺の手をずっと握っててくれた。

  その手の温もりに俺は安心して
  ゆっくりと目を閉じて、そのまま眠ったんだ。 ]

(76) 2023/07/29(Sat) 14時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  ちゃんと俺のこと、心配してくれてたって
  思ってたんだけどな……。 ]

(77) 2023/07/29(Sat) 14時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:2階・薔薇のエリア ――

[  どれくらい意識を失っていたのだろう。
  俺のことを呼ぶ声と
  肩を揺すられる感触を感じて、>>75

  うっすらと俺は目を開いた。 ]

 たかき、せんぱ……

[  ゆっくりと意識が覚醒し、
  目の前に高祈先輩がいるんだなあと
  認識したタイミングで、 ]

 い、つぅっ!

[  鋭い刺激が手首と首を襲って、
  俺は思わずで両手で覆った。
  棘が切り裂いたその場所から、
  血が止めどなく溢れ出す。 ]

(78) 2023/07/29(Sat) 14時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 これは、現実、です……。
 俺の、中の……。
 父さんが……、俺のこと、捨てた、から。

[  途端に疲労感に襲われたように呼吸を乱しながらも、

  俺は回っていない頭で、
  「これが何か」という質問に答えたつもりだけど、
  要領を得ないことを言っている俺のことを
  先輩はどう思ったかな。

  もし俺が元気だったら、
  薔薇も絵も見られたくないって、
  なりふり構わず先輩の手を引っ張って
  この場所から逃げたのに。

  今は力が湧かない俺の体が恨めしい。 ]*

(79) 2023/07/29(Sat) 14時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 14時頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 14時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:2階・薔薇のエリア ――

 あく、む?

[  高祈先輩の言葉に、>>95
  俺はフルフルと顔を微かに横に振る。

  誰が何といおうと俺にとってはこれは“現実”で。
  手の届かない場所で父さんは幸せそうに
  笑ってるんだから。

 ありがと、ござ、ます。

[  それから、傷口を抑えていた手を外されて、
  いつの間に用意していたのか、
  ガーゼで手際よく止血させられた。

  また迷惑かけちゃったな、と思いながらも、
  俺は途切れ途切れに先輩にお礼を言う。 ]

(120) 2023/07/29(Sat) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  俺にとってはあくまでこれは“現実”で、
  悪夢でも地獄でも、
  ましてや罰だとも思っていない。>>95

  でも、強いて言うなら、“事故”が当てはまるかな。

  何はともあれ、高祈先輩は俺にこの事態から
  意識を逸らせるように、言葉を尽くしてくれる。

  皆との時間――

  骨谷先輩と銀先輩には、
  もう会えないかもしれないから、何か挨拶したいな。

  大藤先輩と回谷先輩は、
  マイクロバスの中で仲良さげだったけど、
  今もカフェで仲良く話してるのかな。 ]

(121) 2023/07/29(Sat) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  田端先輩は、もしかしたら米は食べ飽きてたのかな。
  何も聞かずに勝手におにぎり作って悪かったな。

  仁科ちゃんは、ちゃんとおにぎり食べられたかな。
  柊くんには、肉じゃがを作らないと。

  高祈先輩は、“デートの埋め合わせ”してくれるかな。

  ――ああ、こんなところで倒れてる場合じゃない。 ]

(122) 2023/07/29(Sat) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ……ごほっ、かほっ!

[  体を襲っていた痛みや疲労感が急に無くなって、
  急に息がしやすくなったことにまだ慣れない肺が、
  空気を吐き出させた。

  傷口はすっかりと塞がって、
  あんなに溢れていた血は止まっている。 ]

 すみません。ご迷惑をお掛けして。

[  体を起き上がらせて、
  高祈先輩に頭を下げながらも、
  怪我が唐突に治る実体験をして、>>1:331
  俺は少しだけ呆然としていた。

  もし、先輩の手に大きな棘が刺さったような
  傷が見えたのなら、>>75
  俺はさらに縮こまったかもしれないけど。 ]

(123) 2023/07/29(Sat) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  それからも、高祈先輩と
  何かしら話したかもしれないけど、
  話が途切れたタイミングで、
  俺は意を決して口を開いたんだ。 ]

 あの絵の男性は俺の父親にそっくりなんです。
 女性の方は俺は見覚えないですけど、
 もしかしたら、父の不倫相手かも。

 父は不倫相手と一緒に自殺したんです。
 999本の薔薇に囲まれながら。

 ……先輩は999本の薔薇の花言葉って知ってます?
 俺、気になって調べたんですけど、
 “何度生まれ変わってもあなたを愛する”だそうです。

(124) 2023/07/29(Sat) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 結局、あの人は死の直前まで、
 愛する不倫相手のことしか頭になかったんですよ。

[  死ぬまでは、あんな色ボケオヤジだったとは
  思わなかったんだけどなあと思いながらも、
  俺は絵の中にいる父親を睨みつけた。 ]*

(125) 2023/07/29(Sat) 20時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 20時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:2階・薔薇のエリア ――

 そんなこと言ったら、
 俺だって救急箱探してただけですし。

[  仮に俺が怪我を治したいと思ったから
  治ったのだとしても、>>136
  高祈先輩が側にいてくれなかったら、
  きっと俺は“現実”の中でいつまでも苦しんでいた。

  少しだけ心に余裕ができて視線を動かすと、
  先輩の手にうっすらとした傷跡が見える。

  大怪我をさせなかったことは良かったけれど、
  やはり迷惑をかけてしまったと、俺は眉を寄せた。 ]

(144) 2023/07/29(Sat) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 へえ、恋愛感情ってすごいんですね。
 それってもう、何かに憑りつかれてるみたいです。

[  同じく、恋愛感情が分からない>>0:356
  というより、今気づいたけれど、
  父さんが死んでから、俺が恋愛に対して
  無意識のうちに否定的だったのかもしれないけど。

  いずれにせよ、俺の声も
  先輩と同じようにどこか他人事で、>>137 ]

 たぶん、父がそれ相応の覚悟や決意があれば、
 自殺なんかしなくても、母と別れて、
 その女性と結ばれることもできたと思います。

[  高祈先輩の淡々とした言葉に、>>138
  俺の心はすっと冷えて、
  父さんに対する情も何もない言葉が零れた。 ]

(145) 2023/07/29(Sat) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  俺の個人的な認識だけど、
  父さんはお爺ちゃんの会社を追い出され、
  慰謝料や養育費を支払う苦労を
  きっとしたくなかったんだろうなと思う。

  もちろん、父さんに直接聞いたわけじゃないから、
  父さんには父さんの言い分が
  あったのだとは思うけど。 ]

 そう、ですね。
 父みたいになりたくなくて、
 全く違う風になりきってたところはあるんですが。

 違う大人になれたらいいなあ。

[  語っていいことじゃなかったかという問いには、>>139
  俺は首を横に振るだけだけど、否定の意を示した。 ]

(146) 2023/07/29(Sat) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  生きたいとも死にたいとも思っていなくて、
  他の誰かが亡くなっていても、
  起こってしまったことなのだから仕方ないと思う俺は、
  未来のことを思い浮かべても、
  特に心が苦しくなったりなんてしなくて。 ]

 はあ。高祈先輩と話せて、
 ちょっと心が軽くなった気がしました。
 話を聞いてくれて、ありがとうございます。

[  ぺこりと頭を下げながらも、
  ふと、先ほど高祈先輩が、
  俺に語り掛けてくれた言葉を思い出した。>>95

  もしかして、先輩にとってはこの世界は
  悪夢や地獄、罰だったりするのだろうかと
  嫌な疑問に思い至って。 ]

(147) 2023/07/29(Sat) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そういえば、苦悩とか悲しみって、
 自分一人だけで抱えていると
 その重さでいつか潰れてしまうらしいですよ。

 もし、高祈先輩も抱えきれない荷物があるのなら、
 いつでも俺に話してくれてもいいですからね。
 そのときは、今日のお礼に俺が荷物を半分持ちます。

[  なんて尋ねてみたけれど、先輩は答えてくれたかな。

  なんとなく、いつも他の人にしているように
  やり過ごされるんじゃないかなって思ったから、
  俺はあまり期待はしていなかったんだけど。 ]*

(148) 2023/07/29(Sat) 22時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 22時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:2階・薔薇のエリア ――

 なるほど。
 たとえ、結果につながるかは分からない行為でも、
 行ったことに意味があるということですね。

[  高祈先輩はメッセージを送る余裕があったのだし、
  俺が救急箱を取りに行くことに
  何の意味があったのか、と思ったものだけど、

  遅れて、先輩の思考に俺も追いついて、>>156
  「ありがとう」という言葉を>>1:336
  素直に受け取ることができるような気がした。 ]

(172) 2023/07/30(Sun) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そうですねえ。
 覚悟云々もあるのでしょうが、
 俺は神様の教えって、生きていたい人間にとって
 都合のいいものでしかないと思うんですよね。

 だから、俺個人としては自殺自体を
 否定するつもりはありません。
 身近な人を傷つけて、恨まれる覚悟があるのなら。

 一応、現代社会では自殺は人の道を外れる行為ですから。
 覚悟もなく身綺麗なまま我儘を通したいだなんて、
 そんな道理は通りませんよ。

[  先輩と話しているうちに、>>157
  俺の中で父さんへの気持ちが
  無へと近づいていくような気がした。

  幼い頃にはあった愛情は認めながらも、
  今では絵の中の父さんの顔を見ても、
  怒る気になれなくて、俺の顔は無表情になる。 ]

(173) 2023/07/30(Sun) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そう、ですね。
 頑張ってきた、つもりです。

[  今まで俺は自分のことを
  みじめでみっともないとしか思えなくて、>>1:30
  素直に頑張りを認められたら、>>158
  俺は驚いて口がうまく回らなくなってしまったけれど。

  他でもない顔も中身もイケメンな先輩に>>0:253
  そう言われたら、やっぱり俺は嬉しくなって、
  いつもの誤魔化すような笑顔じゃなくて
  自然に顔がにやけてしまうんだ。 ]

(174) 2023/07/30(Sun) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  さりげなく話したつもりだったのに、
  やはり高祈先輩は聡い人だったみたいで。

  先輩が押し黙ってしまって、>>159
  距離の詰め方に失敗したと後悔する。 ]

 そうなんっすね。
 まあ、重荷云々ってのも、
 あるかないかは人それぞれでしょうしねえ。

[  と、それだけ返すと、これ以上踏み込むのは止めた。

  「心に重量がない」とはどういうことなのか、
  本当は聞きたかったけれど、
  これ以上のラインへの越権行為で、
  先輩から避けられたくはなかったし。 ]

(175) 2023/07/30(Sun) 00時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 あははー、100年も眠っていたのなら、
 俺の目の前にいる先輩は、
 俺が知っている先輩じゃないのかもしれないっすねえ。

[  なんて、俺も軽口を返しながら、
  差し出された手には遠慮なくこっちの手を伸ばして、>>161 ]

 あ、俺、新しい服を調達するために
 ミュージアムショップにでも行こうと思うんけど、
 先輩はどうします?

[  俺がこれから向かう予定の場所を言いつつ、
  先輩はこれからどうするんだろうと尋ねてみた。 ]*

(176) 2023/07/30(Sun) 00時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 00時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

[  新しい服を調達するという話をしているときに>>176
  俺の服を軽くつまんで、
  所々に血がしみ込んでいるのを見せたら、

  口に出さなくても、
  高祈先輩にもその訳を分かってもらえるかな、
  なんて思いつつ。 ]**

(177) 2023/07/30(Sun) 00時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 00時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 2階・薔薇のエリア ――

[  別に高祈先輩が不誠実な嘘を言ったなんて
  思ってはいなかった。>>179
  問いをかわすなら、先輩ならきっと
  いくらでももっとうまい言葉を言えたと思うし。

  でも、賢くない俺は、
  できるだけ先輩に負担とならないように
  話してもらう術を知らなかったから。

  それに、俺が話したのはほんの一部というのもあって、
  先輩の深部に触れるのは気が引けたのもある。 ]

(211) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ええ、自分で呪いかけて
 こうしてエスコートしてくれる魔女っすかあ。
 なんかヤンデレじみてるっすね。
 俺が目覚めるまでの間に魔女が世界を滅ぼしてて、
 ここには魔女と俺の2人しかいないとか。

[  なんて言いつつ、先輩に引っ張り上げられ、>>179
  俺は立ち上がる。 ]

 それに、血の跡を見られたら、
 その理由も言わないといけなさそうっすしねえ。

[  今まで隠してきた家庭事情を
  誰それ構わず言う気にもなれなくて。
  だから、俺はこっそりと着替えようかと思ってた。

  そして、今更ながらに先輩のシャツの
  血の跡を見つけたけど、>>181
  どうやら先輩は着替える気はなさそうで。 ]

(212) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ああ、たしかにずっと見回りしてくれてたんすよね。
 お疲れ様です。
 よかったら、おにぎりと味噌汁食べてもらえたら。

[  先輩はカフェに顔を出すみたいだから、>>181
  とりあえずご飯のことを言いつつも、
  苦い笑みには、アリババさんとのやり取りで
  何かあったのかな、なんて思うのみで。

  てっきり、この手は俺を起こすためだけに
  握られたものとばかり思っていたから、
  そのまま手を引かれることに
  俺は戸惑ってはいたけれど、

  別に嫌な気はしなかったから、
  俺は先輩の手をそのまま握っていた。 ]**

(213) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 薔薇のエリア→ミュージアムショップ ――

[  薔薇のエリアを出てからどれくらい経ってからか、
  俺たちの手は離れて。>>185

  ああ、先輩は俺があの場所で
  また酷い目に遭わないように気遣ってくれたのかな
  って、今更ながらに納得した。 ]

 はは、そうっすね。
 付き添いありがとうございました!

[  素敵な服があればいいという言葉に同意しつつ、
  別れ際、俺はぺこりと先輩に頭を下げたのだった。 ]**

(214) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― ミュージアムショップ ――

[  ショップ内を物色していた俺は、
  花瓶に15本のひまわりを挿した絵柄のTシャツに
  着替えようかなと思って、

  Tシャツを持って
  そのまま店を出ようかと思ったときに、 ]

 うわ、律儀だ。
 骨谷先輩かな?

[  レジ前に置かれた2枚の千円札に、>>157
  先輩から届いたメッセージを思い出して、
  やはり優しくて人間らしい人だな、と思った。 ]

(215) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  ――そんな骨谷先輩が生きていて、本当に良かった。

  なんて、思う心はもちろんあるけれど、
  早々にこの世界を夢と決めつけるような
  あまり人間味のない俺は
  お金なんて出すつもりは毛頭ない。

  どうせ、俺のお金やそもそも財布自体だって
  空想上のものなんだから、
  料金を払うことに意味を見出せなかったから。 ]*

(216) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:駐車場 ――

[  俺はTシャツを片手に、こっそりと廊下を移動して、
  駐車場まで来ていた。

  駐車場には屋外トイレもゴミ箱もあったから、
  トイレでこっそりと着替えて、
  元の服はゴミ箱に捨てれば、
  早々に俺が怪我したことは分からないだろうと思って。

  もし、駐車場に出る前に誰かに話しかけられて、
  服の血の跡について聞かれたら、
  俺はテキトーなことを言って誤魔化したんだと思う。

  当初の予定通りに服を着替えて元の服を処分すると、
  一仕事した安心感で、俺は小さくため息を吐いた。 ]**

(217) 2023/07/30(Sun) 11時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 11時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:駐車場→美術館内 ――

[  いつまでも駐車場にいたって仕方ない。
  骨谷先輩や銀先輩に挨拶だってしたいし、
  柊くんに肉じゃがだって作らないと。

  そんなことを思いながら、
  俺は駐車場から美術館内へと足を進めた。

  エントランスを通ったけれど、
  大藤先輩とはすれ違ったかもしれないし、>>262
  もし会えていたのなら、
  いくらかは会話をしたかもしれない。

  いずれにせよ、俺はそのうち
  エントランスを離れて、館内を歩き回ることになる。 ]

(263) 2023/07/30(Sun) 15時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 ……?

[  それは倒れている姿だったのか、>>251
  はたまた後ろ姿だったのか、
  絵画の前だったかもしれないし、
  もしかしたら、少しは移動していたかもしれない。>>249

  いずれにしても、見慣れない赤茶けたマント姿に、>>249
  それが誰なのか分からずに、
  俺は訝しみながら近寄ったんだけど、 ]

(264) 2023/07/30(Sun) 15時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 え、銀先輩?

[  周りには他に人がいるようには見えず。>>253

  先輩がなんでこんな時代がかった格好をしているのか
  分からずに、俺は銀先輩の名を呼んだ。

  もし、先輩がまだ床に横たわっていたり、
  座っていたりしたのなら、
  心配して俺もしゃがみ込み、
  「大丈夫っすか?」と声を掛けたと思う。 ]**

(265) 2023/07/30(Sun) 15時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 15時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 少し前:エントランス ――

[  一瞬、俺に言われたんだと思って、
  その声のする方へと振り返った。>>268

  しかし、木陰で見えにくくはあったけれど、>>266
  大津先輩の体や視線の向きから
  他の人と話しているんだろうなと俺は思った。

  「誰が死んでようが構わない。」
  言葉通りに取れば、
  興味がないという意味になりそうだけど、

  今までの経験から、大藤先輩は不愛想だけど、
  先輩なりにこっちを気遣ってくれているのは
  何となく分かったから、冷徹な人とも思えなかった。

  だから、自分が死んでてもいいという
  生存欲のない人なのかな、と思って、
  会話を盗み聞きしないようにと、俺は足を進めた。 ]**

(298) 2023/07/30(Sun) 19時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:美術館2階 ――

 そうですか。

[  銀先輩の簡潔な回答には、>>279
  俺も簡潔に返す。

  儚いを通り越して、
  瀕死の状態にも見える先輩の表情に、

  現実世界に戻れることを差し引いても、
  よほど大きなショックがあったんだろうけど、
  俺からはわざわざ問うことはなくて、 ]

 俺は、そうですね。
 先輩に背中を貸せるくらいには大丈夫です。

(299) 2023/07/30(Sun) 19時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  後ろを向いているから、
  泣くのにハンカチ代わりに使ってもいいし、
  俺が壁になって、不平・不満を喚かれてもいいし、
  くらいの気持ちで言ってみた。

  俺が死んでいたら、
  俺から銀先輩に何かしてあげられるのは、
  これが最後になるかもしれないから、
  何か力になれればと思ったんだけど。 ]*

(300) 2023/07/30(Sun) 19時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 19時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 骨谷先輩へのご挨拶 ――

 あ、お疲れ様っすー!

[  アリババさんの宣告は終わった後の、>>2
  いつかどこかのタイミングで、
  骨谷先輩にバッタリ会った俺は
  そんな風に声を掛けたんだ。 ]

 骨谷先輩。俺はね、
 生きたい人がちゃんと生きている世の中って、
 すごく健全だと思うんです。

 だから、先輩が生きているって知って、
 俺、すごく安心したんですよ。

(306) 2023/07/30(Sun) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 だって、もし先輩が死んでいたら、
 「自分の代わりにオマエが死ねば良かったのに」って
 恨み言言うかもしれないくらい生きたかったんでしょう?

[  いつかの会話を思い出して言ってみたけれど、>>1:306
  生きているだけでは解決しない問題の可能性は>>272>>273
  この時の俺は全く思い至っていなかった。 ]

 骨谷先輩の人生が幸せなものならいいなと思います。
 あ、あと彼女ガチャも頑張ってくださいね。
 35億回も回さなくたって、
 先輩ならきっといい人現れるっすから!

[  そう言って、励ますように、
  俺はグッと握りこぶしを作ったんだ。 ]**

(307) 2023/07/30(Sun) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:美術館2階 ――

 たしかに、すぐに言葉にできないこともあるっすよね。

[  銀先輩に背中を向けながら、>>304
  俺はうんうんと頷いて、 ]

 あははー、バスの中で約束しましたもんね。
 じゃあ、俺が現実世界に戻ったら、
 先輩のためにパパっと作るんで、
 絶対食べてくださいね。

[  もちろん現実世界に戻れない可能性は気付いていて。
  それでも、それで先輩の心が落ち着くのなら
  俺は平気な顔で
  果たせないかもしれない約束だってする。>>305 ]

(308) 2023/07/30(Sun) 20時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 分かりました。ゆっくり寝ててくださいね。

[  背後をちらっと覗くと、銀先輩は瞳を閉じていて。>>305
  救護室のベッドの方が寝心地はいいのだろうけど、
  いつもの西門教授以上に悲観的に見える先輩を
  そこまで動かすのも気が引ける。 ]

 俺はもう少しここにいますね。
 あ、寝顔は覗かないっすけど、
 先輩が落ち着かないなら、俺は移動するんで。

[  相変わらず銀先輩には背中を向けつつ、
  俺はこの場所に留まるつもりではあったけど、
  「お前邪魔だよ(意訳)」と言われたら、
  さすがにここで別れるつもり。 ]*

(309) 2023/07/30(Sun) 20時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 20時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:美術館2階 ――

 あ、おはようございます。

[  俺は失言したことには気付かずに、
  半身を起こした銀先輩と向き合うことにする。>>314

  先輩の先ほどよりも少しは落ち着いたようで、
  淡々とした表情に内心安堵しながらも、 ]

 落ち込んで見えるというか……
 こんなところで寝てると、
 他の人が通りかかったときに駆け寄って、
 銀先輩のこと起こそうとするかなって。

 でも、俺がいたら代わりに説明できますし。

[  一人にしてほしいと言われる可能性を考えて、
  先ほどは言わなかった理由も付け加えつつ、>>315 ]

(327) 2023/07/30(Sun) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 あ、そうなんすよ。
 外に出たら汗かいちゃってー。

 このTシャツはミュージアムショップから
 こっそり拝借しちゃいました。

[  いいでしょーっと、Tシャツを片手で摘まみつつ、
  俺はさっき駐車場で必死で考えた>>217
  嘘の理由をこれまた笑顔で並べ立てた。 ]*

(328) 2023/07/30(Sun) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 骨谷先輩からのLINE ――

 へえ、カップ作るんすね。
 でも、骨?

[  それは銀先輩とまだいたときだったか、
  それとももう一人でいたときか。

  骨谷先輩のメッセージを読みつつも、>>316
  まさかカップ作りに人骨を使う可能性は
  今まで思いつかなかったのだけど、
  俺は特に嫌とも思わなかったから、
  ぽちぽちと個別メッセージを送る。

  『いいカップができるよう応援しています』
  『誠実とか優しいとか明るい以外なら
  骨谷先輩の俺のイメージ通りで大丈夫です』
  『骨って俺の骨ですか?先輩が手間でないのなら
  使ってもらっても問題ないです』 ]

(333) 2023/07/30(Sun) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  “誠実”も“優しい”も“明るい”も
  全部俺に相応しくない気がして。

  きっとそんなカップを
  俺をイメージして作ったと言われたら、
  きっと俺は申し訳ない気持ちになってしまうから。 ]**

(334) 2023/07/30(Sun) 21時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 21時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:美術館2階 ――

 はい。一応そのつもりでしたが、
 言葉にすると、なんか恩着せがましいっすねえ。

[  なんて苦笑を零しながら、 ]

 はい、ミュージアムショップっす。
 綺麗なはがきとか色々とあったので、
 見ているだけでも楽しいと思うっすよー。

[  まず最初に出てくる発想が、
  絵画の中に入った、ということは、>>338
  銀先輩が絵画の中に入った、
  もしくはその知識がある、ということか。

  立ち上がる先輩に倣うように、
  俺も立ち上がると、 ]

(346) 2023/07/30(Sun) 22時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 銀先輩は、もうすぐこの場所から
 お別れしないとですもんね。
 時間の許す限り、見て回るといいと思うっすよ!

[  絵画に向き合って、別れを告げる先輩に、>>339
  もしかして、これがバスで言ってた
  見たかった作品なのかなって何となく思ったけど。

  絵画に別れを告げる理由や経緯は分からなかったけど、
  俺は別にその言葉が縁起が悪いなんて思ってなかった。

  だって、「さよなら」と言おうが言うまいが、
  起こった結果は変わらないし。 ]

(347) 2023/07/30(Sun) 22時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 いえいえ、どういたしまして!

[  お礼の言葉を言われる頃には、>>340
  銀先輩の笑みは戻っていた。

  ――よかった。少しは役に立てたみたいだ。

  俺はホッと安心して、笑顔を浮かべると、
  特に引き留めることなく、先輩を見送った。 ]**

(348) 2023/07/30(Sun) 22時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 22時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:2階・絵画『運命』の前 ――

 ふうん、なるほど。

[  銀先輩が立ち去った後、
  俺はじっくりと目の前の絵画を見てみることにした。>>0:319

  なんとなく、先ほど銀先輩が着ていた服装と
  この絵画の世界観がマッチしている気がする。

  それに、子供の頃に気に入った絵もこの絵らしいし、>>350
  絵画の中に入ったのは、やはり銀先輩なのかな、
  と、俺は推測する。>>346

  ただ、ほんの少し前なら、
  直接文句を言ってやりたい人間もいたけど、>>65
  俺の感情はもうすっかり冷えていて。>>145>>173 ]

(354) 2023/07/30(Sun) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 まあ、今のところは絵の中に入らなくていいかな。
 直接会って、言い訳なんて聞きたくないし。

[  父さんがどれだけ
  俺から恨まれる覚悟があったか知らないけど、>>173
  死人には口など無いのだから、
  俺が父さんに対して思う感情に
  口を挟まれたくなんてない。 ]**

(356) 2023/07/30(Sun) 23時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 23時頃


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