人狼議事


15 青き星のスペランツァ

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【人】 黒い取引先 アリババ

 ――ああ、そう、
 持ってきてくれた水質サンプル

[キランディが持ち込んだサンプルについてだ。>>2]

 各地様々な物が比較できて助かった
 君と、君の翼には大変感謝している
 ありがとう

[機動力のある彼…では無く彼女には大変助けられている。無人飛行探査機では到底追いつかない場所だ。
無理矢理話題を変えるような物であったが、直接の礼はキランディにも言っていなかったから。*]

(57) 2021/11/11(Thu) 22時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 おはよう、ケトゥートゥ君

 …イーヤー、

[彼女の言葉の、彼女の挨拶を返す。>>58
だが笑うような口元に不安を覚える。
足取りはいつもより重く感じたし、何より無理をしているように思えた。]

 ちゃんと寝たのか

[そう言って、小さな背に手を差し伸べる。
子供扱いをする訳では無いが、もしかしたら自分の方が誰かに触れたかったのかも知れない。*]

(59) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 うん、
 …うん、ありがとう

[自分でも何に礼を言っているのか少し分からなくなったが、きっと何重にも重なった物への礼だ。>>60]

 ハロ君と?
 高度が高い場所を飛ぶのか
 はしゃぎそうだなぁ、
 風に流されないように見ててやってくれ

[うっかり流されて慌てる姿が目に浮かぶ。
いや、ハロ君はそれも喜ぶかもしれないな…?
空中では発信機の座標が曖昧だ。地面ならともかく、高度があると途端に探しにくくなる。キランディのように大きく輝く翼なら見つけやすいんだがなぁと、小さく笑った。]

 たまには息抜きも必要だ、
 探索が"ついで"になる日があっても良いんだよ

(67) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[君達が持ち帰る物が些細なお土産程度でも構わない。スペランツァは自由探索であるのだし、休むタイミングもまた自由。
と言って居れば、此方の無茶を指摘された。]

 …あ――…
 まあ、私もたまには休むかな

[バツの悪そうな声が出た。イースターと海を見に行ったのは息抜きの枠だが、それでも膨大なデータの処理に若干缶詰めになっている。
知識や情報整理のポジションには好きで張り付いているのだが、自分は大丈夫と思って居ても他者から見れば大丈夫では無い事もあるだろう。]

 程々にする、心配させてすまないね

[アップダウンが激しいのは、情緒不安定と言うのだそれは。感情がジェットコースター、種族的な興味と高揚に、自身の心が追いついていない。繊細かどうかは分からないが、そこは自覚している。
追加で心配をさせている事には何となく気が付いていたが。]

(68) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[ケトゥートゥの小さな背を、ゆっくり撫でる。>>61
分からないと言われれば、そうかと答えて、]

 不安定なら、
 食事をして一旦気分を切り替えるかね

 少し区切りがついて、処理が追いつく
 前にそうだと、…調べたことがある

[私には出来ないが、君たちはそうするのだろう。空腹では精神が滅入る。
食事をするであれば、キランディにケトゥートゥを任せるか。見下ろしていた視線…自分に目は無いのだが、ソレがあると思しき頭部をキランディの方に向け、]

 どうかな

[そう、提案をしながら小さく首をかしげた。
会ってからか、会う前なのか、タイミングは任せるけれども。
己の腕や手であると定めた末端部分に、じんわりとケトゥートゥの体温が移る。*]

(69) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 スーパーすごい、モード、ホバーの改造?
 それはもう新しい物に作り替えた方が早いが

 考えるか、うん、それはなかなか
 …おもしろいな?

[キカ君の事言えない立場、二度目。
当たり前のように周囲を巻き込む気で居る。
よし、やれそうなメンバーに手当たり次第に話を付けておくかなお前回参加していたメンバーは確定で参加対象であるぜったい逃がさないよ。

中が気になる、言って、会って来る。
その言葉に静かに手が離れて、背中が扉の向こうに消えて行く。

行ったのだが、飛び出すように引き返してきた顔は次第にぐちゃぐちゃになって行って、]

(76) 2021/11/12(Fri) 00時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 ケトゥートゥ、ケトゥートゥ
 大丈夫だ

[泣き出した相手に一瞬驚いた顔をしたが、跪いて帽子越しに目線を合わせ、肩に手を置き静かに語り掛ける。]

 少し休もう、その方が良い
 今すぐに全部受け入れなくていいんだ

[急に全ては無理だ。誰も心の準備なんて出来ていない。
ゴボンと、自身の頭部でひときわ大きな気泡が弾ける。もしかしたらつられて泣いていたのかも知れない。
泣いた事は無いから、何も分からないのだけれど。*]

(77) 2021/11/12(Fri) 00時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 うん、居るよ
 だからそう慌てて泳がなくともいい

[>>75部屋から出て慌てているハロの声に気付く。顔を上げもう片方の手をヒラリと振り、大丈夫だからと落ち着けようとするのだが…。]

 (なんか大丈夫じゃ無いなぁ)

[ええ、いろいろとね。
部屋の前が凄い事になって来ちゃった気がする。

キランディ君、どちらか頼めない?一度休もう。
アイコンタクトバチーンバチーン。

私、目は無いんですけどもね。*]

(78) 2021/11/12(Fri) 00時半頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 00時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

[ありがとうキランディ助かるすまない。言葉には出さなかったが、相手を見上げ頷く。>>79
ここはふたてにわかれよう。

ハロに声をかけるキランディの声を聞き、ふんわり揺れ、彼女に乗ったハロを確認した。>>80

大丈夫?と二度聞かれたが、大丈夫じゃないなと正直に答える度胸は無い。
が、大丈夫だと嘘をつく度胸はある。]

 ああ、大丈夫だ

[大丈夫じゃないから、大丈夫じゃ無くとも、落ち着かせる。
自分の心も含めて、だ。]

 ハロ、先日のデータありがとう
 凄く助かったよ

 キランディと遊びに行くんだろう?
 気を付けて、楽しんでおいで

[ふわふわのハロを見上げ、笑みと共に忘れていた言葉を付けたした。*]

(83) 2021/11/12(Fri) 01時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[泣く声も、慌てる声も、求められればハグしたのだが――…、
抱き付いてこない限りは良いかなと思って居た。
無論キランディもちゃんと含まれている。

一応ブヨブヨとしては居ないものの、ヒトの抱き心地では無い上に、温かくないので。

ケトゥートゥの前に跪いたまま、しばしゆっくりと、子を寝かしつけるように肩をぽふぽふ叩いている。*]

(89) 2021/11/12(Fri) 01時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

― 二日目/"海"付近 ―

[ウルトラ雑い説明であった物の、イースターの察し能力で会話や計画がきちんと進んでいる。ように思える。>>86]

 そうか?
 そうか、そういえばそうだな、

 そうか…

[そっかぁ…。
そんなには無理です宣言に若干シュンとしていたが、言われても結局選別作業に困っているので完全に好奇心に負けていた。
最中、「手伝わせてすまない」と謝っていただろうが、ドノツラですまないと言っているのかは謎である。顔のツラが厚い。
顔は無いんですけどね!イッツジョーク。]

(94) 2021/11/12(Fri) 02時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[その後、狼狽えた挙動と説明に首を傾げられ、戻され、しかし事情は無事把握されたようだ。
決して君の好意を断るつもりでは無く諸事情により…という慌ても混ざって居た為、ほっと胸をなでおろす。]

 謝らないでくれ

 あまり周囲に言わない私も私であるし、
 そも、滅多に船外に出ないからな

[>>87種族特融の物、体組織不適合。説明を始めたら長く複雑になる為、黙って居る事が多い。自分達の種族は滅多に見る事が出来ない事も拍車がかかっている。
アリババ自身、同種族に会ったのは年月も忘れた程のずっと昔に1度か2度。それぐらいだ。

調査船に乗るであれば、星への適応能力が高い方が良いに決まって居る。だからイースター達のような者の方が当たり前なのだ。
静かに頭を振るが、隣にと言う言葉にはゆっくりと頷く。]

 ああ、では私も隣に失礼しよう

(95) 2021/11/12(Fri) 02時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[出て来るであろうギロチン君のお弁当は何かと覗き込むが、食物に対して自己に紐づく知識がまるで無い為、不思議な物質だなと思って眺めていただろう。
イースターの隣に座り、降り注ぐ色彩を見る。

情報として閲覧するソレではなく自ら浴びる光、他者と共有するという行為に、小さな気泡が幾つかコポコポ産まれて消えた。

どうやら勘違いしちゃった恥ずかしいワーどうしよう!の青春テンプレにはならずに済んだらしい。
既になっていたかもしれないが、そこら辺のジャッジは他者の手に委ねられるのだ。*]

(96) 2021/11/12(Fri) 02時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[目の前の体温が肩口に来れば、肩を叩いでいた手は後頭部に回る。>>91
テンポはゆっくり、そのまま。
もう片方の腕で、止まらない涙の背をそっと抱きしめる。

気の利いた言葉は出ない。
全部夢であったらどんなに良かっただろう。
アシモフもギロチンも、ふわふわと動き回る姿の記憶はまだ新しいのに、今は扉の向こうで静かに眠って居る。

合成樹脂の服と、弾力があるようで張りがある、肉とは異なる感触の身体。
キランディとハロが談話室に向かうのを見送って、>>88>>92>>93
もしかしたら、このまま泣いている所を見られるとケトゥートゥが恥ずかしがるかもしれないと周囲を見渡して、必要であれば抱いて運ぶかなとボヤボヤ考えていた。

心音の代わりの、コポンコポンと気泡が産まれ、消える音。
それはもしかしたら、古い大樹が水を吸い上げる音にも似て居たかもしれない。**]

(98) 2021/11/12(Fri) 02時半頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 03時頃


【人】 黒い取引先 アリババ

― 二日目/"海"付近 ―

[大変真っ当な答えだろう。暴走探索にストップが入る。>>112
イースターの言うとおり、何も今日全てやらねばと言う事はない。
後日出直す、もしくは誰かに任せればいい。

他の立候補者が居なければが前提の話だが、イースターが付近の調査を行うなら、このまま引き継ぎと言う形式に収まるだろう。
自分の広範囲ローリング探索パッションも分かられているし。

無論、希望するような「全部」は無茶なのだが。

単純な年齢はアリババの方がはるかに上な筈だが、現在の手綱はイースターが握っている。]

(127) 2021/11/12(Fri) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[船に乗った理由を尋ねられれば、イースターの目と触角を静かに見つめる。>>113
彼女のソレは、表情よりも敏感に感情を露わにして居る様な気がした。顔色を伺うように、少しずつ言葉を選んで。]

 調査船に『居る理由』は習性から

[自分達は好奇心や知識欲が強い。種族習性や欲のまま船に乗ったと言うのは何も間違ってはいない。
スペランツァのような探査船に居れば、確定で数多の情報が手に入る。
それで満たされるのならば、その者にとってソコが一番落ち着く場所になるのだろうし、足らなければ後先考えず別の場所に突っ込んで行く。

他の者も現場の形がなんであれ、複数情報が行き来する所に居ついている筈だ。
少なくとも自身が最後に会った同族は、そう言った理由で探査船に乗っていた。

しかしそれは、態々クルーを希望した理由にはならない。]

 だが『探したかった物』は別にある

[私的な理由は全く別な、酷くシンプルな物で。]

 私はいつか、こんな探査装備を全て脱ぎ捨て、
 命ある星の上で、そのまま生きてみたい

(128) 2021/11/12(Fri) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[問いへの答えは、"海"より更に遠い風景へと吸い込まれて行く。
頭部をやや傾け、黒い水面を揺らし、気泡が産まれ、消え、
目の前のイースターでは無い遠い何処かを見つめる。]

 私を受け入れてくれる星にたどり着く
 もしくは、解決方法を探す

 クルーを希望したのは可能性を求めて、だな

[他者が持って居る当たり前の権利が羨ましかった。]

(129) 2021/11/12(Fri) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ


[この星は、命と言う名の有毒物質で溢れ、
致死量の毒素に汚染されている。


身体の全てが四肢あり消化器でもある自分にとって、異物の摂取は致命的な物だ。

外界との遮断無しに生きてみたい。この色彩の中で生きて良いのだと、そんな許しが欲しかった。
誰に願い乞う訳にも行かない物だが、許しという物を求めていた。

自分も、命に祝福される何者かになりたかった。
形の無い何かでは無い、ありふれたヒューマノイド体。
本来の自分では無い何者か、他者との交流で生まれる感情、自分の知らない自分が行き着く場所。

ああ――…、私にも顔があったなら、ば。]

(130) 2021/11/12(Fri) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[天然水源を見るのは彼女と違い初めてではない。>>0:26
だが遮断された風景を、切り取られた額縁の世界を、唯々眺める事しか今まで出来なかった。

自分は決して死ににくい訳では無い。>>2:115
船内でも安全は約束されておらず、望まぬ異物の取り込みで体組織が崩壊する身体、他者と己を隔てる壁のような『袋』。自己管理が生死を左右し、他者と接する為の免疫を常に更新し続ける自己知識。

情報としては把握しているサンドイッチと言う物質も、数字やグラフ、他者の残す言葉の羅列しか知らない。
口腔補給され徐々に欠けて行く食物と、それを黙々と口にする横顔。
きれい、おいしい、ならよかった。>>114
そんな単語の感想が幾つか沸いて、]

 いつか私もソレを食べてみたいな

 君と並んで、
 また"海"を見ながら

[憧憬し渇望するものは、
たったそれだけの些細なしあわせ。*]

(131) 2021/11/12(Fri) 17時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 ― 三日目・朝:安置室前 ―

[移動するであれば、行き先はケトゥートゥに任せる事になる。>>118
服の裾は好きなだけ掴んでいくと良い。男は何も言わず、静かに声を撫ぜている。

ふと、ケトゥートゥが小さく名を呼ぶ。
視線を同じ方向に向ければ、名の持ち主であるジルのほのかな明かりが見えた。>>102
小さな手が伸ばされるのを微か笑いながら見る。
ジルがこちらに歩んで来るならば、自分も手を伸ばし、数度毛並みを撫で、ゆっくりと手を放す。

そろそろ立ち直らなければ。
探索三日目、クルー達が徐々に出発し始めている。
今は自分に出来る事をと、静かにケトゥートゥとジルから離れていく。

ケトゥートゥは先より落ち着いたようだし、ジルはそもそもセラピストだ。
過保護すぎても困るだろうと後ろに下がる。

まあ自分に付いて来るであればついて来ていいので話は別だが、多分ついて来ても、大慌てな未来が待って居るぞ。*]

(132) 2021/11/12(Fri) 19時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 ― 三日目:アリババのいつもの場所 ―

[機械の山の中、普段通りのポジションに付き、通信を複数立ち上げ、本日の業務を開始する。

したの、だが、>>121>>122]

 待ってくれ、そこにそんな物は…
 待て待て少し地質のファイルをもう少し

[今探す、待ってくれ。
ライジからの通信に、平原のデータを漁る。
周囲に川などあったか?いや、今の時期は干上がっているだけかもしれないしなんならその水源自体も昨日までは干上がっていて今日になって顔を出したとかそう言うイレギュラーな地形の…。

思考をグルングルン回転させていると、リアルタイムの動画が送られてくる。
風景は揺れているが見通しは良い、何故こんな場所の物を見落としていたのか、やはり急に発生した何かがあって自分達には察知できずで、つまり、その、ええと、]

(133) 2021/11/12(Fri) 19時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[映像が水面に寄る。>>123
水たまりのようだなと思いながらそれを見ていたが、]

 待てライジ君、そんな無防備に近寄るのは

[無防備に突っ込む自分が言えた事では無いがちょっと待って欲しい。
機械越しではやや冷静寄りのアリババ、ライジちょっとまって、ステイをかけようとした。
が遅い!]

 …あ?

[あああああっ??!?!>>124>>125
映像が傾き、水平線の位置も徐々に下に――、つまり落ちて居るでは無いかこれは、落ちて居るが?!

『溺死』

その言葉が脳裏によぎり気が遠くなり、身が一瞬どろり崩れかける。
マズい一番付近に居るクルーは誰だいや近くとも足が遅い間に合わない、では一番早い手段はというと。]

(134) 2021/11/12(Fri) 19時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 今行く!!!!!!!

[いまいくライジくん!!!私が今行く!!から!!!!
他の船内待機クルーを向かわせるとかそう言う事は思いつかなかった、何も思いつかない。
バンと部屋を出て、自室にある探査全身装備も拾わず、整備室で待機している複数種の探査機をザッと見て自分が動かせそうなものはアレでソレとアレで説明書操作方法は幸いにも頭に全部入って居るからええと!つまりは!

アレだ!
ええいなるようになれの勢いでドゥルルンと擬音通りに身体を流しこむと、
ガション、
重い鋼のそれが動き出した。]

(135) 2021/11/12(Fri) 19時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 ― 三日目:平原 ―

[沼に沈み込んでいくライジの探査機の上空、ふと大型の影が落ちる。

回転する複数の羽、大型マルチコプター構造。
全体は白く、脚部はやや頼りないものの、大型の荷を吊るし運ぶため胴部分はそれなりに大きい。

移動式かつ、浮遊型クレーン。もしくはウインチ。
馬力はあるのだが細かい操縦に難アリ、付近目視にてリモコン遠隔操縦を推進。
空中作業で大きな荷の上げ下ろしを行う為の物だ。滅多に出番は無い上に『マーレ10』で使うにはまだまだ出番が早い。
荷運び以外に特別な機能は備わっていない。
重い物の上げ下ろし運搬できる無人飛行探査機、それだけ。

ソレが凄い勢いで飛んで来たと思うと、ライジの頭上でピタッと止まる。凄く器用に。

下部のワイヤーは既に下がっているが、ここに来るまで先端を色々な物にひっかけて来たのだろう、植物の葉が枝ごとブッ刺さっている。ケトゥートゥに死ぬほど怒られるのでは?というのはなんとなく想像がつく。

本来、付近地表に監視者が居る、かつ遠隔操作される物なのだが、ものすごい勢いでワイヤーを引きずってきたソレの周囲には誰も居ない。

だと言うのに、かなり正確に動いている。]

(136) 2021/11/12(Fri) 19時半頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 『ライジ君!?』
 『まだ死んでないよな?!?』

[まだ沈んでないよね?!?!?
通信に若干ノイズが入るが聞き覚えのある声。よくよく浮遊機胴部分を見ると、サンプル保管用の大型ポッドがはめ込んである。
はめ込んであるというか、それが正しい姿なのだが、中にものすごく見覚えのある黒い液体がダプダプ揺れていただろう。
そう、カプセル入りのアリババ(※本来の姿)である。

本来ヒトが乗れるようには作られていないのだが、入ってしまえばこっちの物。
ボッチャンボッチャン激しく揺れているが、特に酔うことはない。凄くシャッフルされているが。

自分が乗れて!使用時期でない為船に放置されており!シンプルに早く!重い物でも引き上げ可能!
これしかない。

ワイヤーは既に垂らしてある、引っかけられればそのまま引き上げ可能だ。
代償は入れ物に収まった自分の姿の見せびらかしだが、特に恥ずかしい訳では無い。**]

(137) 2021/11/12(Fri) 19時半頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 19時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

 ― 三日目:平原 ―

 『操縦は暗記している!!!!』

[ツッコミには大声でそう返す。>>139>>140>>141>>142
操縦マニュアルどころかテクニック系統の情報は丸暗記している。動かしたのは初めてだが。
実はすごく無茶な事している?そう、そうだな。そうです。

付近に居るクルーを派遣しても、沼で沈みそうな機体を持ち上げるパワーはない。重装備でパワーある探査機があっても、足が遅く間に合わないかもしれない。

その時、キランディとハロの顔が脳裏によぎる。
飛ぶのが一番早いな、ってね!!

探査機は置き去りにしてライジだけ引き上げればよかったのでは?
そう言われてみれば確かにそう。
でも機体が沈没したらライジは悲しむ。何方にせよ自分が入れる場所があり、邪魔な座席が無い機体はこれだった。
身で即滑り込むなら、座席はかえって邪魔だ。自分は密閉される場所に入りさえすれば良い為、機体に最初から付いていたサンプル収集用ポッドに滑り込めば即動ける。

これしかない。]

(161) 2021/11/12(Fri) 22時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[ギリギリ沈まない状態をキープしていた機体に、ワイヤーを下ろす。>>143
操作はポッドの中で行っており、本来ヒトが乗らない機体に無理矢理乗り込んで視界も良好な為精密操縦もできる。我ながらパーフェクトではないかね?

手を振るライジを確認すると、ワイヤーを巻き上げる。重い機体に若干高度が下がったが、再度上昇、沼から引き上げると着地地点まで慎重に移動。
水源付近の地形は不安定な可能性も考慮し、少し離れた場所を目標にし、自身の乗ってきた機体も付近に着地させた。

自分はポッドの外に出ることは出来ない。
と言うより、コレは自力で出られる構造では無い。

そう言う用途の入れ物では無い。割とガッチリロックされている。]

(162) 2021/11/12(Fri) 22時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

[真っ先に来たのは、それ以外に何も考えて居なかったからだ。
自分で動いて助けられそうなら、行く。

これでも死んでくれるなと凄く焦って居たんだぞと言わんばかりにポッドの中でガボガボ沸騰しているが、それサンプル採取用の入れ物であって、主に原生生物やらを運ぶ為の物。

つまりマヌケな姿を晒しているのだが、これでライジが助かるであれば何も恥ずかしい事は無い。]

 『水遊びは控えたまえと言っただろう!』

[大変ぷんすかしている。*]

(164) 2021/11/12(Fri) 22時頃

黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 22時頃


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 23時頃


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 23時頃


黒い取引先 アリババは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 23時半頃


【人】 黒い取引先 アリババ

 ― 三日目:平原 ―

[ぶっつけ本番なんとかなれーッ!状態だったのは黙って居た。
行けると判断した瞬間、既に身体が動いていた。間に合わなくとも足掻かないよりはずっと良い筈だから。
結果自分の命を捨てる事となってしまったとしても、後悔はしなかっただろう。
まあこちらのポッド大変頑丈なので墜落してもこれだけは無事で残れたりする。サンプル収める用入れ物、自分的にはスーパー安全シェルター。]

 『ソレは君にとって大切な物だろう』
 『君もソレも、失う訳には行かない』

[どちらも自分にとって大切なクルーだ、見捨てることは出来ない。だから助けた。
ライジ探査機の動作に問題は無いらしい。帰還してから清掃し、点検の手が入るのだろう。ぶら下げたまま飛んで帰っても良いが、動けるなら自分の足で帰還してもらう。
流石にそこまで器用では無い。木の中に突っ込んでも良いのかね?ん?
ワイヤーにブッ刺さっていた枝を見たまえ君。>>136]

(173) 2021/11/13(Sat) 00時頃

【人】 黒い取引先 アリババ

 『ヨシ!』
 『反省したなら良い』

[分かってくれればいい、気を付けてくれたまえ。
子供のように目を逸らしたのは頂けないが、謝れたのならそれでいい。
入れ物の中で沸騰していた物体が徐々に落ち着く。]

 『帰るぞライジ君、』
 『ケトゥートゥ君を置いて来てしまった』

[待ってと言われる声が聞こえて居ない訳では無かったのだが、すまないそれ所では無かったすまない。>>171>>172
マッハで置いて来てしまった事は把握して居る。]

 『叱られるから帰ろう』

[現地植物の枝も折ってしまったしな。
そんなころか、キランディからの緊急信号が入ったのは。*]

(174) 2021/11/13(Sat) 00時頃

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