人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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視点:


【見】 公安部 カガ

―― 戦闘後 ――

[問いの後か、先か。>>@2:43
 乾に抱え上げられていた七尾の身体は
 七星の時と同様にその場からゆっくりと掻き消える。
 消えてしまうだけでは、コックピットに居る者は
 七尾がどこに向かったのか判断が出来ない。]


[ 『アストロの隙間』―― >>668
 転送場所のことをハロから聞くことが出来たかどうか。
 聞いたとて、すぐに理解するのは難しかっただろうが。*]

(@0) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時半頃


【見】 公安部 カガ

── 戦闘終了後 ──

[人目に触れぬように解散すべき、とは頭の端にあるが
 すぐにその場を離れる気になれず、転送先では
 生徒たちから少し離れたところに佇んでいた。

 倒壊した建物や避難の痕跡。目の前の光景は
 受け入れ難い現実を二重三重に此方に突きつける。
 合宿を終えてから、否、あのロボットを見てから
 立て続けに心沈む出来事ばかり起きるからだろうか、
 どうにも建設的な方向に思考が向いてくれない。
 
 何か出来ることを。
 出来ることは。]
 

(@1) 2023/08/17(Thu) 01時頃

【見】 公安部 カガ

[回らぬ思考を巡らせている最中、呼びかけられて。
 驚いたように振り向けば柊木の姿があった。>>0]


  ……おわ。 吃驚した。柊木、どうした?
  相談………?


[常の彼とは違う様子に、一も二もなく頷きを返した。]


 構わない。
 病院の方に行けばいいんだな?
 流石に、今日の今日というわけにはいかないから
 明日、昼過ぎに見舞いに行くよ。

[柊木にはそう返答し、その日は帰路についたのだろう。]

(@2) 2023/08/17(Thu) 01時頃

【見】 公安部 カガ

―― 翌日:病院 ―― 

[ハロに転送を依頼しても良かったのだが
 病院の場所は顧問との連携で知っていたし
 見舞いの態……というか、見舞いも兼ねて車で赴いた。]
 
 よう。 これ、見舞いの品な。
 食い物じゃない方が良いと思って、
 色気もなく飲み物だけだけど。
 
 …で、どうしたんだ。
 らしくない顔してた、が?

[柊木に座って良いかと確認を取りつつ
 適当な椅子を引いて腰かけた。*]

(@3) 2023/08/17(Thu) 01時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 02時半頃


【見】 公安部 カガ

―― 七尾戦翌日:病院 ―― 
 
 言っとくがそんな洒落たもんじゃなくて
 そこらで売ってるただのスポドリだから。
 …思ったより、調子戻って来てそうで安心したぜ。
 合宿所で倒れた時は、どうしたものかと。

[コックピットで引いていた点滴はもう無い。
 彼の飲んでいた物>>0:167ならば問題も起きないかと
 持ち物に一応の配慮はしたわけだけれど。
 しかし、話を始めれば快活な調子は鳴りを潜め
 すぐに真剣な相談へと話題が変わったので
 己も真っ直ぐに柊木を見る。]
 
 ん……分かった。
 一旦一度お前の話を全部聞いて、
 それから、こっちも話させて貰うな。

[そうして、彼の話に耳を傾けた。]

(@4) 2023/08/17(Thu) 03時半頃

【見】 公安部 カガ


 ……… そうだなあ。
 色々聞きたいことはあるけど。
 先に、俺も内緒話しておこうか。

 
 お前たちの中に契約していない奴がいる
 らしいことはな、ハロから聞いて俺も知ってた。
 どういう心算で俺にそれを伝えたのかは
 ぶっちゃけ良くわからないが……、

 ……柊木と同じことを考えて、今の所黙ってた。

[天文部の結束が固かろうと、想いは個々で違う。
 あわや天道と乾の間で衝突が起きそうになったように
 一枚岩で立ち向かおう、というのは理想論で。
 死の運命から一人逃れた者へ、外の者はどう思うだろうかと。]

(@5) 2023/08/17(Thu) 03時半頃

【見】 公安部 カガ


 光ってる部分、のことは気付いてなかったんだけどさ。

 一人死ぬと、アストロの光点が一つ消えるんだよな?
 なら……柊木の見立て通り、
 気づかれるのは、早いか遅いかでしかないな。
 
 …………席が足りない、か。
 そうだな………

[柊木に据えていた目を、一度、
 彼のベッドの向こう側の窓の外に遣る。]

(@6) 2023/08/17(Thu) 03時半頃

【見】 公安部 カガ

 まあ、そうなったら……、
 俺が、次回のマガジンに入ればいい。
 死んで構わないって訳じゃ、全然、ないが…… …
 お前らが戦ってる中で、俺だけって結構辛いのよな。
 だから、そうするしかなかったら、そうする。

[柊木の責任ではないのだろうに、責任を感じてか
 泣き出しそうな表情をするのを宥めるように
 なるべく何でもない口調で己の意志を彼に伝えて]

 ただ柊木の話から行くと、契約しなかったって奴も
 不測の事故みたいな形で未契約なんだろうから
 そいつに自覚があるか、ないかってこともあるし。

 未契約が露呈した時に、そいつが敢えて
 搭乗しようとするか――、まあ普通に考えて
 死んじまうって解ってからじゃ乗らない、 か。


 正直、一人でも助かるならその方がいいんだけど。

(@7) 2023/08/17(Thu) 03時半頃

【見】 公安部 カガ


 で、これは聞いていいこと、 かねえ……?
 あー、……言えないとか、言いたくないことなら
 無理に言わなくていいけどさ。


[言葉を切る。
 疑問点は二つあったが、悩んだ末に
 もしかしたら重いかもしれない方の
 疑問から口にすることにした。]


 柊木は、何故二人分契約出来た? 


 *

(@8) 2023/08/17(Thu) 03時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 七尾戦翌日:病院 ―― 

[『みんな仲良く居てほしい』 との柊木の言葉。
 命の掛かった状況下で、小中学生の柔軟性と
 大人の剛性のどちらをも持ち合わせた年頃の
 少年少女らに対し、思うところはあるのだが
 柊木の純度の高い言葉>>48には、
 言いたいことは分かるよとだけ頷きを返した。]


 パイロットの意志だので動くようなロボが
 あそこだけ電力だったら幾らなんでも驚きだわ。
 
 そも、人数と同じってのが気持ち悪いからな。
 何か関連性があるって考えた方が自然だと俺も思う。

(@9) 2023/08/17(Thu) 08時半頃

【見】 公安部 カガ

 ……ん…!? 
 そんな泣かれるとは思わなかった。すまん。


[>>49 未だ仮定の話だというのに、途端に溢れ出す涙。
 思わず差し出した手を引っ込め
 傍にティッシュ箱などがあれば差し出したりして]


 ……いや、俺に今の話をするってことは、
 「そういうこと」だと思って聞いてたんだけどな、俺。
 代わりやってくれってことじゃないのかなって。
 
 
 でも勘違いはするな。
 あくまでも俺が、俺の立場で
 そうするだろうと思っている、って話であって。
 だから、「殺したくない」――
 柊木が殺す、なんて考えは持たないで欲しい。

(@10) 2023/08/17(Thu) 08時半頃

【見】 公安部 カガ



 ……  一番に契約したから だとか
 お前はすこし、自罰的なところがあるね。
 何でだろうな。


[これは問いかけではない。
 独り言として流してくれればいい。
 
 頭ナデナデしてやろうか、なんて笑っておいた。
 もちろん冗談だけれども。
 己の問いかけはきっと、柊木が落ち着いたその後。]

(@11) 2023/08/17(Thu) 08時半頃

【見】 公安部 カガ



 ……命が二個……??


[首を傾げて、至極あっさりと答えを口にする柊木。
 しかし、その答えは己には答えにならず、
 同じように、逆側に首の角度を深めたかもしれない。]


 悪い、それが俺にはよく分かってねえのかも。
 とっくに止まってるけど生きてるって扱いって……
 ええと、俺、お前の病状や過去については
 きちんとは知らないんだよな。
 憶測で物を言うから、先に謝っておく。

(@12) 2023/08/17(Thu) 08時半頃

【見】 公安部 カガ


 一。一回心臓が止まって、何か奇跡的に回復した。
 二。心臓の移植。他人の臓器を移植している。
 三。その他。    

 一は、俺の生死感覚からするとだけど、
 命の重複って考えにくい。柊木は柊木であって、
 柊木が二人になる筈はないわけだから。
 二も、俺としては、不思議な話だと思う。

 柊木はさ、“命が二個”って感覚……
 普通の生活してる中で、実感としてはあるのか?
 

[言えないことは基本ないというから、
 どれ?と、柊木を見据えて尋ねてみる。
 彼の使用している薬からして、凡そのアタリはつけつつも*]

(@13) 2023/08/17(Thu) 08時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 二学期 ――

[悪夢のような長い一日が終わり
 それからいくらかの時が流れた。
 未知のロボット・怪獣の襲来という非常事態下で
 当然ながら学校は休校とされる。>>#0
 授業こそ行われないものの、己を含む教師勢は
 校舎の復旧に関する会議やら、事態の掌握やら。
 会議会議と追い立てられる日々だった。

 七尾の戦闘から間もなく、瑠璃川の訃報が
 伝えられた時には、幾らなんでもと耳を疑った。
 だって、彼女は、事情を知ってはいても契約に無関係だ。
 己は目の前の事態に付いて行くのが精一杯だったが
 戦闘中のコックピットにいつの間にか姿があったはず。

 後になって、加害生徒の聴取を含めた
 瑠璃川の死の真相が伝えられれば
 沈痛な面持ちで双眸を伏せることになってしまう。]

(@14) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【見】 公安部 カガ

[瑠璃川の通夜や告別式には、
 生徒達とは別のタイミングで赴いている。
 瑠璃川は家庭事情で来ることが出来なかったから
 合宿には参加していなかったが、学校での
 彼女の明るい声や笑顔は今でも思い出せる。

 手を合わせながらも、
 とても信じられない心地だった。


 ―――二人の生徒を一度に喪って
     煙草の量が二本増えた。]

(@15) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【見】 公安部 カガ

[そうして、授業再開の目途が立ち
 学校の授業も一応の再開は成される。

 遠ざかってしまった日常は戻ることはない。
 取り戻せないままに日々が過ぎてゆく。
 『次』>>43があることを知っていたから。

 本郷に声を掛けられたのはそんな折。>>58>>59]


 相談………?

 
[相手の顔を、数秒見詰める。
 生徒と話をする場合は……とりわけあの合宿の
 参加者と話をする時には、ついその表情や態度から
 精神状態を測ろうとする癖がついてしまった。
 本郷は一見するに普段通りの様子に見えるけれども
 相談とは何だろうか? 柊木のような話を想像する。]

(@16) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【見】 公安部 カガ


 大事な話、な。  わかった。
 まだバタついているんで、“例の……” 以外で
 部活には顔は出せてないんだわ。

 部活動の後ってなら、頃合い見て部室に行く。


[そう約束して、その日の放課後、
 部室の扉をノックすることになっただろう。**]

(@17) 2023/08/17(Thu) 10時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 14時半頃


【見】 公安部 カガ

―― 放課後:天文学部部室 ――

 いや。待たせてすまん。

[勧められた椅子に腰掛けながら、
 周囲を何とはなしにぐるりと見回した。
 あの戦闘で、幸いにも部室は被害も受けなかったらしい。
 ミーティングを行った日が随分昔のことのようだ。]

 部室の黒板のデカい文字な。
 大和だろうって話は聞いてるよ。

[次の戦闘のことを考えれば、
 犠牲者という単語が付きまとい気持ちが塞ぐ。
 だから、今はそれにはさらりと頷くに留めたのだが、
 本郷の話は最初の戦闘の時へと遡ってゆく。
 彼女の語る言葉を静かに傾聴し、ただ、
 七尾の話になると、僅かに視線を逸らした。
 彼女の家庭事情は己には刺さるものがある故に。]

(@18) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【見】 公安部 カガ


 ヴァルハラに迎え入れられるって話?
 あれは独特な死生観だよなあ。
 死後のご褒美の方に焦点を合わせているから
 彼らにとって個々の死は通過点だったんだろうが――…


 通過点だなんて、思えないよな。 
 俺らの死生観では、命はひとつ限りで
 その人間の命はそこにしかないんだから。 
  
[呼応するように頷きながら、そんなことも口にしたか]

(@19) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【見】 公安部 カガ


 お願い? 
 あ、ああ、出来ることであれば。

 聞けるか聞けないかわかんないから、
 内容は先に聞いておきたいけど?


[先に頭を過ぎったのは、アストロ関連で
 何か頼み事でも出来たのだろうかということ。
 ただ、プライベートな相談事と聞いていたから
 今の話とお願いがどう繋がるのかと首を傾げる。

 本郷の言葉の続きを聞けば聞くほど、
 己への賛辞が混ざり始めたりもして
 何だか過分な評価を頂いているような心情にもなる。

                     が、 ]

(@20) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【見】 公安部 カガ

 
 
 ………ん?


[突然の告白に意表を突かれ。]




 ………っ ちょ、っと、   待て


[誘惑めいた言葉と仕草とに、面食らった。
 一度開きかけた口を閉じ、開き、 音にならずに噤む。]

(@21) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【見】 公安部 カガ

[こういったことは、多感な年頃の生徒達の中に
 若手の教師が混ざればしばしば起きることだ。
 教育実習の頃も、教職に就いてからも、揶揄いや冗談半分
 時に本気の告白まで挙げればキリがないほど受けてきた。
 同輩に聞いても概ね同じ答えが返ることだろう。

 遊び半分の生徒ならば
 『お前、大学で他に彼氏出来たーって捨てられる
  三十路男の気持ち考えたことある?』
 とか、茶化してしまうし。
 
 思い詰めた顔の生徒には
 『ありがとう、でも君にはもっと素敵な人に
  出会う機会があるはずだから』
 と丁重に、立場を逸脱しない定型で。


 大抵は、どこか何かが気に入っただけだとか、
 年上の異性への憧れや、大人への渇望なのだ。
 だから、然るべき未来へとUターンさせてやらなくてはと。]

(@22) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【見】 公安部 カガ

[驚きで固まったままの情けない顔で
 線の細い本郷の表情を見詰める。
 ―― 彼女に向けるべき言葉が浮かばない。]


[ 然るべき未来 ]
[ 待ち受けるヴァルハラ ]


[ パイロットたちの喪ったもの ]

(@23) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【見】 公安部 カガ

[そもそも、本郷は俺のことを知っているのだろうか。
 合宿前は授業以外での接点もなく、
 特に興味を抱かれた節も記憶もない。

 己の家庭――今となってはそう呼べるものやら――が
 一部の派手な生徒らの噂に上ることがあったとしても
 彼女の耳に入ることすらなかったのではないか]

(@24) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【見】 公安部 カガ



 ……あの、な  本郷。
       俺、子持ち。


[娘のことは、公言はしないが、
 特に隠してもいないことなので。
 知らずに気持ちを寄せてくれたのならば
 まずなにを言うよりも先に、明確に
 伝えておく必要があると思った。

 同時に、柔らかく触れる身体から僅かに身を引く。
 宥めるように、窘めるように、いつも通り に。*]

(@25) 2023/08/17(Thu) 16時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 16時半頃


【見】 公安部 カガ

―― 初回戦翌日:病院 ―― 

[高校生男子の号泣する様というのはなかなかレアでは?
 失礼かもしれないがついまじまじと見てしまう。
 彼のキャラクターも相俟って微笑ましくすらあった>>103
 涙で目は赤く腫れてしまっているが、吐き出せるものが
 あるのなら今流し切ってしまえば良いと思う。]

 はいはい。よしよし。
 ……… ん。よし。

[満足げな最後の「よし」は、
 柊木に責任があると思うなと告げたことに
 柊木がはっきりと頷き返してくれたからだ。]

 へえ、頭は平気なのか? まぁ、男同士でも
 今日日ハラスメントがどうの言われるんで
 わりと冗談だったんだけど。じゃ、折角だから………

[ぽんぽん、と触れるか触れないかで掌を彼の頭上で弾ませた。]

(@26) 2023/08/17(Thu) 17時半頃

【見】 公安部 カガ

 そうか。二の方な。
 ……って、五人…… 蘇生五回以上……か。
 ガキの頃から健康面では苦労知らずな
 俺なんかが言っていいことか分からないけど
 柊木は、大変な思いをしてきたな……


[彼の闘病を想像すると表情が曇りそうになるが
 一方、純で明るい性質の根源に触れた気にもなる。]
 
 
 教えてくれてありがとう。
 柊木の言う『命が二つ』の意味が分かったよ。

 心臓の方が異物。言わば別人。
 脳が柊木自身。
 だからそれでツーカウント、か。

(@27) 2023/08/17(Thu) 17時半頃

【見】 公安部 カガ

[一度言葉を切って、思考する仕草。]

 ………
 さっき、『二』―― 臓器の移植の場合でも
 命が二つになるのが俺には不思議なだって言ってた件な。

 俺は、人体っていう『箱』に宿った魂が 
 『命』だと思っていて。感覚的にだけどな。
 だから、一つしかない箱に二つ宿ってるってのが
 なかなか落とし込めなかったんだと思う。
 
 ほら、今ってクローンとかあるだろ。
 俺αを複製しても、もう一人の俺は
 俺βであって箱だけ同じの別モノ。
 俺は二人にならない、みたいなさ。

 だから命が特定の臓器でカウントされるなんて
 考えもしなくて、
 柊木の理屈がとても興味深かった。

(@28) 2023/08/17(Thu) 17時半頃

【見】 公安部 カガ


 椅子の方から逆算したのだとしても、
 柊木がそう感じているのなら、
 別物として換算されてるんだろうし。

 きっと、実際に、柊木は命を二つ持ってるんだと思う。
                 ………不思議だな。


[不安そうに尋ねかける柊木に頷いてみせる。
 己としては伝わっていると思っているが
 彼はどう受け止めるだろう。]

(@29) 2023/08/17(Thu) 17時半頃

【見】 公安部 カガ

[魂を二つ持っているという結論に行きつくまでの
 思考過程を確認するための話の心算が
 何だか不思議な終わり方をした。
 いずれにせよ、今後の対処について
 互いの認識の擦り合わせは出来たと思っている。]


 …… 何か声がする。
 看護師さんの巡回時間だったりするか? 
 長居しちまったしそろそろお暇するかな。


[椅子から腰を浮かせて、元の位置に戻し
 病室の戸に手を掛け、ふと柊木を見る。
 病床に在っても、真っ直ぐに見詰めかけてきた少年を。]

(@30) 2023/08/17(Thu) 17時半頃

【見】 公安部 カガ


 ………柊木。

 現時点で契約していない俺が
 お前たちに『頑張れ』なんて間違っても言えないが。
 お前たちの 大人としての 選択を、俺は信じてる。


 また、学校で。  **

(@31) 2023/08/17(Thu) 17時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 19時頃


【見】 公安部 カガ

―― 天文部部室 ――


 ………痛い所突くね。
 
[家庭環境関係ないパターンか。>>130
 本郷の場合、知っていて尋ねているようにも聞こえる。
 椅子から離れて机に寄りかかる位置へと
 距離を詰められて、視線を僅かに逸らした。]


 小さな娘を実家に預けて離れて暮らしている
 という時点で、まあ、察してほしいところだが。


[家族の形を成しているかと言われれば否だが、
 だからと言って、受け入れられるものでもなくて。]

(@32) 2023/08/17(Thu) 20時半頃

【見】 公安部 カガ


 関係ない……って。
 関係は、あるだろ。
 あるよ、少なくとも俺には。


 ……理由、聞いても? 


[見下ろされる位置で、椅子に座り直す。>>131
 場所や互いの立場などは、カードにはならないものだけれど。
 彼女の強気の根源へと色々な推測を巡らせながらも、
 真意を聞く方が早いかと、問うた。*]

(@33) 2023/08/17(Thu) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 天文部部室 ――

 ただの生徒、というか
 今、こういう形では、応えてやれないという話だな。
 というか……もっと言うと、
 どうしてもってなら応えることは出来るが
 それが本当に本郷の為になることか?を考えてる。
 

[肝心の部分を暈して口にすることを許して欲しい。
 『今』の己は、何をどうしたって禊のような気持ちにしか
 なれないから、彼女はそれでいいのかという話で。]


 ……俺はさ、パイロットではないから。
 みんなが――…本郷が、どういう選択をしようが
 「それは間違っている」とか「正しい」とか
 ……「わかる」とか……
 言える立場にないわけよ。

(@34) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【見】 公安部 カガ


 七星やハロたちの話だと
 本気であろうと故意であろうと、
 お前らの中のだれかが負けたら
 地球は消滅するってことらしいけど。

 何の心構えもなく、突然
 お前は地球を救うために戦う必要がある。
 勝とうが負けようがお前は死ぬけどね。
 って言われて、突然未来を奪われる立場に立ったら、
 俺だって「なんで自分が」って。

 「地球なんか消えたっていいんじゃないか」とかさ。
 一度や二度は絶対に思ってしまう。


[見返りもなく奮起して「地球の為に」なんて言える
 聖人君子は滅多にいるもんじゃない。]

(@35) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【見】 公安部 カガ


 ……本郷の本音を聞いたからといって
 べつに、この話を誰かに横流したり、
 間違っても、頑張って地球を救えなんて
 諭したりはしないけれど。


[聡い彼女のことだ。
 或いは、戦闘に入る前に彼女を手にかければ……
 と己が考えることまで計算していたりするだろうか。
 だとしたら、その意思はないことも理解できる筈だ]


 ………選ぶのは俺なのか?何でだよ。
 今、選ぶとしたら、
 何をどうしてやるのが今のお前にとって最善なのか?
 最後まで心穏やかに居られるのか?を基準に選ぶぞ。

(@36) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【見】 公安部 カガ


 でも俺は多分、本郷の望みを今時点で
 正しく理解出来ていないと思う。

 そして、お前もきっと、ちゃんと話してない…だろ?
 『選ばせてあげる』なんて言ってるが、
 含み取っ払って、澄ました優等生顔どっかやって
 低くも高くもない位置から求めてみろよ。


[本郷の表情は逆光で見えない。
 わざわざ高い位置に陣取る虚勢を
 彼女の腕を引けば引きずり降ろせるだろうか?
 腕を伸べて。]


 助けを求めに来てんだろ?  *

(@37) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【見】 公安部 カガ

── 戦闘翌日:病院 ──

[物理的にでもそうでなくとも、素直にひとの手を
 受け容れられる器を携える者は強い。>>132
 柊木の在り方は、彼自身が口にするように
 沢山愛されて来たからこその真っ直ぐさが窺える。]


 なーる。丸ごとの人体って形でなくとも
 命が其処に残ればそれも命か。
 心臓の形をした『箱』 …ね………
 普通に興味出て来ちまった。
 もう少し突き詰めて考えてみたいくらいだ。


[もっと時間があれば――と、
 言いかけて、柊木を見て、噤んだ。]

(@38) 2023/08/18(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ


 正直言って、柊木と話して安心した。
 二つの命を持つことを煩わしく
 厭うているわけじゃないってことに。

 ……不思議だし、奇跡みたいだよな。
 俺はお前から話を聞いて想像してるだけだけど
 一人なのに、二人分の力が沸いて来そうじゃないか?

 心臓の元持ち主が力を貸してくれるみたいな。

(@39) 2023/08/18(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ

[柊木の微笑みを見れば、
 精神状態への心配は杞憂であったと。
 そればかりか、彼の前向きさに
 己の方が助けられている気がする。>>133
 
 その後も、巡回の気配を察知するまでに
 幾つか言葉交わしただろうか。
 病室を出る間際、柊木からの礼には
 軽く口元と片手を上げて応えて踵を返す。>>134

 塞ぐ心は、訪問した時よりも僅かに軽くなっていた。**]

(@40) 2023/08/18(Fri) 00時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 00時半頃


【見】 公安部 カガ

―― 天文部部室 ――

[本郷のことで、知っていることは多くない。
 しっかりとした家庭の品行方正な優等生という
 教師らの共通認識通りに接して来た。
 成績にも問題がなかったから、追試を言い渡すことも
 赤点ギリの小言を言った記憶も一切ない。]


[凛と涼やかな表情が崩れるのも、
 感情の暴発を見たことなどもあるはずはなく]

(@41) 2023/08/18(Fri) 03時頃

【見】 公安部 カガ

[だから、目の前で泣きじゃくる少女を
 初めて見る相手のような顔で見詰める。
 存外に素直に椅子に戻ってくれたものだから
 引いた腕はそのまま、離すのを忘れていた。]


 ……うん。
 ……そうだな。
 
 ……そうか。
 ひとりで抗おうとしていたんだな。


[涙ながらに連ねられる切実な吐露に
 耳を傾けて、ひとつひとつに頷き返す。
 漸く年相応の顔をしてくれた少女へと。]

(@42) 2023/08/18(Fri) 03時頃

【見】 公安部 カガ


 謝ることじゃない…… 謝らなくていい。


       ……… 
       本当に、助けてやれれば。


[か細く頼りなく、繰り返し助けを求める声を間近に聞く。
 宥めるように、努めて落ち着いた声色を保ちながら
 半分は、音にならぬ口中での呟きになってしまった。]

(@43) 2023/08/18(Fri) 03時頃

【見】 公安部 カガ

[パイロットの都合や意志などお構いなしに
 『それ』は搭乗者を選出し、名を呼ぶらしい。
 

 生徒らが組み入れられたのは人智を越える力だ。
 いわば神の力のようなもの。
 宇宙的存在に対し、人間など
 塵芥よりもちっぽけで、余りにも無力。

 だから、
 いくら無常かつ強制的だと反発しようと
 操縦席に座らされるところまでは
 止めることは絶対に出来ないのだろう。]

(@44) 2023/08/18(Fri) 03時頃

【見】 公安部 カガ

[音にしない、長い長い嘆息。]


 …………………………
 …… 

 制服のリボンと、校章。


[唐突に口を開く。
 首元と胸横を指差しながら。
 すぐには、何を言っているか伝わらないかもしれない。]

(@45) 2023/08/18(Fri) 03時頃

【見】 公安部 カガ



 今だけ外せるか。 
 そうしたら、抱き締めるくらいはしてやれる。



[見える範囲での『制服』要素を取り掃おうとしたのは
 個と個で向き合うため、それ以上の他意はない。
 ここは学校だ。己は教師であるし、相手は生徒。
 シャツとスカートだけなら私服と変わるまい。
 
 己の立場へのせめてもの目くらまし。 
 泣き続ける娘をこれ以上放ってはおけない。


 或いは、同じ思いを返してやれないことへの
 罪滅ぼしの意味もあるのかもしれなかった*]

(@46) 2023/08/18(Fri) 03時頃

【見】 公安部 カガ

―― コックピット ――

 動かない………?
 そんなことがあるのか?
 念じるだけで動くはずじゃなかったのか。


[戦闘が開始されるや否や、
 アストロは大和の念に呼応して動き出す筈だった。
 
 しかし、ロボットはピクリとも動く気配なく、
 代わりに焦ったような大和の声が聞こえる。
 彼を囲むように椅子に座る生徒らにも
 徐々に動揺が伝播しているようだ。

 特に、柊木の動揺が激しい。]

(@47) 2023/08/18(Fri) 03時頃

【見】 公安部 カガ

[操縦経験も、操縦権もない己では
 念でロボットを動かす感覚がまるで分からない。
 大和へアドバイスを送る鋭い声が飛び交うのを
 ただ聞いていることしか出来ない]


 ……っ!


[気味の悪い音と共に画面が激しく揺れる。
 敵性体ロボットの先制を受けたらしい>>210
 立ったままだから、振動ごとに身体が傾いでしまう。]


 この振動気持ち悪いな。船酔いみたいだ。
 ―― 大和、また来るぞ!
 

[大和の様子を不安げに見守りながら
 モニターの先の敵の動きに注視していた。**]

(@48) 2023/08/18(Fri) 03時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 03時半頃


少年 Aは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 12時半頃


少年 Aは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 12時半頃


公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 17時頃


【見】 公安部 カガ

―― 天文部部室 ――

[正しい形、正しい位置で収まっていた
 制服のリボンが解かれるのを。
 生徒という身分を示す証が外されるのを。
 不思議なほど静かな面持ちで見詰めていた。]


 うん。
 ……指、大丈夫か。


[途中、指を刺していたらしい。
 怪我はしていないか短く問いかけつつ
 準備が整ったと言われて、短く頷いた。]

(@49) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

[組んでいた脚を解き、座り直す。
 直角の位置に座っていた椅子を引いて
 本郷の座る椅子の正面へと僅かに移動した。
 
 そうして、目の前の女生徒を腕に収める。
 強く引き寄せたりはしない。
 包むような、慈しむような動作。
 

 もう、触れた時点で
 セーフもアウトも無いかもしれないが
 立場を意識外に置こうと努める一方、
 倫理的な線引きはしようと努めてはいる。]

(@50) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ


 ……… しかしさ、


[本郷は何か言うだろうか。
 沈黙が続いていたかもしれない。
 いずれにせよ、己は少し、言い難そうに口を開いた。
 面食らったような、驚き半分の表情を思い出しながら>>250]


 お前、滅茶苦茶泣くから。
 泣き止めばと思ってこんなことしたのに。
 結構涙引っ込んでんじゃないか。これ。

 何してんだ、っつー……


[はは、と少し笑って、
 それから眉下げた笑みで見下ろす。]

(@51) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

 
 ……さっきの話。
 “周りの人”っていうのが
 親御さんなのか、友達なのか、はたまた
 違うだれかなのかは分からないが、
 ………て、ああ、先生…俺も含まれてるんだっけ?

 人間、二面性があるのは普通だし、
 きちんとした部分も本郷なんだろ。
 大暴れしたい本郷も、本郷だし。
 ……闇落ちしかかったりする、脆さも。


[少し肝を冷やしたのはここでは言うまいが]


 ……まあ何が言いたいかって
 俺はぐちゃぐちゃになってる本郷を
 もう見てしまっているわけだからさ。
 取り繕う必要はもう、ないよな。

(@52) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

 本郷も、大和も、乾も、天道も、柊木も。
 『選択』を行うのは、操縦席のひとりだけだ。
 心の中には誰も一緒にはいてやれない。
 それはものすごく怖いことだと思う。


 答えを定めるまで、
 泣いても、怒っても喚いてもいい。
 怒りのぶつけどころや泣き場所が必要なら
 制服崩して来れば、いくらでも貸す。 


 ……あ、変な表現になっちまったけど
 その、リボンと校章のこと。
 

(@53) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

 

 たとえ、地球を見捨てようと、…逃げようと
 俺はお前を責めはしないよ。

 それだけは約束する。


[来たるべき刻まで、彼女の時間は
 どれだけ遺されているものか、分からなくとも。

 泣き止むまで、
 ――涙は止まっていたかもしれないが――
 或いは離してほしいと言われるまで傍に居て
 彼女が落ち着いたなら部室を出るまで、
 此処で見送る心算でいる**]

(@54) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

―― コックピット ――

[動かないアストロを必死に動かそうとする大和を
 真剣な面持ちで見詰めていたが、起動は叶ったようだ。]


 ……動いたか! 
 まずは、安心したな。

 しかし、人力半分…?
 持久戦にならなければ良いが。


[念じることに加え、ペダルを漕ぐことで動かすとなれば
 鍛えているとしても大和の体力負荷が相当に
 大きいのではないかと思う。]

(@55) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

[最初の揺れで姿勢を崩しかけたのを見かねてだろう、
 途中、柊木が声をかけてくれた。>>237
 此方としては、動かないアストロに対しての
 柊木の動揺の大きさの方がどちらかと言えば
 ぐらつく足元よりも心配>>223だったのだが]
 

 ん?ああ、ありがとう。
 今の揺れは少し驚いた。

 椅子…ってか、ベッドだな、それ。
 座って大丈夫なのか?
 じゃあ少しの間、端っこ借り――


[借りようかな、と言いかけたところで
 乾の座っているあたりから何やら不穏が伝わる。
 殺気、怨念、そういう類の。>>239
 本郷の台詞もどこか引っかかる。>>257]

(@56) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

[空気を読む男。]


 ……いや。いいや。 
 座るよりは、フレームんとこ捕まらせて貰ってもいいかな。
 一番安定してそうだし。
 気にかけてくれてサンキュ。


[もし乾の様子がおかしい理由を知ったとしても
 6秒程沈黙したのちに、
 まあ高校生男子だしな…と流してしまっただろう。

 柊木の言葉に他意がないのも分かっているし
 己自身に乾のような発想自体が無かったのだが。]

(@57) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

【見】 公安部 カガ

[敵のロボットへの攻撃とは別に、
 大和が何かをしようとしていることは知れた。
 前進は兎も角、途中途中の深く地面を抉る回転。
 彼が何をしようとしているのか、その意図を
 最初は全く分からないままに様子を見ていたが。
 地面に線を引いているのだと気付けば、微かに狼狽えた。]


 ………これは……


[小さく呟く。
 ……すこし、まずいかもしれない。


 戦況についてではない。
 大和の戦いを映し出す広々としたモニターの
 端から端まで視線を移動させながら。
 思案に沈むために、押し黙る。*]

(@58) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 21時頃


【見】 公安部 カガ

―― すこし前の話 ――
 
 アストロと敵性体との戦闘が行われた後、
 当然のことながら世間は騒がしかった。

 突如姿を現した巨大な機械獣は、
 怪獣と称されたり、いやいやロボットだと言われたり。
 ロボットであれば操縦者は誰だ、異世界の生命体だ。
 被害の様子も日々ニュースとして取り沙汰され、
 喧々諤々の議論の様子がお茶の間を賑わせていた。
 
 初戦の後。最初に被害を受けた村で、
 どうやら学校の名が村人の口に上ったらしい。
 それはそうだろう。なぜこの村にアレが現れたのか、
 何か変わったことがなかったかと聞かれれば
 合宿所に他所から学生たちが来ていたと
 悪気などなくとも答える人間がいるのは当たり前だ。

(@59) 2023/08/18(Fri) 23時頃

【見】 公安部 カガ

 そして、七尾の戦闘を終えて。
 次に戦闘になった場所はどこだっただろう。
 最初の被災地に合宿に来ていた学校のすぐ傍。
 少し考えれば、簡単に関連付けられてしまう。
 …………だから。

 
 生徒保護者には気付かれないように
 水面下で学校側は対応に追われていた。
 
 極秘の話もあった。
 幸い、顧問の旧い知己が軍部に繋がりを持つと聞き、
 事前に話を通してあったことも幸いしたし
 ハロにも帯同を願ったことがなにより効果的だったかもしれない。
 最初に出撃した戦闘機があっさりと撃墜されたことで
 軍部は及び腰だったが、それでも出来る限りの協力と
 住民の可及的速やかな避難誘導は約束された。
 >>2:#5>>2:#6

(@60) 2023/08/18(Fri) 23時頃

【見】 公安部 カガ

 此方がまず真っ先に要請したのは、生徒らの保護。

 パイロットの存在は一応は秘匿されていたが、
 誰がそうかと特定されてしまえば
 死傷者家族に害される可能性があったからだ。

 不幸にも、前後して瑠璃川が命を落としてしまったのには
 己も含めて全員が沈痛の面持ちで
 その連絡を受けたことは言うまでもない。
 彼女もまた、別個で行動してくれていたらしきことは
 後から判明したことだ。
 >>2:660>>2:661>>2:662>>2:663>>2:664

 せめて伝えられていればと思いもしたが
 瑠璃川は今年の合宿の参加者ではなかったし
 既に彼女がアストロの真実を伝えられていた>>85
 ……など把握できるはずもない。
 

(@61) 2023/08/18(Fri) 23時頃

【見】 公安部 カガ

 ともかく、
 全員を集めての説明などは行われていないが
 彼らは実は一定以上の保護を受けているはずだ。
 必要あらば、居住を含めた直接の保護も望めた。


 ――― ただ、それらは全て
 『先に現れるロボットは味方である』
 という共通認識が大前提だった。
 徒に街に不必要な被害を出したと判じられれば
 国側の協力や助力を得られなくなる可能性もある。

 今回はどうだろうか。
 事前に戦闘予想区域へと大和から避難勧告>>84
 されていたことは己は知らないが、
 住民避難は間に合っていたか。
 損害の程度は、戦闘に必要だったと言えるだろうか。

 
 先刻の呟きはその部分への懸念>>@58だったのだが……

(@62) 2023/08/18(Fri) 23時頃

【見】 公安部 カガ

 モニターに映し出されている人流は、
 実際の住民数よりも相当に少ない…… と思えたし
 アストロの引く線が七尾の戦闘域だった区域にかかり
 既に壊滅したエリアに重なっているのは
 計算して行っていたともいえる。

 棘による被害は甚大だったが、ヘリはまあ
 そもそも好んで飛んでいるのだろうから仕方がない。


 これなら、何とか説明はつく………ついてくれ、と思う。
 戦闘後に観測衛星や報道ヘリが空から見た時に
 地に描かれた星座に気付いたとしても。

(@63) 2023/08/18(Fri) 23時頃

【見】 公安部 カガ

 
 個人的な意見を言わせて貰えば
 『そのくらい好きにやらせてくれなければ戦えないだろ』
 で押し通してやりたいところだった。


 だって彼らは、命を賭しているのだから。
 関わりの多寡にかかわらず、大事な教え子だ。

 そいつらの意志を、生きた証を
 遺させてやったっていいじゃないかと。 *

(@64) 2023/08/18(Fri) 23時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 23時半頃


【見】 公安部 カガ

[天体に詳しくはない己でも、
 大和の操縦で地に描き出されたのが
 蟹座と獅子座だということくらいは分かる。
 大和にとって、
 なにか思い入れのある星座だったのだろうことも]

 
 ……大和。 ありがとう。


[同列で言葉を掛けてやることは出来ないから
 どうしても、言葉少なになってしまうが。
 それでも、彼の奮戦も、奮闘も、ここで見ていた。
 血を流しながら、叫びながら、
 彼と、きっと彼の大切な者の世界を守ろうとする姿を。

 大和の傍に膝を付き、
 せめてその魂が安らかなれと祈る。
 約束事があると告げるハロに頷くと>>355
 視界は徐々に薄れ、コックピットから切り離されて行く*]

(@65) 2023/08/19(Sat) 00時頃

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