14 冷たい校舎村10
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[後ろ姿に手を伸ばして、届いた。>>142
無事なのは見ての通りなんだけどさ、 しつこく確認するように不知火ちゃんの顔に視線を添わせた。 ほんのちょっと前までは、誰の顔も見ないようにお別れするつもりだった私が。
だから、 己が世界の主であることを自覚してから最初に見たのが、 不知火真梛の得意げな顔になったというわけ>>143]
(169) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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[君の瞳に映る私は、 ただただ不安げな顔をしている。
もう飛び降りる前の私じゃないから、 もう一度いっしょに笑うことも、 練習の成果である、君が作った目玉焼きを食べることに頷くのも、>>146>>147 まだ、途方もなく彼方に見える選択肢。 でも、君のそんな様子を見ていると、 屋上から飛ぶことを止めたのは間違いじゃないって思えてきた。
私の頭の中での死が、 現実の彼女に影響しないとしても>>145]
(170) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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[隣に立ちたかった。 君のところまで私がのぼりたかった。 君に落ちてきてほしかったわけじゃなかった。]
(171) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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[視界の端で別の色彩が揺れる。 不知火ちゃんとは色も質感も違うなあって一目見てわかる髪を揺らして、 委員長――古香ちゃんは私達へ近付いてくる。 風に負けじと声を張り上げて。>>135 私はただ立ち尽くしているから、自然と距離は縮まって。 だけど心の距離の方はそうもいかない。 何かをシャットアウトするように俯いた。
ぎこちない抵抗はそれだけだ。 だから声はストレートに届く]
……っ、
[今の私、たぶん、言葉に骨抜きにされてるんじゃ。 不知火ちゃんを止めようと動いた時とは逆。 どちらかといえば、始業のチャイムに間に合うように駆け出した、 あの時に近くて遠い。 だって君の走力をあてにしてたあの時と違って、 身を任せるわけにはいかない、って、意地になってる]
(172) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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…… ばかじゃないの、 不知火ちゃんも君も、勝手に私の中に何かを見て。
[真面目な書記に、 何らかの作業は二回ほどしか忘れることなく、 けっこういい感じに働いてた委員長。>>0:564>>0:565 彼女らにこんなこと言ったのは初めてだ]
(173) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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不知火ちゃんを止めたのも、 古香ちゃんの思い出作りに手を貸そうって思ったのも、 優しいからじゃない。結局ぜんぶ私が気持ちよくなりたかったからだよ。 そんなエゴと優しさの違いって何。 なんだってするって言うなら、教えてくれるの。
[プラネタリウムのことでお礼を言われて嬉しかったのは、 嘘でも間違いなんかでもなかった。>>139 そんなことも伝えないで意地を張る。 「わたしたちを見て」って言うなら、>>141 とびきり意地悪な顔で見てやろうかって思って、 えいって顔を上げたんだけど、結局それはできなかった。
古香ちゃんの顔だけでなく、 不知火ちゃんと入れ替わるように近付いてきた、 でかい猫の着ぐるみもまともに見たから>>160]
(174) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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…………。 そっか、 あの時の。
[……ちゃんとツッコミは後回しにしたので褒めてほしい。 着ぐるみの中身――荒木春満が言ってることにも、 ちゃんと心当たりはある。>>161
知ってるよ。 一番ばかなのは他ならぬ私だ。
私が死ぬことが誰かのココロを壊すことを、>>140 わかってて飛び降りた。 家族にもクラスメイトにもごめんじゃすまない]
(175) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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[それに。 呼びたいな、って意識してなかったけど、 飛び降りる直前に、みんなのことを思い浮かべてしまった]
(176) 2021/11/14(Sun) 20時半頃
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[ともかく着ぐるみ姿の彼に諭されている。>>162 これ、思ったんだけどずるいな。 私には君の表情は分かんないけど、 君には分かっちゃうんだろう。 見上げる瞳がどこまでも悩ましげに揺れてるのを。
本当はそうだよ、って意地でも頷きたかったのに。>>163 隙間風が吹く暇もないくらい、 ココロにどんどんどんどんいろんなものが流し込まれてるし、 それを閉ざすこともとうとう、できなくなってしまった]
(177) 2021/11/14(Sun) 21時頃
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[かえってしまった“きみ”たちについて考える。
私の自業自得で呼んじゃったけれど、>>160 少しは楽しかった?
私がばら撒いてきた卵は、 もう必要ないって割ってしまったけど、 きみたちの残していった殻みたいなマネキンは、 世界が壊れるまで残していってあげるよ]
(178) 2021/11/14(Sun) 21時頃
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[私は私なりに君たちのことが好きだった。 世界の主である私の意思は、 本当に、本当に回りくどい方法でしかそれを伝えなかった。
もっと私が普通に生きることができていれば、 普通にそれを伝えることができてたのかな。
私という人間はとっくに壊れているけれど、 そんな当たり前のことを伝えるために、 かえってしまってもいいのかな]
(179) 2021/11/14(Sun) 21時頃
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違う。 違うよ……。 ほんと、は、みんなにちゃんと好きだって伝えたかった。 でも、そんな大事なことも忘れて飛び降りちゃった。
いい副委員長もいいお姉ちゃんも、もうどうでもいいやって。
[着ぐるみをかぶって泣きたい気分になりながら、 罪を悔やむようにさめざめと泣いていた]
やり直せるものならやり直したいよ。 でも、もうわかんないんだ。やり方が。
(180) 2021/11/14(Sun) 21時頃
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私と一緒にかえりたいっていうなら。 そのやり方を教えてよ。
[ココロに抱えてきた荷物。 それを一緒に持ってもらおうって。 今までにない方向での勇気を振り絞りながら、 頭上の空には見えない、あたたかな光を手繰り寄せようとしている*]
(181) 2021/11/14(Sun) 21時頃
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……春満の言う通りだよ。 わたしをこの世界に呼んだのも、 わたしに手を貸したのも和歌奈ちゃん。
今、この状況を招いたのも、そう。
[ わたしは春満ほど物分かりがよくないけれど。
大きな猫が歩み寄ってきて、>>160 入れ替わりにまなちはここから去っていった。
いろいろと──先ほどの飛び降り未遂だとか、 言いたいことはあるんだけれど、一旦さておき。
わたしは目の前の君を逃がすわけにはいくまいと、 君から課された課題に応えるのに忙しい。>>174]
(182) 2021/11/14(Sun) 21時半頃
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違わない。 わたしがうれしかったから、 わたしはそれを優しさって呼ぶ。 たとえ、君とってはエゴでも。
[ ようやく顔をあげた君に、>>174 わたしは断定的な口調で言う。]
この答えが気に食わないなら、 何度だって解答を持ってくるから。 だから、ちゃんと採点して。和歌奈ちゃんの手で。
[ 君の選択なら受け入れる≠ニは言えず、 わたしは食い下がった。ここで終わらせないために。]
(183) 2021/11/14(Sun) 21時半頃
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[ いつしか君は泣いていて、>>180 わたしは少しだけ手のひらから力を抜いた。
訥々と語られるのは、 どこか不器用にも思える優しい言葉で、 わたしはようやく少しだけ頬を緩ませる。]
……今の和歌奈ちゃんも、わたし好きだよ。
[ 叶うことならその肩を抱き寄せようと、 もう片方の手も君に向けて伸ばした。]
(184) 2021/11/14(Sun) 21時半頃
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うっかりしてて、泣きべそかいてて、 手を貸してって言ってくれるところ。
先にかえったみんなも、 きっと同じ気持ちになると思うなあ。
[ その背中をさすってあげたいの。 これはエゴかしら。優しさかしら。 どっちだっていいとわたしは思って、 気の向くままに動き、言葉を紡ぐ。]
(185) 2021/11/14(Sun) 22時頃
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……だから、大丈夫。 やり直す方法も、みんなに伝える方法も。 一緒に探すから。教えてあげるから。 和歌奈ちゃんが自分を好きになれるまで。
(186) 2021/11/14(Sun) 22時頃
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……だから、 一緒にかえるんだよ、和歌奈ちゃん。 それから、君のことをもっと教えて?
[ 意図的に強引な言い方を選び、 裏腹に、目を細めて小さく微笑んだ。*]
(187) 2021/11/14(Sun) 22時頃
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…………。 みんなを呼ぶつもりはなかったんだよ。 そのつもりだったんだけどなあ。
[どうしてこんなことになったんだろう。>>182 卵みたいなココロの中にどろっとした矛盾がつまっていて、>>3:21 全部出てきちゃった……ってことなのかな。 それが、己の中で一番しっくりくる答え。
好きであるものほど、ココロに詰まったものを見たくなる。 そのココロに抱えた卵を割りたくもなる。 だけど好きであるものにそんなこと、願っちゃいけないと強く思っていて]
(188) 2021/11/14(Sun) 22時半頃
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[つまり、この校舎(せかい)で起こったことは、 ただひたすらに、 私の内なる欲望(ねがい)の集積でできていた。
そういうオチをつけることもできるだろう]
(189) 2021/11/14(Sun) 23時頃
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[答えが気に食わないのなら、>>183 何度だって解答を持ってくる――そう君は言う。
選択を受け入れること、 逆にいくらでも食い下がること、 友だちのあり方に模範解答はないよね。 好きにすればいい。 だけどきっぱり断言する君を見ていた時は、 ココロに隙間風が吹くことのなかった私だった]
[ いつの間にぴったりと包み込まれたココロの中に、 春のようなあたたかい風が吹く ]
(190) 2021/11/14(Sun) 23時頃
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[背中に回された手の温度を感じている。>>187
人のぬくもりは屋上の寒さも容易く飛び越えるわけで。 思わず言葉が出なくなる私だった]
……いいよ。 古香ちゃん、私達の委員長。 私を友だちだって言ってくれた人。 君がそんだけ言うのなら。
私も、……もうちょっと頑張ってみるよ。 今の私を、もうちょっと好きになれるように。
(191) 2021/11/14(Sun) 23時頃
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[それから不知火ちゃんや、荒木くん、 先に帰ってしまったみんなのことを思い浮かべて、 どうしようもなく苦笑いをする。
言わなきゃいけないことがたくさんあるよね。 古香ちゃん以外にも、私のことを教えて、っていう人もいるのかな。
前途洋洋ではないけれど、 そのすべてを真っ正面から受けようと決めた*]
(192) 2021/11/14(Sun) 23時頃
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…………。
[狭い視界の向こうで、河合の目が揺れて。>>177 とうとう零れだした涙に、>>180 少し慌てて俺は古香に助けを求める視線を送る。 着ぐるみで届いたかは不明だが。
真っ直ぐ力強く伝えようとする言葉。>>183 古香のこういうところは、すごいと思うし。 さすが委員長だと、改めて思う。
落ち着きと芯が戻ってきた河合の声に>>191 着ぐるみの下でホッとした。]
(193) 2021/11/14(Sun) 23時半頃
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……俺は、古香みたいに大丈夫とか なんか上手いこととか、言えないけど。
[この世界は楽しかったか。 そう聞かれたら、答えはノーコメントだけど。>>178 最初はただただ不気味だったけど、 今日辺りはなんか居心地がよかった気すらする。 それは、引き寄せられたと思ったことと根本が同じで。]
さっき言ってたよな、ひどいことしたって。 河合が何壊したか知らないけど、 それを今も悔やんでて、 罰が欲しいって気持ちなら、なんとなくわかる。
(194) 2021/11/14(Sun) 23時半頃
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……けどな。
八歳くらいって、上の兄弟にされたこととか、 結構あっさり忘れるもんだぞ。 俺も年離れた兄ちゃんになんかされた気はするけど もうほとんど覚えてねぇし。
[河合の妹の年は、兄が居なくなった頃の俺に近い。 あの頃って、年が離れてるだけですごく大人に見えて。 構ってくれるだけで、全部チャラになってた気がする。
今更のようにそんなことに気づきながら。]
(195) 2021/11/14(Sun) 23時半頃
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だから、いい姉ちゃんもやり直したいなら 時間さえあれば、十分できるんじゃないか。
[実際のところ河合の妹は俺と違うし、 気休めにしかならないかもしれないけど。]
やり方はまあこれから考えるとして、 あと……河合がやろうと思えば やり直せるってこと、見せてくれたら。 たぶん、俺も頑張れそうな気がする。
[後押しするように、今はこもこもの手で肩を叩いた。*]
(196) 2021/11/14(Sun) 23時半頃
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[……猫の着ぐるみが送ってた視線は、 和歌奈の方には伝わってなかった。 まあ自分のことでいっぱいいっぱいだったし。
それに、君に声をかけられた時も、>>194 やっぱりまだいっぱいいっぱいで、 涙に濡れた顔を拭いもしないまま、 ひたすら言葉を聞いていた。
彼が、罰が欲しいって気持ちならわかると示したことと、]
え、……荒木くんお兄ちゃんいるの?
[それが過去系で表されるものだとは知らない。>>195 なんとなく神妙な顔つきになってたけど。 ……頑張るって、何をだろう。>>196 それを訊いてみたい気はしたけど、 今勢いこんで訊くことじゃない]
(197) 2021/11/14(Sun) 23時半頃
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かえるんだよ。不知火ちゃんもいっしょに。 居場所を見つけて、それから普通に、 正面玄関から出るの。
[今ならそれができるだろう。 世界の主からのお墨付きだ。 「お帰りはこちらからどうぞー」>>1:232 と言ってみんなを見送って、しれっとひとり残ることもない。 最初に視線が向いたのは着ぐるみの方だった。 不知火ちゃんの去り際に何か話していたみたいだったし]
(198) 2021/11/14(Sun) 23時半頃
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