人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

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灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/20(Tue) 17時半頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


···ふふっ、ロイエさんも忘れないでくれたんですね?
ありがとうございます。

残念ながら、まだ成果を得られていませんが。
何かしらの解決先が見つかることを祈りながら、文献を読み漁ろうと思います。


[魔術の研究を始めたのは学園を卒業してからのこと、理由はふたつありまして。
ひとつは私自身のこの体質についての調べること、そしてもうひとつは···。]


[···これは君が私の生に付き合うことを決めてくれた時に、教えることにしましょう。]>>67

(76) 2024/02/20(Tue) 17時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[そんな近状を話した後に、私に伸ばされた長い指先。
咄嗟のことを避けられるほどの距離は、隣に座る私たちの間にはないでしょうに。
···意地悪なこと言うのですね、君は。>>68

覚悟なんてする暇もないまま、君の手は私の頭の上に乗っかったでしょうね。]

······。

[私は驚きで、まるで冷凍された食材のようにかちこちに固まっておりました。
頭や髪の方は、他の部分よりは冷たさを感じにくかったかもしれませんが。
私に触れる変わり者は君くらいしかいないので、実際はどうかは私にも分かりません。]

······。
······あの。

··········子供扱い、しないでください。
···ロイエさんは私と同年代か、それより下でしょう?

[弱々しい注意をした後に、執着心から顔を軽く覆って縮こまってしまったものですから。
さらに頭が撫でやすくなったかもしれませんね。]

(77) 2024/02/20(Tue) 17時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[そうして暫くして。
君が満足し終わったか、私の羞恥心の限界が来た頃に私は口を開いたでしょう。]

········ロ、ロイエさんは最近はいかがですか?

[ソファに腰掛けているだけで絵になる君のことだ、きっと忙しくしているのだろうけど。
···動揺を隠せない私の頭は、そんな他愛のない話題しか思い付かなかったようです。]
**

(78) 2024/02/20(Tue) 17時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[煙さんの座る席に施されているのは、
異国情緒の溢れる彼に似合いの華。

パーティションに彫られた牡丹の花は、
木目と飴色だけなのに、一枚一枚の花弁が緻密に
されど艶やかにも見える、高級なもの。

店の何処かほの昏い空気も相まって、
高貴な、私にとって高嶺の花である貴方に
あっているなぁ。と毎回内心、惚けるのも常である。]

(79) 2024/02/20(Tue) 18時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ


 ふぁい!
 え、ええっと。
 お、お茶をしながらその、お話できたらいいな、って。


[笑顔で尋ねる彼にテンパりながら、
今日もまた、貴方と話がしたいという。

女子学生の悩みは、試験が難しいとか
教授の授業が眠さを耐えるのが大変とか。
そういったささいなものである。
仕事ではあるだろうが、笑顔で聞いてくれる彼だからこそ。
ついつい喋りすぎてしまって顔を赤くしてお茶を啜る。という光景がたびたび見られていただろう。]

(80) 2024/02/20(Tue) 18時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[淫靡な空気に触れるには、このおぼこそもそも緊張しいで雰囲気に浸る余裕もない。
自分と話をしてくれるドールへの一目惚れのような感情は
今もまだ続いており。

――つまりは、話をするだけで
頭お花畑というやつであった。
今日はしあわせ、一日が良い日、なのだ。]


 最近は、寒さが和らいだと思ったけど。
 まだまだ夕方になったら冷え込んじゃうんですよね。

 ……注文、茉莉花茶にしようかな。
 煙さんも何か、飲みませんか?


[注文票を片手に、尋ねる。
あたたかな飲み物なら、少しでも
緊張ほぐれないかしら。私の。
毎回そう思いながら注文しているが今の所、効果の程は。**]

(81) 2024/02/20(Tue) 18時頃

【人】 啓明結社 カコ

[誰にともつかない呼びかけに応えたのは、
 良く見覚えのある青年>>62
 記憶にあったのは。
 薄暗い店内で、灯りの近くに立つ拍子、
 鈍く光を弾く淡色の髪。
 陽の下であればさぞかし、と。
 未だ見ぬ金色を思わせる、その光。]


  そう。
  では、貴方にお相手願える?

[彼が示したカウンターへと目を向ける風もなく、
 そう求める。
 ソファの隣へと手を差し伸べ。
 招いたのは、彼のいらえを待ってから]
  
  ──こちらへ。

(82) 2024/02/20(Tue) 18時頃

【人】 啓明結社 カコ



  私はカコ。 
  貴方、名前は?

[身体ごと顔を向けて、尋ねる口調は穏やかだ。
 それなりに知れ渡った家名は省いて本名を告げる。
 ダーラから素性を聞いているかも知れないが]

  今日、意外と外は寒くて。
  温かいものが飲みたい気持ちなのだけど…、

  貴方なら、何を頼むか教えて?
  いつも給仕をしてくれる貴方の方が、
  詳しいでしょうから。

[もし彼が聞かせてくれれば、それを2人分。
 そうでなければ、温かなチョコレートでも
 頼むつもりで]**

(83) 2024/02/20(Tue) 18時頃

【人】 姉妹 ロイエ

 そりゃあ、大事なお客様のお話だもの。
 少しは覚えていましてよ。

[貴方に希望を持てと言い出したのも私だし。
 前を向くために手を握ってくれと言われて、
 その差し出された手を握ったのも私。
 ……その冷たさに身を少し引いた事もあったけれど。
 今はその冷たさを、少し愛おしく思うのよ。]

(84) 2024/02/20(Tue) 19時頃

【人】 姉妹 ロイエ


[だから頭に手を伸ばして、
 整えられた髪を少し乱してやる
 固まってる坊ちゃんはいずれ、動き出すでしょうから
 あまり気にしないことにする。
 ……手よりは冷たくないけど、
 やっぱりひんやりとしてる。]

 あら坊っちゃん。私に歯向かうの?>>77

[口答えを聞けば楽しそうに口の端を吊り上げて。
 弱い注意を、からから笑って飛ばしてみせて]

(85) 2024/02/20(Tue) 19時頃

【人】 姉妹 ロイエ


 いいじゃない、年下に撫でられても。
 ここは貴方達のお疲れを取る場所だもの……。
 たまには払った金額ぐらいの贅沢はすべきだわ。

[私に撫でられるのは贅沢……と言い難いかもしれないし
 お店の用途と目的を考えれば、
 これは子供っぽすぎる慰めなのだけど
 でも坊ちゃん、1つ前の客みたいなことは
 したがらないだろうし。
 大した芸のない私に出来るおもてなしって、
 これぐらいしかないもの。
 芸の少ない女の卓に着いた貴方が悪いのよって
 心の中で言ってあげながら、肉の薄い手で
 また撫でやすくなった髪の毛をくしゃとかきあげた。]

(86) 2024/02/20(Tue) 19時頃

【人】 姉妹 ロイエ


 私?私は……。

[話を振られて思い返す。
 最近。……最近?
 接待したお客の話か、同僚のあの子が買われたとか
 そういうものしか目と耳に入れてなかったけれど、
 そういうのを貴方の耳に入れるのははばかられて……
 少し困ってしまって、眉を下げて。]

 大したことは無いけれど……
 あぁ、

[ふと思い出したように声をあげたの。
 坊ちゃんに会えたのが想像以上に嬉しかったのかしら
 大事な話を忘れるほど私を舞い上がらせていたみたい
 これだけは伝えなきゃって話が、あったのよね。
 少し言いづらい話だったから、一呼吸おいて]

(87) 2024/02/20(Tue) 19時頃

【人】 姉妹 ロイエ


 近々……お客様に買われるかも。

[って、手短に。なんて事ない風に。]**

(88) 2024/02/20(Tue) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


···私だって人の子ですから。
恥じらい気持ちもありますし、抵抗だってします。

···そ、そう言われましても、>>86
外へ出掛け、屋敷の中のもの以外と話すことで充分に疲れが取れているのです。
その相手があなたなら、尚のこと。

[そうは言いつつも、君の手を払おうとしないのは。
からからと耳を擽る音を、心地よいと思っているからなのでしょうね。]

こうやって頭を撫でられたのは、小さな頃に父と母に褒められた時以来です。
···とても、懐かしい気持ちになりました。

[私にとって最高のおもてなしでしたよ。
波打つ白銀の髪を手櫛で整えますと、変になっていませんか?と君に確認したでしょう。]

(89) 2024/02/20(Tue) 19時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[髪も落ち着けば、君の近状を聞こうと耳を澄まします。
そして、一呼吸置いて告げられた内容に、私は耳を疑いました。]

···そうですか。>>88

[良かったですね、と嘘に気持ちを口に出来るほど器用な性格はしていないもので。
はっきりとした動揺が、顔や言葉に滲んだでしょう。]

その方は、生い先が長い方ですか?
···あなたを大事にして、くれそうでしょうか。

[その方が君の望む主人であるならば。

···私は、私は。
······君の幸せを、願えるのでしょうか。] **

(90) 2024/02/20(Tue) 19時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

 

  かしこまりました。


[「貴方に」と言われ、是も否もないだろうと
 答えたが、手を差し伸べられたのは
 ジャーディンが応じてからのことであった。>>82
 
 いちいち奴隷の意向を確認するお人であったのか、と
 気付いて物珍しいものを見る視線を不躾に送りつつ
 彼女のそばへと歩み寄って]
 
 
  失礼いたします……。
  
  
[恐る恐る、といったふうに申し出て、
 静かに彼女の隣に腰を下ろした]
 

(91) 2024/02/20(Tue) 19時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

 
[大抵の客はジャーディンよりも身分が上の者。
 いつも傍に寄るときには緊張を隠せなかった。
 
 穏やかな声で名を問われ、少々戸惑った様子を見せ]
 
 
  ジャーディン、と名付けてもらいました。
 
 
[彼女のことは、取引相手だという以上のことは
 オーナーからは聞かされていない。

 オーナーはドールへは不必要な個人的なことを
 話して聞かせる人ではないから]
 

(92) 2024/02/20(Tue) 19時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

 
[温かいものと言われると、メニュー表に手を伸ばし]
 
 
  紅茶や茉莉花茶は、珈琲などはいかがですか。
  いずれもオーナーが自ら選んだ薫り高い品です。
  
  甘いものがお好みでしたら、
  ミルクで煮出したカモミールティーや
  ホットチョコレートもご用意できますが……。
 
 
[カモミールティーは蜂蜜で甘みをつけており、
 性よりも安らぎを求めて来店する客には人気がある。
 内心飲んでみたい品でもあった。
 
 彼女の注文が決まったなら、それが何であれ
 手の空いたドールが注文を承りに来て、
 作って持ってきてくれるだろう]*
 

(93) 2024/02/20(Tue) 19時半頃

【人】 女主人 ダーラ

 
[女が店の内装や、飲み物の質に気を配るのは
 主な客層が貴族や富豪だからである。
 
 奴隷と遊ぶためだけに店を訪れ、金を払うなど
 庶民にはそうそうできる行為ではない。
 
 貴族や富豪を招き入れる以上は、
 ドール以外の部分でも満足させられなければ
 何度も繰り返し訪れてはくれないだろう。
 
 ゆえに凝った彫刻の間仕切りとラグを一枚一枚用意し
 ソファの座り心地にもこだわっている。

 ゆくゆくはテーブルも各席ごとに花の意匠を
 あしらったものに変えていきたいと考えつつ、
 今は各席ごとに茶器を用意するので精一杯だ。>>54
 

(94) 2024/02/20(Tue) 20時頃

【人】 女主人 ダーラ

 
[提供する飲み物は、作る手間がかかりすぎないもの
 という制限を設けてはいるが、その範囲で
 薫り高く味も良いものを選んで仕入れている。
 
 紅茶、珈琲のような定番の嗜好品はもとより、
 茉莉花茶やカモミールミルクティー、
 果物ジュースの類も品質の良いものを選び、
 ホットチョコレートは高級店のチョコレートを使う。
 
 ソファカバーやタオルも触り心地の良いものだし、
 店が肌寒いという人のためには
 上質なブランケットも用意している。
 
 そのように細部にまでこだわった成果なのか、
 意外な客が訪れるようになった。]
 

(95) 2024/02/20(Tue) 20時頃

【人】 女主人 ダーラ

 
[女はこの店を企画した当初は、
 性奴隷販売所として機能すると予想していた。>>4
 
 しかしながら、
 確かにその目的で来店する客が一番多いのだが>>70
 その他の目的で訪れる客も次第に増え始めている。
 
 ただ会話を楽しむためだけに来る者、
 ドールに悩み相談を持ちかける者、
 飲み物や内装を目当てに訪れる者、
 性的な目的以外でドールを求めて口説く者。
 
 店の規約さえ守ってもらえれば、
 女にとっては誰も彼も顧客である。
 
 むしろ性的な行為を目的として訪れる客より
 よほど上客とすら言えるだろう。]
 

(96) 2024/02/20(Tue) 20時頃

【人】 女主人 ダーラ

 
[その客たちをもてなすドールのことも、
 女は一定の基準をもって選んでいる。
 性的な魅力がありそうか、そして純潔かどうか。
 
 何に魅力を感じるかは人それぞれとはいえ、
 女なりに需要があると感じた者を働かせている。
 
 接客に出してみれば需要には偏りが生じるが、
 それは結果論でしかない。
 
 指名する客が複数いるなら、ドールとしては
 充分に店の利益に貢献する存在。
 性的奉仕に従事しないという理由だけで
 女がドールを払い下げることはないだろう。>>73
 
 そのことをわざわざドールに
 聞かせてやることなど、ありはしないが。]**
 

(97) 2024/02/20(Tue) 20時頃

【人】 姉妹 ロイエ


 ふぅん?そう。
 欲のない坊ちゃんよね……

[嫌がる様な事を言うけど
 手を降ろせとは言われてないし。
 やめろともいわれてないから、
 そのまま撫で続けて。
 褒められたのにはそうね、
 少しだけ気をよくしたわ。
 誰だって、嫌な感情は抱いてない人に褒められたら
 少しは気分が良くなるでしょ?]

 お父様とお母様に?
 へぇ、良いご家庭だったのね。

[そのうち飽きて手を離した。久々に人の頭なんか撫でた気がする。
 髪を整えている貴方を見て、いつも通りよと太鼓判を押してあげた。]

(98) 2024/02/20(Tue) 20時半頃

【人】 姉妹 ロイエ

[顔にも言葉にも出てくる驚きが、
 あんまりにも素直なものだから。]

 坊ちゃんは嘘がつけないわよね。

[って、その様子を見て小さく笑った。
 そういう所がかわいいし、面白くて好きよ。]

(99) 2024/02/20(Tue) 20時半頃

【人】 姉妹 ロイエ

[問いにはそうねと前置きを置いてから、
 さっきご奉仕してた人について思い出す。]

ああいうタイプは……長生きはするんじゃない?
生命力はありそう。

[それだけ答えて、後のには何も言わないで。
 意地悪なこと聞かないでって眉を下げた。
 貴方が思っているような
 "大事に"はされないでしょうねって
 既に見当がついてたから。]**

(100) 2024/02/20(Tue) 20時半頃

啓明結社 カコは、メモを貼った。

2024/02/20(Tue) 20時半頃


弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

2024/02/20(Tue) 21時頃


【人】 啓明結社 カコ

[間近で見ると、青年は思った以上に年若い>>91
 ダーラが店に置くなら成人はしていそうだ、と
 おおよその歳を推量する。

 彼に向けられた不躾な視線。口ぶりと所作は、
 それに反して恐縮や緊張めいたものが滲む。
 継いで、困惑。
 思いの外素直な反応を見てとり、口端に笑みが滲む]


  ジャーディン。
  …美しい名ね、オーナーが?

[花々を擁する“花壇”に所在なげに佇む、
 “庭”を意味する名をもつ青年。
 女主人らしい趣味だと当たりをつける]

(101) 2024/02/20(Tue) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

>>79>>80
はぁい、了解。
今日はなんのお話をしましょうか?

学校のこと?友達のこと?家族のこと?……魔法のことも、多少は心得があるから。いつでも話題にしていいのよ?


[彼女の要件はいつも通り、「ただお話がしたい」であった。まあ急に性に目覚められても応対は出来はすれど困惑はするので、「いつも通りで良かった」とも言える。傍目から見ても分かりやすく緊張している様子は、正直に言ってとても可愛らしい。

好意を持たれている、というのは分かりやすすぎる程であった。

リッキィのように、特定のドールへ拘りが強い客というのは、遠くない将来にお買い上げへ発展する傾向にある。…………数席先にいるお坊ちゃん>>89の様に、中々購入まで踏み切らない者もいるが。理由の詮索は無意味だろう。

しかし、だ。此処に通い詰められる程には裕福だろうが、まだ歳若く自由に使える金銭もそこまで無さそうな彼女が、自身を購入するような事があるのだろうか。]

(102) 2024/02/20(Tue) 21時頃

【人】 灰占道士 煙

[>>81 一瞬、意識が逸れていたのが彼女の言葉で引き戻される。いけない、何はともかく自分は「プロ」なのだ。接客中に余計な思考は厳禁、そう唱えながら改めて向き直す。]

茉莉花茶!良いわねえ〜最近新しい茶葉が入ったばかりなのよ。
そうね、同じものを頂きましょうか。

[手近にいた給仕役に声を掛け、茉莉花茶を二つ注文する。手ずから淹れてあげてもよかったが、かえって緊張されそうなので店側に淹れてもらう事にした。記憶を辿りつつ、直前の話題へと相槌を打つ。]

…………そうそう。まだ冷え込むから気をつけないとね。貴女の周りで、体調を崩している人とかはいない?大丈夫そう?*

(103) 2024/02/20(Tue) 21時頃

灰占道士 煙は、メモを貼った。

2024/02/20(Tue) 21時頃


【人】 啓明結社 カコ

[メニュー表を手に、ジャーディンが温かい飲み物を
 案内してくれる>>93

  飲み物も、一つ一つダーラが選んでいるのね。
  彼女らしい。
  あの人の趣味なら、私の口にも合うでしょう。
 
  どうしようかな…、

[独りごちる。甘いものは好むし、外から来たばかりの
 身体は冷えている。
 客の多くは、当然人肌で温めてもらうのだろうが。]

(104) 2024/02/20(Tue) 21時頃

【人】 啓明結社 カコ



  『ミルクで煮出した』というのは、良い誘い文句ね。
  それを頂きましょう。

[「同じものでいい?」と確認をとってから。
 柔らかな口当たりが身体を温めてくれるだろう様を
 想像させてくれた彼の分も、と。
 頃合いを見て近づいてきたドールに、二人分の
 オーダーを通した。

 程なく運ばれてきたカモミールティー。
 あれは何年前のことだったか。
 カコが仕入れた舶来品の茶器は、今も欠け一つなく、
 誇らしげに花を咲かせている。]

(105) 2024/02/20(Tue) 21時頃

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