人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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【人】 校庭番長 ヤマト

[少年は自宅に戻ると、妹と話をした。

彼女にきちんと告げるのは多分、初めてだった。

『もうセックスを兄妹でしたくない。お前を妹として大切にさせてくれ』

妹は最初黙っていたが、最後。
お兄ちゃん、ごめんねと受け入れてくれた。]

(29) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[少年は自身の気持ちに気付いてから、ニジノからの連絡を一番に待っていた。

勿論、鮫島研吾から連絡があるなら、逢って少年の本当の気持ちを伝えようと考えていた。

しかし彼から連絡はなかった。
刑務所に入ったかも、少年にはわからなかった。]

(30) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[調べたり誰かに聞けばわかったかもしれない。が、少年はしなかった。

なぜなら?

彼は少年の連絡先を持っている上でしてこないのだから。

何か理由があるのだ。
彼がそう望むなら、少年は彼を尊重する。]

(31) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[いつか彼が望んで連絡をくれるのを待てば、いい。

少年と彼は今、セフレという関係だ。

しかし少年はもう彼に逢おうがセックスするつもりはなかった。

あの熱情的交わりの過ちに気づいたから。

よって、少年と彼は友人に戻った。]

(32) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[

友達とは、互いが望むなら逢うもの。

惹かれあうでもなく、必然も必要もない。

だからもし、このまま二人が二度と逢わずとも。
二人は友達でーー

想い出が嘘になるわけではなかった。

これで、火浦大和と鮫島研吾の物語は、終わる]*

(33) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃

【人】 特事調査課 サメジマ

[>>5ふと見ると、小指の爪が欠けていた。
最終日、出し合った案は完全には叶えられなかったということだ。僅かに目を細め、幾人かの安否を思い遣る。

確かめよう。上体を起こしたところで、聴き慣れた声>>9が届く。ややあって勢いよく飛び込んできた身体を抱き留めた。]

…………まあなんとか、無事よ?

[泣きじゃくるのを宥め、並んで玄関へと向かう。受け取った"報酬"に、大和が何を思ったのかはわからない。

集合場所に、全員の姿は、揃わなかった。]






 

(34) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃

【人】 特事調査課 サメジマ


…………。

[自室の窓をぼんやりと見上げる。

頭の片隅には、あの日"暗記"した文字列>>4:-249が今でも浮かぶ。だがそれを、俺はきっと使うことはないのだろう。生涯、忘れることもないけれど。

現実には、たったの3時間。
けれどあまりにも濃密な時間だった。

あの春の廃校舎で、出会って別れた黒の瞳。
交わした幾つかの約束は、確かにあの時の俺たちに必要なものだった。代々木のコート、寄席に差し入れる選りすぐりの一冊、映画は何が上映されているだろうか。
"傾いて"しまった関係、そのものも。
何ひとつ無駄であったとは、思わない。

ただ、今は────、


瞼の裏の赤に、時折桜が舞う。
思い出すのは繋いだ手の確かさ、それだけだった。]

(35) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃

【人】 特事調査課 サメジマ

[

嘗て、大事に想った友がいた。

いつか望むのならば再び出逢うだろう。
必然も、必要もなく。

その時は笑い合って、
形を新しくした友情を交わすのかもしれない。

ただ、それが真実であり、

終わりであった。

**]

(36) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃

【赤】 特事調査課 サメジマ

>>*10
[都内、某ビルの玄関口。顔を合わせた幾人かと別れると、俺は姿を見せなかった仲間の姿を探した。

2ブロックを先に進んだビルとビルの狭間に、室外機に腰を下ろしたその人物を見付ける。]


………………なんで
ンなとこハマってんの。

[漏らした安堵の息は、聴こえてしまっただろうか。
細く釣り上がる眦が斜めにこちらを睨み上げる。]

あれ、つか、ホーリーは?

(*11) jps 2023/04/30(Sun) 20時半頃

【赤】 トレーサー キルロイ

なんで?
そりゃ、組織から追われてるから、とか言えばいいか?

[ビルの間、室外機とビルの隙間は本当に歩幅ほど。
 そこに、ひょろり、エルフなんて言われた体躯は、中も外も変わらない。
 鋭い眼で、こちらを見つけた男を睨みつける]

ホーリーは先に帰るってさ。
 連絡先は聞いといた。

[そして、室外機から、降りると、
 少し、周りを気にしつつ]

あんま、この近くにいたくないんだわ。
 駅行くぞ。

[そして、足早に駅方面へ向かおうとする。
 おい、行くぞ、と声をかけて]

(*12) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 20時半頃

【赤】 トレーサー キルロイ

ああ、そうだ。
よく頑張ったな。
とりあえず、勝てなかったけど、
一番ベストだろ。

[そんな横、黒塗りの車がこちらに気づかず、走り去っていく]

とりあえず、喉が渇いたから、なんか飲むか。**

(*13) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 21時頃

【赤】 特事調査課 サメジマ

>>*12
組織ィ?

[呆気に取られているうちに急かされる。慌てて追うと、黒塗りの車が視界の隅を過ぎった。…………組織、ねえ。とりあえず柊が居ないのはわかった。振り返るでもなくぶっきらぼうに投げられる労い>>*13に口角が上がる。]

まあね。
…………ありがと。

[喉、そうか。人間は飲食をするものだったな。
不意に思い出された五感に、雑踏の濁った臭気が鼻についた。ああ。こんな風だった。世界は。

適当に見繕った珈琲スタンドに入り、トールサイズを適当にふたつ注文する。]

あ、別のが良かった?

(*14) jps 2023/04/30(Sun) 21時頃

【赤】 トレーサー キルロイ

つか、お前




こんな店入るのか。

[もちろん、入ったことなかったです。
 やたら、洒落たカップに、明らかに緊張している]

え、これ一杯でそんな値段?!
わ、飯が2回食えるやん。

(*15) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 21時半頃

【赤】 トレーサー キルロイ

ま。それは、いいとして。

お前の願いは叶わなかったわけだけど、
これから、お前どうするつもりだ?



別に、心配は、少しだけしている。

[飲み物一ついただきます]**

(*16) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 21時半頃

【赤】 特事調査課 サメジマ

>>*15
[毎日何食ってんだろ。
そこまでの値段ではない筈だったが、追及はしないでおいた。とりあえず奢るよ、と、空いている席を確保する。]

まあなんだ、乾杯?

[プラカップはぽこんと間抜けな音を立てるだけだったが、別に構いはしない。一口を飲み干すと喉を通る冷たさがやけに新鮮だ。]

>>*16
んー…………。

お前、止めたい?*

(*17) jps 2023/04/30(Sun) 21時半頃

【赤】 トレーサー キルロイ

止めたいんじゃなくて、
止めるんだけどな。


[そして、少し飲んで、わ、うまっ]


どんな理由があるにしろ、
それは、やっちゃいけないことだから。

(*18) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 21時半頃

【赤】 特事調査課 サメジマ

>>*18
[片眉がぴくりと跳ねる。
ふたつのカップ越しに鋭い視線を投げようとして、うまっ、と素直に上がる声に毒気を抜かれた。]

────止めるって、
どうやって?

ずっと見張りでもすんの?

(*19) jps 2023/04/30(Sun) 21時半頃

【赤】 トレーサー キルロイ

ん?
いや、お願いと命令するだけだが?
あと、状況きいての最大限の説得。

[ずずずーーー]*

(*20) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 22時頃

【人】 ラプター ニジノ

―― Lycanthrope Game 2  End ――

[もはや耳慣れたチャイムの音。
 システム音は無機質なのに、どこか道化めいていて。
 勝利陣営の生存者が、淡々と命令を発していく。

 途中、エラーが発生したようだが、うとうとと微睡む意識の下で聞き流していた。]

 ――――ん、

    …………????

[ご参加まことに――ざいま――た。>>#14
 アナウンスを聞き届け、呆気ないほど簡単に開いたマシンから再び這い出す。]

    ど、うな……あれ?

[ここが現実かVRか分からない。杖を掴み損ねて転びかけ、咄嗟に踏み出した左脚が、

 ――しっかりと、体重を支え地に立てていたから。]

(37) りしあ 2023/04/30(Sun) 22時頃

【人】 ラプター ニジノ

[呆然と立ち尽くしていたら、やたら遠くガシャンと杖の倒れる音がした。
 慌てて頬を抓る。痛い。当たり前だ。でもVRの世界でも同じ痛みを感じた。

 ――この世界はどちらだ?]

   …………ゃ、 いやっ、

[身体が小刻みに震え出す。
 あれほど精巧な廃校を再現できるVR技術。この個室だって、再現可能だろう。手に馴染む杖も、握ったスマホも、確かにそこにあるようだが、何より脚の感覚がVR内のそれに近い。

 ――胡蝶の夢。もはや、どうやって現実感を確かめれば良いか分からない。

 腕を掻き毟った。細い赤線が幾筋か、ちりちりと痒いような痛覚。
 首元に手をやった。あのチョーカーも石もない。
 ただ、そこに突き立てられた鋭い――痛みと、鮮血と、灼かれるような、]

   あ、あああぁあ――――!

[絶叫。そのまま昏倒し、胡蝶の夢を漂う。**]

(38) りしあ 2023/04/30(Sun) 22時頃

【赤】 特事調査課 サメジマ

>>*20
[説得はともかく、お願いと命令って併存すんだな。]

……つか、飲むの早くね?

[何だろなあ。
尻ポケットに突っ込んでいたくしゃくしゃのパンフを取り出す。何となく丸めたりして手遊びをしながら、だらしなく背凭れに寄り掛かった。]


…………じゃあまあ、
やってみてもらおうか。

[ぽつりぽつりと、カップの氷が溶け切るまでの時間を遣って、寝たきりの嘗ての親友の話をした。]*

(*21) jps 2023/04/30(Sun) 22時頃

【人】 ASIOS キリノ

─ リアル・個室の中 ─

 [ゴーグルを傍らに捨てて、
 震える手でウェアラブルデバイスを外した。
 喉元に手をやる。汗ばんだ首。

 ──あの忌々しい首輪は、もう無かった。]


 ……──はぁっ、っは……
   ……


 [願いの最申請を叫んだあと、
 "受理しました。処理を実行します。"の
 音声が聞こえて、
 身体中に電流が走ったような衝撃と苦痛を受けた。
 何が起こったのか分からない。
 いや、
 何かが"処理"されたのだ。]

(39) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [頭の中に色々な数字が点滅して、
 かつてないほど混乱していた。
 ──しっかりしないと、発狂するんじゃないか。
 額から流れ落ちてくる汗を腕で拭って、
 息を深く吐いた。]

 ………、…

 ………受理、処理、と聞こえた…
 ……成功したんだ。


 [自分で提出した文言を、辿る。

 桐野玲の運ステータス26(0..100)x1%を使い
 参加者全員の精神肉体を治癒する

 ……そうだ、そうだった。]

(40) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [ひとつずつ丁寧に思い出して行くと、
 ようやく体の震えが止まり。
 マシーンのロックは外れているようだったが、
 深い息を吐いて、背もたれに沈み込んだ。

 目の前のモニタは暗くなっていて、
 桜森高校はもうどこにも映し出されていなかった。]


 ……

 終わったんだ。


 [そうだ。自分はこの光景を知っている。]

(41) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [去年は、申請した後にこんな身体的負担は無かったが、
 桐野はやたらマシーンの中で待たされた。
 …ほどなくして、廊下を隔てた別室から
 絵里の叫び声がかすかに聞こえた。]


 ………

 ……サラは?

 みんなは……大丈夫なのか?


 [よろけながら、筐体の中から脱出して。]

(42) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【赤】 トレーサー キルロイ

なるほど。
ん、確かにそれは、辛い話だけど。


お前、頭いいけど、ちょっとわかってないな。
お前の親友が言いたいことは、
お前に殺してほしいってことじゃないよな。

[そう、呟くと、
 残り無くなったカップを弄りつつ、
 机に視線を落としてから、また、見上げる]

わかってんだろ。
殺してほしい、は、お前に、執着してるからだ。
だから、お前がすることは、殺すことじゃない。

辛いだろうけど、離れることだ。

そいつは、お前を見ると、辛いんだよ。
死にたくなるんだよ。だから、殺してくれって言ってる。

(*22) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [脱出する時、マシーンの僅かな出っ張りに
 運悪く靴紐が引っ掛かり、転げて落ちた。]


 ──、!!痛ってぇ!!!


 [そこで、急に正気に返ったように
 焦りが出て来た。

 靴紐を直し、所定位置に置いた黒いリュックを取って
 扉に手をかけた。
 部屋のロックはもう外れている。]

(43) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃

【赤】 トレーサー キルロイ

お前が、罪悪感を抱いて、そいつに会いにいくから、
そいつは、お前を責めて、自分を追い込んでるんだと思う。

死にたい、なら、そばにいないとだけど、
殺してほしい、は、もう、側にいちゃいけない。




そいつは、死にたいわけじゃない。
ただ、ぶつけたい。誰かのせいにしたい。
ちょうどよく、お前がいるから、
それを言える。

でも、それじゃ解決にはならない。

(*23) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 23時半頃

【赤】 トレーサー キルロイ





お前さ、
そいつから何かを奪ってしまった、と思ってるなら、

それ以上、生命まで、奪うのは、
むしろ、逆なんじゃない?**

(*24) nostal-GB 2023/04/30(Sun) 23時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 ────サラ!!!


 [どこの個室なのか、分からないので
 廊下に出てとにかく叫んだ。


 申請は受理された。願いは叶った。


 ──リアルのサラに早く会いたい。]*

(44) steel 2023/04/30(Sun) 23時半頃

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