人狼議事


17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から

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【人】 調律師 ミケ

 


 国が、いや、星が、滅びたんだ。
 エフェメラームの王の愚行によって。
 国が、世界が、星が、全てが、
 今、死に向かって存在している。

 数多くの人が、星から去っていったよ。


[ エフェメラームの王の愚行。
  その言葉を発するときに、
  ほんのすこしだけ、表情を曇らせた。
  近しい血縁者ではなかったけれど
  遠く、遠く、血を分けた私の名前にも、
  エフェメラームの文字が刻まれている。 ]
 

(28) 2022/03/05(Sat) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ ちなみにどういうものか、と問われたら、
  きっとそれを説明しただろうけれど、
  力を持つ石だの、王の愚行だの、
  ちんぷんかんぷんだったかもしれないし、

  ……もしかしたら。
  私には何のことか判らなかったが
  バルス的なやつ≠ニ謎の言葉を、
  みずきから聞くことができたかもしれない。


         ──── 閑話休題。 ]
 

(29) 2022/03/05(Sat) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 


 どうだろうな。
 正確には、ひとりではないよ
 国に残っているひとは、私だけではないから
 
 それでも、
 家族、友人、恋人、仕事仲間、
 そういう者がすべて居なくなった世界を
 ひとり≠セと、云うのなら。

 私は、ひとりかもしれないな。


[ ひとり≠ニいうものに慣れてしまった私は
  何の感情も表さずにひとり≠ニ口にする。 ]
 

(30) 2022/03/05(Sat) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 


 そういうみずきは、


[ と、言葉を続けてしまったのは
  ひとり、と発するみずきの声が、
  どこか、寂しそうにも聞こえたから。 ]


 ひとり、なのか?
 

[ 地球はまだ、滅びていなかったように思う。
  私の知識が正しければ、だけれども。

  じゃあどうして寂しそうな声を出すのだ、と
  初対面のみずきに問うのは、
  やはり私はお節介なのかもしれない。 **]

(31) 2022/03/05(Sat) 16時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2022/03/05(Sat) 16時半頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

[耳の名札にアシモフと書かれているよ、と
可愛いお嬢さんに言われれば
とても満足そうに頷きましょう>>12]


 世界はの、
 いろいろあるからの
 ここはいろんな世界と
 繋がっているようじゃからの


[そういうこともあるでしょうね、と
そう言わんばかりに首をこくこくと振ってから
彼女のクリームソーダが無くなっていくのなら
白い生き物も再び大きなチーズと格闘するのでしょう]**

(32) 2022/03/05(Sat) 17時頃

【人】 双生児 ホリー

 ねえ、あなた竜の好物って知ってる?
 わたし、竜って本でしか読んだことなくて…

[ 手紙を飛ばしてから少しして、
  カウンターの方へ戻ったわたしは
  不思議な飲み物? を不思議な飲み方で
  飲んでる少女へと声をかけた。>>17

  他のヒトでも良かったのだけれど、
  会話に割って入るほどのことでもなかったし
  なにより、この少女が一番……
  ううん、やめておこう。
  理由もないのに『ヒトっぽくない』などと思うことは
  どこの世界だってきっと失礼な話だ。

  ちなみにネズミへは『もっとも想像しやすい餌』
  としか思えなかったので、聞くのは憚られた。 ]

(33) 2022/03/05(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 ホリー

 その飲み物、ほら本に出てくるお薬みたいな色かなって。
 わたしのところにはないものだし、あなたのところには
 いるのかな? って思っただけ。
 ……飲み物よねそれ?

 大きいトカゲみたいに見えるから虫とか小動物とかかな?
 それなら想像できなくはないけれど…
  
[ 努めて、ネズミの方を見ないようにと
  まじまじと少女を見つめる。

  やはり変だ。何かが希薄に思える。
  言葉では説明できない感覚に瞬きが増える。
  これが異世界のヒトの特徴なのだろうか? ]**

(34) 2022/03/05(Sat) 18時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2022/03/05(Sat) 18時半頃


【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ とても静かでした。
 傍らの白い生き物が口を開かなければ、
 ここに声が響くことはありません。

 あるいは、”それ”のようにどこかから
 訪れた者がいれば違ったのかもしれませんが、
 いつかの未来、もしくは過去にあたる今、
 広く白い世界には”それ”らしかいないようでした。]
 

(35) 2022/03/05(Sat) 20時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 小さな手>>0:25が”それ”が乗る紙に触れました。
 すると、まるで世界に融かしていくように
 手紙は”それ”の下からいなくなってしまいました。

 きっと、二通目>>0:125も同じでした。
 紙一枚分の高さを失って、
 ”それ”は白い生き物と向かい合います。
 耳元に「アシモフ」というタグがついていましたが、
 ”それ”が名前で静寂を破ることはありません。

 ただ、顔のような形を向けて、
 骨組みの隙間から星空を滲ませて、尾を振って、
 感謝の言葉を綴るだけです。]
 

(36) 2022/03/05(Sat) 20時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ とても静かでした。
 なのに、新しい存在はいつの間にか傍にいました。]
 

(37) 2022/03/05(Sat) 20時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ソレ>>0:158は二対の翼を休めるように、
 カウンターに寝そべっていました。
 ”それ”が身体を滑らせて近づくと、
 まるで待っていたかのように折り目が解けます。

 「前略、扉のこちら側から」>>0:156という
 書き出しから始まった手紙には、
 名前の知らない誰かの言葉が綴られていました。

 ”それ”は文字を追うように目の窪みを向けた後、
 首を垂れて、その紙に頬ずりしました。]
 

(38) 2022/03/05(Sat) 20時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 紙は何色だったでしょうか。
 誰かの嫌う白色>>0:154だったかもしれません。

 文字は何色だったでしょうか。
 多くを積み重ねた果ての黒色だったかもしれません。

 始まりと終わりの色であっても、なくても。
 ”それ”は開いた翼から離れ、尾を揺らします。]
 

(39) 2022/03/05(Sat) 20時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


『 扉のあちら側の あなたへ

   返事をありがとう。
   声が届いて、とても嬉しい。

   そこが始まりであるのなら、
   これから多くの色が降り注ぐのでしょうか。
   いずれ黒に染まってしまうとしても、
   今はまだ、何物にも染まっていないのかも。

   もし、選べるのなら、
   あなたは何色になりたいですか。

   私は今、終わりの黒の中に残された
   染まらない光を探しています。

                      B 』               
 

(40) 2022/03/05(Sat) 20時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 真っ白な紙に滑らせた星空は、
 ドームの上を覆う色より青く、鮮やかでした。
 だって、今、”それ”の身に揺蕩うのは、
 陽の光を知る夜の色でしたから。

 最後に名前を書こうとして、
 ”それ”は一度動きを止めました。
 尾からインクが零れて円を描く前に、
 たった一文字を紙の端に書き添えます。

 それから白い生き物を見て、
 その小さな手が開いたままの紙に触れるまで
 ただ静かに待っていました。]
 

(41) 2022/03/05(Sat) 20時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ”それ”に嘘を教えたのは、薄汚れた男でした。
 ”それ”の役目は、彼を生かすことでした。]
 

(42) 2022/03/05(Sat) 20時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 天井から吊り下げられた白の向こう>>0:#1
 宙は光すら吸い込むかのように暗く佇んでいます。

 その中でぽっかりと切り取られたかのように、
 半円の空間だけが、誰か>>1:82が望むまま
 白く、浮かび上がっているかのようでした。

 もしかしたら”それ”が知らないだけで、
 下にもう半分の円があるのかもしれませんが、
 残念ながら”それ”に知る術はありません。

 白に満ちた世界の中から、
 ”それ”は暗い宙を見上げました。
 何かを探すかのように、言葉なく、静かに。]**
 

(43) 2022/03/05(Sat) 20時半頃

瀑布昇竜道 バキュラムは、メモを貼った。

2022/03/05(Sat) 20時半頃


【人】 営利政府 トレイル


  [ とぼとぼ見上げるは幾億の宙
    何か放り投げたらさ、
    いっこくらい落ちてくるんじゃないか?

    実行するにはどうにも、ガラスが邪魔だけど。
    どうして"僕"はここにいるんだったっけ。

    眠ってた気がするのにな あ ]


    そだ おれ 寝ててそれで……
    もしかして流行りの
    異世界転生てやつ?

    すげー!

  [ そのわりに静かな世界。
    とびら?―――視えてる。 ]
    

(44) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル


    
  [ 本能がソレを感知するならば、
    本能がソレを拒絶するのだって、変わらない ]

 

(45) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル



  [  そんなときかな。
     なんだかカウンターが目に入って
     そこにおちてた手紙がひとつ。

     普段なら気にすることすらないそれも


     どうしてかな。
     目に入ったそれが、


     都合よく懐かしい字に似てて。>>0:13


     返事書いていいよと言わんばかりの紙に
     下手くそな文字を書きなぐったんだ。 ]
 
 

(46) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル




  君のいないところ。


 

(47) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

  

   君は?
   君の居る所には雪は降ってるかい?
   友達が好きなんだ

   君は、元気?


 

(48) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル



 [ どうやって出したらいいかわからないから
   そのまま置いておくことにしようか。


   
   こうしてまた、ひとつ思い出す。  ]

 
 

(49) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル



  おれ、ともだちがいたんだ

 
 

(50) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 

[ 帰るための道を見つけて。
  そこから背を向ければ、私は
  周辺にある扉とは違う形をした
  カウンターと呼べるものへと足を向けた。

  前に酒場に行った時に見たことのある
  その家具の前に、前に見た時のように
  人が立っていることはない。

  そう思っていたのだけれど。
  近づけば、そこには
  人ではないにしろ、白い生物がいた>>0:2 ]
  

(51) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

  
 
[ その姿は私の世界ではネズミと呼ぶ。
  ……どうして、ネズミがこんなところで
  カウンターの上に乗っているのだろう。

  じっと見ていたら、声が聞こえて。
  どこから聞こえたのかきょろきょろと
  辺りを見回した。

  やっぱり周囲に人はおらず。
  もしかして、という気持ちを胸に
  まじまじとネズミの姿を見つめる。

  害獣とも呼ばれるその動物の
  くりくりとした目の嵌った顔が
  まるで人間のように感情を持って
  動いたような気がした。 ]**
 

(52) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル



  [  思い出してしまった瞬間
     込み上げてくる心の中のそれは



     そうか、……よく、わかんないや。
     でもわかった、わからない、わかったや。 ]

 
 

(53) 2022/03/05(Sat) 21時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2022/03/05(Sat) 22時頃


【人】 営利政府 トレイル



  んー……



  [  とりあえず行ってみようかな。
     どこへ?


     少なくとも扉と反対側へ。
     誰か他のひとの声が聞こえてくるならば、
     そうだな、いってみようか ]**

(54) 2022/03/05(Sat) 22時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2022/03/05(Sat) 22時頃


【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 自分の名を教えてはいけない。と、男は言いました。
 真実を明かすなんて死にたい奴のすることだ、とも。

 建物の間を冷たい風が通り抜けて、
 男はボロボロの布を身体に強く巻きつけました。
 顔を伏せて、自分の息で布の内側を温めて。

 しかし、それは彼に温もりを与えるに至らず、
 やがて気絶するように目を閉じるまで、
 彼の黒々とした瞳は虚ろに揺れたままでした。

 ”それ”は暗い夜に煌めく黒を見つめるかのように
 彼の足元でとぐろを巻いていました。
 彼が目を閉じて、目が覚めるまで。ずっと。

 ”それ”が眠ることはありません。]
 

(55) 2022/03/05(Sat) 23時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 男は見栄っ張りで意地っ張りでした。
 お金がないのにご飯を奢ったり、
 住む家もないのに服を買い与えたりする人でした。

 今日も男は”それ”を使って手紙を書きます。
 ある時は遠くの町の富豪として、
 またある時は海を越えた先の王族として。
 男には地位のある偽物の名がたくさんありました。

 手紙だけではきっと誰も信じてくれないでしょう。
 他にも何かしていたに違いありませんが、
 ”それ”は男が外で何をしているのかを知りません。]
 

(56) 2022/03/05(Sat) 23時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 男はいつもボロボロの隠れ家に”それ”を隠し、
 夜遅くに帰って来ては、”それ”を取り出しました。

 ”それ”は男が紡ぐ言葉を男が望む形で文字にします。
 白い骨組みの内側は、男の瞳に似て、
 黒く艶のあるインクで満たされていました。

 手紙を書き終わると、男は部屋の隅に移動します。
 そこが一番風の届かない場所なのです。
 ”それ”は彼の手のひらに掬い上げられて、
 いつも彼の足元で丸くなりました。]
 

(57) 2022/03/05(Sat) 23時頃

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