4 【突発R18】痴☆電車
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─ 回想・黒絵 ─
[何で?と問われれば答えはひとつ。 女をより高い場所へ連れていくため。]
イカせて欲しいのか? 見ず知らずの、それも痴漢なんかに。
[もはや睨みつける気概も消耗したか。それは快楽が女を支配し始めた証か。]
痴漢されて悦ぶなんて、変態だな。
[胸を弄る手は離れ、秘部から指を引き抜くと、ぬらぬらと蜜に塗れる指先を女の目の前に見せつける。]
(*33) 2021/01/24(Sun) 23時頃
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来い、もっと気持ちいいことを教えてやる。
[男の言葉と同時に電車は駅へと停車した。 そうして女の手を引いて、降りようとする。 その手は強引ではあったがそれほど力を込めているわけではなかった。 女が拒否するなら振り解ける程度のもの。
───拒否、できるのならば。]*
(*34) 2021/01/24(Sun) 23時頃
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─ 今 ─
[それは作品を披露する感覚に近い。 この手で美しく淫らに乱れる女を見せつける。乗客はギャラリーで車内は舞台。
女は最奥を乱暴に突き入れられるのが好きらしい。 望み通りにしてやると一際強く身を振るわせて悦びに果てた。
それでもしがみついて離れない。 果てのない欲望が男を求めている。]
(*39) 2021/01/25(Mon) 00時頃
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[男はそれに応える。 グチャグチャになった結合部をさらに掻き乱して、男は再び抽送はじめる。 女が望むのならば何度だって果てさせる。
痴漢も、性交も、男は自分の性欲を満たすためのものではない。むしろ、男自身の性欲は淡白なものだった。
だから、男は女の奉仕を必要とせず、しかしそれでも女が奉仕するというのなら拒むものではない。 男には尽くすことで興奮する女は少なくないのだから、その方向で意味がある。]*
(*40) 2021/01/25(Mon) 00時頃
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[自分の歪みは理解している、痛いほどに。 この歪みは自分一人のもの。 だが孤高を気取る気もない、所詮はただの痴漢だ。
もう何度目かの絶頂を味わい内側を気付く締め付ける女の中から自身を引き抜いた。 そのまま女を下ろす。 自分の足で立てたか、それともへたり込んだか。
男は視線だけで伝える。 微かに赤の混じる蜜に濡れ未だ張り詰めたままの逸物を掃除しろと。
いつも湛えていた薄い笑みはすでに男の顔にはなかった。]*
(*50) 2021/01/25(Mon) 12時半頃
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[どこか媚びた様子に男の視線は無機質に女を見ていた。 おそらくそんなことをした経験はないだろう。その割には頑張ってはいるが技巧としてはやはり拙いし、それに、男は元より女の奉仕を求めていない。]
そうじゃないだろ。
[男は女の頭を掴むとおもむろにその口へと逸物を突き込むと、男の目が女に問う。
“犯して欲しいんだろ?“
熱く滾ったままの肉棒が女の口内を犯す。 無理矢理に乱暴に、さっきまで女の中を穿っていたように、口内を犯し喉奥に突き立てた。]
(*53) 2021/01/25(Mon) 15時半頃
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[頭を掴み逃げることも逸らすことすら許さない。 暴力的に怒張したとそれは何度も女の口を出入りする。
人混みはいつのまにか輪を作って二人を囲んでいた。 観衆の視線が男女の行為に注がれている。 誰一人咎める者も、止める者もいない。]
ちゃんと……飲み込めよ。
[しばらくして男は精を放った。 それはドクドクと女の口の中に、そして喉に注がれていく。]
(*54) 2021/01/25(Mon) 15時半頃
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次はどこに欲しい?
[精を放っても男のそれは変わらず逞しさを失われることはなかった。 ギャラリーからは「まだやるのか」「俺もやりたい」なんて声がヒソヒソと囁かれていた。]*
(*55) 2021/01/25(Mon) 15時半頃
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[背筋がゾワリとした。
女は男の激しいイラマチオにすら悦の色を浮かべ、どこがいいと聞けば後ろの穴を差し出した。 苦しさや、哀しさを抱きながらも快楽を求める貪欲さ。
だがしかし、男がたじろいだのそれではない。 それはたったの半日でここまで女を“壊した”その手腕にだった。]
……いいだろう。
[男は苦々しくも愉しそうに嗤った。]
(*61) 2021/01/25(Mon) 19時半頃
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[男は女の蜜壺に触れると止めどなく溢れる蜜を掬い、それを菊座に塗りつけた。 同じように自分の竿にも。 そうして準備が整うと窄むそこに先端を当てた。]
本当に……変態女だな。
[蜜を潤滑油がわりにしたとはいえ、そこはずっと狭くキツイ。それを男は相変わらず激ったままの自身のそれで強引に貫いた。]
だけど……嫌いじゃない。
[収めてしまえば、一度大きく息を吐いて、ピストン運動を始めてた。]*
(*62) 2021/01/25(Mon) 19時半頃
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[やはりこの女は壊れている。 そして壊れた何かを快楽で埋めようとしている。あるいは塗り潰そうとしているのか。 違うそうじゃない、と男は思いながらも腰を突き入れる。]
また足りないだろ?
[女を支えるのをやめて、男の手が蜜壺に伸びた。 容赦なく指を埋め込んでいく、一本が二本に、二本かま三本に。ウネウネと蠢きながら。]
(*72) 2021/01/25(Mon) 22時頃
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[胸だって放ってはおかない。 シャツを捲り上げ、胸を露わにすると乱暴に揉みしだいた。]
我慢なんてしなくていい。
[バチンバチンと女の尻肉にぶつけながら、ギチギチと締め付けるアナルを男はスムーズに抽送する。 激しく突き込むたびに、熱い肉棒が肉壁一つ隔てたポルチオにまで衝撃を伝えていく。]
思い知りイケよ。
[そう言うと同時に男は一際深く深く突き刺した。]*
(*73) 2021/01/25(Mon) 22時頃
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[行為を終え、ぐったりとしている女を空いた座席に座らせた。意識はあっただろうか、随分と無茶をしていたように思える。
男は行為の最中に他の者が女に触れること以上のことを許さなかった。 だが、ことが終わってしまえばその限りではない。 意識があろうと無かろうと、他の誰かが痴漢に及ぶかもしれないが、男はそれを咎めようとはしないだろう。 ここは智閑線なのだから。
そして電車がとある駅に着いた時、男はゆっくりと電車を降りて行った。 それで男にとっての今日という一日が幕を閉じた。]**
(67) 2021/01/26(Tue) 06時頃
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