人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

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【赤】 姉妹 ロイエ

[体調が良い日が増える度、私はそれを喜ばしく感じる
 朝は眠気であまり回らない口で挨拶をして
 日中顔を合わせればじゃれ付きに行って。
 お勉強はお仕事のない日は、一緒にお出かけをして
 夜は、たまに愛し合ったりなんかもしながら、
 同じベッドの中でおやすみと囁く。
 お店より穏やかなのに、何故かお店の頃より刺激的に
 感じる、尊い日々をすごしていた。
 貴方におやすみとおはようを言える日が、
 長く続きますようにと、願わずにはいられない。]

(*137) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[願いはあれど、私に野心や野望のたぐいはない。
 人のために何かを成し遂げようという高尚なのは
 なお……生まれてこの方考えたことが無い。
 だからそれを思いついて、そこに向かって努力する姿は、
 最も尊敬すべきものに見える。
 私にもそれを、触りでも話してくれた日があったかしら
 あったのなら、背中を押したでしょうね。
 「応援してる」って]

[それが私の為に役立つのだと思われているのも、
 ありがとうと笑って、否定はしないであげる。]

(*138) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[過去にお母様が植えたという希望の花は、
 時期を外れてしまったけれど。
 代わりに私の好きな花は沢山。
 百合の花は大好き。垂らした頭は優美なのに、
 背はしゃんとまっすぐな所がいい。]

 えぇ、綺麗。

[着付けの最中、ふと眺めて。私も式中はかくありたい。
 むしろ彼の妻としてそうあらねばと思いつつ。
 それより先にこちらをなんとかせねばと服に視線を戻し
 また手を動かす。
 普通なら複数に手伝ってもらう所をひとりで進めるのは
 かなり……骨が折れ、時間もかかり、疲れる。
 何度も人に手伝ってもらいたい気持ちになったけれど……
 しかし、今自分の正体を知られたら、
 せっかく認めて貰えたこの話もご破算になるかもしれない
 そうでなくても、今後何かしら言われることは
 増えるだろうと思うと、やはり気は進まなくなり。結局
 式には間に合うようにと念じながら一人作業を進める。]

(*139) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 やだ、見ないでよ。まだ首のもつけてない。

[仕切りの間から覗き見た貴方が見るのは、
 まだケープや何やらを羽織っておらず肩や首が見える所。
 プリンセスラインのドレスだけを身にまとった姿。
 丸みのない肩も肉薄い背中も。次いで私が振り返れば、
 普段は隠している喉仏も見られたでしょう。]

 あら、珍しい髪型……素敵よ。
 でも、そんな素敵な坊ちゃんが、
 婚前の乙女の素肌を見るだなんて……感心しないわね?

[いやらしい人とにやりと笑って。
 「残りは式でのお楽しみ」と、さっきまで着ていた服を
 坊ちゃんの頭めがけてふわりと投げて目くらまし。]

(*140) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[肩はケープ、首はレース。
 細長い手腕は長いフィンガーレスのサテングローブ
 肉付きの少ない男らしい部分を純白の布で覆っていく。
 元々男の中では華奢な方だから。十分ごまかせる筈。
 ……晴れの日の、乙女の格好にしては
 肌の出ている部分が少なすぎるのは、
 違和感を抱かれるかもしれないけど。
 その時は、あの人は日光に弱いとか言って
 適当にかわしてくれると信じているわ、坊ちゃん]

(*141) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[化粧も小物もつけ終われば、式のお時間。
 ベールを被り、貴方の隣に並び立ち
 人の視線を浴びながら、前だけを向いて
 バージンロードを静かに歩く。]

[読み上げられる誓いの言葉、それに「誓います」と
 神の前で約束する貴方を見て。
 あぁやっと本当に、名実ともに、
 貴方の伴侶を名乗る資格を得た気がして。
 ……少し、感慨深い。]

[私も神に誓って、指輪の交換に移り。
 私は貴方に向き合って左手を差し出した。
 前のとは違う、氷製では無い指輪。
 両者分あるつがいの指輪は、新たな絆を紡ぐ証。]

(*142) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[何を話すでもなく、目を細めて促す。
 どんなに熱く愛し合っても溶け落ちないような、それを。
 友愛でも情愛でもない真の愛の形がこの指に嵌まる瞬間を
 少し緊張した微笑みを湛え、今か今かと待っている。]**

(*143) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 ふふ!嘘つき。

[下心は無いと言う貴方に向かって、
 投げた言葉は冗談だったのだけれど。
 実は、少しだけ的を得ていた発言だったらしいというのは
 ……知る余裕はなかったわね。
 より女性らしくより美しくと着付けと化粧に、
 ぎりぎりまで粘って時間を使っていたから。]

[それだけ気合いを入れたおかげか、
 ちゃんと時間もオーバーせず。満足の行く出来で
 貴方の前に現れることが出来た。]

(*156) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ


 綺麗になるために、着たの。

[笑みに笑みを返してから、堂々と。
 貴方が最初に見初めてくれたのは、私の美だったから
 今日はそれを、お見せできるだけお見せしようと
 そんな気持ちで、着飾ったのよ。]

(*157) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[腕を組んだのに、手を添え預けて。
 貴方と歩を合わせながら、半歩後ろにひかえしずしずと。

 どう?今日彼の伴侶と相成る人は、
 外見、所作に非の付け所無く。
 並の女を捨て置くほど、美しいでしょう?

 ……と、心の中で己を誇りながら歩みを進めた。
 廊下で拍手なり、おめでとうと祝いの言葉を投げる人々
 その中には、あの時反対の声をお上げになった人もいて。
 その人も、今は私たちに拍手を送ってくださっていた。
 へぇと内心感激する。……会場に着いたら、少し目を
 凝らして見ましょうと。]

[特別な日だからと、いつもより贅を尽くした品の数々。
 その合間を進んでゆく。背筋を伸ばして凛と、堂々と。
 人に見られることには、慣れていたつもりだけど。
 歩む度やおら緊張の2文字が頭に浮かんできた私が
 来賓やらを見て、何か思えるようになるのは
 もう少し後のこと。]

(*158) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[貴方に続いて誓いの言葉を述べる唇は、
 今日はベージュでなくて薄赤いリップで彩られていた。]

(*159) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[ベールがあげられれば、
 薄布の内に篭っていた、少し暖かい空気は清涼なものと
 置き換わり、貴方の顔も先よりよく見える。
 本当に、きれいで整った、私の愛する人の顔。
 それが私の顔に近づいてきて……
 あぁ、と心の中で感嘆のため息を吐きながら
 目を、閉じた。]

[唇を重ね合う。リップの色を貴方に押し付けるほど
 強くはないけれど、すぐ離れる程軽いものでも無いでしょう。
 数秒、時が止まったような心地を得て。
 甘い気分が、私の胸の中に広がる。]

[あぁ、人の目さえ気にならなければ。
 きっと貴方の肩に手を回して、抱きしめていたぐらい
 愛おしさも胸に募っていた。]**

(*160) zazakiti 2024/03/03(Sun) 19時頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[緊張の中でも、あなたの声だけはよく聞こえて
 そばに居ると言われただけ。そう言われただけなのに
 あぁ酷く落ち着いて、手の震えは徐々に収まって。
 落とすことも無く無事、指輪を収められた。]

[私の紅が少しうつったそれ。
 それを小さく動かして幸せだと貴方が呟けば、]

 そうね。

[と目尻を下げて微笑み返した。]

(*188) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[少し前は奴隷だった挙句。
 心と体の性別がごちゃごちゃな私が
 お貴族様のお家に、伴侶として入るなんてね。
 自分が1番望んだものなれど、今もこの光景が夢みたいで
 拍手喝采を見ても聞いても、どこか現実味がないけれど。
 ぼおっとする度私の指の、蒼の石の輝きがたまに光って
 ここは夢ではないのだと、私の目を覚ましてくれた。]

(*189) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[来賓と話すだけの語彙やなにやは持ち合わせていなかった
 けれど、一人で黙って席に座っているのも
 偉そうな上、不躾な印象を与えるのではと思い当たって。
 だから、坊ちゃんの腕に手をかけて、共に巡り歩いた。
 仕立ての良い服を着ている、育ちの良さそうな面々を見、
 ふとそばに目をやると古巣の、パルテールにいた顔も。
 彼らは私が男ということには、知っていてもおかしくない
 でしょう。だって、私の体は男だから……
 風呂やらなにやらは、男用のを使っていたんだもの。]

[でも、彼らを見かけただけで警戒をすることは無かったわ。
 色眼鏡の彼は、人の世話を焼いてるのをよく見たから
 意地悪な人には見えなかったし。
 金髪の彼は……自分からは言いそうにないのではと。
 そういう印象を持っていたものだから。
 顔を合わせれば、他の来賓にするのと同じように
 会釈ぐらいは返して、後は御歓談を静かに聞いて、
 必要があらば頷くぐらいの、相槌も返して。
 後に、式が少し落ち着いた時にでも
 「世間って狭いのね」と、傍らの彼に呟いたとか。]

(*190) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

── 夜。 ──

[月が綺麗な夜だった。
 私は彼と一緒に夜空を見ながら、今日の事を何度も、
 何度も振り返って思い出していた。
 ……それだけ、素敵な時間だったの。
 式には呼べなかった、妹たちに自慢したいぐらい。
 淑女として扱われながら、貴方の伴侶になったあの時は。
 今日の素敵なお式のことを、私は一生涯忘れずに。
 ふとした時に思い出しては、
 口元に弧を描くのでしょう。]

(*191) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

【赤】 姉妹 ロイエ

[これからの、貴方から話される誓いの言葉を聞く。
 少し間を置いてから、私も口を開けて。
 視線を合わせて、私なりの誓いの言葉を紡ぐ。]

(*192) zazakiti 2024/03/04(Mon) 08時半頃

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