10 冷たい校舎村9
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狼
墓
少
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クロエに2人が投票した。
メイに1人が投票した。
クロエは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2021/06/16(Wed) 00時頃
8時50分。チャイムが鳴る。
きっと最後になるはずのそれは、
がらんどうの校舎によく響いた。
それは、世界の終わりを告げる音。
その終わりを何と呼ぶかは君たち次第だ。
君たちが、自らの居場所で目を覚ますのと同じように。
冷たい校舎の”ホスト”たる君も、元いた世界を取り戻す。
(#1) 2021/06/16(Wed) 00時頃
────黒沢乃絵は、帰ってきた。
(#2) 2021/06/16(Wed) 00時頃
生還、おめでとう。
苦しくも確かな温度のある世界で、
どうか君が、続いていけますように。
冷たい校舎の凍った時は、再び進み始めた。*
(#3) 2021/06/16(Wed) 00時頃
/*
村建てから落とす発言は以上となります。
約2週間ほどお疲れ様でした。
改めて、ご参加ありがとうございます。
途中、対応が遅れる部分があり申し訳ないです。
以降、灰でのPL会話も解禁致しますので、
おしゃべりも表ロルも、ご自由にどうぞ。
何か質問などあれば、お気軽に村建てまで。
村枠にも余裕がありそうなので、
延長はフルで使用する予定をしておりますが、
ご無理のない範囲で最後までご参加いただけますと幸いです。
それでは、村閉じまでどうぞよろしくお願いいたします。
(#4) 2021/06/16(Wed) 00時頃
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帰ってくることができたのか、 帰ってきてしまったのか。 その答えはまだわからない。
(*0) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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[ 目を開けると、白い天井が見えた ]
(0) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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―― 現実世界 ――
[ 目が覚めたら、左の手首を握りしめるのがいつもの日課。 布団の中で、まだ半分寝ぼけた頭で、 今日も私は右手で左手首をつかもうとして、 でも、動けなかった。 手が……というより、身体が動かない。 あれ?って呟こうとした声は、音にならなかった。
ああ、そうだった。ってじわじわ私は思い出す。 私、死のうとしたんだった。 私、冷たい校舎にいたんだった。 私、帰ってきたんだった ]
(1) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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「乃絵!?」
[ 母の声がした。でも、頭もまだ動かない。 目線だけ声の方に向けようとしたら、 母の顔が覗き込んできた ]
(2) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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「乃絵!」 [ 母は、完璧な主婦だった。 身だしなみにも気を抜かない。 それなのに、今私の目に映る母は、 髪は崩れてるし、目の下には隈がある。 こんな母の顔を見るのは、初めてだった ]
(3) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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「乃絵……!」
[ 母は、いつも言葉遣いだってきちんとしてた。 それなのに、今の母は、私の名前しか言葉にしない。 壊れたラジオみたいに、何度も、何度も ]
(4) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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「乃絵……よかった……」
[ あ、名前以外の言葉が出た。 そう思ったら、母が視界から消えた。 代わりにぱさっと私の頬に当たる髪の感触。 母が、私の枕元に顔を伏せたらしい ]
「よかった……本当に、よかった……」
[ 母の声は、泣いてた。 頬に当たる髪の感触はちくちくして、 母の身体が震えているのがわかる ]
(5) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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……おかあさん。
[ やっと、声が出せた。喉がカラカラで、 酷くかすれた囁きみたいな声だったけど。 母が、顔を上げる気配がした。 母が、私を見てる ]
おかあさん、ごめんなさい。
[ 私、自分で思っていたより、 母に愛されていたのかもしれない。 そんなことに、今更気づいた* ]
(6) takicchi 2021/06/16(Wed) 13時半頃
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──校舎からの帰還:お見舞い編──
おはよう、黒沢
[ あの日≠ゥら数日後。 俺は今、フルーツが山盛り入った籠を手にして、 黒沢の病室へ訪れていた。 あの校舎から出る直前に話していた、 一つ目の我儘を叶える為だった。>>5:259 三人で手を繋いで、共に昇降口を出てからは、 俺は自分のベッドで目が覚めた。 窓の外にはあの大雪の気配は残っていないし、 まるで夢のような出来事だったものの、 スマホに届いていた九重のメッセージから、 現実に起きていたことだったと悟る。 ]
(7) ゆら 2021/06/16(Wed) 17時頃
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[ 家の中に父親はやはりいなくて、 あの日はタクシーで病院まで駆けつけていた。
病院に辿り着けば、あの校舎の中に招待された ほとんどのメンバーが集まっていた。 その中に相棒の姿を見つけたのなら、 片手を挙げて意思疎通を図ろうとした。
そして、俺が到着して少ししてからだろうか。 黒沢が一命をとりとめたことを知るのは。 けれど、その日の内に会える筈もなく、 俺たちは解散していったんだったか。 ]
(8) ゆら 2021/06/16(Wed) 17時頃
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……どうだ、前髪似合うか?
[ 今は長かった前髪も、 目にかからない程度に切り揃えられ、 綺麗に斜めへと流されている。 これなら、子供っぽくはない筈だ。 前髪を弄りながら、校舎の中で問うたのと同じように 黒沢の評価を求めていた。 これは二度目のわがままだったろう?>>5:260 ]
(9) ゆら 2021/06/16(Wed) 17時頃
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調子の方は? それから、他のわがままは何か思いついたか?
[ まだ、ベッドの上だろうか。 傍にある椅子に許可なく腰かけながら、 黒沢へ笑いかける表情がよく見えるだろう。 *]
(10) ゆら 2021/06/16(Wed) 17時頃
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[それから、しばらくして。 ノエの意識が戻ったことを知った時には、 俺もきっと、待合室に戻っていたはず。 よかった、と安堵しながらも、 すぐにはノエには逢えなかったかもしれないな。
傍らで祈る、母親の存在が、 すごく、すごく、印象的だったことを覚えてる。]
(11) ししゃもん 2021/06/16(Wed) 19時頃
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[あとそれからさ、俺には 無事を確認したいやつがもう二人ほど、居るんだ。
だからきっとそいつらが病院に到着するまで、 暫く待っていた ── と思うけれど、 そうだな。二人に逢えたとしたら 言うことはそれぞれ、決まってるんだ。
『 おかえり。ありがとう。 お前なら、って。信じてたよ。 』
……… それと。 『 おかえり。ありがとう。 “今日”、また逢えてよかった。 』
伝えられたかどうかは、…… どうだったかな。 ]*
(12) ししゃもん 2021/06/16(Wed) 19時頃
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―― お見舞い:炭蔵君 ――
来てくれたんだ。
[ あの校舎の音楽室で出迎えた時と同じ言葉で>>5:88 私は炭蔵君を迎えた。>>7 来てくれるって知ってたけどね。だって私が 会いに来てってわがまま言ったんだもの。>>5:259
私はベッドから上半身を起こした状態で ぼんやり点滴から落ちる雫を眺めてるところだった。 つまり、とっても退屈してた。 タイミングはばっちりだよ。さすが炭蔵君 ]
(13) takicchi 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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うん。よく似合ってる。
[ もう一つのわがまま。前髪切ってきて。>>5:260 こっちもちゃんと叶えてくれてた。>>9 だから、炭蔵君の笑ってる顔が、よく見える>>10 ヘアピンで留めてた時と違って、 切り揃えて斜めに流された前髪は 炭蔵君を年相応に見せてたと思う。 でも、子供っぽいあの髪型も、 私は嫌いじゃなかったよ? ]
(14) takicchi 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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それにね、炭蔵君の顔がよく見えるから、 炭蔵君の気持ちも見える気がする。
[ 炭蔵君は基本言葉がストレートだし、 声の調子も淡々としてることが多いと思う。 だから、表情がよくわからないことも相まって、 誤解されることもあった気がする。 でも、顔がよく見える炭蔵君は、年相応の高校生で、 その目に、感情が宿ってるのが見える。 私は、その顔が 泣きそうになったことがあるのを知ってる。>>5:196 残念ながら、激しい焦りの顔をしたのは>>5:26 きっと芽衣しか知らないんだろうけど ]
(15) takicchi 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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[ それはそれとして。 フルーツの籠なんて、初めて実物を見た。 お見舞いの定番だとは思うけど、 あれ、私、フィクションの世界の話だと思ってた。 現実に存在するなんて!存在はするか! でも自分がもらうことになるとは思わなかった!
目を丸くしてお見舞いの品を眺める私に、 調子は?って炭蔵君は聞いてくれる。 あと、他のわがままは?って。 えっとね、って私、ちょっとだけ眉を下げて笑う ]
(16) takicchi 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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あちこち痛い。けど、それはまあ自業自得だから。 あと、やっぱり左手は、完璧には治らないって。 リハビリ次第だって言われたけど。 ……まあ、これも自業自得だね。
[ 包帯の巻かれた左手首を眺める。 やっぱり、ここが神経とかそういうの、 一番傷つけてたらしい。念入りに切っちゃったものね。 身体中にある傷痕も、きっと消えないものもあると思う。 これからも痛むこともあるんだろう。 仕方ない。私は、それだけのことをしちゃったんだから ]
(17) takicchi 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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[ わがままはね、お願いすることは決めてあったよ。 でも、もうひとつ追加しよう。 だって言い放題だもの。 私、炭蔵君の持ってきてくれたフルーツの籠から、 リンゴを指差してにっこり笑う ]
リンゴ食べたいな。剥いてくれる? それで……私の話、聞いてくれる?
[ ここ数日、色んなことがあったの。 私は炭蔵君に、その話がしたい* ]
(18) takicchi 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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[赤いランプが消灯する。]
(19) myu-la 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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[乃絵ちゃんの母親が呼ばれ、 そして、外で待っていた私たちにも、 看護師さんが声をかけてくれた。
——「峠は超えました。もう大丈夫です。」と。
その瞬間、私の心の中でずっと張り詰めていた何かが切れて、 後から後から、よかった、よかった、という気持ちが沸き出してくる。]
(20) myu-la 2021/06/16(Wed) 19時半頃
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