人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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視点:


【人】 ラプター ニジノ

―― 図書室 ――

 大和が自分の身体を自慢できるようになって、
 なおかつ私に触られたいなら、
 その時は遠慮なく詫び筋肉堪能させて貰う。

[その立ち去る背中に思い出したように、]

 ……その、脚の悪い妹さんって、


 ――――なんでもない。
 行ってらっしゃい。

(4) 2023/04/24(Mon) 00時半頃

ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/24(Mon) 01時頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 図書室 ――

[扉が閉まる音を聞いてから、ふぅ、と肩を落としてカメラを見上げた。]

 ワカナさーん。サービスショット届いたー?

[空元気の声の最後が闇に溶ける。しん、と静まり返った室内はいつの間にか夜に包まれていた。
 先程まで大和が寝転がっていた机にもう一度腰掛けて、左の靴を脱ぐと、するするとレギンスを捲り上げていく。]

 ……脚の悪い、妹。

 私、大和には怪我の話してなかったか。
 また誤解されたら……解くのめんどい……。

[むしろ誰に話したのか忘れてしまった。ひふみ、と指を立てて、悩んで、思い出せなくて、諦めた。
 痛々しい傷跡が綺麗に消えた左脚。ジャンプの要、羽ばたくための翼。アバターを捏ねて作った理想の自分は加算減算でなく"一年前の自分"。
 彫刻にもなりそうな滑らかな脚線美は踝まで、裸足は無数の血豆と歪み割れた爪が不揃いに並び、誰に見せられたものでもない。けれどこのお世辞にも美しいとは言えない足は、修正なんてしない。
 "願い"を書き換えようかとスマホを起動して、一人の脱落者を知る。**]

(25) 2023/04/24(Mon) 01時半頃

ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/24(Mon) 01時半頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 図書室 ――
 この世界から還る時、
 所持品は消えるのかな?

[手にした文庫本のタイトルは『椿姫』。フィギュアスケートでよくプログラムに使われるオペラ楽曲、の原作だ。
 もしも遺品にでもなるなら、ずっと持ち歩いておこうと、パラリパラリと目を通す。
 LINE履歴を見れば、直截に願いを問う無粋なメッセージが。]

 どうしよっか。

[このVRの世界に飛び込んだ。理想の身体に戻ることができた。ここにスケートリンクがあったなら、一生囚われていても――そんな、狂気じみた逃避に唇が歪む。]

 女子会、楽しかったもんな。
 みんなみんなここに閉じ込めて、
 ずーっと一緒に遊んでる?
 ふふっ ふふふ、…………。

 ああでも、そうしたらもう
 ワカナさんと会えなくなっちゃう。
 それは困るな。

(73) 2023/04/24(Mon) 09時半頃

ニジノは、LINEの返信をしては待ち受け画面を見て、の繰り返し。**

2023/04/24(Mon) 10時頃


ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/24(Mon) 10時頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 2階図書室(少し前) >>39――

[天井のスピーカーから、いや上階から、ピアノの旋律が零れ落ちてきた。
 防音設備が機能していないのか、聞き慣れた音源の優しい音色より、随分力強く響いてくる。]

 ……桐野だ。

[傍で聞きたいとお願いしたのは、その手を見ていたかったから。奏者の手はきっと、自分の足の肉刺と同じ、努力のあかし。桐野の筋肉は正直物足りないけれど、その手は、称賛の対象になると思う。]

[慌ただしく机を押しやって出来た空間で、曲が終わらぬ内に踊り出した。]

(114) 2023/04/24(Mon) 16時頃

【人】 ラプター ニジノ

[プログラム5番 鷹羽虹乃 『エリーゼのために』

 会場に響くアナウンスの幻聴が耳奥でこだまする。
 五年前に滑ったプログラムだけれど、シーズン中は何百回と繰り返し聞くのだ。身体は勝手に動いた。
 大きなリンクでなく地上で舞うそれは、バレエに似ている。スリーターン、スピン、鷹の翼のように両腕を広げたスパイラル。

 観客は居ない。――否、カメラの向こうにいると知っている。
 悪趣味な舞台を仕組んだ者たちまで、魅せてやろうと挑む心地で。

 スタンディングオベーションは望めないと知っていても。最後の一音まで、演じきった。**]

―― 回想・了 ――

(115) 2023/04/24(Mon) 16時頃

ニジノは、ヤマトのLINEをブロックしようか真剣に悩んでいる。

2023/04/24(Mon) 17時頃


ニジノは、NGワードが増えた。**

2023/04/24(Mon) 17時頃


ニジノは、LINE画面を見ながら、指を震わせている。

2023/04/24(Mon) 17時頃


ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/24(Mon) 17時半頃


ニジノは、7ペナ、8ペナ、とカウント中。

2023/04/24(Mon) 17時半頃


ニジノは、他のLINEの返信をいったん止めて、流れてくる文字を追う。100行越えるかな。

2023/04/24(Mon) 17時半頃


ニジノは、ヤマトLINEをブロックした。咄嗟に。

2023/04/24(Mon) 18時頃


ニジノは、素数を数えて落ち着こう……。**

2023/04/24(Mon) 18時頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 2階図書室 ――

[怒涛のように流れる文字列に、文庫本を読むより疲弊した。燃え尽きた。宣告通りブロックする。後で説教だ。]

 、あ――

[扉の開閉音には気づかなかった。名を呼ばれ弾かれたように顔を上げる。]

 呼び方は、どちらでも。
 やっと会えた、アンバー君。


[お噂はかねがね、と大袈裟に辞儀をした。
 何だか不味いところを見られた気がする。]

(172) 2023/04/24(Mon) 22時頃

ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/24(Mon) 22時頃


【人】 ラプター ニジノ

>>160
 勿論。よろしくー。

[承認完了。]

 あ〜〜〜〜長かった!
 宿題終わったよ、桐野委員長!

[何とか全員とLINEが繋がった。清々しい気持ちで伸びをする。]

(173) 2023/04/24(Mon) 22時半頃

【人】 ラプター ニジノ

 後、不躾なお願いなんだけど。
 もしよかったら、あそこら辺に向かって、
 手を振ってみてくれないかな?

 笑顔で。

[示すのは勿論、本棚の上からちらりと窺うカメラのレンズ。
 アンバー色のサイリウム(偽)を瞬かせているだろうワカナを想像して、ファンサービスを促した。]

(176) 2023/04/24(Mon) 22時半頃

【人】 ラプター ニジノ

>>178
 そうそう、石の色。
 私がモニタ室にいた話、
 誰かから聞いてない?


 こっちで会えたんだから、
 これからは柊、って呼べる。

 ――――って、あの写真出回ってるの!?

[まさか全員にか、と沙羅と野々花の交友範囲を思案した。]

 男子も集まって記念撮影とか
 してみたらどう?

[そういえば、全員集めよう、みたいな呼びかけのLINEが桐野からきていた。保留中。]

(182) 2023/04/24(Mon) 22時半頃

【人】 ラプター ニジノ

>>181
 あの向こうに、ワカナさんっていう、
 ……色々、色々、賑やかなお姉さんがいて、

 柊の顔が好きみたい?
 というか参加者なら誰でもいいのかな。

 たまには忘れないでいてあげてください、ってやつ。

[訝りつつも実行してくれる柊に、ありがとうと微笑んだ。]

(184) 2023/04/24(Mon) 23時頃

ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/24(Mon) 23時頃


【人】 ラプター ニジノ

>>187
 フィギュアスケートの選手だったから。
 ――TVカメラに映して貰えるほどではなかったけど
 観客に見られるのは、慣れてたし
 そんなに抵抗はなかった。

 ……誰かみたいに見られると疚しいこともないし。

[ね、と柊の反応を窺う。誰か、に心当たりがありそうかな?]

 むしろ、VRで身体を動かす感覚が気になったのと、
 一番は、モニタの中のみんなを見て、
 会いたい、あの中に混ざりたい、って思ったから。

[おもむろに手を差し出した。最後の筋肉チェックのお時間です。]

(191) 2023/04/24(Mon) 23時頃

ニジノは、ヒイラギに肯定して、こちらも画面を弄り出した。

2023/04/24(Mon) 23時頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 2階図書室 → ――

[幾らかの会話と握手を交わした後、図書室を出た。**]

[ 【ニジノ的筋肉番付完成】
   1.鮫島
   2.キルロイ
   3.大和
   4.柊
   5.桐野 (※手はアリより)
 大体予想通りだったね!]

(193) 2023/04/24(Mon) 23時半頃

【人】 ラプター ニジノ


[ 【番外】 沙羅(天使)  野々花(にゃんこ)]

(194) 2023/04/24(Mon) 23時半頃

ニジノは、ヤマトがハブにされていく……。

2023/04/25(Tue) 00時半頃


ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/25(Tue) 03時半頃


ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/25(Tue) 09時半頃


ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/25(Tue) 09時半頃


【人】 ラプター ニジノ

――2階廊下――

[柊と別れた後も、ずっと目は画面に釘付けで、その歩みは亀より遅い。
 急に、多くを知り過ぎた。思考も纏まらないし、胸中は嵐が吹き荒れている。
 曇った硝子窓に映った自分は、5日間寝てないくらい酷く憔悴していた。]

 ……どうしろって言うのよ。

(247) 2023/04/25(Tue) 12時半頃

ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/25(Tue) 13時半頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 2階/廊下 ――

 野々花ぁ。

[かけられた声に、眦を擦った手を慌てて下ろすと、野々花の手が触れた。
 柄にもなく揺れた語尾が湿っぽい。]

 ……大丈夫。
 野々花は自分のこと、優先、して。

[表情を取り繕うのが難しくて、顔を逸らした。
 この舞台で"演じて"いるのだと、彼女に大見得切ったばかりなのに。]

(263) 2023/04/25(Tue) 15時半頃

【人】 ラプター ニジノ

 どうしてもダメだったら、
 後で相談させて貰うね。

[野々花の手に自分の手を重ねて、ありがとうと囁く。]

 ――そういえば。野々花が知っていたら
 教えて欲しいんだけど。

 この待受け写真、外部に持ち出す方法、
 何かないかな?

(264) 2023/04/25(Tue) 15時半頃

【人】 ラプター ニジノ

 …………スマホの同期?
 知らなかった、そんなことできるの?

[ぱちりと瞬く。言われた通りに入力してみると、少しのラグがあって、処理が完了したようだった。]

 本当だ。やったー、ありがと。

[一つの懸案が晴れて、野々花とハイタッチ。
 大袈裟にはしゃいだフリも、きっとばれているけれど。]

 呼び止めてごめんね、野々花。

(269) 2023/04/25(Tue) 16時頃

ニジノは、何度も振り返る野々花に、張り付けた笑顔で手を振り続けた。

2023/04/25(Tue) 16時頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 2階/2年1組 ――
[野々花の姿が見えなくなると、へなりと肩が落ちる。目の前の教室に入って、扉に背凭れて。
 水もなければ化粧道具もない。泣いたら悲惨なことになると分かっていたから、血の滲むほど唇を噛むのに、とうとう堪えきれなかった一粒がホログラムを透過して落ちていった。
 開いたのは投票画面。初期位置から指が動かせない。

 自分のためと。
 陣営のためと。
 みんなのためと。

 複雑に絡み合う糸が解せない。
 死亡者が出る――このゲームの裏の絡繰まで、知ってしまった今となっては。]

 …………。

["願い"の記入欄へとスライドする。
 今は聞こえなくなったあの合成音声――少女Aのものだったのだろうか?――は、途中変更可能だと告げていたけれど。

 『全員無事にこのゲームを終わらせる』

 悪意たっぷりの運営に、システムエラーで弾かれてしまうかな?]

(277) 2023/04/25(Tue) 16時頃

ニジノは、LINE画面を眺めて溜息を吐いた。**

2023/04/25(Tue) 16時半頃


【人】 ラプター ニジノ

―― 2階/2年1組 ――

 おおー…… 何これチート?
 ってワカナさんと
 連絡先交換しておけば良かった。

[同期したスマホを夢中で弄る。ストレージいっぱいに、普段の練習風景の動画が詰まっている。姿勢の確認のため、何度も何度も同じ軌跡で氷上を駆ける、半年前までの自分。地鳴りのように重くドンッと響く着氷音と、同時に心臓がズキリと軋む。
 未練は尽きないけれど、そろそろ時間だ。]

 さあ開演よ、ヴィオレッタ。
 あの時みたいな最高のパフォーマンスで、
 観客を虜にするんだから!

[唇に小指で見えない紅を引くと、舞台へと一歩踏み出した。]

―― →グラウンドへ ――

(314) 2023/04/25(Tue) 21時頃

ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/25(Tue) 21時半頃


【人】 ラプター ニジノ

―― グラウンドへ ――

[グラウンド、と一言で言っても広い、広すぎる。小雨後の湿気た地面をざっと見渡しても待ち人が見つからず、もう一巡してから植樹の傍らに発見する。]

 おーまーたーせー?

[小走りに駆け寄る、最後の数歩。力いっぱい地を蹴って脚を振り上げ、後方に宙返りした。
 靴先が少年の鼻先ギリギリを掠め、風圧で前髪が舞う。]

(315) 2023/04/25(Tue) 21時半頃

【人】 ラプター ニジノ

 ――チッ、外した。

[舌打ち。直撃すれば多分鼻が折れていた。本当は違うところに一撃くれてやりたかったが、それをやると後が困る。]

 VRとは思えないよね。
 あっちには桜並木もあったし。

[華麗に決めた着地の姿勢のまま、見上げた花は椿。その符合に、僅か瞳を眇める。]

(321) 2023/04/25(Tue) 21時半頃

【人】 ラプター ニジノ

>>318
 大和が狩人だったら、
 そもそもこんな風になってない。
 私は最後まで逃げ切ってた。

 暴走列車ヤマトに巻き込まれ事故って
 正直満身創痍だけどね。

[真正面から相手の顔を見る。年上とは思えない、危なっかしくて背が自分より低くて童顔で――いつも一生懸命な意志の強い瞳が、今だけは自分を映してくれていることに、どうしようもなく歓喜する。俺を見て、と彼はあの時縋ったから、ちゃんと向き合って、]

 …………。私も会えてよかったよ。

[ちょっとだけまた、逃げ出したくなった。理由は言わずもがな。]

(328) 2023/04/25(Tue) 22時頃

【人】 ラプター ニジノ

 ここで今回のNGワード発表ー。
 ごめんとかすまんとか、
 謝る言葉は言わないで。

[もう分かっている。反射的に謝る彼が、一言も口にしていないこと。その不器用な気遣いも。]

 10ペナ溜まったら、
 大和に投票するから。

 そのかわり。

 可愛いって言って。
 好きだって言って。

 十回じゃ足りないから、百回でも、千回でも、

 ……これはペナルティじゃなくて、ノルマだよ。

(331) 2023/04/25(Tue) 22時頃

【人】 ラプター ニジノ

>>326
[贈られた花を、少しピンクがかった艶やかな赤を、大事そうに一度抱きしめて。
 演技後無数に花束のシャワーを浴びてきたけれど、この瞬間に椿が一番好きな花になった。]

 ……この服だと、ポケットがないや。

[仕方無しに、高く纏めた髪に添えて挿す。椿の赤と白を纏う、椿姫。
 似合うかな、と照れ臭そうに首を傾けた。]

 うん、ここにいる間はずっと、
 私の恋心も枯れない。覚えてる。

(333) 2023/04/25(Tue) 22時半頃

【人】 ラプター ニジノ


>>327
[肩に触れる腕の温もりが、心拍数を上げていく。これくらいですぐドキドキするから、チョロいって言われるのだ。
 悔しそうに同じ背丈の彼の横顔を見るけれど、ただただ優しく、あまり緊張してなさそうなのが悔しかった。]

 今だけじゃない。
 ずっと大和を見てる。

 大和が誰を見ていても、
 私は大和を見てるよ。


 私となら、フツーの高校生みたいな青春が
 できるかもって言ったよね。

 ……できてるかな?

 私が一方的に幸せにして貰うんじゃなくて、
 大和が憧れてたもの、ちょっとは私が
 叶えてあげられてたら、って思うよ。

(338) 2023/04/25(Tue) 22時半頃

ニジノは、ヤマトに先導されるまま、保健室へ*

2023/04/25(Tue) 22時半頃


ラプター ニジノは、メモを貼った。

2023/04/25(Tue) 22時半頃


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