人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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視点:


【人】 服飾商 PJ

― 朝 ―

 ……

[PJには基本的に星喰いアメーバを生かしておく気がない。
 昨日『名乗り出るなら処遇を考えてもいい』なんてことを言い出したのも、その場でリアクションを見て検査先を考えるための方便だったくらいに。

 ロバートともう一緒に居られなくさせられた事は、PJにとっては、納得するつもりのない、悲しく悔しい出来事だ。

 その割にエフとは残り一日の間も沢山話せた方だろう。
 言葉は繕える。失敗することがあるのはさておいても、誰に対しても可能ならそうした方が良いとPJは考えている。それは嘘をつくという意味でなく、本心が存在していないという意味でもないし、騙すという意味でもない。
 普段皆にしていたいように、エフに対しても出来る限りでそうした。]

(19) 2022/05/12(Thu) 15時頃

【人】 服飾商 PJ

[エフが星喰いアメーバである件については、彼を冷凍した時点で解決するのだから、他の事で彼を傷つける事があっては筋違いだ。

 親しくしてきた者同士としてのやり取りだけは、そこだけ抜き取ったように、これまで通りを大事にしようとした。
 そう考えたのも、PJなりのエフに対しての、築いた関係性由来の好意からのものだ。]

(20) 2022/05/12(Thu) 15時頃

【人】 服飾商 PJ

[駆けつける、という選択肢を思いついた。
 親みたいだという一言のためだ。
 その最後の姿を見送るべく部屋の外に出て、或いは間に合うならお別れの挨拶のやりかたの希望をきいたり……

 そう思ったはずが。
 試みたはずが、足が竦んでいた。

 なぜか。
 エフが星喰いアメーバだと考えているからだ。
 急に暴れたらどうしよう、とも、考えた。
 自然な考えであると同時、薄情でもあるのだろう。

 相手に対する深い怯えを見せるために行くわけではないのだから、取りやめようと判断をしかけた時。
 エフからの音声メッセージが届いた。]

(21) 2022/05/12(Thu) 15時頃

【人】 服飾商 PJ

[それを聞いた後、走ったが、……。

 *さっき、足がすくんでいなければ、
 間に合っただろうか?*]

(22) 2022/05/12(Thu) 15時頃

【人】 服飾商 PJ

[もう一度、音声メッセージをきいている。

 こんな臆病な薄情者のところへ、
 もしももう一度出会いにきてくれるようなら。

 その時は、怯えなんて感じないくらいに。
 すぐに飛んでいけるくらいに。
 そういう風にやり直せるだろうか。

 遠い星のどこかの文化、輪廻転生なる考え方があるらしい。PJはその考えに深く触れたことはないけれど。『また』と彼が言うのなら、彼のその最後の挨拶だけは、一旦、信じておくことにしよう。*]

(23) 2022/05/12(Thu) 15時頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 15時半頃


【人】 服飾商 PJ

― 朝・自室 ―

[検査が、済んでしまった。
 結果が出る。

 今日こそは流石に命がない可能性もみていたのだが。
 だって、PJが伝えるべき検査結果は……

 眉根を寄せ、扉の方を見た。]

(24) 2022/05/12(Thu) 15時半頃

【人】 服飾商 PJ

― 全員の端末宛 ―

[昨日に続いて、全員の端末に連絡をする。]


 『ミツボシの冷凍追放にご協力願います。
  検査の結果、彼女は星喰いアメーバでした。』 

 

(25) 2022/05/12(Thu) 15時半頃

【人】 服飾商 PJ

[これで、3体目。

 最後の星喰いアメーバを見つけた。
 彼女の立場は軍人で、星喰いアメーバに襲い掛かられても戦える自信があると言っていた。冷凍ポッドの用意がおわるまで、無事に済むだろうか。

 PJは、ジェルマンの話す『魔法』があるのが分かっていても、その上で賭けに出て口止めをされるのではないかと思っていた。
 だから、続けてジェルマンが守ってくれたのかも、とも予想を立てていた。今は、まだ。**]

(26) 2022/05/12(Thu) 16時頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 16時頃


【人】 服飾商 PJ

― 自室 ―

[机の上の器具を洗浄し片づけていく。少量であっても星喰いアメーバからとった体液だ。熱したり冷やしたりが簡単な量とはいえ、慎重に。医療ロボットにも手伝わせた。

 ひと段落のころ、部屋のドア近く、船のほうから用意されたモニターからミツボシの追放を選んだ。
 本人にも検査の結果を知らせた事自体は、星喰いアメーバ自身が検査された事を理解しているだし、伝えても伝えなくても安全さに大きな違いはなく思われたからだ。
 損得では決めかねた。だから『とりあえず』疎外を選ばなかった。>>30

(81) 2022/05/13(Fri) 16時半頃

【人】 服飾商 PJ

― 廊下 ―

 部屋の清掃をお願い。
 ……どこに向かうところだったの?

[廊下に出て、たまたま行き会ったロボットに尋ねるに、ジェルマンの部屋だという。その時点で血が冷えていくような感覚があった。
 更に聞けば、悪い想像通りの返答があった。]

(82) 2022/05/13(Fri) 16時半頃

【人】 服飾商 PJ

 
 ……、……
 そう……


[ロボットはジェルマンの部屋の清掃のために行き来している一体だった。
 ジェルマンはこうなる事も考えていたろうし、覚悟もしていたろうし、それに挑んでもいただろう。けれど、それと『死にたいかどうか』は当たり前だが別の話だ。

 検査結果が出た後は、ミツボシは必然冷凍追放されるだろう。その上でジェルマンを敢えて殺した。PJにはそれが、殺しや捕食への強い衝動のように思われた。]

 ……
 お礼をするにも、
 亡くなってしまってはできないわね。

[ジェルマンは、命の恩人だ。]

(83) 2022/05/13(Fri) 16時半頃

【人】 服飾商 PJ

― 廊下→自室 ―

[廊下にいた清掃ロボットに、手が空き次第でもいいから、1体だけこちらにも寄こしてくれと指示をした。
 そして、どこへ行くつもりもなくなり部屋へ引き返した。
 相談すべき事が今日は無い。

 ロバートの死んだ日。劇場で泣いている自分に、ジェルマンがくれたのであろうメッセージを読み返したくなった。
 その文章は、彼の思考や決意の形跡だと思うから。**]

(84) 2022/05/13(Fri) 16時半頃

服飾商 PJは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 17時頃


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