14 冷たい校舎村10
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ヘイタロウ! 今日がお前の命日だ!
2021/11/13(Sat) 00時頃
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[かえってしまった“きみ”について考える。
きみはよくいう勝ち組ってやつに入るけど、 目線は一般ピープルのみんなと近いし、 女子が強いクラス委員の中ではやりこめられてもいて。 あの日々は見てて楽しかったなあ。 でも金銭的な屋台骨として支えてくれてた。 ありがとう。
私の思惑を壊す、って意味では、 心中してあげるっていうのはある意味正解だったかもね。 でもそうしてくれなくて良かった]
(*0) 2021/11/13(Sat) 00時頃
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―― 欠片の揃う時 ――
[石頭くんと別れたあと何をしていたかっていうと、 要は有言実行しようと思って、 食堂からパンケーキの材料を揃えて、 調理室でもくもくと作ったんだ。 今いる人数分よりちょっと多いくらい。
卵はやっぱりうまく割れない。 潰れた黄身の上に乗っかった殻の欠片を取り除くのはちゃんとやる。
しばらく調理室からはふわふわと甘い香りが漂っただろう。 そうしてできたパンケーキを教室に置いていったり、 あるいは会ったみんなに渡したり、できただろうか]
(4) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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[その時までは平和だったんだよなあ。
調理室の片付けをひとりでしていると。 ふいに足元でぐしゃっという音がした。 転がってきた卵をいつの間に踏んじゃってたらしい。 慌てて足をどけて、殻の欠片に塗れたそれを見た。
猫のぬいぐるみの片方の耳だった。 可愛いリボンのついてる方。
パーツがこれしかなくても分かった。 これは、妹の、依緒の大事にしていたぬいぐるみの耳だ。 でもなんで片方しかないんだろう。
なんでこれがここにあるんだろう。 五体満足(?)な姿で、 平塚ちゃんがちゃんとサイズを測ったうえで作ってくれた服を着て、>>2:314 妹の部屋にいるはずなのに]
(5) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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……決まっている。 それがきっかけだったからだよ。
(6) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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このパーツだって伝えたいんじゃないのかな。 「私が壊してしまったものを忘れるな」って。
(7) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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[………そうだ。 この世界で何を壊すこともないよう、 気をつけながら立ち続けることに疲れたのも、 文化祭の思い出を胸に飛んで行こうと思ったのも、
ぜんぶ、私だったじゃないか。
ふと時計を見れば、もう、 チャイムの鳴るだろう時間が近い。 夜の。八時五十分。
開かない窓。遠い地面。 それでも星は近くにあるだろうか。 そのはずだ。私が望めばそうなるんじゃない?]
(8) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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[なんだかむしょうに星が見たくなって、 上を目指した。
3Fに辿り着いたあたりでチャイムが鳴った。 その残響もかき消すんじゃないかって勢いで、 廊下に落ちてた卵が、 クラッカーもかくやという音を立てて割れ始めた。 中からはもう何も出てこなくて、 バラバラになった殻の欠片だけが残る]
(9) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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[そうして、照明が落ちたかと思えば、 校舎(せかい)のすべてが星空に包まれていく。 その現象には時間差があるみたいで、 下の階から順番に、偽物の星空が覆っていく。 どこにいてもプラネタリウムが見られるみたいになっていく]
(10) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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[チャイムの音に心を動かされて3Fを歩き回った。 音楽室の異変に気付くのは簡単なことで、>>3:253 チャベルを象ったみたいに飾られた部屋を歩き回った。
そのマネキンはどう考えても主役のいる場所じゃないところにあって、>>3:254 静かに血を流していた。 自ら首を掻き切ったみたいだった]
石頭くんもかあ……。
[数時間前まで喋ってたクラスメイトが物言わぬ姿になっている。 それを見ても心は切り刻まれたようにならないし、 今回は運ぼうとも思わなかった。 彼の心の声が届いたわけではないけれど。>>3:144
放っておくことを決めた私の頭上でも、 偽物の星々が瞬いていく。 目をそらす]
(11) 2021/11/13(Sat) 01時頃
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……そっか。 みんな帰っちゃうんだねえ。 《孵》
(12) 2021/11/13(Sat) 01時半頃
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[楽しいことは永遠に続かない。 それに気付いちゃったから私、全部を夜に包もうとしている。
ただのわがままだなあ。 でも綺麗じゃん。 古香ちゃんだって世界の全部がプラネタリウムになったら、 もっと喜んでくれたり……は、ないか。
やっぱり本物の星空が見たい。 その気持ちに抗えなくって、 もう一階層ぶんエレベーターを動かす]
(13) 2021/11/13(Sat) 01時半頃
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―― 屋上 ――
[扉の鍵を開ける方法。 ナンバーつきの鍵を正しく開けるための四桁は、 きちんと覚えている。
かちゃかちゃと数字を揃えにかかっている。 焦っているのかなかなかうまくいかないけど、 鍵を外せるのも時間の問題と思われた**]
(14) 2021/11/13(Sat) 01時半頃
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[かえってしまった“きみ”について考える。
全部猫語で接客するなんてやるじゃん、って、 文化祭の時の私は暢気に思ってた。 そんなきみがココロに秘めてた欲望を知ったら、 情けない顔をしちゃってたかな。 自分に負けてこの世から逃げた私には、 眩しすぎる欲望だからね、それは。
ひとつ、天文部チックな言葉を残すけれど。 この不思議な時がいずれ過去の一点になったとしても。 過去からの光は未来のきみにも届くよ、きっとね]
(*1) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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―― 回想・チャイムが鳴る前 ――
[時間は遡る。 文化祭の時できなかったことをやるにも、 肝心の私達の喫茶店がない……という問題は、 あっさり解決した。 古香ちゃんが調理室にやってきて、それを追い返すわけもなく、 「いいよー」と答えて、卵の割れる音が増えて。>>15 その後黙々と調理をするだけで終わることなく、 言葉を交わした折。 どうやら猫のボタンが喫茶店に繋がってるらしいと知った。
しかも猫耳装備の店員もいるって。>>3:174>>3:175]
(68) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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喫茶店があって店員さんもいるなら、 商品を用意しないと。
[なんて楽しそうに言って、 パンケーキにカラーチョコペンで盛大に猫の顔を描く。 お届けは古香ちゃん、君に任せた。 ――って、すっかりお店やってる気持ちになって頼んだけど。 結果はどんな感じだったかな]
(69) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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[卵を見てて、 校舎のいたるところにばらまかれていたそれを、 思い出さないわけはなかった。
声の意味するところ。 不知火ちゃんが知りたがってたこと。>>2:339 解答欄は未だに空白。
卵が聞かせてきた言葉。 「お願い」――あとはなんだっけ? >>2:120 とにかくあれは不特定多数への祈りというよりは、 誰かひとりへ向けられた切実な願いのように思えた。 和歌奈だったら聞き届けてしまうだろう。 もちろん倫理にもとる範囲で。 そのココロを潰さないように、慎重に]
(70) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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[なんて考えてたら、 ホントの卵をまたうまく割れなくて、 ボウルの縁から白身がだらっと零れてしまったから、 慌てて布巾を取りに動いた。
だから卵について考えたのはそこでおしまい]
(71) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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[そうして今。 もう私の校舎(せかい)に卵は必要ない]
(72) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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[私が今までお人好しの振りして聞いてきた、 抱え込んできた誰かのココロからの声。もう守る必要はない。
あるいは、 呼んじゃった誰かのココロから生まれた――のだと思う、 まったくかわいくないことを囀る卵も。>>2:200>>2:377 私がその中身を揺さぶろうという変な気を起こすことも、もうない。 私がこのまま死んでしまえば、永遠に。
ここが私の世界であることを示すパーツは、 最終的には直接私に己の罪を突きつけた。 私は気付いた。だから役目はおしまい]
(73) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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―― 屋上前、扉を開け放って ――
[ドアノブを回して扉を押し開ける。 冷たい風が入り込んできて髪を揺らした。
一歩だけ。 そう、一歩だけ外、つまりは非日常の側に踏み出して、 空を見上げた。ただの真っ黒な空だった。
……そういえば校舎に足を踏み入れる前は、 雪が降っていた。一部の隙もなく。 試しに晴れろって念を送ってみたんだけど、駄目だった。
吹きすさぶ風の音は、あの日に吹かなかったものであるけれど、 確かに記憶を連れてくる。 そう、飛び降りてしまった日の。
誰にも伝えず私の中に抱え込んでしまう気はあったんだけどね]
(74) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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[ 声が、聞こえる。>>38 ]
(75) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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[理性を総動員させる。 後ろを振り返って彼女の顔を見ないように。 見たら決意が鈍ってしまいそうで。
こと座の話を思い出してた。 よく覚えてる。何せ文化祭のプラネタリウムの内容に、 夏の星座のことが含まれてたから。秋だったのに。
あの世に連れてかれた大事な人を連れ戻そうとしたんだけど、 後ろを振り返って失敗したって話。 おおまかに言うとそんな感じ。 つまり振り返ったら失敗する。 私がやろうとしてるのはむしろあの世に行く方だけど]
(76) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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ふむ。不知火ちゃんはどんな気持ちだと思う? ……きみの思うそれが案外正解。 ってことでいいんじゃないかなあ。
だって、ほんとうのことはぐちゃぐちゃしてるんだよ。 自由になれるかも、って思うくらいがちょうどいいんじゃないかなあ。
[振り返らないまま、優しげな声を振り絞る。 私のほんとうは、そう。 自由になりたくて飛び降りたわけじゃない、 他に行くところを知らなかった。 遠くの星に行けるロケットなどないから、地面に墜ちるしか]
(77) 2021/11/13(Sat) 20時頃
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……それでも知りたいの? 知ってどうするの? こんな国語の勉強の参考にもならないこと。
それよりやることがあるんじゃない?
[……ちょうど、エレベーターの到着する音が聞こえたような。>>51>>63 猫耳店員さんだった君か、 パンケーキを作った君か、 パンケーキを食べてくれた君か。>>57 振り返って確認はしない。話は終わりじゃない]
(78) 2021/11/13(Sat) 20時半頃
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……もう壊れ始めてるんだよ。ここは。
[ため息をついた。 優しい声もかなぐり捨てた。 私は優しくないから謎だけぶん投げた。この言葉の意味を解きなさいって*]
(79) 2021/11/13(Sat) 20時半頃
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[私にはその時君が、>>88>>89 どんな表情を浮かべているのか、想像できそうな気がした。 悪い笑みは絶対浮かべないだろうって]
(105) 2021/11/13(Sat) 22時半頃
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[知ってるよ。>>90
風の音にともすればかき消されそうな、 車椅子のモーター音を聞きながら心の中だけで呟いた。 なんなら方法だって知ってる。 今立ってるところからまっすぐ歩いて、 フェンスの破れてるところを手で押し広げて、 普段は行けない向こう側へ立つ。 それから虚空へと踏み出す。
絶対に教えられないやり方だ。 パンケーキを綺麗な円にするやり方とはわけが違う。
パンケーキの方は興味があるなら古香ちゃんに教えてもらうといい。>>95]
(106) 2021/11/13(Sat) 22時半頃
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[和歌奈は不知火真梛の知らないことを知っていて、 ならばその逆もあるのだと、 どうして気付かなかったんだろう。
彼女がこの目で見てきた世界。 車椅子とエレベーター、ふたつの機械の力を借りて、 歩いた、文化祭。>>92>>93]
そっか、文化祭楽しんでくれたんだ。 よかった。 どういたしまして。
[ひとつ知らなかったことを知れて、 君に見えないところで少しだけ穏やかな笑みを取り戻す。
でもね、優しい君の口から降る、 「優しい」って言葉だけは、>>94 認めるわけにはいかない]
(107) 2021/11/13(Sat) 22時半頃
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優しくないよ。……私は。 私は、誰かの大事なものを壊しても、 泣くことすらできやしないんだから。
君が美しく優しいって言ってくれたこの世界も、 結局もうもたないって分かってるのに。 全然心が痛まない。
そんな自分が嫌になるよ。
だからね、何かを壊すのは、 もうこれで最後にしようと思う。
(108) 2021/11/13(Sat) 22時半頃
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