27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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―― カフェ ――
[ 骨谷先輩が味噌汁と共に飲み込んだ言葉を>>1:406 俺は聞くことはなかったけど。
もし先輩の本音が分かっても、 俺は醜いなんて思わなかったよ。
だって、他人より自分を優先するなんて 当然のことだし。
俺のはただ、他人より生存欲が薄いっていうか、 色んな事に対して諦めがよすぎるだけなんだ。>>410 ]
(16) 2023/07/29(Sat) 00時半頃
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そうっすねー。 初めに「絶対に曲げられない部分」ってのを 公言してから付き合うのはどうっすかねえ。
そうすれば、同意したうえで付き合うんすから、 振り振られになりにくいと思うんすけど。
たしかに、35億ガチャは回している間に 天寿を全うしそうっすね。 まあ大丈夫っすよ、きっといい人に出会えますって!
元気出たなら良かったっす。 リクエスト楽しみにしてるっすね。
[ まあ、元気がなかった原因に 俺とした会話もあった気がしたから、 元気が出た様子に>>1:407 俺はホッと一安心してたんだ。 ]**
(17) 2023/07/29(Sat) 00時半頃
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―― 救護室→カフェ ――
あ、仁科ちゃん。今大丈夫? 結局、救急箱っていらないってことでいいの?
[ 仁科ちゃんから来たLINEは>>1:404、 謎の減少が起きたらしいことは分かったけど、 救急箱が必要かどうかは分からなかったから、 救護室から出て グループLINEにメッセージを送った後に、>>1:303 仁科ちゃんに電話を掛けたんだ。 ]
あ、そうなんだ。 その様子だと、仁科ちゃんの怪我じゃなさそーだね。 まあ、要らないって言ってるなら、 気にしなくてもいっか。
[ なんて返したから、直接は高祈先輩の怪我だとは 言われなかったけれど、たぶんそうだろうなあと 俺は思ってはいた。 ]
(18) 2023/07/29(Sat) 00時半頃
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おにぎりの確保ね。了解。 今からカフェに向かうから、キープしとく。
[ 俺はおにぎりの具材を教えたから、>>1:218 きっと仁科ちゃんは食べられないものがあったら、 教えてくれたんじゃないかな。
それから、俺はカフェに到着後、 救急箱をその場に置くと、 「仁科ちゃんの分」と書いた紙を皿の下に敷いて 皿の上にはおにぎりを2個乗せて。
そこまで終わると、 俺はカフェにいた人への挨拶もそこそこに 館内散策に出た。>>1:377 ]**
(19) 2023/07/29(Sat) 01時頃
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―― 現在:特別展 ――
はは、んな大げさな。
[ お礼を言われたけれど、>>5 ただ諦めがよすぎる故に、>>1:410 いつもと然程変わらない態度なだけで。
でも、それが役に立てたのなら良かったと、 安心する気持ちもたしかにあったんだ。
柊くんが頭を少し下げてくれると 俺はにこりと笑いながら、 ぽんぽんと彼の頭の上に手のひらを重ねていた。 ]
(30) 2023/07/29(Sat) 01時半頃
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[ まあ、別の意味で俺は常人ではなさそうだけど、>>6 なんて、口にすることはないけれど、 ]
オッケー。カフェに戻ったら、肉じゃが作るな。
[ リクエストはあっさりと受け入れて、 ]
たしかに、みんなカフェに集まってきてたな。 俺は別にそれぞれ 好きなことしてたらいいと思うんだけど。
[ まさか、高祈先輩が みんなをカフェに行くように誘導しているなんて 思ってもみなかったけれど、>>1:329
俺としても、特にカフェに集まることに こだわりはなかったから、 柊くんがすぐにカフェに来なかったことも 気にしていなかった。 ]
(31) 2023/07/29(Sat) 01時半頃
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あれ、地下の展示に弥勒菩薩像なんてあったっけ? 俺が忘れてるだけかもだけど、 実はどこか別の所から動いてたりして?
[ 怪談じみた話には、>>7 なんて、さらに怪談みを加えつつ、 ]
あはは、美術館に来た直後の柊くんは よっぽど喉が渇いてたかお腹すいてたのかあ。 バスの中で予備の飲み物あげたり、 もっとクッキーあげたりすりゃ良かったかな。
そっか、壊れた箇所はなかったのか。 まあ、それが分かったら、 その壊れた場所に最後にいた人が死んだって 推定できるから、あえて隠してるのかとは思うけど。
(32) 2023/07/29(Sat) 01時半頃
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そっか。エレベーターもちゃんと動いてるんだな。
[ 俺は普段からエレベーターに乗る習慣がなかったから、 ここまで階段で来たため、ふむりと頷いて。 ]
了解。じゃあ適当に見るか。
[ と柊くんと話していたタイミングで、 聞き覚えのあるバリトンボイスが届いた。>>0 ]
(33) 2023/07/29(Sat) 01時半頃
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なるほど。西門教授が目を覚まして、 骨谷先輩と銀先輩がもうすぐ目を覚ます、と。
[ 復唱するように呟きながら、>>1>>2 良かったなあと、 俺はどこか他人事のように思っていた。 ]
ああ、たしかあの黒翼さんは、 無事な人がこの世界からいなくなるって言ってたと思う。
俺はどこかのタイミングで 先輩たちと話せたらって思うけど。 柊くんも話したいことがあったら 会いに行くといいんじゃねえかな。
[ 俺は寂し気というか、 迷っているのかなという印象を受けたから、>>9 促すつもりで俺はそう答えたんだ。 ]**
(34) 2023/07/29(Sat) 01時半頃
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―― 特別展 ――
ああ、骨谷先輩も銀先輩も 移動してなきゃ、たぶんカフェにいると思う。
ははー、まあ寂しいけど、 兄ちゃんだから弟が独り立ちするのは 笑顔で見送るもんだぜ。 なんつって。
[ 冗談交じりに笑いながら、 エレベーターに向かう柊くんには手を振って、>>60 ]
まあ、理想はそうだけど。 お互いにここにいても、きっとまた話そうな。
[ 柊くんの内心は分からないけど、 彼はこの世界にいることに拒絶反応はなさそうだと 俺は思っていたから。 どこにいても再会したいという意味を込めながら。 ]
(62) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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了解。肉じゃが楽しみにしてろよー。
[ 何度も頭を下げる柊くんに>>61 律儀だなあなんて苦笑を零しつつも、 俺は頭を下げられるたびに、 手を振るのだった。 ]*
(63) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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―― 現在:2階・薔薇のエリア ――
[ 柊くんと別れた後、俺は特別展を出たのだけど、 ]
は? なんだ、ここ……。
[ たしか特別展の隣のエリアは、 改装中の看板が立っていた気がしたのだけれど、 その看板が取り除かれて、入れるようになっていた。 俺は特に深く考えずに そのエリアに足を踏み入れたのだけど。
まず目に入ったのは、床一面に散らばった薔薇。 1本、2本、3本…… もしかしたら、999本あるかもしれない。>>26
それから目を移すと、 エリアの奥に1枚だけ絵画が飾られているのが見えた。
よく目を凝らして見ると、その絵は――― ]
(64) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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嘘、だろ……。
[ それは、あのとき思わず逃げ出した 薔薇の絵に似ている。>>0:301 似てはいるのだけれど、 その中で女と寄り添っている男の顔は―― ]
父さん……。
[ 俺とそっくりな――多分他の人が見ると、 俺を20歳くらい老けさせたような――顔が 幸せそうに微笑んでいる。 ]
なんで……。
[ 俺はそう呟くのが精いっぱいで、 無意識のうちに手を伸ばしていた。 父さんはこちらに見向きもしない。 ]
(65) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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[ ――なんで、俺は手を伸ばしたんだろう。 あんなに身勝手だって怒ってたはずなのに。>>1:378 ]
(66) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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い、つっ!
[ けれど、伸ばしていた手に突如として痛みが走る。 床に散らばっていた薔薇の何本かが巨大化して、 その棘だらけの茎が俺の手首に絡みついていた。
巨大な薔薇は俺の腕や足、 胴回りや首筋にも絡みついて、 強い力で俺の体は壁際に押し付けられた。
棘に圧迫された皮膚から血が伝う。 脳内が酸素を求めて、口を開くけれど、 首を絞めつけられて、呼吸がままならない。
こんなに痛くて苦しいのに、 父さんは俺のことは一切見ずに、 ただ女と寄り添って微笑んでいるだけ。 ]
(67) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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[ ああ、結局あの人は何度生まれ変わったって―― ]
(68) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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[ 閉じた瞳から一筋の涙が零れ落ちて。
視界が真っ暗になる直前、 俺にまとわりついていた巨大な薔薇は 拘束を緩めた気がしたけれど、
俺はそのまま意識を手放したのだった。 ]**
(69) 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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[ 夢を見ていた気がする。 それは俺がまだ小さかった頃の記憶で。
睡眠不足と過労で倒れたとき、>>1:25 たまたま仕事が休みだった父さんが、 ベットの側に座って、 俺の手をずっと握っててくれた。
その手の温もりに俺は安心して ゆっくりと目を閉じて、そのまま眠ったんだ。 ]
(76) 2023/07/29(Sat) 14時頃
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[ ちゃんと俺のこと、心配してくれてたって 思ってたんだけどな……。 ]
(77) 2023/07/29(Sat) 14時頃
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―― 現在:2階・薔薇のエリア ――
[ どれくらい意識を失っていたのだろう。 俺のことを呼ぶ声と 肩を揺すられる感触を感じて、>>75
うっすらと俺は目を開いた。 ]
たかき、せんぱ……
[ ゆっくりと意識が覚醒し、 目の前に高祈先輩がいるんだなあと 認識したタイミングで、 ]
い、つぅっ!
[ 鋭い刺激が手首と首を襲って、 俺は思わずで両手で覆った。 棘が切り裂いたその場所から、 血が止めどなく溢れ出す。 ]
(78) 2023/07/29(Sat) 14時頃
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これは、現実、です……。 俺の、中の……。 父さんが……、俺のこと、捨てた、から。
[ 途端に疲労感に襲われたように呼吸を乱しながらも、
俺は回っていない頭で、 「これが何か」という質問に答えたつもりだけど、 要領を得ないことを言っている俺のことを 先輩はどう思ったかな。
もし俺が元気だったら、 薔薇も絵も見られたくないって、 なりふり構わず先輩の手を引っ張って この場所から逃げたのに。
今は力が湧かない俺の体が恨めしい。 ]*
(79) 2023/07/29(Sat) 14時頃
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―― 現在:2階・薔薇のエリア ――
あく、む?
[ 高祈先輩の言葉に、>>95 俺はフルフルと顔を微かに横に振る。
誰が何といおうと俺にとってはこれは“現実”で。 手の届かない場所で父さんは幸せそうに 笑ってるんだから。
ありがと、ござ、ます。
[ それから、傷口を抑えていた手を外されて、 いつの間に用意していたのか、 ガーゼで手際よく止血させられた。
また迷惑かけちゃったな、と思いながらも、 俺は途切れ途切れに先輩にお礼を言う。 ]
(120) 2023/07/29(Sat) 20時頃
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[ 俺にとってはあくまでこれは“現実”で、 悪夢でも地獄でも、 ましてや罰だとも思っていない。>>95
でも、強いて言うなら、“事故”が当てはまるかな。
何はともあれ、高祈先輩は俺にこの事態から 意識を逸らせるように、言葉を尽くしてくれる。
皆との時間――
骨谷先輩と銀先輩には、 もう会えないかもしれないから、何か挨拶したいな。
大藤先輩と回谷先輩は、 マイクロバスの中で仲良さげだったけど、 今もカフェで仲良く話してるのかな。 ]
(121) 2023/07/29(Sat) 20時頃
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[ 田端先輩は、もしかしたら米は食べ飽きてたのかな。 何も聞かずに勝手におにぎり作って悪かったな。
仁科ちゃんは、ちゃんとおにぎり食べられたかな。 柊くんには、肉じゃがを作らないと。
高祈先輩は、“デートの埋め合わせ”してくれるかな。
――ああ、こんなところで倒れてる場合じゃない。 ]
(122) 2023/07/29(Sat) 20時頃
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……ごほっ、かほっ!
[ 体を襲っていた痛みや疲労感が急に無くなって、 急に息がしやすくなったことにまだ慣れない肺が、 空気を吐き出させた。
傷口はすっかりと塞がって、 あんなに溢れていた血は止まっている。 ]
すみません。ご迷惑をお掛けして。
[ 体を起き上がらせて、 高祈先輩に頭を下げながらも、 怪我が唐突に治る実体験をして、>>1:331 俺は少しだけ呆然としていた。
もし、先輩の手に大きな棘が刺さったような 傷が見えたのなら、>>75 俺はさらに縮こまったかもしれないけど。 ]
(123) 2023/07/29(Sat) 20時頃
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[ それからも、高祈先輩と 何かしら話したかもしれないけど、 話が途切れたタイミングで、 俺は意を決して口を開いたんだ。 ]
あの絵の男性は俺の父親にそっくりなんです。 女性の方は俺は見覚えないですけど、 もしかしたら、父の不倫相手かも。
父は不倫相手と一緒に自殺したんです。 999本の薔薇に囲まれながら。
……先輩は999本の薔薇の花言葉って知ってます? 俺、気になって調べたんですけど、 “何度生まれ変わってもあなたを愛する”だそうです。
(124) 2023/07/29(Sat) 20時頃
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結局、あの人は死の直前まで、 愛する不倫相手のことしか頭になかったんですよ。
[ 死ぬまでは、あんな色ボケオヤジだったとは 思わなかったんだけどなあと思いながらも、 俺は絵の中にいる父親を睨みつけた。 ]*
(125) 2023/07/29(Sat) 20時頃
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―― 現在:2階・薔薇のエリア ――
そんなこと言ったら、 俺だって救急箱探してただけですし。
[ 仮に俺が怪我を治したいと思ったから 治ったのだとしても、>>136 高祈先輩が側にいてくれなかったら、 きっと俺は“現実”の中でいつまでも苦しんでいた。
少しだけ心に余裕ができて視線を動かすと、 先輩の手にうっすらとした傷跡が見える。
大怪我をさせなかったことは良かったけれど、 やはり迷惑をかけてしまったと、俺は眉を寄せた。 ]
(144) 2023/07/29(Sat) 22時頃
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へえ、恋愛感情ってすごいんですね。 それってもう、何かに憑りつかれてるみたいです。
[ 同じく、恋愛感情が分からない>>0:356 というより、今気づいたけれど、 父さんが死んでから、俺が恋愛に対して 無意識のうちに否定的だったのかもしれないけど。
いずれにせよ、俺の声も 先輩と同じようにどこか他人事で、>>137 ]
たぶん、父がそれ相応の覚悟や決意があれば、 自殺なんかしなくても、母と別れて、 その女性と結ばれることもできたと思います。
[ 高祈先輩の淡々とした言葉に、>>138 俺の心はすっと冷えて、 父さんに対する情も何もない言葉が零れた。 ]
(145) 2023/07/29(Sat) 22時頃
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[ 俺の個人的な認識だけど、 父さんはお爺ちゃんの会社を追い出され、 慰謝料や養育費を支払う苦労を きっとしたくなかったんだろうなと思う。
もちろん、父さんに直接聞いたわけじゃないから、 父さんには父さんの言い分が あったのだとは思うけど。 ]
そう、ですね。 父みたいになりたくなくて、 全く違う風になりきってたところはあるんですが。
違う大人になれたらいいなあ。
[ 語っていいことじゃなかったかという問いには、>>139 俺は首を横に振るだけだけど、否定の意を示した。 ]
(146) 2023/07/29(Sat) 22時頃
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