人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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[アルクビエレというアメーバはわりと人が好きだったし、自分達という存在が人と共に暮らすことを望んでいたが、それを望むにはおそらく平坦で、薄情で、想像力に欠けていた。

 平坦すぎるからこそ、全てに救いを、
 などと言えたのかもしれないが。

 PJと再会したことも、友人になれると言われたことも、
 嬉しかったのは本当だ。
 沙羅という少女を見て、力になりたいと申し出たことだって、
 本心からそう思っていた。

 ただ、だからと言って別に彼らの大切な人や、彼ら自身の命を奪うことに躊躇があるわけでもなかった。
 アルクビエレは楽に死ねることは救いのひとつだと思っていたから、そうなったらそうしてやろうと思っていただけだった。

 人と生きるべきではない生き物だった。]


[教祖アルクビエレが斃れたことは、
 すぐに《銀光教団》の"こどもたち"に伝わった。

 彼らは親株からの言いつけ通り、
 教団の名簿を全て焼いた。
 それから、それぞれの家族を連れて姿を消した。

 教祖の乗ったポッドが探されることはない。
 生きている者の役には立たないからだ。]


 わたくしの正体が知られれば、
 信者たちは追われることになるでしょう。
 かつてビジェであったように、
 我々も人も諸共に焼かれ、殺されることもあるでしょう。

 とても悲しいことです。
 とてもとても、悲しいことです。

 けれど、それが何だと言うのでしょう。


[かの方舟は全てを救うことはなかった。
 全ての動物から選ばれたつがいと、
 "正しい人"のみが乗ることを許された。

 今度もあなた方は、選び出さなければならない。
 彼らの中から、"正しい人"のみを。
 同じように救いを求め、同じように祈る彼らの中から。
 "正しい人"だけを選ばなければならない。

 或いは、選ばないことを選んでもいい。
 全てを押し流すことを選んでもいい。

 けれど、あらゆる星に根付いた彼らを、
 一度に殺し尽くすことは不可能だ。]


[祈りは絶えた。
 種は蒔かれた。

 何人が死のうとも、何年とかかろうとも。
 最後に生き残ることこそが正しい。

 全ては、我々という種が続くため。]


 ――ああ、わたくしのこどもたち。

 あなたたちのひとりでも、
 伸ばした手のひとつでも、
 いつか"楽園"にたどりつければ。

 わたくしがそれを見ることはかなわないけれど。
 ただそれだけを、祈っています。 **


メモを貼った。


[かつて【マトローゼ】という宇宙海賊団が存在した。
 決して、義賊団などではない。
 奪う先は金持ちが多かったけれど、それは効率故。
 強きも弱きも関係無く、欲望の赴く儘、気が向く儘、風の吹く儘。
 荒らし、奪い。得た富は享楽に費やす。
 そんな荒くれ者どもの集団だった。
 彼らを腕一本で束ねていたのが、ギョウブである。]

[【マトローゼ】は、今はもう無い。
 団員が死に絶えたからだ。
 星の海を股に掛ける屈強な男達も、星喰いアメーバには勝てなかった。]

[彼らの船に星喰いアメーバが入り込んだ時、いち早く気付いたのがギョウブだった。
 別に、星喰いアメーバの擬態を見破る能力を持っていた訳ではない。
 けれど、狸の嗅覚は鋭い。
 見知った団員の部屋から本人の血の臭いがぷんぷんしてるのに、当の本人が無傷で平然としていれば、成り代わりを疑うのは自然の流れだろう。]

[だから、しれっと緊急脱出用ポッドで一人船を出た。
 尻尾を巻いて逃げた訳ではない。
 ギョウブはその足で危険生物駆除製剤をしこたま買い込み(実はPaLooook製だったのだが、本人は無頓着なので記憶していない)船へ戻ると、全体をそれで燻したのだ。]


[──後に残ったのは、大量の肉色の塊と、奪い集めた富の山だけだった。]

[死した海賊全員分の財宝だ。
 一人では、一生掛けても使い切れない。
 他者から奪う理由は無くなった。
 新たに団員を募って暴れ回るには、ギョウブは少々歳を取り過ぎていた。
 ここらが潮時だろうと、引退を決めるのは自然な流れだった。]


[さて。この老獪な狸爺が、今こうして冷凍ポッド内に居るのは、果たして偶然だろうか?]

[ギョウブは、信用商売をしてもなければ、教祖でもない。
 そもそも、引退済の海賊にいかほどの信用があろうか。
 皆無であろう。
 だから、名に疵が付く事は何とも思っていなかった。
 加えて経験上、さっさと脱出するに限るとも考えた。]

[狸は冬眠をする生き物ではないが、疑死の習性がある。
 他の宇宙人よりは、仮死状態からの蘇生が容易いのだ。
 ギョウブは、自分の悪運を信じてもいた。]

[万が一発見されず、永遠に宇宙の放浪者になるとして。
 それは肉色の塊に喰われるより、余程自分に相応しい最期の様に思えた。]

[ただ、自ら冷凍追放を希望しはしなかった。
 自分が言い出す事で、希望者が殺到してはいけない。
 日に一つしか、ポッドの用意は出来ないのだから。]


[では、いち早くポッドで脱出するにはどうすればいいか。
 誰よりも疑われればいいのである。
 普段と行動を真逆にし、自室へ引き篭もればいい。
 これで馴染みの者には不審に思われるだろう。
 そして誰しも、親しくなった者よりも知らない者の方が、追放への敷居が下がるものだ。]

[果たして、老獪な狸の思惑通りの事は進み。
 付近を航行中の船に、ポッドは無事収容されたのだった。]


──昨日──

[部屋の整理を手が止まった]

 さて、これをどうするか。だ。

[手にしたのは上等な蒸留酒。なんでも、一本でここのカジノの一日分の売り上げのお値段だとか。
コンペの副賞で貰ったのだが、いかんせん一人で飲むのは気が引けた。そこで飲もうと誘っていたのがギョウブだ。

 「今やってるデカいヤマ終わったら飲むか」

そう約束していた相手は既にこの船にいない]

 捨てるのも勿体ねぇしな……。

[どのみち無駄になるかもしれない。だが、わずかでも可能性が残っているのならそれに賭けたい。
エフは端末を手に取った]


メモを貼った。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

─ 客室→廊下 ─

……大体、こんなものかの。

[あらかた荷物はまとめ終えた。
誰もいないのを確認して、客室から廊下に出る。追放前にこの船のことを目に焼き付けておきたかったし、ハロからのメッセージにあった届け物が来ていないか確認するためもあった。]

もう皆はロビーに行ったころであろう。連絡もあったことじゃしのう。

[マップデータ片手に、適当に歩き出す。ロビーに行くことだけは避けて。]

(40) 2022/05/12(Thu) 22時半頃

機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 22時半頃


[冷凍ポッドは肉体の保全を目的としたコールドスリープとは違う手法を用いて肉体を凍結させる。
つまり、蘇生を目的としていない凍結方法をする。そのため、蘇生率はコールドスリープに比べて著しく低い]

[だが、もし何らかの凍結に対する耐性を持っていたら?冷凍により破壊される細胞を守るための手段を持っていたら?]

[ないとは言い切れない。現に、恒星から遥か彼方にある、凍てついた星に住む生物には、体を凍傷から守る仕組みを持っている]

[何かしらの船に回収されるだけの悪運を持ち、何かしらの凍結に対する手段を持っていたら。
可能性は0ではないのだ]


 『俺の部屋に例の酒を置いてある』
 『俺はいねぇが勝手に持って行ってくれ』

[あのクソ狸ならそう簡単にくたばらねぇだろう、そう信じてギョウブの部屋の端末にメッセージを送った]

[規定通りなら次の港に着くまで、部屋はそのままで、部屋の住人の名義もギョウブのままだ。
もし、ギョウブが再びこの船に搭乗することがあればこのメッセージを見ることができるはずだ]

[次に停泊するのは補給基地だから、部屋は片づけられることはない。だから、そこでギョウブがこの船に帰ると信じて]

 飲むときに俺に感謝することだな、酒の提供者によ。

[部屋の目立つところにボトルを置き、部屋の整理を再開した]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― 廊下 ―

…………あ。

[名を呼ばれ、思わず声を漏らす(>>41)。人目を避けたつもりであったが、見つかってしまったらしい。
少女の手には見覚えのある帽子があり、ジェルマンの件を知ってしまったことが伺える。]

ミーム殿。いかがなされたか。

[いつも通りに、声をかけた。]

(46) 2022/05/12(Thu) 23時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[何、と聞くまでもなかった。彼女もPJからの連絡を見たのだろうと察せられた。
振り上げられた手を、女は避けることはしない。(>>47)廊下には、頬を打つ乾いた音が響くだろう。]

ミーム殿……

[そのような願いは聞いていないと言えばよかった。自分が襲ったのではないと言えばよかった。でもなぜか言えなかった。]

都合が良かったんじゃよ。あやつが一番、死を恐れていなかったであろう。

[打たれた頬を気にするでもなく、それだけを告げた。]

(49) 2022/05/12(Thu) 23時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[油断しきっていたところに突き飛ばされて、転びこそしないが数歩よろめく。(>>51)]

我は嘘など……

[言いかけてやめた。今の彼女には、何を言っても届くまいと思って。
ただほんの少し眉をひそめただけで、あとは少女の叫びをただただ聞いていた。]

(53) 2022/05/13(Fri) 00時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[こちらへ来る少女(>>54)と、店員(>>55)の姿を見て。ゆっくりと首を振る。]

やれやれ。皆とっくにロビーに行っておるものだと思っていたわ。それがどうして……

[女の言葉は、ミームに胸ぐらをつかまれて(>>56)途切れる。]

サラ殿。別に我は、あやつの願いを叶えたつもりはない。ただ我にとって都合が良かっただけの話よ。
奴の魔法は我らにとって邪魔であったからの。

(58) 2022/05/13(Fri) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[デリクソンによってミームと引きはがされても、全く気にするそぶりを見せず。]

そうじゃ、我らが皆を殺すつもりであった。ロバート殿もジェルマン殿も、殺したのは他ならぬ我じゃ。
馬鹿にしていたつもりはない。"この女"ならそう言うだろうと思い、人間として振舞っていただけのことよ。

[女は、人間たちに理解を求めてなどいない。ただ淡々と、投げつけられる問いかけに答えるだけだ。]

(60) 2022/05/13(Fri) 00時半頃

メモを貼った。


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 01時頃


[ミームの手の内で、『萎れない花』が咲き続けている。
 栄養も水も必要としないそれは、生きているのか、死んでいるのか。

 涙にも、血にも汚れず。ただ咲き続ける。

 その花弁のように、記憶は鮮やかに残り続けるだろうか]


[ミームの荷物の中で、『視界情報記録眼鏡』が時を待っている。
 封じたものにいれたメッセージ入りのものではなく、ただ。

 サイドテーブルから、惨撃を。懇願を。願いを。命の最後を。
 記録し続けたそれが、真実を告げる時を待っている。]


メモを貼った。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[女は何を言われても、ただじっとそこに立っていた。
サラから呪詛めいた言葉を向けられた時だけ、目線を下げてぎゅっと唇を噛みしめたが。それも一瞬のことだ。]

[一行が去っていって見えなくなると、長く息を吐いて。]

人らしく振る舞うのも悪くないと思うておったが……
人間など、碌なものではないな。

(70) 2022/05/13(Fri) 09時頃

機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 09時頃


メモを貼った。


──昨日/自室──

 ……こいつら勝手に増えてねぇか? 

[物の多さにうんざりしかけていた頃、ガラクタの山からある物が姿を現した]

 これは……チョウチンってやつか?

[以前の仕事で うちの種族の特産品です ともらったものだったか?自室に飾るには合わないので放置していたが……]

 イザカヤにこんなのがあった気がするな……。

[ふと、何かが降ってきた。
整理の手を止め、デスクから紙を一枚取ってくると蹲り、ガリガリと紙に降ってきたものを描き殴る]

 ここを、こう……壁にメニューがあって……、カウンターは……。照明は……薄暗く……、チョウチンで光量を……。


[ラフをあらかた描き終えたところで我に返る]

 こんなことしてる時間ねぇっつたっろ!!!
 馬鹿か俺は!!!

[馬鹿だと思う]

[ともあれ、片づけの邪魔になると、ラフと提灯を提灯をデスクの引き出しにしまい込む]

[もし、誰かがこれを見つけてくれたら。
そんな淡い期待を胸に……。]


メモを貼った。


― ジェルマンの部屋 ―

[寝具や、もう使えないと判断された生活用品は取り外され。
 真っ赤に染まった床は洗い流され。
 保証に入っていた分の荷物は運び出され。
 肉片は加熱、消毒の上廃棄されて。
 少女が持ち出したものは、『無いもの』と判断された。
 回収されることもないだろう。

 部屋はすっかり綺麗になっていく。
 そこに男が存在していた痕跡が消えていく。

 懇願を、聞き届けられていたら、
 そもそも部屋には誰も来なかっただろう。

 話し合いを、するつもりがあるのなら。
 血は流れなかっただろう。

 選択権はいつだって、力の強いものに存在する。]


[それを理不尽だと言うのなら、世界には理不尽しかない。
 理不尽だらけの生の中で、それでも、取れる選択肢はひとつではない。
 最後に男が選んだのは自己犠牲だった。

 あの時、PJを守ったのが自分だと申し出なければ。
 あの時、誰かを代わりにと申し出ていれば。
 もっと良い取引を持ちかけたのなら?
 結果は変わっていたかもしれない。

 それでも、男は選べるカードのなかから、それをとった。
 選べる中ではもっとも確実に、『自分以外』を守れる手を。

 ミーム、サラ、PJ、デリクソン、ハロ。

 そのうちの誰も、身代わりにと差し出すことは。
 男には出来なかった。

 後に、誰かはそれを優しさだと、勇気だと呼ぶかもしれない。
 しかし、男はそれを、弱さだと思っていた。]


[時間が足りなかったのだ。

 他の選択肢を模索するには。
 団結を促すには。
 信頼を築くには。

 そして、互いを理解し合うには。]


メモを貼った。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― 廊下 ―

おお。……なんじゃ、居たのか。

[もう誰も居なくなったと思ったものだから、小型生物が現れたのに驚いた。(>>73)
ハロの方に向き直り、頷く。]

反撃したところで、何にもならぬであろう。ぬしらの反感を買うだけじゃ。それに、あの程度痛くもなんともないわ。

人の感情に引っ張られた、そうかもしれぬ。
……それに、アルクビエレ殿もエフ殿も人の心を持った者じゃったから。それに影響されたのかものう。

(85) 2022/05/13(Fri) 18時頃

メモを貼った。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

うむ。あやつらは、我から見ても人と何ら変わりなかったよ。

[女はそう語るが、しかし決して人にはなり得ぬ存在だ。人を喰らうという決定的な違いがあるのだから。]

お褒めにいただき光栄じゃ。最後には人でないと気づかれてしまったがの。

いや、特に行くあてもなかったのじゃが。最後にこの船をよく見て回ろうと思っておってな。
勿論、あの少女らとは顔を合わせぬよう気をつけるよ。

[擬態を褒められたことには礼を言って(>>88)、また適当に歩き出した。今度こそ他の人々と会わぬよう注意しなければ、と思いながら。]

(90) 2022/05/13(Fri) 20時半頃

― 3日目以降のいつか/ロバートの部屋 ―

[かつてのロバートが住んでいた部屋は、きれいに掃除されていた。豪華回遊客船『オテル・デカダン』が今後も運行されるのならば、別の誰かが使うこともあるだろう。

 ロバートの遺品に、引き取り手はいない。
『星喰いアメーバ』の危機が去り、無事に補給港へ辿り着いたとしても、ロバートの死を伝えるべき相手は誰もいなかった。
 彼の主人は、犬をこの船に預けてすぐに、原因不明の宇宙船事故で死亡していた。そのことをロバートは知らされてはいなかった。いくらか予感めいたものはあったにしろ。

「ここで待っていてくれ。必ず帰ってくるから」
主人との約束は、ロバートの生死に関わらず、ずっと前に果たされないことが決まっていた。]


メモを貼った。


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 22時頃


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ミツボシ
3回 (6d) 注目

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