人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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視点:


─こちらの世界線の私─

こちらの世界線の私も、基本的には変わらない。
大和命くんのことが好きで、アストロのことがないからきっと同棲して恋人──なんて事にはなってない。
それでも、好意を自覚はしていただろうし、毎週のお菓子作りから毎日のお弁当作ってきても良い?くらいにまでレベルアップはしていたかもしれない。
お付き合いしていてくれたら嬉しいんだけどな。
その場合はやっぱり私から告白したんだろうけど…。

とにかく、それでもこの世界も平和とは言えなかった。
私たちが知らないところでロボットはやってきて、合宿所の近くで戦闘があった後、今度は学校で。
お陰で学校が休みになっちゃったから、大和くんにはお弁当を学校で渡せない。
待ち合わせして私でも良い?なんて聞いてる頃合いだろう。


そんな中、私は七尾ちゃんにメッセージを送っていた。


『七尾ちゃんちの方大丈夫?
 今度雑貨見に行きたいんだけど一緒にどうかな?』**


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―2度目の戦闘の日 帰宅後―

[七尾さんの遺体は先生が確認して、乾君が抱き抱えていて、それから、ご家族のもとに転送された。私はそのまま無言で帰宅した。

ミーティングの時に私は…取り繕っていた。
でも、七尾さんが実際に戦って、死んで、今度こそ分かった。

ミーティングで私の言ったことは、
何もかもではないけれど、取り繕いばかりだった。
そうして場を保つ方に私は動かないといけなかったから。
天道君も随分場を取り持ってくれたとは言え、
途中で口論もおきかけたから。
そういうのを仲裁して場をスムーズに進めるのは
いつも私の役割だったから。
私もいつもそうして来たから。
クラスでも、生徒会でも、天文部の中でも、
…もしかしたら家庭でも、そうだったから。]

(1) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[七尾さんはいい子だった。いい子過ぎた。
泣き言も言わず、文句も言わず、理不尽を嘆かず、きちんと自分の役目をはたして死んでいった。
次か、次の次か、その次か…私の番が来る。

家に帰ったけれど、父さんも母さんも帰っていなかった。特に父さんは検事長なのだ。一般の検事ならともかく、検事長ともなるとどういう仕事なのかわからない。でも、忙しいのは確かなんだろう。
正直、なるべくなら顔を合わせたくないからいいんだけど。]

(2) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[部屋に戻った。しっかりした勉強机の横に、ゲーミングPCとモニター。ゲーミングチェアに、壁の一面を埋め尽くす、参考書と本でびっしり埋まった本棚。

制服のまま、ベッドに座り込んだ。いつもはすぐ机に向かうけれど、勉強どころか、PCに手を伸ばす気すら起きない。

枕元には目覚まし時計のほかに、鮭に食われる木彫りのクマと、卯三郎こけしと、巨大さるぼぼが置いてある。その中の卯三郎こけしを握って、見つめて]

(3) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 こんなっ………!!!!

[思わず床に叩きつけた。ガシャンと音がして割れる。黙って破片を拾い集め、ゴミ箱に捨ててしまってから改めてさるぼぼを握り、殴りつけた。]

 この、このっ………!!!
 こんな、こんなのっ……く、っ………ううっ………!!

[何度も何度も。何度も何度も何度も何度も、原型が潰れるぐらいさるぼぼを殴って、やがて殴る元気もなくなって、その上に突っ伏した。シーツを握りしめた。]

(4) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 なんで私が…… 
 なんで七尾さん、なんで、あんなっ…

[七尾さんはあんな風にいい子のまま死んだ。
誰も恨まず、恨み言を言わず、誰よりも先んじてロボットに乗って、立派に戦って、死んだ。私も順番が来たら多分そうするだろう。それを求められているんだろう。

私達だけが死んで、世界は救われて、相変わらず私達抜きで続いていく。救われた世界のみんなは、私達に感謝なんてしない。家も壊されたり、被災して死んだりする人が、世界が救われたからって感謝するわけない。むしろ、乗っていることが知られたら誹謗中傷に巻き込まれるだけ。多分その被害は家族知人が全部こうむることになる。

万一…本当に万一感謝されるとしても、みんなすぐに私達の事を忘れてしまう。

救いなんてない。] 

(5) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 そんなのって、ない……

 なんで私が、世界のために死ななきゃなんないの!!
 嫌だよ…………!!!
 私が死ぬんだから地球も死ねよ!!

 なんでっ…… 私は……

 死ぬときまで物わかりの良いままか……!!
 死ぬまで優等生か……!!!

(6) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[素直に死ぬなんてできるわけがない。
昔、死刑になりたいと言って無差別に人を殺した通り魔がいたらしい。私はそんな事はしない。…できない。いくら自暴自棄になったからって、そんな真似はプライドが許さない。

でも、黙って物わかり良く死ぬのだけは絶対に嫌だ。どうせ、みんなすぐに私達の事を忘れてしまう。

せめて誰か、私の事を絶対忘れられないように爪痕を刻んでから。

その相手は、これから死ぬ誰かではなくて、私達が地球を救えばその後も生きていく人。せめてそんな事でもしなければ…]

(7) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……助けて。 

[家には誰もいない。真っ暗なままの部屋の中、制服を脱ぎ捨てベッドにもぐりこむと、涙が溢れてくる。

考えるのはあの顔。しっかりして、優しく、包んでくれる、頼れる…憧れの人。

私が本当の意味で初めて、もっと知りたいと思えた人。


 ―――私の、初めて好きな人。]

(8) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 いやだ……死にたくない…
 怖いよ…

 助けて……… 先生。


 ……加賀先生………… 助けて……

(9) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[顔が浮かんだその名前を呟き続ける。

助けてもらうのは簡単だ。きちんと言えばいい。
先生は立派な大人で、きちんとした教師だ。私が素直に助けを求めたら、きっときちんと正面から向き合ってくれるだろう。他の生徒と同じように、分け隔てなく適切に距離を持って、私に接してくれるだろう。
私が戦って、死ぬところもきちんと最後まで見ていてくれるだろう。悲しんでもくれるかもしれない。


―――――――――それじゃ、意味がない。

先生だってどうせ忘れてしまう。どんなに良くたって6人の中の1人。
私は人として面白みもないから、きっとそのまま埋もれてしまう。

嫌だ。私の事をこそ、覚えててくれなければ…]

(10) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ………………



[私のやる事は、一つ決まった**]
 

(11) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―瑠璃川さんの告別式―

[七尾さんの死亡からしばらく経って、夏休みも残り少なくなった日、瑠璃川さんの死亡を知った。]

(54) 2023/08/17(Thu) 07時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[私は通夜に出たし、みんなが参加するならやっぱり告別式>>39の方にも出た。いつもと同じ制服で会場に向かい、参列者として焼香し、花も棺に入れ、見送った。さすがに斎場までは行けないし、親族以外が斎場までついていくなんて非常識な事だけれど、大和君だけはついて行ったらしい。

本当に好きだったんだな、と思う。彼氏とかそういうのではない、大和君にとって瑠璃川さんは多分本当に人生を共にすべき人だったんだろうなと。
その日の私はきっと、いつも以上に言葉少なだった。]

(55) 2023/08/17(Thu) 07時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[瑠璃川さんも、七尾さんと同じ。本当にいい子だった。
料理の腕前は私には到底真似できないものだし、優しくていい子だった。とても女の子らしかった。大和君が好きになるのも道理だろう。

瑠璃川さんみたいな人がずっと生きていってくれるなら、私だってギリギリ納得できなくはなかった。

突き落とされたのは学校の中>>2:664で、突き落としたのは学校の生徒らしい。過失致死という扱いになるんだろうか。こういうのこそ父さんの専門なのだ。でも…

そういうのはどうでもよく、瑠璃川さんが亡くなったという事実は、私の抱いていた考えを一層補強しただけだった。]

(56) 2023/08/17(Thu) 07時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―その後―

[七尾さんは最善を尽くしたから建物はともかく、人的被害は本当に最小限だった。
それでも直に被災した学校への被害は大きかったと思う。夏休みが終わってまだ少しの間は休講>>#0という形になるのは無理ない事だった。自宅での自主学習みたいな期間も少しはあったかも。生徒会の活動任期はまだあるけれど、実質的には活動休止みたいなものだったかも。

それでも登校できるようになったら、天文部の部室にはきっと、大和君の予告>>43を見かけた。それが大和君だとわかるのは、消去法でそう考えるしかなかったからで、私は大和君とはあまり顔を合わせられなかったかも。
まさかこんなにハロを有効活用しているなんて思わなかったのだ。

それに、私はやっぱり別の事を考えていた。]

(57) 2023/08/17(Thu) 07時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―放課後―

 …加賀先生。

[生徒会の任期は秋の役員改選まで。それまでは一応副会長の役目はある。
私の天文部での存在意義はロボットの件1つと言ってもいい。
ミーティングがなければ実はそう頻繁に顔を出すこともない。
というより、顔を突き付けてのミーティングはそんなになかったかもしれない。話すべきことは一番最初の時にほぼ話してしまっただろうし。

それとは別に、授業だろうと自主学習だろうと現代文の課題はあったから、加賀先生に話しかけたのは、学業の話の方で職員室に寄ったついで…のふりをしてだったと思う。]

(58) 2023/08/17(Thu) 07時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 すみません、実は一つご相談があります。
 そんなに難しい話ではないんですけど、すごく大事な話。
 ただ、少しプライベートな話で、ここではちょっと
 差し障りがあるし…長くなるといけないし。

 よければ放課後、時間をいただけないですか?
 天文部の活動が終わってから、部室ででも良いのですが。

[私はいつも通り、そんな風に先生に話しかけた*]

(59) 2023/08/17(Thu) 07時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 07時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

ー放課後 部室ー

[先生は約束どおり来てくれた。私は夕陽が半分沈んで随分暗くなった部屋の中、カーテンを半分閉めて、誰もいない部室の中で一人本を読んでいた。]

 あっ、先生。
 すみません、お忙しいのに。ありがとうございます。
 そこ、かけてください。

[パイプ椅子を勧めて、直角に向かい合うように腰かける。
席に着いてくれたら、話を切り出した。]

(90) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 告別式の後、私大和君と会えてないんですけど…
 次、彼なんですよね………

 ……先生はあの場にいたからご存知ですよね。
 七尾さんがなんて言ってたか。
 彼女、こう言ったんですよ。
 「私がいなくならないと、家族が幸せになれない」
 >>2:601って。

 そんなバカな話ないじゃないですか。
 でも、私…`否定しませんでした。

 だって、そんなことないって言ったら、七尾さんが
 アストロに乗る理由なくなっちゃうから。
 そんなの幻想だけど、七尾さんには
 そういう理由が必要だったんです。

(91) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 先生。…先生は多分ご存じかもしれないですけど。  
 ヴァイキングの神話では、勇敢に戦って死んだ人は、
 戦乙女のワルキューレにエインヘリヤという
 戦士として神々の城に招かれ、
 そこで毎日戦って、傷ついても夜になったら治って、
 毎日お肉食べ放題、お酒飲み放題、
 綺麗なワルキューレといちゃいちゃし放題、
 そうして世界の終末の日には、仲間みんなで
 世界のために巨大な怪物と戦うんだそうです。

 みんなそう信じてるから、
 ヴァイキングは恐れを知らず勇敢に戦って、
 北欧中に自分達の国を作れたんですって。

[先生は火箭の話も知ってたし、これも多分知ってるだろうなと思う。]

(92) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 そういうのなら、ちょっと楽しそうですよね。
 やってみてもいいかもって。
 でも、彼らもそういうの信じないと、
 いけなかったんですよね。
 死ぬって事とは向き合えなかったんですよね。

[一度言葉を切って、先生を見つめた。]

 …先生。私達には、そういうの、ないんです。だから。

 …一つ、お願いを聞いてもらえませんか?

(93) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[先生はなんて言ったかな。でもとにかく、内容については聞いてくれるはずだ。だから続ける。]

 …先生は、大人です。
 毎日自分の仕事をこなすだけでも大変なのに、
 部員のみんなの事をこんなに考えてくれて、
 みんなが動きやすいように、
 少しでも傷つかないようにしてくれている。

 でも、そういう仕事だからっていうだけじゃない。
 …大人っていうだけじゃない。
 先生がそういう人だからだって、私は思ってます。
 だから、合宿に声かけてもらえた時、
 とても嬉しかったです。

 こんな事になっちゃったけど、
 近づけて良かったって気持ちもあります。
 

(94) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 迷惑を承知で言います。
 先生。


 私は先生の事が、好きです。


[口の中が乾くような心地を覚えながら、そう口にした。
心臓は割れんばかりに打っている。
中学の時も彼氏と付き合った事はあったけれど、私から伝える、初めての本物の気持ち。

……ここで終わりにできたら良かったのかもしれない。
でも、それでは意味がない。]

(95) 2023/08/17(Thu) 13時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[だから、先生の腕を取り、両腕で掴んで自分の体に押し当て、笑みを含めて触れるほど顔を近づけ、本題を付け加えた。]


 先生。 


 ……私と悪いコト、してください。*


 

(96) 2023/08/17(Thu) 13時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 13時頃


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―乾君のLINE―

[乾君が私にLINEをしてくる>>75というのは珍しい事のような気がする。

普段なら確認次第すぐに返事を入れるのだけれど、この時は七尾さんが亡くなった直後で、昨晩からのショックがまだ回復せず一晩きちんと眠れていなかったから、たとえ通話だったとしても、返信は日をまたいだかもしれない。

ようやく落ち着いていたし、文面は考えた]

(119) 2023/08/17(Thu) 19時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 『こちらこそ』
 『連絡遅れてごめんなさい』
 『質問は2つね』

 『最初のは、答えは「いいえ」』
 『受け入れられるわけない』
 『死にたくはない』
 『でも、方法があるとは思えない』
 『私は乗らなければいけない理由を探してるだけ』
 『でも、乾君は理由を探せばいい』
 『時間はそんなにないけど』

(120) 2023/08/17(Thu) 19時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[これは、率直な意見。だって本当にそうだ。
七尾さんが乗る前と後でも違いはあったけれど、元から受け入れたくないというのは確かだった。みんなそうじゃないかな、とも。
もう一つの方は…質問の内容を見て、一瞬信じられない気持ちになった。そして、その説についてしばらく考えて、それからの返事になった]

 『もう一つの方は、わかった』
 『私からハロに聞いてみるね』

(122) 2023/08/17(Thu) 19時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 『聞いてびっくりしたけど』
 『コアの事は私にはよくわからなかったけど』
 『敵が私達と同じ立場なら、納得いくかも』
 『最初から敵の数が決まっているのも、よく考えるとおかしい』
 『システムがゲーム的すぎる』
 『春のセンバツみたいなものか』
 『ごめん』
 『たとえが悪かった』

 『とりあえずわかった』
 『ハロに聞いてみる』
 『聞き方は任せて』
 『要はハロが打算でやってるのか知りたいわけね』
 『聞いたら連絡するね』
 (敬礼するクマのスタンプ)

[ここまで見て、追伸に気づいた]

(126) 2023/08/17(Thu) 19時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 『柊木君に告白したんだ』
 『おめでとう』
 『浮気はほどほどにね』
(拍手するクマのスタンプ)

[そうして私はハロを呼び出す事にした。少しの間どう尋ねるか考えつつ。

瑠璃川さんが亡くなったと聞いたのは、その間の事だった*]

(127) 2023/08/17(Thu) 19時頃

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


    合宿最後の朝ミーティングの時
    あたし達は『それ』を見た
    海辺で戦う、2体の大きな怪物を

    まるで現実味の無いその光景は
    暫くテレビやスマホの通知やSNSを賑わせ
    目撃者であるあたし達部員の間でも
    何度も話題に上げられ、情報を交わされ
    ある種の興奮を帯びて持て囃されていた

    けれどその怪物は出現する度に街を、
    人を、無慈悲に踏み潰してゆき
    その所業は少なからずの人々に
    怨嗟を植え付ける事もあっただろう


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―― 放課後:天文学部部室 ――

[加賀先生はやっぱり、かなり驚いていた>>@21

少し意外だった。こういうのは多分、先生に限らずとも教育実習生なんかだと珍しくないだろうし、加賀先生はきっとモテてきただろうから、女子生徒からの告白は慣れているんだろうって。
それを冗談交じりに受け流したか、教師として正面から受け止めたうえでいなしてきたかは別として。

多分、先生も直感で気づいたんだろう。
私のこの告白は、他の子達のものとは少し訳が違うって。固まった顔>>@23を見ればそれはすぐに分かる。でも、開口一番の返し>>@25は少し予想外だった]

(128) 2023/08/17(Thu) 19時半頃


[そんな怪物についてあたし、
 七尾千映の見解は……恐怖の対象でしかなかった。

 部活動の最中、高校に現れた時は
 悲鳴を上げて倒れそうになってしまった程。


 ……うう、先輩達に顔向けできない…。
 なんとか倒れずに済んだとしても、
 先輩達に手を引かれる形で逃げただろうし。
 もしかしたら乾先輩が背負ってくれたかも、で。

 幾つもの建物の倒壊があったものの、
 あたしの家は無事だった。
 だから、ここはあたしの部屋で。]
 




  怖かったあ…。


[今思い出しても震えが止まらない。
 校舎全体がいきなり暗くなって、
 窓の外を見たらあの怪物が立ってた。
 なんでここに??って心の中で散々あの怪物に
 抗議したけど、きっと届いてないんだろうな。

 ベッドの上で転がりながら
 SNSや通知で入ってくるニュースに目を通して
 あの怪物の事を調べていた。

 次に遭遇した時に備えてどうしたらいいかとか、
 怪物の正体だとか。色々。]
 



[そんな中LINEに通知が入った。

 クリックすると瑠璃川先輩からで、
 心配の言葉とお出掛けのお誘いが綴られていた。
 ばっと身を起こしてフリックする。]


  『一緒に行きたいです!』
  『あっ。じゃなかった』
  『あたしの家は大丈夫でした!』
  『瑠璃川先輩の方は大丈夫でしたか?』


[嬉しさ半分心配半分に、
 スタンプはつけるか悩んで止めて。*]
 


【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …え。そう、でしたか…?
 
[一瞬気の弱さが声に出そうになった自分を押さえる。
ここは、そのまま押すところだ。

先生の噂は、私も全く聞いたことがないわけではないけれど、詳しくは知らない。授業絡み以外で先生に積極的に声をかけた事がないから、従前の私の印象が少なかったのは当たり前。

ずっと奥底に秘めたままだった感情、好意はしっかり持っていたとしても、合宿の誘いからのここ一月の出来事がなければ、それ以上の感情をはっきりと表に自覚したかどうか…

でも、今となっては無意味な仮定。
私の本当の心は、今持っているこれだけ。これだけが本当]

(129) 2023/08/17(Thu) 19時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …すみません、確かに私も加賀先生の事、
 知らないこともきっといっぱいあります。
 きちんとした年齢も知らないぐらいですし。
 ご家庭の事も、噂で微かに聞いた程度なので。

 でも、…先生?
 先生は、今奥さんと一緒にいらっしゃるんでしたっけ。
 どうでしたっけ…ね。

[身体に触れてもらった手ごと先生が身を引くなら、私はスカートを整えて机の上に浅く腰掛け、先生の顔を見下ろすようにしてその分距離を詰め、話しかける。]

(130) 2023/08/17(Thu) 19時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …でも、どちらにせよ、私にはそこは
 あまり関係ないかもしれません。
 仮に先生に今奥さんとお子さんがいらっしゃってたとしても。

 …どうしてだと思いますか?

[表情は変えず、先生に問いかける。
自分の優位を示すときみたいに、普段は見上げるばかりのその顔を上から見つめて*]

(131) 2023/08/17(Thu) 19時半頃

─避難とかいろいろ─

そう言えば最近電波が悪い。
もしかしたら七尾ちゃんにも届かないかな?
届いたり届かなかったり…例のロボットが関係してるのかな?
ほら、機密情報とか情報規制とかなんだとかよくわかんないけど情報操作されてるとか!
よくわかんないけど!
だからかなー、連絡が滞りがちなのと学校が危うく戦場になりかけて…いやなったの?避難してたからよく分からないけど、夏休みが延びてラッキー!なんてしてたり。

だからいつ届くか、むしろ届かないかもしれないけど、大和くんに一通だけ送っておこう。
『大和くんが大丈夫そうなら電話ください。』
大和くんいつも忙しそうだからね。電話かけたいけど、電話を待つ姿勢にする。
そもそもこのメッセージがちゃんと届くかなー、遅延でも届いてほしいし届かなくても連絡してほしいよ!


それはそうとして、お父さんから避難するように言われている。
お父さんはお父さんで何らかの情報を得てるのかな?
それとも、天文部の合宿所の近くと私の学校の近くと。私に関係してる場所で二回もロボットが出現したから、そのせいかも。
もしかしたら天文部そのものがロボットに関係するのでは──、なんて考え過ぎかな?


「でも、出現場所はそれぞれ違うよ。
 日本に現れた、くらいしか共通点ないじゃん。
 最悪、避難した先に現れるかも…。」


それは、確かにそう。
どこが戦場になるか分からない。
だからいっそ、今までのことを考えるなら日本脱出?
──それも良いかもしれないなんてお父さんがいうから、私は慌てて否定した。


メモを貼った。


「やだよ!?私みんなと別れたくない!
 好きな人いるしまだ告白もできてない…。」


ガシャン。変な音にお父さんを見ると、持ってたカップをソーサーに落としたみたい。あっぶない、割れちゃうじゃん。
え?いつの間に?相手は誰だって?


「…私だって好きな人くらいできるよ。
 お父さんだって好きな人できたでしょ?
 告白してお付き合いできて一人暮らしするんなら
 好きな人と暮らしても良いよね?」


なんか言葉に詰まってるお父さんは珍しい。
けど、避難かー。お父さんは忙しいし私はどうしてと一人の時間が多い。ほら、そうこう言ってるうちにお父さんの携帯が鳴った。また病院に逆戻りだ。


「避難については考えとくし、お父さんはもう良いよ。
 病院の近くに仮住まいする方向で考えようかな。
 とにかく、私一人でいるならこの家が一番だし
 みんなから…離れたくないから。」


みんなより、彼だったけど。
何かいいたげなお父さんを押し出すようにしてお弁当を持たせて背を見送る。
今日は話があったから来たけど、もう帰ってこないかもね。
今日も帰ってきたより寄った、だろうし。
そんなやりとりの後、七尾ちゃんからの返事が来てホッとした。


『七尾ちゃん!よかった通じたー!
 うちも大丈夫だったよ、怖かったね。
 雑貨屋さんでシールとかカップとか見たくて…
 七尾ちゃんはヘルメット持ってたっけ?
 それの飾りも買いたいんだ!いつなら大丈夫?』


そんな風に、心配よりは買い物メイン、通じた喜びメインの返事になる。
だってねえ、こんなことが繰り返し起きてるし。
多分起きるよ、空前のヘルメットデコブーム。
普段から使えるヘルメットがあなたの命を救う! …かもしれないじゃーん?*


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―乾君とのLINE後―

 さて、どう聞くかな…

[乾君からの依頼を受けて、ハロに質問するべき内容>>78について考える。ある程度整理をして、実際にハロを呼んだのは数日後だったかもしれない。呼んだのに取込み中と言われたこともあったかもしれないから]

 久しぶりね、ハロ。
 いくつかだけ確認したい事があるんだけど。
 確認というか…うっすら私が考えてることが
 間違いないかっていう確認ね。

[私が考えましたという体でいかせてもらおう。]

(135) 2023/08/17(Thu) 20時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 一つ目。ハロと七星君は
 元の地球から来てるんだったよね。
 私達が見た七星君の戦いは、
 あなた達の地球を守る戦いの最後だった。 
 それなら、もうあなた達の地球は
 本当に無事になったって事でいいのかな?
 私達が勝っても負けても無事なのか。
 それを聞きたいの。

 二つ目。それなら、ハロはいつまで
 私達と一緒にいられるの?

 三つ目。これが一番大事。
 …あまり考えたくはないんだけど。
 もしかして私達の敵って、私達と同じように
 集められた別の地球の子が乗ってる
 ロボットだったりしない?

(136) 2023/08/17(Thu) 20時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 いっぱいあってごめんね。
 これで最後。

 あなた達の地球では、最終的にどのくらい被害が出た?
 どのくらい人が亡くなった?
 念のために、知っておきたいの。

[余計な事も聞いたけれど、これだけ聞けば乾君の宿題には十分だろう。個人的に、ハロの地球の話に興味がなくもないのだけれど、
あまり多く質問してもなって思って、これだけにさせてもらった*]

(137) 2023/08/17(Thu) 20時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 20時頃


―― 七尾宅:ビーズクッションの上 ――

[ベッドから降りて、ビーズクッションの上に移って
 その辺に転がってた星型のクッションを抱く。]


 『はい、もう死ぬんじゃないかって…』
 『あっ、不吉な事言ってごめんなさい』


[大災害程では無いけれど、先日の怪物の
 学校への出現では何人か犠牲者が出てた。
 それを思うと冗談でも死ぬとか言っちゃ
 いけない気がして、慌てて訂正を打つ。]
 
 




 『カップですか?新しいの買うんです?』
 『ヘルメット?えっと、あたしはまだ
  原付の免許とかはなくって』
 『(アヒルがあわあわしてるスタンプ)』


[LINEを重ねるうちヘルメットが防災用だと
 わかれば、確かにあるかもしれませんね?
 なんて真剣に購入を検討しだす。]


 『そういえば先輩は、
  家離れたりとかするんですか?』
 『クラスの人が何人か避難するんだーって
  言ってて。もしかしたら結構いるのかも?って』

 



[ふと疑問に思った事を聞きつつ。
 あっ、でもお会いできるならその時聞けば
 いいのかも?なんて思い辺りもして。]
 
 
 『あたしいつでも空いてますんで、
  先輩のご都合良い日教えてください!』
 『(ちいさなくまがヤーッ!てしてるスタンプ)』


[そうして出掛ける日の約束を取り付けようと。*]
 


メモを貼った。


─瑠璃川宅─

さて、今日は何を作ろうか。
日持ちする物を作っておこうかな。でも、いつ電気がダメになって冷蔵庫が機能しなくなるか分からない。
となると、日々食べるものだけ買って作ろうかな。
…急に来てくれることになったら24時間スーパーを頼ろう。
なんて考えてるとまたメッセージがくる。今日は調子良い!


『ううん。あれはそう思っても仕方ないよ。
 あんなのを合宿でも間近で見たんでしょ?
 二度と見たらそりゃそう思うって…。』


それは本当にそう。
一度目で難を逃れて、二度目も無事だなんて強運だと思うもん。
今回こそダメー!って思うよ、そりゃ。


『家も揺れたりしそうだから、せめて
 可愛いプラの食器用意しとこうかなって…。
 割れたら大変じゃない?
 あ、ヘルメットは災害?ロボット?対策用!
 避難してる時に欲しいなーって思ったんだよ。
 震災の時にも、買い物かごを浮かせて被って
 難を逃れた人もいるんだって。』


今回のことは、自身のような唐突な災害に似てる。けれどロボットということは製作者がいて、操作する人間も居ると思う。
思うんだけど、どうなんだろう?
でもそこまで返事して。
避難の話にちょっと手を止める。


『そうだね、お父さんにも避難しろって言われた。
 でもお父さんはほとんど家にいないし、
 今の事態じゃ仕方ないんだ。
 だって、医者だから救助の方に駆り出されてて…。
 でもどこに出るのか分からないのに
 避難の意味あるのかなって思っちゃってる。』


『それじゃ明日にでも。
 学校の最寄り駅で9時に待ち合わせでOK?』


そこまで打って、また指先を滑らせる。
ちょっと私の頬が熱い。


『私、好きな人がいるの。その人がまたこの家に
 私の作ったご飯食べに来てくれるかもしれないから
 この家離れたくないんだ。』


ちょっと、いろんな人と話せる環境が遠かったから。
つい、そんな事を七尾ちゃんに伝えていた。**


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―乾君とのLINE>>138

 『そうね』
 『世界のためでは死ねない』
 『いろいろ考えてるんだ』
 『何か進展があったら、教えて』
 
 『理由なしで戦えるなら、それでいいと思うよ』

[返信しながら、ここまでできるのは柊木君への愛ゆえだな、と思う。
柊木君は受け止めきれるのかな。それとなく案じておいた。
そう言えば、乾君はハロの事は知らないのか。
私の耳元でだけ言った話なら、言わない方がいいのかもしれない。
だから訂正はしなかった]

(148) 2023/08/17(Thu) 20時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 『バランサー?ありがとう』
 『そういうの、気にしちゃうだけだけど』
 『ハロ達の事、許せないんだ』
 『少しわかるよ』

 『そう、七尾さんとか、まあ…色々』
 『褒められ慣れてないとね、勘違いされちゃうかも』
 『自信は大事だけど』 
 『私の事はともかく』
 『後はわかったらまた連絡するね』

[そう言って、一度乾君とのLINEを終えた*]

(149) 2023/08/17(Thu) 20時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―天文部部室―

 …痛いところなんですか?

[加賀先生に尋ねて、もらえた答えは>>@32私が微かに聞いた噂とそんなに違わないくらいのもので、そんなに具体的ではなかったけれど、かまをかけた分は当たっていたというところだろうか。

先生なら、結婚していて子供がいたって不思議じゃない。
まだそこまで大きくはないだろうし、可愛らしい、いい子なんだろうなって思う。それは別に構わない。

でも、先生にとってはそんな簡単な話じゃない。
わかってる。そのぐらい]

(154) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 そうですね。すみません、先生には大事な部分でした。 

[先生が私のこんな言動の理由を聞くのは当然だ。
机に浅く腰掛けたこの姿勢は変えないけれど、笑みは消してじっと先生の顔を見た。]
 
 わかってます。先生にとって私はただの生徒。
 そんな事考えられるわけないって
 言う事ぐらいわかってました。
 
 …だからね。

(155) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 次に戦うのは大和君です。
 でも私も、次の次か、さらにその次…
 どこかで必ず戦うことになるでしょう。

 その時に私、わざと負けます。

 もちろんあからさまなのはダメだから、
 他のみんなにわからないように
 こっそりどこかで手を抜いて、
 頑張ったけど、でもダメでしたって。

 本気でやっても負ける可能性は
 もちろんありますけど、それはそれとして。

 ……私には同じことです。
 どうせ死ぬから。

(156) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 私が死んだ後地球が残るかどうかなんて、
 私には関係ないんです。
 だって私は死ぬから。だからどうなったっていい。
 むしろ、生き残った人達も再起できないぐらい
 ボロボロになってしまえばいい。

 ……ミーティングの時には、自分がいなくなった後の
 事なんてわからないって言いましたけど。
 和を乱すから言いませんでしたけど、私の本音はそっち。

 でも、こんな時にまで和、和、って言うのも
 なんかおかしいなって。
 ……聖徳太子じゃないんですから。

(157) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[これを言うのは結構危険だという自覚はあった。
パイロットは、消えた分を後から補充できるのだ。
戦う気がないと判断された人間を残しておく道理はない。

でも、それでも構わない。
これを言わなければ、私は後悔したまま死んでいく。
それに、先生以外が私のこの本音を知りえるはずはない。]

(158) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

  …加賀先生。
  選ばせてあげます。

  先生として死ぬのか。先生のままで死ぬのか。

  …そういうことです。

[夕日が差し込む中、私の顔はどのくらい先生にしっかり見えているんだろう。そんな事を考えつつ、他に誰もいない部室の中で、私は先生に短く尋ねた*]

(160) 2023/08/17(Thu) 21時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 21時半頃


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 22時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―ハロとの会話>>189>>191

[久々に姿を見たハロとの会話は、質問主体だったというのもあるけれど至極シンプルなものだった。]

 そっか。
 あなた達の方の戦いはやっぱり全部終わってるんだね。
 それに、サポートは引継ぎ…七星君がやってたように
 他の地球に行って最後の戦いって事…
 次のチームのサポート役はハロじゃなくて別の誰か……

[別の誰か。……盲点だった。
私達パイロット以外にもう一人、否応なく巻き込まれる役目の人がいるって事。その人は知らない地球で一人きり、今のハロみたいに…]

(203) 2023/08/18(Fri) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 3つ目と4つ目は…うん。
 それなら、答えなくていいよ。
 私の覚悟のために必要かもと思っただけ。
 だから答えなくていい。ありがとうね。

[知らない方が良い、という答えは色々と察するところもあるのだけれど、それをハロが言わない理由もやっぱり察せられるような気がして、だからそれ以上は追及しなかった。
言いたくない事、あえて言わずにいてくれることもあるだろうって。]

 うん、それでおしまい。
 ごめんね、変な事ばかり聞いちゃって。

[中身は女の子なわけで、喜ぶかは分からないけれど、頭の部分をいつもみたいに軽く撫でさせてもらった**] 

(204) 2023/08/18(Fri) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―― 天文部部室 ――

 ……………

[私は、机に腰かけたまま、黙って先生の話を聞いていた。
私が先生に迫ったのは脅迫のようで、実際は子供っぽい駄々にすぎない。それは、自分でもわかっている。
甘えられる大人にわがままを言って困らせているのと何も変わらない。

それも分かっているから、多分逆光で顔は良く見えなかったと思うけれど、本当は取り繕った表情をするのは限界で、泣きそうになっていて、先生にそう諭されて>>@37、本当に限界を超えた。]

(211) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …先生。

[自分が先生の立場だったら、わざと負けるなんて言ったら、多分すごく怒ったと思う。
でも声を荒げもせずに私の思いをそのまま受け止めてくれて、今でもなお私にとっての最善を考える>>@36って、そう言ってくれた。]

 加賀、先生…

[腕を引かれて、机から降りて、元のように椅子に座り直す頃には、
私は多分我慢できなくて、袖で涙をぬぐいながら泣きじゃくっていた。]

(212) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 私、死にたくない。
 死にたくないです。
 何のためだったら死んでもいいって思えるのか
 考えたけど、何も見つからなくて…

 死ぬのが怖いです。
 今のまま、自分の番が来てあれに乗って
 そのまま死ぬのは絶対嫌。

 でも、どうすればいいのかわからなくて、
 一人で考えたけど全然わかんなくて、
 好きな人のためって思ったらいいのかなって、
 私がいなくなって困ればいいとか思って、

 それで、こんな、こと言って、っ……

(213) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ごめんなさい、先生…………

[一度話し出すと止まらなくて、嗚咽を漏らしながら泣いていた。
七星君の時もちょっと泣いてしまったけれど、あの時の比じゃなくて、一度泣きだしたら止まらなかった。]


 かが、せん、せい……


 助けて、ください。
 助けて……………


[引かれた手を握りしめたまま、私はずっとそのまま、泣き続けていた*]

(214) 2023/08/18(Fri) 01時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 01時頃



[相変わらず瑠璃川先輩は優しくてじん…と
 心があったかくなる。


 『プラの食器…確かに。
  部屋の割れそうな物とかも
  何か対策しとかないとですね』
 『買い物かご被るって発想がすごいですね。
  あ、でも、鞄とかならあたしも
  頭の上にかざすかもですし、側にあったら
  被ったりするのかな…?』
 『(うさぎが首を傾げてるスタンプ)』


[他愛なく、最近のトレンドとなってしまった
 怪物と併発する災害についての話題を続けていく。]
 
 




 『ああ、そういえば瑠璃川先輩のお父さん、
  お医者さんでしたね。』
 『えと、救命医…でしたっけ?だったんですね。』
 『避難の意味は、たしかに…。
  でも、この辺はなんだか、危ないって言ってる
  人達の意見は同意できる気がしてます。』


[瑠璃川先輩のお父さんがお医者様だったのは、
 いつかの会話で教えて貰った事があった。

 そして神妙な面持ちで、怪物 ―― ロボットの
 出現ポイントを思い起こす。
 どれも、何故かごく身近に現れている。
 もしかしたら誰か、この辺の人が呼んでるんじゃ
 ないか?なんて不穏に考えてしまう自分もいて…。

 きゅっと口を噤む。]




 『明日ですね、了解です。』
 『うわ〜、なんだかんだ言って
  久し振りにお出掛けするかもです。
  よろしくお願いします!』
 『(アヒルが敬礼!してるスタンプ)』


[そういえば合宿の日から遠出もしてなかった。
 結構短い期間でロボットが出現したのもあったし、
 特に急いでほしい物も無かったから、
 お父さんと出掛ける機会もなかった。
 
 だから、瑠璃川先輩とお出掛けするのが
 心底楽しみで。
 
 と、]
 




 『え』
 『ええええ??!!』
 『せんぱい、好きな人!?
  しかもご飯食べに来るって、え、
  もしかしておtきあいされてるんです?』


[クッションの上で飛び跳ねた。えっ、えっっ、
 初耳なのはもちろんな事、食事を食べに来てくれる
 ってことはもう既に親しい間柄なんじゃ??と
 思えてしまって。
 思わず誤字をしてしまいながらも詳細を訊ねようと。

 あっ…でも、あたし恋バナとか聞けるのか?
 そういう一抹の不安もあったのだけど、
 先輩の幸せ話ならぜひ聞きたい…!
 なんて意気込んで。]
 



[LINEだと手間だとか、
 改めてお話したいとかがあれば
 『お出掛けの日に教えてください!』だとか
 『あっ、話したくなかったら大丈夫です、
  デリケートなお話ですから…』(?)なんて
 追加で会話を重ねながら、
 その日のやりとりは閉じたかもしれません。*]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


─瑠璃川宅─

七尾ちゃんの使うスタンプかわいいなあ。
うさぎ好きなのかな?


『(調べてきたよ、ネットでと話すヤブ医者スタンプ)』

『何もないよりかカバンで守るの良いと思うけど
 こんなの続くならヘルメットあって良いかなって。
 調べたらある程度小さくなる収納式?とか
 見た目帽子みたいなのもあるんだよね。
 帽子みたいに常に被ってるのもありかも?』

『(ヘルメット 帽子型 の検索結果をぺたり)』

『でも何でこの辺なんだろうね…?
 呪われてたりするのかな。
 それとも秘密の何かがあったり?』


ね、なんでこの辺なんだろう。
天文部の誰かが、あれに関わってるとか。
恵一くんとかなんか呼び出してそう!柊木くんとノリで!
あっでもそれなら、村の子だっけ。A?
その後の方が何かありそうだけどさ。
そして待ち合わせの日を決めて、落ち着いてたんだけど。
かえってきた反応に「ま、まだだし!」と思わず口で返したけど。
七尾ちゃんからの気遣いも届いて、クスッと笑った。女の子だもん、恋バナ楽しいよね。でもそうしたら七尾ちゃんにも聞いちゃうけど。
ケサランパサランが照れ照れしてるスタンプを送って、その日は終わったかな?


そして待ち合わせの時間5分前に待ち合わせ場所へ。
今日はジーンズで動きやすさ重視!
歩くかもしれないし、避難するかもしれないからね。

七尾ちゃんの姿が待つ前か後かに見えたら、手を振って近づいていく。**


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―― 天文部部室 ――

[一人で何とかしようとしていた>>@42…言われて頷く。
相変わらず涙腺は止まる気配がない。しゃっくりも時々漏れていて、格好悪いけど、止められない]

 …はい。
 私の周りの人は、求められる事、きちんとやったら
 他に何も言われなかったから…
 成績とか、行動とか、こんな風にしてたら、
 余計な事言われなくて、余計な関わりもなくて、
 こうしてるのが一番楽で、だから…
 人前だとこれ以外うまくできなくて…

(248) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[取り繕ってない素の自分なんて人前で出すものじゃないのが当たり前になっていた。最近はそれが少しだけマシになっていただけで。
もっと大人になれば程よい出し方もわかったのかな。でも、もう遅い]

 特に先生には、きっと先生大人だから、
 もっと私も大人っぽく落ち着いて振舞わないとって…

 わかって、ますっ… 先生にはどうしようもないの。
 先生だってどうしようもないのに、
 こんな相談したって、困らせるだけで…

(249) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[ハロと何度か話はしたけれど、ルールをきちんと理解すればするほど、搭乗者は乗ろうが乗るまいが絶対に死ぬ以外の結末はないのだと思えてくる。一生許さないとは言った七星君にも、事情を知った今も時々呪詛めいた感情を抱く。

ずっと黙っている姿に、これは内心呆れられたかなと涙濡れながら少し不安げに見上げた時に言われたこと>>@45は、すぐには理解できなかった。説明を受けて>>@46ようやく理解する]

 え……  ……………はい。…痛っ…

[随分驚いた顔をしてしまっていたかもしれない。
リボンを解いて、校章を外した。慌てていたので校章の尖ったところで指をちょっと刺してしまった。]

 でき、ました…

[驚きと不安とが半々ずつ混ざったような、きっといつもの自分からすると随分間の抜けた表情のまま、私は先生を見ながら、そう告げた*]

(250) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―現在―

[みんなと一緒に、私も前回と同じくコックピットに転送された。
モニターを見る。ライオンのような…ヤマアラシのような…?>>#4

大和君の制服は血で染まっていた。誰の血かは聞くまでもない。
七尾さんの時とは違って大和君はこういうのも覚えがありそうだし、
やる気ははっきり理解できたから、私から口出しも控えた方がいいかなと思った。

最初大和君が念じても動かなかった>>209>>210>>222はひやっとしたけれど、助言の賭けようもわからなくて。
でも、どうやら、ペダルを漕ぎながらだと>>234動かせるらしい。飛んでくる棘も、前輪を立てて回転すれば、弾き飛ばせる。
きちんと戦えるとわかって、ほっとした。
形状が妙な事になっているけれど。ケンタウロスか何かかな…]

(256) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …あ。

[そう言えば加賀先生も来てるんだったよね、と柊木君の言葉で思い出し、ちらと見て、席に沈んだ。みんなの前で、どんな顔をしていればいいのか、分かる気がしなかったから。
柊木君のベッドに座る…の?]

 七尾さんのクッションが座りにくかったら… 
 しょうがないですけど。

[乾君>>239とは別に、私からも一声添えておいた。
そうして、戦いの方を見守りに戻る*]

(257) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 07時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。




 『色んなのがあるんですねー…
  お父さんに任せっきりだから
  防災関連何も知らなかったです。』


[元来の甘えたな性格が災いしているのか
 そもそも基本が呑気なのか。
 こんな大規模災害に見舞われているというのに
 防災意識がまだまだ薄かった。

 これからさらに街に被害が出るとも知らずに。]


 『呪い…うええ。』
 『東京の鉄道が結界だとかって話は
  聞いた事ありますけど、この街とかにも
  ないんですかね…?』



[あったとしたら既に壊れているのでは?
 という状況だけど、そこまでは頭も回らずに。]


 『ま、まだなんですか?
  なんか、でも、男の人が家に上がるのって
  仲が良くないと無さそうだなって』
 『(チラ、としてるうさぎのスタンプ)』


[小学校の頃までなら家でゲームをやったり、
 何かしら遊んだりはしてたかもしれないけど、
 中学に入ってからは男女の間には壁が出来てて
 余程親密だったり幼馴染だったり、でなければ
 家に上がるなんて…と千映は思うのだった。
 
 先輩、そこどうなんです?]
 



[その後もちょこちょことLINEは続きつつ、
 夜が更けていったのもあり自然に
 途切れていった。
 
 
 翌日は早起きしながら身支度をして。
 お母さんに「いってきます」って言ってから
 家を後にした。
 
 薄手のサマーパーカーに浅い色のショーパン。
 黒のインナーという出で立ちは
 千映のお決まりの外出スタイル。
 
 手を振る先輩が見えたならこっちも駆け出して。**]
 


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

ーコックピットー
 
 …だから、しょうがないですけどって。

[柊木君が不思議そうなのは、あまり深く追求されないうちに流しておいた。
視線を戻して見守る戦いの様子は、向こうの性質が違うのだから当たり前だけれど、前回の七尾さんの時とは全く違っていた。

大和君はほとんどレーザーを使わずに、積極的に接近しての攻撃を主体としているようだった。
自動的に迎撃してくれるなら、針をレーザーで撃ち落とすのもありだけど、そんなうまくは行かない。固まって飛んでくる針はしっかり避けるべきだ。飛び散った散弾で、前回とは比にならないほど街への被害が拡大しているけれど、今のところ、それを咎める人は中にいない。

それはまあ、そう。七尾さんと、なんなら対戦相手が気を遣ってくれていただけだと思う。]

(271) 2023/08/18(Fri) 13時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[接近して、逃げられて、飛来する棘を回避して、当たりそうなものは避けて、回転して地面に大穴を開けて、また合間を縫って接近して…その繰り返しだ。

地面にこれだけ被害を出しているのだから、当然付近の水道とガスはかなり復旧が遅れるだろうか。
それはこの際どうでもいいのだけれど]

 この、ものすごい回って穴開けるの、何なんだろ。

[ぽつりと呟く。他は当たり前の行動の中で、これだけ意図がよくわからなかったから。俯瞰図もないし、わかるわけない。
そもそも私は星座に詳しくない]

 ……塹壕か、落とし穴でも掘ってんのかな。

[考えた末、大和君の意図に対して私が出した結論はそれだった*]

(276) 2023/08/18(Fri) 14時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 14時頃


『だってお誕生日ケーキ焼いてあげたかったの。
 お誕生日ならホールケーキにしたいし
 夏生まれだからクリーム痛まないか心配だったから
 家に誘ったんだよ、だからなの!』


確かに。異性は仲が良くないと誘ったりしないと思うし、同棲でもあまり家に誘わないけど。
天文部の子達なら多分みんないけるかな、なんて思うけど。
むむう、ほっぺた熱い。もう、七尾ちゃんったら…!


─そして待ち合わせ─

「七尾ちゃん!今日は付き合ってくれてありがと!
 それじゃあいろいろみてこっか?」


早速合流して隣り合い歩き始める。
学校の最寄り駅から、方面的にはうちの方。
荷物の中にはお礼のおやつを入れてあるけど、これはまだ後で良いかな。


「一人で行ってもよかったんだけど
 ほら、学校も休みの日だしそれならってね。
 七尾ちゃんもヘルメットとか見る?
 この辺りだと品薄になってるかもだよ〜。」


そんな話をしながら向かったのはショッピングモール。
雑貨屋さんも入ってるし、アウトドア用品も揃う。他には自転車屋さんとか、それ以外にもモール内の通路には特集として災害対策のものとか非常食なんかが並んでた。
やっぱり今、非常時なんだなあ。


「ライフラインがいつ止まるか分からないから
 水のいらないシャンプーとかボディシート、
 飲み水や非常食も気にしておかないとね。
 なんだっけ、社会でやった…オイルショック?
 あれみたいに混乱でものがなくなるかも。
 七尾ちゃんちはお母さんがそう言うのしてる?」


ちらほら、品薄なのか「現品かぎり!」とか「在庫僅か!」みたいな張り紙も見える。
通販で買い足しておこうと考えつつ、ハ…、と私は立ち止まった。
そして視線の先のものを手に取ると、キラキラした眼差しで七尾ちゃんを振り返り手の商品をアピール。


「七尾ちゃん見て!ヘルメットに付ける猫耳!」


私が手にしたのはプラスチック製のツヤッとした感じのだが、もふもふしたタイプも置いてある。
三角耳はともかく丸っこいのはなんだか猫耳よりクマっぽい気がするけど。
あー、これつけたヘルメットをつけた七尾ちゃん絶対似合う!


「七尾ちゃん、ヘルメットにどれかつけない?」


うっきうき、と私は七尾ちゃんにお勧めするのだった。**


メモを貼った。


─三回目の襲来─

一回目は合宿所の近く。
二回目は学校の真上。
なら三回目は別の場所なんじゃ?──と、思っていた私の楽観的とも言える予想は外れ、三回目の襲撃もまた学校の間近だった。

いつも出てくる、勝つ方のロボットの足元に私たちの学校があったのだ。


恵一くんが家にいて私服で過ごしてるくらいの時間帯だから、私も家にいて不思議じゃない。
家にはたくさんの水のペットボトルに非常食。水や電気がなくてもしばらく何とかなりそうな荷物を箱買いして、お父さんの部屋に段ボールに入れたまま置いてある。
こんな事態だから出て行く話は有耶無耶になったままだ。きっとお父さんだって再婚どころじゃなくなってる筈。
冷凍庫には保冷剤を買って詰めて、クーラーボックスで簡易冷凍庫として使えるように日々備えていた。
備えあれば憂いなしと言うけど、やりすぎって笑われても良いくらいにするんだ。
だって、うちから病院に支援することになる可能性だってある。
そんな家だけど、お父さんの部屋以外は日常を保っている。
保っていたんだけど…。


「きゃっ!?」


地響き。何がどうなったのか分からない。
でも最初のは一瞬で終わったから、自身じゃないなと直感的に悟った。
テレビをつけたけれど、緊急避難速報?だとかが出ていて、やっぱり私たちの学校が…?


「嘘ぉ…???」


また戦いが始まっているのはわかる。だけど、見覚えのある筈の場所が壊れていた。学校が、ロボットの争いに巻き込まれて。
ゾッと血の気が引いた。今日、学校があったりまだそこにいる時間帯にこれが起きていたら?
死ぬ!死ぬじゃん!本当に!
なんだか今まで日常を保てて居たからか、薄ぼんやり遠くに感じて居た危機を間近に覚えてへたり込む。
でも、避難表示を見てハッとヘルメットを被った。
まだデコレーションしきれてないけど仕方がない。
それと非常用持ち出しのリュックを取りに行く。避難するにしてもどこに?と、分からなくてテレビ画面を見に戻った。
その手にスマホが握りしめられている。


──みんな無事かな。
──大和くん、大丈夫かな。

こんな時に電話して安否が確認できたら良いのだけど、逃げてる最中でトラブルに巻き込まれたらと思うと連絡できなかった。
ドォン、だとか、ガリガリガリ…と言う衝撃音が遠くに聞こえる気がした。事実、学校から見てうちの方面じゃなくて、反対側の方に攻撃が向いたらしい。
ほっとして良いのか悪いのか。それでもまだ時々地面が揺れる気がして、私は部屋の中に釘付けだ。


「大和くん…。」


泣きそうな声で、好きな人の名前を呼ぶ。
連絡取りたい。取れない。緊急事態だもの、私だって父さんから何か指示が出るかもしれないし…。

不安な気持ちを押し殺して、わたしはご飯を炊き始める。
ご飯が炊けたらおにぎりをたくさん作って、お稲荷さんにもして、誰からも連絡が入らなかったら父さんの病院に持って行くんだ。

それも、この争いが終わってからじゃないとできないけどね。**


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

ーコックピットー

 ……星?

[言葉からすると隕石か…星座かな?でも、大和君がなんで星なんか地面に描こうとしているのか、星座に全然詳しくない私にはわからなかった。そんなに一生懸命にやろうとしているのが瑠璃川さん絡みだってもし気づけたら…黙って見守るだけだっただろうけど。

敵性体の棘がなくなり>>281、近接戦を仕掛けるばかりとなっても、大和君は変わらず回転で地面を抉り、彼の言う「星」を刻み続けている。ライオンっぽい敵の方が追い込まれつつあるのは確かだけれど、大和君の顔色も随分悪い。自転車漕ぎながらの戦いならそれはそうなるだろう]

(308) 2023/08/18(Fri) 20時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

(私だって、被害が大きくなっても知ったことないのは内心同じだけどさ)

(問題は見てる方が何て言うかよね)

(…瑠璃川さんを突き落とした相手…親族が被害に会ったって聞いたけど)

(こっちも恨まれるかな)

(……仕方ないのかな)

[その矢面に立つ事になるのは、もし事情が知れたときはどちらかと言えばまず大人であり、加賀先生なのかもしれないけれど、私が止められるでもなし、七尾さんも瑠璃川さんもいない今は、その意欲も強くなかった。]
 

(309) 2023/08/18(Fri) 20時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …大和君。止めないけどね。

 どうしてもそれやるなら、相手の脚潰してからにしない?

 顔色良くないの、心配だよ。

[水を差すのはきっと良い思いはしないだろう。
特に、後ほんの少しで命を終える彼に言うのは。

でもなんとなく、瑠璃川さんの顔を浮かべて、そんな言葉が出てしまった*] 

 

(310) 2023/08/18(Fri) 20時半頃

―― ショッピングモールへ! ――


  こちらこそ誘ってくださって
  ありがとうございます!
  えへへ、先輩とデートだ…♡


[うれしー〜〜って顔にいっぱい出してしまいながら
 先輩と並んで道を歩いてく。
 友達と出掛けるのも好きだけど、
 瑠璃川先輩とお出掛けするのも大好きだった。
 だから合宿の日は本当にがっかりして…っあ!]


  そうでした!
  先輩、合宿の時はクッキー
  ありがとうございました!オシャレだし
  美味しくってずっと一人で食べちゃって…あっ



[本当は乾先輩や柊木先輩、女子繋がりで
 本郷先輩とも食べたかったりしたのだけど、
 その辺りは皆忙しそうにしてたから…って
 言い訳を足しつつ。結局は溢してしまった言葉通り、
 クッキーは美味しくてそのまま一人で
 食べてしまったのだった。]


  今度作り方教えてください。
  美味しくできたら、今度はあたしが
  先輩達にプレゼントしたいです。


[手先はそこまで悪くない自覚があったから
 無謀なリにもそんなことまで言って。
 
 けれどもし作ったとしても、完成したのは
 向こうを見渡せないクッキーだっただろう。]
 




  ヘルメット…そうですね。
  見てこうと思います。
  あたし用、もそうだけど、
  おか…家族用にも見ていきたいなって。


[先輩が父子家庭なのも知っていたので
 うっかり言いそうになった言葉を訂正して。
 きっと先輩は気にしないでくれる気もするけれど、
 自分で自分が許せなくなってしまうから。]



  色々ありますねー…。
  …いや、防災用品。色々ありすぎでは?
  ええ……どうしよう…。

 



[豊富過ぎるラインナップに面食らい、
 自分の小遣いと様々な値段とを見比べて
 必需品を吟味し始める。あれあった方がいいな、
 あっ、あれもあった方が。ええ…お金足りない…。]


  うちは防災結構無頓着というか…
  前はお兄ちゃんが見てくれてたんですけど、
  家出ちゃったから放置しちゃってて。

  …まずいですよね、あはは…


[家に帰ったらお母さん…いや、
 お父さんと相談しよう。固く心に誓いながら、
 再度道なりに並ぶ防災用品に熱心に目を通した。]
 
 



[そんな中で先輩の、とても、
 とーっても弾んだ声が耳に届いた。
 振り向いてみるとそこには… ―――― !? ]


  ね、ねこみみ…??
  えっ、かわ…かわいい…。
    って、ええ!?あ、あたしですか!?
    あたしはこういうのはちょっと、
    似合わないって言いますか…!


[可愛い物は大好きだし、家に幾らでもあった。
 けれど自分が身に着けたりするには?って
 結構避けてたりしたワケでして、そのっ]
 



[…で、でも可愛いな……なんて再度見直して。
 うんうんと唸った。そして、七尾千映は
 妙案を思い付いたのだった。]


  …ええと、じゃあ。
  あたしは黒い方付けるんで。
  先輩は白い方付けるとか、どうです?


[――― そう、先輩を巻き込むという妙案を。
     実際、先輩はすごく似合いそうだったし、
     付ける姿を観てみたい気持ちが
     ものすっごくあるワケで。]
 




  きっと先輩が付けたら
  誰でもメロメロになっちゃうと思うんですっ。
  ・・・


[そんな殺し文句もつけて
 猫耳ヘルメットの沼に先輩も誘おうと。*]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


─七尾ちゃんとお出かけ─

「うん、それじゃ今度一緒に作ろ?
 バターがなくてもサラダ油とかでも何とかなるし
 その時にあるのでクッキー焼いてみようね。
 勿論、全部揃ってたらしっかりレシピ使ってね!」


…なんて笑ったのは、今後流通どうなるの?と言う不安からだ。
サラダ油は買い置きがあるけど、バターは無い。
そうした普通の生活を送れることがどんなに幸せか、何となく今はまだおそれを感じてる段階だけど、これからどうなって行くんだろう。
日本の技術は高く復興は早い。──と、YouTubeで見た。震災直後のこととか、駅前の道路が陥没した時の話だ。
だから復興は早いだろうけど、その分この災害?の終わりが見えないのが不気味であり不幸でもある。
でも今は平和なんだから、となんとか気を取り持って。


「あー、私も予備は買おうかな。
 お父さんは自分のあるだろうけど
 誰かに貸出できたらなって。
 自分の壊れちゃうかもしれないし…。
 沢山あるけど、取り敢えず自分の身を守るために
 ヘルメット優先で良いんじゃ無い?」


おか、は、おかあさんかな?
仲良いんだろうな、と笑顔で聞きつつもヘルメットを推してみる。落下物でだったり、衝撃で吹き飛ばされて…なんて想像は難しく無いからね。
踏み潰されたら何もかも、なんてことは考えたく無い。
お兄ちゃんは家を出たらしい。
それは心配だろうなあ、なんて思ったけど。


「そっか〜、それならチラシもらってこうか?
 水とか重いのは注文して届けてもらう事もできるみたい。
 生協とかでも避難リュック通販してたし…。
 そう言う飲食面は親に任せたらどうかな。
 それで、出来るならお兄ちゃんにも
 送るなり声かけるなりしてみたらどう?」


と、いろいろ並ぶ中にあったチラシをとって七尾ちゃんにも渡してみた。
こう言うのは早めに注文しておかないとなくなるからね。
どんな時も対応できるように。
そしてお兄ちゃんとも連絡を取るのが良いと思う。

でもそれよりさ?


「ええー!?七尾ちゃん絶対似合うって!」


に合わないなんて何言ってんの!?
絶対似合うよ、こんなの絶対可愛いじゃん!
と、私は絶対七尾ちゃんに着けてほしい!ってなってたんだけど。
うん、一緒につけるのはまあ良いよ。可愛いし、これなら私のだってすぐに分かりそうだし?
でも次の言葉にわたしはボッと頬を赤らめた。
…好きな人がいるって伝えたの、不味かったかなあ。これを付けて、可愛いって言ってもらえるところを想像すると、…うう、嬉しいけど恥ずかしいけど嬉しい!


「ちょ、まっ、…しょうがないなぁ〜?
 じゃあ私白猫ね?
 …でも、黒猫七尾ちゃんは
 誰をそんなにメロメロにしたいのかにゃ?」


な〜んて、ちょっと牽制してみたり。
ちなみに猫耳は後付けのものと、ヘルメット自体が猫耳付きのがあって…私は後者を選ぶことにした。
猫耳の内側がピンクなのがポイント高い。
購入後にカポっと一度被って、「どうかな?」と首を傾げて披露してみせた。*


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―コックピット―

[どうやら、私が見かねて口を挟んだときには、もう大和君の大事な用事は一区切りついていた>>313らしい。ゲーマーだと思われてるとはまだ気づかないけど。それにしても、]

 上半身と下半身、分離できるんだ…
 え、すごい。知らなかった。そういうのもあるんだ…

[分離合体>>314。ゲームはともかくアニメにはさほど詳しくないけれど、私でもちょっとだけテンションが上がる。下半身が自転車に変形するなら、確かにおかしくはない…のかな?
ともかく、きっちり両足を切断したのはやっぱりすごい。
スタミナは…そもそも生物なのか怪しい…あの説の通りならその生物の知識は当てはまらないかも…
だけど、四足動物なら、とにかく足を失えばできる事は激減する。]

(329) 2023/08/18(Fri) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ね。すごいね…!

[天道君が>>318あまりに素直にはしゃぐので私もつられて声をあげてしまったくらい。すぐ気を取り直して小さく咳払いして腰かけ直したけれど。
だから、加賀先生の懸念がちな顔>>@58にはしばらく気づけなかったほど。
ともかく、これで敵性体の方も両断されて…
もっとも、あちらの動きは二つに分かれる事で逆にほとんど封じられたわけで、核を見つけるばかりとなったわけだけれど。]

 そう言えばハロ、どこ行った?

[ふと、辺りを見回してそんな感想を持った。
彼女が大和君とよく一緒にいたのは、最近の多忙らしさを見れば分かるけれど
(実際それで乾君の質問を尋ねるのは相当遅れた)
そこまで思い入れがあるとは思わなかったから、その不在は逆に私にとっては不思議だった*]

(330) 2023/08/18(Fri) 21時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 21時半頃


―― 平和のひととき ――


  えっ、ほんとですか!?
  わー!ぜひぜひ!
  …あっ、えっと、もしよかったら…なんですが
  その時に本郷先輩も誘ってみても良いですか?


[クッキーを一緒に作ろう!という提案には
 目をきらきらと輝かせ秒で食べついて。
 ふと思い立っては提案を添えた。
 
 本郷先輩。
 合宿で知り合った、落ち着いた雰囲気の綺麗な先輩。
 花火の帰り道にもう少しお話して、瑠璃川先輩と
 お知り合いだって事を小耳にはさんだのだった。]
 




  …なんて言ってもあたし、
  本郷先輩の連絡先は知らないんですけど…あは。
  もし瑠璃川先輩が嫌じゃなくて、
  連絡先?もしくはクラスを知ってたら
  誘ってみて欲しいんです。

  お、お願いしてしまうの、心苦しいんですが…


[これは妙案だ!なんて思い上がって
 提案してみたけれど、よくよく考えれば
 全てを瑠璃川先輩に任せてしまうなって気付いて。
 顔を紅潮させて、冷や汗も流しながら
 上目遣いにお願いをしてみるのだった。**]
 


―― XXX:輝くもの ――


[星が、輝いていた。
 それは何処か遠い星の。
 ………遠い様で、近い世界で。 **]

 


―― ショッピングモール ――


  ヘルメット優先、ですか…
  …それもそうですね。
  まずは安全第一!備えは…早いうち!


[うんうん唸っていたら
 先輩がアドバイスをくれた。
 一年だけの年上だけど、それでも防災について
 色々考えてるのが凄いなあって感動してしまう。
 …いや、あたしが抜けてるだけなのかもしれないけど、
 それでも先輩はしっかりしてて。

 きっとこんな人がパートナーになる人は
 幸せなんだろうな…なんて、先輩の好きな人に
 アピールしたくて仕方なくなるのだった。]
 




  はい。チラシ持ってきます。
  あと写真も撮って…


[スマホを操作し値段と品とをメモしてく。
 お母さんのLINEに送っておけば一石二鳥かな?
 スマホに集中し過ぎないように操作を進めて。]


  う、ええっ?!
  いや、いやいやいや似合いませんって!
  あう、こういうのは先輩みたいな
  美人だけど可愛い系の人が
  似合うんでしてえ……

 



[そろそろ気付かれてしまってるかもしれない。
 あたしは結構友達にオタクくさいだとか、
 おっさんくさいだとかと
 趣味を指摘されたりする人間だったりする。

 で、でも!似合うと思うんですよ!
 瑠璃川先輩には!!ね??


 ふと先輩の顔を見ると、ちょっと頬が
 赤い気がしました。
 あっ…これはグッジョブかも。あたし。]


  キトゥンブルーっていうんでしたっけ?
  白猫って目が青い印象があって、
  先輩の目の色に似あうなーって。
 




  って、ええっ?!
  あ、あたしは誰もそういう人いませんから!
  ………はっ、逆に失言!?

[勢いよく否定して、ハッと気付いて口許に手を当てる。
 いや、でも、本当にそんな人は…い、いなくて。
 あわあわしながらなんとか流そうと。


 被ってみせて貰えたなら
 あたしからの返答はただ一つ、です!]


  とっても似合います!
  先輩、とっても可愛いです!

 



[そのまま飛びつきそうにな…るのは抑えて。

 うっかり行動に出しちゃうのは
 あたしの悪い癖だと思う。

 けど、そうなっちゃうくらい。
 先輩は可愛くて素敵だったのでした。
 
 
         ――― 誰かに見せたいくらいに。*]
 


【人】 白銀∴秘星 マユミ

大和、君…

[大和君が必死で叫んでいる。
それはそうだろう。戦うだけできついはずなのに、自転車を漕ぎながらだった。というより…その姿を改めて見て、一瞬目を疑った。

血にまみれた制服は汗でもどろどろになって、混とんとしていたけれど、今は大和君自身からも血が流れている。

先生はどんな顔をしていただろう。思わずそちらを見る。
でも、視線を戻した。敵の方ではなく、大和君を見ていた。
大和君の叫びを聞いていた。]

(335) 2023/08/18(Fri) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …そうだよね。
 瑠璃川さん、いい人だったよね。
 死んじゃいけなかったよね。
 ……なんでって、理不尽だって、思うよね。

[アストロに乗らなくても、理不尽に死んでいく人がいる。
なら、私は何のために…
でも、それを考えるのはひとまず保留にした。]

 大和君……!!!

[アストロはビームで繋がれ>>326、流星のように光の筋を描いて落ち行き、その奇跡の先が獅子の核をとらえて―――>>327]

(336) 2023/08/18(Fri) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 えっ………

[塹壕だと、次にはただ星座を模しているだけと思っていた点と線に、光が奔っていくのがわかった。
光が柱として宙に奔って>>328…思わずその先の空を見上げていた。]

 −−−あ。

[そして、私が視線を戻した時には、大和君の体が床に倒れているのだけがわかって。立ち上がり、近づいた。天道君が駆け寄り上体を起こして>>331、私はそれを少しだけ離れたところで見下ろしていた。

天道君>>333は、いつも冷静で頼れると思うけれど、私からは何を考えているかわからないところもあって、でもこうして天道君の傍で語り掛ける彼は大和君の友達に間違いなかった。]

(337) 2023/08/18(Fri) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 大和君。
 
[私から言う事は一つ。みんなに言う事と、大和君だけに言う事。]


  お疲れさま。
  大和君の役目は終わり。
  もう世界とか考えなくていい。
  後は全部、私達が引き継ぐから。

  本当に、ありがとう。

 
  瑠璃川さんのこと、よろしくね。*

(338) 2023/08/18(Fri) 22時頃

メモを貼った。


─三回目の襲来─

外が光った。
驚いて思わず窓から外を見てしまう。
その光は、美しかった。
そんなことを思うのは不謹慎だと思うのに。

なんだかとても胸が締め付けられる気がして。

わたしはそっと涙を流した。
その涙の理由は、きっと誰も知らない。**


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―― 天文部部室 ――

 だ、大丈夫です。ちょっと刺しただけだけど、血、出てないし。

[よっぽど慌ててしまっていたのだろうか。指の腹を刺してしまった。心配させないようにどうにか泣きながら笑ってみせて、それでも不安が顔に交じっていた時、先生は私の正面に来てくれて、私を腕の中に抱いてくれた。

腕の力は決して強くはなくて、でもただ優しくて。
また泣いてしまいそうになる。
先生がちょっと言いづらそうにしているのは何かと思った>>@51けれど、指摘されて、私も恥ずかしくなってしまった。]

(344) 2023/08/18(Fri) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 それは、ち…違います。
 意外過ぎたから逆に我に返ったっていうか…
 …じゃあ泣きます。今から…

[眉を下げた笑みを浮かべる顔を、今までにないほど近くで見つめる。
先生は私の事を>>@52確かにきちんと受け止めてくれた。
先生だからかもしれないけれど、先生だからというだけでは、きっとここまでしないんじゃないかなって、思ったりもする]

 周りの人は、本当に周りです。
 家族も、クラスメートも、生徒会も、それ以外の人も、
 …先生も、例外じゃありませんでした。

(345) 2023/08/18(Fri) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 そう、ですね。先生の前ではもう
 取り繕ってもしょうがないし…
 こんなとこまで見られちゃったわけだから。

[先生の言葉は>>@53>>@54優しく胸に染み渡ってくる。聞いているうちに、もう少しこのままでいたいと思って泣こうとしていたのが、本当に理由もわからずもう一度涙が溢れてきてしまった]

  …せんせ、ぇ… ごめんなさい。
  わざと負けるって…
  先生のこと、困らせたかっただけ…かもしれない。
  手のかかる生徒でないと、きっと
  私のこと忘れちゃうって思って、だから…

  ほんとに、すみ゛ま゛せん、でした、っ………

(346) 2023/08/18(Fri) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[本当に涙がきちんと収まるまで、私は先生の腕の中で包まれながら、他に誰にも見せたことのない顔をさらけ出していた。
ようやく落ち着いたのは、もうすっかり日も暮れた頃だったろうか。
腕の中からようやく離れ、ネクタイと校章を付け直す。]

 …加賀先生。ありがとうございました。
 先生の言葉、きちんと覚えておきます。
 もし、また耐えられなくなった時は… 
 その時は生徒でない私として、また来てもいいですか。

[答えは、聞かなくても大丈夫。
頭を下げて、部屋を出ようとして、ふと振り返って]

(347) 2023/08/18(Fri) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 先生、ちょっとタバコくさいです。
 …タバコ、増えました?…お疲れ様です。

 私は好きですけど。昔塾さぼって
 ゲームセンターに行った時の…
 あの匂い、思い出す気がして。それもあるのかな。
 
 ……まだ答えは見えないけど…ありがとう、加賀先生。

[目じりの乾いた涙を拭きながら、一礼して部室を後にしようとして]

(348) 2023/08/18(Fri) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


 ……でも、先生への気持ちは本当ですからね。


[その一言を残して、今度こそ部屋を後にした*]

(349) 2023/08/18(Fri) 22時半頃

─七尾ちゃんとお出かけ─

「うん? うーん、うん…そうだね。
 本郷さんかあ、お菓子作りのってくれると良いけど…。」


そしてそもそも、連絡が届けば良いのだけど。
お勉強とか塾とか忙しそうと言う偏見で、一瞬渋りかけたけど七尾ちゃんが言うならそうしよう!
もとより悪い子じゃ無いのは知ってる。ただ、成績お察しな私が彼女にうっすらコンプレックスを刺激されるだけ。


「一応連絡とってみるけど、
 最近回線不安定みたいだから
 連絡付き次第、してみようか。」


そう言って目の前で本郷さんに連絡してみる。
『急にごめんね!
 今度七尾ちゃんとお菓子作りするんだけど
 もしよければ一緒にどうかな?
 こんな時だから、大丈夫な時で良いよ!』
このメッセージが届いて、返事も無事に届くのはいつ頃かな?*


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 22時半頃


─七尾ちゃんとお出かけ─

「いや。七尾ちゃんだって可愛いからね?
 ショートカットよく似合ってるし
 美人とか可愛いとか言ってくれるのは嬉しいけど…。」


青い目だから白猫、はわかったけどね。
絶対七尾ちゃんのこと好きな人いると思うんだけどな〜。
少なくとも可愛いと思ってる人はいる。私だ!
こんな可愛い後輩だからこそお買い物誘ったんだしね。
でもそんな可愛い後輩だからこそ、そんな相手いないって聞いてほっとしちゃう悪い先輩だよ。
ライバルじゃなかった、なんてね。
ましてやそんなに褒めてもらったなら…!


「もう、七尾ちゃん褒めすぎ!
 七尾ちゃんも被って見せてよ〜!」


なんて、スマホを操作して写真でも、なんてしてるけど。
さっきの本郷さんへのメッセージを送信した時とか、今だとか。
無造作にスマホを取り出してるから…見えたかもしれない。

私の待受は大和くんの寝顔かもしれないので!
…きっと、合宿帰りにやっぱり恵一くんが撮ったんだと思うよ。多分ね。
もしそうじゃ無かったら、大和くんのお誕生日の時、ケーキと一緒に撮った写真かな!



「二人で被って、一緒に写真撮ろ?
 あれなら本郷さんにもおすすめしようよ!」*


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―少し前 乾君に―

[多分、大和君がアストロに乗る直前ぐらいになってしまったかもしれないけれど、私はハロから聞いた>>189>>191質問の内容を彼に返信した。実際には、彼の望む答えを全て得られた、というわけではないのだけれど]

 『返事が遅れてごめんね』
 『ハロから聞いた質問の答え』
 『ハロがいた地球を守る戦いは、七星君ので終わり』
 『私達が勝っても負けてもハロには関係ない』
 『ここでの地球での戦いの間はずっといてくれる』
 『その後最後だけ別の誰かに交代だって』

(353) 2023/08/18(Fri) 23時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 『あと敵の話だけど』
 『答えたくないって』
 『答え言ってるようなものかもしれないけど』
 『私もそれ以上聞いてない』
 『聞いてもどうしようもないのは確かだし』
 『やりにくくなっても困るから』

 『参考になったかわからないけど』
 『進展あった?』
 『いい展開があったら教えてね』
 『それじゃ』
 (でんでんでんぐり返って手を振るクマ)*

(354) 2023/08/18(Fri) 23時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 23時頃


―― 七尾千映という後輩 ――

[そう、あたしはわるい後輩なのだ。

 合宿でもそこまで話せなかった本郷先輩。
 でも、なんとなーく、お話をしたら
 もう少し絆が深められそうな気がして。
 これは女のカン…だったのかもしれません。
 
 先輩の複雑な内情を知らないまま
 いつか開催されるかもしれない
 顛末不明のお菓子づくり大会。


        果たして、
        あたし達の絆の行方は… ―――― **]

 


―― 先輩とおでかけっ ――

[そして七尾千映は時に抜け目ないのです。
 先輩がスマホを操作する時にチラッ…と
 誰かの写真を壁紙にしてる…?というのを
 見付けてしまうのでした。

 でもアイドルの写真かな?なんて、
 どんな時も画面が見えたのは一瞬だったから
 正体は掴めてなくて。ただ、何故か、
 何処かで見覚えがあるような……‥‥・?
 なんて感じてしまう自分もいて。]


  先輩、そのスマホの壁紙、って…


[なんてどこかで呟き、訊ねたかもしれません。]
 




  あ、あたしはその、
  手入れが楽だからって切ってるだけで…。
  ……でも、嬉しいです。
  ありがとうございます、先輩。


[気恥しさで何度も否定してしまう、けれど
 先輩がお世辞で言ってるんじゃないのは伝わって。
 思わず頬を緩めてしまっては、お礼を伝えるのでした。]
 


  わ、わーーっ!
  わたしは大丈夫ですッ って
  んにゃ!?

 



[猫耳が付いているサンプルのヘルメットを
 持っている手が滑って、都合良ーく自分の頭に
 納まるのを感じた。感じてしまった…。]


  ……う、うう…。
  写真は……、…ハイ。
  皆さんに笑われたら、慰めてくださいね…?


[全てを諦めた様な顔をして先輩の方に寄り、
 あっ、でも、自分が撮ります!と申し出て
 腕を伸ばしてスマホを構えた事でしょう。]
 




  本郷先輩には…そうですね。
  えっとー…ピンクのとか?


[正統派美少女だからこそ、
 あえて崩す意味も込めて一番可愛い系の色を提案。
 もふもふのやつでも可愛いかもしれません、とか
 しっぽストラップもついでに揃えて貰って、とか
 人の事には饒舌になって。


 先輩と肩を並べ、こっちはちょっと(だいぶ)
 照れ笑いを浮かべながら写真に納まり終われば。
 話も竹縄、次のフロアに二人で向かうのでした。**]
 


メモを貼った。


―― 三度目の襲来 ――


[なんで どうして なんで?

 あたしたちがなにをしたんだろう

 あのかいぶつは なんでこんなことを ?





          実しやかに、あの怪物について
             囁かれている噂があった。
 
    『実は誰かが操縦するロボットなんだ』って。]
 



[そもそもロボットに見えるのが不思議だった。
 あたしのロボットのイメージはもっとこう、
 ずんぐりむっくりしてて、丸とか四角とかあって、
 いかにもな感じの機械っぽい角ばった物だったから。


 でももし、あの怪物が本当にロボットで
 誰かが操縦してたというのなら、
 何故あたし達の街をこんなにも破壊するのだろう。
 
 今回の襲撃では街の建物の大半が
 何らかの損壊を受けたし、逃げ遅れた人が
 何人…何十、何百…と、犠牲になった。
 
 その中にはクラスメートもいたし、]
 



[あたしのお父さんも、逃げる最中に
 建物の倒壊に巻き込まれて足を折った。]
 



[近隣の病院は全て病床が埋まって、
 お父さんは隣の隣の…、別の都市の病院まで、
 現地での応急処置をしたのち運ばれていった。

 まだ軽傷だと言われたから、
 長距離の移動が耐えられると見做されての処置。
 ……でも、この街で治療を受けるよりは
 ずっと安心なのかもしれない。


 安心かもしれない、けど
 
 あたしは沢山泣いた。]
 



[お母さんがお父さんの荷物をまとめてくれて
 …お父さんの所まで、運びにいった。

 あたしもついて行きたかったけど、
 家の片付けをしなさいって止められて
 その日は一緒に行く事はなかった。


 だから、その病室で
 二人の間でどんな会話が交わされたかは
 あたしには何も分からなかった。

 お母さんが、逆にあたしに荷物を頼まずに
 自分から持っていった理由も、何も。

 **]
 


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[遅れてやってきたハロは、すぐに大和君の方に飛んでいった。>>332
悪意がないのはわかっているけど、どこに行ったと問いたくもなる。
でも、大和君の名を呼びながら近づくハロを見たら、何も言えなくなった。]

 そっか。
 うん、ハロ。大和君の後のことは、お願いね。

[何を頼まれているのか。>>355それは分かるはずもないけれど、
きっと大事な事なんだろう。
外に転送されて、アストロが消えてしまっても、ハロと大和君の間の絆にしばらく思いを馳せていた*] 

(359) 2023/08/18(Fri) 23時半頃

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