人狼議事


14 冷たい校舎村10

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 夜・3-1教室 ──

[動き回るにも荷物になるので
増えた暗幕を抱えて教室に戻れば。]


  おー。食いもんこんなにあったんだ。
  ありがとな幣太郎。


[一仕事終えた幣太郎と。
ジャージに着替えた古香や夏見もいただろうか。
黒板前の教卓の上へ、どさっと暗幕を置き。
ついでに書き加えられた文字らを一瞥してから>>2:281


  『↓暗幕は自由に使用可』


と、短い一文を追加しておく。]

(7) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[そうして段ボールの中から、
手に取ったのはフランクフルトとクレープ。]


  毛布代わりに集めてきた暗幕、
  好きに使っていーからな。

  他のやつらは、まだ戻ってきてねぇ、か。


[演劇部の倉庫を漁るなら、
平塚には一応断った方がいいだろう。
適当な机に腰かけて行儀悪く食事をしつつ考える。]

(8) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[もう夜も更けてきたし、今から探しに出ても
行き違いになる可能性の方が高そうなので。
とりあえず待てばいいかと、焼きそばにも手を伸ばし。
腹ごしらえを済ませてしまおう。

保健室は女子が使うようだし、
拘りもないから今夜の寝床は教室でいいだろう。

満腹になれば自ずと欠伸がこぼれ出て。
暗幕にくるまり気づけば教室の隅で寝落ちていた。**]

(9) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 朝・食堂 ──


  ……あれ。平塚いねぇのか。


[起きたら目に入った黒板の文字が、
平塚ぽかったから。>>2:438
食堂に行けば会えるだろうときてみたけれど
夜に引き続きすれ違ってしまったらしい。]

(30) 2021/11/11(Thu) 01時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[欠伸を噛み殺し、冬眠明けの熊のようにのそのそと。
床で寝たせいで少し痛い首をさすりながら
テーブルの上を見れば用意されていた朝ごはん。
美味そうな匂いの誘惑に抗えず、座って手を合わせた。]


  ……いただきます。


[トーストを口に放り込んで咀嚼するうち、
だんだん脳も起きて頭がはっきりしてきた気がする。
こんなちゃんとした朝食を摂ったのはいつぶりだろう。
なんて、呑気に手を伸ばした先には春雨スープ。]


  うま……こんだけ料理作れるのすげぇな。


[会ったら礼を言わないと。
冷たい校舎の中、新たな人形にはまだ気づかないまま。]

(31) 2021/11/11(Thu) 01時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ




[そして程無く、
午前8時50分を告げるチャイムが鳴った。>>#0 **]

(32) 2021/11/11(Thu) 01時半頃

卐黒帝會卐 ハルミチは、メモを貼った。

2021/11/11(Thu) 01時半頃


 ―― げんじつせかい ――

[ コンコン。
 ノックの音が聞こえて、あたしははっと顔を上げた ]

 ふあっ!?

[ あたしの声は返事になってなかったし、
 なんなら返事じゃなかったんだけど、
 ドアを開けてお母さんが入ってくる ]

 「寝てたの?」

[ お母さんはあきれ顔。
 手にはトレイを持ってて、そのトレイには、
 レンチンの焼きおにぎりが2つと
 具沢山のお味噌汁が載ってる。 
 お母さん、よく夜食を持ってきてくれるんだよね。
 あたしが真相を知った日以降、特に。
 あたしが何かやらかさないか、きっと心配なんだと思う ]


[ あたしはというと、机の上に参考書とノートを広げて
 寝てた。寝てた……んだ。
 なーんだ、夢かあ。
 夢……だった? ]

 「七星?」

[ お母さんが怪訝そうな声であたしを呼んだ。
 トレイを机の端に置いて、
 あたしに手を伸ばしてくる ]

 「首、どうしたの?痣になってる」

 …………え。

[ お母さんの手があたしの首に触れた。
 ポーチから手鏡を出して確かめてみれば ]



 うわっ。

[ 怖いんだけど!
 指で首絞められたみたいな痣ができてるんだけど!
 あれはただの夢なのに!
 そうでしょ?
 だって、ただの夢じゃなかったら、それって ]


[ ぴこーん。
 聞き慣れた音がしたのは、その時だった。
 スマホのメッセージ受信音だ。
 条件反射みたいにあたしは確認しちゃう。
 送信者は……日食君?
 こんな時間に珍しいな。
 日食君といえば猫だけど、
 こんな時間に猫写真を撮ったわけでもなかろうに。

 そんなことを考えながら、メッセージを開けば ]

 今、病院に着いた……?

[ 病院?なんで病院?
 よくよく見れば、グルチャに送られた
 日食君のメッセージは、それだけじゃなかった。
 あたしは瞬きを忘れて、
 ついでに目の前にいるお母さんのことも忘れて、
 慌ててメッセージをさかのぼる ]


[ 病院って不穏な単語に、お母さんが首を傾げて、
 話の途中だっていうのに口を挟まずに待ってくれてるの、
 気づく余裕は今のあたしにはなくて ]



 『帰ってきた。病院行く』
 『今家を出る』

[ 帰ってきた?帰ってきたって、どこから?
 日食君のメッセージは要領を得ない。
 イラっとしそうになったけど、
 他にもメールが届いてることに気づいた。
 飯尾先生?と、和歌奈ちゃん?
 
 グルチャにメッセージじゃなくて、メール。
 首を傾げながらあたしはまず
 和歌奈ちゃんからのメールを開いて ]


[ 血の気が一気に引いた。
 和歌奈ちゃんから送られてきたメールは、
 あの校舎で読んだ遺書だった ]



 お母さん、

[ がくがくと体が震えて、
 あたしは忘れてたお母さんのことを都合よく思い出した。
 片手にスマホを持ったまま、もう片方の手で、
 お母さんの腕をつかむ ]

 お母さん、どうしよう。
 和歌奈ちゃん、和歌奈ちゃんが、死んじゃう。

 「七星。七星、落ち着きなさい」

[ 空いてる方の手で、お母さんが背中をさすってくれる。
 でもあたしは落ち着けない。落ち着けるわけない。
 どうしよう。止めなきゃ。行かなきゃ。でもどこに?

 ……病院!
 そうだ、病院って、さっき読んだ! ]



 ……病院!日食君、着いたって……。

[ どこの病院かは書いてなかった。
 っていうか日食君はどうして知ってるの?
 誰から聞いて……あ。
 先生からのメール!
 あたしは慌てて先生からのメールを開く ]



 ……お母さん。

[ メールを読み終わって、あたしはお母さんに向き直った ]

 友達が、病院に運ばれたの。
 あたし、行きたい。

[ 先生からのメールには、
 和歌奈ちゃんが望高の屋上から飛び降りて、
 望月病院に運ばれたって書いてあった ]



 行かなかったら、あたし多分一生後悔する。
 夜食は、持ってく。

[ あたしは、なんていうか、ぐちゃぐちゃだ。
 認める。あたしにはそういう部分がある。
 多分あたしの言動で、お母さんはあたしの友達が
 病院に運ばれた理由を察したと思う。
 ぐちゃぐちゃなあたしを、自殺を図ったであろう友達に
 関わらせたくないと思う。
 でも、行かなきゃ。絶対行かなきゃ ]



 ……あのね、あたし、夢の中でひめちゃんに会ったの。

[ ひめちゃん。
 その言葉に、お母さんの肩が震えたのがわかった。
 だけど構わずあたしは言葉を続ける ]

 ひめちゃんに死んでって言われたけど、断った。
 あたしは生きたいって。
 ちゃんと言って、ちゃんと決別できたよ。
 だから……あたしは、大丈夫だから。

[ 実際のところ、そんな簡単な話じゃないと思う。
 今でもあたしのどこかはやっぱりぐちゃぐちゃだし、
 カウンセリングとか、多分そういうの、
 あたしには必要なんだと思う。
 だけど、今は。今だけは。
 大丈夫だから行かせてほしい ]


[ お母さんは大きなため息をついた ]

 「食い意地が張ってる間は大丈夫そうね。
  お味噌汁はスープポットに入れていけばいいでしょ。
  お父さんに車を出してもらいなさい」

[ お母さんの言葉に、あたしは目を見開いて、
 それから抱き着いた ]

 うん、ありがと。
 ……あのね、あたし、お母さんのこと、大好きだからね。
 お父さんのことも。
 


[ コートを着て、マフラーを巻いた。
 首が隠れるように、しっかり。
 玄関のドアを開ければ、そこは雪景色じゃなくて、
 だけど冷たい空気がほっぺたを冷やす。
 
 お父さんは、もう車のエンジンを掛けてくれてた。
 乗り込んでシートベルトを締めて、
 そしてあたしはグルチャにメッセージを送る ]

 『ただいま!夏見、帰還しました!
  今から病院へ向かいます!』**
 


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 朝・校内 ──


[同じように黒板の書き込みを辿って
食堂まできたやつはいただろうか。

もし春雨スープのおかわりを見咎められたりしたなら
早い者勝ちじゃねぇの、と平らげて。
使った食器を洗い場へ片せば、食堂を後にした。]

(77) 2021/11/11(Thu) 21時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  ……昨日と変わんねぇな。


[今日も校内は、文化祭一色。
けれど、昨日ほど不気味だと思わない俺がいた。

一日経って、開き直ったのもあるが。
たぶん、この世界はメールの主が作り出したもので
それは俺らの中の誰かなのだろうと
各々の話からおおよその仮説が立ったのもある。

もしかすると──それが俺である可能性だって
ゼロではないということも。]

(78) 2021/11/11(Thu) 21時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[なんとなく、あちこちに転がる卵は避けながら
廊下をぶらぶらしつつ。
体育館の方からやってくる真梛を見つければ
片手を上げようか。>>59


  ……はよ。
  そっちの方には、なんかあったか?


[いつも通りの短い挨拶に返ってきた
平塚を降ろしてほしいという願いに、一瞬目を丸くして。
何故か、虎次郎のことがふと脳裏に過ぎった俺は
わかった、と短く答えて体育館へ足を向けた。*]

(79) 2021/11/11(Thu) 21時半頃

 ―― 望月病院 ――

[ お父さんは、車を病院の正面入口の前じゃなくて、
 夜間入口の近くに停めてくれた。
 あたしはありがとうってお礼を言って、
 トートバッグを持って車を降りる。
 お財布とかハンカチとか、
 ラップに包んだ焼きおにぎりとか
 お味噌汁の入ったスープポットとかが入ってる。
 スマホはすぐに気づけるようにコートのポケットの中だ。
 帰る時は迎えに来るから連絡しなさいって言う父に、
 あたしはもう一回ありがとうを言った ]

 日食君。

[ 夜間入口を入ってすぐ、
 自販機コーナーに日食君がいた。
 思わずあたし、大きな声を出しそうになって、
 慌てて口をふさぐ。
 いけないいけない。ここは夜の病院だ ]


[ メッセージは届いてたんだからさ、
 無事なのはわかってた。
 あたしだって、あの世界で死んだけど、
 こうやって生きてるんだし。
 だけどやっぱり無事な姿を見ると安心するね。
 おかえりって言ってくれる日食君に、
 あたしはうんって頷いた ]

 日食君も。無事でよかった。
 日食君、マネキンになってたんだよ。
 あたしと路子ちゃんで運んであげたんだから。
 感謝しろよな!

[ 血まみれになって云々はさすがに言わないけど、
 恩はしっかり売る!
 両手に花だったんだんだから!
 意識はなかっただろうけど!
 そしたら、ジュース奢ればいい?なんて
 自販機の方を向こうとするから慌てた ]



 なんでそーなるっ!
 ……そーだなあ。日食君といえば猫じゃん。
 
 和歌奈ちゃんさ、きっとすぐ退院ってわけには
 いかないよね。
 きっと退屈するだろうからさ、
 選りすぐりの猫写真、グルチャに流してよ。
 あたしも見るし。

[ 小6のあの日、飛び降りようかって言ったあたしを
 ひめちゃんは止めた。
 飛び降りだと、あたしの生死を
 コントロールできなかったからだ。
 飛び降りだと死ぬってひめちゃんは考えたんだろう。

 和歌奈ちゃんは、望高の屋上から飛び降りた ]


[ ……そーゆーことは今は考えない!!
 和歌奈ちゃんは、ひとりじゃない。
 ひとりじゃないから、大丈夫のはず。
 みんなが一緒に連れて帰ってきてくれるはず。
 なにしろあそこには、
 「持ってる」路子ちゃんだっているんだし ]


[ あたしはあの世界を夢だったとは思ってないし、
 日食君もそうみたいだった。
 こうやって話が通じるのが何よりの証拠 ]

 ……さて。先生来てるんだよね?
 和歌奈ちゃんのご家族とか。
 挨拶してくるよ。
 日食君はまだしばらくここにいるの?
 なら、誰か来るかもしれないし、出迎えよろしく!

[ あたしはそう言って、病院の奥へと足を進めた ]*


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 体育館に向かう前 ──

[平塚を降ろすのを請け負えば、
真梛に謝られ、軽く息を吐きだした。>>84


  ……んな、謝ることかよ。
  やりたくてもできないってことくらい見りゃわかる。

  わかった、体育館だな。


[微かなひっかかりを感じながら
俺は車椅子の横を通り過ぎ。
体育館に向かって歩き出そうとした、のだけど。]

(107) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[聞こえた声に、思わず足を止めた。>>85


  ……はぁ?


[何言ってるんだ?
怪訝な顔を隠さずに振り返り。
まじまじと見た真梛の笑う顔はいつもと違っていて。
こいつもそういう顔もするんだな、なんて
ここにきて新しい発見をした気分になりながら。]


  そんな、今更なこと謝らなくても……
  っていうか、いつもみたいにへらへら笑って、
  礼言ってたのはどうしたんだ。


[口にしてようやくそれが、
さっきひっかかったことだと気づく。]

(108) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  迷惑とか、今更なんだよ。
  何を反省してるのか知らないけど、
  それ反省する方向を間違ってるんじゃね。


[あの時、教室の喧騒に紛れてしまい>>1:32
聞きとることが出来なかったから。
俺はその真梛の態度に眉を顰めて、再び背を向けた。]

(109) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  平塚は、虎次郎んとこ連れてくつもり。
  みんなに知らせんのは……頼んだ。


[任せた、と言いかけて。
少しだけ言い方を変えてから。
校舎へ引き返す車椅子と別れようか。*]

(110) 2021/11/11(Thu) 23時半頃


     わたし
[そう、平塚莉希が死んでも
 ママは悲しまない。

    天野莉希の死を、悲しむだけ。
    だってそういう人なのだから。]
 



   わたし
[ 平塚莉希は 貴女の どこにいますか? ]
 


[文化祭が終わって春が近づくにつれ、
 どんどん憂鬱になっていった。
 進学するにしたって、ママが納得するところに
 しか行かせてくれない。
 レッスンやオーディションだって再開する心算
 だろう。

 ……また雁字搦めの生活に戻る?

 ううん、この三年間だって、
 糸は絡まったままだったよ。]



[ まるで操り人形のように ]
 


―― 帰還 ――


 ―――――っ!


[何かに弾かれるようにばちりと目が覚めた。

 鼓動が早い。
 呼吸が浅い。
 嫌な汗だって流れている。
 まるで悪夢を見た時のように。

 息を落ち着かせながら沈んでいたベッドから身体を
 起こした。

 えぇと、私何してたんだっけ?
 ……そうだ。ママと電話して一方的に色々言われて、
 しんどくなってベッドに身を投げたんだ。]


[窓の外はとっぷりとした闇に染まっていて、
 冬の空気が星の光をより綺麗に瞬かせている。
 思わず窓を開けた。
 窓はすんなりと開いた。
 雪は積もってはいなかった。]


 ……夢、だったのかな?


[夜空を見上げれば綺麗だなぁと思ったけど、
 身体が冷えればママに怒られる、とやっぱり
 すぐにからりと閉めた。]


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 体育館 ──

[舞台の上に並べられた、見覚えのある大道具。
そういやあの時、劇の宣伝もされたっけ。>>0:350
なんだかんだ着ぐるみで絡まれまくったせいで、
観に行くタイミングは逃してしまったけど。

運搬のお駄賃にもらった茶と菓子を食べながら、
どんな内容か聞いたりしたことを。
今更のように思い出しながら。

舞台の中央に吊るされた、黒髪の人形に眉を顰めた。
降ろしてほしいそれが平塚だと聞いていなかったら
きっと俺はそれが誰だかすぐにわからなかっただろう。

舞台にあがって人形に手を伸ばす。>>2:451
ぽたり、と滴り落ちた錆くさい赤は、
それがまだ新しいことを示していた。]

(116) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[ああやっぱり。
そんな、どこか納得してる俺がいるのを自覚しながら。]


  …………無事、帰れてるといいな。


[古香と夏見から仮説を聞いていなかったら、
実際血まみれの人形に出くわして
こんな平静でいられなかっただろう。
糸を外していけば、がくん、と人形が傾いだ拍子に
黒髪だけが床に落ちて、いつもの髪色が現れて。

やっと見覚えのある平塚の面影を人形に見て
何故か少しホッとした。]

(117) 2021/11/12(Fri) 00時頃

[やることやらなきゃと思って時間を確認しようと
 ベッドに投げ出されたままだったスマホを手に取る。
 そこでいくつか通知が入っているのに気づいた。
 それは日食君、それから飯尾先生、和歌奈さんの
 順に表示されていて。
 どうしたのかなって、一番上の日食君から目を
 通した。


 病院? どこか怪我したのかな?


[もしかして送信先間違えた?なんて思ったけど、
 次に飯尾先生のメールを開けば、その意味はすぐに
 知れることとなる。]




 ……夢、じゃ、なかった?
 あの世界は。
 ホストは、和歌奈さんだったってこと?


[あの世界で見た同じ文面が、一言一句違わず
 確かにここにある。
 その画面を凝視していると、もう一件、通知が
 入った。


 ……行かなきゃ。


[七星さんも帰って来た?って思ったけど、
 今はそんなこと気にしてる場合じゃない。]




『平塚莉希も帰還
 病院、私も向かいます!』


[私もグルチャに返信を打って、部屋を飛び出した。]


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[さて、どうやって運ぼう。
ひとまず布でくるんだ方が床が汚れないだろうと、
適当に舞台に使われてた暗幕をひっぺがしていたら。

雄火も体育館にきたらしい。>>99
バスケ部だもんな、朝練が癖になってんのか。
ただし、もうチャイム鳴ったけど。]


  ああ、これで包んで運ぼうと思ってたとこ。
  二人で運んだ方が早そうだし、
  じゃあ雄火は頭の方持ってくれ。


[暗幕を広げて、人形を包み。
運ぶ先で考えたのが同じだとわかれば、
少しだけ口元が緩んだ。]

(126) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[そうして、平塚の人形を3-2教室へ移動する間。]


  ……こうやってマネキンになると、
  この校舎から外に出れるらしいって話だけど。
  雄火は、ここから出て帰りたいか?


[身長差がある分、多少身を屈めながら。
そんなことを聞いてみようか。**]

(127) 2021/11/12(Fri) 00時頃

[ 手術室に、人影が見えた。
 手術中の赤いランプが灯ってるのも、見えた。
 あたしはゆっくりと近づいて、頭を下げる ]

 こんばんは。

[ 来たのか、と声を掛けてきたのは飯尾先生。
 和歌奈ちゃんのお父さんは、
 わざわざありがとうございます、って
 子供のあたしに敬語で挨拶して、
 頭まで下げられてしまって、あたしはちょっと慌てた。
 和歌奈ちゃんのご家族には文化祭の日に会った。
 覚えてる。

 和歌奈ちゃんのご家族は他に誰か来てたかな。
 皆さんお揃いだったかもしれないし、
 もう夜も遅いから、お母さんと妹ちゃんは
 お留守番だったかも ]


[ 和歌奈ちゃん、来たよ。って、
 あたしは手術室の扉を見つめた。
 この向こうに和歌奈ちゃんがいる ]


[ しばらくそうしてたけど、
 先生が、ちょっと一服してきます、って
 席を外そうとするのに、
 あたしはついていくことにした。
 先生にはちょっと話したいことがあったから ]

 あ、あたし夜食持ってきてて。
 ちょっと食べてきます。

[ ご家族にそう言って、あたしは先生を追いかけた ]


[ 病院って屋内には喫煙所作れないんだって。
 あたしは煙草吸わないし吸う予定もないから
 どうでもいいけど。
 病院の外の特定屋外喫煙場所とやらで
 そう言って嘆く先生の横で、
 あたしはラップをめくっておにぎりを食べた ]

 先生さー、教育者の端くれってやつでしょ、
 だったらさあ、集団失踪事件の話、知ってる?
 誰かの頭の中にいた、みたいな話。

[ レンチンの焼きおにぎりは冷めても美味しい。
 もぐもぐしながら聞いたら、
 端くれ言うな、って小突かれた。
 一応知識としては知ってる、とも ]



 先生、あたしねー。
 さっきまで、和歌奈ちゃんの世界にいた。
 ……って言ったら、信じてくれるー?

[ あたしがそう言ったら、先生は怪訝そうな顔をした。
 大人を揶揄うもんじゃない、ですとな? ]

 先生、こんな状況でそんな冗談言うほど、
 あたし不謹慎なやつじゃないよー。

[ そりゃ夏見七星、お調子者ですけどね?
 ハチャメチャガールズとか一部で言われてる
 らしいですけどね?
 言っていいことと悪いことの区別くらいは
 ついてるつもりです! ]



 和歌奈ちゃんの世界って、望高文化祭だった。
 それでさ、あたしとか日食君は帰ってきちゃったけど、
 その世界にまだ残ってる人がいるはずなの。

[ 路子ちゃんに、真梛ちゃんに、荒木君に……って
 あたしは指を折って数える。
 莉希ちゃんからのグルチャは
 車の中で読んだ。
 莉希ちゃんももうじき来る。
 先生が信じてくれないなら、
 莉希ちゃんからも言ってもらおう。
 あたしたちは、和歌奈ちゃんの世界にいたって ]

 だからさ、先生。
 みんなが連れて帰ってくれるはずだからさ、
 ……和歌奈ちゃん、助かるよね。

[ おにぎり包んでたラップを小さく丸めて握りしめる。
 俯いたあたしの頭に、先生の手がポンって乗った ]**


卐黒帝會卐 ハルミチは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。




 あの!私ちょっと望月病院に行ってくる!


[下にいた祖父母にそんな声をかけて慌ただしく
 バタバタしていれば、驚いた二人から一体
 どうしたのと声がかかった。]


 あ、えっと、その、
 友達が、運ばれたって…!


[祖父母は昔里帰りした時は気難しくて厳しい人たち
 って印象だったけれど、今は孫として普通に接して
 くれている、と思う。
 たどたどしく説明をすれば、二人は顔を見合わせた。]


[望月病院は自転車で行けばそんなにかからない。
 コートを羽織ってマフラーを巻いて、迷いなく
 飛び出そうとしていれば待ての声が響いた。
 こんな夜中に外出は関心しないと。]


 で、でも……!


[確かに関心できないかもしれない。
 でも私だって子どもじゃない。
 どことなくママに似た面影に、雰囲気に、
 反論の声はそれ以上出てこない。]


「夜道は危ないから送っていく。」

            ――――え?


[下を向きかけたら、降ってきた声に素っ頓狂な
 声が出た。

 私を、心配してくれた?
 それともやっぱり世間体?
 なんて考えてしまうのは失礼だっただろうか。

 でも断る理由はない。
 だって私は病院に行きたいから。]


 ……お願いします!


[そうして車に乗り込んで、病院を目指した。]


[私食堂に食料があるって書き込みだけ見たわけ
 じゃないよ。
 ちゃんと日食君についての書き込み
 見たら、マネキンもちらっと確認した。
 保健室のベッドは四つで、女子は五人。
 路子さんはどこでも寝れるからとベンチで寝て
 しまって
 遠慮して空けるのも勿体無いなぁって思ったから
 使わしてもらったけど、マネキンを見てしまった
 せいかなかなか眠れなくて。
 だから。]


 首大丈夫?


[自販機の所にその姿を見つけたら、
 開口一番にその細い首を確認した。
 まぁ大丈夫じゃなかったら日食君も私もこんな
 ところにいるわけないんだけど。]




 本当に苦しかったな、あれ。
 死ぬのって、あんなに苦しいんだね。


[日食君の身にどんな現象が起こったのかは
 知らないけど、そんな言葉をぽつりと零す。
 和歌奈さんも苦しかったかな、痛かったかな。
 少なくともその胸の内は、苦しかったのだろう。

 七星さんももうついていると教えてもらえば、
 私はその姿を探したんだ。]


[ドラマとかでよくあるよね。
 暗い病院に赤いランプが灯ってさ。
 その前に家族が神妙な面持ちで待ってるの。
 まさかリアルで体験することになるとは
 思わなかったよ。

 ご家族にぺこりと頭を下げた。
 この扉の向こうに、和歌奈さんがいるんだ。
 ランプはまだ、消える気配はない。]


 七星さん、に飯尾先生。
 こんばんは。


[二人がどこにいったかを教えてもらえば
 そちらへと足を向ける。


[会いたかったのは飯尾先生じゃなくて七星さんだ。
 脇目も振らず傍によればぎゅって抱きついた。
 そんなこと今までしたことなかったけど、
 しょうがないよね。
 ちょっといろいろ情緒崩壊してるんだ。
 だから許してね。]


 ……七星さんも帰って来たんだよね。
 みんな、帰ってくるよね。


[二人が何を話していたのかなんて知らなかったけど、
 その言葉を聞いたら先生も、信じてくれたかな。]**


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

 

  こんなの、そうそうあってたまるかよ。
  勿体ないって、そんなにこの場所がいいか?


[帰りたいは、まあわからなくもない。>>147
けど勿体ないは、ちょっと意外だった。
まるで雄火はここを満喫したいと思ってるような
文化祭でやり残したことでもあったんだろうか。

そんな、他愛もない話を言葉少なに交わしつつ。
平塚似の人形を、雄火と共に運びながら
エレベーター付近に来たところで。]

(185) 2021/11/12(Fri) 21時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

 

  ボタン?


[足を止め、エレベーターの表示を見た。>>148
猫だ。なんで猫?]


  ……なんなのか気にはなるのわかるけど、
  平塚運んだ後にしようぜ。


[めちゃくちゃ押したそうな雄火を、宥めて止める。
二人きりだったなら自由にすればいいが、
今は人形になった平塚まで巻き込むことになるので。
怪しいボタンは大いに気になるものの、
ひとまず運搬を優先しようと。]

(186) 2021/11/12(Fri) 21時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[そして、聞き返されたなら。>>149


  俺? 俺はべつに……帰りたいは、ないな。
  ここに居たいってわけじゃないけど、
  帰ってもなんもないし。


[あっさりと、今の心境を口にして。]

(187) 2021/11/12(Fri) 21時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  雄火は、やりたいことあるならやっとけよ。
  手伝い必要なことなら、手くらい貸すから。


[面倒くさいことだったら、ちょっと考えるけど。
なんていつも通りやる気はなさそうな口調で続け。
3-2の教室に着いたなら、
虎次郎の横に平塚を並べて置いた。

その横に更にもう一体、増えることはまだ知らない。*]

(188) 2021/11/12(Fri) 21時頃

メモを貼った。


[ 足音が聞こえた気がして、あたしは顔を上げた。
 莉希ちゃんの姿を認めて、思わず目を見開く ]

 莉希ちゃん!
 おかえり!

[ ここは屋外であるからして、多少声が大きくても大丈夫。
 なーんてこと、考える余裕なんかなかった。
 反射的に口をついて出ちゃったんだよ。
 ここが病院の外で良かった。
 こんばんはって言う莉希ちゃんに、おかえりって返して
 ぎゅって抱き返す。

 今この一瞬だけは、和歌奈ちゃんを心配する気持ちより、
 莉希ちゃんに会えて嬉しいっていう気持ちが
 上回っちゃったかもしれない。
 一瞬!一瞬ね! ]



 うん、……うん。

[ 莉希ちゃんの質問に、あたしはうんうんって頷く。
 七星さん「も」って莉希ちゃんは言う。
 莉希ちゃんも帰ってきた。
 つまりそれって……莉希ちゃんもきっと、あの世界で
 死んだんだろうって思う。
 痛かったよね。それとも、苦しかったかもしれない。
 労いの気持ちを込めて、莉希ちゃんを抱きしめたまま、
 その背中を撫でた ]

 せんせー。
 和歌奈ちゃんの世界で、莉希ちゃんも一緒だったんだ。
 ね?莉希ちゃん。

[ 莉希ちゃんに抱き着いたまま、
 あたしは先生の方に顔を向けた ]


[ 先生は、しばらく黙ってあたしたちの方を見てた。
 けど、頭をぼりぼりした後、降参って感じで手を挙げる ]

 「あー、わかったわかった。
  ……けどな」

[ 先生は、しばらく言葉を選ぶみたいに
 視線をさまよわせた後、
 少し声を落として、言った ]

 「もし……河合が、……戻ってこなくても。
  他の奴らを責めてやるなよ」

[ どきんと心臓が跳ねた ]


[ みんなが連れて帰ってくれるはずって
 あたしは言った。
 莉希ちゃんの言った「みんな」にも、
 もちろん和歌奈ちゃんは含まれてるはずだ。
 自分に言い聞かせるようにあたしはそう信じてる。
 
 だけど、もし、和歌奈ちゃんが帰ってこなかったら? ]



 ……そんなの、当たり前、だし。
 責めたりなんか、しないし。
 でも……でも、帰ってくるよ。ね?

[ ぎゅってあたしは莉希ちゃんに抱き着く腕に力を込めた ]


[ 和歌奈ちゃんの世界にあたしたちが呼ばれた理由。
 最期に一目会いたかったからじゃないか。
 路子ちゃんはそう言ってたけど。
 その言葉に、そうかもってあの時あたしも思ったけど。
 っていうか、そういう気持ちもきっとあると思うけど。

 それだけじゃなくてさ。
 和歌奈ちゃんの中のどこかに、連れ戻してほしい気持ちが
 あるからだったりしないかな。

 だって。だってさ。
 ひめちゃんの世界に、あたしは呼ばれなかった。
 それって、ひめちゃんに
 なんの未練もなかったからじゃない?
 あたしを縛り付けるために命を捨てたひめちゃんだもん。
 もし、ひめちゃんもあんな世界を作ってたなら、
 そこにあたしが呼ばれないはずがない ]


[ はやくひとりになりたいなあ。
 いつかの和歌奈ちゃんの言葉を思い出す。

 だけど、和歌奈ちゃんは呼んでくれた。
 和歌奈ちゃんの世界に、あたしたちを呼んでくれた。

 ねえ、和歌奈ちゃん。
 やっぱりひとりぼっちはさみしいよ? ]*


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[エレベーターの猫ボタンの謎を
解明しに行くのだろう雄火を見送って教室に戻り。
黒板を一通り見た後で、ふと、開かない窓の外を見る。

どうも、昨日から時間の感覚は曖昧で。
チャイムが朝と夜に鳴ることで、
辛うじて日付の変わったことを認識してる感じがする。
たぶん、あれは何かの区切りなのかもしれない。

そして、次にチャイムが鳴った時は── ]

(225) 2021/11/12(Fri) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  げ。


[足の下で何かが潰れた感触に視線を下げれば、
カラフルな卵の残骸があった。
余所見していて踏んづけてしまったらしい。]

(226) 2021/11/12(Fri) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[校内の卵と言えば、昨日のこともあり
敢えて近づかないよう避けていたが。
よく見ると、今日は中身がある。]


  ……猫耳?


[それも、片方だけ。
結局俺は最後までつけなかったけど、
クラスメイトが男女問わず全員装着だった記憶が蘇り。
やけに猫好きなチビがきてたことを、思い出した。*]

(227) 2021/11/12(Fri) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 回想・文化祭当日 ──

[委員長から受け取った本日の飴、もとい
おしゃぶり昆布を着ぐるみ頭の下で噛みしめながら。
俺は突然飛びついてきたチビに、固まっていた。

もしかして、あれ予言だったのか?>>1:325


  …………に、に゙ゃあ?


[野太い声で威嚇したら泣かれるんじゃ。
ぐるぐる一周考えた結果、困惑の猫語を絞り出せば
笑う気配が近付いてきた。>>2:288

(229) 2021/11/12(Fri) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

 

  いもうと……って、副委員長の?


[ああ、確かに。>>2:289
放っとくとハチャメチャなクラスメイトらを支え
いつも見守ってる感じは姉っぽい気がする。

副委員長とひっついて離れないチビとを、も一度見て。
とりあえず泣かれても宥められそうな存在が
近くにいることに体の力が抜けた。]

(232) 2021/11/12(Fri) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  べつに写真はいいけどな……
  はいはい、ちょい屈んでやるからちょっと離せ。


[河合の妹は小学生くらいだろうか。
さすがに身長差がありすぎて画面に収まらないだろうと
チビの頭をぽんぽん撫でて、しゃがんでやり。
黙って、カメラがあるだろう方を向く。

しかし、妖精でもプロでもない俺に
ポーズなんてできるわけもない。
怖がらせないようにじっと小さな嵐がすぎるのを待つ間、
テーマパークのスタッフの気持ちがちょっとわかった。]

(233) 2021/11/12(Fri) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[そうして、ひとしきり自由に触らせてやり。
他に注意が変わったらしくチビが離れて行けば
ぐったりしながら手を振る。

河合がまだ笑っているようなら、
着ぐるみ頭の中からジトリと睨み。]


  あー……なんかどっとつかれた。
  妹っていくつなんだ?
  つか、あまり似てないな。


[年が離れた、仲良い姉妹。
それが、河合の家族の印象だった。**]

(236) 2021/11/12(Fri) 23時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ハルミチ 解除する

生存者
(3人 0促)

ハルミチ
22回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび