15 青き星のスペランツァ
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ヨーランダは、えらいえらいされたので、うれしいうれしいになった。
tanuki 2021/11/15(Mon) 00時半頃
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― 安置室 ―
[他害の可能性がある謹慎者以外は帰還準備に入ると一時謹慎が解かれる。ヨーランダもその例に漏れはなかった。 通信機の権限復帰をもって、ヨーランダは謹慎解除と帰還準備突入を知った。 ライジの事も。 遺骸は回収不能区域に、つまりこの部屋に空のカプセルが運び込まれるということだ]
らいじ。
[ヨーランダはそれなりの期間、この船で働いている。ライジはヨーランダが入った時からいた数少ないクルーだ。入れ替わりの激しい調査船、いや、ヨーランダが今まで生きていた中で、一番長く側にいたのがライジなのは間違いないだろう。
船内を汚し悪びれもない顔をするライジ。 その態度に悪態(と思っている反応)をつくヨーランダ。
きっと、家族という関係に近い、そういう関係だったのだろう。家族というものがいたことがないヨーランダはそう思った]
おやすみ。
[ヨーランダは目頭が熱くなるのを感じた。だが、泣いてはいけないとむんっと気合を入れた。 (空のカプセルではあるけれど)ライジがこの部屋に来るから、ちゃんと迎え入れよう、と**]
(9) tanuki 2021/11/15(Mon) 09時半頃
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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
tanuki 2021/11/15(Mon) 10時頃
墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
tanuki 2021/11/15(Mon) 10時頃
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― 安置室 ―
[(仮に空だとしても)ライジの眠るカプセルを安置する予定の台座を拭き清めていた時だった、ナユタの生命信号が消失したという通知を受け取ったのは]
なゆた?
[彼は保安の人間だ、だから自分と同じで調査には赴かない、死ぬ危険性は限りなく低いはずなのにどうして?とヨーランダは混乱した。通信機器を何度も見直した、何度見てもそこにはナユタの生命信号が消失したという文字しかない]
どうして?
[ナユタは積極的にヨーランダに仕事を与えてくれた。もちろん、専門的な仕事ではない。工具を取ってきてくれ、とか、資材を指定の場所まで持って行ってくれ、とか、そんな危険のない簡単な仕事だ。 ヨーランダはそれが嬉しくて、仕事はないかと隙あらばナユタの周りをウロウロしていたりしたのだ。 そんなナユタが死んだ]
どうして?
[何度も どうして という単語が口をつく。 しかし、ヨーランダの体は、本能は仕事に忠実に動いた。台座を拭き清めるために新しい台拭きを取り出し(大事な場所だから綺麗なものを使うためだ)、その作業に取り掛かる。 今ヨーランダがナユタのためにできることは、これしかないから]
(11) tanuki 2021/11/15(Mon) 10時半頃
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[調査は終了したはずなのに、なぜカプセルが増えるのだろう。とヨーランダは手順通りに動く体とは裏腹に、そんなことを考えていた]
みんな いっしょ かえる。 かえる できる ない。
[こんなことは何度もあった、もっと棺を抱いたまま帰還した調査もあった。それなのにヨーランダは悔しくて仕方がなかった、みんなで帰りたかったから、悔しくて仕方がなかった**]
(12) tanuki 2021/11/15(Mon) 10時半頃
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ヨーランダは、ナユタぎゅっぎゅ
tanuki 2021/11/15(Mon) 10時半頃
ヨーランダは、安置室の掃除をしている。
tanuki 2021/11/15(Mon) 22時頃
ヨーランダは、ケトゥートゥをぎゅってした。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 15時頃
ヨーランダは、イースターもぎゅってした。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 15時半頃
ヨーランダは、あとでキランディをぎゅってしに行くと決めた。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 16時頃
ヨーランダは、ケトゥートゥにぎゅっされてうれしい。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 17時頃
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― 安置室 ―
[普段ヨーランダは死を悼んでいる人に声をかけることはない。 だが、死に対する向かい方がわからないと、かつて弔い方を尋ねた>>2:26、涙を流しここに眠る仲間たちを偲ぶ彼女>>35にはなぜかあることを伝えたいと思った]
なみだ ながす、 しぬ した ひと いい こと なる。 みんな うれしい なる。
[地球でだったか、それともこの船のクルーだったからか、誰から聞いたかの記憶は曖昧だ。だが、そこでは
死者のために流した涙は死者の罪を洗い流す。 その死者のために涙を流すほど、死者の罪が流され、苦痛のない世界に近づくことができる
と、そう信じられてきた。 だからきっと、イースターの流した涙はここに眠る皆の救いになるだろうと、ヨーランダは伝えたかった**]
(43) tanuki 2021/11/16(Tue) 21時頃
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ヨーランダは、ハロを捕まえてぎゅってした。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/16(Tue) 21時頃
ヨーランダは、ハロをいっぱいぎゅっぎゅした。もちもちもした。もちもち
tanuki 2021/11/16(Tue) 22時半頃
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― 帰還準備期間中/安置室 ―
[本来ならこの部屋に住民がいる限りヨーランダはここを離れることはない。 だが、これだけはどうしてもしなくてはいけなかった]
みんな ごめんなさい。 ぼく ちょっと でかける する。
[外に出るのは久しぶりだとヨーランダは思った]
…… べたべた ない。
[廊下は綺麗なままだ。 作業が終わった後、そのまま船内を移動して油汚れやら煤やらを落とす船員はもういない]
…… らいじ よごす ない。
[その事実がどうしようもなく悲しかった]
(45) tanuki 2021/11/16(Tue) 23時頃
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― 帰還準備期間中/倉庫 ―
[申請が通った、ということはここにあるはずだと、ヨーランダは倉庫に向かった。 何度もナユタに頼まれてきた場所だ、どこに何があるかも把握している。だからきっと目当てのものそこにあるだろうと、迷うことなくそこに向かう]
あった。
[それは乱雑に積まれた機材の中で自らを主張するかのようにはみ出して、引き抜いてほしいと言っているように見えた。 ヨーランダは機材が崩れないように慎重にそれを引き抜いた]
あった。
[ギロチン出張お手伝いサービス 仕事を引き継いだギロチンが作った看板。 彼?はどういう気持ちでこれを作ったのだろうか、きっと楽しかったに違いない。そうじゃなければわざわざ作らないだろう。だって、わざわざ言わなくてもわかっていることだから、そこにいる者の仕事なんて]
いっしょ ぼく。 ぎろちん しごと ひきつぐ。
[ヨーランダは看板を力強く抱きしめると倉庫を後にした**]
(51) tanuki 2021/11/16(Tue) 23時半頃
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ヨーランダは、ハロをこねなおした。こねこね
tanuki 2021/11/17(Wed) 00時頃
ヨーランダは、キランディをよしよしした。よしよし
tanuki 2021/11/17(Wed) 00時頃
ヨーランダは、ハロをふかふかにできたのでうれしい した。
tanuki 2021/11/17(Wed) 00時頃
ヨーランダは、キランディによしよしされたのでニコニコしている。ヤッター
tanuki 2021/11/17(Wed) 00時半頃
ヨーランダは、ライジをもちもち。
tanuki 2021/11/17(Wed) 11時頃
ヨーランダは、ケトゥートゥにうれしそうにもちもちされている。体温が高いのであったかいぞ。
tanuki 2021/11/17(Wed) 11時半頃
ヨーランダは、実はあんまんだ。あんまんなのでほかほかしてる。
tanuki 2021/11/17(Wed) 11時半頃
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― 安置室 ―
[信じているのかと問われ、むむっと言葉に詰まった。 死に対する向かい方は多様だ。 ある人は死は終わりで無になると信じ、ある人は死は新たな命始まりでまた生まれると信じる。またある人は死は穢れで近寄ってはならないと信じ、別のある人は死は神聖で丁重に扱わねばと信じる。 正解はない、そう伝えたいのだが、今のヨーランダにはそれをうまく伝えられる自信がない。それでも必死で伝えようとした]
しぬ かんがえ いっぱい。 しぬ かんがえ しる する、いーすたー おもう いちばん いい しんじる する。 ぼく そう。 かんがえ いっぱい いい おもう こと ぜんぶ する。
[いろんな死の捉え方を知り、その中で自分が一番いい(あっている)と思うものを信じればいい。死を想うことにルールはない、知った中でよいと思ったものをすべて信じて実行したっていい。 そう伝えようと、念も送った。むんっ]
(61) tanuki 2021/11/17(Wed) 12時頃
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ヨーランダは、イースターに念を送った。むんっ
tanuki 2021/11/17(Wed) 12時頃
ヨーランダは、ほんとは犬だけどあんまんも同じようなものだからあんまんでいいかと思っている。
tanuki 2021/11/17(Wed) 12時頃
ヨーランダは、犬もあんまんも大体同じだと思っている。
tanuki 2021/11/17(Wed) 12時頃
ヨーランダは、ケトゥートゥが桃まんなら大体同じだと思った。
tanuki 2021/11/17(Wed) 12時頃
ヨーランダは、「つまりケトゥートゥも犬では」と訝しんだ。
tanuki 2021/11/17(Wed) 12時頃
ヨーランダは、あったかいおまんじゅうが増えてうれしい。
tanuki 2021/11/17(Wed) 14時頃
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― 帰還準備期間中/船内通路 ―
[倉庫を出て自室に行こうとしたその時、ケトゥートゥと鉢合わせ>>62、ヨーランダは足を止めた。 体調を心配され思わず笑みがこぼれた]
からだ わるい ない。 だいじょうぶ。
[そういう存在だからか、体調不良になったことはない(けどそれは人として違和感があるらしいので、何の問題もなくても体調不良を理由に仕事を休んだことは何度かある) 看板に視線が向けられているのを感じると]
ぎろちん かんばん、ぼく もつ かえる。
[そう言ってケトゥートゥに見せた]
ぼく つかう。
[次の調査で、とは言わない。けど、そう取れるように言った。 船を降りて旅をしながら『誰でもできる仕事』をしていく。そしてチャーチグリムを伝えるものが消失したら、静かに消える、そうするつもりだ。 だがそれは決してケトゥートゥには言わない。言えば絶対に悲しませるし、泣かせてしまうかもしれないからだ。大事だから悲しませたくないと、ヨーランダはいつものようにふるまっている**]
(63) tanuki 2021/11/17(Wed) 14時半頃
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ヨーランダは、ライジをこねこねした。肉まんになれー!
tanuki 2021/11/17(Wed) 14時半頃
ヨーランダは、イワノフをぎゅってした。ぎゅっぎゅ
tanuki 2021/11/17(Wed) 15時半頃
ヨーランダは、ジルもぎゅってした。ぎゅっぎゅっ
tanuki 2021/11/17(Wed) 15時半頃
ヨーランダは、おいぬ仲間がいてうれしい。
tanuki 2021/11/17(Wed) 15時半頃
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― 帰還準備期間中/船内通路 ―
[ケトゥートゥからその時のギロチンの様子を頷きながら聞く>>69。 楽しそうでよかったと、心から思った。生きて帰ってきてたら、きっとそのことをぴょんぴょん跳ねながら(安置室の中だけども)嬉しそうに報告してくれたのだろう。でも、帰ってきたのは物言わぬ姿で、その時を思い出してヨーランダは胸が苦しくなった]
ぎろちん うれしい する した、 よかった。
[その言葉に少しだけ救われた気がした。が、スペランツァの新しいクルーと言われると一瞬表情が歪んだ。新しいクルーが乗るころにはヨーランダはもういない。 しかし、そうなったのは一瞬で気が付かなかったかもしれない。気づいてたとしても、ギロチンはもういないということに心を痛めてると思えたかもしれない]
ぎろちん しる される うれしい。 ぎろちん なまえ ぼく ともだち せつめい する。
[どうとでも取れるような言葉ばかり選んでいく。この時ヨーランダは、初めてうまく共通語がしゃべれないことを喜べた。それは言葉を選ぶのに時間がかかっても、公用語を喋り慣れてないからだと思ってもらえるからだ**]
(76) tanuki 2021/11/17(Wed) 22時半頃
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ヨーランダは、ジルをいっぱいぎゅっぎゅした。
tanuki 2021/11/17(Wed) 22時半頃
墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
tanuki 2021/11/17(Wed) 22時半頃
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― 安置室 ―
[細かいニュアンスまで伝わったかどうかはわからない>>72、だが言いたいことは伝わったようだと安心した]
しぬ ちがう いない なる ひと おなじ。
[一瞬口が滑ったと思った。だがここで話を変えると逆におかしいと思い、一般的な話として続けることにした。 そう、これは一般的な話なのだ]
いない なる ひと、 おぼえる する。 たのしい こと おぼえる ずっと、 さいしょ かなしい する しかし あと たのしい こと のこる。
[あなたが船に乗り続けるならば降りるクルーも出るだろう、別れるときは悲しくても、いつかは楽しい思い出の方が残る。 そういう、一般的な話だ]
(84) tanuki 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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ヨーランダは、イースターに念が伝わった。やったー
tanuki 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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― 帰還準備期間中/船内通路 ―
[どこか行っちゃったり、しないよネ? その問いかけ>>78にどう返せばいいのかヨーランダはわからなかった。ただ、悲しそうな顔をさせてしまったと思った。 はい とは言えなかった。 かと言って いいえ とも言えない]
[ヨーランダは船に、いや皆に迷惑をかけたくない一心で船を降りようと決めた。 悲しいことにヨーランダに「それは間違った決断だ」と言える人はどこにもいない、ずっと独りで生きてきたヨーランダには、誰にも何も言わずに決めることが間違いだということがわからない]
みんな まつ させる してる。 もどる はやく する。
[泣かぬようにぐっと奥歯をかみしめて、ヨーランダは走り去った。 もう誤魔化せたとも、誤魔化せきれなかったとも、そこまで考える余裕はなかった。ケトゥートゥを悲しませてしまったことだけを後悔して、ヨーランダは安置室に逃げ込んだ]
(86) tanuki 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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ヨーランダは、タプルをいっぱいぎゅっぎゅした。もちもちもした。もちもち
tanuki 2021/11/18(Thu) 07時半頃
ヨーランダは、延長うれしいなのでライジをもちもちした。
tanuki 2021/11/18(Thu) 08時頃
ヨーランダは、ライジにもちもちされてうれしい。汚れたけど(゚ε゚)キニシナイ!!
tanuki 2021/11/18(Thu) 09時半頃
ヨーランダは、キランディのママになる!むんっ
tanuki 2021/11/18(Thu) 09時半頃
ヨーランダは、キランディにハグされてうれしいになった。
tanuki 2021/11/18(Thu) 10時頃
ヨーランダは、実はママがどういうものかわからないので雰囲気で言っている。
tanuki 2021/11/18(Thu) 10時頃
ヨーランダは、ハロも地獄撒いてたよなと思いながらこねこねした。こねこね
tanuki 2021/11/18(Thu) 13時半頃
ヨーランダは、ハロがほかほかになったのでやったー!した。
tanuki 2021/11/18(Thu) 14時頃
ヨーランダは、アリババをたぷたぷした。たぷたぷ
tanuki 2021/11/18(Thu) 16時半頃
ヨーランダは、転がってるチキュウで遊んでいる。
tanuki 2021/11/18(Thu) 20時半頃
墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
tanuki 2021/11/18(Thu) 21時半頃
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― 安置室 ―
[頭の中がごちゃごちゃしている。
ここにいてはいけないと思う、徹底的に管理された社会のあの星は例外を許そうとしない。だから帰還したらきっとこの船に『ヨーランダ』を捕まえに来るだろう。みんなに迷惑をかけてしまう。……捕まった後はどうなるかわからない、縛り首だろうか?きっと死んでしまう。……死ぬのだろうか?わからない。死んだらみんなは悲しんでくれるのだろうか?
ここにいたいと思う。ここにいる限りはチャーチグリムの本質が満たされる。みんなは僕を一人の人間として見てくれる。ここにいる限り墓場の風景の一部ではない。話しかけてくれる、触ってくれる。なにより、みんなと離れたら寂しい。人といることが当たり前になって、独りでいるのが寂しく感じる。寂しいのは嫌だと思った]
[ヨーランダは毛布をかぶって みんなにばれませんように と祈っていた。誰に対しての祈りか、隠そうとしていることは何かなのか、ヨーランダにもわからなくなっていた]
[扉が開いた>>87ことに気づかないほどに]
(105) tanuki 2021/11/18(Thu) 23時頃
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― 安置室/イースター ―
いっぱんろん。
[覚えたての言葉を使いたかったのか、特に意味もなく一般論と言った]
ぼく みる した、 ふね いない なる ひと。 しぬ ちがう、 しかし いない なる。 いない おなじ。 ぼく わすれる しない。
[ヨーランダは船から降りる多くの人を見送った。 死んだわけではないからいつかまた会えるかもしれない、だが、この船にいないという意味では同じだ。きっともう会うこともないだろう。 だから、永遠の眠りについた仲間たちと同じように、ずっと覚え続けている。覚えている限り仲間であり続けるから。 ……イースターの中でそうなれたらと思いながら、一般論を言った]
(106) tanuki 2021/11/18(Thu) 23時半頃
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ぼく
[この調査が終わったら。 嘘は言いたくなかった、かと言って思っていることを言いたくもなかった。だから]
ぎろちん かんばん つかう。 ぎろちんしゅっちょうおてつだいさーびす する。 ぎろちん なまえ しる もらう する。
[どうとでも取れる返答をした**]
(107) tanuki 2021/11/18(Thu) 23時半頃
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ヨーランダは、毛布にくるまってぬくぬくしてる(全く関係ない時間軸で)
tanuki 2021/11/18(Thu) 23時半頃
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― 安置室 ―
[ヨーランダは答えない。ただぐすぐすと鼻をすする音が聞こえるだけだ]
[話を聞いてはいるのだろう、ケトゥートゥの声が震え出すのを聞くと、毛布の中からぼんやりと光が透けて見えるようになった。おそらく通信機器の光だろう]
『ごめんね、ケトゥートゥ』 『僕がここにいると迷惑をかけるから、僕は船を降りる』 『泣いてる?』 『泣かせちゃったのだったらごめんね』
[毛布の中からは聞こえる嗚咽はまだ止まない。 公用語をうまく話せない、胸が詰まって話せない、ケトゥートゥの通信機器に送られた、翻訳AIを介したメッセージがヨーランダなりの精一杯の回答だった]
(109) tanuki 2021/11/19(Fri) 00時頃
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― 安置室 ―
[鼻をすする音、時おりむせる音。その合間合間にメッセージが届く]
『僕が悪いことをしたから、僕の星の保安局がこの船に調査にくる』 『僕がいたら迷惑をかけてしまうから僕はいなくなる。そうすればきっとみんなにかける迷惑は最小限だから』
[ヨーランダは人との関わり方がわからない。人々を観察して学習してきて、出した結論が 迷惑をかけないように去る だった。それが他の人にどんな思いをさせるのか、残念なことにヨーランダはそれを考えられるほど人を理解できていなかった]
[真意を問われ>>110ヨーランダの嗚咽は激しさを増した。 だが、もしかしたらその嗚咽の中に おりる したい ない と絞り出すような声を聞くことができたかもしれない**]
(115) tanuki 2021/11/19(Fri) 01時頃
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ヨーランダは、毛布にくるまってスヤァした。スヤァ
tanuki 2021/11/19(Fri) 01時頃
ヨーランダは、ケトゥートゥを毛布にくるんで一緒にぬくぬくした。
tanuki 2021/11/19(Fri) 09時頃
ヨーランダは、ライジも毛布にくるんでぬくぬくした。三人だとさすがに狭い
tanuki 2021/11/19(Fri) 09時頃
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― 安置室 ―
[思案の海にいたヨーランダを現実に引き戻したのは、やたらとでかい声だった。
「俺さあ、ライジに言いたいこといっぱいあるんだよなぁ。色々堪ってるからなぁ、絶対汚い言葉使うよなぁ、覚えちゃいけないような言葉使うよなぁ」
最初、何を言っているかわからなかった。だが、ニヤニヤとこちらを見てることに気が付くと、その意図を理解した]
ぼく いない する。 うるさい だめ、 しずか おねがいします。
[形だけの注意をし、ヨーランダは安置室を出る、通信機で彼がいる場所を確認するとそこに走って向かった]
[ようやくそこに着いた。肩で息をしながら扉を開ける]
きらんでぃ いる?
[今日はちゃんと答えを用意してきたのだ**]
(118) tanuki 2021/11/19(Fri) 09時半頃
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ヨーランダは、体温が高いのでとてもぬくぬくだ。毛布でぬくぬくうれしいうれしい
tanuki 2021/11/19(Fri) 09時半頃
ヨーランダは、イースターをこねこねした。おまんじゅうになれー!
tanuki 2021/11/19(Fri) 13時半頃
ヨーランダは、ライジとケトゥートゥを毛布でくるんでいる。ぬくぬく
tanuki 2021/11/19(Fri) 13時半頃
ヨーランダは、キランディをよしよしもちもちした。もちもち
tanuki 2021/11/19(Fri) 22時頃
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― 安置室 ―
[ヨーランダは難しい顔をした。イースターの言葉が難しくてよくわからなかったからだ。言い直してもらって、ようやく何を言っていたか理解した]
ばく こと?
[どう伝えようか言葉に詰まった。自分のやったことは隠し通したいと思った、でも嘘もつきたくないと思った]
ぼく ほし いばしょ ない なった。 いばしょ さがす した。 ここ いる ぼく いばしょ みつける した。
[何一つ嘘はない。極限まで無駄をそぎ落とした社会には伝承も弔いもなかった。居場所を探し求めてたどり着いたのがここ、スペランツァだった]
すぺらんつぁ だいじ ばしょ。 いばしょ ある それだけ ちがう、ぼく みんな すき。
[大事だから、皆が好きだから。 迷惑をかけたくない その一言だけは絶対に言わなかった**]
(121) tanuki 2021/11/19(Fri) 23時頃
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ヨーランダは、感想いっぱいですごい!と思った。
tanuki 2021/11/19(Fri) 23時半頃
ヨーランダは、寒くなってきたので毛布で寝床を作った。
tanuki 2021/11/19(Fri) 23時半頃
ヨーランダは、ライジがすごい頑張ったので耳の付け根を撫でようとした。ここを撫でられると気持ちいいいのだ、ヨーランダは。
tanuki 2021/11/20(Sat) 00時頃
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─ 医療処置室 ─
[キランディの様子を見て最初に思ったのは 痛々しい だった。もちろん、怪我をしているということもある。それ以上に心が傷ついていると感じられたのだ。 チャーチグリムは何度も似たような人を見てきた。若くして親を喪った青年、憎い妻が死んで清々したと豪語した中年男性、子どもなんてまた産めばいいと言い張った女性。みな同じ顔をしていた]
きらんでぃ むり する してる、 よい ない。
[自分の心を守るために必死で強がっている、そんな顔で、キランディも彼らと同じような顔だと思った。 そんな状態の彼にこんなことを言っていいのかわからない、だがチャーチグリムは悩みぬいて、自分が下した結論を伝えた]
ぼく ふね おりる しない。
[この船に残ると、そして]
きらんでぃ いきる する、 ずっと ぼく いっしょ おねがいします。
[生きている間はずっと一緒にいてほしいと、そう言った**]
(123) tanuki 2021/11/20(Sat) 00時頃
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ヨーランダは、ケトゥートゥが撫でやすいようにしゃがんだ。
tanuki 2021/11/20(Sat) 00時頃
ヨーランダは、ケトゥートゥになでられてうれしいうれしいになった。
tanuki 2021/11/20(Sat) 00時半頃
ヨーランダは、イースターと一緒にライジをこねた。こねこね
tanuki 2021/11/20(Sat) 09時半頃
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― 安置室 ―
うん、 だいじ ばしょ。
[長く生きてきた、人の姿になってそれなりの期間を生きてきた。ずっと独りでようやく見つけた居場所がここだった。 色んな人に触れた。優しい人意地悪な人、気の合う人合わない人、ずっと一緒にいる人すぐいなくなってしまった人、初めて人と深く関われた。 スペランツァに乗ったことでチャーチグリムはやっと人になれたのだ。人としては赤子にも等しいのかもしれない、それでもチャーチグリムは人になれたことが嬉しかった。 嬉しかったからどんどん悲しくなってしまった]
いーすたー かえる かたづけ いそがしい、 さがす してた。
[実際に誰かが探してたわけではない。ライジとナユタを悼みに来た人が忙しなく通信機に向かって「手の空いてる奴は片っ端から帰還準備に取り掛かれ」と怒鳴っていたの聞いただけだ]
[嬉しいと悲しいと残りたいと去りたいで心がぐちゃぐちゃになったチャーチグリムは泣きそうになった。だから一人になりたかった**]
(133) tanuki 2021/11/20(Sat) 14時頃
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ヨーランダは、ライジをこねこねした三日目お疲れ様のこねこね
tanuki 2021/11/20(Sat) 14時頃
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― 帰還準備期間中/安置室 ―
[この部屋に空のカプセルはもうない。ライジとナユタのカプセルには、親交のあった者たちが故人の好きなものや愛用の品などを収めていった]
[ヨーランダのカプセルには自室のネームプレートが]
[チャーチグリムは控室からナイフを持ち出すと、おもむろに自らの髪を掴み、切り落とした。ひどく頭が軽くなり、とても気分がいい。 そしてそれをヨーランダの棺に納めた]
[もう何からも怯えなくていいのだ。ヨーランダを名乗っていたことも、自分が消えてしまう恐怖も。自分を送ることに対して少し不思議な感覚もあったが、これでいいと思った。 チャーチグリムはヨーランダのカプセルに布をかけながら声をかける]
おやすみ よーらんだ。
[あの日会った見知らぬ男。風景の一部であったチャーチグリムに人としての生き方のスタートを切らせてくれた人。 居場所を、一緒に生きるパートナーと出会うきっかけをくれた人]
ありがとう。
[棺には『ヨーランダ』が眠っている]
(139) tanuki 2021/11/20(Sat) 18時半頃
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[静かな安置室に靴音が響く。ヨーランダであった男はギロチンのカプセルにかけてある布をめくった。ギロチンは生前と変わらぬ姿で(それこそ今すぐにでも起きてきそうな姿で)眠っている]
[なんとなくまたどこかで会えるような、そんな気がしてならない。もし会うとしても、それはヨーランダと一緒に仕事をしたギロチンではない。 新たに会うギロチンはスペランツァのことを知っているのだろうか。秘密の通信で話したことは?ヨーランダのことは?友達と呼んでもいいのだろうか? 聞きたいことはいっぱいある。でも、会ったときにはこう言おうと決めていた]
ぼく の なまえ は あーなんだ です。
[新たな自分と新たに出会うギロチンでまた友達になれたら。一緒にギロチン出張お手伝いサービスをしようと。 そう願いながらアーナンダはギロチンの棺に布をかけ直した**]
(140) tanuki 2021/11/20(Sat) 18時半頃
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ヨーランダは、ハロをもちもちこねこねした。もちもちこねこね
tanuki 2021/11/20(Sat) 18時半頃
ヨーランダは、てんさい!(`・ω・´)かしこい!
tanuki 2021/11/20(Sat) 19時頃
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─ 医療処置室 ─
きらんでぃ せい ない、わるい なに ない。 ぼく きもち わかる する。 しかし ぼく きらんでぃ わるい ない。
[そう言いながらも心の奥底では未だに罪の意識はある。だが、たまたまそういう巡り合わせになってしまったと、思えるようにもなっていた]
いつもどおり いる ない。 ほんとう きらんでぃ みせる して おねがいします。
[強がって何でもないという顔をして、誰にも言わずに傷ついていく。チャーチグリムはそんな姿を見たくはなかった。 だが、今の自分にはこれしかできないと、そう思いながら撫でようと手を伸ばした]
[耳の後ろを撫でさすり、そして顎へ。 何故かわからないが、そう撫でられると嬉しいだろうと思った。チャーチグリムは撫でられたことなどないのに、もしかしたら記憶にない、チャーチグリムが生まれる前にそうされて、そうされるのが好きだったのかもしれない]
(143) tanuki 2021/11/20(Sat) 21時頃
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[逃げ切る という言葉には首を横に振った。どうして逃げる必要があるのかチャーチグリムにはわからなかった。だが逃げてきて、思い悩んで、決断をしたからこそ言い切る]
にげる する ない。 すぺらんつぁ みんな ぼく まもる する くれた。 きらんでぃ まもる する くれる。
[それに、もう逃げるなんてことはしたくなかった。日陰を生きるのではなく、日の当たる場所を歩いていきたかった]
にげる ちがう。 おはなし ひろげる する たび する。 ちゃーちぐりむ だけ ちがう、 ちきゅう おはなし、 ちがう ほし おはなし、 いっぱい ひろげる する たび。 たのしい たび する。
[消えようとしている伝承たちをチャーチグリムはいっぱい知っている。だから自分の知っている伝承たちをうまく話せない自分の代わりに、キランディに広めて欲しいのだ。地球の伝承だけじゃない、この宇宙すべての、消えた星の話も、いつか消えてしまうかもしれない伝承たちも]
(144) tanuki 2021/11/20(Sat) 21時頃
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あーなんだ?
[不思議そうに首をかしげたが、それが自分の名前だとわかるとパァァァァと音がしそうな笑みを浮かべた]
あーなんだ ぼく なまえ! ぼく なまえ はじめて、 あーなんだ。 きらんでぃ ぼく なまえ いっぱい よぶ して!
[誰かの借り物ではないではない自分だけの名前。チャーチグリム……アーナンダは初めてちゃんとした、一人の人間に(人の形をした伝承ではない、一つの生命体に)なれたことがよっぽどうれしかったのだろう、何度も名前を呼んでほしいとキランディに頼んだ**]
(145) tanuki 2021/11/20(Sat) 21時半頃
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ヨーランダは、ハロをなでなでしてからこねこねした。
tanuki 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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─ 医療処置室 ─
[アーナンダは嬉しそうに眼を細めている。自分だけの名前を呼ばれるのが嬉しい、人に触れてもらえるのが嬉しい。 目の前の人のために働ける、目の前の人のために生きられることが嬉しい]
みんな きらんでぃ まもる する、 ぜったい! ぼく まもる!
[ふんすと鼻息荒く頷く。キランディはこの船で必要な人材だ、調査だけではない。一人の船員として、皆の話を聞いてくれる精神的支えとしても。だから、アーナンダがそうされたように、何があっても守ってくれるだろう。そして自分も、傷ついたときはこうやって撫でてあげようと]
きらんでぃ ほんと なまえ ちがう? ほんと なまえ ない ……。 ほんと きらんでぃ なまえ ……。
[むむっと唸る。名前なんて付けたことはないし、自分も初めてもらったばかりなのでどういう風につければいいのかわからないのだ]
すこし まつ する。
(148) tanuki 2021/11/20(Sat) 23時頃
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[うんうんしばらく唸っていたが、いい名前が浮かんだのか、満面の笑みで顔を上げる]
すぱるな! とおい くに かみさま なまえ! きれい はね ひと なまえ!
[それはヨーランダの生まれたところからはるか遠くの、今はもう誰も信じる者のいない神の名前だ]
きら …… すぱるだ きれい はね! かみさま おなじ!
[ぴったりだと言わんばかりにふんすふんすと鼻息荒くキランディ、いや、スパルダを見る]
すぱるだ なまえ いっぱい よぶ。 あーなんだ なまえ いっぱい よぶ して。
[今はまだ話してくれないかもしれない、でも、いつか話してくれたら嬉しいとアーナンダは思う。抱えてるもの、心を傷つけているもの、話して楽になってほしい。自分も一緒にそれを抱えていきたい。 でもそれは先の事、今は触れられる嬉しさとシャワーのように降りかかる自分の名前を噛みしめていたかった**]
(149) tanuki 2021/11/20(Sat) 23時頃
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