人狼議事


14 冷たい校舎村10

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[飯尾先生もいたから思わずこんばんわって
 出ちゃったけど、構わず七星さんはおかえり!
 って迎えてくれたら、私は駆けだした。

 抱きしめて抱きしめ返されるとか、遠い記憶で
 しかないんだ。
 そもそも私がそんなに抱きしめる、なんて行為を
 することがないせいなんだけど。
 壁を作っているつもりはないけど、踏み込む勇気が
 なかったのかな。
 しゃんとしなさいって、甘えることもいつしか
 怒られるようになっちゃったもんね。

 だから背中の撫でられる感覚に少しずつ落ち着きを
 取り戻せた。
 雪の中つないだ手よりも、貰ったホット珈琲よりも、
 腕の中は温かかったから。]


[七星さんははどんな体験したのとか、
 今頃二人分のマネキンがあの世界にあるのかなとか、
 そんな話題も浮かんだけど、肝心の言葉を言えて
 いないのに気づいて顔をあげるんだ。]


 えと……ただいま。
 それから七星さんも、おかえり。

 
[勢いで抱きついてしまったことが今更ながら
 気恥ずかしくなってきて、顔に滲ませながら
 その言葉を口にした。]


[でも身体が離される気配はなく、まぁいっかって
 そのまま甘えていれば]


 ふぇ。
 あ、えっと、うん。


[同意を求める七星さんの言葉
 何も把握していない私はにあっけにとられ
 ながらもなんとか反応する。

 あの精神世界のこと先生に話してたんだ?
 なんて小声で確認していれば、先生は今やっと
 信じた、というかしょうがないから信じてやる、
 みたいな態度をとる。
 続く言葉には、私もドキリとした。]


[和歌奈さんが帰ってこない可能性。

 あの精神世界がどういうものなのか私は知らない。
 ホストが帰れるのかどうかすら。
 帰りたいと思えば帰れるものなのか。
 死ぬ前に見る走馬灯のようなもので、ホストは
 そのまま死ぬことになるのかもとか。

 ……そもそも、
 何に悩んでいたのかすら知らなくて。]


 ……私が連れ戻せなかったのに
 他のみんなを責めるなんて、出来ないです。


[ぎゅっと唇を噛んだ。
 自分は無力だなって、そう思う。
 一緒に過ごしている間、何も気づかなかった。
 あの世界でだって、何も出来なかった。]


メモを貼った。




 でも全員帰ってくるのを、
 信じて待つくらいはいいですよね。


[今はただその希望に縋りつきたかった。
 私、誰にも死んでほしくないんだ。

 ぎゅって七星さんの服を握りしめて、
 手術室の方を見つめる。

         ねぇ、今和歌奈さんは
        どんな気持ちなのかな?]**


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 天文学会 ワカナ

―― 欠片の揃う時 ――

[石頭くんと別れたあと何をしていたかっていうと、
要は有言実行しようと思って、
食堂からパンケーキの材料を揃えて、
調理室でもくもくと作ったんだ。
今いる人数分よりちょっと多いくらい。

卵はやっぱりうまく割れない。
潰れた黄身の上に乗っかった殻の欠片を取り除くのはちゃんとやる。

しばらく調理室からはふわふわと甘い香りが漂っただろう。
そうしてできたパンケーキを教室に置いていったり、
あるいは会ったみんなに渡したり、できただろうか]

(4) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[その時までは平和だったんだよなあ。


調理室の片付けをひとりでしていると。
ふいに足元でぐしゃっという音がした。
転がってきた卵をいつの間に踏んじゃってたらしい。
慌てて足をどけて、殻の欠片に塗れたそれを見た。


猫のぬいぐるみの片方の耳だった。
可愛いリボンのついてる方。

パーツがこれしかなくても分かった。
これは、妹の、依緒の大事にしていたぬいぐるみの耳だ。
でもなんで片方しかないんだろう。

なんでこれがここにあるんだろう。
五体満足(?)な姿で、
平塚ちゃんがちゃんとサイズを測ったうえで作ってくれた服を着て、>>2:314
妹の部屋にいるはずなのに]

(5) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ



……決まっている。
それがきっかけだったからだよ。

 

(6) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ


このパーツだって伝えたいんじゃないのかな。
「私が壊してしまったものを忘れるな」って。
 

(7) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[………そうだ。
この世界で何を壊すこともないよう、
気をつけながら立ち続けることに疲れたのも、
文化祭の思い出を胸に飛んで行こうと思ったのも、

ぜんぶ、私だったじゃないか。


  ふと時計を見れば、もう、
  チャイムの鳴るだろう時間が近い。
  夜の。八時五十分。


  開かない窓。遠い地面。
  それでも星は近くにあるだろうか。
  そのはずだ。私が望めばそうなるんじゃない?]

(8) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[なんだかむしょうに星が見たくなって、
上を目指した。


3Fに辿り着いたあたりでチャイムが鳴った。
その残響もかき消すんじゃないかって勢いで、
廊下に落ちてた卵が、
クラッカーもかくやという音を立てて割れ始めた。
中からはもう何も出てこなくて、
バラバラになった殻の欠片だけが残る]

(9) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ


[そうして、照明が落ちたかと思えば、
校舎(せかい)のすべてが星空に包まれていく。
その現象には時間差があるみたいで、
下の階から順番に、偽物の星空が覆っていく。
どこにいてもプラネタリウムが見られるみたいになっていく]
 

(10) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[チャイムの音に心を動かされて3Fを歩き回った。
音楽室の異変に気付くのは簡単なことで、>>3:253
チャベルを象ったみたいに飾られた部屋を歩き回った。

そのマネキンはどう考えても主役のいる場所じゃないところにあって、>>3:254
静かに血を流していた。
自ら首を掻き切ったみたいだった]


石頭くんもかあ……。

[数時間前まで喋ってたクラスメイトが物言わぬ姿になっている。
それを見ても心は切り刻まれたようにならないし、
今回は運ぼうとも思わなかった。
彼の心の声が届いたわけではないけれど。>>3:144

放っておくことを決めた私の頭上でも、
偽物の星々が瞬いていく。
目をそらす]

(11) 2021/11/13(Sat) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  ……そっか。
  みんな帰っちゃうんだねえ。
    《孵》

 

(12) 2021/11/13(Sat) 01時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[楽しいことは永遠に続かない。
それに気付いちゃったから私、全部を夜に包もうとしている。


ただのわがままだなあ。
でも綺麗じゃん。
古香ちゃんだって世界の全部がプラネタリウムになったら、
もっと喜んでくれたり……は、ないか。


  やっぱり本物の星空が見たい。
  その気持ちに抗えなくって、
  もう一階層ぶんエレベーターを動かす]

(13) 2021/11/13(Sat) 01時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

―― 屋上 ――

[扉の鍵を開ける方法。
ナンバーつきの鍵を正しく開けるための四桁は、
きちんと覚えている。

かちゃかちゃと数字を揃えにかかっている。
焦っているのかなかなかうまくいかないけど、
鍵を外せるのも時間の問題と思われた**]

(14) 2021/11/13(Sat) 01時半頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 01時半頃


メモを貼った。


─── あの日の猫カフェ ───

 らっしゃいらっしゃい

[絶対にその客引き方法ではないと思う。
けれども誰か来れば、きっと喜ぶ。
開店休業じゃ、つまらないから。]


[ほんの一時のお遊び。一段落つけば、最後の1人が帰るタイミングで。]

 オレ、もう少しだけいるわ。じきに戻るからさ。

[そろそろ時間だ。朝は食べたけれど、昼は食い損ねたからな。
する必要があるとは思えなかったけれども、後片付けはしないといけない気がしたから。]


[その時、再びエレベーターの扉が開いた。
現れたのは、1匹の黒猫。
オレが付けている雑な猫耳と同じように、片耳が垂れている。]

 逆じゃん。

[猫が客かい? 猫カフェって、そういうもんだっけ。
多分、オレが知ってる猫カフェはそうじゃない。]

 いいか。減るモンじゃねーし。

[そっと黒猫に手を差し出した。]


 いいよなぁ
 オレも、猫になりてえ。

[すっと猫を持ち上げれば、そんなことを呟く。
もっと楽で、自由に、走り回りたいな。]

 いらっしゃいませ、ご注文はキャットフードですか?

[毛並みの暖かさを感じながら、そんな冗談を。]


[確かにペットは飼いたかったけれど、これは文化祭でやり残したことではないな。
そんなことを思いながら暫く黒猫と戯れていると、再びエレベーターの扉が開いた。
そこには]

 よっ、店番終わったろ? 1on1でもしようぜ!

[挑発的に笑うオレが立っていた。]


[驚きはなかった。
なぜかそれが当たり前だったかのように、その状況を受け入れることができた。
そしはもう1人のオレにとっても、同じらしい。]

 んだよ、せっかく人が楽しんでたってのに。
 猫ちゃん、ちょっと待ってな。

[黒猫をその場に降ろせば、目の前の"試合"に集中する。
相手にも上背は無い。なら、小細工なんていらねぇ。正面からゴリ押しするだけだ。]


[───けれども。

もう1人のオレはとても強かった。
同じ体格で、同じ技術を持っていて、同じ経験があるはずなのに。
どうあがいても勝てる気がしなかった。

オレを舐めんなよ、その理由はちゃんと分かってんだ。
あいつには、迷いがねぇ。
だから一瞬早く動けるんだ。]


 もう降参か? ゴールはここにあるぜ?

[いつの間にか、エレベーターの中にバスケットのゴールがあるシュールな光景になっていた。]

 もう降参してえ。
 んなこと気にせずに、ずっと猫と遊んでいてえよ。

[そう口にした途端、エレベーターはゆっくりと遠ざかっていく。教室と、エレベーターの床との間に深くて暗い谷が広がりはじめる。]


 んじゃあ、オレが"勝ち"を貰っちまうってことで。

[その言葉を聞いた時、再びオレの足が動いた。
負けず嫌いなのは、譲れねえか。

なぜかそいつの手には、あの日の答案用紙が握られていて。]

 こんな安挑発に負けてられっかよ。

[床の端までやってきたが、そこで再び足が止まってしまう。
元々身体能力で身長を補ってきたんだ。ジャンプ力には自信がある。それをもってしても、ギリギリの距離。
迷っている間にも、エレベーターはどんどん遠ざかっていく。]


[休め、何も変わんねえと言われた。
その言葉が脳裏によぎる。

そんなこんなで迷っていれば、後ろから唸り声が聞こえてきた。]

 シャアアアアア!

[いつの間にか、猫は恐ろしげな黒豹に姿を変えていた。
そしてその声はご丁寧にも

全く可愛くないと言われた、オレの猫語。]


[行くも地獄、帰るも地獄。
だけれど中途半端はもっと地獄。
進退窮まったオレ。

普通の人だと認められない?
いいや、違うな。
普通の人でなんて、いられねぇんだ。

いずれどちらかを選ばなきゃいけない時が来る。]


[黒豹は襲い掛かってくる5秒前。エレベーターは届かなくなる5票前。
ようやく理解した。オレは休みたかったって言うより、1番でなくなるのが怖かったって言うより。

消えちまった心の炎に火をつけて欲しかった。

誰かにケツを叩いてほしかった。]

 当たって砕けろ! もうどうにでもなれ!

[迷っていても、まず動け。バスケを始めた日に、先輩から教わった至言。
だからオレの体は宙に浮いていた。]


 甘くねえか。気合いだけで乗り切れるほどは。

[迷いはどこまでも追いかけて来る。
迷いの正体はどこまでも逃げていく。

ジャンプした途端にエレベーターは遠ざかるスピードを上げた。
黒豹は教室から跳んでなお、オレのすぐ背後まで迫ってきた。]

 もう少し早く決断していれば。
 ああ、これが。

 後悔ってやつか。


[あと数十センチ、エレベーターの縁に手は掛からなかった。
僅かな差でボールを奪えなかった、インカレの時のように。

黒豹の爪に己の肉体が切り裂かれるのを感じた。]

 嫌だ。オレはまだ!

[そこで確信を持つことができた。
この世界を作ったのは、オレじゃねえ。]


[なあ、どこかで聞いているのか。見ているのか。
どこにいるとも分からない、そいつに向かって。
お前は死のうとした時、どう思った? やっぱり嫌だと思ったのか、それとも。

痛む体、落ちていく感覚。
それはどこまでも続く。

答えは聞かねぇよ。
おめえが何と言おうとオレは、こんなので納得する奴がいるなんて、こっちのがマシだと思ってた奴に気付かなかっただなんて。

認めねえ。]


[後には爪跡の残るマネキンがエレベーターに転がっているだけ。

届かなかったはずのエレベーターの中にあったマネキン。
その意味は、雄火自信にも分かる日は来ないだろう。]


─── 現実世界 ───

 あっ、この野郎! いってえー!

[どこから忍び込んで来たんだ。野良猫に引っ掻かれた痛みにオレは飛び起きた。

いつの間にか体育倉庫のマットで眠ってしまっていたらしい。
だからあんな夢、見たのかな。
夢の中で寝ているのも変な感じだけれど。]


 今何時だぁ? つーか、部員共誰か起こせよ。早く下校しねえと、また守衛のおっさんに叱られちまう。

[焦りとともに、時間を確認するためにスマホを開けた。
そこには、見たことない量の通知が。]


 かわ・・・・・・い?

[正夢か。
いいや、そんなちゃちなもんじゃねえ。
とにかく、こんな時にする事はただ1つ。]

 迷っていても、まず動け!

[体育館から飛び出す。もう扉が開かないだなんてことはなかった。
オレは病院へ向かって自慢の快速を飛ばす。
どんな試合よりも、速く走ることができたオレは、病院へ飛び込むのだった。**]


[ 我に返った莉希ちゃんは体を離そうとしたかな。
 だけどあたしは離してあげない。
 離すもんかってぎゅうぎゅうしちゃう。

 莉希ちゃんの内緒話に、あたしはうんって頷いた。
 こんな突飛な話、あの校舎に行ったあたしたち以外の人に
 話しても、信じてもらえないかな?
 だけどあたし、誰かに話したかった。主張したかった。
 文化祭主要メンバーのあたしたちには、
 こんな絆があるんだー!みたいなこと。
 だから和歌奈ちゃんは帰ってくるって
 和歌奈ちゃんが助かることには、確かな根拠があるって
 あたし、多分そう主張したかったんだと思う ]


[ 連れ戻せなかったのにって莉希ちゃんは言った。
 その言葉にどきっとする。
 私も和歌奈ちゃんを連れ戻せなかった。
 なんにもできずに帰ってきちゃった。
 でも、今あたしが気になったのは、
 莉希ちゃんの声が、自分を責めてるように
 聞こえたことだった ]

 莉希ちゃん。
 ……自分のこと、責めちゃ駄目だよ。

[ 先生の「責めてやるな」の中には、
 今校舎にいるみんなだけじゃない、
 あたしのことや、莉希ちゃんのことも含まれてると思う。
 和歌奈ちゃんがもしも……もしも、帰ってこなくても。
 あたしたちに、自分を責めるなって。
 先生はそうも言いたいんだと思う ]



 あたしもさ……なんにもできずに帰ってきちゃったし、
 今も和歌奈ちゃんがどうして飛び降りちゃったのか、
 わかんないままだけど。
 でも、あたしたちがあの校舎に呼ばれたことにも、
 きっと何か意味があったって思うんだ。

[ 帰ってきちゃったあたしたちは、
 もう信じて待つことしかできない。
 全員帰ってくること。
 和歌奈ちゃんが、帰ろうって思ってくれること ]**


メモを貼った。




[現実に孵った……もとい、帰ってきた。]

 


— 自宅 —

[背中がとても冷えている。
どうやら壁に凭れかかったまま眠っていたらしい。

首筋をさするけど、そこに傷はない。
あまりにも明晰な夢を思い出していた。

いや、もしかしたら夢じゃないのかもしれない。
人の頭の中に閉じ込められるという話が本当であれば、
自分はまさに、あそこから帰ってきたところなのだ。

確かめるようにスマホを開けば、
虎次郎と飯尾先生からの連絡が入っている。

自殺をしようとした人物の名前がそこに添えられて。]



 ……なんだよ。
 そういうことかよ。

[夏見さんのマネキンを一緒に運びながら、
どうにも妙な感覚を覚えたけど、
あいつがそうだったなんて突きつけられれば、
頭の中がぐるぐるして訳がわからない。

あの場所でずっと何を考えていたのだろうか。
俺にはやっぱり分かりそうになくて。]


[どうやら先に帰った奴らが病院に集合しているらしい。
それなら行かない理由もないが、もう夜は遅い。

部屋を出て両親に一声かけようかとしたら、
どうやら母さんはもう寝ているらしく、
これから寝ようとしている父さんの姿を確認した。

病院に行ってくる、と、伝えようとしたその矢先、
父さんのほうから話を切り出された。]



「お前の結婚相手を探し直しているんだが、なかなか見つからない。
 もうしばらく待て。」

[……そう、父さんはユイに俺との婚約を解消された日から、
ユイに代わる新たな花嫁候補を探し続けている。
その話を最近はしていなかったから、忘れかけていた。

そんなの、もうやめてくれよ。と返事できれば良かったけど。
父さんにとって俺を結婚させるのは会社のためだ。
結婚によって会社同士の結びつきを強くし、衰退を防ぐという目的。
俺はその駒に過ぎないことは、とっくに分かっている。

そんなことをしても、
ただ俺はずっと、余計に惨めなだけなのにな。]



 ……俺も、探してるから。

[だからせめて、父さんが決める前に俺が決める。
自分の意思で誰と結婚するかを決める。
逃れるにはそれしかない。

だけど今それをするには疲れ切っている。
考えたくもない。

逃げるように父さんに背を向けて部屋に戻った。]



[——病院に行く、と伝え損ねた。
さて、どうしようか。]
 


[コートとマフラーを適当に被って、自室の窓を開け放つ。
そして慎重にそこから身を乗り出し、外に降り立つ。
ここが1階で良かった。

庭に設置されている防犯カメラの死角は分かっているので、
絶対に足音を鳴らさないように、じりじりと移動する。
センサーが反応したら一巻の終わりだ。

外から窓に鍵をかける手段はないので、
閉めることができないのが非常にもどかしくて気持ち悪い。
万が一、泥棒が入り込んだら俺はもう、ヤバい。

それでも防犯意識とプライドと、死にかけているクラスメイトを天秤にかければ、
こうする他ないよなぁと思って耐える。]


[いや、むしろ。
泥棒が入り込んで何もかもを壊してくれたら、
逆に気持ちいいかもしれないなとすら思える。]


[うまく公道に出ることができた。
病院までは遠いが、少しでも走る。
運動部じゃないのがここに来て祟っている。

ああ、そういえば、
あっちの駅方面に向かえばタクシーが停まってるはずだ。
金ならある。そっちのほうが早い。

走って、走って、タクシーを見つければ、
ありがたく乗せてもらって。]

 病院まで。
 急いでもらえると助かります。

[少し遅れるが。
やがて俺を乗せたタクシーが、病院前に到着するだろう。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 天文学会 ワカナ

―― 回想・チャイムが鳴る前 ――

[時間は遡る。
文化祭の時できなかったことをやるにも、
肝心の私達の喫茶店がない……という問題は、
あっさり解決した。
古香ちゃんが調理室にやってきて、それを追い返すわけもなく、
「いいよー」と答えて、卵の割れる音が増えて。>>15
その後黙々と調理をするだけで終わることなく、
言葉を交わした折。
どうやら猫のボタンが喫茶店に繋がってるらしいと知った。

しかも猫耳装備の店員もいるって。>>3:174>>3:175]

(68) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ



喫茶店があって店員さんもいるなら、
商品を用意しないと。


[なんて楽しそうに言って、
パンケーキにカラーチョコペンで盛大に猫の顔を描く。
お届けは古香ちゃん、君に任せた。
――って、すっかりお店やってる気持ちになって頼んだけど。
結果はどんな感じだったかな]

(69) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[卵を見てて、
校舎のいたるところにばらまかれていたそれを、
思い出さないわけはなかった。

声の意味するところ。
不知火ちゃんが知りたがってたこと。>>2:339
解答欄は未だに空白。

卵が聞かせてきた言葉。
「お願い」――あとはなんだっけ? >>2:120
とにかくあれは不特定多数への祈りというよりは、
誰かひとりへ向けられた切実な願いのように思えた。
和歌奈だったら聞き届けてしまうだろう。
もちろん倫理にもとる範囲で。
そのココロを潰さないように、慎重に]

(70) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[なんて考えてたら、
ホントの卵をまたうまく割れなくて、
ボウルの縁から白身がだらっと零れてしまったから、
慌てて布巾を取りに動いた。


だから卵について考えたのはそこでおしまい]

(71) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ


[そうして今。
もう私の校舎(せかい)に卵は必要ない]
 

(72) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[私が今までお人好しの振りして聞いてきた、
抱え込んできた誰かのココロからの声。もう守る必要はない。

あるいは、
呼んじゃった誰かのココロから生まれた――のだと思う、
まったくかわいくないことを囀る卵も。>>2:200>>2:377
私がその中身を揺さぶろうという変な気を起こすことも、もうない。
私がこのまま死んでしまえば、永遠に。

ここが私の世界であることを示すパーツは、
最終的には直接私に己の罪を突きつけた。
私は気付いた。だから役目はおしまい]

(73) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ

―― 屋上前、扉を開け放って ――

[ドアノブを回して扉を押し開ける。
冷たい風が入り込んできて髪を揺らした。

一歩だけ。
そう、一歩だけ外、つまりは非日常の側に踏み出して、
空を見上げた。ただの真っ黒な空だった。

……そういえば校舎に足を踏み入れる前は、
雪が降っていた。一部の隙もなく。
試しに晴れろって念を送ってみたんだけど、駄目だった。

吹きすさぶ風の音は、あの日に吹かなかったものであるけれど、
確かに記憶を連れてくる。
そう、飛び降りてしまった日の。

誰にも伝えず私の中に抱え込んでしまう気はあったんだけどね]

(74) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  [ 声が、聞こえる。>>38 ]

 

(75) 2021/11/13(Sat) 20時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[理性を総動員させる。
後ろを振り返って彼女の顔を見ないように。
見たら決意が鈍ってしまいそうで。

こと座の話を思い出してた。
よく覚えてる。何せ文化祭のプラネタリウムの内容に、
夏の星座のことが含まれてたから。秋だったのに。

あの世に連れてかれた大事な人を連れ戻そうとしたんだけど、
後ろを振り返って失敗したって話。
おおまかに言うとそんな感じ。
つまり振り返ったら失敗する。
私がやろうとしてるのはむしろあの世に行く方だけど]

(76) 2021/11/13(Sat) 20時頃

[七星さんに言われて私、自分が苦々しい顔を
 しているのに気がついた。


 あ……うん、大丈夫だよ。


[気付けなかったのは悔しいけれど、悩みとか
 弱みとか、みんな隠すのが上手いから。
 そこはしょうがないって割り切ろう。

 教室に集ったあの時も、和歌奈さんに不審な
 動きはなかった。普通に見えた。
 何が起こったのかわからなかったあの状況で、
 ホストが和歌奈さんだと気づくには時間が
 足りなかったと思う。

 今頃どうなってるんだろうなって、
 他のメンバーに思いを馳せた。]


【人】 天文学会 ワカナ


ふむ。不知火ちゃんはどんな気持ちだと思う?
……きみの思うそれが案外正解。
ってことでいいんじゃないかなあ。

だって、ほんとうのことはぐちゃぐちゃしてるんだよ。
自由になれるかも、って思うくらいがちょうどいいんじゃないかなあ。

[振り返らないまま、優しげな声を振り絞る。
私のほんとうは、そう。
自由になりたくて飛び降りたわけじゃない、
他に行くところを知らなかった。
遠くの星に行けるロケットなどないから、地面に墜ちるしか]

(77) 2021/11/13(Sat) 20時頃

[時が戻ったかのような校舎。
 集められた文化祭の主要メンバー。

 お祭りは準備が一番楽しいと言うけれど、
 コツコツ作り上げた文化祭は当日だって楽しくて。
 私もあの日に戻れたらなって、思ったことはある。

 和歌奈さんも同じ気持ちだった?
 それとも、何かやり残したことがあった?

 だから私たちを呼んだのかな。
 それすらも帰ってきてしまった私たちには
 確かめようもないけれど。]




 意味、かぁ。
 あったかな。うん、きっとあったよね。
 私たちがあそこにいただけでも。


[だから七星さんも、自分を責めたら駄目だよ。
 私にそう言ったんだから。
 ぎゅうって腕に力を込めて、真っ直ぐに伝えた。

 ―――帰ってこなかったらその時は、
 和歌奈さんの選択だと受け止めよう。]




 ……帰ってきてくれて、回復したらさ。
 快気祝いと打ち上げしよ。
 だって文化祭また楽しんじゃったもんね。
 なら打ち上げまでしなくちゃ。
 それともクリスマスパーティーがいいかな。
 場所は…石頭君ち借りちゃお、決定。


[それでも切な悲しいBADENDよりも
 私HAPPYENDが好きだから。

 そんな先を今から夢見て、信じるんだ。]**


【人】 天文学会 ワカナ



……それでも知りたいの?
知ってどうするの?
こんな国語の勉強の参考にもならないこと。

  それよりやることがあるんじゃない?

[……ちょうど、エレベーターの到着する音が聞こえたような。>>51>>63
猫耳店員さんだった君か、
パンケーキを作った君か、
パンケーキを食べてくれた君か。>>57
振り返って確認はしない。話は終わりじゃない]

(78) 2021/11/13(Sat) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ



  ……もう壊れ始めてるんだよ。ここは。


[ため息をついた。
優しい声もかなぐり捨てた。
私は優しくないから謎だけぶん投げた。この言葉の意味を解きなさいって*]

(79) 2021/11/13(Sat) 20時半頃

メモを貼った。


天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 20時半頃


【人】 天文学会 ワカナ


[私にはその時君が、>>88>>89
どんな表情を浮かべているのか、想像できそうな気がした。
悪い笑みは絶対浮かべないだろうって]
 

(105) 2021/11/13(Sat) 22時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[知ってるよ。>>90

風の音にともすればかき消されそうな、
車椅子のモーター音を聞きながら心の中だけで呟いた。
なんなら方法だって知ってる。
今立ってるところからまっすぐ歩いて、
フェンスの破れてるところを手で押し広げて、
普段は行けない向こう側へ立つ。
それから虚空へと踏み出す。

絶対に教えられないやり方だ。
パンケーキを綺麗な円にするやり方とはわけが違う。

パンケーキの方は興味があるなら古香ちゃんに教えてもらうといい。>>95]

(106) 2021/11/13(Sat) 22時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[和歌奈は不知火真梛の知らないことを知っていて、
ならばその逆もあるのだと、
どうして気付かなかったんだろう。

彼女がこの目で見てきた世界。
車椅子とエレベーター、ふたつの機械の力を借りて、
歩いた、文化祭。>>92>>93]


  そっか、文化祭楽しんでくれたんだ。
  よかった。
  どういたしまして。

[ひとつ知らなかったことを知れて、
君に見えないところで少しだけ穏やかな笑みを取り戻す。

   でもね、優しい君の口から降る、
   「優しい」って言葉だけは、>>94
   認めるわけにはいかない]

(107) 2021/11/13(Sat) 22時半頃

【人】 天文学会 ワカナ



優しくないよ。……私は。
私は、誰かの大事なものを壊しても、
泣くことすらできやしないんだから。


君が美しく優しいって言ってくれたこの世界も、
結局もうもたないって分かってるのに。
全然心が痛まない。

そんな自分が嫌になるよ。

  だからね、何かを壊すのは、
  もうこれで最後にしようと思う。

 

(108) 2021/11/13(Sat) 22時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[それから少しだけ声を張り上げる]


そういうことだよ古香ちゃん。
帰るわけにはいかないんだ、私は。
そうしないと、これが最後にならないんだから。

[顔は見てないけど声で分かった。>>104
そうとう切羽詰まってるって。
どうしたものか。今からでも、なんて言われても、]

もう遅いんだよ。
……たとえ一応は丸く収まったとしても、
一度やっちゃったことは取り返せない。

(111) 2021/11/13(Sat) 22時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[聞こえてきた声はもうひとつ。>>110
荒木くんの声だ。
まさか着ぐるみを着ているとはこの目で確認してないから、
声が……何か違った感じがするのは、
風のせいかもしれないと思い込んでいる。
墨鳥くんらしき声はない。
ここにいないってことは、かえったのかも。
石頭くんと彼でふたり、って考えれば数は合う。

かえりたくない理由があるなら聞くという。
そうだね、話せばきっとわかってくれるに違いない。
そしてまた、過去を思い返せば、
ココロの奥に隙間風が吹く]

(112) 2021/11/13(Sat) 23時頃

【人】 天文学会 ワカナ



知ってるよね。特に荒木くんは。
私の妹のこと。


[猫の着ぐるみと女の子の微笑ましい光景はたくさん見たし、
八歳であることや、似てない理由に起因する、家の事情はちょっとだけ話した。>>3:236
父の再婚相手の連れ子なのだと。

でもそんなこと和歌奈には関係なかった。
「いいお姉ちゃんになりたいんだ」と言って、
ただ笑っていた。朗らかに]

(113) 2021/11/13(Sat) 23時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  ……私はあの子に、ひどいことをしちゃったんだ。*

 

(114) 2021/11/13(Sat) 23時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 23時頃


天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 23時頃


─── 病院 ───

 やっぱ居た。
 来ると思ってた。

[息を切らせて病院へとたどり着けば
先に戻っていた3人も、いつの間にやら幣太郎も、集まっていた。

最初から分かっていた。ここへ来ることは。]


[退院がいつできるかわからないから、
 クリスマス越しちゃったら忘年会。
 それとも年越しパーティー?
 年を越そうものなら新年会もついでにさ。
 受験?一日ぐらい忘れたっていいでしょ。

 そんな夢にしばらく思いを馳せた後、]


 私、ちょっと様子見てくるね。


[もしかしたら手術終わってるかもしれないし。
 そう言って少し名残惜しそうに身体を離したら、
 何かを思いだしたようにその口をまた開く。]




 ……そういえば、さ。
 私元気で明るいクラスのムードメーカーな
 七星さんは悩みとかなさそうでいいなって
 思ったことあるんだ。

 でも、違うよね。
 生きている限り、ないわけないもんね。
 だったら一人で抱えないで欲しいって思うよ。
 そりゃ、誰にも言えないことだってあると
 思うけどさ。

 その、七星さんも大切な友達 だからさ!
 
 


[あの遺書に共感や親近感という言葉を口にした
 七星さん。
 荒木君だって。
 真梛さんや他のみんなも。

 私が言えたことじゃないのはわかってる。
 けど、言わずにはいられなかったんだ。
 誰かが欠けでもしたら、私は哀しいから。]


―― 待合スペース ――

[ご家族は変わらずに待っていた。
 少し離れた場所で、心配させぬよう
 祖父母に連絡を入れる。]


 ……そういえば、
 あれはBADENDだったなぁ。


[いつか見た演劇部の古い台本。

 精神世界のホストたる主人公は、
 揺れながらも絶望から逃れられず、
 確固たる意志の元その世界に残った。
 けれど誰もいなくなった世界で、
 一人笑いながら泣いていて――… ]


[HAPPYENDが好きな私は、その終わりが悲しくて、
 別の話に耽ったんだ。]


 ……帰ってきなよ


[あれからグルチャには何の反応もない。
 だから石頭君や墨鳥君が帰ってきてるとは
 微塵も思わず、ただ赤が消えるのを、待っていた。]**


 くそっ待つしかできねぇか。

[それは全部分かっていたことだった。
けれども、居ても立ってもいられなかった。
理由なんて要らない。そうだろう?]


メモを貼った。


 もしかしたらアイツは、戻ってくる気が無いのかも知れねぇ。
 そんな事、望んじゃいないのかも知れねぇ。

[まちあいしつの重い空気に耐えられず、そんな事をポツリと口にする。ここまで来て明るく振る舞うのは、流石に無理だ。
それでも]

 知るかよ。

[もう迷う必要なんてないから。]

 オレはアイツに戻ってきて欲しいんだ。ただの我儘さ。でもアイツじゃなきゃダメなんだ。


【人】 天文学会 ワカナ

[まだ、秋だった。
冬の足音を遠くに聞きつつある時節。

私は考えた。
妹の大切にしている猫のぬいぐるみについて。
平塚ちゃん協力のもと、服は新しくなったけど、
本体のくたびれ加減はどうしようもない。

だから修理しようと決めたんだ。
妹がぬいぐるみをお留守番させて外に出ている間にこっそりと。
裁縫の腕は38点でも、私はだれにも頼らずひとりでやろうとした]

(122) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[思えば何もかも間が悪かった。
ぬいぐるみの、リボンのついた方の片耳を引っ張ったら、
思いがけず布が裂けて片耳のパーツがごっそり取れてしまったことも。
たまたま帰ってきたばかりの妹がそれを見てしまったことも。

気まずい沈黙はすぐに破られた。
妹は荒れた。大粒の涙を流して、
私がぬいぐるみを壊したのだと叫んだ。
違うんだと私は叫びたかった。
なのに口は動かないし頭も回らなかった。
ちゃんとやるための方法は導き出せないくせに、
妹に一番刺さる言葉だけはすぐに浮かんできた]

(123) 2021/11/14(Sun) 00時頃

 呼ばれたんだ。

[それはあの世界へ呼ばれたという意味だけじゃない。
今集まっているクラスメイトはみんな、この病院へ呼ばれたようなものだから。]

 ここまで来て、今更後に引けるかよ!


【人】 天文学会 ワカナ

[泣き声のトーンが上がる。
たまらず首を横に振って私は告げた]


しょうがないじゃん、もう結構古いんだから!
新しいものを買ってもらえばいいじゃん!


[これが一番刺さる言葉。
あの子にとってこのぬいぐるみは唯一なんだって、
よーくわかってたのに。

  私の言葉に妹は動きを止めて、
  それから、駆け出した。
  外だった。茜色が射していた]

(124) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[喧嘩に気付いたレイナさん――つまりは現在の母と慌てて探し回った。
あの子は意外と俊足だったようで、
大通り近くまで来ていて、飛び出したところを車に轢かれかけてた。

ちょっと擦りむいたくらいの傷にまた泣くあの子と、
ほっとして思わずあの子を抱きしめるレイナさんと、
ふたりを呆然と見やる私。
ココロに隙間が空いてびゅうびゅうと風が漏れていた。
感情の表し方がわからなかった。

わかるのは、そう。
どう考えても私が悪者だってこと。
私は取り返しのつかないことをしかけた。
あんなにいいお姉ちゃんでいようと思っていたのに、
失敗してしまった。

それにやっぱり――どっか壊れてるじゃないか、私のココロ]

(125) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[だけど父もレイナさんも私を責めなかった。
ふたりとも大人で、妹の気持ちも汲みつつ。
大人的には私の言ったことは間違いでもないんだって。

その後誤解は解けて、ぬいぐるみもレイナさんの手で修理されて、
それから洗われて綺麗になった。
めでたしめでたし――とは私には到底思えなかった。

あのぬいぐるみを見るたびに、一度の過ちをしたことを怖れ、
カレンダーがめくられ冬へと向かうにつれ、
私の中に焦りがこみあげた。
いつか取り返しのつかない過ちを犯す前に、
消えなくちゃならないってさ]

(126) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  [――そうして私は死のうと決めた。
  妹の誕生日が来る前に*]
 

(127) 2021/11/14(Sun) 00時頃

メモを貼った。


【人】 天文学会 ワカナ


[私が生きてるといずれ誰かがとっても困るかもしれないから。
そうなる前に死んだ方がいい。

これくらい言わないと分かりにくかったかな]
 

(128) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[――――そう思っちゃうくらいには、
見解の相違がある。>>116
あるいは平行線。
とにかく不知火真梛が何を言おうと、
和歌奈は己が認識している事実を曲げることはない。

彼女も彼女で固い意思を持っているようで。
和歌奈の家族のことを知らないのは仕方ないとして、
いったい河合和歌奈の何を知っているというんだ。>>117]


それは違う。
傷つかないよ、私は。

[確かめたことは勿論ないけどさ。
もし、自分のせいで誰かが死んだ時、
あるいは目の前で誰かが死ぬのを止められなかった時に、
悲しむことができるのか。
確信をもってそうと言えないから、何年も自分が怖かった。
それが妹の件でようやく、やばいなって思うに至ったわけ]

(129) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[ため息をつきたいのはこっちの方だ。>>118
これ以上壊れたやつに付き合う義理はないと、
どうすればわかってもらえるんだろう。

  その時だ。
  不知火真梛がさらに動いたのは。

車椅子は和歌奈の立つ位置を過ぎてもなお進む。
ようやく止まった時和歌奈には彼女の背中がよく見えた。
見た目以上に遠い。
そうして彼女は「和歌奈」と名前を呼ぶ。
音の響きだけがいつも通りだった。
それ以外のすべては、和歌奈の知らない君だった]

(130) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[かつて和歌奈が歩いたコースを真っ直ぐ辿って、
屋上から飛び降りるのはどんな気持ちか、>>37
確かめようとしてるみたいな君だった。


かけられた言葉>>119>>120がぐるぐると渦巻いている。
呪縛じみていた。
だけどそれを振り払って、]


  っ、不知火ちゃん!
  わかってないのはどっちさ!

[これは言葉足らずだ。
不知火真梛とて彼女自身のことをわかってないじゃないか、と言いたかった]

他人にばっかり優しくて、自分に優しくするのが不得手って言ってたけど、
その言葉、不知火ちゃんにそのまま返してあげようか?

(131) 2021/11/14(Sun) 01時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[答えを待たずにまっすぐ駆け出した。
古香路子も荒木春満もとっくに動き出していたのかもしれないが、構わなかった。
これは自分の手で止めなきゃって。

走って、屋上と虚空を隔てるフェンスに近付いて、
その向こう側に、手を伸ばした。
和歌奈と同じことをしようとしている君をただ、引き戻したくて**]

(132) 2021/11/14(Sun) 01時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 01時半頃


メモを貼った。


[ 大丈夫って言う莉希ちゃんの表情を、
 あたしは慎重に確かめた。
 本当なら、いいけど。確か莉希ちゃんは演劇部。
 本当の気持ちを隠すのはきっと上手だと思う。

 和歌奈ちゃんは天文部だったと思ったけどなあ。
 飛び降りちゃうくらいの何かを抱えてたこと、
 あたし全然気づかなかった。

 あの校舎でだって、
 校舎の主はあたしじゃないかと思ってたくらいだもん。
 まあ、あたしがそんな風に思ってたのは、
 誰にも死んでほしくないっていう願望も籠ってたけどね。
 でも、それくらい、
 あたしは何にも気づかなかった。気づけなかった ]



 多分だけど、自分があの校舎の主だってこと、
 和歌奈ちゃん気づいてなかったと思う。

[ 演技だったら?和歌奈ちゃんは役者さんになれると思う ]

 無意識で、他の誰でもない、あたしたちを選んで、
 呼んでくれたんだもん。
 意味はあったって、思いたいなあ……。

[ それもやっぱり願望込みの推測だ。
 だってもう帰ってきちゃったあたしたちにできるなんて、
 それくらいだもん。
 願うこと。祈ること ]



 うん、ありがと!

[ あたしも、自分を責めちゃ駄目。
 莉希ちゃんの言葉にこっくり頷いて ]

 それだー!
 快気祝いと打ち上げ!

[ 莉希ちゃんナイス!
 あたしはぺちぺちと莉希ちゃんの背中を叩いた
 そうだよ、他にもあるじゃん。
 願うことと祈ることだけじゃない。
 もっとあったよ。和歌奈ちゃんのためにできること ]



 今は、待ってることしかできないけどさ、
 和歌奈ちゃんが帰ってきたらおかえりって出迎えて、
 和歌奈ちゃんが帰ってきて良かったなって思えるように、
 この世界がもうちょっと居心地よくなるように、
 できたら、いいよね。
 


[ ちょっと様子を見てくるって体を離した莉希ちゃんは、
 あたしにだって悩みがないわけないって言う。
 うん、そうだねー ]

 あはっ、それ、褒め言葉だよー!
 だってあたし、ずっと悩みがないやつに見えるように
 振舞ってきたんだもん!
 あんな世界に行かなかったら、きっと言わなかったよ。
  
[ あの世界に呼ばれた意味、
 あたしにとってもあったんだなあって思う。
 あの世界に行かなかったら、
 きっとあたし、本当は生きたいって思ってることにも
 気づけなかったよ ] 


[ 生きてる限り、ないわけない。
 誰にだって悩みがある。
 それはきっと、莉希ちゃんも。
 だからさ ]

 この世界がもうちょっと居心地よくなるように
 できたらいいって言ったけどさ、
 それ「和歌奈ちゃんにとって」ってだけじゃないんだ。
 
[ 悩みがないわけない莉希ちゃん。
 あたしと同じ、あの遺書メールに共感してた荒木君。
 他のみんなだって。
 悩みがないわけない。だって生きてるんだもん ] 



 みんなにとって、もうちょっとここが
 居心地いい世界になったらいいよねー。
 もちろん莉希ちゃんにとっても。
 だって莉希ちゃんは大事な友達だし!
 だからあたしにできることがあったら呼んでくれよな!
 
[ みんながもうちょっとこの世界で
 呼吸がしやすくなるように。
 そのためになにかあたしにできることがあるなら、
 夏見は全力で馳せ参じますので!
 それで、あたしのことも助けてね!
 だってあたしたち友達だもんね! ]*


[ 莉希ちゃんと見送って、しばらくして。
 あたしもちょっと寒くなってきたし、
 煙草を吸うわけでもないので場所を移そうかなって
 思ってた時だった。
 墨鳥君の姿を認めて、あたしは目を丸くする。
 なにしろ莉希ちゃんのメッセージを最後に
 グルチャは動いてなかったから、
 他に帰ってきた人がいるなんて思わなかったんだ ]

 墨鳥君、おかえり!

[ あたしはそう出迎えて、
 待つしかできないって言葉に頷く ]



 先に帰ってきちゃったからね。
 今は待ってることしかできないね。
 歯がゆいけど。

[ 戻ってくる気がないかも。
 そんなこと、望んでいないのかも。
 墨鳥君の言葉は後ろ向きっぽいのに、
 なんだか力強い ]



 どうだろねー。
 そりゃ、死にたかったからあんなことしたんだろうけど。
 だから、少なくとも和歌奈ちゃんは
 戻りたくない、って考えてるとは思うけど、さ。

 でも、無意識のどこかで、
 迷ってるんじゃないかなって思うんだよねー。
 心のどこかに死にたくない、
 引き留めてほしいって気持ちがあるから、
 あたしたちは和歌奈ちゃんの世界に
 呼ばれたんじゃないかって思うんだ。

[ あたしはそう思うけど、
 墨鳥君はそういうのはどうでもいいみたい。
 知るかよって、ばっさり。
 和歌奈ちゃんの深層心理の真相なんかどうでもよくて、
 墨鳥君が帰ってきてほしいと思ってる、それだけ。
 めっちゃシンプルだった。
 シンプルって強いな! ]



 あはっ。それもいいと思う。
 死にたかったのにって恨み言言われたら、
 そんなん知るか!って言う役は墨鳥君ね。

[ あたしはそう言うと、
 今度こそ病院内に向かう。
 お母さんの持たせてくれた夜食、食べないと。
 手術室前の待合スペースで、
 そんなことをやる度胸はいくらあたしでもない。
 自販機横のベンチなら許されるかなあ。
 飲んでいいなら食べてもいいんじゃないかなって、
 あたし病院内の自販機コーナーに向かった ]**


メモを貼った。


[私は別に天才子役というわけではなかった。
 台詞だってすぐには覚えられないし、すっと役に
 入り込めるわけでもない。
 何度も何度も読み込んで、演じる役の背景や
 気持ちを理解して、ようやくって感じ。
 それでいて自分で発した言葉が自分の胸を抉って
 いるんだから、役者は向いてないって思う。

 だからとっさに上手く隠せない。
 ううん、そもそも隠す必要はなかったよね。
 大丈夫っていった言葉は、嘘ではないから。

 だから浮かべた表情は造り上げたものではなく、
 いつも通りの平塚莉希だったはず。


[校舎の主だと気づいていなかった。
 そう思えば和歌奈さんの態度に違和感がなかった
 のも頷けて]


 そういうものなのかな。
 じゃあ現れた卵は驚かせる為とか楽しんで
 もらう為とかそういうものじゃなくて、
 和歌奈さんの深層心理の現れ…になるのかな。
 

[何を教えて欲しいのと問いかけたそれ。
 和歌奈さんの心の声、ともとれるけど。
 そういう言葉をよく向けられていた和歌奈さんを
 思い出すんだ。
 何かそれと関係あるのかな。]


[でもどうしたって推測の域を出ないから、
 意味はあったとだけ納得させて。

 こっくりと頷く七星さんに良かったというような
 笑みを向けた。]


[大賛成してくれた様子の七星さん。
 背中がちょっとくすぐったい。


 うん、そうだね。
 二度と変な気が起こらないくらい、
 私たちがいるよって伝えたい。


[もし荒木君がめんどくさがったら引っ張って
 来てね、なんていいながら。
 星が瞬く空の下で、今のこの気持ちが届けば
 いいななんて、眼を伏せた。]


[誉め言葉だと七星さんは言う。
 そう見えるように振舞ってきたと。
 性格は元来のものだと思っていたけど
 それも違ったということかな?]


 七星さん役者になれるんじゃない?


[昔のことを知れたなら、同じことをまた言う
 自信はある。
 もう演劇部ではないから、勧誘は出来ないけど。]




 あはは、うん、ありがと。
 私だっていつでも呼んでいいんだからね!


[そう言ってくれる友達がいることが嬉しい。]


 生きていると苦しいことや辛いこと、
 沢山あるけどさ。
 居心地いい世界になるよう私も大事な友達に
 関われたらなぁって思うよ。


[そう思える友達がいることは、幸せだなって
 思うんだ。]


[それは紛れもなく、ママが用意したり関わった
 ものじゃない、私が築いた絆だから。
 私にはもう、ママだけじゃないから。

 いつか、それ込みでありがとうって伝えたい。]**


[恨み言に返す役
また無茶言ってくれる。随分と重い仕事じゃないか。
けれども、それも悪くねぇな。

 任せておきな。

[今度ばかりは作った言葉じゃない。
オレがしたいことだから。]


 一休さんじゃねぇけど、まずは当の本人も含めてみんな出してみてくださいって話だけどよ。

[その事実は変わらない。バスケがルールの中でしか勝負できないのと同じで。
なら与えたカードでくらいは勝負してやろうか。

待っていても仕方がないと立ち上がれば、病院の中庭へと向かった。]

 そういや雪なんて降ってねえじゃん。超晴れてる。

[そこには満天の星空が広がっていた。オリオン座と北斗七星しか分からなくても、冬の空がどこまでも透き通っているのは分かる。]

 勿体ねえぞ、天文部にとっちゃ絶好のシャッターチャンスじゃん。


— 病院 —

[タクシーの運転手にお礼とお金を投げつけるように渡して、
病院の夜間出入口へ向かっていく。

そこに入ると、近くの自販機コーナーに虎次郎の姿があった。]

 お、お前ーっ。

[急に視界に現れたもんだから、
素っ頓狂な声を上げて、虎次郎の頭を揉みくちゃにしてやる。]

 探したんだぞ、あっちで。

[そう言われても困るだろうけど、
とりあえず俺の鬱憤を投げつけて発散した。]


[背中が冷える思いで自室を脱出していたものだから、
グループチャットに返信することはすっかり忘れていた。
なので、到着の予定時間を知らせることもなく、
既読の文字だけが付いていたはずなので。

待合室方面に向かおうとして、
夏見さんに鉢合わることがあれば、気まずく手を挙げただろう。

そうしたら次に、
河合さんの容体はどうか、それを訊こうと。*]


メモを貼った。


【人】 天文学会 ワカナ

[後ろ姿に手を伸ばして、届いた。>>142


無事なのは見ての通りなんだけどさ、
しつこく確認するように不知火ちゃんの顔に視線を添わせた。
ほんのちょっと前までは、誰の顔も見ないようにお別れするつもりだった私が。

だから、
己が世界の主であることを自覚してから最初に見たのが、
不知火真梛の得意げな顔になったというわけ>>143]

(169) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[君の瞳に映る私は、
ただただ不安げな顔をしている。

もう飛び降りる前の私じゃないから、
もう一度いっしょに笑うことも、
練習の成果である、君が作った目玉焼きを食べることに頷くのも、>>146>>147
まだ、途方もなく彼方に見える選択肢。
でも、君のそんな様子を見ていると、
屋上から飛ぶことを止めたのは間違いじゃないって思えてきた。

私の頭の中での死が、
現実の彼女に影響しないとしても>>145]

(170) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


[隣に立ちたかった。
君のところまで私がのぼりたかった。
君に落ちてきてほしかったわけじゃなかった。]
 

(171) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[視界の端で別の色彩が揺れる。
不知火ちゃんとは色も質感も違うなあって一目見てわかる髪を揺らして、
委員長――古香ちゃんは私達へ近付いてくる。
風に負けじと声を張り上げて。>>135
私はただ立ち尽くしているから、自然と距離は縮まって。
だけど心の距離の方はそうもいかない。
何かをシャットアウトするように俯いた。

  ぎこちない抵抗はそれだけだ。
  だから声はストレートに届く]

  ……っ、

[今の私、たぶん、言葉に骨抜きにされてるんじゃ。
不知火ちゃんを止めようと動いた時とは逆。
どちらかといえば、始業のチャイムに間に合うように駆け出した、
あの時に近くて遠い。
だって君の走力をあてにしてたあの時と違って、
身を任せるわけにはいかない、って、意地になってる]

(172) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

メモを貼った。


【人】 天文学会 ワカナ


…… ばかじゃないの、
不知火ちゃんも君も、勝手に私の中に何かを見て。

[真面目な書記に、
何らかの作業は二回ほどしか忘れることなく、
けっこういい感じに働いてた委員長。>>0:564>>0:565
彼女らにこんなこと言ったのは初めてだ]

(173) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

不知火ちゃんを止めたのも、
古香ちゃんの思い出作りに手を貸そうって思ったのも、
優しいからじゃない。結局ぜんぶ私が気持ちよくなりたかったからだよ。
そんなエゴと優しさの違いって何。
なんだってするって言うなら、教えてくれるの。

[プラネタリウムのことでお礼を言われて嬉しかったのは、
嘘でも間違いなんかでもなかった。>>139
そんなことも伝えないで意地を張る。
「わたしたちを見て」って言うなら、>>141
とびきり意地悪な顔で見てやろうかって思って、
えいって顔を上げたんだけど、結局それはできなかった。

  古香ちゃんの顔だけでなく、
  不知火ちゃんと入れ替わるように近付いてきた、
  でかい猫の着ぐるみもまともに見たから>>160]

(174) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


  …………。
  そっか、 あの時の。

[……ちゃんとツッコミは後回しにしたので褒めてほしい。
着ぐるみの中身――荒木春満が言ってることにも、
ちゃんと心当たりはある。>>161

知ってるよ。
一番ばかなのは他ならぬ私だ。

私が死ぬことが誰かのココロを壊すことを、>>140
わかってて飛び降りた。
家族にもクラスメイトにもごめんじゃすまない]

(175) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


[それに。
呼びたいな、って意識してなかったけど、
飛び降りる直前に、みんなのことを思い浮かべてしまった]
 

(176) 2021/11/14(Sun) 20時半頃

【人】 天文学会 ワカナ

[ともかく着ぐるみ姿の彼に諭されている。>>162
これ、思ったんだけどずるいな。
私には君の表情は分かんないけど、
君には分かっちゃうんだろう。
見上げる瞳がどこまでも悩ましげに揺れてるのを。

本当はそうだよ、って意地でも頷きたかったのに。>>163
隙間風が吹く暇もないくらい、
ココロにどんどんどんどんいろんなものが流し込まれてるし、
それを閉ざすこともとうとう、できなくなってしまった]

(177) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ



[かえってしまった“きみ”たちについて考える。


私の自業自得で呼んじゃったけれど、>>160
少しは楽しかった?

私がばら撒いてきた卵は、
もう必要ないって割ってしまったけど、
きみたちの残していった殻みたいなマネキンは、
世界が壊れるまで残していってあげるよ]

 

(178) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[私は私なりに君たちのことが好きだった。
世界の主である私の意思は、
本当に、本当に回りくどい方法でしかそれを伝えなかった。


もっと私が普通に生きることができていれば、
普通にそれを伝えることができてたのかな。

私という人間はとっくに壊れているけれど、
そんな当たり前のことを伝えるために、
かえってしまってもいいのかな]

(179) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ

違う。
違うよ……。
ほんと、は、みんなにちゃんと好きだって伝えたかった。
でも、そんな大事なことも忘れて飛び降りちゃった。


いい副委員長もいいお姉ちゃんも、もうどうでもいいやって。


[着ぐるみをかぶって泣きたい気分になりながら、
罪を悔やむようにさめざめと泣いていた]

  やり直せるものならやり直したいよ。
  でも、もうわかんないんだ。やり方が。

(180) 2021/11/14(Sun) 21時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  私と一緒にかえりたいっていうなら。
  そのやり方を教えてよ。


[ココロに抱えてきた荷物。
それを一緒に持ってもらおうって。
今までにない方向での勇気を振り絞りながら、
頭上の空には見えない、あたたかな光を手繰り寄せようとしている*]

(181) 2021/11/14(Sun) 21時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 21時半頃


 ―― 少し前・屋外喫煙場所 ――

[ 和歌奈ちゃんは気づいてなかった、と思う。
 あたしだったら、自分が呼んだ世界で
 来てくれた友達たちがマネキンになって死んでくのを見て
 しらばっくれるなんてできっこない。
 本当に死ぬわけじゃないってわかってても、
 申し訳なくてたまらないと思う。

 卵も深層心理の表れだったのかな。
 その莉希ちゃんの言葉に、そうじゃないかなって
 あたしは頷いた ]

 そういうものじゃないかなあ。
 あたしは……ハンプティ・ダンプティが思い浮かんだな。

[ カラフルな卵は確認しなかったけど、
 白い卵から聞こえたのは陰口だった。
 和歌奈ちゃんがあれを、意図して用意したとは、
 やっぱりあたしは思えない ]


[ ハンプティ・ダンプティから塀から転がり落ちて、
 決して元には戻せないけど。
 和歌奈ちゃんは取り返しのつかない何かを
 してしまったと思ってるのかもしれないけど。
 飛び降りた和歌奈ちゃんは、だけどハンプティじゃない。
 帰ってくる道も残ってるはずだよって
 あたしはそう和歌奈ちゃんに言いたい ]


[ だから、帰ってきたらおかえりの会をやらなきゃね!
 盛大にね! ]

 うん、ほんとにね!
 でもあの世界に呼んでくれた和歌奈ちゃんなら、
 本当はそのこと、知ってると思うんだけどね!

[ 足りなかったかな?改めて思い知らせてやらなきゃね!
 荒木君を引っ張ってきてね、なんて言われたら、
 任せといて!って笑った。
 お呼び出しは得意なんだよ ]

 ……あ、でも、男子禁制で女子会もやりたいね!

[ 石頭君の家で男子だけで集まったことは知らないけどさ、
 女の子だけできゃっきゃするのもきっと楽しいよ ]


[ 役者になれる夏見七星。
 いやいや、あたしはそんなに器用じゃないよ。
 一生懸命なりきりすぎて、
 もう本当の自分がどんなだったか、
 思い出せないくらいだもん。
 
 でも、あたし、今のあたしが嫌いじゃないんだ。
 好きとはまだ言えないけど。
 友達と呼べる人がひめちゃんしかいなくて、
 いつもいじめに傷ついてうじうじしてたあの頃よりも
 力になりたいって思う友達がいて、
 力になってくれる友達がいる今の方自分の方が、ずっと ]


[ 莉希ちゃんのこと、いつでも呼んでいいんだって。
 居心地良い世界になるように関われたらなって
 莉希ちゃんは言う ]

 なんか……なんていうか、さあ。
 自分のことをそんな風に思ってくれる友達がいるって
 わかっただけで、
 この世界の居心地、ちょっとよくなっちゃったかも。

[ 和歌奈ちゃんは、どうかな?そう思わないかな?
 能天気すぎる?
 あたしはそう言って笑った ]


[ 任せておきなって言い放つ墨鳥君は、
 やっぱり頼もしい。
 よろしくー!って明るく返した。
 帰ってきちゃったあたしはもう、
 待ってることしかできないからさ。
 だからせめて、絶対帰ってくる!って信じることだけは
 やめないでおこうって。
 だから明るく。明るいあたしでいるよ。
 辛気臭い夏見なんて誰も見たくないでしょ ]*


 ―― 現在・自販機コーナー付近 ――

[ そうして、あたしは自販機の方に向かってたんだけど、
 そっちの方から誰かやって来るのが見えた。
 日食君かなと思ったんだけど、
 シルエットがちょっと違ってて、
 あたしは誰かなって思わず足を止めて目を凝らす ]

 石頭君じゃん!
 おかえり!

[ ここは屋内だからさ、声は殺したけど、
 でも思わずちょっと声が弾んだのは仕方ないよね?
 なんか石頭君は気まずそうな顔してるけど、
 酷くない?ここは再会を喜ぶところなんじゃないの? ]


[ 和歌奈ちゃんの様子を聞かれたら、
 さすがに元気いっぱいってわけにはいかないけど。

 まだ手術中ってことや、
 手術室前にいらっしゃる和歌奈ちゃんのご家族のこと、
 莉希ちゃんに墨鳥君、飯尾先生も来てること、
 あたしの知ってることは全部報告したよ。
 情報共有は大事だからね!

 あ、それと ]

 みんなが帰ってきたら、
 和歌奈ちゃんの快気祝いと打ち上げするから!
 会場提供よろしくね!

[ 既に決定事項なので!
 異論は認めん!3-1は女子が強いクラスですのでね!
 よろしく〜! ]*


―― 待合スペース ――


 あっ……!


[静かで重苦しい空気が漂う待合室にそんな声が響く。
 待ちわびている扉が開いたわけではない。
 こちらに刺さる視線に、申し訳なさそうに頭を
 下げた。]



 ―――思っているのは 私だ 
 


[あの時零れた言葉を思い出していた。

 今なら考える時間だけはたっぷりあったから。
 その前についたはずの言葉を探して、探して。
 己の察しの悪さに頭を抱えたのが数秒前。]


[         ・・・・
  ―― みんなそう思ってる      

 その言葉に辿り着いた。
 あの時すぐに言葉を返せなかったのが悔やまれる。
 いや、察せれたとして、私に何が言えたのだろう。

 そんなこと言わないで。
 役立たずでも迷惑でもないよ。

 そんな慰めにも似た言葉で、真梛さんの自分に
 対する意識を変えられるなんて思えない。
 車いすというハンデを抱えて、一番身に染みている
 のは他でもない真梛さんなのだから。]


[―――でもさ、でもさ。

 真梛さんは、
 ちゃんと私の心を持ってくれたじゃない。
 1を2で割ってくれたじゃない。

 確かに誰かの手を借りなきゃいけないことは
 多いかもしれないけど。
 出来ない事も多くて歯がゆいかもしれないけど。
 真梛さんにしか出来ない事だって、あるんだよ。]


[どんなに言葉を尽くしたって、当人の意識が
 変わらなければ話し合いはずっと平行線だ。

 だけど想いのたけだけはきちんと伝えたくて
 メッセージに乗せる。
 この後いつ伝えられるかわからないから、
 今のうちに。

 そうしてまた、スマホをポケットにしまった。]*


メモを貼った。


【人】 天文学会 ワカナ

…………。
みんなを呼ぶつもりはなかったんだよ。
そのつもりだったんだけどなあ。

[どうしてこんなことになったんだろう。>>182
卵みたいなココロの中にどろっとした矛盾がつまっていて、>>3:21
全部出てきちゃった……ってことなのかな。
それが、己の中で一番しっくりくる答え。

好きであるものほど、ココロに詰まったものを見たくなる。
そのココロに抱えた卵を割りたくもなる。
だけど好きであるものにそんなこと、願っちゃいけないと強く思っていて]

(188) 2021/11/14(Sun) 22時半頃

【人】 天文学会 ワカナ


[つまり、この校舎(せかい)で起こったことは、
ただひたすらに、
私の内なる欲望(ねがい)の集積でできていた。

そういうオチをつけることもできるだろう]
 

(189) 2021/11/14(Sun) 23時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[答えが気に食わないのなら、>>183
何度だって解答を持ってくる――そう君は言う。

選択を受け入れること、
逆にいくらでも食い下がること、
友だちのあり方に模範解答はないよね。
好きにすればいい。
だけどきっぱり断言する君を見ていた時は、
ココロに隙間風が吹くことのなかった私だった]


  [ いつの間にぴったりと包み込まれたココロの中に、
    春のようなあたたかい風が吹く ]

 

(190) 2021/11/14(Sun) 23時頃


 ……ただいま。
 いや、まあ……うん。

[相変わらずな様子の夏見さんに苦笑する。
元の日常に戻ったという意味での「おかえり」「ただいま」なのだろうけど、
普段とは感覚が違うからなんだか落ち着かないし。
もしかして適応できない俺がおかしいだけなのかしらん。

思い出すのは夏見さんの、酷く傷付いたマネキン。
こんな明るく振る舞っている彼女にも、
何か抱えたドロドロしたものがあったのだろうかと考えると、
胃の中が苦々しいもので満たされる気がする。]

 無事に戻れたようで何より。

[まあ、多くは言うまい。
そのあたりは弁えてるので。]


[現在の情報を教えてもらえれば簡単に感謝をする。
本当にみんな揃っているようだ。
現実感がどんどん戻ってくる気がする。

快気祝いと打ち上げの話をされれば。
——気が早くない? と思いつつも飲み込んで、頷いた。]

 いいよ、うちならいつでも暇だし。
 何十人でも来てもらおうじゃないの。

[クリスマスでもそうじゃなくても、
婚約者のために予定を開けておく必要性はもうなくなったのだし。
また男子たちを集めて遊んだ時のように、大騒ぎしてほしいなと。]


[河合さんが何を思って閉じこもったのかは分からないし、
もし帰ってくる気がないのならば、それを無理にとは言わない。
そう考えている自分も確かにいる。

でも、何度壊れても埋め合わせできるものはあると伝えたかったし、
もし飛んでしまったとしても、受け止められるくらいに俺たちの手は多い。

そう思えたことも事実なので。
……あの遺書のメールの文章を、噛み締めながら。*]


【人】 天文学会 ワカナ

[背中に回された手の温度を感じている。>>187

人のぬくもりは屋上の寒さも容易く飛び越えるわけで。
思わず言葉が出なくなる私だった]


……いいよ。
古香ちゃん、私達の委員長。
私を友だちだって言ってくれた人。
君がそんだけ言うのなら。

   私も、……もうちょっと頑張ってみるよ。
   今の私を、もうちょっと好きになれるように。

(191) 2021/11/14(Sun) 23時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[それから不知火ちゃんや、荒木くん、
先に帰ってしまったみんなのことを思い浮かべて、
どうしようもなく苦笑いをする。

言わなきゃいけないことがたくさんあるよね。
古香ちゃん以外にも、私のことを教えて、っていう人もいるのかな。


  前途洋洋ではないけれど、
  そのすべてを真っ正面から受けようと決めた*]

(192) 2021/11/14(Sun) 23時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 23時頃


【人】 天文学会 ワカナ

[……猫の着ぐるみが送ってた視線は、
和歌奈の方には伝わってなかった。
まあ自分のことでいっぱいいっぱいだったし。

それに、君に声をかけられた時も、>>194
やっぱりまだいっぱいいっぱいで、
涙に濡れた顔を拭いもしないまま、
ひたすら言葉を聞いていた。

彼が、罰が欲しいって気持ちならわかると示したことと、]


  え、……荒木くんお兄ちゃんいるの?

[それが過去系で表されるものだとは知らない。>>195
なんとなく神妙な顔つきになってたけど。
……頑張るって、何をだろう。>>196
それを訊いてみたい気はしたけど、
今勢いこんで訊くことじゃない]

(197) 2021/11/14(Sun) 23時半頃

【人】 天文学会 ワカナ



かえるんだよ。不知火ちゃんもいっしょに。
居場所を見つけて、それから普通に、
正面玄関から出るの。


[今ならそれができるだろう。
世界の主からのお墨付きだ。
「お帰りはこちらからどうぞー」>>1:232
と言ってみんなを見送って、しれっとひとり残ることもない。
最初に視線が向いたのは着ぐるみの方だった。
不知火ちゃんの去り際に何か話していたみたいだったし]

(198) 2021/11/14(Sun) 23時半頃

[ あたしは再会を喜んであげてるっていうのに、
 石頭君は煮え切らないっていうかなんていうか。
 莉希ちゃんとしたみたいにハグするわけには
 そりゃいかないけどさ、
 もうちょっと喜んでくれてもいいんじゃないかね!
 墨鳥君といい、石頭君といい、
 グルチャに連絡もくれないしさあ! ]

 ……あはっ。ありがと!
 
[ うーん、この口ぶりだと、もしかしたら
 あたしが死んだ後、マネキンになった姿も
 目撃されたりしたのかもしれない。
 あたしは首のマフラーをちょっと直して苦笑する。
 現実のあたしの首にも痕が残ってたんだもん、
 マネキンはまあ多分無残なことになってたんだろうな ]



 もしかしたら、お見苦しいもの見せちゃった?
 だったら悪かったねー。

[ 申し訳ないなあとは思うけど、
 どうしようもないもんねえ。
 跡形もなく消えれたらよかったけど。
 でも、それはそれで失踪事件として
 校内捜索されて迷惑かけそう。
 そんなことを考えながら、石頭君を見上げる。
 ここにいるってことは、石頭君もあの世界で
 一度死んだってことだろう ]


 石頭君も、えーと……お疲れ様?
 お互い、生きててよかったよね。
 
[ お疲れ様ってどうなの!
 でも死んじゃうような目に遭った時の労いの言葉なんて
 わかるか!
 
 まさか石頭君が潔く自死を選んだなんて知らないわけで、
 「生きててよかった」って言うことに
 あたしは何の躊躇いもなかった ]


[ 快気祝いと打ち上げ会場は無事確保された!やったね!
 気が早い?
 だって帰ってくるって信じてるから。
 和歌奈ちゃんが帰ってきた後のこと、考えなくちゃ。
 和歌奈ちゃんが帰ってきてよかったなあって
 思える舞台を整えなくちゃ。
 そのための準備だもん。全然早くないよ!
 10月の文化祭の準備だって、
 夏休み頃からやったじゃん! ]

 何十人でも!さすが大邸宅!
 とりあえずあの校舎の9人は確定ね!

[ 石頭君が婚約者さんとどうなったのか、
 あたしは知らない。
 でも、一日くらい恋愛じゃなくて
 あたしたちとの友情のために使ってくれても
 いいと思うので遠慮はしないのだ ]


[ 和歌奈ちゃんがどうして飛んだのか、あたしは知らない。
 死にたかった和歌奈ちゃんを連れ戻すのは、
 和歌奈ちゃんの為にはならないのかもしれない。
 でも、エゴでもよかった。
 エゴでもいいからあたしはみんなに生きててほしかった。

 あたしの、あたしたちのエゴで
 死にたかった和歌奈ちゃんを連れ戻すからには、
 せめて和歌奈ちゃんが帰ってくる世界を
 ちょっとはマシにしないとね。
 まあ、生きてるのも悪くないじゃんって、
 和歌奈ちゃんに思ってもらえるように。

 多分それが、あたしの責任の取り方だった ]*


【人】 天文学会 ワカナ



[私を取り巻く世界は本当に優しいな。
運が良かったから? それだけ?
そうじゃないなら……なんなのだろう。
人徳という言葉は使えない]

 

(206) 2021/11/15(Mon) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

あー……今度は古香ちゃんが訊く側になればいいんじゃない。
進捗どうですかー。

[もっぱら私からの挨拶だったし、あれ。
一方、不知火ちゃんの居場所については、
びびっと首を横に振る。>>204
世界の主が制御できるのは、世界の動きだけ。
つまりマイペースな不知火ちゃんを捕まえるためには、]

  うーん……、
  そのうち最後になるからって、
  思い出に残ってる場所にいたりして?

[と、真面目な当て推量を言ってみる]

(207) 2021/11/15(Mon) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

[それから……まあ色々ありつつ、
普通に外に出る道を歩きながら、
昇降口で和歌奈はふいに振り返る。
荒木春満とは一緒に登校した。
そうして一緒にかえることになる。

今は? もちろんその時のふたりっきりではない。

冷たい世界に足を踏みいれた後の記憶をなぞるように、
一緒にかえる君たちには、この言葉を伝えよう]

(208) 2021/11/15(Mon) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ



  それじゃあ、みんな。またね。

 

(209) 2021/11/15(Mon) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ



[ 冷たい校舎の時に、
  誰もいなくなった世界に、*さよならを* ]

 

(210) 2021/11/15(Mon) 00時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/15(Mon) 00時頃


―― 少し前・屋外喫煙場所 ――


 ハンプティ・ダンプティか…なるほど


[よく、壊れたら戻らない象徴として語られるもの。
 私は外見に囚われてついイースターを連想していたけど、
 あれは和歌奈さんが壊さないように
 思った象徴だったのかもしれない。

 七星さんの言葉に深く頷いて、
 和歌奈さんのことを少しでも理解したいと、
 そんなことを考える。
 答え合わせは……きっと出来るよね?]


[七星さんが言うと本当に心強いと思う。
 永久就職して欲しい男子はまだ現れませんか?
 きっと明るい家庭になること間違いなし。
 何故私は男じゃなかった。]


 うん、女子会もいいね。
 やろやろ!


[でも女子でいいや。
 男子だったら女子会出来ないしね?
 男子会は男子会で、楽しいかもしれないけど。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ワカナ 解除する

処刑者 (3人)

ワカナ
49回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび