人狼議事


10 冷たい校舎村9

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[ ヒントだったのかな、と。
  誰があのメールを送ったのかということ。
  それが誰か、私は全く考えなかったわけでは
  無かったのだけれども、]


  図太いひとなんじゃないかな、とは、
  ちょっと思っていたけどね。

  なるほど、それが誰なのか
  当てられずにこっち戻って来ちゃったから。


[ まあでもあと5人居るし。
  あれだけ減ったならば誰かがきっと
  颯爽と当ててくれるよ、なんて無責任に思う。]
 



[ 私の人形を彼が見てないように、
  彼の人形も私は見ていないから、
  彼が一体どんな顛末を迎えたかは分からないが。]


  時間がその辺なら、私もその時間かな。
  集まろうって言ってた炭蔵くん無視して
  出ていっちゃったし。


[ ちょうどそのくらいの時間だったかも。
  だとしたら何かに誘われて
  私はあんな行いに及んじゃったかな、──なんて。

  死んだの、と。
  おずおずと聞かれたならば
  何でもないようににっこりと笑って。]




  そうだね。死んだよ。
  死ぬってあんな感じなんだねえ。初めて知った。
  いや、あそこは現実じゃないし、
  本当に痛みを伴っていたかもあやふやだけど。

  それでも、死んだし、殺した。
  痛かったし、苦しかったかな。


[ お腹のあたりをなんとなく、そっと撫でつつ
  どこか晴れ晴れとすらする様子で。]
 
  



[ でも、詳細を語ろうとはせず。]


  …… 向井くんは、どうだった、かな。
  やっぱり苦しかったと思うけど。


[ クレープの味はどうだった?って
  そう言うように、訊いてみて。

  まあ、答えなくても良いけどね。とも言いつつ。
  きっとぐちゃぐちゃになったのかな]*
 


 ── 現在・病院 ──


  図太い人ぉ?
  なんつーか、そっか。
  見え方ってちげーもんだね。


[ 少なくとも番代と話していて、
 そんな話にはならなかった……と思う。

 椅子に腰かけた番代をちらりと見て、
 なんていうか、同じ落第生でも、
 出した回答は三者三様……なのかもしれない。]
 




  それも勝手な憶測だけどさ。
  少なくとも、呼んでくれたんだし。
  そういう話をしてたとこ。


[ 今度は誰が当てるかの予想大会は始まらず。
 慎一は相変わらずなんとなく立ったまま、
 座っている女子たちを見下ろしている。]
 




  ……無視したかあ。
  ユーガ今ごろ泣いてるかもよ。

  ……つってもさ、
  集まったって無意味だったのかもね。
  どうしたって帰らされてた気もする、し。


[ 炭蔵が泣いているとは1ミリも思わないが、
 彼を不憫に思ったのははじめてかもしれない。

 無視した結果の今ではないかもしれないが、
 できれば次からは謹んで辞退とかにしようよ。]
 



[ 「死んだの?」慎一の問いも直球だけど、
 綿見の返答も大概ストレートな豪速球だ。
 「死んだ」「殺した」物騒な単語の羅列に、
 つい疑問を挟んでしまったりもするんだけど。]


  殺した……? なにを?


[ だってさ、帰ってきたのは綿見ひとりでしょう。
 あの時間に帰ってきたのは、慎一を入れてふたり。

 何に会うこともなく、ひとりで沈んだ慎一には、
 もうひとり帰ってないと計算がズレない? って、
 純粋に疑問に思えて仕方ないだけだから、
 語りたくないならコレも無視を決め込んでくれていい。]
 



[ とにかく、会話にはままあることだろうが、
 同じ問いが慎一にも跳ね返ってくる。]


  ……苦しかったなあ。
  やっぱり夢じゃないなって、
  あんとき改めて思ったかもしんない。
  苦しかったし…………、


[ クレープの味ほど軽やかに語れないかな。
 指先で傷跡をたどりながら、
 慎一はあの瞬間のことを思い返している。]
 




  むなしいね。って、
  だいぶ前、俺に言ったでしょ。

  むなしかったよ。
  あの場所で死んでいくのも。
  今も少し、むなしい。自分がね。


[ 確かにぐちゃぐちゃにもなったけどね。
 今の慎一は割と淡々とそう言って、
 泣き出したりはしないので安心してほしい。

 別にこれは今となっては、
 何がなんでも隠したいモノでもなくて、
 番代がいるのもわかって、そのうえで、
 慎一はそんな漠然とした答えを返してる。]
 




  綿見は──、あ、いや。
  無理に聞こうってわけじゃなくて。


[ 根に持つタイプでごめんね。
 慎一はあの日のこと、忘れちゃいない。

 結局あの言葉の真意やなにやら、
 わかんないまま豹変されるのを警戒して、
 気づけば普通の級友の距離で会話してる。
 そんな数か月だったなあって思っただけ。

 それと、なんだろう。
 もうごまかす理由もない気がした。
 声に出してしまえばそれが本当になるようで、
 あのときは頑なに認めることもできなかったけど。]
 



[ つい聞き返してしまったけれど、
 これも、お得意の無視としてくれてもいいよ。
 ……や、これは別に嫌味とかじゃあなくって。

 ゆるりと会話の向く先を変えようと、
 慎一はそのとき思い出したように言う。
 ……実際、そのとき思い出したんだけどね。]


  ……そういえば、
  クレープもパンケーキもうまかった。
  夕飯に困んなくて助かってたんだよね。
  あれ、綿見でしょ。ありがと。


[ 番代はパンケーキのこと知らないだろう?
 羨ましがってくれてもいい。あれはうまかった。]
 




  俺、飲み物買いに行くけど──、
  ほら、外出たとこの自販機。

  なんか買ってこようか。
  お礼。番代もついでに。


[ あくまで綿見にはお礼として、
 番代はついでだよって言っちゃうから、
 慎一には浮いた話がないんだろうな。
 ……それ以外の原因からは目を逸らしつつ。

 でもまあ、対価を払う気はあるよってこと。
 どこまでいっても無償のナントカには縁遠く。

 ラインナップまでは覚えてない慎一は、
 ほらあっち、って入口のほうを指さした。*]
 


【人】 夜笑国 メイ

— 深夜:食堂 —

[わたしたちは綿見さんの話をした。
 鳩羽くんと話した向井くんのことを思い出す。
 ここからいなくなった人たちのことを話すのは、
 寂しさを埋めるような行為だったのかもしれない。

 さっきと違うのは、わたし以外の二人の関係性。
 ここに来る前まで、わたしは乃絵ちゃんと
 こんな話ができるなんて思ってなかったよ。

 乃絵ちゃん>>465が何を考えているかは分からないけど、
 素直な頷きが返ってきたから>>466
 わたしはそれだけでいいと思った。
 決して捲られることのない袖>>467だって、いいよ。]

(499) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ


[わたし、きっとラクな方に逃げてる。]
 

(500) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[結局誰にも打ち明けられなかった疑念>>3:151
 わたしの中だけでぐるぐる回るから、
 同じ答えばかりを吐き出す。

 もうちょっと、あとちょっと。
 わたしの勘違いかも。間違ってたら傷つける。

 いろんな言い訳を考えて、わたしは結論から逃げた。
 弱くなったなぁと思う。
 わたし、前の方がきっと強かった。
 もっと割り切って、はっきり言えたかもしれない。

 でもそんなわたしは幻想で、もうどこにもいない。
 乃絵ちゃんが居心地の悪さを感じているなんて
 知らないまま、わたしたちは作業に取り掛かる。]

(501) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[お互い可愛い>>466にピンとこなかったわたしたちの
 クレープ作りは、それはそれは愉快なものだった。

 粉が飛び、生地が緩くなりすぎて粉を足し、飛び。
 当初の予定から2倍程に膨れ上がった生地を焼くの、
 ちょっと大変だったね。
 成功率はまぁ……おなかに入れば一緒だよね!

 わたしは乃絵ちゃん>>468と同じ結論に達した。

 乃絵ちゃんの好きな苺はあったかな。
 もし和菓子>>469の話を聞けたなら、
 わたし「いいお母さんだね」って言ったと思う。

 乃絵ちゃんからお姉さん以外の家族の話を聞くの、
 初めてだったんじゃないかな。
 だからわたし、素直にそう伝えた。]

(502) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[生クリーム限界チャレンジの結果がどうなったかって?
 保健室に戻った時間で察して欲しい。
 おかげで明日の朝>>458には、
 ちゃんと綺麗な食堂に戻ってるはず。

 わたしは洗い物、乃絵ちゃんには台周辺を頼んだっけ。
 最後まで、袖を捲ったのはわたしだけだった。]

  寒くない?

[わたしは片づけの途中、一度だけそう伝えた。
 気をつけても捲らない袖はちょっと濡れちゃうでしょ。
 昔、暑くない? って聞いたのと同じトーンだった。
 乃絵ちゃんはどう答えたかな。]

(503) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[余ったクレープ生地は冷蔵庫の中。
 出来栄えが出来栄えなので『食べてね』とは書けず、
 わたしは少し悩んでから『黒沢・くれいし』って
 ラップの上に書き残すことにした。]

  じこせきにん。

[うん。わたしは頷く。]

  一蓮托生ね。

[わたしは乃絵ちゃんの方を振り向いて、笑った。
 ちゃんと、笑えたと思う。]

(504) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[夜に慣れないわたしは、
 保健室に帰ったらすぐに寝てしまうと思う。

 ポケットにお守りと、お財布の中に10円玉と、
 借りたダッフルコートと、お腹に入ったクレープと、
 いくつかの約束と、二夜の秘密と、私の弱さと。
 
 いつの間にか多くのもの抱えて、わたしは眠りにつく。

 何もなければきっと、次のチャイムまで目覚めずに。]*

(505) 2021/06/13(Sun) 23時頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/13(Sun) 23時半頃



[ そう。図太いひと。
  これだけ大掛かりに死ぬよーって宣言して、
  あんなメールまで残しておくような。

  ともかく、そんな話をしていたらしい。
  もうあそこから醒めてしまったから
  そんな話は出来ないかとも思ってたけど、
  ばっちり全部覚えているものだから。

  よかった、とも、どうとも取れる。]
 




  炭蔵くんの泣き顔?
  それはレアだね、是非写真に残さないと。
  ……まだあそこに居るんだろうけどさ。

  まあ、それはそうだと思う。
  ゆっくりゆっくり、形を変えていたし。
  世界にも受け入れられる上限があったりする、
  そういうことなのかもね。


[ さて。死んだけれど、殺した、とも言った。
  驚かれるのも無理は無いだろう
  けれどたしかに私は殺したのだから、
  くすくす笑って、お茶を濁しておくだけ。]
 




  ただの夢では無いだろうし。
  やっぱ、苦しい目にあってこっちにきたんだ。

  それでも死んだけど死んで無いって、
  変な感じするよね、……。


[ ちゃんと答えてくれてよくできました。
  なんて、じっと向井くんの指の先を
  なんとなく見ながら、

  いつか話した言葉について言われれば、顔を上げ]
 




  ああ、そんなことも言ったね。
  なんだかもうそれすら懐かしいけど。

  そっか。やっぱり虚しかったよね。


[ 淡々と。泣きそうにもなくそう言う姿に
  吹っ切れちゃってまぁ、なんて思いつつ。
  泣いてくれてもよかったんだけどなあ。

  彼もまた、死ぬことで何か変わったのだろうか。]
 



  …… 私?
  私はずっと諦めて虚しくてだったからね。
  似たようなものだよ。
  頑張りたかった。でも無理だった。諦めた。

  向井くん、認めないで堪えて頑張ってたから。
  まあ、……ちょっと意地悪したくて?
  頑張るのやめちゃいなよー……ってさ。 
  頑張り続けるの辛いじゃん。 それだけ。


[ 我慢の皮が剥がれてぐちゃぐちゃになった
  素直なその下を見て見たかったから、なんて。
  そう、言うなれば引きずり下ろしたかっただけ。

  ただの意地悪だよ。ごめーんね、と。
  そこまで反省してない様子で言って。]




[ いきなり話題が変わっても、
  まあこれ以上は泥沼かもしれないからね。
  深入りしすぎない方がいいこともある。]


  ああ、食べてくれたんだ。
  それは良かった。……ありがとう。


[ この礼だけは、少しだけ黒い視線は
  和らいだものになって。
  やっぱり、ね。自分の作ったものだ。嬉しいから。

  飲み物を買ってくれると言うならば
  それに甘えさせてもらおう。]
 




  じゃ、カフェオレお願いしまーす。


[ 多分あった気がするから、と。
  雑な注文をひとつ投げかけて]*
 


[向井くんと茉奈ちゃんの会話を聞いている。
盗み聞きするような意図は無いから、耳を澄ましているわけじゃない。
聞こえた内容をただただ、聞き流している。

楽しいことだけを享受しようと振る舞ってきた私。
クラスの誰と誰がどんな秘密を共有しようと、介入できないものもある。
……女子グループって噂が早いし、聞き流し慣れてるってのもあるけどね。

だけど、あの世界で食べたもののことを聞けば、
釣られてしまう魚のようにそちらを向いてしまう。]



 パン……ケーキ……?

[何それ。食べてない。
いいなーと羨みの視線を隠さずに2人に向ける。]

 あ、クレープ美味しかったよ茉奈ちゃん。
 ありがと!

[こちらに帰る前日の夜にいただいたクレープのお礼を、
ちゃんとしていたか、し忘れていたか、
覚えていなかったので、改めて伝えよっか。]


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