人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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視点:


─こちらの世界線の私─

こちらの世界線の私も、基本的には変わらない。
大和命くんのことが好きで、アストロのことがないからきっと同棲して恋人──なんて事にはなってない。
それでも、好意を自覚はしていただろうし、毎週のお菓子作りから毎日のお弁当作ってきても良い?くらいにまでレベルアップはしていたかもしれない。
お付き合いしていてくれたら嬉しいんだけどな。
その場合はやっぱり私から告白したんだろうけど…。

とにかく、それでもこの世界も平和とは言えなかった。
私たちが知らないところでロボットはやってきて、合宿所の近くで戦闘があった後、今度は学校で。
お陰で学校が休みになっちゃったから、大和くんにはお弁当を学校で渡せない。
待ち合わせして私でも良い?なんて聞いてる頃合いだろう。


そんな中、私は七尾ちゃんにメッセージを送っていた。


『七尾ちゃんちの方大丈夫?
 今度雑貨見に行きたいんだけど一緒にどうかな?』**


メモを貼った。


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時半頃


メモを貼った。


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー転送後ーー

[戦闘は終了した。
千映は死力を尽くして闘った。

そして、命を落とした。
たった1つしかない命を。

僕は、この腕に抱いた彼女の命の重みを忘れない。

ーー決して。]

(12) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[コックピットからの転送後、僕は誰とも話さずにすぐ場を去った。康生にも声は掛けない。彼が加賀先生の元に行くのも見る迄もなく。>>0

辺りはまた、惨憺たる光景が広がる。

海辺での戦闘はまだましだった。
田舎だったから倒壊した家の数も少なかったから。

跡形もなくぺしゃんこになった家もあった。
ひっくり返った車などもあった。

僕はそれらを一瞥した後、早足で帰路に着く。

(13) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[現場からは少し離れていたので、どんぐり亭と自宅家屋、両親は無事だった。

帰宅した僕は心配し過ぎて憔悴しきった両親に迎えられた。

無理もない。今回の戦闘舞台は僕らの高校である。

つまり、二連続息子が巨大ロボットが暴れる危険極まりない場所に居たことになるのだから。

スマホには両親からの着信が溜まっていた。]

(14) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 父さん、母さん。
 電話出られなくてごめん。
 心配かけてごめん。
 でも、聞いてほしい事があるんだ。

[僕は二人にーー全てを話した。

今起こっている事態を話すかどうか。特に秘匿しようという話し合いはされていない。

ただ、大人は信じてくれないであろうとの意見は出たけれど。

僕の両親も例外なく最初は信じなかった。

自分の息子が巨大ロボットに乗り地球を護り死ぬ運命にあるなど。

しかし、僕は両親に対して、今までこういう真面目な話で嘘をついたことはない。

僕の真剣な訴えに、二人は次第に態度を変えた。]

(15) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[警察を頼る意見が当たり前のように出たが、僕は頚を振る。]

 父さん、母さん。
 暫く兄さんがいるアメリカに避難してくれないか。
 どんぐり亭をお休みすることにはなるけど…

 後5体。後五回ロボットの戦闘があるんだ。

 今回は、父さんも母さんも無事だったけど、次はわからない。

 戦闘舞台が必ずしも日本かはわからないから海外なら安心とは言いきれないけど…。

 僕は、父さん母さんに巻き込まれて死んで欲しくないんだ。

 どうか、お願い。
 一生のお願いだ。

(16) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[母さんは『そんなロボットに乗らないで一緒に逃げよう』と言った。

でも僕はゆると頚を振る。]

 僕、好きな相手がいるんだ。
 最後まで彼と共にいて。
 なんとか僕、彼、他のみんなが生き残る術を模索したい。

[逃げてもコックピットには問答無用に転送されるだろうとかは、思ったが言わない。]

 僕は諦めていない。
 黙って運命を受け入れて、死んだりしないから。

[最後に頷いたのは父さんだった。動揺混乱する母さんを宥めて『私は二人の息子を他人に恥じないように育てたよ。だから、息子を信じる』と。]

(17) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[それから僕は自室に行き、ベッドに横になる。

ーー暫く目を閉じていたら、夜になっていた。
父さん母さんは、疲れている僕を起こさないでくれたのだろう。

僕は身を起こして、康生に電話を掛けた。

彼が電話に出てくれるなら話をするだろう。]*

(18) 2023/08/17(Thu) 00時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー電話/康生ーー

[数コールしてから、病院なんだからすぐ出られないのに気が付いた。

暫くして、彼はかけ直してくれた。

声が響く。明るいいつも口調なのには少し驚いた。不自然には気付かずに>>19]

 嗚呼、コウ。ごめんね夜に。

 話したくて。
 ーーゆっくり、話せなかったから。……コックピットでは。

(20) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[コックピット、と発するのに数秒遅れた。

頭がぐるぐるする。

でも、迷う暇はない。自分がいつ次のパイロットに指定されるかわからないから。]

 伝えたい事がある。
 本当は逢って話したいんだけど。
 後、君を困らせるかもだけど。

 どうしても伝えないと。

[ごくりと唾を飲む。そして、僕は言った。]

(21) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 僕は間違えていたんだ。
 前に聞いたよね、コウ。

 『雨竜先輩への気持ちと、コウへの気持ちは違うの?』と。

 僕は違うと答えた。
 それは間違ってはない。

 ただ。

 僕は、雨竜先輩には恋をしていなかった。
 恥ずかしいんだけど…肉体が惹かれあっただけなんだよ。

 だから、好きは好きなんだけど…護りたいと思ったり、笑顔が嬉しかったり、傍にいてほしかったりーー

 そういう対象ではないんだ。

(22) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[自分でも知らなかった気持ち。恥ずかしさを堪えながら]

 僕は君にキスをした。
 あれは確かに混乱からの衝動だったよ。

 だけど、僕はあのキスをきっかけに、気付いたんだ。

 君がーー君に。
 僕が惹かれていた事に。

 男同士だし、親友だから。
 そのドキドキは友情だと思い込んでたんだよ…

(23) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 僕は、君に恋をしてたんだ。
 性的感情を越えた、ときめきを君に感じてるんだ。

 ……君の事情を聞いて。
 もうキスをしたいと思わなかったのは、君が好きで大切だから。

 逆なんだ。

 僕は好きじゃなくとも、キスをしたりエッチが出来る。

 でも、君は本当に好きだからーー
 本当に、好きで好きで堪らないから。

 そんなのなくても、いいって。
 キス出来なくても、君がいいって。

(24) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 ……こんな話しは、こういう自体にならなかったら胸に秘めたと思うよ。

 でもいつパイロットになるかわからない。時間がない。

 だから。

 ーー僕の本当の気持ちを君に知ってほしい…

(25) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ





  ーー好きだ、コウ。
  君に恋してる。*

(26) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 01時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 01時半頃


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー電話/康生ーー

 明後日退院?ーー良かった、 凄く、凄く……嬉しい。>>45

[彼が言い掛けた"せ"はなんだろう。僕はわからない。それより退院予定を聞いて胸が喜びに満ちた。>>45

それから僕は一気に彼への想いを吐露した。

電話だから、部屋でベッドに並んで座った時のように表情は窺えない。

彼は黙って聞いていた。
そして、徐に口を開いた。

彼がまず不快になっていないことには胸を撫で下ろす。
性格や今までの態度を鑑みてそれはないとは予想していたが。]

(60) 2023/08/17(Thu) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 ……嬉しいの?
 僕なんかに好かれて。

[こんな言い方を彼は咎めるだろうか。]

 恋愛らしいことはーー別にその、エッチな事だけじゃないよ。
 ……したいことは、うん、あるけどーーそれはコウが退院してから。
 
 君がやりたいこともいっぱいあると思うし、時間は有限だけど。
 ーー君の時間が欲しい、な。

 た、ただ!そのやりたいことは、身体の触れ合いはないけど凄く恥ずかしいから、えっと、後でLINEで言っていい…?

(61) 2023/08/17(Thu) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[僕はまだパイロットを回避する方法を模索するが、このまま対策が練れなければ、僕らは二人とも死ぬ。

戦闘は後五回。契約した僕らは大和、真弓、縁士、僕、康生の五人だ。

誰も漏れない。勿論僕はこの時点、彼が二重契約をしているとか、契約をしなかった者がいるなんて知らない。

つまり、時間は有限だ。
僕も彼も。

その間に僕らの出来ることは。
彼と触れ合えなくとも、僕にはしたいことが、あるーー。]

 話せないこと……?
 まさか、次のパイロットに、君がーー。

[僕の顔から血の気が引く。しかしこれはすぐ否定されるだろう。この段階僕は知らないが、次は大和だから。]

 うーん、パイロットになった時に隠すのをしないでくれるなら、僕は構わないよ。

 だから、君が何を言わないでいるかわからないが、いいよ。

(62) 2023/08/17(Thu) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[それから僕は少し黙って。少し考えて。]

 コウ。君が死んでるとずっと言ってきた意味が僕はまだよくわからない。

 君の定義でそうだったなら、出来たら僕が理解して、君を助けたかったんだけど……
 出来なくて、ごめん。

 でも結果的に、君が今自分を生きていると思えているなら、良かったよ。>>46

[それはもしかしたら千映の死を間近で見たからなんだろうか、と僕は考えた。

他の理由は思い浮かばなかったから。

すると、良かったと言っていいのかわからない…が。

でも、彼が某か救われたのなら。地球が救われたよりずっと尊い。]

(63) 2023/08/17(Thu) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 ーーありがとう。

 僕はその、お互いの"死ぬ"を出来たら寿命にしたいんだ。

 僕は、まだ諦めていない。
 あのロボットに乗らず、僕らが死なず、地球や宇宙も救われる方法をなんとか見つけたいんだ。

 ーーコウだって、諦めてないよな?
 まさかもう、どうにもならないから、パイロットになるつもりだったはしないよ…な?

[少しだけ不安が過る。戦闘の際に真弓は『私達が引き継ぐ』と言った。もう覚悟を決めているようだった。

みんなが、僕と違うような気がしている。

僕はこんな理不尽を納得していない。抗いたい。

彼の意思を確かめたくてーー。]*

(64) 2023/08/17(Thu) 08時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 08時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー珊瑚の死ーー

[千映の遺体は、彼女がアストロと名付けたロボットに格納され、その死は世間から隠蔽された。

彼女には家族が居たのに。家族は遺体を受けとる以前、その死すらきちんと知らされず、千映を失うことになった。

不仲と話していた彼女の兄とて、悲しんだに違いないのに。

その理不尽さに恵一はまた苦しんだ。

自分は両親にもう打ち明けたから、遺体が返らなくても二人は理解はしてくれるだろうけど。

成田に両親を見送りに行くが、このままならきっと、それが両親と顔を合わせる最後になるだろう。]

(65) 2023/08/17(Thu) 09時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[そして、僕の独り暮らしが始まった。
どんぐり亭は休業、隣接する広い自宅に独り、ぽつんと暮らす。

退院した康生が遊びに来てくれたりはあるかもしれない。

夏休みは残り少なくなっていた。

僕はその日、学校には顔を出していなかった。

だからーー珊瑚の訃報はその日に回ってきた、天文部ではない学内のLINEグループにて知ることになる。
このLINEグループに、合宿メンバーはいない。]

(66) 2023/08/17(Thu) 09時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『瑠璃川珊瑚が死んだ』
『え、マジ?あのロボットの時に巻き込まれてたの?』
『違う。今日。学校の廊下の窓から転落死』
『は?自殺?』
『知らないよ。兎に角俺はグラウンドで部活してたからさ。いきなり背後でドシャ!てすんごい音がして。
振り返ったら血の海よ。後ピンク色の』
『おい詳細描写やめろまじ。それで?』
『そらもう悲鳴の嵐よ。女子はバタバタ倒れて。あとなんか二階の窓から飛び降りてきたやつがいて。>>34
『マジ。そいつ誰?』

(67) 2023/08/17(Thu) 09時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『知らん男子。血の海に入って、瑠璃川抱き締めてた。』
『やべーなにそれ熱い。瑠璃川の彼氏?』
『知らんて!ともかく救急隊員や先生が駆け付けて、そいつは引き剥がされたけど>>37。あと窓から誰かわあわあ叫んでたな…>>33
そこまでしか見てない。先生に追い払われたから。』
『写真撮った?』
『撮ったよバッチリ。みんな撮ってたけど?。
ぐっちゃぐちゃ。見る?』
『いやいい。つか悪趣味だな』
『じゃあお前そこにいて撮らない?』
『いや撮るわ』

(68) 2023/08/17(Thu) 09時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[吐き気がするような内容に、茫然自失になる。
すぐ珊瑚に電話した。大和がスマホを持っていたが、恐らく出なかったはず。

なんでなんでなんで。
なんで珊瑚が死ぬ?
事故?自殺はあり得ない。
彼女はコックピットで大和と手を繋いでいた。
僕は彼女のマンションを追い出されてから話してないが、きっと彼女は大和に告白し、恋人になったんだ。

幸せな彼女に自殺の理由はない。
しかし単なる事故なのか。
どうしたって、ロボットが関係ないと思えないが…。

すべてが事実であると後に知った。
生徒に突き落とされたらしいこともわかった。
ただ、動機までは情報としては流れてこなかった。]

(69) 2023/08/17(Thu) 09時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[葬式までの1日2日、僕は自室に籠った。
何も食べなかった。喉がカラカラになり、水だけ飲んだ。

話をするのは康生だけ。
それもLINEで。

それ以外の人間とは一切連絡を取らず、死んだように過ごした。]

(70) 2023/08/17(Thu) 09時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

――瑠璃川珊瑚の告別式――

[お通夜の日、僕は久しぶりに外に出た。学生は学生服を喪服とするので、それを着ていく。

お通夜は自宅ではなく式典会場にて行われた>>39
大和を始め天文部のメンバーもいたが、目線を合わせるだけ。

遺影の中の彼女はいつも通りの輝きなのに。もう、何も言わない。

僕は泣き崩れた。周囲なんか知らない。堪えられなかった。

大人が僕を立ち上がらせたり席に連れていくまで、声を上げて泣いた。]

(71) 2023/08/17(Thu) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[告別式は、とうとう最後のお別れだ。大和がお棺に何かを入れて火葬場まで付き添っていく。

僕はただ、それを見守る。
康生はもしかしたら僕を心配したかもだが、事前にLINEで、式の間はそっとしておいてとは告げたから接触はなかっただろう。]

(72) 2023/08/17(Thu) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ちなみに彼女のスマホを大和が回収して中身を見たなら、僕が彼女に送った合宿の花火の光景の写真(大和も映っている)、大和がどんぐり亭ワゴンの中で寝ている寝顔の写真を発見するかも。]

(73) 2023/08/17(Thu) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ーー二学期/大和の黒板の文字ーー

[二学期に入った。僕は学校生活をしながら多分色々な事をしていたとは思う。

そして、黒板の文字を見た。>>43
まるで決意表明みたいなそれに僕はまた。

僕だけの思索に沈んだ。]**

(74) 2023/08/17(Thu) 09時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 09時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 09時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーLINE(真弓)ーー

[千映が亡くなった翌日(珊瑚が亡くなる前)、僕は真弓に個人的なLINEを送った。

彼女はコックピット内にて、僕、縁士が険悪になった時に間に入ってくれた。

彼女に頼りたいと考えて。]

 真弓。いきなり連絡してごめん。

七尾さんのこと…まだ、ショック抜けきらないけど。

僕らはやるべきことをしなくては。

真弓と話したいのは2つだ。
まず、スタンスを教えて欲しい。

(75) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

君はもう、ロボットに乗る運命を受け入れている?

僕はまだ、僕らがロボットに乗らず、地球や宇宙も危機に晒さない方法を探したいと考えている。

ギリギリまで粘りたい。

君の考えを聞かせて欲しい。
勿論、僕と違っても構わないよ。

もう1つはお願いなんだ。
ハロに質問をして欲しいんだ。

コックピットでのやり取りを見ていたから君はわかると思うが、僕はハロと話さない方がお互いの為だと考えてるんだ。

だから、これを聞いて欲しい。

(76) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『敵ロボットのコアの中には、敵パイロットが乗っているのではないか?』

これは僕の推測だが、恐らく僕らが乗っているコックピットは、敵ロボット視点のコアなんじゃないかと。

僕はAとの戦闘を見た時は、相手は無人ロボットかと思ったんだが、昨日の戦闘を見て、敵も此方のコアを狙っているように感じたから。

コアを潰される=パイロット死亡、ではないかと。

そのパイロットがなんで戦っているかは、鏡映しに考えてみるなら、僕らと同じように契約をさせられ、自らの地球のために戦ってるんじゃないかな。

Aがそうだったように。

(77) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

Aは別グループに所属し、僕らを契約させて戦闘を引き継いだ。

なんていうのかなあ、戦闘が無限に続くような仕組みが出来てるんじゃないかと。

だから、ハロに確認をして欲しい。

もしかしたらハロも、自分の地球のためにああしてるのかもしれない。

僕はまだハロとAを完全に許すことは難しいが、そうすると彼らも犠牲者だし、僕は考え方が違うだけで、ハロを傷つけたいわけじゃない。

だから、なるべく接触しない、話すと傷つけちゃうから。
僕はハロを撫でるとか、真弓や七尾さん、康生みたいに、そこまでの優しさは持てないから…

ハロに逢ってくれ。頼む。

(78) 2023/08/17(Thu) 10時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

PS:僕はコウに告白した。

彼は死ぬまで僕に添い遂げてくれると約束してくれた。
僕も、もし僕の足掻きが間に合わず、彼がパイロットになるならそうする。

恋人とは違うかも、だけど。

いい報告として。*

(80) 2023/08/17(Thu) 10時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 10時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 12時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 13時頃


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー電話/康生ーー

 康生はさ、一番綺麗な宝石みたいなものだから……
 比べ物にならない。君と同じぐらいの輝きを持つのは珊瑚ぐらい。

 でも、僕が嫌でないなら、良かった。
 お、男同士でも関係ないよね?

[思わず声が上擦ってしまう。恥ずかしさ、嬉しさに。

初恋なんだから。
凄く甘酸っぱい……まるで、ハニーレモンフラベチーノだ。]

(97) 2023/08/17(Thu) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 そう言えばコウは、何をする時も新鮮に驚いて嬉しそうで、感謝してるね。

 まるで世界の全てがギフトむたいに。

 ……いやその?!
 こ、恋人っていうか、想い合う二人がさ、そのーー…デ……誓、

 やっぱりLINE!!>>86

[真っ赤になり、スマホをちょっと離して顔を仰ぎ。]

 七尾さんは、Aの事の直後に声が聴こえた、と。

 脳内なんだと思う。
 そして、敵の襲来は五日後だった。

(98) 2023/08/17(Thu) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[本当はこんな話しなどしたくないが、隠されたら堪らない。彼の言葉に、電話越で見えないだろうが僕は頷いた。]

 ……うん。僕が選ばれてしまっても伝えるよ。>>87

[少しだけ、声のトーンは落ちた。どちらにしろ二人とも死ぬ、という現状に。]

 ……うん。

[これ以上は言えないことなんだろう。そう判断して、踏み込まない。
彼が何かを隠すにしろ、それは僕を嫌いだからとかではないのだから。]

(99) 2023/08/17(Thu) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 ーーそうか。
 うん、勿論コウの事情は理解する。何度も死に瀕して覚悟してきたんだね…
 
 大変、だったね。

 でも。だったらやっぱり、君は死ぬべきではない。

 君が死んだら僕だけでなく、君の親族、友達、みんな悲しむんだよ。そんなやだろ?

 病気なら仕方ないかもだけど、こんな、訳のわからないどこか高次元の存在が仕掛けたゲームまがいに、君の命を消費する理不尽など、あってはならないよ。

 ーー僕は最後まで屈したくないんだ。
 なんとか、僕も君も、真弓や大和、縁士も。

 救いたい。僕は足掻くよ。

(100) 2023/08/17(Thu) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[やれることはやってみよう。駄目な場合に備え、彼との思い出作りをしながら。]

 じゃあ、また電話するね。
 えっと、あの…僕らって…恋人…な、んでもないッ

 おやしみ!!

[お休みを噛んだ。噛みまみた。僕はヒリヒリする舌に涙しながら電話を切った。]

(101) 2023/08/17(Thu) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ーー少し経って、LINE/康生ーー

君とデートがしたい。二人で天気のいい1日、出掛けたい。

入らなくていいから海に行きたい。海を眺めたい、君と。

君は、君の身体を害さない、何か食べられるものや飲み物を持ってきて。

僕は海の家のトウモロコシとか食べたいんだ。

それから、二人で。

海の近くにある……
これは、現地で!!

[スタンプは照れて顔を隠すコアラであった…。]*

(102) 2023/08/17(Thu) 13時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 13時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 13時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 14時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 16時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 18時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー海辺のデートーー

[康生が退院後、僕は彼の1日を貰うことにした。

僕のために彼が、時間を割いてくれる。

友達だった時だって、そんなのはいっぱいあったんだが、僕は青い鳥が自宅にいるのに気付かなかった。

いつも傍にいてふざけていた時には、彼と過ごせる時間の貴重さがわからなかった。

死ぬことになるなんて思ってなかったから。

まだ諦めてはいないが、僕らは着実に残り時間を縮めている。

その、かけがえのない1日の話である。]

(121) 2023/08/17(Thu) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 コウーッ!!

[僕はその日カーキ色のチノパン、スカイブルーの薄手半袖シャツ、インナーは白黒ボタという特にお洒落でもない格好にでデートに望んだ。

恋人いない歴=年齢の僕だ、気合いを入れようと服屋に行ったが、彼のようなイケメンじゃないし…こんなもん。

それに後で着替えーーいや、これはまだ内緒である。

ショルダーバッグを肩に掛けている。泳がないから水着は入っていない。

駅で待ち合わせた僕らは電車に乗った。そこで僕はまず、マル秘アイテムを見せる…。]

(123) 2023/08/17(Thu) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 コウ、これ見て。
 じゃーん!

[猫型ロボット宜しく僕が取り出したのは、なんとビニール手袋だ。]

 これを嵌めればさ、その…
 手を繋いでられるかな?って。

[本当は滅菌消毒の手術用手袋がいいのかもだが、外は雑菌に溢れているから、滅菌状態は続かないだろう。

手袋を嵌めたらおずおずと手を差し出した。

今日は快晴だ。夏休み終わりが近いから、少し暑さは遠退いている。ビーチも空いてるかな。

電車はガタゴト進む。その間は楽しい話をしよう。]

(124) 2023/08/17(Thu) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 コウはコンビニでなんか買うの?最近のコンビニ飯は美味しいよね。

 あの、沖縄風のスパムおにぎり知ってる?めちゃくちゃ美味しいよ。

 後スムージーがお気に入り。果物まんまで冷たくて。

[なるべく戦闘などの話しは避けたい。駅に着くと、潮風が流れてきた。

海外の海のようにコバルトブルーとはいかないが、リゾートホテルが海岸沿いに立つような綺麗なビーチにやってくる。

合宿の時も海の近くだったが、ビーチで遊んだりはしていないから今年初めての海だ。

僕ははしゃいで彼に笑顔を向ける。]

 コウ!今日はいっぱい遊ぼうね!*

(125) 2023/08/17(Thu) 19時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 19時頃


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    合宿最後の朝ミーティングの時
    あたし達は『それ』を見た
    海辺で戦う、2体の大きな怪物を

    まるで現実味の無いその光景は
    暫くテレビやスマホの通知やSNSを賑わせ
    目撃者であるあたし達部員の間でも
    何度も話題に上げられ、情報を交わされ
    ある種の興奮を帯びて持て囃されていた

    けれどその怪物は出現する度に街を、
    人を、無慈悲に踏み潰してゆき
    その所業は少なからずの人々に
    怨嗟を植え付ける事もあっただろう


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[そんな怪物についてあたし、
 七尾千映の見解は……恐怖の対象でしかなかった。

 部活動の最中、高校に現れた時は
 悲鳴を上げて倒れそうになってしまった程。


 ……うう、先輩達に顔向けできない…。
 なんとか倒れずに済んだとしても、
 先輩達に手を引かれる形で逃げただろうし。
 もしかしたら乾先輩が背負ってくれたかも、で。

 幾つもの建物の倒壊があったものの、
 あたしの家は無事だった。
 だから、ここはあたしの部屋で。]
 




  怖かったあ…。


[今思い出しても震えが止まらない。
 校舎全体がいきなり暗くなって、
 窓の外を見たらあの怪物が立ってた。
 なんでここに??って心の中で散々あの怪物に
 抗議したけど、きっと届いてないんだろうな。

 ベッドの上で転がりながら
 SNSや通知で入ってくるニュースに目を通して
 あの怪物の事を調べていた。

 次に遭遇した時に備えてどうしたらいいかとか、
 怪物の正体だとか。色々。]
 



[そんな中LINEに通知が入った。

 クリックすると瑠璃川先輩からで、
 心配の言葉とお出掛けのお誘いが綴られていた。
 ばっと身を起こしてフリックする。]


  『一緒に行きたいです!』
  『あっ。じゃなかった』
  『あたしの家は大丈夫でした!』
  『瑠璃川先輩の方は大丈夫でしたか?』


[嬉しさ半分心配半分に、
 スタンプはつけるか悩んで止めて。*]
 


─避難とかいろいろ─

そう言えば最近電波が悪い。
もしかしたら七尾ちゃんにも届かないかな?
届いたり届かなかったり…例のロボットが関係してるのかな?
ほら、機密情報とか情報規制とかなんだとかよくわかんないけど情報操作されてるとか!
よくわかんないけど!
だからかなー、連絡が滞りがちなのと学校が危うく戦場になりかけて…いやなったの?避難してたからよく分からないけど、夏休みが延びてラッキー!なんてしてたり。

だからいつ届くか、むしろ届かないかもしれないけど、大和くんに一通だけ送っておこう。
『大和くんが大丈夫そうなら電話ください。』
大和くんいつも忙しそうだからね。電話かけたいけど、電話を待つ姿勢にする。
そもそもこのメッセージがちゃんと届くかなー、遅延でも届いてほしいし届かなくても連絡してほしいよ!


それはそうとして、お父さんから避難するように言われている。
お父さんはお父さんで何らかの情報を得てるのかな?
それとも、天文部の合宿所の近くと私の学校の近くと。私に関係してる場所で二回もロボットが出現したから、そのせいかも。
もしかしたら天文部そのものがロボットに関係するのでは──、なんて考え過ぎかな?


「でも、出現場所はそれぞれ違うよ。
 日本に現れた、くらいしか共通点ないじゃん。
 最悪、避難した先に現れるかも…。」


それは、確かにそう。
どこが戦場になるか分からない。
だからいっそ、今までのことを考えるなら日本脱出?
──それも良いかもしれないなんてお父さんがいうから、私は慌てて否定した。


メモを貼った。


「やだよ!?私みんなと別れたくない!
 好きな人いるしまだ告白もできてない…。」


ガシャン。変な音にお父さんを見ると、持ってたカップをソーサーに落としたみたい。あっぶない、割れちゃうじゃん。
え?いつの間に?相手は誰だって?


「…私だって好きな人くらいできるよ。
 お父さんだって好きな人できたでしょ?
 告白してお付き合いできて一人暮らしするんなら
 好きな人と暮らしても良いよね?」


なんか言葉に詰まってるお父さんは珍しい。
けど、避難かー。お父さんは忙しいし私はどうしてと一人の時間が多い。ほら、そうこう言ってるうちにお父さんの携帯が鳴った。また病院に逆戻りだ。


「避難については考えとくし、お父さんはもう良いよ。
 病院の近くに仮住まいする方向で考えようかな。
 とにかく、私一人でいるならこの家が一番だし
 みんなから…離れたくないから。」


みんなより、彼だったけど。
何かいいたげなお父さんを押し出すようにしてお弁当を持たせて背を見送る。
今日は話があったから来たけど、もう帰ってこないかもね。
今日も帰ってきたより寄った、だろうし。
そんなやりとりの後、七尾ちゃんからの返事が来てホッとした。


『七尾ちゃん!よかった通じたー!
 うちも大丈夫だったよ、怖かったね。
 雑貨屋さんでシールとかカップとか見たくて…
 七尾ちゃんはヘルメット持ってたっけ?
 それの飾りも買いたいんだ!いつなら大丈夫?』


そんな風に、心配よりは買い物メイン、通じた喜びメインの返事になる。
だってねえ、こんなことが繰り返し起きてるし。
多分起きるよ、空前のヘルメットデコブーム。
普段から使えるヘルメットがあなたの命を救う! …かもしれないじゃーん?*


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーLINE/真弓ーー

そうだよね、普通はそうだ。

僕は部室で大和が世界のためなんかに死にたくないと言った時に深く共感した。

七尾さんはとても立派だったけど、僕らはただの高校生で。

お国のために志願したわけでもないんだ。

確かに余りに規模が大きすぎるし、七尾さんの戦闘はAの戦闘からたったの5日後だった。

もし同じスパンで次々戦闘が来るなら、対応を考えたり動いている内にパイロットにされてしまう可能性は高いと思うよ。

(138) 2023/08/17(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

コックピットに転送されたら逃げられないだろうし、逃げても、世界が滅びるなら詰みだから…真弓の言うことは、わかる。

でもさ。ありきたりに言うけど。諦めたらそこで試合終了だからね。

どうにもならない場合と、どうにか出来る2パターン想定、動くべきと考えている。

乗らなければいけない理由?
前者の避けられない場合、だよね。

難しい。僕が戦って勝てばコウを1ターン護れるが、五回戦闘で五人だから、結局遅かれ早かれコウも僕も死ぬんだよね。

(139) 2023/08/17(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

父さん母さんには生きていて欲しいが、彼らは僕が死んでまで生きたいと思っていないし。

無理に理由を捏造し、戦わなくちゃと考えるのも、なんだか不自然なような。

本当に僕らに選択肢はないんだろうか?

うん、ありがとうね。
ハロを撫でてあげて。
僕が聞いたことは内緒ね。

いや、選抜のたとえばわかりやすい。

僕は真弓と話していると思考の整理が進んで助かる。
君はバランサー的な位置にいながら主観も話せる人だね。
頼りにしている。

(140) 2023/08/17(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

打算というか、ハロは間違いなく元々の僕らの友達でもなく、僕らの地球の人?生物?でもない。

なら、なんのために僕らの戦いを助けてるか、て話だね。

その目的を知ることが、阻止の糸口になると考えている。

死ぬ、という銃口をつきつけられたから、僕はハロやAを赦せないが。

二人を憎みたいわけじゃないんだ。

(141) 2023/08/17(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

もしも、阻止できたら。
僕らの後のグループも、使命に囚われているハロも、救えるかもしれないんだよ。

理想論なのはわかっている。

う、浮気?!
僕浮気なんて。七尾さんのことかな。

七尾さんは自分に自信がなかった。両親のことで価値がないと悩んでいたから。

魅力的な女の子と伝え、自信をあげたかった。

それだけだよ。

真弓だって僕はとても可愛い女の子だと思うのだが、こういうのを伝えるのがいけないのかな?

返事はハロに聞いた後でいいよ。

[手を振るコアラスタンプ]

(142) 2023/08/17(Thu) 20時頃

―― 七尾宅:ビーズクッションの上 ――

[ベッドから降りて、ビーズクッションの上に移って
 その辺に転がってた星型のクッションを抱く。]


 『はい、もう死ぬんじゃないかって…』
 『あっ、不吉な事言ってごめんなさい』


[大災害程では無いけれど、先日の怪物の
 学校への出現では何人か犠牲者が出てた。
 それを思うと冗談でも死ぬとか言っちゃ
 いけない気がして、慌てて訂正を打つ。]
 
 




 『カップですか?新しいの買うんです?』
 『ヘルメット?えっと、あたしはまだ
  原付の免許とかはなくって』
 『(アヒルがあわあわしてるスタンプ)』


[LINEを重ねるうちヘルメットが防災用だと
 わかれば、確かにあるかもしれませんね?
 なんて真剣に購入を検討しだす。]


 『そういえば先輩は、
  家離れたりとかするんですか?』
 『クラスの人が何人か避難するんだーって
  言ってて。もしかしたら結構いるのかも?って』

 



[ふと疑問に思った事を聞きつつ。
 あっ、でもお会いできるならその時聞けば
 いいのかも?なんて思い辺りもして。]
 
 
 『あたしいつでも空いてますんで、
  先輩のご都合良い日教えてください!』
 『(ちいさなくまがヤーッ!てしてるスタンプ)』


[そうして出掛ける日の約束を取り付けようと。*]
 


メモを貼った。


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 20時頃


─瑠璃川宅─

さて、今日は何を作ろうか。
日持ちする物を作っておこうかな。でも、いつ電気がダメになって冷蔵庫が機能しなくなるか分からない。
となると、日々食べるものだけ買って作ろうかな。
…急に来てくれることになったら24時間スーパーを頼ろう。
なんて考えてるとまたメッセージがくる。今日は調子良い!


『ううん。あれはそう思っても仕方ないよ。
 あんなのを合宿でも間近で見たんでしょ?
 二度と見たらそりゃそう思うって…。』


それは本当にそう。
一度目で難を逃れて、二度目も無事だなんて強運だと思うもん。
今回こそダメー!って思うよ、そりゃ。


『家も揺れたりしそうだから、せめて
 可愛いプラの食器用意しとこうかなって…。
 割れたら大変じゃない?
 あ、ヘルメットは災害?ロボット?対策用!
 避難してる時に欲しいなーって思ったんだよ。
 震災の時にも、買い物かごを浮かせて被って
 難を逃れた人もいるんだって。』


今回のことは、自身のような唐突な災害に似てる。けれどロボットということは製作者がいて、操作する人間も居ると思う。
思うんだけど、どうなんだろう?
でもそこまで返事して。
避難の話にちょっと手を止める。


『そうだね、お父さんにも避難しろって言われた。
 でもお父さんはほとんど家にいないし、
 今の事態じゃ仕方ないんだ。
 だって、医者だから救助の方に駆り出されてて…。
 でもどこに出るのか分からないのに
 避難の意味あるのかなって思っちゃってる。』


『それじゃ明日にでも。
 学校の最寄り駅で9時に待ち合わせでOK?』


そこまで打って、また指先を滑らせる。
ちょっと私の頬が熱い。


『私、好きな人がいるの。その人がまたこの家に
 私の作ったご飯食べに来てくれるかもしれないから
 この家離れたくないんだ。』


ちょっと、いろんな人と話せる環境が遠かったから。
つい、そんな事を七尾ちゃんに伝えていた。**


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー海辺のデート/康生ーー

[彼はよくよく見ると本当にイケメンである。ラフな格好でもビシッと決めている。
ビーチで女の子が殺到したらどうしよう…僕のコウ()を護れるだろうか。

手袋は何故か笑われた。僕なり、今日のために色々準備をした1つなのだが。]

 や、そうだけど?!
 でも洗い場がない場所もあるしさ。僕は汗かきなんだよ!

[頬を膨らませながら、ビニール手袋装着。まだ電車の中だが、そっと彼の手を握る。

ビニール越しにも体温が伝わった。

この温もりを、僕は。
忘れない。]

(165) 2023/08/17(Thu) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 そうなんだ。僕は大体家で父さんが作るご飯食べるから、あんまりコンビニは利用しないできたんだけど…

…あ。父さんたちは、アメリカに今行ってる。

兄さんの所に。
だから今独り暮らしだよ、僕。

[避難させた、とは言わなかった。

コンビニには色々な食べ物があるが、やはり個別包装が良いのだろう。]

(166) 2023/08/17(Thu) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 砂のさくさくした感触、いいよね。
 うん、遊ぶ準備はばっちり!

[駅からすぐのビーチに移動する。海岸線に添う道路には若干だがヤシの木まで植えられていて、なんだか雰囲気がある。

砂を踏みしめると靴底に不思議な感覚だ。

時期的に案の定観光客は少ない。海の家も若干数。

僕は持参のビニールシートを敷いて荷物を置いた。]

 準備体操?おっけ。

(167) 2023/08/17(Thu) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[彼よりは念入りにやる必要はない。その間に僕はビーチボールを膨らませた。]

 これ投げ合って遊ぼう?
 無理はするなよ。
 ボール落とした方が負け!
 どう?

 走るのは…大丈夫ならかけっこしたり、ビーチフラッグ してもいいけど…きつくない?

[勝ったら言うことを、なんて言わなかった。だって彼は、そんなことをしなくとも、病状に関わらない事なら大体のお願いを聞いてくれるから。]*

(168) 2023/08/17(Thu) 21時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 21時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 21時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー海辺のデート/康生ーー

[繋ぎたいよ?!繋ぎたいですけど?!

内心ちょっと逆ギレしながら、恥ずかしさに真っ赤になり涙目だ、僕は。

でもこの手は離さない。今日だけは。

彼の食事事情を聞くと、本当に大変だなと思う。

僕はなんでも食べられる。そんなの当たり前だが…なんでも食べられるのが有難いなんて、考えたこともなかった。]

(190) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[康生はかなり頭がきれる、聡明である。しかし、あまりにピュア、人の発言の裏など一切読まない。
だから、僕の両親を避難とは結びつけなかったようだ。

僕は思う。

世界中誰に嘘をついてもいいが、彼にはつけないと。

だからもし。もし彼がその質問をしたら、彼にだけは正直に答えよう。

今は胸に秘めて。]

 うん。ずっとお店やってて休みもなかったし。観光がてらに二人で行くって。

 うちの両親、未だに休日は一緒に映画に行くほど仲良しだし。

 寂しい…いや、そうでもない。
 ご飯やら洗濯掃除やらやること多いけど、夜更かししても怒られないし。

[エッチな本やらも読み放題だが、黙っておく。]

(192) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 コウのお父さんお母さん、か…。コウは二人に似てるのかな。
 僕は父さんとお臍の形がそっくりだよ。

[彼は両親に事情は話していないだろう。
他愛ない話をして、戦闘やら避難に関する事を避ける。
流しても構わない話ばかりだ。]

 過保護…しょうがないだろ!だってコウは、コウはほんとに、もう独りの身体じゃ、ないんだからーー。

[彼の考えている意味とはまるで違う意味を考えて赤くなる。

ボールを構えて。]

 じゃあビーチバレーからだよ。それッ!

(193) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[僕は軽くボールを投げる。右は使っていないが、左でもビーチボール程度なら僕は十分人より上手く投げた。

元野球少年だもの!]

 お、やるな!エイッ

[ラリーが続く。ボールが遠くに逸れたら少し走る。スライディングは、彼と対等にやりたいから僕もしない。
しなくても軽々返していく。

どっちが何回落としたなんて関係なく、僕らはビーチバレーに暫く興じた。]

 ふう、ちょっと休もう。
 なんか飲もう?

 コンビニはすぐそこにあるよ。

(194) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[そこまで僕は疲れていないが彼に無理をさせたくないから。コンビニへと誘った。

荷物は一度回収する。置きっぱでもいいんだが、実は僕の荷物には少し高価なものが入っているからだ。

コンビニは道路沿い。僕はコーラを購入する。彼は何を買うかな?

砂浜に戻るとまたビニールシートを敷いて座ろう。]

 コーラ好きなんだ。食事の時、水代わりに飲んじゃう。

[ごくごく喉を潤した。波音がザーン、ザーンと響く。
心地好い海風は、髪を撫でる。]

(195) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 コウ。君に後でプレゼントがある。
 ……受け取って欲しいんだ。

 今日は、僕らの記念日だから。ううん、これから君と過ごす毎日が特別で、記念日だけどね?

 僕は、今日のことをずっと、ずっと忘れないよ。
 この一分一秒を。

 好きって不思議だね。どうしてーーどうして君といるだけでこんなに。

 ドキドキするのかな…。

[それは僕だけだから。彼は申し訳なさを感じるかもだけど。

僕は目を細めて、寄せては返すさざ波を眺めた。]*

(196) 2023/08/17(Thu) 23時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 23時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 23時半頃



[相変わらず瑠璃川先輩は優しくてじん…と
 心があったかくなる。


 『プラの食器…確かに。
  部屋の割れそうな物とかも
  何か対策しとかないとですね』
 『買い物かご被るって発想がすごいですね。
  あ、でも、鞄とかならあたしも
  頭の上にかざすかもですし、側にあったら
  被ったりするのかな…?』
 『(うさぎが首を傾げてるスタンプ)』


[他愛なく、最近のトレンドとなってしまった
 怪物と併発する災害についての話題を続けていく。]
 
 




 『ああ、そういえば瑠璃川先輩のお父さん、
  お医者さんでしたね。』
 『えと、救命医…でしたっけ?だったんですね。』
 『避難の意味は、たしかに…。
  でも、この辺はなんだか、危ないって言ってる
  人達の意見は同意できる気がしてます。』


[瑠璃川先輩のお父さんがお医者様だったのは、
 いつかの会話で教えて貰った事があった。

 そして神妙な面持ちで、怪物 ―― ロボットの
 出現ポイントを思い起こす。
 どれも、何故かごく身近に現れている。
 もしかしたら誰か、この辺の人が呼んでるんじゃ
 ないか?なんて不穏に考えてしまう自分もいて…。

 きゅっと口を噤む。]




 『明日ですね、了解です。』
 『うわ〜、なんだかんだ言って
  久し振りにお出掛けするかもです。
  よろしくお願いします!』
 『(アヒルが敬礼!してるスタンプ)』


[そういえば合宿の日から遠出もしてなかった。
 結構短い期間でロボットが出現したのもあったし、
 特に急いでほしい物も無かったから、
 お父さんと出掛ける機会もなかった。
 
 だから、瑠璃川先輩とお出掛けするのが
 心底楽しみで。
 
 と、]
 




 『え』
 『ええええ??!!』
 『せんぱい、好きな人!?
  しかもご飯食べに来るって、え、
  もしかしておtきあいされてるんです?』


[クッションの上で飛び跳ねた。えっ、えっっ、
 初耳なのはもちろんな事、食事を食べに来てくれる
 ってことはもう既に親しい間柄なんじゃ??と
 思えてしまって。
 思わず誤字をしてしまいながらも詳細を訊ねようと。

 あっ…でも、あたし恋バナとか聞けるのか?
 そういう一抹の不安もあったのだけど、
 先輩の幸せ話ならぜひ聞きたい…!
 なんて意気込んで。]
 



[LINEだと手間だとか、
 改めてお話したいとかがあれば
 『お出掛けの日に教えてください!』だとか
 『あっ、話したくなかったら大丈夫です、
  デリケートなお話ですから…』(?)なんて
 追加で会話を重ねながら、
 その日のやりとりは閉じたかもしれません。*]
 


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー転送/コックピットーー

[珊瑚の葬式後、コックピット転送まで僕がどう過ごしていたか。

康生と真弓には、LINEを続けていた。
大和と縁士は、意図的に連絡を取っていない。

まず大和に関しては、珊瑚の死を鑑みてそっとしておくべきとの判断だ。
彼がパイロットに決まってからも僕のスタンスは変わらない。

縁士に関しては、通夜の時にハンカチを差し出している姿は見ている。不器用な彼なりの気遣いは理解したから、その時に『ありがとう』とは伝えたもの、連絡はしていない。

コックピット内の言い争いにて、僕と彼は明確に考えが違うのを知っていたからだ。

(224) 2023/08/18(Fri) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[普通こういう場合、話し合いをするのかな。

僕は他者の尊重を、住み分けという形でしたいと考えている。なにも押し付けたくない、押し付けもしない。

だから、彼と話すことにあまり意味を感じないのだ。

僕は彼が嫌いでないからこそ。
彼は彼のままでいいからこそ。

連絡をしなかった。

そして、僕の個人的な活動も続いていた。

僕はコウとデートしている。それにより、僕はますます生存意欲を高めたので、なんとかパイロットにならぬための方法を考えてーー

マスコミへの接触を試みる。
実は、雨竜先輩の父親が新聞記者なのだ。

雨竜先輩への再会、マスコミとの交渉が進行した。
その詳細はのちほどだ。]

(225) 2023/08/18(Fri) 02時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[取り敢えず、世間に僕らしか知らない内部事情がバーン!とか、何かは起こっていない。まだ水面下だ。

もう1つ、僕は兄と和解を果たすがこれは、あまりストーリーには些細だろう。

僕の活動自体は活発ではあったろう。
とはいえ僕は珊瑚の死に大きな影響を受けている。
康生と話す時以外は笑わなくなったし、暗い顔をしながらそんな風に動いていた訳だ。

学校生活を続けながら。]

(226) 2023/08/18(Fri) 02時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[転送時僕は癒えにいたから私服だった。

いつ転送されてもいいよう、家でも寝る時も靴を履き持ち物も準備していた。

千映の時に、予兆なく突然始まるのを学んでいたからね。

転送も三回目となれば驚かない。
みんながいるのも確認する。前回はいた、
千映と珊瑚の姿がないことに僕は小さく唇を噛む。

千映のクッションはまだ、そこにあるのに。

驚いたのは大和の服装だ。血染めの学生服。
僕は学内グループLINEの内容から、それが珊瑚の血であるのを知っていた。]

 ……

[なんて痛ましいんだろう。愛する人を失った彼の苦しみが、傷みが、僕を襲う。

大和はサドルみたいなものに座る。自転車?

(227) 2023/08/18(Fri) 02時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[僕は彼に声を掛けずにyogiboに座った。

さて、僕はここからこっそりと行動する。
まずポケット内の小型録音機のスイッチを入れた。
次に、手の中に小型化カメラをにぎる。

ゆっくりと空間内を映す。スクリーン、椅子たち、ハロ、大和。康生と真弓、縁士、加賀先生など、大和以外は映さない。

後でモザイク処理は可能だが、モザイクは取り払う機械もあるからね。ほらAV用の…()。

みんなにも大和にも内緒だが、僕はこの撮影素材を切り札にするつもりだから。

戦闘シーンも、…その後の大和の死まで、撮影するつもりでいた。心を鬼にして。

これ以外、信じさせる方法はない。しかしーー。]

(229) 2023/08/18(Fri) 02時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[異変が起きた。大和が動けと言っても、アストロが動かないのだ。

一体何故。何が起こっている?!

僕は撮影しながら、ただ見守るしかない。

康生のように次のパイロットまで頭は回らない。
ましてや、操縦席から大和をおろすために彼の死が必要、なんて。]

 なんで?故障…?

[そうしているうちに敵が動く。どうなるのか…]*

(230) 2023/08/18(Fri) 02時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 02時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 02時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーコックピット/嫉妬ーー

[アストロが動かない異常事態。しかしそれより僕が動揺したのはーー]

 コウ…?!コウッどうしたッ

[理由は全くわからないが、僕の大切な彼が泣いている。それ以上の重大要素などあるか?!戦闘?知らん!

僕は急いでカメラオフ、録音も切り駆けつけようとーー]

 うわッ!

[揺れに襲われた。体勢を崩す。yogiboは人を駄目にする心地好い座り心地しか提供しないから全く掴まるところはない!

が、暫くすると大和はコツを掴んだようだ。スクリーンのアストロが変形。僕は再び撮影を開始する。

だが、またしてもとんでもない事態がッ
なんと康生が加賀先生を"ベッドに誘った"]

(238) 2023/08/18(Fri) 04時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[はああ?!浮気、ダメ絶対!

焦る僕は全く大和の役に立たたない。安定のクズだ!]*

(239) 2023/08/18(Fri) 04時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ーー海辺のデート/康生ーー

[彼がこんなにも天真爛漫な理由は、両親の仲が良いのも理由だろう。

身体の弱い一人息子を、彼らはきっと強い愛情で育んできたに過ぎない。

僕の両親も勿論僕をとても愛してくれているのだが、兄が余りに優秀過ぎてそれに卑屈になった故、僕は少しひねくれているのだが。

寂しいか。本当は寂しい。

広い家にポツンといて。
温かい食事を作ってくれたり、テレビを見て笑い声をあげる両親がいないのだから。]

(240) 2023/08/18(Fri) 06時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[もし康生が健康体なら、うちに来ない?と誘ったかもしれない。その場合毎日彼は僕の性欲の犠牲に以下略、ともかく僕は、独り暮らしを頑張っている。

彼が母親似であるなら、きっとお母さんは綺麗な女性なんだろう。しかし性格はキツい…

僕の両親は二人とも穏やかタイプだから(怒られた事がない)、なるほどなあと聞いた。

彼を知りたかった。
ほんの些細な事でも。
それを1つ1つ、大切な宝物として心に刻んだ。]

(241) 2023/08/18(Fri) 06時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[彼に『独りの身体じゃない』と言った時は、大事な友達という意味だった。

今はーー。

鈍い彼も動揺していたから、少し僕の言う意味を理解したのかな、と僕は勘違いした。

普通に考えて、打ち明けられない限りは彼の肉体的事情など想像範疇外だから。]

 ね、熱なんかないよッ
 もうーー僕は、照れてるの!

[唇を尖らせる。彼の恋人が次々離れた理由を僕は察した。

こんな恥ずかしい事をいちいち説明してたらはずか死ぬ。]

(242) 2023/08/18(Fri) 06時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ビーチバレー後はドリンクタイム。

彼はスポーツドリンクをごくごくと飲み干す。
喉仏が美しく動く様に見惚れていた僕に変態の自覚はある。

美しいものが嫌いな人がいて?
木馬アニメの台詞が過る。

前髪の指摘は彼としてはただの思いつきだったんだろう。
しかし僕は激しく動揺し。]

好きとか嫌いとか意識した事なーー

コウがッコウが短いのが好きならーー切る、けど。

[真っ赤になり前髪を指で引っ張りそんな風に言いましたとさ。]

(243) 2023/08/18(Fri) 06時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[確かに僕の言葉は一足早いプロポーズだった。

余りになんの情報もなく、彼を僕の行きたい場所に連れて行くのは憚られたから。

しかもそこでは、彼が考えているよりはずっと規模の大きい計画と準備が用意されている。

ーーとにもかくにも。その後僕は砂浜を無理なく走ったり、疲れたら棒倒し(砂を触れないで遊べるよう二人ともビニール手袋装着)をしたりして、お昼タイムになった。

僕は公言通りトウモロコシを買ってきた。彼は持参のものか、コンビニ利用か。
飲み物は買い直したはずだ。]

(244) 2023/08/18(Fri) 06時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[トウモロコシのお供すらコーラだ。

コーラ。実はこのなんの変哲もない飲み物には意味がある。
僕は無意識なんだけど、

よいこのみんな!『コウ大好きラブラブ号』を縮めてみよう!

……コーラだよ?]

 やっぱり海辺と夏祭りで食べる焼きトウモロコシは最高!

[僕は満足した。彼もきっとそうだろう。

そこで僕はスマホを取り出して、誰かに短いLINEを打った。大体の時間は指定してあるのだが。

『今から向かいます』
『乾様、準備できております。お待ちしております』

僕は、対面では恵一くんと呼ばれたが文面は敬称なんだなと思う。彼からは、誰かとLINEしてんなーぐらいだろう。
誰?と聞かれたら『これから逢う人』と。嘘はない。]

(245) 2023/08/18(Fri) 06時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 コウ、じゃあ移動しよう。
 ……僕の行きたい所へ。

[ビニールシートやビーチボールを片付け、ショルダーを左に担いだら歩き出す。

向かうのはリゾートホテル方面だ。海沿いに聳え立つ白亜の建物はゴージャスな雰囲気である。]

 あ、ホテルの部屋に行くんじゃないからね…!

[そういう目的のホテルじゃないが、一応ね。

豪華なシャンデリアがある広いフロントに向かう。
名前を告げるとどうぞ、中庭へと掌で案内された。

中庭はトロピカル風で木々が生い茂っており、ビーチが見える構造だ。そして中央にーー

こじんまりとした、白い教会が、あったーー。]*

(246) 2023/08/18(Fri) 06時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 06時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 06時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 06時頃


メモを貼った。


─瑠璃川宅─

七尾ちゃんの使うスタンプかわいいなあ。
うさぎ好きなのかな?


『(調べてきたよ、ネットでと話すヤブ医者スタンプ)』

『何もないよりかカバンで守るの良いと思うけど
 こんなの続くならヘルメットあって良いかなって。
 調べたらある程度小さくなる収納式?とか
 見た目帽子みたいなのもあるんだよね。
 帽子みたいに常に被ってるのもありかも?』

『(ヘルメット 帽子型 の検索結果をぺたり)』

『でも何でこの辺なんだろうね…?
 呪われてたりするのかな。
 それとも秘密の何かがあったり?』


ね、なんでこの辺なんだろう。
天文部の誰かが、あれに関わってるとか。
恵一くんとかなんか呼び出してそう!柊木くんとノリで!
あっでもそれなら、村の子だっけ。A?
その後の方が何かありそうだけどさ。
そして待ち合わせの日を決めて、落ち着いてたんだけど。
かえってきた反応に「ま、まだだし!」と思わず口で返したけど。
七尾ちゃんからの気遣いも届いて、クスッと笑った。女の子だもん、恋バナ楽しいよね。でもそうしたら七尾ちゃんにも聞いちゃうけど。
ケサランパサランが照れ照れしてるスタンプを送って、その日は終わったかな?


そして待ち合わせの時間5分前に待ち合わせ場所へ。
今日はジーンズで動きやすさ重視!
歩くかもしれないし、避難するかもしれないからね。

七尾ちゃんの姿が待つ前か後かに見えたら、手を振って近づいていく。**


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー雨竜先輩と新聞記者@ーー

[大和の戦闘が始まる少し前。僕は雨竜先輩に連絡を取った。

彼女は今、大学の近くに独り暮らしをしているという。

大学は、戦闘舞台になった合宿所の近く、僕らの学校からは離れているし、特に避難はしていないようだ。

雨竜先輩の性格からして多少危険でも居残りそうだが。]

(251) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[早速僕は先輩が住むマンションを訪ねる。

玄関先で僕を出迎えた彼女は随分めかし込んでいる。胸元がビックリするほど深いVカットのピンクのサマーセーターに、スリット入りのタイトスカートという格好。

何やら薫るのは香水?

僕はため息をついた。以前の僕ならこのあからさまなセックスアピールにもクラクラしたのだろうけど。]

『まさか恵一くんが会いに来てくれるとは思わなかった。匡とは仲直りしたの?』

 ええ、まあ。

[適当に答えて上がり込む。彼女はアイスティーを用意してくれた。ソファーにて向かい合って座った。]

 話しは今世間を騒がせているロボットです。

 一回目の出現場所は、毎年天文部の合宿が行われる例の宿泊施設のすぐ近く。
 二回目は僕らの高校近く。

 先輩、偶然って思います?

(252) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[彼女はただ、僕を二回も被害に巻き込まれただけと思ったろうか。首を傾げ黙る姿に続ける。]

 実はあのロボットは、人間がパイロットとして動かしています。僕はそのパイロットと一緒に、ロボットのコックピットに乗りました。

『嘘ーー…』

 信じませんよね。証拠は、そのうち持って来ます。

 でも今は信じて聞いてくれます?先輩のお父さん、新聞記者ですよね。

 スクープ、欲しくないです?

[先輩は僕の態度にあまり驚きはしなかった。

去年、僕らは過ちを犯した。しかしそれは共犯行為だったから。僕らは兄が傷つくのを知りながら肉欲に走った。

要するに彼女は僕の裏面を知っているのだ。

彼女はタバコに火をつけて燻らせる。]

(253) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『恵一くんはこういうので下手な嘘はつかないわね。

 …信じるわ。それで、何が欲しいの。ただ私のパパにスクープくれるわけじゃないんでしょ。』

 話が早いですね。

『惚れそう?ヤッてく?』

[脚を組み換える彼女。今だって彼氏いるだろうに。とんだアバズレだ。]

 遠慮します。最愛の相手がいるので。

『いいじゃない別に。』

 彼にゾッコンなんですよ、僕。

『彼ーーやだ、そっち走ったんだ。』

(254) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[彼女の豊満な谷間はまるで僕の心を揺さぶらなかった。
タバコを落とし掛けた姿にクスクス笑う。]

 で、お父さん。紹介して貰えます?

[僕は口角を上げて笑った。]**

(255) 2023/08/18(Fri) 07時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 07時半頃


メモを貼った。


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 08時頃


メモを貼った。


メモを貼った。




 『色んなのがあるんですねー…
  お父さんに任せっきりだから
  防災関連何も知らなかったです。』


[元来の甘えたな性格が災いしているのか
 そもそも基本が呑気なのか。
 こんな大規模災害に見舞われているというのに
 防災意識がまだまだ薄かった。

 これからさらに街に被害が出るとも知らずに。]


 『呪い…うええ。』
 『東京の鉄道が結界だとかって話は
  聞いた事ありますけど、この街とかにも
  ないんですかね…?』



[あったとしたら既に壊れているのでは?
 という状況だけど、そこまでは頭も回らずに。]


 『ま、まだなんですか?
  なんか、でも、男の人が家に上がるのって
  仲が良くないと無さそうだなって』
 『(チラ、としてるうさぎのスタンプ)』


[小学校の頃までなら家でゲームをやったり、
 何かしら遊んだりはしてたかもしれないけど、
 中学に入ってからは男女の間には壁が出来てて
 余程親密だったり幼馴染だったり、でなければ
 家に上がるなんて…と千映は思うのだった。
 
 先輩、そこどうなんです?]
 



[その後もちょこちょことLINEは続きつつ、
 夜が更けていったのもあり自然に
 途切れていった。
 
 
 翌日は早起きしながら身支度をして。
 お母さんに「いってきます」って言ってから
 家を後にした。
 
 薄手のサマーパーカーに浅い色のショーパン。
 黒のインナーという出で立ちは
 千映のお決まりの外出スタイル。
 
 手を振る先輩が見えたならこっちも駆け出して。**]
 


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーコックピットーー

[彼は何故闘うのだろう。
彼の愛する、護りたい人は亡くなった。

家庭環境は良くないだろう。合宿所に大和の両親は迎えにすら来なかった。
真弓の両親もだが。

そう考えると、彼は誰かを護る為に闘っているのではないかもしれない。

『闘う理由を探す』
真弓はそう言った。

僕は、自分の意思ではなく押し付けられた役割に理由を無理やりつけて闘うのに納得していない。だから、そうしていない。]

(263) 2023/08/18(Fri) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[大和も無理やり理由を探すタイプではないように見える。
世界を護るんだ!系でも。

星座を作るという彼の理由を僕は聞いていないから、何もわからない。

僕は千映の時から、みんなのようにパイロットに対して『頑張って』や『ありがとう』を言いたくないと考えている。

『頑張って死んで』
『死んでくれてありがとう』

こう思えるから。

別にみんなを否定するつもりは1ミリもないし、みんなが言うのは止めない。

ただ、僕は言いたくない。]

(264) 2023/08/18(Fri) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[僕は大和をちょっと好きだ。
不器用だが自分をしっかり持つ彼に好感を持っている。

僕が彼に送るエールは…。]

 大和!!

 珊瑚は僕に言った。

 自分の好きな人が死ぬのに耐えられるか…と僕が聞いた時。

『もし本当にそうなってしまうのなら、それが事前にわかってるのなら、耐えられるか、と言うより、一緒に立ち向かいたい』と。

なぜなら

『…一番怖いのは、命を落とす彼でしょ』と。

お前のことだ!!

(265) 2023/08/18(Fri) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[これしかない。

負けてもいいも、千映の場合と同じように価値観としてあるが、またハロや縁士と言い争いになるのはなんの得もないから言わない。

戦闘アドバイスについては、まさか千映戦の時に役立った縁士が男子にはだんまりを決め込むつもりなど知らないから、静観だ。

決して痴話喧嘩がメインだからではない。

僕のやり方は、大和への思いの発し方は、みんなと違うだけ。]

(266) 2023/08/18(Fri) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[敵ロボットのトゲのせいで、周囲の被害は酷い。

黒煙をあげながら墜落するヘリはオモチャみたいだ。

変形したアストロが駆ける。一気に距離を詰める。

しかし敵ロボットはジャンプし避けた。

僕は全てを撮影している。
ーー彼が死ぬまで、絶対に撮る。

小型カメラを握りしめた。

彼の噴き出す汗まで取ってやる。

あのトゲは無限なのか?そんなはずはない。]

(267) 2023/08/18(Fri) 09時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 大和!トゲはいつかなくなるぞ!なくなるまで撃たせろ!

[見かねて叫ぶが、大した役には立たないだろう。
汗だくの彼がそれまで堪えられるかわからないが、僕が思い付くのはそれぐらいだった。]*

(268) 2023/08/18(Fri) 09時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 09時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー雨竜先輩と新聞記者Aーー

[今、マスコミはロボットについての情報を血眼に探している。

多少の眉唾でも逢って貰えると僕は計算していた。

雨竜先輩の父、雨竜健三(うりゅうけんぞう)に僕が逢えたのは翌日の事。

新聞社の応接室にて二人での面会が叶った。]

『初めまして。雨竜健三です。君は娘の後輩と聞いているよ。』

 はい、天文部に所属しています。

[僕は学生証を身分証として彼に見せた。]

(272) 2023/08/18(Fri) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『二回の戦闘の現場近くにいた……は、信用出来るね。

でも君は、自分がパイロットであると。』

パイロット候補の一人です。
数人パイロット候補がいて、戦闘の度に選出があります。

ーー僕は闘った仲間と一緒にコックピットにいました。

[僕は言葉を慎重に選ぶ。険しい表情になる雨竜氏。]

『確かに、俄には信じにくいよ。証拠がなければ。しかし今、憶測だろうが記事にしたいのは確かだから。』

 証拠は次の戦闘でコックピットに転送された撮影し、見せます。

『転送?ーーいや、あれだけのロボットだ、常識では考えていないが。

そも、戦闘後にロボットが忽然と消えるからね。

それだけなら映画か手品だが、亡くなった人や壊された家屋はそのままだ。

(273) 2023/08/18(Fri) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『残念ながらあのロボットは現実だと、私達も考えざるを得ない。』

 ……現実ですよ。現実だから、前パイロットは死にました。

『何だって?!』

 死んだと言ったんですよ。

[きっと彼は正確な意味は理解しないだろう。戦闘に巻き込まれて死んだ、そんな解釈になろうか。]

 協力してください、雨竜さん。
 僕と、僕の仲間のパイロット候補は騙されて契約し、ロボットで闘わされています。

『一体誰に契約させられたんだ?あのロボットの持ち主か?』

 地球外です。

『地球外?ふーむ!』

(274) 2023/08/18(Fri) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[大きな唸り声を上げて雨竜氏はソファーに背を預ける。

笑ったりしないだけ全然ましだが。]

『まあ兎に角、君がそこまで話してくれるのなら、交換条件があるんだろう。

聞かせてくれるか。』

[僕はぐ、と唇を結ぶ。正直その交換条件は、かなりめちゃくちゃだからだ。]

 それはーー。*

(275) 2023/08/18(Fri) 13時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 13時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーコックピットーー

[真弓が何故、加賀先生が康生と共にベッドインするーーじゃなくて、ベッドに座るのが不服そうなのか僕にはわからない。
>>271

彼女が康生に想いを寄せている線はない。
なぜなら、彼女はLINEで僕たちを応援してくれたからだ。

すると…?

確かに加賀先生は、僕の兄に似て頼りがいがあるナイスガイ、そしてグッドルッキングガイなのだ。

教師と生徒、と考えると途端に禁断だが、男同士のカップル(※僕視点)が存在するのだし……。]

(277) 2023/08/18(Fri) 14時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[それより康生と加賀先生については目が離せないところだが、流石に戦闘が始まれば僕も痴情の縺ればかり追っている訳にはいかないのであるーー。]

(278) 2023/08/18(Fri) 14時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 14時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーコックピットーー

[大和が『本当に?!』と叫んだ。目的語がないが、僕と康生の愛の結晶()とも言える弾切れについてか。

弾切れ指摘は実はかなり穴がある。

そういくつも補充が効かない、無限ではないのはそうだろう。しかし、どれぐらいで切れるかさっぱりわからない。
それまでペダルを漕ぐ大和が持つかわからない。

が、わからないと答えて大和を不安にさせ、なんの得があるか。]

(282) 2023/08/18(Fri) 15時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 本当だッ!もし体内に予備を格納していたとて、スペース的にそんな沢山あるはずないッ

 コウの言う通りだッ
 急な突進は、意識していたら避けたり受け止めたり出来るが、そうじゃないなら無理だッ

[ヤマアラシの生体を語るコウは僕よりずっと頼りになる。だからプッシュする。

大回転については僕はさほど気にしていない。確かに余計に建物は壊れるが、珊瑚を失った彼が八つ当たりをしても全くおかしくないだろう。

というか、僕なら珊瑚を突き落とした犯人を調べ、ピンポイントに殺すかもしれない。

現場となった学校をぶち壊す気持ちもわかるのだ。

よって彼が『星』といったのは意味はわからない。
彼は幽霊部員で星にあまり興味がなさげだから。]

(283) 2023/08/18(Fri) 15時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 やりたいようにやれッ
 大和ッ
 珊瑚が愛したお前自身を信じろッ
 お前の主はお前だッ

[破壊してもいいはまた、誰かと圧礫を生むかもしれないから、こう応援した。]

(284) 2023/08/18(Fri) 15時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[そして、大和が汗だくペダルを漕いでトゲを避ける消耗戦が続いた。

撮影しながら、こんな彼の最期を他人に見せていいのかと僕は悩み続ける。

大和は倒れるかもしれない、このまま。その時。

敵がトゲを発しなくなった。僕は息を飲む。]

 大和ッ突進に備えろッ

[が、ここで予想外が起きる。なんと敵は回転を続けているのだ。もうトゲはでないのに。]

 突っ込んでこない?

[チェーンソーみたいな手が回転し、辺りはめちゃくちゃだ。大地になにかを描いている、という発想は僕にはない。]

(285) 2023/08/18(Fri) 15時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 回転…回転。

[そう言えばアストロもスクリーンでは大回転しているが、僕らの目は回っていない。

あの敵は全部回っているのか?
チェーンソーのような前輪を避けて攻撃するなら。]

 大和ッ!!

 あれがもしコマみたいに回転してるなら、軸は止まっているかもしれないッ

 前から突っ込んだら前輪にやられるッ

 上だ、上から軸を狙い攻撃するんだッ!

[コマではよく兄と遊んだのだ。現在のアストロは、二足よりジャンプに向いているとも考えた。

痴話喧嘩しか脳がない僕のアドバイスなど的外れかもしれない。だが、僕は叫んだ。

無我夢中に。]*

(286) 2023/08/18(Fri) 15時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 15時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー雨竜先輩と新聞記者Bーー

 僕らは高次元の存在に騙されてパイロットにされました。

 まだ、僕以外のパイロット候補に関しては秘匿させて欲しいんですが、全国から性別年齢様々な人が集められています。

[これは嘘だ。僕らを嗅ぎ回られたら困るからだ。]

 この戦闘は、負けたら地球が消滅します。

『なんだと?』

 いや、本当かはわかりませんよ。だって確かめるの不可能ですから。

『それは確かに。』

 だから、僕らはそんな意思はなく契約させられたのに闘ってはいます。

 ただ、パイロット候補は戦闘のプロとかはいないんです。

(287) 2023/08/18(Fri) 16時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 いつ負けてもおかしくない。

『もし、負けたら』

 言いましたよ。地球消滅。

[なんだか軽い言葉である。実際、僕には大切な個人以上ではないのだが。]

 パイロットは追加出来ます。
 そして、パイロットは恐らくランダムに選ばれている。

 地球の危機です。戦闘に長けたパイロットを追加するべきだと思いませんか。

 ただ、一度契約したら取り消せないし、死ぬ可能性もあります。

 つまり。

 パイロット候補を探して欲しいんです。
 地球を護るためなら命を落とす危険を厭わない人を。

(288) 2023/08/18(Fri) 16時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[雨竜氏は驚いた顔、困惑した顔、色々な表情を見せた。]

『それは、むしろ政府や自衛隊がすべき事だと思うが…』

 僕みたいな一介の高校生が繋がれるのはあなたしかいなかったんですよ。

[雨竜氏は考え込んだ。僕は続ける。]

 めちゃくちゃ言ってると思います。また、あなたは僕が何故それを取引のように言ってるか疑問かもですね。

 だって、選ばれたら死ぬかもしれない人を探してこい、なんですよ。

 また、僕のメリットは教えます。

 契約には上限があります。
その中からパイロットが選ばれます。話したように、一人は死んでしまいました。

 その補充をせず、次が選ばれる場合。

 分母が少ないから、僕が選ばれる確率が上がるんですよ。

(289) 2023/08/18(Fri) 16時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『……確か、に。』

 だから、分母を上限まで広げ、僕に当たる確率を下げたい。

 これが、僕の狙いです。

[本当はコウと僕、が正しいがそんな説明は必要ない。

雨竜氏は『考える』とは言ったが、期限があるのも理解しているので極々内密に候補を探す事は約束してくれた。

新聞記者である彼のコネを駆使して貰うしかない。

僕はお礼を述べ、彼と別れた。]

(290) 2023/08/18(Fri) 16時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[一番良いのは契約破棄だが、その方法は全くわからない。また、このくだらないバトル自体をやめさせるのも難しい。

何処にいるかもわからない高次元相手に、ルールを踏まえ僕が考えた対策はこれぐらいしかなかった。

出来れば志願してくれた人が後四人地球のために命を捧げ、僕らが助かるといいが。

そも、かなり無茶なこのお願いに見合う人を雨竜氏が見つけられるかも不明だ。

それまでに、コウが。僕が選ばれてしまったら。

僕は暗澹たる気持ちを抱えながら帰路に着いた。]**

(291) 2023/08/18(Fri) 16時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 16時半頃


『だってお誕生日ケーキ焼いてあげたかったの。
 お誕生日ならホールケーキにしたいし
 夏生まれだからクリーム痛まないか心配だったから
 家に誘ったんだよ、だからなの!』


確かに。異性は仲が良くないと誘ったりしないと思うし、同棲でもあまり家に誘わないけど。
天文部の子達なら多分みんないけるかな、なんて思うけど。
むむう、ほっぺた熱い。もう、七尾ちゃんったら…!


─そして待ち合わせ─

「七尾ちゃん!今日は付き合ってくれてありがと!
 それじゃあいろいろみてこっか?」


早速合流して隣り合い歩き始める。
学校の最寄り駅から、方面的にはうちの方。
荷物の中にはお礼のおやつを入れてあるけど、これはまだ後で良いかな。


「一人で行ってもよかったんだけど
 ほら、学校も休みの日だしそれならってね。
 七尾ちゃんもヘルメットとか見る?
 この辺りだと品薄になってるかもだよ〜。」


そんな話をしながら向かったのはショッピングモール。
雑貨屋さんも入ってるし、アウトドア用品も揃う。他には自転車屋さんとか、それ以外にもモール内の通路には特集として災害対策のものとか非常食なんかが並んでた。
やっぱり今、非常時なんだなあ。


「ライフラインがいつ止まるか分からないから
 水のいらないシャンプーとかボディシート、
 飲み水や非常食も気にしておかないとね。
 なんだっけ、社会でやった…オイルショック?
 あれみたいに混乱でものがなくなるかも。
 七尾ちゃんちはお母さんがそう言うのしてる?」


ちらほら、品薄なのか「現品かぎり!」とか「在庫僅か!」みたいな張り紙も見える。
通販で買い足しておこうと考えつつ、ハ…、と私は立ち止まった。
そして視線の先のものを手に取ると、キラキラした眼差しで七尾ちゃんを振り返り手の商品をアピール。


「七尾ちゃん見て!ヘルメットに付ける猫耳!」


私が手にしたのはプラスチック製のツヤッとした感じのだが、もふもふしたタイプも置いてある。
三角耳はともかく丸っこいのはなんだか猫耳よりクマっぽい気がするけど。
あー、これつけたヘルメットをつけた七尾ちゃん絶対似合う!


「七尾ちゃん、ヘルメットにどれかつけない?」


うっきうき、と私は七尾ちゃんにお勧めするのだった。**


メモを貼った。


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 18時半頃


─三回目の襲来─

一回目は合宿所の近く。
二回目は学校の真上。
なら三回目は別の場所なんじゃ?──と、思っていた私の楽観的とも言える予想は外れ、三回目の襲撃もまた学校の間近だった。

いつも出てくる、勝つ方のロボットの足元に私たちの学校があったのだ。


恵一くんが家にいて私服で過ごしてるくらいの時間帯だから、私も家にいて不思議じゃない。
家にはたくさんの水のペットボトルに非常食。水や電気がなくてもしばらく何とかなりそうな荷物を箱買いして、お父さんの部屋に段ボールに入れたまま置いてある。
こんな事態だから出て行く話は有耶無耶になったままだ。きっとお父さんだって再婚どころじゃなくなってる筈。
冷凍庫には保冷剤を買って詰めて、クーラーボックスで簡易冷凍庫として使えるように日々備えていた。
備えあれば憂いなしと言うけど、やりすぎって笑われても良いくらいにするんだ。
だって、うちから病院に支援することになる可能性だってある。
そんな家だけど、お父さんの部屋以外は日常を保っている。
保っていたんだけど…。


「きゃっ!?」


地響き。何がどうなったのか分からない。
でも最初のは一瞬で終わったから、自身じゃないなと直感的に悟った。
テレビをつけたけれど、緊急避難速報?だとかが出ていて、やっぱり私たちの学校が…?


「嘘ぉ…???」


また戦いが始まっているのはわかる。だけど、見覚えのある筈の場所が壊れていた。学校が、ロボットの争いに巻き込まれて。
ゾッと血の気が引いた。今日、学校があったりまだそこにいる時間帯にこれが起きていたら?
死ぬ!死ぬじゃん!本当に!
なんだか今まで日常を保てて居たからか、薄ぼんやり遠くに感じて居た危機を間近に覚えてへたり込む。
でも、避難表示を見てハッとヘルメットを被った。
まだデコレーションしきれてないけど仕方がない。
それと非常用持ち出しのリュックを取りに行く。避難するにしてもどこに?と、分からなくてテレビ画面を見に戻った。
その手にスマホが握りしめられている。


──みんな無事かな。
──大和くん、大丈夫かな。

こんな時に電話して安否が確認できたら良いのだけど、逃げてる最中でトラブルに巻き込まれたらと思うと連絡できなかった。
ドォン、だとか、ガリガリガリ…と言う衝撃音が遠くに聞こえる気がした。事実、学校から見てうちの方面じゃなくて、反対側の方に攻撃が向いたらしい。
ほっとして良いのか悪いのか。それでもまだ時々地面が揺れる気がして、私は部屋の中に釘付けだ。


「大和くん…。」


泣きそうな声で、好きな人の名前を呼ぶ。
連絡取りたい。取れない。緊急事態だもの、私だって父さんから何か指示が出るかもしれないし…。

不安な気持ちを押し殺して、わたしはご飯を炊き始める。
ご飯が炊けたらおにぎりをたくさん作って、お稲荷さんにもして、誰からも連絡が入らなかったら父さんの病院に持って行くんだ。

それも、この争いが終わってからじゃないとできないけどね。**


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー海辺デート/康生ーー

[僕の照れはとても淡く幼く未熟なものだ。

初めて恋をして。
その相手に告白をしてまだ数日。

デートにしろ、何を話すかにしろ手探りだ。

ただ漠然とした憧れに近いことを真似、ドキドキしている。

彼が理解しなくたって、恋に憧れ真似事をしていると定義されても仕方ないのだ。

それでも僕には、最初で最期の恋なんだから。]

(298) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 ……照れるっていうのは。

 ぼ、僕がどれだけ君が好きで、君と過ごすのが嬉しくて、それがあんまりに大きくて…

 それを自覚すると感じるんだッ

[これ以上の説明は無理な気がする。僕は早々に白旗を上げるのだ。

無邪気に問う彼に。]

(299) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[二人のすれ違いは、不幸せであろうか。

人と人は、短い期間にどれだけ相手を理解したりわかり合えるのか。

たとえ深部を分かち合えずとも、僕と彼は互いに過ごす時間をかけが得ないものと感じている。

僕はこのまま、彼を想いながら。
もしかしたら想われていると勘違いしながら。

幸せに眼を閉じたいと願う。
死が二人を別つ迄。]

(300) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[それは。

彼にとっては本当に何気無く。
本当に深い意味がない行為だったのだろう。

僕がプレゼントを用意したからとか、そんなではない。

彼の手に薄紫色の巻き貝が握られている。

日の光を浴び、濡れた貝殻の表面がつるりと耀いた。]

 ……綺麗。

[彼に近寄り、小さな貝殻を覗き込む。それから彼を見上げ。]

 ーー僕に?

(301) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[そこらに落ちていた、ただの瑠璃貝だ。

だが、彼が触れた瞬間、星の瞬きより煌めいて。

僕は。]

 ーーあり、…

[涙が溢れて言葉にならない。サンキューって受け取らなきゃ彼がびっくりしてしまうのに。

暫く僕は感極まり涙し、彼は大いに慌てた事だろう。]

(302) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[食事を経て、僕らは海辺のリゾートホテルに。

僕は家族旅行の経験はあるが、こんなにお高そうなホテルに泊まったことはない。

まるで海外の宮殿みたいな様相にそわそわするのは彼と同じ。

中庭の木々に囲まれてひっそり佇む教会。彼が目的地なのかと
訊ねるので、そうだと答える。

扉の前にパンツスーツ姿の女性が立っていて、僕らに手を振っている。

『恵一くん!いらっしゃい。
あ、お隣にいるのが康生くんね?

初めまして。ワタナベウェディングの佐藤です。』

(303) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[佐藤さんは康生にお辞儀をする。]

『今日は二人の素敵な結婚式を私が全力サポートしますね?
さ、中へ。』

[一体彼はどんな顔をしたろうか。僕は教会内に脚を踏み入れながら、恥ずかしそうに説明する。]

 勝手に準備してごめん。

キリスト教にはカソリックとプロテスタントというのがあり、プロテスタントの教会では、信者じゃなくとも場所を借りて式が挙げられるんだ。

 …勿論、僕らは男同士だし未成年、日本の法律では婚姻出来ないから、これはただのなんちゃってセレモニー。

 ただの、ごっこなんだけど。

(304) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ



 僕、君とーー君と想い出が欲しい。

 コウ。僕と結婚式を、してくれないかーー二人きりで。

(305) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ワタナベウェディングは、リゾートホテルで披露宴や挙式が行われる際に、準備を手伝うプロである。

今回は教会の確保等をお願いした。費用は格安で済んだ。牧師やカメラマンを手配したら高いが、僕ら二人だけが30分ぐらい教会を貸切、ごっこをするだけだから。
参列者は誰もいない。

そんな説明は控え室に向かいながら佐藤さんが主に話し、僕がごっこだよと補足した。

控え室はこじんまりした部屋だ。そこに用意してあるのは白のタキシード二着。]

(306) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

『二人分用意したけど、着替えなくても大丈夫よ。写真は本当にいいの?』

[佐藤さんに僕は頷いた。
彼女が出ていくと二人きりだ。

思い付いてから予約や手配、貯めたお小遣いをはたいて僕はすべて内密に進めたが、彼は果たしてどう感じているのだろうか…。]*

(307) 2023/08/18(Fri) 19時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 19時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 19時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 20時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 20時頃


―― ショッピングモールへ! ――


  こちらこそ誘ってくださって
  ありがとうございます!
  えへへ、先輩とデートだ…♡


[うれしー〜〜って顔にいっぱい出してしまいながら
 先輩と並んで道を歩いてく。
 友達と出掛けるのも好きだけど、
 瑠璃川先輩とお出掛けするのも大好きだった。
 だから合宿の日は本当にがっかりして…っあ!]


  そうでした!
  先輩、合宿の時はクッキー
  ありがとうございました!オシャレだし
  美味しくってずっと一人で食べちゃって…あっ



[本当は乾先輩や柊木先輩、女子繋がりで
 本郷先輩とも食べたかったりしたのだけど、
 その辺りは皆忙しそうにしてたから…って
 言い訳を足しつつ。結局は溢してしまった言葉通り、
 クッキーは美味しくてそのまま一人で
 食べてしまったのだった。]


  今度作り方教えてください。
  美味しくできたら、今度はあたしが
  先輩達にプレゼントしたいです。


[手先はそこまで悪くない自覚があったから
 無謀なリにもそんなことまで言って。
 
 けれどもし作ったとしても、完成したのは
 向こうを見渡せないクッキーだっただろう。]
 




  ヘルメット…そうですね。
  見てこうと思います。
  あたし用、もそうだけど、
  おか…家族用にも見ていきたいなって。


[先輩が父子家庭なのも知っていたので
 うっかり言いそうになった言葉を訂正して。
 きっと先輩は気にしないでくれる気もするけれど、
 自分で自分が許せなくなってしまうから。]



  色々ありますねー…。
  …いや、防災用品。色々ありすぎでは?
  ええ……どうしよう…。

 



[豊富過ぎるラインナップに面食らい、
 自分の小遣いと様々な値段とを見比べて
 必需品を吟味し始める。あれあった方がいいな、
 あっ、あれもあった方が。ええ…お金足りない…。]


  うちは防災結構無頓着というか…
  前はお兄ちゃんが見てくれてたんですけど、
  家出ちゃったから放置しちゃってて。

  …まずいですよね、あはは…


[家に帰ったらお母さん…いや、
 お父さんと相談しよう。固く心に誓いながら、
 再度道なりに並ぶ防災用品に熱心に目を通した。]
 
 



[そんな中で先輩の、とても、
 とーっても弾んだ声が耳に届いた。
 振り向いてみるとそこには… ―――― !? ]


  ね、ねこみみ…??
  えっ、かわ…かわいい…。
    って、ええ!?あ、あたしですか!?
    あたしはこういうのはちょっと、
    似合わないって言いますか…!


[可愛い物は大好きだし、家に幾らでもあった。
 けれど自分が身に着けたりするには?って
 結構避けてたりしたワケでして、そのっ]
 



[…で、でも可愛いな……なんて再度見直して。
 うんうんと唸った。そして、七尾千映は
 妙案を思い付いたのだった。]


  …ええと、じゃあ。
  あたしは黒い方付けるんで。
  先輩は白い方付けるとか、どうです?


[――― そう、先輩を巻き込むという妙案を。
     実際、先輩はすごく似合いそうだったし、
     付ける姿を観てみたい気持ちが
     ものすっごくあるワケで。]
 




  きっと先輩が付けたら
  誰でもメロメロになっちゃうと思うんですっ。
  ・・・


[そんな殺し文句もつけて
 猫耳ヘルメットの沼に先輩も誘おうと。*]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


─七尾ちゃんとお出かけ─

「うん、それじゃ今度一緒に作ろ?
 バターがなくてもサラダ油とかでも何とかなるし
 その時にあるのでクッキー焼いてみようね。
 勿論、全部揃ってたらしっかりレシピ使ってね!」


…なんて笑ったのは、今後流通どうなるの?と言う不安からだ。
サラダ油は買い置きがあるけど、バターは無い。
そうした普通の生活を送れることがどんなに幸せか、何となく今はまだおそれを感じてる段階だけど、これからどうなって行くんだろう。
日本の技術は高く復興は早い。──と、YouTubeで見た。震災直後のこととか、駅前の道路が陥没した時の話だ。
だから復興は早いだろうけど、その分この災害?の終わりが見えないのが不気味であり不幸でもある。
でも今は平和なんだから、となんとか気を取り持って。


「あー、私も予備は買おうかな。
 お父さんは自分のあるだろうけど
 誰かに貸出できたらなって。
 自分の壊れちゃうかもしれないし…。
 沢山あるけど、取り敢えず自分の身を守るために
 ヘルメット優先で良いんじゃ無い?」


おか、は、おかあさんかな?
仲良いんだろうな、と笑顔で聞きつつもヘルメットを推してみる。落下物でだったり、衝撃で吹き飛ばされて…なんて想像は難しく無いからね。
踏み潰されたら何もかも、なんてことは考えたく無い。
お兄ちゃんは家を出たらしい。
それは心配だろうなあ、なんて思ったけど。


「そっか〜、それならチラシもらってこうか?
 水とか重いのは注文して届けてもらう事もできるみたい。
 生協とかでも避難リュック通販してたし…。
 そう言う飲食面は親に任せたらどうかな。
 それで、出来るならお兄ちゃんにも
 送るなり声かけるなりしてみたらどう?」


と、いろいろ並ぶ中にあったチラシをとって七尾ちゃんにも渡してみた。
こう言うのは早めに注文しておかないとなくなるからね。
どんな時も対応できるように。
そしてお兄ちゃんとも連絡を取るのが良いと思う。

でもそれよりさ?


「ええー!?七尾ちゃん絶対似合うって!」


に合わないなんて何言ってんの!?
絶対似合うよ、こんなの絶対可愛いじゃん!
と、私は絶対七尾ちゃんに着けてほしい!ってなってたんだけど。
うん、一緒につけるのはまあ良いよ。可愛いし、これなら私のだってすぐに分かりそうだし?
でも次の言葉にわたしはボッと頬を赤らめた。
…好きな人がいるって伝えたの、不味かったかなあ。これを付けて、可愛いって言ってもらえるところを想像すると、…うう、嬉しいけど恥ずかしいけど嬉しい!


「ちょ、まっ、…しょうがないなぁ〜?
 じゃあ私白猫ね?
 …でも、黒猫七尾ちゃんは
 誰をそんなにメロメロにしたいのかにゃ?」


な〜んて、ちょっと牽制してみたり。
ちなみに猫耳は後付けのものと、ヘルメット自体が猫耳付きのがあって…私は後者を選ぶことにした。
猫耳の内側がピンクなのがポイント高い。
購入後にカポっと一度被って、「どうかな?」と首を傾げて披露してみせた。*


メモを貼った。


―― 平和のひととき ――


  えっ、ほんとですか!?
  わー!ぜひぜひ!
  …あっ、えっと、もしよかったら…なんですが
  その時に本郷先輩も誘ってみても良いですか?


[クッキーを一緒に作ろう!という提案には
 目をきらきらと輝かせ秒で食べついて。
 ふと思い立っては提案を添えた。
 
 本郷先輩。
 合宿で知り合った、落ち着いた雰囲気の綺麗な先輩。
 花火の帰り道にもう少しお話して、瑠璃川先輩と
 お知り合いだって事を小耳にはさんだのだった。]
 




  …なんて言ってもあたし、
  本郷先輩の連絡先は知らないんですけど…あは。
  もし瑠璃川先輩が嫌じゃなくて、
  連絡先?もしくはクラスを知ってたら
  誘ってみて欲しいんです。

  お、お願いしてしまうの、心苦しいんですが…


[これは妙案だ!なんて思い上がって
 提案してみたけれど、よくよく考えれば
 全てを瑠璃川先輩に任せてしまうなって気付いて。
 顔を紅潮させて、冷や汗も流しながら
 上目遣いにお願いをしてみるのだった。**]
 


―― XXX:輝くもの ――


[星が、輝いていた。
 それは何処か遠い星の。
 ………遠い様で、近い世界で。 **]

 


―― ショッピングモール ――


  ヘルメット優先、ですか…
  …それもそうですね。
  まずは安全第一!備えは…早いうち!


[うんうん唸っていたら
 先輩がアドバイスをくれた。
 一年だけの年上だけど、それでも防災について
 色々考えてるのが凄いなあって感動してしまう。
 …いや、あたしが抜けてるだけなのかもしれないけど、
 それでも先輩はしっかりしてて。

 きっとこんな人がパートナーになる人は
 幸せなんだろうな…なんて、先輩の好きな人に
 アピールしたくて仕方なくなるのだった。]
 


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーコックピットーー

[諸々混乱したのはベッド騒動のせいだろう。

後の死闘を僕は撮影と録音に専念した。

大和がコアを破壊した。僕は恐らく、真弓とのLINEの内容を思い返す。

あの中には恐らく。

が、大和はそんなことは知らないのだ。彼は全力を尽くして倒れた。

僕はそれを小型カメラにて撮っていたがーー彼の死に顔があまりに、穏やかだったから。

この死を冒涜は出来ないから。

僕はカメラを握り潰した。
録音も後で消そう。]*

(334) 2023/08/18(Fri) 22時頃



  はい。チラシ持ってきます。
  あと写真も撮って…


[スマホを操作し値段と品とをメモしてく。
 お母さんのLINEに送っておけば一石二鳥かな?
 スマホに集中し過ぎないように操作を進めて。]


  う、ええっ?!
  いや、いやいやいや似合いませんって!
  あう、こういうのは先輩みたいな
  美人だけど可愛い系の人が
  似合うんでしてえ……

 



[そろそろ気付かれてしまってるかもしれない。
 あたしは結構友達にオタクくさいだとか、
 おっさんくさいだとかと
 趣味を指摘されたりする人間だったりする。

 で、でも!似合うと思うんですよ!
 瑠璃川先輩には!!ね??


 ふと先輩の顔を見ると、ちょっと頬が
 赤い気がしました。
 あっ…これはグッジョブかも。あたし。]


  キトゥンブルーっていうんでしたっけ?
  白猫って目が青い印象があって、
  先輩の目の色に似あうなーって。
 




  って、ええっ?!
  あ、あたしは誰もそういう人いませんから!
  ………はっ、逆に失言!?

[勢いよく否定して、ハッと気付いて口許に手を当てる。
 いや、でも、本当にそんな人は…い、いなくて。
 あわあわしながらなんとか流そうと。


 被ってみせて貰えたなら
 あたしからの返答はただ一つ、です!]


  とっても似合います!
  先輩、とっても可愛いです!

 



[そのまま飛びつきそうにな…るのは抑えて。

 うっかり行動に出しちゃうのは
 あたしの悪い癖だと思う。

 けど、そうなっちゃうくらい。
 先輩は可愛くて素敵だったのでした。
 
 
         ――― 誰かに見せたいくらいに。*]
 


メモを貼った。


─三回目の襲来─

外が光った。
驚いて思わず窓から外を見てしまう。
その光は、美しかった。
そんなことを思うのは不謹慎だと思うのに。

なんだかとても胸が締め付けられる気がして。

わたしはそっと涙を流した。
その涙の理由は、きっと誰も知らない。**


─七尾ちゃんとお出かけ─

「うん? うーん、うん…そうだね。
 本郷さんかあ、お菓子作りのってくれると良いけど…。」


そしてそもそも、連絡が届けば良いのだけど。
お勉強とか塾とか忙しそうと言う偏見で、一瞬渋りかけたけど七尾ちゃんが言うならそうしよう!
もとより悪い子じゃ無いのは知ってる。ただ、成績お察しな私が彼女にうっすらコンプレックスを刺激されるだけ。


「一応連絡とってみるけど、
 最近回線不安定みたいだから
 連絡付き次第、してみようか。」


そう言って目の前で本郷さんに連絡してみる。
『急にごめんね!
 今度七尾ちゃんとお菓子作りするんだけど
 もしよければ一緒にどうかな?
 こんな時だから、大丈夫な時で良いよ!』
このメッセージが届いて、返事も無事に届くのはいつ頃かな?*


─七尾ちゃんとお出かけ─

「いや。七尾ちゃんだって可愛いからね?
 ショートカットよく似合ってるし
 美人とか可愛いとか言ってくれるのは嬉しいけど…。」


青い目だから白猫、はわかったけどね。
絶対七尾ちゃんのこと好きな人いると思うんだけどな〜。
少なくとも可愛いと思ってる人はいる。私だ!
こんな可愛い後輩だからこそお買い物誘ったんだしね。
でもそんな可愛い後輩だからこそ、そんな相手いないって聞いてほっとしちゃう悪い先輩だよ。
ライバルじゃなかった、なんてね。
ましてやそんなに褒めてもらったなら…!


「もう、七尾ちゃん褒めすぎ!
 七尾ちゃんも被って見せてよ〜!」


なんて、スマホを操作して写真でも、なんてしてるけど。
さっきの本郷さんへのメッセージを送信した時とか、今だとか。
無造作にスマホを取り出してるから…見えたかもしれない。

私の待受は大和くんの寝顔かもしれないので!
…きっと、合宿帰りにやっぱり恵一くんが撮ったんだと思うよ。多分ね。
もしそうじゃ無かったら、大和くんのお誕生日の時、ケーキと一緒に撮った写真かな!



「二人で被って、一緒に写真撮ろ?
 あれなら本郷さんにもおすすめしようよ!」*


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

ーー雨竜先輩と新聞記者Cーー

[僕が帰宅した後、雨竜健三はタバコを燻らせ思索に耽る。

子供と言うのはどうしてこう、馬鹿なんだろう。

自分も小さな頃はあんなだっか。

兎も角、証拠がない限りあんな戯言は信じられない。うちの新聞はゴシップ雑誌ではないから。

パイロット志願者を探すなど現実的ではないだろう。

次にもし手ぶらでくるならおいかえそうと考え、思考を打ち切る。

雨竜健三の本質は娘と同じであった。]**

(351) 2023/08/18(Fri) 23時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 ーー大和ーー

[大和は『したかったことをやり遂げた』と言った。

僕は映像を握り潰してしまったから、新聞記者との交渉も決裂するだろう。

僕が康生と蜜月を過ごしている間に珊瑚が亡くなり、大和も命を落とした。

僕はもっと、もう逢えなくなるかもしれない人々に時間を割く必要があるかもしれない。

勿論それは、康生がパイロットに選ばれなかった場合だ。

僕のやりたいことは大和とは違う。僕は僕なり、それを成し遂げよう。]**

(352) 2023/08/18(Fri) 23時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 23時頃


―― 七尾千映という後輩 ――

[そう、あたしはわるい後輩なのだ。

 合宿でもそこまで話せなかった本郷先輩。
 でも、なんとなーく、お話をしたら
 もう少し絆が深められそうな気がして。
 これは女のカン…だったのかもしれません。
 
 先輩の複雑な内情を知らないまま
 いつか開催されるかもしれない
 顛末不明のお菓子づくり大会。


        果たして、
        あたし達の絆の行方は… ―――― **]

 


―― 先輩とおでかけっ ――

[そして七尾千映は時に抜け目ないのです。
 先輩がスマホを操作する時にチラッ…と
 誰かの写真を壁紙にしてる…?というのを
 見付けてしまうのでした。

 でもアイドルの写真かな?なんて、
 どんな時も画面が見えたのは一瞬だったから
 正体は掴めてなくて。ただ、何故か、
 何処かで見覚えがあるような……‥‥・?
 なんて感じてしまう自分もいて。]


  先輩、そのスマホの壁紙、って…


[なんてどこかで呟き、訊ねたかもしれません。]
 




  あ、あたしはその、
  手入れが楽だからって切ってるだけで…。
  ……でも、嬉しいです。
  ありがとうございます、先輩。


[気恥しさで何度も否定してしまう、けれど
 先輩がお世辞で言ってるんじゃないのは伝わって。
 思わず頬を緩めてしまっては、お礼を伝えるのでした。]
 


  わ、わーーっ!
  わたしは大丈夫ですッ って
  んにゃ!?

 



[猫耳が付いているサンプルのヘルメットを
 持っている手が滑って、都合良ーく自分の頭に
 納まるのを感じた。感じてしまった…。]


  ……う、うう…。
  写真は……、…ハイ。
  皆さんに笑われたら、慰めてくださいね…?


[全てを諦めた様な顔をして先輩の方に寄り、
 あっ、でも、自分が撮ります!と申し出て
 腕を伸ばしてスマホを構えた事でしょう。]
 




  本郷先輩には…そうですね。
  えっとー…ピンクのとか?


[正統派美少女だからこそ、
 あえて崩す意味も込めて一番可愛い系の色を提案。
 もふもふのやつでも可愛いかもしれません、とか
 しっぽストラップもついでに揃えて貰って、とか
 人の事には饒舌になって。


 先輩と肩を並べ、こっちはちょっと(だいぶ)
 照れ笑いを浮かべながら写真に納まり終われば。
 話も竹縄、次のフロアに二人で向かうのでした。**]
 


【人】 学園特警 ケイイチ

ーーLINE/真弓ーー

[彼女はクマが好きなのかな?スタンプにちょっと微笑み返信した。]

ありがとう、聞いてくれて。

じゃあハロは、なんの得もないのに、義務もないのに、僕らに協力を…

そうか。

真弓。僕はハロを誤解していたかもしれない。

なんだろう、まどかなマギカ的なアニメの白いやつかと思っていたんだが…。

彼(僕はハロが女の子なのを知らないのだ)は、七尾さんの時も、一生懸命応援していたものね。

凄く優しいのかもしれない。

(356) 2023/08/18(Fri) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

僕は…ハロやAに酷いことを言ってしまったな。
ハロやAも犠牲者なんだ。

憎むべきは、僕らやハロにこんなことをさせている高次元な奴らだね。

[敵のコアに関しては、真弓が言う通りだろう。何も言わないが答えだ。]

僕は知るべき情報だと思う。
それを聞いて1つ、決意の方向性が決まったよ。

[感謝を込めて一旦筆を置く。次は直接逢い、話を出来たらいいな。]**

(357) 2023/08/18(Fri) 23時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/08/18(Fri) 23時半頃


メモを貼った。


―― 三度目の襲来 ――


[なんで どうして なんで?

 あたしたちがなにをしたんだろう

 あのかいぶつは なんでこんなことを ?





          実しやかに、あの怪物について
             囁かれている噂があった。
 
    『実は誰かが操縦するロボットなんだ』って。]
 



[そもそもロボットに見えるのが不思議だった。
 あたしのロボットのイメージはもっとこう、
 ずんぐりむっくりしてて、丸とか四角とかあって、
 いかにもな感じの機械っぽい角ばった物だったから。


 でももし、あの怪物が本当にロボットで
 誰かが操縦してたというのなら、
 何故あたし達の街をこんなにも破壊するのだろう。
 
 今回の襲撃では街の建物の大半が
 何らかの損壊を受けたし、逃げ遅れた人が
 何人…何十、何百…と、犠牲になった。
 
 その中にはクラスメートもいたし、]
 



[あたしのお父さんも、逃げる最中に
 建物の倒壊に巻き込まれて足を折った。]
 



[近隣の病院は全て病床が埋まって、
 お父さんは隣の隣の…、別の都市の病院まで、
 現地での応急処置をしたのち運ばれていった。

 まだ軽傷だと言われたから、
 長距離の移動が耐えられると見做されての処置。
 ……でも、この街で治療を受けるよりは
 ずっと安心なのかもしれない。


 安心かもしれない、けど
 
 あたしは沢山泣いた。]
 



[お母さんがお父さんの荷物をまとめてくれて
 …お父さんの所まで、運びにいった。

 あたしもついて行きたかったけど、
 家の片付けをしなさいって止められて
 その日は一緒に行く事はなかった。


 だから、その病室で
 二人の間でどんな会話が交わされたかは
 あたしには何も分からなかった。

 お母さんが、逆にあたしに荷物を頼まずに
 自分から持っていった理由も、何も。

 **]
 


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