人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【人】 明仄∴暁星 クロエ


 芽衣のピアノが聞きたい。
 みんなと一緒にいたい。
 みんなともっと仲良くなりたい。
 みんなと、これからも、思い出が作りたい。

[ 私、もう空っぽだと思ったのに。
 ひとつわがままが出てきたら、もう止まらなかった。
 ぼろぼろ、涙と一緒にわがままが止まらない ]

 みんなの未来の中に、私もいたい……。
 

(235) 2021/06/15(Tue) 22時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 差し出された手は二本で、>>228
 私の手も二本しかない。
 左手を差し出すのは、特に勇気がいった。
 そして右手にはクレープが握られたまま。
 ここで格好よく両手を差し出せたらよかったんだけど、
 やっぱり私、格好つけられないみたい。
 だから私、ちょっと待ってね、って二人を待たせて、
 べそべそ泣きながら涙トッピングのクレープを食べた ]

 ……私のわがまま、全部叶えてくれるって、約束して。
 そしたら、帰る。

[ 少しくらいって炭蔵君は言ったけど、>>194
 なにしろ私、生死の境をさまよってるんだよ?
 少しくらいなんかじゃ気が済まない。
 うんとわがままを言うけど、それでも叶えてくれる?
 約束してくれるなら、私、2人の手を取ってあげる* ]

(236) 2021/06/15(Tue) 22時頃

― 綿見と ―

そっか。だろーなとは思ってたけど、
やっぱ姿見るとほっとする。

え、あ、そう!?ごめん。
ついつい気になっちゃって……
でも恥ずかしがってる綿見ちゃんなんて
レアだからちょっと役得。なーんて。

[勿論なんか変な気持ちで見てたわけじゃない、が、
確かにちょっと不躾だったかも。
謝罪を交えつつ、軽口を叩く綿見に笑いかける。
元気そうで何よりだ。]


[続いて、黒沢の容体に水を向ければ
ちらりと綿見の視線が集中治療室に向く。
まだ状況は何も変わっていないようで、
笑っていた顔を物憂げに曇らせた。]

………そっか……

九重ちゃんが来てるのは聞いたけど、
番代ちゃんも来てるんだ。

[番代家の厳しい門限を知っている身としては
よく親が許可してくれたなって思ったけど、
それだけ必死に頼みこんだのかもしれない。
やっぱり皆、じっとしていられないのだ。]


メモを貼った。


[他の奴も来ているんだろうか、
なんて思考の端に過った所で
ちょうど鳩羽が戻って来たか

おっすおっす、って軽く手を上げて挨拶し
飲み物俺の分はねーの?とか、てかその傷どしたん、とか
ちょっとした戯れ(ウザ絡みとも言う)をしたのち
売店に去っていく友人を見送る。]



 ……忙しいだけ、なら、いいんだけど。

[可能性を考えるならいろいろある。
元々父親はいなかった、とか、いろんな事情もあるだろう。
私は乃絵ちゃんの家庭については知らないんだから、
どう足掻いても余計な推測になってしまう。

私の両親だって、私が自殺未遂を起こしたなんてことがあれば、
絶対に、全速力で、何があっても駆け付けてくれるという確信がある。
だから、そうじゃない家庭について想像を巡らせる能力が足りていない。]


[だけど、だけどね。
もし父親が来ない理由が、
乃絵ちゃんが自ら命を絶とうとした理由と何か関係があるなら、って。
少しでも思ってしまったせいで、歯止めが効かない。

無言で視線を向け合えば、
同じ発想に至ったかどうか、目に走った動揺を感じ取った。

そのまま向井くんを見送って、
心の中に引っ掛かったその違和感と向き合いながら、
過ぎていく時間を待ち続けるだろう。

ポケットの中に重みを与えているコーラ缶の、
プルタブ部分を指でなぞる動きを繰り返す。

……うん、少し落ち着く。*]


[んで、聞かれた話の続き。
校舎内で綿見とあんまりじっくり話す機会は無かったけど、
そう言う風に思うってことは、
やっぱり彼女の中でも何か変化があったのかな。
そこまでは分からないにせよ。

何せ、成り行き上とは言え、
唯一俺の中学時代のごたごたを零した相手ではある。
ちょっとだけ気恥ずかしいような気持ちで
眉を下げて苦笑を浮かべた。]

………うん、


なんてゆーかさ、あっちでいろいろ話して、
人の話も聞いてみてさ、
俺視野狭かったんかなーって。思って。

過去言われたことは変わんないし、
俺がやらかしたことも変わんないし、
新しい彼女が出来たわけでもないけどさ。

[現実が何か大きく変わったわけでも、
根本的に解決したわけでもない。

…俺が実の親に棄てられた事実が
変わるわけじゃない。けれど。]



いつも笑ってなきゃ駄目だって思い込んでたんだ。
でも、なんかさ、皆優しいんだよ。
優しくしてくれたんだと思う、ずっと。

だからもっかい信じてみたいなって。
今度はちゃんと向き合いたいなって。思った。


[求めた愛を得られたわけではないけれど。
俺の周りにはたくさんの人がいて、
少しずつやさしさや愛をくれていた。

闇雲に欲しがるばかりで、
ずっとまともに見ていなかったんだって。
ようやく気付いたから俺は、
やり直したくて帰って来たんだ。

いつか俺も俺をちゃんと好きになれるように。]



……俺の方はそんな感じ。

[なんか語っちゃったな。
素に戻るとちょっと照れ臭くて、
あははと笑って軽く頭をかく。]

綿見ちゃんは?
ちょっとは気持ち、楽になった?

[いつかのやり取りを思い出して。
お返しに聞いてみるんだ。**]


 ── 現在・病院外 ──

[ 「忙しいだけなら」って、
 番代の言葉がやけに頭に残った。

 そうやって少ない言葉を交わして、
 その場を離れた慎一は、
 待合室にいる人と混ざる気分でもなくて、
 結局、またなんとなく外にいる。

 たぶん、寒いくらいのほうが、
 頭の中がぐちゃぐちゃになったり、
 あるいは手に汗を握りそうなとき、
 少し落ち着ける気がしてよかった。]
 



[ そう。可能性はいくらでもある。

 いろんな家族の形があることも、
 慎一は知らないわけじゃない。
 そう頭では理解しているはずなのに、
 今は、無性に落ち着かないから。

 病院の外、入り口から少し離れて、
 邪魔にならないようなところに立ち、
 時折冷めたミルクティーを口にしながら、
 ペットボトルの蓋のぎざぎざを、
 短い爪でじっじっとこすってた。

 誰かが似たことしてるとも知らず、
 ただ、自分を落ち着けるために。]
 



[ 慎一がここでそうしている間にも、
 病院の中がわあっと明るくなりますように。
 どうか、また会えますようにと祈りながら。*]
 


【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 私のわがままを全部叶えて。>>236
 傲慢な私の要求に、
 芽衣は上手じゃないけど、って言う。>>240
 芽衣は、自分の手を大事にしてた。
 芽衣は、ピアノを弾いた後、悔しくて泣いてた。
 芽衣は、自分のピアノにきっとプライドを持ってる ]

 私は、芽衣のピアノだから、聴きたいの。

[ 上手なピアノが聞きたいんじゃないの。
 悔しくて泣いた芽衣の、納得のいくピアノが聞きたいの。
 大丈夫、芽衣が自分の演奏に満足できる日が来ても、
 もう私、心残りがなくなったって言ったりしないから ]

(246) 2021/06/15(Tue) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 いつか、遠い未来でもいいよ。
 少なくともそれまでは、
 ずっと一緒にいてくれるってことでしょ?

[ 芽衣が、自分で納得のいく、聴かせたいって思える
 ピアノが弾けるようになるいつか。>>241
 ずっと、とかいつまでも、なんて言うのは
 私にはまだ難しくて「それまでは」なんて言っちゃう。
 言い慣れない私のわがままは、
 まだまだ付け焼刃なのかもしれない ]

(247) 2021/06/15(Tue) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 意外だと思った炭蔵君のわがままは、>>243
 珍しいどころか人生初なんだって ]

 初めてをこんなところで使っちゃっていいの?
 そんな貴重なの、
 叶えてあげないとばちが当たっちゃうね。

[ 炭蔵君の初めて、私がもらっちゃうね。
 誤解を招く表現?知りません ]

(248) 2021/06/15(Tue) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 絶対叶えるって言った後、>>245
 善処するって言い直す炭蔵君は、
 とっても正直者だと思う。
 その正直さに免じて、死ぬのは諦めてあげる ]

(249) 2021/06/15(Tue) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 私は差し出されたふたつの手を取って、ぎゅっと握る* ]

(250) 2021/06/15(Tue) 23時頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 23時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 「それまでは」って言った私に、>>247
 「それまでしか」って芽衣は返した。>>251
 私にはまだ難しいことを、
 芽衣は軽々と飛び越えてしまう。
 だから私はうんって頷いた ]

 うん。「それまでは」は、取り消し。

[ 私にはもうないって思った未来が、
 遠く広がっていく気がした。
 やっぱり、まだ怖い。
 足が竦みそうになるような、そんな気持ちもある。
 でも、私の両手を握るふたつの手が温かいから、
 私、歩けるよ。
 名前を呼ぶ芽衣の声に促されて、>>252
 私、もう一度頷いた ]

(257) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 帰ろ。昇降口から、出られるから。

[ もう、この校舎は誰も閉じ込めない。
 だから私たちは手を繋いだまま、
 昇降口からきっと帰れる。

 先に帰ったみんなは、あんな目に遭ったのにね。
 この仕様、本当に酷いよね。
 でも、みんなは無事に帰れたけど、
 私は帰ったら瀕死だから、
 それに免じて許してくれないかな。
 ここ笑うところなんだけど、やっぱり笑えない?
 帰ったら私、冗談のセンスも磨くね ]

(258) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 帰る前に言っておきたいわがままは?>>255
 炭蔵君に促されて、
 私、きょとんと目を見開いた。
 そうだ、私、わがまま言い放題の権利を手に入れたのに、
 やっぱり言い慣れてない。
 そうだなあ、って考えて、決めた ]

 お見舞いに来てもらえるようになったら、
 私が退屈しないように、会いに来てね。
 それで……、

[ 私の目線、ちょっと上を向いた。
 正確には、炭蔵君の前髪を留めてるヘアピンを見た ]

(259) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 それまでに、前髪切ってきて。
 現実でも炭蔵君の顔、ちゃんと見たいから。 

[ さて、私のこのわがままは、
 炭蔵君の難易度的にはどれくらいなのかな?
 お見舞いに来てくれるまでに、
 わがまま他に一杯用意しておくね ]

(260) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 音楽室は3階の一番奥。昇降口からだいぶ遠い。
 廊下を歩いて、階段を下りて、
 私たちは明日を目指す。

 廊下には、文化祭の写真。
 横切る教室は、お化け屋敷に喫茶店、
 楽しかったあの日の思い出がここにある。
 そして、ここに来て増えた思い出も ]

(261) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 自己責任の一蓮托生59点クレープは、>>4:504
 まだ食堂の冷蔵庫に残ってる。
 責任を持って食べようねって言ったけど、>>4:523
 食べる時間はどうやらなさそう。
 私と芽衣のワルイコトは、
 文化祭の思い出と一緒にここにいつまでも残る。
 思い出がひとつ増えたということにして、
 許してもらおう ]

(262) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 昇降口の扉は、嘘みたいに簡単に開く。
 そこから外へ足を踏み出すのは、
 やっぱり少し足が震えるけど。
 私、笑って2人に言うよ ]

(263) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


      来てくれてありがとう。
      また、明日ね。*
 

(264) 2021/06/15(Tue) 23時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。



[ 少し前。
  ひとみからの反応を見て
  生きづらかったよね、なんて言われて。

  思わずこくんと頷いて、ちょっとだけ
  目が潤みそうになっていたのは秘密の話。

  こんな簡単なことだったし、わかってくれた。
  …… 言っても大丈夫だということに気がつくのに、
  やたらと時間は掛かってしまったけれど。

  ひとみも私も、同じようなものに囚われていた。
  これからはそんな話をするような事も
  段々と無くなっていくのやもとは思う。]
 




[ 誰にも言えない秘密の共有があった事は、
  何処かにあの子たちと一緒に残るだろうけど。

  それこそ、あの冷たい校舎の中とかに。]
 
 






      [ さいごにはなにが残されるのだろう。
     ここにいる私たちには、想像しかできない。]*
 


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