人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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【人】 至高祈念展 ナルミ

[心配を告げなくても断られてしまった。
いくらでも引き止める言葉は浮かぶけれど、それに頷いてくれるならば彼女は「助けて」を言える女性だっただろう。

そんな複雑な心地に、向き直った田端の行動と言葉で戸惑いが混ざる。]

…………ええと
ご心配を、おかけました

[まるでそうしたことを言う立ち位置から動く気がないとでも言っているように思えた。>>133
何を言っているのか察知し、ただ心から言えることだけを返す。

見送ることも許されないというように、扉を出た姿は消えて
部屋を出ても、彼女は何処にもいなかった。*]

(148) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


……そんなわけがないだろうに

[もう届かない声は乾いた笑いと共に。

一番揺らぎがないのは大藤、行動力があるのは田端。
一体自分が何を出来ているというのか。
後輩への迷惑の掛け具合しか二人に勝るものが無い。

何もせずに重いものを他人に背負わせようとするばかりだ。
義務だなんだと語り成海を教育した高祈の大人達と同じだ。

人間を名乗るには優しさが足りない心では、そういうことしか出来なかった。*]

(149) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 廊下/福原との通話 ──

[なんとも言い難い心地を逃すように
一度、二度。深く息を吸って吐いて。

その時メッセージとは違う振動に気づき、
すぐに懐からスマホを引き出して通話のボタンをタップした。]

福原君。ああ大丈夫、一人だよ
……分かった。どこに行けばいいかな?

[話は会ってからなのだからやり取りは短く。
告げられた場所に足を向けよう。*]

(151) 2023/07/31(Mon) 23時頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[ニル・アドミラリを気取って語るには半端な位置に立っていた。

当たり障りない笑みの下の、大穴などは空いていない心にだって、
時折波風が立つことくらいある。
しかし自分自身の損得に揺れ動く振れ幅に対し、他者の振る舞いに与えられる変化や思い遣る気持ちの微細さは深刻な差だった。

親しい者の葬式で涙一つ見せない姿を、
気丈である、しっかりしている、立派な後継者になる
そう目前の少年ではなく身分を見つめる者達は認識したようだが。

内側の冷め方は、権力のない一般人ならそれでも親かと怒鳴られていそうな父の発言に類似している。上回ってすらいたかもしれない。
自分がおかしいことくらいはよく分かっていた。
全てを血と教育方針のせいに出来るとは成海すら思わなかった。

それこそが成功者の血統の義務であるという顔をして、事実秘めてるのは一個人の心の歪みでしかない。
誰かの為に行動を起こす時、その何割が純粋な厚意や善意なのかすら自信が持てない。
誰かの死で自分が涙するところが想像出来ないのが、まだ死者が特定されておらず実感が無いからだと確証が持てない。

──また一人で酷いことを考えてしまうのかもしれない。*]

(156) 2023/07/31(Mon) 23時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── →神々の絵画の前 ──


[傷だらけから治癒した男二人であの部屋で話すのもおかしな話だ。
言えば相手から来たのだろうが、このほうがいいだろう。

電話で伝えられた場所へ辿り着けば、そこには目的の相手。>>158]

やあ、待たせたね
……この絵を見ていたの?

[開口一番聞いたのは、あまり彼と印象が重ならないものだったからだ。

宗教画にも思える神聖な雰囲気に複数人の男女
今にも矢を打ち放ちそうな有翼の人物。
金の矢で人の心に欲望の炎を灯す愛の神が、母の命で他の神々を結ぶ神話を思い出した。

けれどそれは本題ではない。話が切り出されればすぐ忘れる程度のことだ。*]

(159) 2023/07/31(Mon) 23時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


それは真理かもしれないね
理解しようとするほうが間違いなんだろう、きっと

[聖書には、神がこんな慈悲の与え方をするとは載ってなかった。
元より教えなど人間にとって都合の良いものでしかないのだろう。
福原が言っていたように。>>2:173

アリババが人間と語らうことには既に驚きは無く、結論への同調だけを示して終わる。>>160

分かりきっていた話の理由に反応は薄く、いつものように微笑むだけ。
容易に察せるその意味をそのままに告げなかった理由は分からなかったが、言い方一つをそこまで気にしない。

宣告の後に顔を合わせた時だって、何も変わらないように振る舞っていた福原だ。
あまり空気を暗くしたくないのかもしれない。]

(169) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


[思っていた以上に思慮深く多くのものを抱え込んでいた後輩だが
今一度礼を言いたかったのだという様子に>>161>>162
状況が状況でも、律儀さと素直さを感じてしまう。

助けた行いはともかく、告げた内容はお節介だと鬱陶しがられてもおかしくない筈だと思うが。
こうして義務や責務を負わせるような言葉を受け止める者もいた。

でも、相手の死を意識すれば二人が関わった過去の大きな出来事に目を向くのは当然かもしれない。]

俺には当然のことをしただけのつもりだけど
それが福原君に意味を残せたなら、良かったよ

……努力をするってことは、
美形とか優しいとかお金持ちとかよりも
人間にとって大切な根元にあるような性質だと思うんだ

[福原はきっと大変な思いをして、父と重ならない明るい福原青年を作り上げてきたのだろう。
空気を読み波風を立てず皆に好印象を抱かれる、それは高い知性の持ち主が精神を削ってできることだと成海は思った。]

(170) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ





[何かを迷う素振りに小首を傾げる。
穏やかに暗い黒色が、その様を見つめた。
待つのは大藤のお陰で慣れているのだ。]

……

[そして、聞き入っているように沈黙した。
事実は何を言えばいいのか分からなくなっていただけだが。

そりゃ理解できないだろう。>>163
触りだけ打ち明けた人間らしくない男の言葉なぞ。
なんて自覚を認めてみせるわけにもいかなくて。]

(171) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


……そう、光栄だね

[静かな返事は最初に全て予想していたからではない。
何かを悟られないよう、己を繕おうとしただけ。

まさかその誰かが当人だとは思ってないのだろうが、彼が発したのは何も意味も無い言葉では無かった。>>164
意を決したように口にした内容は相応に重かった。]

君一人でもそう言ってくれるのなら、

[空間ではなく己が望んで生んだ地獄と罰から引き離され、再び置いて逝かれる側に成り果てて
白いベッドの上で深い落胆と共に鬱蒼と沈んでも、何の意味も無い生還ではなくなるのだろう。

そんなことは言えなくて、不格好に途切れた声を誤魔化すように話題を変える。]

(172) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


俺も会ったら伝えようと思っていたんだ
……おめでとう

福原君がどんな気持ちでいても、
他の誰が助からなかったとしても
──君が生きていてくれて、嬉しいよ
もし自分が死者だと言われても、気持ちは変わらない

[それこそが望ましい展開だから当然なのだと思うと、少し後ろめたさに襲われたが。
真っ直ぐに見つめて告げた言葉に嘘などはない。成海なりに彼を気に入り、思い入れていた。]

本当はもっと、成長を見守りたいと思っていたけどね
ああ、でも。
どうせ来年には実家に帰って会えなくなってたか

[目前に餌のように吊り下げられた死に、
可愛い後輩が変わりゆく様を見守ることよりも上回って惹かれてしまうのは、利己と共にそんな現実のせいでもあっただろう。

駒になる未来に触れた時、常よりも低く声が変わった。**]

(173) 2023/08/01(Tue) 02時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 02時半頃


[ アリババの声が、命ある者の声を告げる。

では皆も、銀と同じ場所で眠っているのだ。
彼の話では後遺症の残るものではないらしい。
少なくとも身体には。
――――きっと、喜んでいいことなんだろう。]


[意識ひとつでカメラが切り替わるよう視点が変わる。
カフェに、ロータリーに、どこかの部屋に
点在する彼らの姿をひととおり確認した後で。

和を意識したレイアウトの部屋に視点は移る。
茶器や漆工芸品の展示された部屋を、
銀はまだちゃんと鑑賞したことがなかった。]

  こういうの、子供の頃って
  全然興味持てなかったから。

[書画や仏像の類も、後回しにしがちだ。
目が覚めたら、見に行ってみようか。
今度は別の美術館でもいい。
銀にはその機会が与えられているのだから。

"今度"のない者のことが過るの仕方のない。
溜息を吐いて、彼らの声に意識を傾けた。**]


【人】 至高祈念展 ナルミ

そう。なら、より良かったよ
今もあの時も、君の全ての事情を知るわけじゃないけど
なんとなく重なったんだ、……自分に

[当然ではない、それは普遍的に与えられるものでは無かったということ。>>181
福原は恐らく意識して明るく振る舞っていた。隠していた部分を知る者はきっと少ない。

あの時未だ確証も無いまま感じた親近感にもう一つ加わって、少しだけ正直に打ち明けた。]

したことが無い人はいないかもしれない
けれど、いつか忘れたり投げ出してしまう人も多くいる
誰かの目に留まるようなものとなれば、より少ないんだ

俺が見つけることが出来た君が、
変わらずにいてくれることを祈るよ

[そう語る成海は何かを託そうとしているのかもしれない。
生還する者であるだけではなく、
少しだけ重なる部分を持っている相手に。
だとすればやはり、自分のことばかり考えているのだ。]

(193) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ


今俺の前にいるのは君で、
この時間はデートの埋め合わせじゃなかったかな?
他の人の話はしないでよ

[一人ではないのだと福原は言う。>>182
それに普段と変わらない冗談のような軽い調子で、巫山戯たことを返しておいた。

晒しきってない内面、言えるわけもない死への願望。
本当に言いたいことは煙の中へと遠ざかる。
──君だから言ってるのに、という言葉は。

骨谷のような数奇な縁があったわけでもないのに、ここまで目を掛けている後輩は他にいないのだ。
勿論他の誰かに言われても、気を悪くするわけじゃないけれど。]

(194) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[彼への祝福に話を流せば、望ましい反応が返ってくる。>>183
可愛い後輩だ。福原が生きていて、本当に良かった。
温度も寂寥も浮かばない心の表層で、ただそう感じた。

しかし、此方がつい口にした言葉を拾った相手ときたら。]

ふふ、どうしたの
俺の為に就職先を決めるわけ?可愛いね、福原君

……そうだね、もっとよく考えるべきだった
その気があるなら出来ることは、色々ある筈なのに

[永遠のさようならを拒むような言葉。>>184
本当にその為に決めることはないだろうと思いつつも、
つい揶揄するように笑ってしまう。

その緩んだ唇を結び直しながら、思い出したのは薔薇の中で交わした言葉。
己の選択の為に手を尽くさず死に逃げた一人の父親。]

(195) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

もし、俺が生きていたら……

福原君との縁が途切れない道を選ぼうと思えるように
努力は、してみるよ

[あまりにも曖昧で年上として情けない言葉。
去りゆく者を不安にさせそうな、不確かさ。

けれどそれが今言える精一杯だった。
心に負った問題、家の事情、
解き放たれたかった枷は多く、そして重い。]

こんなことしか言えないけれど、うん、約束はする

だから福原君……

[名前を呼ぶと共に彼へ歩み寄り、腕を伸ばした。
拒まれなければ、その身体を抱擁する。

近くなった距離、潜めた声は相手にのみ届く。]

(196) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

[本当はそんなことを望むどころか、真逆を喜ばしく思う性質の筈だった。

けれど、この今まで目をかけてきた後輩に
生を望んでくれるどこか近しい部分がある存在に

──一つ呪いをかけてみたくなった。
祝福の場に悪しき願いを持ち込んだ魔女のように。
ほら、全ては自分の為。なんて酷い人間なのか。]

俺がこの空間からいなくなるまでには、
君が作ってくれた料理をまた食べに行くね
本当にありがとう
君の行動が、誰かの心を癒やすこともある筈だ

[一歩後ろに下がって微笑む。
今生の別れかもしれない相手をより多く記憶しようという試みも、終わった。

自分からは言いたいことも、今のが最後だ。*]

(197) 2023/08/01(Tue) 19時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 19時半頃


【人】 至高祈念展 ナルミ


[自分の為に、さよならを否定するのだという。>>207
何も確定しない返事が、嬉しいのだと言う。

同じように感じていたらしいと聞いた時と違い>>205
目を丸くするような驚きは表に出さなかったけど。

彼の利己は、成海の知るそれとはまるで別のものだ。
可愛い可愛いと年上面をする一方、
投影した相手に自分には無いものを見つけていた。

福原ならば過去の呪縛から抜け出せるのかもしれない。]

(211) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ



[自分だって味噌汁を飲んで心が落ち着く心地がした。
誰かのことよりそれを口にしておけばよかったのに。
隠し事が多いと余計なものまで秘めてしまう。

茶化されたらもう言い出せなくて、肩を竦め軽い謝罪をしてそのまま立ち去った。>>209]

──どうか、元気で

[背を向け片手を挙げ告げた別れの言葉。
もう充分に語り合った最後は、その飾り気のなさで充分だった。

口にした時の表情を、福原が知ることは無い。*]

(212) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ

── 福原と別れて ──


[最後の時まで生還者を自分の元に引き留める気には、福原相手ですらなれなかった。
これからもきっと、逆の立場になった場合でもそうはしないだろう。

神聖な絵画から遠く離れ、靴音を響かせながら思う。

頑張り屋に休むことを教えたのは誰だろう。
交友関係が広そうで全く想像がつかない。

ただ、その人は自分より余程人間として大切なことを知っているとは思った。
きっと、正しく彼や他者を思い遣れるのだろう。
成海に出来たのは、それがいいと当人が示した意志を肯定したことくらいだ。

自分が死んだ後の世界で、そんな人達が福原の側にいてくれたら安心出来そうだ。]

(213) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

【人】 至高祈念展 ナルミ




[拒まれはしなかった体温と、応じた反応を想う。

そう、福原は大丈夫だ。
語らうには仄暗い可能性に、「気に病まなくてもいい」と元より口にしていた青年だ。

元より懸命に一人生きていた子だが、
汁粉を渡した時から随分変わったんじゃないかと思う。

──二人しかいない場所で、それでも他の誰にも聞かれないよう声を落として告げたものは
呪いにすらなれないのかもしれないな、と感じた。

その胸に棘など刺さらないまま、ただ直向きに果たしてくれる想像は容易に出来た。*]

(214) 2023/08/01(Tue) 21時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時頃


【人】 至高祈念展 ナルミ

── 二階・通路>>0:398 ──


[異変が起きる前にいた、
そしてアリババに初めて会った時にいた場所。
同じ手摺に凭れながら階下を見下ろしている。

そうして、美術館に来てからのことを思い出していた。*]

(226) 2023/08/01(Tue) 22時半頃

至高祈念展 ナルミは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時半頃


――病室207号室――

[夢見が浅く、あちらの世界から
拒絶されているかのようだ。

幾つかの場所を、場面を、人を、
垣間見ることはできるのにはっきりと、
これは"オレの夢"ではないと感じる。

だからもう、あの冷蔵庫から
ご馳走を取り出すことも、
誰かに話しかけることも、
オレと認識して貰うこともできない。]

…………駄目やな。

[無理矢理寝ようとしても、
睡魔すら訪れなくなってしまった。
仕方無しにベッドから起き上がり、
ナースコールのボタンを押す。]


[すぐに回診の医者がやって来て、
点滴の針からは解放して貰えた。
もとより、軽い貧血と脱水症状で
栄養を送っていただけらしい。]

こんなんでも、腹は減るんやなぁ。

[トサカ先輩ほど旺盛ではないけれど、
夢で食べたにぎり飯で現実の胃は満たされず、
第一声も肉じゃがだった。
今も、夢の中のハンバーグを想うと
腹の虫とヨダレが止まらない。

『もしよかったら』と看護士さんが
差し入れてくれたのは、
綺麗に皮を剥かれ串切りに揃った林檎だった。]

……………………っ、


すみませ……、
今はちょっと林檎は、

[食べたくない。
真っ二つに割れた美術館の入口、
ぐしゃりと無残に潰れた果実が一つ。

看護士さんには、単に林檎が苦手なのだと
受け取られたようで、オレは肩を竦めて謝った。]


[一通りの軽い検査を終えて、
帰宅用の書類も書かされた。
念の為、二日後にもう一度検査がある旨も。
何なら一番酷い外傷は、彼女に撲たれた頬だった。]

多分、連絡したら親が迎えに来るんで、
保険証はその時に、ハイ。
しばらくは待機ですね、分かりました。

あ、西門先生のところに、報告に行っても?

[ついでに、同じタイミングでシロマちゃんも
目覚めているはずだ。
他は、アリババ氏は語ってくれなかった。
ただ、夢の中なのに、生者の宣告だけは
はっきりと脳裏に刻まれていた。]


ツブツブいちご教は存続か。

お袋の味ならぬ、ノっくんの味が
失われんくて良かった。
今度ちゃんと教わらな。
味噌汁も、肉じゃがも、
そん時に食べたらええよな。

[気の抜けた西訛りでぼやく。
我が家の台所は、兼業主婦の母と
同居の母方の祖母が占拠していて、
オレも親父も殆ど入れて貰えないのだ。

そんな家風はもう時代錯誤、
今回の夢で、料理できる男もいいなと、
ひしひし実感したから、本気で取り組んでみよう。

自作の器に、相応しい手作り料理を盛って
お茶を淹れたら、次の彼女には少しは
オレの趣味も受け入れて貰えるかも、なんて。]


メモを貼った。


[そして漸く、離れ離れになっていた
相棒の黒のザックが返ってきた。
勿論最初に取り出すのはスケッチブック。]

…………なるほど?

[バス内での走り描きは残っているけれど、
それ以外は綺麗サッパリだ。
吊り橋の向こうがない、とLINEにあったから、
トンネルか吊り橋が夢の世界との架け橋なのかと
思案したこともあるけれど、
記憶が曖昧になってアリババ氏を見た辺りから、
現世ではなかったようだ。]


あの美術館、どうなったんやろう。
しばらくは休館かなあ。

[シロマちゃんに御薦めされた絵画も
まだ見ていなかった。感想も求められていたのに。
或いは夢の世界ならまだ、
展示されているかも知れない。
オレは一度、未練がましく少しシーツの乱れた
白い寝台を見やる。]

……せや、連絡っと、

[手元にはもう一つの貴重品であるスマホ。
真っ先に確認するも、研究室のグループLINEは
課外授業の日程と集合時間等、
事務的にスケジュールが綴られているのを最後に、
美術館での変事は何一つ表示されない。
ただ、別れたはずのアカリんからの
百件に届きそうな不在着信と、
LINEの嵐がオレの心を少し重くした。]


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