人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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視点:


【人】 記号の妖精 ミーム

― 昨晩・ロビー ―

[ 何もかも食べられたって。>>4:205
その言葉に困ったように、笑って。]

 サラって、ほんとに大物。

[いつかの台詞を繰り返した。
それが、かつては環境に強いられた無知と、
諦念ゆえに備わっていた達観であったとして。
ミームは知るよしもなかったのだけれど。]

 ……私たちも、寝なくちゃね。

[ふたり並んでジェルマンを見送り、
検査を始めるだろうPJに、感謝を伝え。
その他の者たちにも挨拶をして。
言葉少なに沙羅と別れて、部屋へ戻った。]

(1) 2022/05/12(Thu) 09時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― 昨晩・自室 ―

[数日間の睡眠の不足は明らかだ。
身体も瞼も、気持ちもひどく重かった。
ベッドに横たわったまま、
部屋に備え付けられた端末をじっと見て。

『運が良ければ』の意味を考え続けていた。]

(2) 2022/05/12(Thu) 09時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― 今朝 ―

[あれほど眠れはしないと思っていたのに、
気づけば浅く眠っていた。

悪夢は昨日のそれよりも、
もっと意味も形もなさない恐怖で出来ていて、
早鐘を打つ心臓に驚き飛び起きる。]

 ……は、……はあっ、……は……

[飛び起きた勢いのまま、個人端末を引き寄せる。

画面には、エフが追放された旨が表示されていた。
そのことに、胸を撫で下ろす自分が疎ましい。

それから少しの間を置いて、
ああ、確かめなければ、と、思った。
――部屋を出る。]

(3) 2022/05/12(Thu) 09時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― ジェルマンの部屋 ―

[忙しなく行き来する清掃用ロボットを目にする。
それは3日前と、2日前の朝の光景によく似ていた。

半ば駆けるようにして、ロボットを追う。
転びかけて、壁に手をつき。
息切れをしながら、部屋へと入る。

果たして、そこに。]

(4) 2022/05/12(Thu) 10時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[口を押さえて後ずさる。
そんな光景を見るのなんか、初めてだった。
なにかのまちがい。なにかのまちがい。
なにかのまちがい。なにかのまちがい。]

…… …… ……――!

[なんの意味も持たない言葉が頭を駆け巡る。
間違いでも、なんでもない。

場違いな花のついた帽子が落ちている。
胡散臭いことこの上のない金縁の眼鏡も。

けれどそこに、頭を撫でてくれた手がない。
潔白のはずの爪先がない。
鬱陶しい前髪がない。]

(5) 2022/05/12(Thu) 10時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[清掃ロボットによってブラシを掛けられ、
端に寄せられた血溜まりの中に、光るものを見て。

己の手が汚れるのも気にせずに、駆け寄って。
拾い上げる――もう何も映すことのない、紫の宝玉。
生きていられたら、と笑った彼の右の眼窩に嵌っていたもの。]

 ……ぅ、っ、う……あ。
 あ。あ。――あああああああああっ!!!!!

[それを握りしめて、ほとんど叫ぶように泣いた。
恥も外聞も、用意しておいた覚悟も、慰めも、いまは、
なんの役にも立たなかった。]

(6) 2022/05/12(Thu) 10時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 10時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 10時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


メモをはがした。


メモを貼った。


メモを貼った。


― 昨晩・自室 ―

[PJの部屋の扉に『封印』を施し、廊下を確認して。
 誰もいないことを確認すると、そのまま自室へと戻った。

 深い溜息。あの術が今宵も効果を発揮することに間違いはない。
 しかし今、この部屋の扉を閉ざす為の鍵に欠陥があることは、ロバートの死が証明していた。

 再度、深い溜息。
 大見栄きったはいいが、怖いものは怖い。
 ただ、あそこで、形振り構わずランダムに誰かが襲われるよりは。
 確実に、自分が襲われたほうがいいと、思ってしまった。

 命、それ自体に価値があるのならば、きっと世界にとってそれは平等だ。
 だが、自分にとっては平等たり得ないことに気付いてしまったからには、動かざるを得なかった。]


[ハルトヴィン。故郷に一人残してきた息子を思う。

 産まれたときは皆同じような挙動をする子供が、同じように育てた場合でも、それぞれ違った成長をするのは面白い。
 同じ食事、同じ教育、同じ運動。家畜の質の良さを保つのは簡単ではあるが、ヒトはそうはいかない。

 どの子の事も覚えている。
 産ませた子供も、買った子供も。皆、出会いから別れまで。

 ハルトヴィンは、自分と同じく魔法付与の素質がなかった。
 だから、自分と同じ研究者として育てた。

 前髪の上から右目に触れる。
 彼の最大の発明が、そこに埋まっている。]


[必要なものは渡した。
 ここにあるもの、全てが食い散らかされ、壊されたとしても問題はないはずだ。

 ベッドに横になり、目を閉じる。
 いっそ、自死をしたほうが楽かとも思ったが、万が一、襲撃されなかった場合に。
 死体を見て悲しむ人がいると思えば、自分ひとりが苦しんだほうがいいと思った。]

 ミーム、サラ……。

[いつの間にか、随分と可愛がってしまっていた。
 子供は好きだ。無垢で、脆くて、何より。

 未来がある。

 成長の、伸びしろがある。
 可能性がある。
 できることなら、もっと……]


[どん、と。何かの扉にぶつかる音。]

 ……っ

[己の生命を維持している器官が、一斉にざわめき始めた。
 きた。そう思った。]

 ……だ。

[布を被って、絞り出すような声は、やがて。
 祈りとも呪いとも、悲鳴ともつかない言葉に変わっていく。]


 嫌、嫌だ……っ、死にたくない。
 頼む、助け……、誰か、いや、どうか

 くそっ……僕はまだ死にたくない、まだ……まだ、僕は……

[できることを全部していない。
 やれることをやりきっていない。
 でも、そんなことよりも今は]

 僕は、あの子達のそば……っ

[それきり。
 あとは考えうる限りの懇願と、意味をなさない悲鳴と、
 言葉にできないくらい、凶悪な音が暫く続いて。

 朝が来る前には、静かになった。]


──早朝/冷凍ポッド内──

[幸いなことに、エフは眠ったままポッドに納められた。
自分の体質は理解している。寝落ちるまで酒を飲んだ翌日は、間違いなく昼過ぎまで寝てしまう。だから何もわからぬままでいようと、とっておきの一本を飲んで眠りについた]

[夢を見ていた]

[過去に行った美術館。行きたかった遺跡。文献だけでしか見たことがない旧文明。売れない頃に住んでいた家。未だ完成が見えない建造物の完成した姿。途中まで手掛けた自分の仕事の完成形。自分の生家。未だ見つからない幻と言われている宮殿]

[その中を目を輝かせながら歩いていた]


[さみぃな、空調いかれてんのか?]

[そう思った気がした]

[凍結が始まり、末端から崩れていく。痛みはない]

[夢の中で氷の惑星にあったと言われる宗教建築を訪れていた]

[これだこれがおれがあのしごとでつくりたかったりそうけ]

[パリンと音がした気がした]

[冷凍ポッド内にはかつてエフだった何かの痕跡が残っているだけだ]


メモを貼った。


メモを貼った。


[アルクビエレは教団の人々の暮らしを見るのが好きだった。
 夫婦が、親子が、隣人が助け合って暮らしている姿を見るのが好きだった。
 種族も性別も出身も、貴賤も貧富も善悪も関係なく、
 人々が共にある様を眺めるのが好きだった。

 その中には、アルクビエレの"こどもたち"――星喰いアメーバである彼から分かれた子株達も含まれている。]


[《銀光教団》の信者の約半数は、
 アルクビエレの"こどもたち"だ。
 言い換えれば、残りの半数はアメーバではない。
 彼らは周囲にアメーバがいることなど知らないまま、
 ただ救われると信じ、祈っている。

 全ての信者を喰ってしまわないのは、
 人々の中にアメーバが混ざっていることそのものに、
 アルクビエレにとっての意味があるからだ。

 そのために、夫婦の片方だけや親子の親だけを、
 "こどもたち"に喰わせた。
 完璧になりすまし、完全に成り代わるようにと。
 互いに愛し、愛され、共に生きるようにと言い聞かせて。]


[《銀光教団》はアメーバを殖やすための土壌であると同時に、
 アルクビエレの理想の箱庭であり、小さな楽園だった。
 自分達も人と共に穏やかに暮らせるのだと、証明したかったのかもしれなかった。

 勿論それは、人から見れば、
 一方的な捕食と擬態によって作られたまやかしだ。

 アルクビエレは人が悲しむ理由も知っていたし、悲しむことだってできた。
 信者の人間が死ねばそれなりに悲しんだし、
 "こどもたち"が死ぬところを見れば同じくらい悲しんだだろう。
 けれど「代えが効かない」ことをきちんと理解していない。

 文字通り血肉を分けた"こどもたち"でさえ、数百といる。
 アルクビエレにとっては子供すら、いくらでも替えのきく存在だった。

 だから、そっくりな擬態と入れ替えることをたいした問題と捉えていないし、唯一を喪う悲しみも理解ができなかった。]


[アルクビエレというアメーバはわりと人が好きだったし、自分達という存在が人と共に暮らすことを望んでいたが、それを望むにはおそらく平坦で、薄情で、想像力に欠けていた。

 平坦すぎるからこそ、全てに救いを、
 などと言えたのかもしれないが。

 PJと再会したことも、友人になれると言われたことも、
 嬉しかったのは本当だ。
 沙羅という少女を見て、力になりたいと申し出たことだって、
 本心からそう思っていた。

 ただ、だからと言って別に彼らの大切な人や、彼ら自身の命を奪うことに躊躇があるわけでもなかった。
 アルクビエレは楽に死ねることは救いのひとつだと思っていたから、そうなったらそうしてやろうと思っていただけだった。

 人と生きるべきではない生き物だった。]


[教祖アルクビエレが斃れたことは、
 すぐに《銀光教団》の"こどもたち"に伝わった。

 彼らは親株からの言いつけ通り、
 教団の名簿を全て焼いた。
 それから、それぞれの家族を連れて姿を消した。

 教祖の乗ったポッドが探されることはない。
 生きている者の役には立たないからだ。]


 わたくしの正体が知られれば、
 信者たちは追われることになるでしょう。
 かつてビジェであったように、
 我々も人も諸共に焼かれ、殺されることもあるでしょう。

 とても悲しいことです。
 とてもとても、悲しいことです。

 けれど、それが何だと言うのでしょう。


[かの方舟は全てを救うことはなかった。
 全ての動物から選ばれたつがいと、
 "正しい人"のみが乗ることを許された。

 今度もあなた方は、選び出さなければならない。
 彼らの中から、"正しい人"のみを。
 同じように救いを求め、同じように祈る彼らの中から。
 "正しい人"だけを選ばなければならない。

 或いは、選ばないことを選んでもいい。
 全てを押し流すことを選んでもいい。

 けれど、あらゆる星に根付いた彼らを、
 一度に殺し尽くすことは不可能だ。]


[祈りは絶えた。
 種は蒔かれた。

 何人が死のうとも、何年とかかろうとも。
 最後に生き残ることこそが正しい。

 全ては、我々という種が続くため。]


 ――ああ、わたくしのこどもたち。

 あなたたちのひとりでも、
 伸ばした手のひとつでも、
 いつか"楽園"にたどりつければ。

 わたくしがそれを見ることはかなわないけれど。
 ただそれだけを、祈っています。 **


メモを貼った。


[かつて【マトローゼ】という宇宙海賊団が存在した。
 決して、義賊団などではない。
 奪う先は金持ちが多かったけれど、それは効率故。
 強きも弱きも関係無く、欲望の赴く儘、気が向く儘、風の吹く儘。
 荒らし、奪い。得た富は享楽に費やす。
 そんな荒くれ者どもの集団だった。
 彼らを腕一本で束ねていたのが、ギョウブである。]

[【マトローゼ】は、今はもう無い。
 団員が死に絶えたからだ。
 星の海を股に掛ける屈強な男達も、星喰いアメーバには勝てなかった。]

[彼らの船に星喰いアメーバが入り込んだ時、いち早く気付いたのがギョウブだった。
 別に、星喰いアメーバの擬態を見破る能力を持っていた訳ではない。
 けれど、狸の嗅覚は鋭い。
 見知った団員の部屋から本人の血の臭いがぷんぷんしてるのに、当の本人が無傷で平然としていれば、成り代わりを疑うのは自然の流れだろう。]

[だから、しれっと緊急脱出用ポッドで一人船を出た。
 尻尾を巻いて逃げた訳ではない。
 ギョウブはその足で危険生物駆除製剤をしこたま買い込み(実はPaLooook製だったのだが、本人は無頓着なので記憶していない)船へ戻ると、全体をそれで燻したのだ。]


[──後に残ったのは、大量の肉色の塊と、奪い集めた富の山だけだった。]

[死した海賊全員分の財宝だ。
 一人では、一生掛けても使い切れない。
 他者から奪う理由は無くなった。
 新たに団員を募って暴れ回るには、ギョウブは少々歳を取り過ぎていた。
 ここらが潮時だろうと、引退を決めるのは自然な流れだった。]


【人】 記号の妖精 ミーム

— ジェルマンの部屋 —

[忙しく行き交う清掃ロボットたちの邪魔にならないよう、
帽子を抱いてぼんやりとベッドの端に座っていた。
ロボットたちが運んでいく肉の破片を、
ミームはどうも彼だとは思えなかった。

豪奢な帽子に添えられた花を弄る。
それは造花ではなく、『萎れない花』のようだった。

実のところ、あのとき>>1:79
言えなかったけれど。
ジェルマンの寄越した『萎れない花』は、
家の自室に飾っている。

言っておけばよかった。
あの年に貰ったプレゼントの中で、
いっとう好きだったって。]

(35) 2022/05/12(Thu) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[死ぬかもしれないってわかっていたのに、
どうして言わなかったんだろう?
どうしてもう少しくらい、
素直にありがとうを言わなかったんだろう。

どれほど時間が経ったろう。
たった5分程度だったかもしれないし、
半日ほど経ったのかもしれない。

個人用の情報端末が震えている。

顔は涙に水分を奪われてひりついている。
頭がぼうっとしていて熱い。

ぼんやりと握っていた手を開くと、
乾いた血がぱりぱりと音を立てて零れ落ちた。

思い出から現実に引き戻される。]

(36) 2022/05/12(Thu) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 おェっ、ぅっ、ぐ…… …… ……

[不意に胃酸がこみ上げて、えづく。
朝食を取る余裕なんかどこにもなかった。

震える手で端末を握り、操作する――]


 『ミツボシの冷凍追放にご協力願います。
  検査の結果、彼女は星喰いアメーバでした。』


[目が滑る。何度も。何度も繰り返し。
昨日も目にした文面の、示す人が変わっただけの、
簡潔なその文章を読む。
その意味が脳に到達するまで、少し時間が掛かった。]

(37) 2022/05/12(Thu) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[ハンカチに包んだ宝玉をポーチにしまい、立ち上がる。
ふらふらとジェルマンの部屋を後にする。

お嬢さん、どちらへおでかけですか、という声は、
何処からも聞こえない。]

(38) 2022/05/12(Thu) 22時頃

ミームは、ミツボシを捜している。

2022/05/12(Thu) 22時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 22時頃


[さて。この老獪な狸爺が、今こうして冷凍ポッド内に居るのは、果たして偶然だろうか?]

[ギョウブは、信用商売をしてもなければ、教祖でもない。
 そもそも、引退済の海賊にいかほどの信用があろうか。
 皆無であろう。
 だから、名に疵が付く事は何とも思っていなかった。
 加えて経験上、さっさと脱出するに限るとも考えた。]

[狸は冬眠をする生き物ではないが、疑死の習性がある。
 他の宇宙人よりは、仮死状態からの蘇生が容易いのだ。
 ギョウブは、自分の悪運を信じてもいた。]

[万が一発見されず、永遠に宇宙の放浪者になるとして。
 それは肉色の塊に喰われるより、余程自分に相応しい最期の様に思えた。]

[ただ、自ら冷凍追放を希望しはしなかった。
 自分が言い出す事で、希望者が殺到してはいけない。
 日に一つしか、ポッドの用意は出来ないのだから。]


[では、いち早くポッドで脱出するにはどうすればいいか。
 誰よりも疑われればいいのである。
 普段と行動を真逆にし、自室へ引き篭もればいい。
 これで馴染みの者には不審に思われるだろう。
 そして誰しも、親しくなった者よりも知らない者の方が、追放への敷居が下がるものだ。]

[果たして、老獪な狸の思惑通りの事は進み。
 付近を航行中の船に、ポッドは無事収容されたのだった。]


──昨日──

[部屋の整理を手が止まった]

 さて、これをどうするか。だ。

[手にしたのは上等な蒸留酒。なんでも、一本でここのカジノの一日分の売り上げのお値段だとか。
コンペの副賞で貰ったのだが、いかんせん一人で飲むのは気が引けた。そこで飲もうと誘っていたのがギョウブだ。

 「今やってるデカいヤマ終わったら飲むか」

そう約束していた相手は既にこの船にいない]

 捨てるのも勿体ねぇしな……。

[どのみち無駄になるかもしれない。だが、わずかでも可能性が残っているのならそれに賭けたい。
エフは端末を手に取った]


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

― 廊下 ―

>>40 適当に歩き出すその姿を見つけるのは、
部屋を目指した沙羅が早かったか、>>39
あの派手で胡散臭い帽子を抱えて幽霊のように当て所無く歩いていたミームが早かったか。

立ち止まる。]

 ミツボシ。

[引き攣った声を掛ける。]

(41) 2022/05/12(Thu) 22時半頃

[冷凍ポッドは肉体の保全を目的としたコールドスリープとは違う手法を用いて肉体を凍結させる。
つまり、蘇生を目的としていない凍結方法をする。そのため、蘇生率はコールドスリープに比べて著しく低い]

[だが、もし何らかの凍結に対する耐性を持っていたら?冷凍により破壊される細胞を守るための手段を持っていたら?]

[ないとは言い切れない。現に、恒星から遥か彼方にある、凍てついた星に住む生物には、体を凍傷から守る仕組みを持っている]

[何かしらの船に回収されるだけの悪運を持ち、何かしらの凍結に対する手段を持っていたら。
可能性は0ではないのだ]


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 22時半頃


 『俺の部屋に例の酒を置いてある』
 『俺はいねぇが勝手に持って行ってくれ』

[あのクソ狸ならそう簡単にくたばらねぇだろう、そう信じてギョウブの部屋の端末にメッセージを送った]

[規定通りなら次の港に着くまで、部屋はそのままで、部屋の住人の名義もギョウブのままだ。
もし、ギョウブが再びこの船に搭乗することがあればこのメッセージを見ることができるはずだ]

[次に停泊するのは補給基地だから、部屋は片づけられることはない。だから、そこでギョウブがこの船に帰ると信じて]

 飲むときに俺に感謝することだな、酒の提供者によ。

[部屋の目立つところにボトルを置き、部屋の整理を再開した]


メモを貼った。


メモを貼った。


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 22時半頃


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム


[それに答えず、>>46 つかつかと歩み寄る。
乾いた血の張り付いた手を振り上げる。

頬を張るつもりで振り上げた。

戦闘経験のあるあなたなら、
その動きはほとんど止まって見えるだろう。

あなたが避けないのなら、強かに、その頬を打つ。]

(47) 2022/05/12(Thu) 23時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 どうして。
 ……どうして!?

 いっ……言った、言ったじゃない、わたし、
 殺さないで、って、ジェルマンを、
 殺さないでって、襲わないでって、……!

[唇をぶるぶると震わせながら、金切り声で怒鳴る。
泣き喚いて腫れ上がった喉が切れて、血の味がしている。
ヒステリックに叫ぶそれはきっと、
あなたは知ることのなかったメッセージの内容だ。]

 なんで、なんでよッ!!!
 答え、なさいよッ!!

(48) 2022/05/12(Thu) 23時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 うそつき。

[頬を打てば自分の手が痛かった。
>>49 都合がよかった、という言葉が耳に届くや
咄嗟に、その身体を突き飛ばす。

かつて多少の貧しい暮らしをしていたといえ、
親に愛され育った、ただの娘だ。

ほんとうの喧嘩のやり方など知らない。
ほんとうの怒りの表し方など知らない。
ほんとうの悲しみの表し方など、]

 ……うそつき。うそつき。
 うそつき、うそつき!!!!!!

[声の限りに叫ぶ。
その”嘘”がいったい何を指しているのか、
自分でもよくわかってはいない。
そう間を置かず、客間トラブルを聞きつけたアンドロイドたちが群がってくるだろう。]

(51) 2022/05/13(Fri) 00時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 なんとかっ、言いなさいよ、
 いまさらっ……なにを、しらばっくれて、
 黙ってんのよ!
 
 都合がよかったって、なにが?!誰に!?

 サラを守るつもりなんかなかったのに、
 守れるなんて言って、あなたがっ……
 あなたたちが、殺すつもりだったんじゃない!
 私を馬鹿にしてたの!?

[眉をひそめるあなたの>>53 胸ぐらを掴む。
――けれど、力など入っていないに等しい。
ただ、彼女自身ではもう止まらない。止められない。
あとからあとから、激しい言葉が溢れ出る。] 

(56) 2022/05/13(Fri) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 離して!

 ほっといて、なんで庇うの!?
 こいつ、こいつがっ、
 ジェルマンをっ、ころっ……殺し、……!

>>55 制止の手が伸びる。振り払わない。
赤く怒りに燃えるふたつの瞳はミツボシだけを見ている。
その力で引き剥がそうとするなら容易だろう。

ただ、その制止を受けて。
癇癪を起こした子供のように叫ぶ少女の瞳から、
ぼろぼろと涙が溢れた。]
 

(57) 2022/05/13(Fri) 00時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

 
 …… ……〜〜ッ!!

[わかりきっていた答えのはずだった。>>60
これまで何度も目にした情報の通り。
星喰いアメーバとは、たぶんそういう生き物だった。
高度な知性を持ち、犠牲者の模倣をし、
いくつもの星を喰い荒らす、それは。]

 ジェルマンを、かえしてっ……
 ばけものぉっ……!

[弱々しい拳と、断絶の言葉が、その胸を叩いた。]

(63) 2022/05/13(Fri) 01時頃

ミームは、啜り泣いている。もうなにも、言葉にはならない。

2022/05/13(Fri) 01時半頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 01時半頃


[ミームの手の内で、『萎れない花』が咲き続けている。
 栄養も水も必要としないそれは、生きているのか、死んでいるのか。

 涙にも、血にも汚れず。ただ咲き続ける。

 その花弁のように、記憶は鮮やかに残り続けるだろうか]


[ミームの荷物の中で、『視界情報記録眼鏡』が時を待っている。
 封じたものにいれたメッセージ入りのものではなく、ただ。

 サイドテーブルから、惨撃を。懇願を。願いを。命の最後を。
 記録し続けたそれが、真実を告げる時を待っている。]


【人】 記号の妖精 ミーム

 
……っ…… っ。

[息が上がっている。引きつるように喉を鳴らす。

あなたはどうして泣かないの>>65、とは問わなかった。
問うほどの思考力がもう残っていなかったのかもしれない。
あるいはそこにもう、涙を見ていたのかもしれない。

肩へ触れた手を縋り付くように引き寄せて、
その胸に顔を埋めてしばし。

ぐしゃぐしゃの顔を拭いもせず、ちいさく頷いて。

ミツボシを突き飛ばしたときに落とした帽子を拾って、
抱きしめて。ごめんね、と呟いて。

友人が移動するのなら大人しくついて行くだろう。**]

(67) 2022/05/13(Fri) 01時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

— ロビー —

…… …… …………

[友人に寄り添われ、>>69
同じ歩幅でロビーに着く。

まさに燃え上がる火に水を被せたように、
その表情は怒りとも悲しみとも言い難い。
消沈という言葉が相応しかった。
……もっとも、ミーム自身は火なんて危険なもの、
授業中の映像でしか見たことがなかったのだけれど。

ロビーは清掃用アンドロイドたちによって、
空気も含めて清潔に掃除されていた。

昨晩ここを満たしたバターの香りも、
溢れたアップルパイの欠片も、
なんにも残っていなかった。*]

(71) 2022/05/13(Fri) 09時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 09時半頃


──昨日/自室──

 ……こいつら勝手に増えてねぇか? 

[物の多さにうんざりしかけていた頃、ガラクタの山からある物が姿を現した]

 これは……チョウチンってやつか?

[以前の仕事で うちの種族の特産品です ともらったものだったか?自室に飾るには合わないので放置していたが……]

 イザカヤにこんなのがあった気がするな……。

[ふと、何かが降ってきた。
整理の手を止め、デスクから紙を一枚取ってくると蹲り、ガリガリと紙に降ってきたものを描き殴る]

 ここを、こう……壁にメニューがあって……、カウンターは……。照明は……薄暗く……、チョウチンで光量を……。


[ラフをあらかた描き終えたところで我に返る]

 こんなことしてる時間ねぇっつたっろ!!!
 馬鹿か俺は!!!

[馬鹿だと思う]

[ともあれ、片づけの邪魔になると、ラフと提灯を提灯をデスクの引き出しにしまい込む]

[もし、誰かがこれを見つけてくれたら。
そんな淡い期待を胸に……。]


メモを貼った。


― ジェルマンの部屋 ―

[寝具や、もう使えないと判断された生活用品は取り外され。
 真っ赤に染まった床は洗い流され。
 保証に入っていた分の荷物は運び出され。
 肉片は加熱、消毒の上廃棄されて。
 少女が持ち出したものは、『無いもの』と判断された。
 回収されることもないだろう。

 部屋はすっかり綺麗になっていく。
 そこに男が存在していた痕跡が消えていく。

 懇願を、聞き届けられていたら、
 そもそも部屋には誰も来なかっただろう。

 話し合いを、するつもりがあるのなら。
 血は流れなかっただろう。

 選択権はいつだって、力の強いものに存在する。]


[それを理不尽だと言うのなら、世界には理不尽しかない。
 理不尽だらけの生の中で、それでも、取れる選択肢はひとつではない。
 最後に男が選んだのは自己犠牲だった。

 あの時、PJを守ったのが自分だと申し出なければ。
 あの時、誰かを代わりにと申し出ていれば。
 もっと良い取引を持ちかけたのなら?
 結果は変わっていたかもしれない。

 それでも、男は選べるカードのなかから、それをとった。
 選べる中ではもっとも確実に、『自分以外』を守れる手を。

 ミーム、サラ、PJ、デリクソン、ハロ。

 そのうちの誰も、身代わりにと差し出すことは。
 男には出来なかった。

 後に、誰かはそれを優しさだと、勇気だと呼ぶかもしれない。
 しかし、男はそれを、弱さだと思っていた。]


[時間が足りなかったのだ。

 他の選択肢を模索するには。
 団結を促すには。
 信頼を築くには。

 そして、互いを理解し合うには。]


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

— ロビー —

[問いかけられると、>>74微かにうなずく。
曖昧な視線が、派手な装飾を載せた帽子の輪郭を辿る。]

…… ……朝、持って、きちゃったの。
……怒られるかな。

[それだけで、ミームが今朝、彼の部屋へ行ってきたということが伝わるだろう。両手が汚れていることや、髪から漂う微かな鉄錆のにおいからも。
故人とはいえ、人のものを持ってきてしまった。
それを一体誰が怒るのかは、わからない。]

(75) 2022/05/13(Fri) 11時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

− ロビー −

そう……
私も、……ぜんぜん、わからない……
……わからないことだらけね。

>>76 謝られると、困ったように眉尻を下げて。
ぽつり、ぽつりと口にする。
幼い頃に、母が病で死んだときも、
同じくらい何もわかっていなかったように思う。]

でも、そうね。多分……
ジェルマンは、怒らないわね。……笑うかも。
お嬢様〜、もう寂しくなっちゃったんですか〜?
とか、なんとか言って。

[力無く真似てみる。全然似なかった。
何気なく帽子をひっくり返して中を見る。
変わった色の髪が数本残っていて、ため息を吐いた。]

(79) 2022/05/13(Fri) 15時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

……見に行っても、もう、
彼処にジェルマンは、いなかったわ。

……………… …… いなかったの。

[行かなくても変わらない。>>78 そういう口振りで。
再び込み上げる涙を呑むように喉を鳴らす。
ロビーにふたり並んで座っていても、
お嬢さんがた、と声をかける者はない。

ふたりで無言でいる時間が長くなればなるほど、
その空虚は深くなる。重くなる。
図々しくも真実として、そこに居座ろうとする。]

(80) 2022/05/13(Fri) 15時頃

メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

− ロビー −

[ひとつ、ひとつ、言葉を追うように振り返る。

カジノのバルコニー。
医務室。応接室。ロビー。
気障なパフォーマンス。胡散臭い話し方。
御使いを頼まれた荷物。
すこし、年寄りじみたまなざし。

頭を撫でてくれた手。]

っ、ぅく、ッう、うぅ……っ

[頬に一筋光る雫を見れば、>>87呼び水となる。
今度は呑み込めずに溢れ出す。
喉をつかえさせて、隣の沙羅に抱きついて。]

(91) 2022/05/13(Fri) 20時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


さみ、し、ぃ……ッ会いたい、会いたいよ、……!
やだよぉ、やだ……やだ、ジェルマンっ……

[もはや叶わない。もはや届かない。
もう二度とは会えないのだということを、
心が、身体が、ようやく理解した。
理解してしまった。

失えば、もう戻らないということを。]

(92) 2022/05/13(Fri) 20時半頃

― 3日目以降のいつか/ロバートの部屋 ―

[かつてのロバートが住んでいた部屋は、きれいに掃除されていた。豪華回遊客船『オテル・デカダン』が今後も運行されるのならば、別の誰かが使うこともあるだろう。

 ロバートの遺品に、引き取り手はいない。
『星喰いアメーバ』の危機が去り、無事に補給港へ辿り着いたとしても、ロバートの死を伝えるべき相手は誰もいなかった。
 彼の主人は、犬をこの船に預けてすぐに、原因不明の宇宙船事故で死亡していた。そのことをロバートは知らされてはいなかった。いくらか予感めいたものはあったにしろ。

「ここで待っていてくれ。必ず帰ってくるから」
主人との約束は、ロバートの生死に関わらず、ずっと前に果たされないことが決まっていた。]


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム


[抱き合っては泣いて、
泣いては抱き合った。

お互いの涙がもう混ざってしまって、
髪も、頬も、服の襟も、
濡れて、濡らして。

ふたり、こんなにも子供みたいに泣いて。
彼が見たら笑いながら困った顔をしたことだろう。
そんなことを思って、また泣いた。

――けれど、そう。底はある。
やがてどちらともなく静かになっていくのを、
止められないのは、すこし、口惜しかった。]

(98) 2022/05/13(Fri) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[濡れた頬に張り付いた髪をよける。
泣き腫らした目で、沙羅の顔を見つめる。>>97
その決意の気配を受けて、唇を引き結ぶ。]

 ……うん。 

[うなずいた。
他に、支払われた彼の命に対価とできるものはない。
自分たちが生きて、生き延びて、先へ歩むこと以外には。]

 ……うん、……サラ。
 一緒に、生きましょう。

[手を繋ぐ。軽く、熱持つ額を合わせる。
困難が伴うとしても、行かなくてはならない。
彼に報いるため以上に――自分でそれを、望んでいる。]

(99) 2022/05/13(Fri) 23時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― ロビー ―

……サラったら。
気障が少しうつっちゃったんじゃない?

[微笑む少女の頬を撫でて、>>106 軽口を叩く。
ようやく、少しだけ笑った。

けれど、涙と一緒に怒りや悲しみが何処かへ流れ出て行ってしまったわけでは、決してなかった。
一度ついた傷はいま、涙の膜で薄く覆われただけで。
きっと何かの拍子にまた、いつだって開いて血を流すだろう。

それでも。前を向いた。”ともだち”の手を引いて。
ゆっくりとした歩みであっても、一緒に。]

(109) 2022/05/14(Sat) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 ……サラって、意外と食べるわよねえ。

[そうして。ともだちに対して、新しい発見をしたりするのだった。]

(110) 2022/05/14(Sat) 00時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/14(Sat) 01時頃


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