人狼議事


31 私を■したあなたたちへ

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視点:


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀の館 ――


[吐露するつもりのなかった過去だけれど。
 復誦されれば、視線だけで静かに頷いた。
  
 私の促しは強引だっただろうか。
 癒えない傷痕を暴くような真似だっただろうか。
 絞り出すようなその声に、耳を傾ける。
 天井プラネタリウムの淡光しかない場所だけれど
 時々相槌のように、頷く気配は届くだろうか]

(9) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ………っ… 

 るくあさんが亡くなられた傷がまだ新しいのに
 血の繋がった妹としての存在があなたから
 切り離されてしまったから……?


[ここ、と示された場所を見詰める。
 もし、それが契機で苦しみを深めてしまったのなら。
 心の空洞が広がって、中身が零れ落ち
 からっぽになってしまったというのなら]


 さっき、あんなことを尋ねなければ
 ここまでには、ならなかった ……?

(10) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ならばいっそ、思い出さない方が
 まだ彼にとって、良かったのだろうかと思う。
 
 彼らに何が起きていたかを
 私は正確に知り切れていない。
 それ以前に、私は彼のことを何も知らず
 ほとんどの物事を、推し量って話すしかない。
 その無知が事態を悪化させたなら
 自分が赦せなくなりそうだった。] 

(11) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ……いいえ、 謝ることじゃ……。

 あなたという人がわからないままよりは、いいです。
 ムキになるでも、怒るでも、
 吐き出してくれたほうが。
 私こそ、物言いがきつく感じたら、許して。


[積極的に死を望んでいるわけではないと知って
 緊張から来る身体の強張りは僅かに解ける。

 心底から死にたいわけでもないひとが
 命を棄てることを良しとは出来ず、
 それには肯定も否定もすることができなかったが。
 どう考えていたかはわかりました
 という意味合いで、頷いた。]

(12) azure_blue 2023/11/23(Thu) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 心に怪我をしたり、胸に大穴が空いてしまうと
 癒したり、塞がるまでに時間がとてもかかって
 その間、ずっと……苦しいから。
 灰羅さんの喪失感も、空洞も
 がんばって抱えてなんて、とても言えません。

 ……でも、だからといって
 向こう側に落ちていくなら止めたくなってしまうの。

 心にたくさん休息をとって、栄養もとって、
 よく考えてからでも遅くはない……って
 無茶を言って、捕まえていたくなりますの。
 

 腕一本、伸ばすことしかできないのですが
 それでもね、

 まだ、生きてほしいと、思ってしまう。
 

(13) azure_blue 2023/11/23(Thu) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …… やっぱり踏み込みすぎかしら、ね。
 ただのお節介ばかり言っていること
 自分でも分かっていますわ。


[顔を斜めに背けて、目許を擦り。
 無理に微笑んでもみせるけれど、ここが
 薄暗がりで良かったと思うくらいには失敗している。

 アポロを開いていないから、この島全体が
 るくあの墓標だということは未だ知らない。
 でも、確かに彼女の気配を感じる気がしていた。
 この島に着いたその時から。
 
 いま、話をすることが出来たらいいのに
 声が聴こえているなら力を貸してくれたらいいのに。
 と、非現実的なことを強く願ってしまう。
 祈るように瞳を伏せた。**]

(14) azure_blue 2023/11/23(Thu) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀の館 ――

[私の“お節介”は、そうと言われつつも
 そのまま受け容れて貰えたようだった。]


 ……… ぁ ……
 よかっ ………


[胸が詰まる心地がした。
 思わず両手を胸に置き、細い息を吐く。
 少なくとも今ここで、相手の命が
 失われることはないということへの。

 説得というには嘆願に近い私の言葉を
 何故聞き入れてくれたは分からない。
 それでも、彼の声が、先刻よりも
 ほんの僅か落ち着いて聞こえることが嬉しかった。]

(41) azure_blue 2023/11/23(Thu) 20時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …… ありがとう ……ございます。
    はい。充分です。


[ふたつの短い礼の言葉がぶつかって、瞬いた。
 軽く肩に触れる手に、一瞬肩が跳ねるも
 少し間を置いて、小さく微笑んだ。

 この人の前に居る時は殆どいつも
 緊張や不安で気を張り続けていた私の、
 初めての、笑みらしい微笑みだったかもしれない。
 
 これもまた、薄闇に紛れて行く。]

(42) azure_blue 2023/11/23(Thu) 20時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 それで、どうしましょう?
 
 …戻ります………?


[そこで漸く、館の入り口の方に視線を遣る。
 そのこころは、キラ様――中村さんの
 メッセージに応じて其方に向かうか、それとも、
 という確認だったのだが。

 どのようにするにせよ、私は首肯すると思う。*]

(43) azure_blue 2023/11/23(Thu) 20時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀の館 ――

[忘れてた、と告げる彼に、黙って頷き返す。
 日常生活でも、なかなか人命を意識する
 ことは多くない。
 務めていたという病理研究所では
 身近に扱う分、なおのことそうなのかもしれない]


 外の星……… はい。
 そういえば、パレードのこと
 忘れかけてしまっていました。

 
[灰羅さんに付いて館を後にする。
 途中、一度だけ館の中を振り返ると、
 投影盤の向こうに、何かが光っているように見えた。
 目に焼き付いた残光かしら、と双眸を瞬く。
 そうして、夜風を吸い込む。]

(50) azure_blue 2023/11/23(Thu) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 涼しい。
 ……もう、夏も終わりですね。  
 

[プラネタリウムの淡色の光とはまた異なる
 遊園地のネオン。熱気よりも清涼に寄った外気。
 薄闇に慣れかけた瞳には眩しすぎるそれら。
 
 何処かに足を向けるなら、それに付いて。
 なんだか不思議な気持ちでいた。*]

(51) azure_blue 2023/11/23(Thu) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― エレクトリカルパレード ――


 …… すごい……!


[移動式装置を取り巻く光の粒が、
 ひらひらと舞い踊り、辺り一帯を照らしている。
 近付けば近づくほど美しく、楽しく、眩しいそれに
 思わず息を呑んで、距離を保って近づいた。

 モナリザはスタッフ役とダンサー役を兼任し、
 前進しながらパフォーマンスを行っている。
 彼らの動きは可愛らしく、時にコミカル。

 賑やかに空を彩るホログラムのひとつひとつにも
 視線を移して、一心に見詰めていた。]

(73) azure_blue 2023/11/24(Fri) 17時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …… 綺麗……。
 はい。遊園地で、こうやって観るのは初めて……


[初めての遊園地。
 もちろん、初めてのパレード。

 宣伝広告などで目にすることはあったが
 パフォーマンスや演出、音楽は
 想像するしかなかったのだと
 傍らからの問いにはそう返答を返す。]

(74) azure_blue 2023/11/24(Fri) 17時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 こんなに心躍るものだとは、知りませんでした。
 ……ふふ。モナリザさんたちも頑張ってますのね。


[灰羅さんが誰かに合図をする様子に気付けば>>63
 私もそちらに視線を向けて。
 他にも、招待客の姿が見えるなら私も会釈を。
 
 ―――パレードも終盤だろうか。
 スポットライトの元、モナリザ達の描く幸福な物語。
 おしまいに、舞台出演者挨拶のように頭を下げる彼らに
 ぱちぱちと小さく拍手を送った。]

(75) azure_blue 2023/11/24(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[るくあへ向けた言葉を耳が捉えてしまうと>>64
 何も言わずに傍らに在りながら、
 私も目を伏せ、生前の彼女を思い描く。]

 
 ―――… るくあさんも、
 きっと、一緒に見ているわね。


[此方を向く気配を捉えたから>>64
 彼の方へ、彼と同じく向き直る形で
 静かにそう口にして、微笑んだ。**]

(76) azure_blue 2023/11/24(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[途中、傍らの人がアポロを操作すると
 予想した通りに間もなく私の方にも通知が入った。
 モナリザによるSOS>>3:29は、
 地上に居た私にはそれと察することは出来ない。
 ただ、首謀者としての告白メッセージを
 重い気持ちで見つめ、端末を閉じた。]


 ジェットコースターはまだハードルが…と
 言いたいところですけれど。
 この際、何でもお付き合いします。
 
 ……行きますのね、終わらせに。
 

[恐らく、キラ様――
 中村さんの所と予測を付けて。]

(94) azure_blue 2023/11/24(Fri) 21時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ふたりの文面からも、彼らが互いを
 害し合うとは思えないけれど、自然、
 案ずるような眼差しになるのは隠せない。]

 
 私も、今夜は戻ります。 
 眠れなくてロビーくらいには降りるかもしれませんが。


 明日、楽しみにしていますから……
 どうか恙無く、無事で。
 約束、です。
 

[何時の間に天秤が傾いてしまったのか、
 自分でも分からないままに、そう言って。
 送ると言ってくれるのは素直に受け入れるだろう。*]

(95) azure_blue 2023/11/24(Fri) 21時頃

ミツボシは、/* 思う所、じゃないな、裏話!海透さんとすれ違っちゃった、おやすみです**

azure_blue 2023/11/25(Sat) 00時半頃


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 昨夜 ――


 はい。おやすみなさい。


[605号室の前まで送り届けてくれた彼に、
 一度挨拶はしたものの、暫くドアを開けたまま
 言葉を探してしまった時間があったと思う。
 出来るならドアの前で見えなくなるまで見送りたいと
 思っていたが、この後にキラ様との大事な会話が
 控えているのだからと、私の方からドアを閉めて。]


 ………〜〜〜


[自動ロックのカチリという音とともに
 顔を覆ってその場にへたり込んだ。]

(227) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[自分の身に起きつつある変化に、
 とても理解が追いついていない。
 確かに、此処に来てからたった1日半ほどの間に
 心境もジェットコースターの如く坂を上ったり
 落下したり蛇行したりしていたけれど――…]


 っ、と、とりあえず……お風呂と
 寝る準備しないと……


[よろっと立ち上がって、夜の準備。
 折角お風呂まで楽しめる設備が>>2:25
 あるのだからと湯を溜めたものの。
 思考の渦ばかりでなく文字通り湯舟の中にまで
 ぶくぶく沈んでばかりになってしまって
 宇宙というよりは海に居るような気分だった。]

(228) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[今ごろ、当事者たちは話をしている最中だろうか。
 そう思えば再び不安が頭を擡げてくる。

 どのように応えたら良いか直ぐには分からなくて、
 キラ様の告白にはまだ何もメッセージを入れていない。
 アポロを開き、今一度文面を見詰めて
 >>3*19>>3*20>>3*21]

(229) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[考え考え、ゆっくりと、送信を行った。
 可愛い教え子の死の真相を知りたいと願ったけれど
 当事者ですら与り知らない何かが起きていたことは
 この二日で察することが出来たために。
 また、少しであっても言葉交わした彼の印象からも
 殺人犯として見るなどということは出来ない気がした。


 あまり眠れるとも思えなかったが
 二日目は殆ど一日中園内に居たためか
 少しは疲弊してもいたようで、寝台に入れば
 眠りに誘われるのは、存外早かった。]

(230) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[個別メッセージ>>*12に気付いたのは
 目が覚めてすぐ、アポロを確認した時のこと。]

  
 ……おはようございます。


[ほ、と息を吐いて目許を和らげ、
 ついつい画面の文字に向けて挨拶をしてしまう。
 約束は違えないと信じていたが、それでもやはり
 何事もなかったことに安堵する自分が居た。]


 って…… えっ、送信時間…!


[ただ、タイムスタンプは思ったよりもずっと遅い時間。
 この後に寝入ったとして、少しでも休めているかしら。
 時計を確かめて、それからアポロを操作した。]

(231) azure_blue 2023/11/26(Sun) 12時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― ホテル・ロビー ――

[身支度を整えて自室からロビーに降りる。
 朝から規則正しく動き回るモナリザさんに
 あたたかいカフェオレをお願いする。
 夏の終わりの日差しは柔らかく
 ギャラクシーランドを照らし出していた。]


 ありがとう。


[モナリザさんに礼を言って注文品を受け取る。
 お砂糖をひとさじ溶いたカフェオレを一口含み
 暫くの間、外に見える人やロボットたちの
 行き来を見詰めているだろう。**]

(232) azure_blue 2023/11/26(Sun) 13時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― ホテル・ロビー ――


 もちろん。
 ……おはようございます。


[近づく気配に顔を向け、
 待ち人の姿を見つけたなら小さく微笑んだ。
 今度は文字ではなく、言葉での挨拶。

 椅子を引いて席に着く灰羅さんの表情を
 つい、じ…っと見詰めてしまうのは
 昨夜のメッセージのタイムスタンプの所為。]

(252) azure_blue 2023/11/26(Sun) 14時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 飲み物と食べもの、リストがあるみたい。
 灰羅さんはどうするかが分からなかったから
 私もまだ朝食は摂っていなくて。
 フレンチトーストが美味しそうで、見てました。

 ……遅くまで起きてましたのね。
 

[キラ様との会話が長引いたのか。
 それとも単に寝付けなかったのか。
 でも、昨日広場で顔を合わせた時を考えれば
 私の目には彼の調子は悪いようには見えなかった。
 メニューを彼へ向けて差し出しながら。*]

(253) azure_blue 2023/11/26(Sun) 14時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 それなら、朝食もご一緒に。 
 私は今見ていたフレンチトーストと
 サラダのセットにしようかしら。


[モナリザさんを探して合図すれば
 すっかり見慣れたロボットは滑るようにテーブルへ。
 一緒に注文してくれるのには、お礼を言ってお任せして]

 いいえ、その時間はもうぐっすりでしたし。
 気付いたのは朝なので、 ……
 ……もっと早くに気付けばよかった。

 お二人と会っていたのね。遅くまでお疲れ様です。

[メッセージを送った後、店長さんからも
 何らかのアクションがあったのかも知れない。
 私の顔が浮かんだというのには、ぱちりと瞬く。]

(262) azure_blue 2023/11/26(Sun) 15時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 私?


[なぜだろう…と、僅かに動揺が走るも、
 昨日は日中から怒涛だったから、
 強い印象を残してしまったのだろうと思い直して]


 ……ええ。
 眠れないかも、とも思ったんですけど
 意外と疲れていたみたいで、ベッドではぐっすり。

(263) azure_blue 2023/11/26(Sun) 15時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 

 ふふ。心配しなくても、体調は万全ですの。
 ジェットコースターでもどんとこい、です。
 

[純粋に案じてくれているらしき眼差しに
 少し嬉しくなってしまうから不思議だ。
 モナリザさんが彼と私の前に配膳を済ませ、
 去っていくのに手をひらひら振りながら。]


 ……おいしそう。


[ね、と微笑んだ。*]

(264) azure_blue 2023/11/26(Sun) 15時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 『星の夢』と『銀の館』以外だと、私まだ
 『惑星パーティ』しか乗っていないので――…
 なので、どれでも新鮮です、きっと。

[灰羅さんに対し、態度の固さが
 多少なり取れているのだとすれば。
 暫く一緒に居て慣れたから、というのもあるし。
 なりふり構わず詰め寄った昨夜の対話で
 吹っ切れたという理由もあるのだろう。
 …なるべく普通に努めよう、という心の働きも。]


 ……それ、外しているところ、初めて見ました。
 何度も顔を合わせているのに、何だか不思議。

 
[置かれたサングラス。
 島で会った時からずっと掛けていたと記憶している。
 ついまじまじと彼を見詰めてしまう。]

(276) azure_blue 2023/11/26(Sun) 17時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[幸いにか、最初に頼んだ特製ドリンクの
 レモネードは特段ハズレでもなかった。
 ぴりりとしたスパイスが、人を選ぶかなというくらい。
 罰ゲームの如き悪魔のような飲み物が存在することを
 私はまだ知らないので、ハズレがあるらしき
 彼の言葉には少し首を傾げたりもして。

 届いたピザを口に運ぶ様子を見ながら、
 私も追加で頼んだ紅茶のティーカップを持ち上げて]
 
 
 ―――… 

 
[口元に運ぶギリギリのところだったから、
 彼の発したことばに、
 噎せる羽目にならなかったことに感謝しつつ。

 ――ただ、唇を開いて、音にならず閉じた。]

(277) azure_blue 2023/11/26(Sun) 17時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 ……… っ、 
 朝から、そんな冗談、

 ………

[辛うじて絞り出せたのは、それだけ。
 彼を伺うも、平然とした様子に見え、
 軽口に違いないと思うのに。でも、何故、とか。
 上手く処理できない感情の渦が再び頭を擡げてきて。
 それなのに、顔は勝手に熱くなって行くからもう、
 どうしようもなくなって、両手で自身の頬を覆った]

 
 ……ずるい、です。


[冗句だろうとそうでなかろうと。
 こんな風に揺さぶられると為す術がない。*]

(278) azure_blue 2023/11/26(Sun) 17時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 武装――… 
 ええと、身だしなみとしての化粧の方ではなくて、
 戦闘服のようなもの …ということなのですね。


[其々の舞台に向かうための。
 何をしている人か分からなかったのは間違いがなくて
 しかしそれは演出のためだったのなら納得も行く。]


 それじゃ、こちらの方が “素” に近いのね……?
 

[ついつい、興味が湧いて来てしまう。
 不躾かと気付いて時折視線外しつつも、
 きっともっと素になれる彼も居るのだろうと思えば
 今ここで垣間見えるものがないかと、自ずと探して。]

(285) azure_blue 2023/11/26(Sun) 18時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 

 …そっ、 ……そうなの……?
 それなら……少なくとも、先刻のは。
 冗談じゃない、って、受け止めますけど……


[朝いちばんに不意打ちを受けてしまったら
 彼の直球をそのまま受け止められるだけの
 適切な言葉を紡ぐ用意が今の私にはないし。
 この後の園内観光で必要以上に意識してしまいそうで
 やっぱり彼はズルいと思う。

 むう、と何かをこらえる顔は
 まだ朱に染まったままだったかもしれないが
 今は食事を、と、フレンチトーストを残さずに頂いた。]

(286) azure_blue 2023/11/26(Sun) 18時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 宇宙遊泳から…!?
 最初からクライマックスですのね!
 ……わ、わかりました。覚悟してご一緒します。


[彼の方から一旦保留のような形にしてくれたために
 食事を終える頃までには、一見
 落ち着いていていられたと思う。
 けれど心は当然ざわざわと落ち着かない。

 食事が終われば、モナリザさんが
 彼と私の食器を回収してくれた。

 身の回りを整える時間を貰ってから、
 彼について宇宙遊泳のアトラクションへと足を運ぶ。**]

(287) azure_blue 2023/11/26(Sun) 18時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 宇宙遊泳 ――

 ジェットコースターって、屋外をごく普通に
 駆け抜けるものしか知りませんでした。
 VRだと、どうなっちゃうのかしら。
 ゴーグルが飛んで行ってしまったら大変ですし、
 さかさまに反転したり、はそんなにしない……?

[コースターはおろか、VRだって初めてだ。
 渡されたVRゴーグルもしげしげと眺め、>>300
 コース想定で心の準備をしようとした。]


 …遊園地は、定番だって言いますものね。


[傍らから零れた一言は耳ざとく拾いつつ
 特段何のとも言わず。自分はそれでも
 遊園地は無かったな、と思いながら。
 ただしい位置に装着すると、世界は一気に宇宙船に跳ぶ。]

(302) azure_blue 2023/11/26(Sun) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[元生徒の悪戯のお陰もあってアトラクションに
 対してのLVは少し上がったとは思っている。
 それでも、足が地から離れる感覚にヒヤリとした。

 壮大な宇宙旅行>>115>>116から、
 突然のアクションへの布石。>>117
 周囲が見えない分声は抑えたものの、
 急激な降下・落下には思わず小さく悲鳴が洩れた。
 宇宙船を掠める隕石の演出など、余りにリアルで
 映像だということを忘れて身を竦めたり。 

 速度を落とした宇宙船が目的地とされる場所に
 辿り着き、半分放心状態だったかもしれない。
 音声案内にハッとして、VR装置を外し、
 ようやっと見慣れた遊園地に戻ってきて。
 
 隣からの視線に気づくと、急におかしくなってしまった。
 くすくすと笑いが込み上げて、止まらなくなる]

(303) azure_blue 2023/11/26(Sun) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 …… ふ ふふふっ。 こ、こわかった……!
 小隕石がすぐ脇を掠めるんですもの。
 わた、し、 当たるかと思って!
 あの急カーブ、避け切れていたのかしら。


[最近の映像は本当にリアル、と、
 涙目になったのを軽く押さえつつ]


 あ、でもね? スピードは案外大丈夫でしたの。
 昨日の宇宙パーティでレベルアップしたみたい。


[あれも一人では対処できなかったけれど。
 ぐ、と拳握ってみせて、安全装置が外れたなら
 そろりと地面に降り立つだろう。*] 

(304) azure_blue 2023/11/26(Sun) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 宇宙遊泳 ――


 だって……!
 はー……もう。 くるしい!


[私の笑い声に、彼の声も重なって。>>316
 恐怖を乗り越えたことによる笑いだけではなく
 徐々に違うもの――安堵のような――も
 微かに混ざっていたかもしれない。
 彼が本当に楽しそうに笑う、こんな姿を、
 私も初めて見るものだから。

 そんな風にしていたおかげで、なかなか
 降りることが出来なかったけれど、
 招待客以外に人のいない遊園地なのだ。
 一つのアトラクションでゆっくりしていても
 誰も困りはしない。]

(327) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 ええ。怖かったし、たのしかった。 
 ……ふふ。
 灰羅さんは、さすがに余裕そうでしたね。
 

[手を伸べてくれるのには、少し瞬いた。
 今朝のことも影響して、刹那躊躇うけれど。
 私からもそっと掌を彼に預けて。]


 ――…ありがとう。


[微かに惑ってしまう心は、そっと押し留めて。
 静かに礼を伝えると、とん、と、爪先を地に付けた。] 

(328) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 それじゃ、次は観覧車。


[彼の提案に否やはなかった。
 惑星パーティのように不意打ちがあるわけでもなく
 間違いなくゆっくりした乗り物と信じられる。
 どちらからともなく歩き出しながら。]

 メリーゴーランドは、灰羅さん的にはいまひとつ?
 私も、通り過ぎるだけで満足してしてしまったから
 乗ろうと思う気持ちはなくて……

 ――ネオンやフェイクジュエリーのきらきらした世界で
 馬や流れ星や、馬車に見立てた惑星がくるくる…って。
 誰かが綺麗な世界で楽しそうにしているところを
 遠くから見ているのが好きなのね、きっと。

 

(329) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[それはきっと、保健室で談笑する
 生徒たちを眺めている時と同じ。>>2:96
 
 でも、一昨日の夕暮れ時は、楽しさよりも
 どことなく切なさを連れて来ていたように思う。
 
 あの時にひとり
 メリーゴーランドに乗っていたのは――…

 
 ―― そこで、ふと思い出した。]

(330) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 …メリーゴーランドといえば
 一昨日にね、白馬の王子キラ様を
 写真に撮らせて貰ったのですけど、

 ……煙崎さん……、るくあさんへの
 手向けや、お供えのようなことは
 やっぱり、しないほうが良いかしら……?


[まだるくあの名を出すべきではないのではと
 躊躇う気持ちはもちろんあったのだが。
 しかし、今日明日には救援が来るのなら、と
 遠慮がちに灰羅さんの方を見上げた。

 死の淵で最後にキラ様を頼ったるくあさんが、
 彼を厭うことはないと思っているけれど。
 灰羅さんとしては複雑かもしれないと。

 観覧車はもうほど近くに見えてきていた。**]

(331) azure_blue 2023/11/27(Mon) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 園内 ――


 そういうもの?
 中村さんも、卯木店長も楽しそうだったのに。


[背を押すわけではないが
 見たままを伝えるだけはしておく。
 メリーゴーランドを見詰める私の眼差しに
 彼が何を見て取ったかは気付かずに。
 手向けについては、危惧したようなことはなかったようで
 内心でほっと胸を撫で下ろしながら、頷いた。]

(339) azure_blue 2023/11/27(Mon) 11時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
 よかった。ありがとうございます。
 でも、そうですね、ここにお供えの場所はないのね。
 この島そのものが墓標だということを知らない時に
 お家の近くにお墓があればと考えたことだったから。
 

[キラ様はこの遊園地に来ているのだから
 一緒に遊びたかったとしたるくあの願いは
 ある意味叶っているのかもしれない。
 事態が大きくなっている今、
 写真を残したらのちのち却って不都合が
 あるだろうかとも思いを巡らせて。]


 お供えが難しかったら。
 何か別の形を考えますわ。

 るくあさんのお好きな花が分かれば、
 島の片隅に植えさせていただいたり ね 

(340) azure_blue 2023/11/27(Mon) 11時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

――→ 観覧車 ――

[途中、誰かと出会うことがあったなら
 ひらひらと片手を振り、連れ合いに倣うのだろうし。
 なにかしらの会話もあったかもしれない。

 近くに見えてなかなか近づかなかったのは、
 観覧車が私の想定よりも大きいものだったからか。
 ついつい、入口で説明書きを覗き込んでしまうのは
 惑星パーティでの惨事が浮かんだためでもある。]


 ……あんぜんな乗り物。確認OK。

 ここから乗るのですね。
 こうして近くで見ると、ゴンドラまでカラフル。


[アポロを使って受付を通り、搭乗口前へ。]

(341) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[眩しい日差しを避けるようにそっと睫毛の上に掌を
 かざしつつ、ごくゆっくりと回るゴンドラの連なりを
 興味深げに見上げた。
 
 乗ってしまえばどれでも同じだと思うだろうか。
 でも、折角乗るのだからと、少し考えて。]
 

 あれに乗りましょう。
 

[一台を選び出す。
 指し示したゴンドラが、下からは落ち着いた色に
 見えていたのに、実際は金だったことに気付くのは
 実際に目の前に来てから。]

(344) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ?? 思ったよりも……派手……?
 あっ、乗り込むために、止まってはくれないのね…!


[当たり前のことを口にしながら、
 タイミングを見極めてゴンドラに乗り込んだ。**]

(345) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 園内 ――


 クリスマスローズ。
 薄い花弁の可愛いお花だから
 るくあさんのイメージにもぴったりですのね。

 種を手に入れて、落ち着いたら
 ……私、またここに植えにきます。


[好きな花はなかなか話題に上るものでもない。
 るくあの好む花を彼が知っていたことに
 助けられた気分で、ありがとうございます、と
 礼を口にして微笑んだ。]

(355) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――

[灰羅さんの言う通り、
 ゴンドラは内装の色も金になっていた。
 茶金の座席シートは単独でならシックと
 言えなくもないと思ったけれど……]


 本当。全部同系色に統一されてる……
 これそのものが、クリスマスの飾りみたい。
 派手だけど、面白いかもしれませんね。


[宇宙コンセプトとは少々趣が異なるが
 ツリーのオーナメントの中に居るようで
 物珍しくもあって、きょろきょろと見回し。
 座席の片側にそっと腰を下ろした。]

(356) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[初めての観覧車。
 足はゴンドラの床に付いているのに、
 ゆらゆらと覚束ない浮遊感があるのは
 この島への船や遊覧船とも似ていた。]


 え…っ……あれを…?
 ええ、生徒のリクエスト通り撮りましたけれど。
   

[彼の要望に瞬いた。
 生徒に見せるものなのだから、彼相手に
 躊躇するのはおかしいとは思いながらも、
 データを保存した私用端末を取り出す。]

(357) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 …。 データ送信ならまだしも、こんな風に
 直接ひとに見せるのって、恥ずかしい…… 
 …はい、これです。
 ……ちらっと見たら返してくださいね…? 


[写真を表示して、彼に向けて手渡した。
 もぞ、と足を揃え直して、視線を逸らす。
 間近で見える反応は、羞恥しか生まない。]

 
 謎だったあの紐、衣装のコードだったみたいです。
 なにか大がかりな宇宙艦隊モノの
 女スパイのような役どころの衣装なのですって。
 

[一応、の説明を付け足しつつ。
 端末が返ってくるのを落ち着かなげに待った。*]

(358) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――

[携帯端末が使えなくなっていることを忘れていた。
 元々、無くても困らない程度の使用頻度だから
 数日電波が入らなくてもさして問題はなくて。
 ただ、無断欠勤ともなれば学校からの連絡が
 入っているだろうからそこだけは少々心配か。]


 ふふ。大変でした。
 着方の見本があるわけでもないので、もう、
 コードも飾りもそれらしく付けるだけにしてしまって。  


[似合っていると言われても
 喜んで良いもの……?と悩んでしまう。
 まぁ、生徒に請われたとはいえコスプレをすることも
 人にそれを見せることも最初で最後だと思うので。
 有難く受け止めつつ――続いた言葉には
 はた、と首を傾げた。]

(367) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[もう少し着飾ったら、と言われて
 む、という顔になる。]


 ……暗に、地味って言ってます?
 これがスタンダードですの。 

 テーマパークといったって、
 いい大人がひとりで来るのに
 浮かれた格好、できないわ。


[失敗があったとしたらロングスカートで来たことだ。
 遊園地にはもう少し動きやすいほうが良かった。
 ぷくぷくしていたが、礼と共に端末を返されて、
 それを受け取りながら、視線を彼へと戻した。] 

(368) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ………いいえ。
 
 ……何、でしょうね。
 こう言ったら失礼かもしれないですけど。
 灰羅さん、…最初から、ずっと、
 なんだか危なっかしかったですし。


[貸衣装屋での短いやり取り。
 互いに初対面にも関わらず、あの応酬だけで
 「もしや」と直感的に感じるくらいには。]


 あなたの抱いていたそれと同じではないけれど、
 私は、昔、似た性質の情念に
 長く触れていたことがあって。
 
 だから、……放っておきたくなかったんです。

(369) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[続いた問いは>>366
 直ぐには意図が伝わらず、数度瞬く。
 昨日のやり取りを辿ってみて、漸く得心した。]


 ……もしかして。昨日の銀の館で、
 私が口を滑らせたこと……?


[彼の確認は、そういうことだろうか。
 大丈夫かと問われたら答えは『大丈夫』になるが
 詳しい話を自ら口にするのは躊躇われた。
 今ならば虐待として議論を呼ぶ話になってしまいかねず
 あまり気持ちの良い話ではないと思われたからだ。]

(370) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ―――…、 私は、大丈夫。
 もう、終わったことだから。
 全部、昔に置いて来たことです。

 ……自我を持つことが赦されない、
 自由のきかない環境に、18まで居たの。
 長く、そうやって雁字搦めだったものから
 突然突き放されて、私がわたしではなくなって。
 世界のすべてがなくなったように思えて――…


[悩んだ末に、抽象的な表現にとどめた。
 詳しく、と言われれば別だが、今は
 このくらいの表現が適当だろうと。
 何となく、彼の表情を伺うことが出来ず、
 視線は随分と高くなった外に向いた。]

  
 ……

(371) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 灰羅さんの傷とは、決して、“同じ” ではないんです。
 状況も、きっと全く違います。

 でも、あのとき、あなたの心が
 どういう場所に居るのかだけは
 なんとなく、分かる気がしてしまって。
 
 それで、色々言ってしまったのね。


[見誤れば見当違いもいいところのそれに、
 感謝している、と言われてしまって。
 改まってのその言葉に、何と言っていいか
 言葉を探し、探し、ぽつぽつと。]

(372) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ……灰羅さん、昨日よりもずっと
 落ち着いているように見えるから。


 それだけでも、
 よかった、と、思って――…


[昨日の今日なのだ。
 傷はまだ真新しいまま其処にあるのだとしても。**]

(373) azure_blue 2023/11/27(Mon) 20時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――


 ……… うん。


[無理に引き留めたようなものに、
 私の出来たことに対して見合わないほど、
 十分すぎる礼の言葉をいただいてしまっている。

 だから、大丈夫だと告げる彼へは、
 視線を合わせての微笑みに留めた。]

(385) azure_blue 2023/11/27(Mon) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 空が近い ――…
 生きてきた中で、今が一番高い場所に居るのね。
 

[視線のほとんどを前方に据えていたし
 時折逃れるように窓の外に向けた視線も形だけ。
 いつの間にかゴンドラを囲むのが
 空の蒼と海の碧になっているのに、息を呑む。
 
 いつか焦がれた空だ。
 高い高い所に行けば
 手が届くと思ったこともあったのに。]

(388) azure_blue 2023/11/27(Mon) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 あ……。
 
 あの船がそう?
 思ったより随分早く、 …。


[島に閉じ込められたことに
 特に不都合も不便もない。
 どことなく、夢の終わりが近づいているような
 残念そうな声になってしまう。]


 灰羅さんは、
 この後、どうしますの?


[遥か向こうの点から、すぐ目の前のひとへ。
 先延ばしにしていた問いを向けた。*]

(389) azure_blue 2023/11/27(Mon) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 観覧車 ――


 後始末…… 


[大々的に救援を呼んだことが
 外部にどう受け止められるかという危惧はあった。
孤島での数日間が彼等――彼に、不利益を齎すのではと。
 説明を付けられる用意があるのなら
 全て任せるしかないのだけれど。]

 …… 口裏は合わせるつもりです。
 灰羅さんにも、キラ様にも。

 私に出来ること、なにか他にあったら
 遠慮なく言ってください。 

[危ない事はしないと約束してくれているから。
 彼の返答には、ゆっくりと頷きを返す。>>392]

(440) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[遠く眼下に見えるキラキラとした夢世界。
 救援が来て、遊園地を後にして島を出たなら
 ゆるやかに現実に戻ってゆくのだろう。

 一歩踏み出せば夢は終わる。
 きっともう、会うこともないのだろうなと。
 そう、どこかで思っていた。]

 
 ……… え


[だから、灰羅さんの言葉の意味が
 私にはすぐには飲み込みきれなくて。
 彼が捉えた私の瞳は、どこか呆けたような
 色をしていたかもしれない]

(441) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 ……っ、 

[私の反応を待たず連ねられる言葉に
 明確な彼の意志を見取り、瞳が揺らいだ。
 彼の声は、穏やかな海に白波を立てる強風の如く
 無意識に遠い世界に境界を引くことで
 一時の凪を得ていたこの心にまで小波を立てる。]


 私、 は ……


[腕を取る彼の手が、大きくて、熱くて。
 何か口にしなければと思うのに、
 声がまともに出てこない。
 泣き出しそうな心地ですらあった。

 心彷徨わぬように繋ぎ止めるこの手に
 重ねても良いのだろうか。僅か先の未来を。]

(442) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 ………あと数時間で、
 忘れる準備を していたの。
 たぶん、無意識に。
                ………でも、


[一歩でも近づこうと、シートに浅く腰掛け直す。
 我彼の距離はそれでも意外と遠く感じられて
 意を決したように腰を浮かせると、彼の隣へ。

 ゴンドラは僅かに傾いてしまうだろうか、
 この数日間で、揺れて傾き続けた私の天秤のように。

 そうして、そっと肩に額を預けた。]

(443) azure_blue 2023/11/28(Tue) 07時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 私も、また、あなたに会いたい。

 のぞみは出来る限りで叶えてあげたいし
 ……応急手当が必要な時は、できたら頼ってほしい。

 ………ふしぎね。


[たった数日で、こんな気持ちを抱くことが
 あるなんて思ってもいなかった。ぽつりと呟く]
 

 もっと深くまで、あなたを知りたい。
 

[空に二人きり。
 誰に聞こえているはずもないのに
 囁くほどにまで声を落とし伝えるのは――『是』。]

(444) azure_blue 2023/11/28(Tue) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 教えてくれる?



[私の腕を取るその手に、
 もう片方の掌を重ね置いた
 その意図が伝わるだろうか。

 寄り添う身体を少し離して僅かに目を上げれば
 きっと、視線は再び交わって。小さく微笑む。*]

(445) azure_blue 2023/11/28(Tue) 08時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[キラ様のことも、元より口外する心算はない。
 彼等を取り巻く事情についても、
 私は良くは知らないために、静かに首肯した。

 私に課されるものがあるとすれば、
 無断欠勤への学校への説明義務だけ。
 救援要請が発されていたことを加味すれば
 必要以上に責を負うこともないだろうから。
 大丈夫ですと首を振ってみせただろう。]

(474) azure_blue 2023/11/28(Tue) 14時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 ………そうなの? あんなに
 余裕そうに見えていたのに。
 

[顰めた声で、くすくすと。
 内緒話でもするかのように、笑う。
 昨夜。空っぽだと切実な響きを以てして
 彼が口にしたその箇所にも、
 叶うならそっと指先を添えて、するりと撫でた。]

(475) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[いつの間にか天辺を越えたのだろう。
 彼の腕に引き寄せられた瞬間、その肩越しに
 陽を受けた水面が白く輝くのを見る。]


 ―――…


[近づく顔が重なる前に、そっと瞳を閉じた。
 高度を下げるゴンドラ、身も心も
 空に居られる時間はあとわずか。
 短い間に、繋がった箇所から
 どれほどのものが伝えられたことか。]

(476) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―――――
―――――


 ……涼しい。


[ゴンドラを降り、風に身を浸す。
 夏の終わりの日差しは今日も変わらず、
 けれど空の高さや雲の形は間違いなく
 季節の移り変わりを示している。

 彼は先に降りただろうか、後に続いたか、
 ふと思い出したように、その顔を見上げて]

(477) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 
 ……そうそう。
 わたし、『密星 偲風』と申しますの。

 以後お見知りおきを?


[敢えてなのか、口にしたくないのか。
 嬢ちゃんだのアンタだの呼ばれていたこと
 忘れてはいないのだ、と、ふふりと笑った。*]

(478) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― それから ――


[救援により銀島での一件は幕を下ろし、
 きっと各々、ゆるやかに日常に戻って行ったのだろう。
 ギャラクシーランドのカプセルトイの景品たちが
 コスプレ写真とともに保健室常連の女生徒達に
 好評を博したくらいで、私も何も変わりはしない。

 少し違うのは、携帯端末に何件か
 招待客だった面々の連絡先が増えたことと。
 『彼』に逢うための外出が増えたこと。
 相手の多忙を縫っての予定だから、
 そう頻度が高くはなかったかもしれないけれど
 出来る限りで時間を作り、逢うようにはしていた。]

(505) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 秋の銀島 ――
 

[クリスマスローズの種子は、
 本来はポットに蒔いて植え付けを行うものらしい。
 地植えをするなら、この時期までに蒔いて
 二月から三月にかけて、植えたい場所に株を植えこむ。

 ただ、銀島は船で渡る場所で、
 居住地からの利便性も良くはない。
 直接蒔いて、現地のモナリザにある程度を任せ
 時折様子を見に来ることにはなりそうだった。

 その頃には、土地の権利書は巡り巡って
 卯木店長の手に渡っていただろうか。
 彼の手にまだそれがあるなら、彼に。
 手を離れていたなら、その時の権利者に。
 手続きをとって行き来することにはなるのだろう。
 >>463>>495]

(506) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 クリスマスローズを植える場所は
 真夏の間に、太陽が強く当たらない
 半日陰の場所が良いのですって。
 ――…繊細で控えめなお花なのね。


[るくあが好んだというこの花の花言葉が
 『追憶』『私を忘れないで』『慰め』
 『私の不安をとりのぞいてください』など
 儚げで切ないものであること、
 いつかの折に彼にも話しただろうか。] 


 できれば、島の出入り口にも植えたいんです。
 成長すると、こんもりとしてお花をたくさんつけるから
 並べて植えると絵になって素敵かしら って。

 それに、この島に降りてすぐに
 るくあちゃんに迎えて貰えている気持ちになれそうだから。

(507) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[大体の場所は、最終日に選定してあった。
 そこに加えて、彼女の遺灰が多く蒔かれた場所へも。

 さらには大観覧車の近くにも。
 黒須くん――キャンディちゃんと名乗っていた彼が
 あの日助け出された場所でもある。>>500>>501

 アポロで連絡をしたことがあったとはいえ、
 救援直前のその時が初対面になってしまった
 彼の事情は私には知り得るはずもなかった。
 ただ、灰羅さんを始めとして、彼を知る人々から
 黒須くんを含め、るくあを取り巻く人間事情の
 一端でも聞くことが出来ていたら―――

 そこにるくあの花を植えることで
 失われた魂への慰めにならないかと考えて。]

(508) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[半日近くの時間は要したけれど、
 スムーズに種植えを終えることができて
 ほっと安堵の息を吐いて胸を撫で下ろす。
 一人では難しかった、と、微笑み湛えた礼とともに
 傍らの人を振り仰いで。]

 
 …… うん ……これで大体完了、ですね。
 手伝ってくださって、ありがとう。

 丈夫に育って、綺麗な花を見せてくれますように。
 花盛りを迎えるまでにはまだ数年かかるんですって。

 また定期的に、様子を見に来られたらと思うわ。


[土の上をそっと撫で、植えたばかりのこの種子たちが
 純白や薄桃の花弁を花開かせる日へと思い馳せた。**]

(509) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

―― 銀島への再渡航前日 ――


 ……灰羅さん。
 今日もお疲れ様。

 ええ、来週の土日を使う予定で――…
 そうなの?じゃあ、港で待ってます。
 種はとってもいいものが手に入ったの。
 土はあらかじめ島に発送しておきました。


 あとは、…なにかあったかしら……?


[予定確認の何気ない通話にも
 ついつい表情が綻んでしまう。]

(529) azure_blue 2023/11/28(Tue) 23時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



 …………うん。
 私も、寝る前にあなたの声が聞けて良かった。
 

[声を聞けば幸せで。
 名を呼ばれれば鼓動が早まって。
 抱き締められると、私の最奥が
 ほわほわと温まる心地になる。

 多忙な彼だ。
 長話になってしまってはいけないと思うのに
 ついつい、通話を長引かせて。
 得難いものを得ていることに、瞳を細めた。]

(530) azure_blue 2023/11/28(Tue) 23時頃

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