人狼議事


14 冷たい校舎村10

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[ あたしはあの世界を夢だったとは思ってないし、
 日食君もそうみたいだった。
 こうやって話が通じるのが何よりの証拠 ]

 ……さて。先生来てるんだよね?
 和歌奈ちゃんのご家族とか。
 挨拶してくるよ。
 日食君はまだしばらくここにいるの?
 なら、誰か来るかもしれないし、出迎えよろしく!

[ あたしはそう言って、病院の奥へと足を進めた ]*


メモを貼った。



     わたし
[そう、平塚莉希が死んでも
 ママは悲しまない。

    天野莉希の死を、悲しむだけ。
    だってそういう人なのだから。]
 



   わたし
[ 平塚莉希は 貴女の どこにいますか? ]
 


[文化祭が終わって春が近づくにつれ、
 どんどん憂鬱になっていった。
 進学するにしたって、ママが納得するところに
 しか行かせてくれない。
 レッスンやオーディションだって再開する心算
 だろう。

 ……また雁字搦めの生活に戻る?

 ううん、この三年間だって、
 糸は絡まったままだったよ。]



[ まるで操り人形のように ]
 


―― 帰還 ――


 ―――――っ!


[何かに弾かれるようにばちりと目が覚めた。

 鼓動が早い。
 呼吸が浅い。
 嫌な汗だって流れている。
 まるで悪夢を見た時のように。

 息を落ち着かせながら沈んでいたベッドから身体を
 起こした。

 えぇと、私何してたんだっけ?
 ……そうだ。ママと電話して一方的に色々言われて、
 しんどくなってベッドに身を投げたんだ。]


[窓の外はとっぷりとした闇に染まっていて、
 冬の空気が星の光をより綺麗に瞬かせている。
 思わず窓を開けた。
 窓はすんなりと開いた。
 雪は積もってはいなかった。]


 ……夢、だったのかな?


[夜空を見上げれば綺麗だなぁと思ったけど、
 身体が冷えればママに怒られる、とやっぱり
 すぐにからりと閉めた。]


[やることやらなきゃと思って時間を確認しようと
 ベッドに投げ出されたままだったスマホを手に取る。
 そこでいくつか通知が入っているのに気づいた。
 それは日食君、それから飯尾先生、和歌奈さんの
 順に表示されていて。
 どうしたのかなって、一番上の日食君から目を
 通した。


 病院? どこか怪我したのかな?


[もしかして送信先間違えた?なんて思ったけど、
 次に飯尾先生のメールを開けば、その意味はすぐに
 知れることとなる。]




 ……夢、じゃ、なかった?
 あの世界は。
 ホストは、和歌奈さんだったってこと?


[あの世界で見た同じ文面が、一言一句違わず
 確かにここにある。
 その画面を凝視していると、もう一件、通知が
 入った。


 ……行かなきゃ。


[七星さんも帰って来た?って思ったけど、
 今はそんなこと気にしてる場合じゃない。]




『平塚莉希も帰還
 病院、私も向かいます!』


[私もグルチャに返信を打って、部屋を飛び出した。]


[ 手術室に、人影が見えた。
 手術中の赤いランプが灯ってるのも、見えた。
 あたしはゆっくりと近づいて、頭を下げる ]

 こんばんは。

[ 来たのか、と声を掛けてきたのは飯尾先生。
 和歌奈ちゃんのお父さんは、
 わざわざありがとうございます、って
 子供のあたしに敬語で挨拶して、
 頭まで下げられてしまって、あたしはちょっと慌てた。
 和歌奈ちゃんのご家族には文化祭の日に会った。
 覚えてる。

 和歌奈ちゃんのご家族は他に誰か来てたかな。
 皆さんお揃いだったかもしれないし、
 もう夜も遅いから、お母さんと妹ちゃんは
 お留守番だったかも ]


[ 和歌奈ちゃん、来たよ。って、
 あたしは手術室の扉を見つめた。
 この向こうに和歌奈ちゃんがいる ]


[ しばらくそうしてたけど、
 先生が、ちょっと一服してきます、って
 席を外そうとするのに、
 あたしはついていくことにした。
 先生にはちょっと話したいことがあったから ]

 あ、あたし夜食持ってきてて。
 ちょっと食べてきます。

[ ご家族にそう言って、あたしは先生を追いかけた ]


[ 病院って屋内には喫煙所作れないんだって。
 あたしは煙草吸わないし吸う予定もないから
 どうでもいいけど。
 病院の外の特定屋外喫煙場所とやらで
 そう言って嘆く先生の横で、
 あたしはラップをめくっておにぎりを食べた ]

 先生さー、教育者の端くれってやつでしょ、
 だったらさあ、集団失踪事件の話、知ってる?
 誰かの頭の中にいた、みたいな話。

[ レンチンの焼きおにぎりは冷めても美味しい。
 もぐもぐしながら聞いたら、
 端くれ言うな、って小突かれた。
 一応知識としては知ってる、とも ]



 先生、あたしねー。
 さっきまで、和歌奈ちゃんの世界にいた。
 ……って言ったら、信じてくれるー?

[ あたしがそう言ったら、先生は怪訝そうな顔をした。
 大人を揶揄うもんじゃない、ですとな? ]

 先生、こんな状況でそんな冗談言うほど、
 あたし不謹慎なやつじゃないよー。

[ そりゃ夏見七星、お調子者ですけどね?
 ハチャメチャガールズとか一部で言われてる
 らしいですけどね?
 言っていいことと悪いことの区別くらいは
 ついてるつもりです! ]



 和歌奈ちゃんの世界って、望高文化祭だった。
 それでさ、あたしとか日食君は帰ってきちゃったけど、
 その世界にまだ残ってる人がいるはずなの。

[ 路子ちゃんに、真梛ちゃんに、荒木君に……って
 あたしは指を折って数える。
 莉希ちゃんからのグルチャは
 車の中で読んだ。
 莉希ちゃんももうじき来る。
 先生が信じてくれないなら、
 莉希ちゃんからも言ってもらおう。
 あたしたちは、和歌奈ちゃんの世界にいたって ]

 だからさ、先生。
 みんなが連れて帰ってくれるはずだからさ、
 ……和歌奈ちゃん、助かるよね。

[ おにぎり包んでたラップを小さく丸めて握りしめる。
 俯いたあたしの頭に、先生の手がポンって乗った ]**


メモを貼った。


メモを貼った。




 あの!私ちょっと望月病院に行ってくる!


[下にいた祖父母にそんな声をかけて慌ただしく
 バタバタしていれば、驚いた二人から一体
 どうしたのと声がかかった。]


 あ、えっと、その、
 友達が、運ばれたって…!


[祖父母は昔里帰りした時は気難しくて厳しい人たち
 って印象だったけれど、今は孫として普通に接して
 くれている、と思う。
 たどたどしく説明をすれば、二人は顔を見合わせた。]


[望月病院は自転車で行けばそんなにかからない。
 コートを羽織ってマフラーを巻いて、迷いなく
 飛び出そうとしていれば待ての声が響いた。
 こんな夜中に外出は関心しないと。]


 で、でも……!


[確かに関心できないかもしれない。
 でも私だって子どもじゃない。
 どことなくママに似た面影に、雰囲気に、
 反論の声はそれ以上出てこない。]


「夜道は危ないから送っていく。」

            ――――え?


[下を向きかけたら、降ってきた声に素っ頓狂な
 声が出た。

 私を、心配してくれた?
 それともやっぱり世間体?
 なんて考えてしまうのは失礼だっただろうか。

 でも断る理由はない。
 だって私は病院に行きたいから。]


 ……お願いします!


[そうして車に乗り込んで、病院を目指した。]


[私食堂に食料があるって書き込みだけ見たわけ
 じゃないよ。
 ちゃんと日食君についての書き込み
 見たら、マネキンもちらっと確認した。
 保健室のベッドは四つで、女子は五人。
 路子さんはどこでも寝れるからとベンチで寝て
 しまって
 遠慮して空けるのも勿体無いなぁって思ったから
 使わしてもらったけど、マネキンを見てしまった
 せいかなかなか眠れなくて。
 だから。]


 首大丈夫?


[自販機の所にその姿を見つけたら、
 開口一番にその細い首を確認した。
 まぁ大丈夫じゃなかったら日食君も私もこんな
 ところにいるわけないんだけど。]




 本当に苦しかったな、あれ。
 死ぬのって、あんなに苦しいんだね。


[日食君の身にどんな現象が起こったのかは
 知らないけど、そんな言葉をぽつりと零す。
 和歌奈さんも苦しかったかな、痛かったかな。
 少なくともその胸の内は、苦しかったのだろう。

 七星さんももうついていると教えてもらえば、
 私はその姿を探したんだ。]


[ドラマとかでよくあるよね。
 暗い病院に赤いランプが灯ってさ。
 その前に家族が神妙な面持ちで待ってるの。
 まさかリアルで体験することになるとは
 思わなかったよ。

 ご家族にぺこりと頭を下げた。
 この扉の向こうに、和歌奈さんがいるんだ。
 ランプはまだ、消える気配はない。]


 七星さん、に飯尾先生。
 こんばんは。


[二人がどこにいったかを教えてもらえば
 そちらへと足を向ける。


[会いたかったのは飯尾先生じゃなくて七星さんだ。
 脇目も振らず傍によればぎゅって抱きついた。
 そんなこと今までしたことなかったけど、
 しょうがないよね。
 ちょっといろいろ情緒崩壊してるんだ。
 だから許してね。]


 ……七星さんも帰って来たんだよね。
 みんな、帰ってくるよね。


[二人が何を話していたのかなんて知らなかったけど、
 その言葉を聞いたら先生も、信じてくれたかな。]**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[ 足音が聞こえた気がして、あたしは顔を上げた。
 莉希ちゃんの姿を認めて、思わず目を見開く ]

 莉希ちゃん!
 おかえり!

[ ここは屋外であるからして、多少声が大きくても大丈夫。
 なーんてこと、考える余裕なんかなかった。
 反射的に口をついて出ちゃったんだよ。
 ここが病院の外で良かった。
 こんばんはって言う莉希ちゃんに、おかえりって返して
 ぎゅって抱き返す。

 今この一瞬だけは、和歌奈ちゃんを心配する気持ちより、
 莉希ちゃんに会えて嬉しいっていう気持ちが
 上回っちゃったかもしれない。
 一瞬!一瞬ね! ]



 うん、……うん。

[ 莉希ちゃんの質問に、あたしはうんうんって頷く。
 七星さん「も」って莉希ちゃんは言う。
 莉希ちゃんも帰ってきた。
 つまりそれって……莉希ちゃんもきっと、あの世界で
 死んだんだろうって思う。
 痛かったよね。それとも、苦しかったかもしれない。
 労いの気持ちを込めて、莉希ちゃんを抱きしめたまま、
 その背中を撫でた ]

 せんせー。
 和歌奈ちゃんの世界で、莉希ちゃんも一緒だったんだ。
 ね?莉希ちゃん。

[ 莉希ちゃんに抱き着いたまま、
 あたしは先生の方に顔を向けた ]


[ 先生は、しばらく黙ってあたしたちの方を見てた。
 けど、頭をぼりぼりした後、降参って感じで手を挙げる ]

 「あー、わかったわかった。
  ……けどな」

[ 先生は、しばらく言葉を選ぶみたいに
 視線をさまよわせた後、
 少し声を落として、言った ]

 「もし……河合が、……戻ってこなくても。
  他の奴らを責めてやるなよ」

[ どきんと心臓が跳ねた ]


[ みんなが連れて帰ってくれるはずって
 あたしは言った。
 莉希ちゃんの言った「みんな」にも、
 もちろん和歌奈ちゃんは含まれてるはずだ。
 自分に言い聞かせるようにあたしはそう信じてる。
 
 だけど、もし、和歌奈ちゃんが帰ってこなかったら? ]



 ……そんなの、当たり前、だし。
 責めたりなんか、しないし。
 でも……でも、帰ってくるよ。ね?

[ ぎゅってあたしは莉希ちゃんに抱き着く腕に力を込めた ]


[ 和歌奈ちゃんの世界にあたしたちが呼ばれた理由。
 最期に一目会いたかったからじゃないか。
 路子ちゃんはそう言ってたけど。
 その言葉に、そうかもってあの時あたしも思ったけど。
 っていうか、そういう気持ちもきっとあると思うけど。

 それだけじゃなくてさ。
 和歌奈ちゃんの中のどこかに、連れ戻してほしい気持ちが
 あるからだったりしないかな。

 だって。だってさ。
 ひめちゃんの世界に、あたしは呼ばれなかった。
 それって、ひめちゃんに
 なんの未練もなかったからじゃない?
 あたしを縛り付けるために命を捨てたひめちゃんだもん。
 もし、ひめちゃんもあんな世界を作ってたなら、
 そこにあたしが呼ばれないはずがない ]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ナツミ 解除する

処刑者 (3人)

ナツミ
51回 (3d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.07 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび