14 冷たい校舎村10
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その時までに、出来る事をやっておこう。
…… 落ち着いているように見えるなら。 そうあろうとしているに過ぎない。
単にそんな自分に慣れているだけなんだ。
[ 路子。君と対して変わらないよ。 そう言って顔を上げ、 じぃ。大きな真っ黒い瞳を向けたなら。
ふふふ、といつかの体育倉庫を脳裏に浮かべてから。 実は、と声を潜める。 ]
(193) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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ここだけの話。狼は呼んでみたいんだ。 ただ存外、この空間は私に優しくて。
呼ぶ必要がないというのが実際のところだな。
[ だから私がマネキンになる番が来たら 張り切って声を上げようと思う。 そんな本気か冗談か分かりにくい主張をして。
プラネタリウムは莉希と一緒に見たんだ。 だから彼女の事も混ぜて欲しい。 そんな願いに優しく瞳を細めてから、 紅潮した頬と共に、煌めく星々の事を語るだろう。 ]
(194) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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そうだな。 いずれは行かなければならないだろう。
当然、今からでも構わない。 それだと莉希のご飯は昼食かな。
[ 答え合わせ会場かもしれない場所。 赴く事に異論はないと頷いたなら。 路子のお腹に向けて語りかけるように。
君の具合はどうだろうか? と、少し笑いながら尋ねて見せた。 ]**
(195) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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— 回想・とある一人の夜 —
[テレビのバラエティ番組を、ぼんやりと見ていた。]
(196) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[とある番組の特別企画で、 数十名の独身の男女が集まって、共同生活を送る。 そして数日後に、好きになった相手に告白をして、 両想いなら晴れて結ばれる——と、そういうことらしい。
番組の内容に興味なんてなかったけど、 勉強をする際のBGMとして、なんとなく流していた。
浮かれた男どもと女どもが、 インタビューに答えて、誰が気になると打ち明ければ、 VTRを見ているスタジオがキャーキャーと騒ぎ出す。
その音声を聞くだけで無性にイライラしてくるのに、 何故か、チャンネルを変える気になれず、 共同生活の行方を見守ってしまって。]
(197) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[やがて、2人の男が、1人の女性を同時に好きになったことが明かされる。 恋のガチンコ勝負。女性を射止めるのはどっちだ!? ——他人事のスタジオは、無責任に煽る煽る。
最終局面の告白シーン。 2人の男が思いの丈を女性にぶつけ、付き合ってくださいと猛アピール。 煩わしいCMを数回挟んだ後、その恋の行方は決着を見せた。
女性の心を見事射止めた男性は、涙ながらにインタビューに答える。 「必ず幸せにします!」女性の手を掴んで、そう語る。
負けてしまったもう1人の男性は、……あれ? ……もう1人の男性は……?
どうしてだろう、映像に映らない。 最後まで映らないまま、番組は終了した。]
(198) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[イシズ製薬のCMが流れて、我に返る。 気付けば勉強を放り投げて、テレビに齧り付いて見ていた自分がいた。
俺は、負けてしまったもうほうの男性の顔が見たかった。 でもそれは叶わなかった。
テレビとしては、勝利して夢を掴んだ男をクローズアップするのが当然で、 惨めに敗北した男のしけた顔など、いらないのだ。
視聴者は、世間は、人間は、華やかな勝者の姿を見たがっている。 無慈悲なまでに残酷に、 敗者はバカにされることすらなく、存在そのものが消されていく。]
(199) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[誰にも見られることなくフェードアウトしていった男性へ。 あなたが今どんな顔をしているのか、見せてほしい。
俺と同じ顔をしているのか、確かめさせてほしい。]
(200) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[潔く、敗者であることを認められたのなら。
こんなに苦しむ前に、自分から消えてしまえたのだろうか。*]
(201) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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── 現在・1階廊下 ──
帰れないことはないんじゃないかなー みな生還! というのを読んだから。
けど、どうだろう。 わたしが、まなちがホストだとして、
ああ文化祭は今度も楽しかったー それじゃあお疲れ、帰ろっか……とは、 わたし、ならない気がするなあ。
[ これは、仮定の話の延長戦? これを君の疑問への答えとしよう。>>191
ゆるゆると紡いだ言葉に、 あともう少しだけを付け加えて。]
(202) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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──でも、 ここがわたしの世界じゃないのなら、 わたし、おかしくなっちゃう気もする。
まなち、わたしが錯乱したらそのときは、 遠慮なんかせずに思い切りひっぱたいてね。
[ そのとき、最良と思える選択をするために。 これはひとつ、わたしからの内緒話ということで。 しいっとジェスチャーを添えておこうか。]
(203) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[ 生きている限り不変であるのは難しい。>>192
なるほどと唸ってしまいそうなことを君は言い、 わたしはそれを受けて周囲を一周ぐるりと見た。
文化祭の様相へと変わったそのあとも、 意味を捉えきれない変容を続ける校舎。
不可解だとも思う一方で、 改めてわたし、この場所が嫌いではない。と思う。]
(204) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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……12時間。 今度は何が起きるんだろうね。
あんまり猶予はないなあ。 今を精一杯に生きなくては。 なにひとつやり残しがないように、ねー
[ この世界の主のためか、わたし自身のためか、 はたまたそれが同じことを指しているのか。
わからないままわたしは笑い、 まなちの深い色の瞳を見ていた。
そこにあるのは何だろう。 慣れているという言葉を君は発して、 それは受容にも諦念にも聞こえた気がした。]
(205) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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……そんなまなちを頼りにしてるよ。
呼ぶ必要がないのはなによりだ。 ただね、わたしが君を頼りに思うだけ、 わたしだって駆けつけたいって思ってること。 覚えててね。
[ それじゃあ、再び文化祭の話をしよう。
君はもうプラネタリウムを見ていた。 頬を紅潮させてそれを語る様子は熱っぽく、 わたしは少しだけりのきちに嫉妬する。>>194
その印に、わたしは対抗するように、 あの場所はわたしの友だち──わかにゃんが、 わたしのために整えてくれたのだ。と囁いた。]
(206) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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それじゃあ、出発進行だ。
──おや、まなち。 そこにわたしの瞳はなくってよ。 見るならこの好奇心に満ちた目を見てよー
[ 腹部に話しかけるのにおどけてみせて。>>195
りのきちの朝ごはんは朝昼ごはんに。 お菓子作りはおやつに持ち越しましょうと、 迷うことなくエレベーターに足を向ける。*]
(207) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[河合和歌奈のココロに、 悲しみの雪が降り積もったことはない]
(208) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[そりゃあしんどいみたいなことならあった。 一時期「ただいま」と言っても何の返事もなかったこととか、 手ひどく振った親友の恨みを買って、 机の中身をゴミ箱にぶちまけられたとか。
でも、全然泣かなかったし、みじめにも思わなかったし、 ココロが痛むということを、身をもって経験したことはなかった]
(209) 2021/11/12(Fri) 22時頃
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[だからこそより手ひどい喪失を怖れていた。 自分が他人のココロを突いたせいで ココロより人の縁よりも、より大きいものが壊れたら。 それこそ自分が嫌になってしまいそうで。
もっと普通に生きることができていれば、 普通に恋をして、 誰かの恋を失う痛みにも、普通に寄り添うことができたのかな]
(210) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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―― 屋上の扉の前 ――
さあね……。
[首を横に振った。>>144 心当たりの一番手はマネキンになりました、なんてわざわざ言うこともないし、 マネキンだけを残してしまった三人の他に心当たりもない。
クラスメイトが減っていってるのは確かだけど、 急にミステリーにジャンルが鞍替えしたとも思ってない。 死体は語るかもしれないがマネキンは語らない。 それでも大事には扱うよ。運んでいる間中は]
(211) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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…………。
[「悲しむ奴なんていない。」>>146 その言葉の意味するところに気付かなかったはずがない。 いつからそうなってたんだろう。 婚約者ちゃんの誕生日はちゃんと過ごせたのか。 ていうか、もしかして、もう向こうには他に男がいるとか? これはあくまで勘だけど。
壊れた物は元に戻らない。 彼らの婚約関係も、幸せな人だとぼんやり思ってた石頭幣太郎への認識も。 今己は壊れた関係の、あるいは思慕の残骸を踏んでいる。 もっと踏んだら細かくなってしまいそうな……]
―――へっ!? 心中って、……えっと、この世界で死ぬの?
(212) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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[うわあ、なんて心で言っちゃう。 和歌奈としてはこの世界で死ぬこととマネキンになることの相関関係は不明で、 だからこそうかつなことは言えない。 でも、かけるべき言葉は決まっている。 そう、河合和歌奈ならこう言うだろうってことが]
いやびっくりするって、……えー、と、でも、 ―――いいんじゃないかなあ。好きにしちゃって。
[…………ん?]
(213) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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[ 足音が聞こえた気がして、あたしは顔を上げた。
莉希ちゃんの姿を認めて、思わず目を見開く ]
莉希ちゃん!
おかえり!
[ ここは屋外であるからして、多少声が大きくても大丈夫。
なーんてこと、考える余裕なんかなかった。
反射的に口をついて出ちゃったんだよ。
ここが病院の外で良かった。
こんばんはって言う莉希ちゃんに、おかえりって返して
ぎゅって抱き返す。
今この一瞬だけは、和歌奈ちゃんを心配する気持ちより、
莉希ちゃんに会えて嬉しいっていう気持ちが
上回っちゃったかもしれない。
一瞬!一瞬ね! ]
うん、……うん。
[ 莉希ちゃんの質問に、あたしはうんうんって頷く。
七星さん「も」って莉希ちゃんは言う。
莉希ちゃんも帰ってきた。
つまりそれって……莉希ちゃんもきっと、あの世界で
死んだんだろうって思う。
痛かったよね。それとも、苦しかったかもしれない。
労いの気持ちを込めて、莉希ちゃんを抱きしめたまま、
その背中を撫でた ]
せんせー。
和歌奈ちゃんの世界で、莉希ちゃんも一緒だったんだ。
ね?莉希ちゃん。
[ 莉希ちゃんに抱き着いたまま、
あたしは先生の方に顔を向けた ]
[ 先生は、しばらく黙ってあたしたちの方を見てた。
けど、頭をぼりぼりした後、降参って感じで手を挙げる ]
「あー、わかったわかった。
……けどな」
[ 先生は、しばらく言葉を選ぶみたいに
視線をさまよわせた後、
少し声を落として、言った ]
「もし……河合が、……戻ってこなくても。
他の奴らを責めてやるなよ」
[ どきんと心臓が跳ねた ]
[ みんなが連れて帰ってくれるはずって
あたしは言った。
莉希ちゃんの言った「みんな」にも、
もちろん和歌奈ちゃんは含まれてるはずだ。
自分に言い聞かせるようにあたしはそう信じてる。
だけど、もし、和歌奈ちゃんが帰ってこなかったら? ]
……そんなの、当たり前、だし。
責めたりなんか、しないし。
でも……でも、帰ってくるよ。ね?
[ ぎゅってあたしは莉希ちゃんに抱き着く腕に力を込めた ]
[ 和歌奈ちゃんの世界にあたしたちが呼ばれた理由。
最期に一目会いたかったからじゃないか。
路子ちゃんはそう言ってたけど。
その言葉に、そうかもってあの時あたしも思ったけど。
っていうか、そういう気持ちもきっとあると思うけど。
それだけじゃなくてさ。
和歌奈ちゃんの中のどこかに、連れ戻してほしい気持ちが
あるからだったりしないかな。
だって。だってさ。
ひめちゃんの世界に、あたしは呼ばれなかった。
それって、ひめちゃんに
なんの未練もなかったからじゃない?
あたしを縛り付けるために命を捨てたひめちゃんだもん。
もし、ひめちゃんもあんな世界を作ってたなら、
そこにあたしが呼ばれないはずがない ]
[ はやくひとりになりたいなあ。
いつかの和歌奈ちゃんの言葉を思い出す。
だけど、和歌奈ちゃんは呼んでくれた。
和歌奈ちゃんの世界に、あたしたちを呼んでくれた。
ねえ、和歌奈ちゃん。
やっぱりひとりぼっちはさみしいよ? ]*
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[ まなちとともにエレベーターに乗り込めば、 もふもふ≠ニ形容されたボタンを押す。 明らかに猫をモチーフにしたそれは、 一体どこにつながっているのだろう。
未知なる場所への高揚をこころに携え、 ほんのわずかな時間、浮遊感に身を任せれば、
そこに広がっているのはわたしたちの思い出と──、]
(214) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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── 現在・3年1組 猫カフェ ──
──おすみ! こんなとこにいたのー?
[ 待ち受ける店員さんにわたしは驚き、>>175 まずはじめに口からこぼしたのはそんな言葉。
その背景に広がっているのはよく知る空間。 わたしたちがあの日作り上げたもの。 わたしにとっての大切な思い出。
猫耳まで完全装備だったおすみに、>>174 わたしは思わず笑っていた。
どうしよう。思った以上にこの世界が好きだ。 ここにあるのは優しい思い出ばかり。]
(215) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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