人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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「なんだか久々な気がしちゃう。
 この間13回忌があったばかりなのに。」


ここだよー、と笑いかけて、お墓のお掃除を始めよう。
草むしりしたり、古いお花を回収したり。
墓石の上からお水をかけて、お花にお水を入れて。
個包装のどら焼きを一度おいて。
そして最後にお線香に火をつけてお供えした。


「いつも、家の方ではご挨拶してるよね。
 でも改めて。
 私の1番大切な人、大和命くんです。

 …これからは毎回一緒に来るつもり。」


そんな風にお墓に話しかけて、手を合わせて。
そっと目を閉じていろんな報告を胸の中で。**


――どんぐり亭――

どんぐり亭に訪れるのは初めてで小さい食堂かなと思っていたら40席もある結構広い食堂だった。
乾のご両親に会うのは合宿の帰り以来で車の中では大半を寝ていたから乗る時と降りる時が主だった気がする。
ご挨拶は無事に終わって改めていいご両親だなと認識する。
比較対象が自身の親であることは言うまでもない]


  乾は思っていたよりも元気そうで。
  意識不明だったんだって?

  ああ……うん、その話。


[やはり柊木とはそういう仲になったらしいのは本当のようだ。
本人が語っているのだからそうなのだろうし珊瑚が相談に乗っていたなら確実だ。
二人の仲を取り持つなんて珊瑚は恋天使なのだろうか、天使であることは疑いようがないのだが]


[どんぐり亭に訪れることになって喜んでくれて嬉しかったし来年からの約束もできた。
仲良しラブラブ圧は多分とても強いと思う。
お店に到着した時も手を握っていたし二人揃ってペアリングを左手の薬指に着けていて距離感もとても近いから、あらあらまあまあされていてもおかしくない圧があったと思うが普通である。

 普通に珊瑚とは隣同士で座って料理は乾と珊瑚さんが教えてくれたのでオムライスとミルクレープを頼むことにした。
誕生日の日ではないけれどつまり今年はまだ食べてないから初二人でどんぐり亭に来た記念にだ。
他の料理も美味しそうだったけれどそれはまた今度の機会にしよう。
飲み物は烏龍茶を頼んだ]


  えっと、取り合えずはおめでとう?
  乾と柊木のこと祝福してるよ。


[大和も人と付き合ったのは珊瑚が初めてで好き合ったのも
珊瑚が初めてで最後まで珊瑚のつもりなのでアドバイスを言われてもかなり困ってしまう。
先に珊瑚が語ってくれたけれど――、珊瑚と繋いでいる手を握り直す]


  僕も珊瑚のことを一番に考えてるよ。
  喜んでくれる顔が見たいからずっと考えてるし、
  幸せにしたいから幸せになってくれるように想ってる。
  護るのはそうだけど護られてもいるからさ。
  そこはお互い様なところもあるよ。
  珊瑚さんも言ってるけど一方通行にならないことかな。
  好きなら好きってちゃんと伝えて好きなことを誤魔化さない。
  もらった好きには好きを一つ足して返すとか。


[見つめてくる珊瑚へと視線を向けて見つめ返して、ねー、って仲良く疑問符を浮かべてみる。
良いことはより多く伝えて、嫌なことも伝えて、嫌な事ってあんまりないからそれは大切。
独り善がりなのはよくないはず。
ただ珊瑚とはいつもくっ付いていて近いから独り善がりになる前にお話してるからお話することが大切なのかもしれない]


  そんな、感じ?
  乾だったら柊木が嫌なことは改めるんだよ。
  自分よりも相手の幸せを願ってる感じだもの。
  お互いにそう思ってたら二人とも幸せだよね。


[下着はそうね、そうだ。
よく触ってるけど洗うのは別腹みたいな感じらしい。
そういうところも可愛くて好きって惚気てしまうのだけれどね。

 乾は二人の話で何か得れたろうか。
止める? 止めるなんてことはないかな*]


――天体観測の準備――

[皆がそれぞれの手段で準備している中で大和がすることはあんまりないんじゃないかなって思っている。
管理人さんに許可を貰って機材を揃えて当日に間に合うように展開して準備する。
一番の成果は学校から望遠鏡を持ち帰ったことではなかろうか。
それは柊木の判断の正しさなのだけれど。

 やっぱりポスターの作成が当日までで一番忙しかったと思う。
七尾の作ったポスターは人を惹きつける何かがあるように思えるよ。
人が減って戻ってくる速度は多分遅いけれど素敵な天体観測になると思う。

 当日は普通のテントもだけれど近くの商店街から借りた四脚の体育とかで立ってるようなテントも立てることになった。
この辺りは七尾の呼びかけで手伝いが増えたので楽ができる。
そこにテーブルと椅子、カセットコンロとかを用意しておいて暖を取れる準備もする。
毛布も必要だから――そういうのは借りれたりするから洗ったりして当日までに準備は整えてある]


[約束通り厚手のシートも用意して風で飛ばないように目張りとかする準備もしているから寝ころんで夜空を見上げることできるだろう。
他に準備することと言えば設営に関しては以上だろうか?
珊瑚にはしょっぱくて身体が温まってお腹が膨れるならトン汁はどうかなって伝えてはおいたけれど採用されるならその準備は手伝う予定*]


─海辺にて 恵一と─

[ドキドキしてない相手から告白されるってのは、毎回そう。それに加えて俺には、ドキドキすることがちょっと怖いって気持ちがあったりする。カッコ悪いから言ってねーけどな。いつかそれを克服して、ケイと同じ気持ちになれたらいいって思ってんのは、ほんとだ。]

ん。ゆっくりのが助かる。

[だから、返事も自然とこうなった。]

ははッ、わかってるって! んなバグんなよ〜。
幾ら俺だって、そこまで無知じゃねぇっての。

[この「わかってるって」は、俺は男だし妊娠しないってことくらいわかってるって意味。男同士じゃできないから、してねーのは当たり前だろ? いつにも増して面白いバグり方してんな〜って思って笑ってた。]


─ホテルの教会にて 恵一と─

[ケイがホテルの便所りてる間は、大人しく待ってた。キョロキョロはしてたけど。伊達眼鏡はそのままだったけど、マスク着け直し損ねてたのもあって、今変に目立ちたくなかったしな。人がぞろぞろ歩いて来たら、便所から出て来たケイの陰に隠れた。ちょい不安だったのバレたかなって思いつつ、手を握り返す。]

ケイ、ああいう感じが好み?
ん? 行くのはいいけど……あの人たちが通り過ぎてからでいいか?

[不特定多数とすれ違うのは身バレが怖かったから、少しだけケイを引き留めて、その後で建物に近付くことにした。その白い建物は、すぐに教会だってわかった。ビーチが見える教会。どっかで見たような光景だから、ロマンチックな教会って大体こういうものなのかもしれない。]

さっきの人たち、ここで結婚式挙げてたのかな。

[何気なく、そう口にした。*]


─どんぐり亭─
 
恵一くんの恋愛事情は一目惚れ相談の頃に聞いたなら知ってるけど。
まあ乾家の中で高評価なのはお世辞込みだと思うけど、多分その辺りは私まで伝わらなかった情報だと思う。
私だってお付き合いは命くんが初めてだし、そのまま最期までと言うつもりだもの。


「ふふ、夜空の星みたいでしょ?ありがと!」


指輪を褒められて、芸能人がやるみたいにキラッと見せてみる。これは自慢して良いポイント!
でも恵一くんの話を聞いて。
命くんの意見も聞いて。
うんうんそーだねーって頷いてたんだけど。


「あー…でも、ほら。
 私たちにはもうあんまり関係ないけど…。
 溺れるほど好きを注いでるって言ってたけど
 その、一方通行にならないように?
 先走りすぎないように?
 …自分のしたい事は先に宣言しておいた方が
 良いのかも…しれない?

 ほら、柊くんって病院生活長かったのもあって
 体力無いし、恋愛ごとに疎いところあるらしいし。
 その、…ほら、段階を先に進めたいなら
 "自分はこう言うことしたいと思ってるけど
 康生くんの気持ちが整うまで待ってるから
 もし整ったら教えて欲しい。"とか?
 その、
 "自分はこうしたいと思ってるから
 あんまり油断してると進んで良いと思っちゃうから
 それを前提として知っておいて欲しい"みたいな。

 …通じる?」


これ以上具体的に言うのは、知り合いのお店と言うのもあってどうかと思う。
だからちょっと赤くなりながらコソコソと。
困ったように命くんをチラチラしながら。**


――旅行の日――

一瞬止まってくれたけれど次の瞬間にはとても嬉しそうに微笑んで動きを再開されたらどうなるかって火を見るよりも明らかなことだった。
珊瑚の嬉しそうな表情が好きだもの。
キスするのも好きだしその唇が自分の元気くんにキスしてくれて形を覚えるように舌を這わせられたら、ねえ。
いつも絡めている舌の動きもよく見えてしまっていたし、搾るように手で刺激されたら暴発やむなしであった。

 手が止まったのはまた呼び水で抑えるものがないから逆に勢いはよくて満足しましたと元気くんが元気じゃないくんになった。
――のは一瞬のことだった]


  ご、ごめんね、珊瑚さん。
  気持ち好過ぎて……うん、たくさんでた。


[そして、自分の出したものに染まる珊瑚が上目遣いで見てきたら元気じゃないくんは屹立して元気くんに早戻りしていた。
珊瑚の目の前で萎む様を見せた後でまた元気になるところを見られて顔は真っ赤になってしまう]


  そだ、洗い流そうか。
  そうしよう、そうしよう


[湯舟に落ちたのはそのまま流れていってしまうけれど身体についたのは落とさないとにおいがついてしまいそう。
行こうかと珊瑚の手を取り湯舟から出る際は滑らないように配慮して腰に手を触れながらシャワーに向かった。

 緩く温水を出して胸元についていたのを洗い落としていく。
手で触れながら軽く擦るようにして目に見えるのを流していくけれど、洗うところを見られるのを恥ずかしがっていたのに流れで一緒に来ている今、大和は優しい手つきで珊瑚の肌に触れつづけていた。
後ろから抱きしめて、次はお顔かなと顔は自分で流すかなと首筋にちゅっ、とキスをしよう。

 大和は珊瑚にするのが好きだった。
楽しいというのがわかってくれたと思うけれど楽しいんだよねと、離れるつもりもなく*]


――どんぐり亭――

うん、大丈夫、そんな感じだよってにっこり微笑を返す。
自分がしたいことを押し付けないのは大切だと思う。
大和の場合は珊瑚が心穏やかに、こう気持ち好く過ごして欲しいと思っているのだけれど――。

 得てして男児は自分の快いことを優先してしまいがちなので相手の快いことを優先する。
即ち自分よりも相手の快さを優先していけばいいと思う。
そこがすれ違いポイントだとは思うな]


  ほら、好きな人の笑ってるとこ見たら幸せだろ。
  僕は珊瑚さんが笑ってくれてると幸せなんだ。

  喧嘩もさ、絶対しないとか考えてたら疲れちゃうけど、
  相手が幸せであるようにって想うのは疲れないよ。


[マイナス方向ではなくてプラス方向で思考していったほうがいいよねも付け加えておいて、あとは何かあるだろうか。
あんまり無い気もするけれど――と見ていてわかる程に大和と珊瑚は近い距離でいちゃいちゃしているのでそういうところかもしれないが*]


─ケイの家で 日常─

[俺ら家族がどんぐり亭の二階と匡先輩の部屋に移り住んだのは、ケイが珊瑚や命たちと食事会したよりは後のはずだ。俺は当然、その会での主な話題が俺についてだったなんて知らない。]

[……と言うか、珊瑚や命にわざわざケイと付き合うことになったなんて報告をまずしてない。俺の付き合いって基本的に続かないから、ケイに限らず、誰が相手の時でも周りに報告とかしないし。もちろん、聞かれりゃ正直に答えるけどな。言うことでも隠すことでもないだろ、って感覚。長く続けば、変わって来るかもしんねーけど。]

[新聞配達してた頃の命ほどじゃねーけど、俺が寝んのは比較的早い方。体力ねーしな。風呂や飯済ませたら、割とすぐ匡先輩の部屋の方行って宿題したり、ケイの部屋に「遊ぼうぜー」って感じでお邪魔したりしてる。ケイが身を持て余してるなんてのは、言われなきゃ想像もしないだろう。]

[父さんが言うには、俺は「良く言えば天真爛漫、悪く言えば遠慮とは無縁の性格をしている>0:11」らしい。その分、ケイん家での生活に馴染むのは早かったんじゃねーかな。*]


――お墓参り――

マンション秘話は後で聞けたなら大和も目を丸くしてしまうものだった。
うん、マンション名を変えるのも何だしだけど彼女さんにお話しておいたほうがいいのは珊瑚に同意だった。
諸費用と言ってもマンションの空き部屋を一室渡すのだったら賃料もかからないし、お義父さんが出ていく方も空き部屋に移動するだけだったのなら引っ越しのお金も時間もかからないし何より珊瑚から離れることがないという――確かに同じ家には住んでないので彼女さんの同居拒否にも従っているのでお義父さんの策士っぷりに、ほわー、なんて声が出てしまっていた。
多分、離れることなく住めるのだろうけれど、うん。
住まわせてもらう大和には何も言えることはなかった。

 思い立ったが吉日というやつでお墓は意外と近いところにあるらしい。
バス乗り換えなく20分圏内はかなり近いと思うのでこれからも月に一度とかで来れるのではないだろうか。
そう言えば大和家の墓とか見たことも聞いたことも行ったこともないなと道中のバスの中で首を傾げていたが多分ないのだろう]


[坂の上からは街は一望できたろうか。
水を汲んで重たくなった桶を柄杓を持ってお墓まで向かう]


  そっか、合宿の――。


[十三回忌だといろいろと特別なのだったか。
その辺りのことも聞いたことがない大和は話でしか知らない流れを思い出しながら見様見真似でお墓掃除を手伝い始める。
草むしりは慣れているのでちゃんと根から綺麗に引き抜いていこう。
根が残っているとすぐ生えてくるからネ。

 お供え物はどら焼きらしい。
お義母さんが好きだったのだろうか。
お線香の煙が念じた言葉を届けてくれるように空に昇る]


[大和もまた手を合わせると冥福を祈った。
珊瑚からの話でしか知らない人だけれど珊瑚と会わせてくれた人だもの。
位牌の前とお墓の前ではまた少し雰囲気が違う気がする

 報告が終わると目を開けて珊瑚に向けて微笑んでから左手を取って、お墓へと視線を向けてから言葉を紡ぐ]


  僕の一番大切な人。瑠璃川珊瑚さん。
  これから先もずっと一緒に居て、
  幸せにすることをここに誓います。


[お義母さんへと向けた言葉。
誓いを伝えてから身体を抱き寄せてキスを交わす。
毎回一緒に来ようねって仲睦まじいところを――家ではずっと見ているかもしれないけれど――見せたら安心してくれるだろうか*]


メモを貼った。


─旅行の日─

一瞬柔らかくなった元気じゃ無いくんが直ぐにムクムクと元気くんに戻ったのはビックリした。
何事!?と、まじまじと見てしまうけど…あっ、そりゃ恥ずかしいよね?
でも、こんな風になるの初めて見るから驚いちゃう。回復力が早いなあ、でもどうしたの?ってまた上目遣いで小首を傾げる。


「ううん、気持ちよかったならよかった!」


ぱっと笑顔の花を咲かせて見上げていたけど、シャワーを浴びた方が良いのは確かにそうだよね。
手を引かれて胸元を軽く手で隠しながら向かうけど、撫で洗いしてくれるものだからピクンと体が反応しちゃう。


「んんっ、あ、洗える、自分でできるから…。
 んむぅ…!」


声がくぐもったのはちょうど顔を洗ってたからで、首筋へのキスにぞくっとして身を竦めた。
キスは好き。キスは好きだけど…裸でイチャイチャしてたら、私だってその、したくなる。
お風呂に浸かってた時はそこまでじゃなかったけど、気持ちよさそうな命くんを見て嬉しくて、赤い顔や元気くんが元気な状態にお腹の奥底がキュンっとして──歯に衣着せぬ言い方すれば興奮してたから。
胸元を撫でられて、首筋にキスされて、どんどん私の中のそんなスイッチが入れられていく感覚がする。
耳まで赤くしながら振り返る。
うるっと涙を滲ませながら。


「こ、これ以上そう言う触り方すると…。
 もっと触って欲しくなっちゃうから…ね?」


ダメなんて言わない。言わないけど。
ちら、と部屋の方を見たのは、そっちなら続きができるでしょ?ってそんな気持ちを込めたから。
うう、と小さくうめいて抱きつきながら硬い胸板に顔を埋めて隠しちゃお。

──女の子だって。そう言うの、期待してないわけじゃ無いんだからねって。**


ーーどんぐり亭/大和、珊瑚ーー

[二人の指に光るペアリングはとても素敵だ。
僕と康生も、こうした絆を深めたい。]

 したいことを宣言か…

 もっと手を繋ぎたいし、抱き締めたいし、キスしたい。

[ここで言うスタイル。両親は店の切り盛りで忙しいから大丈夫だろうが。]

 そうだね。いきなりが一番良くない。
 ゆっくり、彼の心の準備を待つんだね。


[珊瑚のアドバイスに頷く。
大和の言葉には微笑んで。]

 わかるよ。だから、コウが笑顔なら僕じゃない人と付き合い、幸せでもいいかとも何度も。

 でもこういう風に進んでしまうと欲が出る。

 彼が欲しくなる。

 それが彼の幸せになるか、考えてみるよ。

[そんな話をしていたら料理が到着し、テーブルを埋め尽くす。暫くはどんぐり亭の味に舌鼓を打とう。]


 大和は珊瑚のお菓子をよく食べてたけど、今は手料理メイン?

 珊瑚、大和の好物は何?
 何を喜んで食べるの?

 あ、これお土産だよ。

[なんて聞いた後、ニューヨークのお土産を二人に渡そう。

ニューヨークで有名な食器ブランド・フィッシュ&エディのペアマグカップ。白地にぐるりとニューヨークの町並みが描かれている。]*


メモを貼った。


─どんぐり亭─
 
さぁみなさん(?)ここで注目ポイントです。
恵一くんは「もっと手を繋ぎたいし、抱き締めたいし、キスしたい」と言いました。
と言う事は、一度はそれらの経験はあるんだな──と私はほっこり笑顔になりました。
そのくらいは拒絶されない関係なのだと理解できて、ちょっとホッとしたからね。
命くんからも理解の笑顔を向けられたからこっちも安堵でニコッと返す。
ニコニコ。二人して笑顔だと嬉しいね。

相手のことが欲しくなる気持ちもまあわかる。あんま生々しい事は言いたく無いし、それこそそうなったら男子二人で話すことになると思う。
少なくともそれは私が答えられる事は少ないと思うし…???
なんてちょっと視線を泳がせたあたりでご飯が届いた。
外外のピザトーストを一口大にちぎって、命くんに「味見する?」なんて聞いてみたりする。勿論、食べるって言われたらはいあーんって自然としてしまうけど…言われなかったらそぉ?って自分の口にインするだけ。


「うん? うん、だって一緒に暮らしてるし…。
 なんでも喜んで食べてくれるから作り甲斐あるよ!
 あっ、でもお弁当の卵焼きときんぴらと
 あと唐揚げは気に入ってくれてると思うなあ。
 どう? 合ってる?」


もし嫌いなのが合ったら言って欲しいけど、好きなのも合ったら聞いておきたいからチラッと命くんをみて。
恵一くんのお土産に顔を綻ばせた。


「わあ、ありがとう!
 ニューヨークかあ、時差ボケとか大丈夫だった?」


いや、大和くん向けのお土産かもしれないけどね。ついタイミングでね!**


――旅行の日――

[珊瑚は割と無自覚に大和を元気にしてくれる。
そんなところも好きでたくさんの好きが積み重なっている。
大体上目遣いに弱く、その笑顔にも弱く、強みなんて一つも見いだせるところはない。
触れると震える身体も擦り合わせている脚も、もちろん涙を滲ませている瞳も大和を釘付けにしてしまう]


  うん、気持ち好くて――それでね。
  次は僕の番だよね。


[裸の触れ合いは普段の触れ合いとは違い心地好いのだがそれに付加して昂っていく。
振り返った珊瑚のおっぱいに手指をかけながら唇を重ね合わせて、そういう触れ方を続けてしまいたい]


  僕はもっと触れていたいな?
  珊瑚さんの可愛さがどんどんあがっていくんだ。


[ちらりと部屋へと向けられた視線に目蓋を瞬かせて、大和は微笑むと耳元で『お風呂はこのままにしておくね』と囁いて胸板に顔を埋めて見えないように隠れている珊瑚を連れて脱衣所へと。
着替えも用意していたけれどタオルで身体と髪を拭くと珊瑚の身体にタオルを巻いてそのまま用意してもらったお布団へと向かおう。

 掛け布団を捲り敷布団の上に座ると纏ってもらっているタオルの隙間から手を差し込み肌に触れ、膨らみを手にかけていく。
唇もまた少し離れただけで寂しくなっていたものだから、続きだね、とキスを交わしていった。

 先程のお礼にと大和は首筋や胸元にもキスをして回る。
昂ればおっぱいの飾りもツンと尖っていきそれはタオルの上からでも分かるだろう。
するりとタオルを捲り、開ければ――ああ、電灯は消してとお願いされていたら薄らとその姿態の艶やかさが見えるだけだろうか。

 『綺麗だよ』と言葉を投げかけてその尖りにもキスをして――甘い声色を引き出していこう*]


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