人狼議事


10 冷たい校舎村9

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メモを貼った。



── 柊くんと ──

[ 気づいて貰えたらしい。
  こちらに駆け寄ってくる姿に、ゆるく笑んで。

  そういえば彼は私のマネキンを見たんだったな、と
  その視線の先を思う。]


  うん、一足お先にね。
  …… あんまり見てるとセクハラだって
  思われちゃっても仕方ないと思うなあ?


[ 恥ずかしいなぁ、なんて茶化しながら、
  とっても元気な様子でも見せようか。
  五体満足、何も問題はありませんよって。]



  そ。起きたら利美からメッセージ来てたし。
  黒沢ちゃん、集中治療室の方に居るよ。
  どういう状況かは、……わかんないけど。
  来たけどさ、私まだそっちの方行ってなくて。

  多分利美とか、ひとみの方が詳しいのかも。


[ 私より先に来ていたし、と
  治療室のある方をちらりと見つつ。]
 



  ……柊くんはさ。どうなった?
  戻ってきたって事は、何か、……
  踏ん切りか何か、ついたのかなって。


[ そうであっても、そうでなくても。
  答えがあっても無くても、良いのだけれど。

  話の途中に掛けられる声がもうひとつあれば
  ゆるくそちらに顔を向けて。]


  鳩羽くん。……おかえり。
  無事な様で何より。
  あ、カフェオレもありがと。


[ だいぶぬるくなっているカフェオレでも、
  やたら冷たい指先には暖かく感じた]*


【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 芽衣が自分の手を大事にしてること、私は知ってた。
 そんな芽衣にとって、自分で手首を切るなんて、
 きっと考えられないことだろうと思う。
 自分のことは棚に上げてたけど>>152
 芽衣が炭蔵君に向ける言葉は、>>164
 私にも刺さった。
 何か言いたげな顔で、それでもこちらを向いた芽衣は
 私には口を噤む。>>165
 でも、目は口ほどにものを言ってて、
 私は申し訳なくなって、ちょっと目を伏せた。

 でも、炭蔵君には全力で自分を棚に上げる。>>186
 心が壊れて死んじゃったら、
 結果的に身体も駄目になっちゃうでしょ。
 だから、あれは必要な犠牲だった。 
 まあ、最終的に私はこんなことになっちゃったから、
 どうしようもないんだけど。
 ここ笑うところだけど、笑えない?
 やっぱり私に冗談は言えないね ]

(200) 2021/06/15(Tue) 19時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 私は冗談が言えないけど、
 炭蔵君はもっと酷いと思う。>>190
 冗談じゃなくて真面目にそう思ってるのが
 むしろ質が悪い。
 これで愛想を身に着けたら人たらし間違いなしなので、
 やっぱり炭蔵君はそのままでいいと思う。
 物腰柔らか仕様は一生身に着けない方がいいよ。
 勘違いに誘導する悪質さが身につくだけだから ]

(201) 2021/06/15(Tue) 19時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 芽衣はお父さんが好きだって言った。>>166
 芽衣が私のことを知らなかったように、
 私も、芽衣の抱えているものを知らない。
 だから、躊躇いなく好きだと言える芽衣のことが、
 私はやっぱり羨ましい。

 落ち着いて話そうと思ったのに、
 やっぱり私は冷静にはなりきれなかった。
 感情的な人間は、父が嫌うものだ。
 いつも冷静に落ち着いているべきだって言われた。
 ……父自身は、あんなに感情的な人なのにね ]

(202) 2021/06/15(Tue) 19時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 涙がトッピングされちゃったクレープに、
 芽衣の手が添えられる。>>170
 顔を上げた私に、芽衣はこの世界から帰ったみんなの、
 私の知らなかった話を教えてくれる>>171 ]

 ……文化祭、楽しかったの。

[ 伝えてもらった言葉に、私はそう返して、
 でも、と首を横に振った ]

 でも、写真、捨てられちゃった。
 私にはいらないものだって。

[ データはもちろん残ってる。
 でも、飾ってる写真を捨てられて、
 私は思い出を汚されたと思った ]

(203) 2021/06/15(Tue) 19時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 文化祭そのものだけじゃなくて、準備から、全部。
 みんなで作っていくの、楽しかった。
 みんなで作り上げたから、楽しかった。
 でも、私にそんな馴れ合いは必要ないって。

[ 一番大事だと思った思い出を否定されたの。
 それが許せなかったから、
 私はメールに残したんだと思う。
 持っていたい思い出はそれだけ。
 家族の思い出なんてない。そんなもの、いらない* ]

(204) 2021/06/15(Tue) 19時頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 19時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 私の知らなかったみんなの言葉を伝えてくれた芽衣は、
 まるで私を力づけるみたいに笑って、
 私の頭を撫でる。>>172
 ため息が怖いって打ち明け話をしたあの時みたいに ]

 うん。聴きたい。

[ ピアノに向かう芽衣に>>173
 眼鏡を外して涙を拭ってから、私は頷いた。
 ちょっとこすっちゃったから赤くなっちゃってたかも。

 芽衣のピアノを聴くこと。私の最後の心残り。
 それが、今叶う。
 全部叶って、もう私、思い残すことなんかないかな。
 ……そう、思ったのに ]

(205) 2021/06/15(Tue) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 芽衣がピアノの話をする時、
 それって過去形だったと思う。
 今でも芽衣は自分の手を大事にしてて、
 それでも芽衣の語るピアノの話は過去だった。
 だから私、聴いてみたいなって、言えなかった。

 それなのに、芽衣の選んだ曲は明らかに難易度が高い。
 私は音楽に詳しくない。それでも、
 この曲がとても難しいことと、>>176
 芽衣の指がそれについていけていないことには気づいた。
 叩きつけられるような激しい音は、
 そのまま芽衣の思いがこもっていた。

 演奏を終えて、顔を上げた芽衣と目が合う。
 その目から――――涙がこぼれた ]

(206) 2021/06/15(Tue) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 なんで……なんで謝るの、芽衣。

[ 私は首を横に振る。
 芽衣のピアノを聴いてみたい。それは最後の心残りで、
 それを叶えてもらったっていうのに。
 これで私、もう思い残すことなんて、ないはずなのに。

 困ったな、って思う。だってわかっちゃうんだもの。
 これは、芽衣にとって不本意な演奏で、
 芽衣は、それが悔しいんだって。

 心残りなんて、もう何もないはずなのに。
 困る。とても困る。
 芽衣の納得のいく演奏、聴きたくなっちゃうじゃない。
 心残り、増えちゃうじゃない。
 芽衣は魔法を見栄を張ったって思うかもしれないけど、
 これは立派な魔法だよ。
 でも……でも! ]

(207) 2021/06/15(Tue) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……私、ずっと死ぬつもりなんかなかったけど、
 でも、死ねたら楽だろうなとは、ずっと思ってたんだよ。

[ 私、死ぬつもりなんてなかった。
 それは、私には死ぬ勇気も覚悟もないと思ってたから。
 生きたかったから、じゃない ]

 死ねるのに。楽になれるのに。
 このまま楽になっちゃ駄目?駄目なのかな?
 私、もう頑張りたくない。
 そんなわがままは言っちゃ駄目なの?

[ 手遅れなんて言わせないって炭蔵君が言う。
 でも、わがまま言っていいなら、>>194
 このまま死なせてって私はわがままを言いたい ]

(208) 2021/06/15(Tue) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 綿見さんと、父は、違うよ。
 綿見さんは、私を見てくれた。
 それが嫌いって感情でもね。
 だから私は綿見さんと仲良くなりたいって思ったの。
 父は違う。あの人にとって私はお人形。
 マネキンと話をしようなんて思わないでしょ。
 母は、父には逆らえないよ。
 姉が縁を切られた時だって、母は何も言えなかった。
 ……お姉ちゃんは、妊娠してたのに。

[ 綿見さんと話せたって芽衣は励ましてくれるけど>>182
 私は、綿見さんとは、なんとかなりたかったんだよ。
 気づかないふりをしてた時だって、
 これ以上嫌われたくなかったから、
 そうしてたつもりだったの。
 私は父と対話する勇気なんかないし、
 そうしたいとも思えない ]

(209) 2021/06/15(Tue) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ そう、私、ちゃんと綿見さんと話せたんだよ。
 ちょっとだけ仲良くなれたの。
 この結果はどうかな?
 炭蔵君を失望させずに済んだかな?>>0:181
 でも私、それでも父と話す気にはなれないの。
 あの人は、人の話を聞かないから ]

(210) 2021/06/15(Tue) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 生きてって、>>183
 思い出にしたくないって>>195
 芽衣も、炭蔵君も言ってくれるけど ]

 自殺して、死に損なったら悲惨って、
 綿見さんだって言ってたよ。
 私、身体中を滅茶苦茶に刺したの。
 どうなってるのか、私にもわからない。

[ 特に左手首は何度も切った。
 うっかり助かったとして……まともに動くかな?
 もう、無理なんじゃないかな ]

(211) 2021/06/15(Tue) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ねえ、それでも生きなきゃ駄目?
 楽になっちゃいけない?
 
[ 炭蔵君が頭を撫でてくれる。>>196
 どうしたい?って芽衣が聞いてくれる。
 一蓮托生の友達だって言ってくれる ]
 
 現実は……怖いよ。

[ 楽しいことばかりじゃないその場所が、>>180
 私は怖い。
 終わる方がずっと楽。
 楽に流されることは簡単で、
 苦しい望みを認めることが、まだ私には難しい* ]

(212) 2021/06/15(Tue) 20時頃

 ── 現在・病院内へ ──


  俺、番代のこと探してくんね。
  治療室のほう戻ったかなあ……


[ ぬる〜いカフェオレを鳩羽に託し、
 慎一は再び病院の中を歩いていく。

 待合室に綿見と柊がいるのを見かければ、
 そちらにひらりと手を振っておこう。
 帰ってきたってさっき聞いたからね。
 それではまた後ほどって具合に。]
 



[ それで──、
 集中治療室の前に番代を見つけたら、
 「ほら」って微妙な温度のコーラを放る。
 ……炭酸を雑に扱うなって? やだな今さら。]


  レンとユキも来てたよ。
  もう会ったかもしんないけど。

  あと、ユーガと暮石と……、
  …………黒沢、遅いね。


[ 帰ってきてほしいなあって願望を、
 帰ってくるはずみたいな言い方に混ぜ込んで。]
 



[ さっき話してたとおりみたいに、
 炭蔵がちっとも帰ってこないから、
 慎一もいつの間にか思ってる。ユーガなら。

 それから、自分でも慎一でもないと言った、
 暮石のあの声色。表情。そんなのを思い出して。

 ちょっと考え込んでしまったけど──、
 今渡したコーラ、五分五分ってとこだから、

 お代は当然受け取る気はないし、
 なんなら忠告すべきか逃げるべきか、
 はたまた差し出すハンカチでも探すべきか。]
 



[ どちらにせよ、ここは少し居づらい。
 慎一は黒沢の親の顔をさっきから見れない。
 どんなに辛かろう、悲しかろうと思うから。

 だから、あまり長居はしないつもりで。*]
 


メモを貼った。


明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 21時頃


明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 21時頃


— 病院・集中治療室前 —

[向井くんが来たならば、
コーラありがとーって顔をしてそちらに歩いて、
放られた缶をキャッチする。]

 ちょっとー。

[炭酸が宙でシェイクされたことへの抗議の声を上げつつ、
買ってから時間が経った缶の温度を確かめる。

……こんな寒い季節に「つめた〜い」のスイッチを押させて、
ずっと持っていてもらった苦労を思えば、まあ、
文句を言うより重ね重ねお礼を言うべきなのかもしれないけど。]



 そっか、わかった。

[戻りが遅かったのは道理で、
帰ってきた人たちを出迎えていたかららしい。
乃絵ちゃん以外の帰還をもはや疑っていなかったから、
驚くこともなく、会ったら挨拶をしようか。

そうすると、まだ残っているのは誰なのか。
落第生でもわかる簡単な計算問題。]

 ……頑張ってるんだ、今も。

[あの校舎に残って答えと対峙している炭蔵くんと芽衣ちゃん、
そして、乃絵ちゃんも。私には想像もできないくらい、
今、頑張っている最中なんだろうなあって。]


[買ってきてくれたコーラをすぐに飲むべきか、悩んで。
シェイクされた缶をここで開けたら、どうなるかは容易に想像できるし、
自分の家や学校ならともかく、病院だしなーという遠慮は流石にある。
結局、ここで缶を開けることなくコートのポケットの中にすとんと落とした。

コーラ代と言いつつお金を取り出そうとするけど、
受け取らないという素振りをするようなら、
何度も問答はしないので、奢られておきましょうか。]


[向井くんと同じ居辛さを私も感じているけど、
それでもここに戻ってきたのは、やっぱり気になるから。

乃絵ちゃんが帰って来れるか、というのはもちろん、
乃絵ちゃんのお母さんのいるほうを一瞬だけ見て、
思ったことをどうにも誰かに言っておきたい衝動に駆られる。

あの世界の主に辿り着けなかった落第生の一人なりに、
気付けるとしたら、今が最後のチャンスなのかも、って。

向井くんの近くに寄って、
他の誰にも聞こえないくらいの小さな呟きを吐き出す。]



 ……乃絵ちゃんのお父さん、来てないみたい。

[だからどうなんだ、という問答をしたいわけではなく、
乃絵ちゃんの家庭事情を今ここで詮索したいわけでもない。

ただ、私が感じてしまった可能性って間違ってないよね?と、
それを確認したいという気持ちを言葉に込めて。

それだけ伝わったなら、いや、伝わらなくても。
ここから去るであろう向井くんを見送るだろう。*]


 ── 現在・集中治療室前 ──

[ 番代がこちらに歩いてきたので、
 治療室前が気まずい慎一は少し助かる。

 だから、抗議の声にも少しだけ笑って、
 「ごめん」って素直に謝っておこう。

 コントロールは悪くなかったろ。
 ……そういう問題じゃない? 知ってる。

 さっき会った面々について告げれば、
 落第生による引き算の時間だ。]
 



[ 「頑張ってるんだ」って言葉に、
 慎一は「うん」ってうなずいた。

 何も知らない人からすれば不審な会話でも、
 この距離なら黒沢の母親には届かないだろう。]


  ……がんばってるよ。
  黒沢もだし、ユーガも、暮石も。


[ あんな世界を作り上げたのだ。
 まだがんばってるって、慎一は信じる。]
 



[ 確かに。飲むのはせめて待合室だった。

 ポケットにしまわれたコーラに、
 慎一は内心でほっと安堵の息を漏らす。

 あまり状態のよくないコーラのお代は、
 もちろん、丁重に受け取りを断って、
 ふいに揺れた番代の視線を追っていた。]
 



[ ……そこには女がひとりいる。
 黒沢の母親だって慎一は疑わなかった。
 娘の帰りを今か今かと待ってるんだろうと。

 かわいそう。と慎一は思って、
 だから番代のささやきは不意打ちだった。

 びくりと一歩あとずさりしそうになって、
 それでも、流し込まれた言葉の意味を咀嚼する。]


  ……あ、


[ ひとり≠ナ待っているんだなって。
 今の今まで慎一が気がつかなかった事実。]
 


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