人狼議事


10 冷たい校舎村9

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[ じっと、その深い色の目を見てた。]
 


 ── 少し前・病院内 ──

[ ……なんか楽しそう。って、
 うっかり言ったりはしなかった。

 ただ、短く返された言葉を拾って、
 「そう見えた」……そっかあ。

 「人のことよく見てるんだね」とは、
 そのとき、綿見には言わなかった。

 同族嫌悪という言葉が浮かぶことは、
 慎一の中ではついぞなかったが、
 それでも、慎一も考えたわけだ。]
 



[ たとえば。腹の奥底に飼うむなしさの話。
 慎一に深く根付いて吐き出せないそれを、
 あるいは似たものを内側に抱えてるなら、
 やっぱり、慎一は「よかったね」と思う。]


  ……あはは、
  じゃあ、似たようなもんだなあ。
  少しだけでも、綿見が、
  身軽になれたんならよかった。


[ それともたまには、あのときみたく、
 「むなしいね」って言い合ってみる?
 ……そんな日が来ないのが一番だけどさ。]
 




  破裂する前によろしく。
  ……やさしく、な?


[ そんなこと言われたって怖いものは怖い。

 いくら似たものを抱えていたって、
 きっと慎一と君じゃあ怖いものは違う。

 結局のところ互いに何を飼っていたのか、
 その形そのものは知らないまんま、
 慎一は綿見と番代に手を振って立ち去った。

 お礼≠ニついで≠買うために。*]
 


メモを貼った。



[ それで今、缶飲料を抱えて、
 12月の冷えた空気の中にいる。]
 


 ── 現在・病院外 ──


  ……うれしいんだ、へえー。


[ わいわいと騒がしく言うやつがあったから、
 慎一はわざとらしくよろめいて笑った。

 いつものおふざけみたいなノリに、
 慎一も同じように笑っていたけれど、

 半信半疑であったなら仕方がない。
 世界と同化する説なんてちっとも知らず、
 悪い気分じゃないから慎一は笑ってる。]
 




  ……男前だよ、
  その傷がなけりゃな。


[ すっかりあいた片手で、
 デコピンのひとつでもしてやろうか。
 もちろん、傷のとこは避けるからさ。

 別にあながち冗談ってわけでもないから、
 鳩羽憐に春が訪れない理由を論ずる会なら、
 後日別途開催してもいい。喜んで参加する。

 返ってきたどっちつかずの返答に、
 慎一はへらりと笑って言っただろう。]
 




  おまえがどうしたいか、
  聞いてみたいと思ったのに。


[ やっと思ったんだけどな。
 冗談みたいに軽い口調でね。

 去ったあとでの校舎の出来事。
 当たり前なんだけど、慎一は知らない。
 なんかうれしそうだなあって、
 不思議にさえ思いながら、また一歩歩いて。
 コーラを右手に左手に持ち替えたりして。

 だから、いつものどおりならさ、
 適当にじゃれあうような話、
 このままずうっとしててもよかった。
 それでも慎一はきっと楽しい。]
 



[ でも、ほら。せっかくの機会だ。
 勢いがいいなあって思ったし、
 慎一は一瞬驚いたけど、聞くなら答えるよ。]


  いっつも笑ってるとこ。
  こっちがつられて笑っちゃうくらいに。

  人前で機嫌よく振舞えるとこ。
  ヤな顔もせず人に手ぇ貸せるとこ。

  相手の「してほしいこと」ばっかり、
  うんうん考えて、しまいに叫びだすとこ。
  ……そいつの顔もわかんねえのに。


[ 「まだいる?」って慎一は笑った。まだあるよ。
 いっこも嘘じゃない。こっちもそんな顔してる。]
 




  ……どっちがすごいとか、
  どっちのががんばってるとか、
  言い合ったって、不毛だって。
  素直に褒められとけって。


[ 本心だったのかもしれない。
 あるいは励ましだったのかも。

 だけど今だけは、
 その屈託のない笑顔が刺さるなあ。

 「すごく頑張ってる」って、
 何を指して言ってるんだろう。]
 




  ……がんばってるよ、俺も。
  みんな何かしらがんばってんだろ。


[ ぶりかえしたように、喉元が痛痒くて、
 あいているほうの手でセーターの襟元、
 なんとなくいじってみたりもするけれど。

 「苦しい?」投げかけられた問いに、
 慎一は一瞬たじろいで──、人形かな。それとも?
 なんでそれを聞かれたか、考えたりもする。

 おもしろがるんでもない、
 ただまっすぐな目が、こっちを見てる。]
 




  ……苦しかったよ。

  今は──、少しマシ。
  今は夜で、ここは静かで、
  目の前におまえしかいないから。

  なあ、それ。俺の人形見たから聞いてる?


[ 「俺、そんなにひどかった?」って、
 慎一は苦笑してもうひとつ質問を挟んだ。

 嫌とか怒ってるとか、そうじゃなくて、
 ただ、これでも慎一は隠してたつもりだったから。
 ことごとくバレてるなあって自分に呆れただけ。]
 



[ だからちょっと諦めたみたいに、
 慎一は笑いながらその話をしている。
 自分の話。うまく説明もできないから、
 他人にする気のなかった話の断片。]


  ……心配してくれてんなら、
  マジで、あんまり気にしないで。
  なんていうか──、そういうもんだから。
  たぶん、ちょっと脆いんだよね。俺って。
  別に、悪者がいるような話でもないし。

  どっちかっていうと、そんな傷作ってくる、
  おまえがどうしたんだって聞きたいくらい。


[ 後半部分は大まじめにね。前半もまじめだけど。
 笑みを引っ込めて心配そうな目を向けていた。**]
 


メモを貼った。


夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/15(Tue) 00時半頃


── 現在・病院外 ──


 う、嬉しかったらダメかよ!


[なんてさ。
巫山戯るのなんて永遠にできるんだ
鳩羽憐に春が訪れない理由を論ずる会は
ぜひ開催して欲しい。ついでに春持ってきて。

ああほんとうにさ。
永遠にやってたいけど、
今は、本当に嬉しがるときじゃないから
まだ帰ってこない仲間が帰ってくるまで
とりあえず続きはさ、お預け。 ]
 


 
[本心と称賛以外のナニモノでもなかった
だから「がんばらないと生きていけない」とかさ
「そんな世界を苦しく思う気持ち」とかさ。
……それでも、がんばりたい気持ち、とか。


………ほら、やっぱり判ってないんだよ。俺。


知ったとて「頑張ってるからえらいよ」って。
「でも無理に頑張らなくてもいいよ」って。
そんな言葉が口から出かねない俺は、
喉元に掛かる手、大きな意味に気づけない。

たぶんさ、そうじゃないだろ。 ] 
 


 

 ……そっか。

[苦しかった。って。
けど、「今は」少しマシだって。
シンの答えは、シンプルだった
それから苦笑とともに質問をひとつ、ふたつ。]
 


 

 うん、人形、見たよ
 苦しそうだった。
 俺、シンがあんなになるまで
 シンのことさあ、ちゃんと知らなかったなって
 …………………うん。 

 それでもさ、教室、来てくれようとしてたろ
 知ってるよ。嬉しかったよ。

[やりきれない想いとか、
まとまらない感情は沈黙に乗せた。
メイからちょっと聞いたシンの断片については
今は、伏せておくことにする。]
 


 
[そういうもんだから…っていう
シンの話も聞いてさ

えらい、とか頑張ってる、とか、すごいとか、
そういう客観的に誰かを測る言葉じゃなくて
大丈夫か、とか無理すんなとか、
そういう心に負担を掛けちゃう言葉でもなくて

俺の「うれしい」っていう気持ちを送るよ。
ああ、でもさ、 ]
 


 

 心配は、させてよ。
 心配は、したいの、俺が。

 ………なんっつーかなー
 別に馬鹿な話、してるだけでも
 日常はさ、すげー楽しいけど

 でもさー シンのこと全部知れてねーみたいで
 それはなんかめっちゃ悔しい

[悔しいって言いながら
それなのに顔は笑ってるから、
俺の感情はやっぱどっか忙しい。

っつうかなんだろうな、言葉だけ切り取ると
彼女みたいじゃん????って思うから
あっそういう事?俺に春が来ない理由。]
 


 
 俺の傷?
 ああ、うん、……………うん。
 あっちの世界で、傷つけた名残だと思う。

 俺もさ。
 シンとは別かもしんないけど
 やっぱり息苦しいなって思うことあんだよ
 ………いや、あった、んだよ。

 自分と向き合ったら空っぽで、
 いつだって取り繕ってて、さぁ
 イヤだって思っていきてきたわけじゃねーけど
 それじゃだめだなって思ったのは確か。

 ああ、でも
 


 

 シンと居た時は、
 深呼吸なんてしなくても、息、吸えてたから
 だから、うーんそうだな、

 ……ありがと。

[息苦しい自分はさ、
「昨日」までの世界に、置いてきた。
だから今は、「ありがとう」それだけ。

それでもいつか寄り添ってくれるっていうなら
ちゃんとイチから全部、話すから。
だからシンのことも、教えてよ。 ]**
 


 ── 現在・病院外 ──


  ダメとは言ってねーだろ。
  俺もうれしかったよ。……うん。
  ただ、ちょっと驚いた。うん。


[ 自分で言いながら納得するように、
 慎一はうんうんうなずいていた。

 たぶん、慎一もわかりやすい方だろうけど、
 鳩羽の背後にはたまにしっぽが見える。
 びゅんびゅん振れてるそれを見て、
 驚いたとしても、ヤなはずがなかった。]
 



[ だから本当に、女子ってわからない。

 本当にみんな残らず帰ってきて、
 気兼ねなくうれしがれる時がきたら、
 男子みんなで顔を寄せ合って話し合おうか。

 女の子は秘密のお菓子パーティーをしたという。
 男の子にもなにかがあってもいいだろう。
 ……それで対抗できるのか? わからないけど。

 しかし困った。
 あいにく当方、春は在庫切れだなあ……。]
 



[ こんな話はまた今度でもいいね。

 「知らなかった」と鳩羽は言う。
 知らせようとしなかったのは慎一だ。]


  ……知ってもらう気なかったからね。
  だってさ、変に気遣われると、
  俺、変な奴みたいじゃん……そうなんだけど。


[ ちょっと言いづらそうな何かとか、
 間のあいた相槌とか、そういうの全部、
 なんだか少しもどかしかった。

 モヤモヤさせたいんじゃないんだけど。
 人との向き合い方がへたくそでごめんね。]
 



[ 教室に辿り着けなかった慎一は、
 そのことを指摘されて笑う。]


  ああ、遠かったなあ……、
  集まろうって言うくせにさ、
  時間の決め方、すんげー雑で、
  なんなんだよって思ってたの。

  うれしいって、おまえ、
  マジで人がいいというか……、


[ おかしなことを言うなあって思ってた。
 なんていうか、再会の「うれしい」も、
 今の「うれしい」もピンとこなくて、
 慎一はただ、いいやつだなあって思って。]
 



[ ……思ってた。
 「心配したい」と言われて、
 人が良すぎるって思い始めるくらいには。]


  そーいうとこだよ。
  すごいなっつってんの。
  あれもこれも人のこと心配して、
  全部知っても、疲れるじゃんか。


[ 少なくとも慎一にはできないソレ。
 確かに、そういうことかもしれない。
 みんなに優しい男はモテないって聞いた。]
 



[ そう。そういうふうに考えてて。

 やたらと「うれしい」とか、
 妙なやつだなあって思ったりもしたけど。

 なんだか話の雲行きが妙だった。
 というか、慎一からすると不思議だった。

 「自分でやったの?」と眉をひそめて、
 まじまじとその傷を見つめたりしながら、
 鳩羽が息苦しさを語るのを聞いていた。

 慎一の周りの人たちは思い切りがよくて困る。
 黒沢も、炭蔵も、鳩羽もみんなそう。]
 



[ 礼を言われて、慎一は不思議だった。

 「息が吸えた」と言われて、
 「シンといたときは」と言われて。
 慎一は一瞬、意味がわからなくて──、

 それで、ぽかんとしていたんだけど、
 だんだんと込み上げてくるのはなんだろう。

 「うれしい」で合ってるかな。
 たぶん、そのときやっと気づいたのだ。
 友だち甲斐のないやつでごめんね。]
 



[ 「みんな」の中のひとりじゃなく、
 たくさんいる中の友だちAでもなく、
 どうやら鳩羽は慎一に言っているらしい。]
 


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