人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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【見】 公安部 カガ


 そうか。そうだな。写真はプリントアウトしておこう。
 …なんだか、どんなに便利な世になっても
 アナログが一番安全なのは可笑しいな。


[“ハロ”を経験した七星らしい
 実用的な情報と回答。>>@42>>@43]


 どのくらいかかるか分からないから
 ギリギリで部屋も解約して、
 大事なものは実家に預けた。
 確かに、一ヵ月二ヵ月そこらで終わったら、
 色々処分しなくて良かったって思っちまいそう。


 ――… でも、帰れる確率も高くはないわけだから。

(@45) 2023/08/23(Wed) 23時頃

【見】 公安部 カガ

[最善を尽くす心算だ。特に引継ぎ戦は。
 しかし、その先の戦いはどうなるか分からない。

 七星兄のスマホがそのままになっているというのには
 そうだよな、と、案内役の彼の姿を思い返し
 妹たる彼女の気持ちを推し量り、静かに頷き返す。

 そうしているうちに花火の時間を迎えるのだろう*]

(@46) 2023/08/23(Wed) 23時頃

メモを貼った。


【見】 公安部 カガ

 真っ直ぐと、屈んで、な。
 了解。 じゃあ…… こんなもんか。


[要望通り本郷の横に並び立ち>>57
 位置取りを微調整して合図を送れば、
 きっと天道がプロ顔負けの手腕で撮影してくれたはず。]


 ……あ、ちょっと目瞑った。悪い天道、もう一回。
 
 二枚が、三枚になったけど。
 ……どういたしまして。
 このくらいで喜んで貰えるならいくらでも。


[礼には及ばないと静かに笑んで、裾を掃った。>>58]


 ………始まるな。花火。  *

(@47) 2023/08/23(Wed) 23時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― 花火が始まる前 ―

[去年のやつ>>60、と言う縁士君のスマホに視線を向けると。]

 あ、ほんとだ。
 去年も4人で行ったもんね。
 永と縁牙君と……。

[そう口にしたら、涙がじわわ、っと滲んでしまったけれど。
私、一人で撮ってもらった事ってあったっけ?
ピースもしてないし、カメラ目線でもないな?
とも内心に思って。でもきっと忘れてるだけなんだろう。*] 

(@48) 2023/08/23(Wed) 23時頃

─旅行の日─

いっぱい好き合おう。そう、いっぱい好きっていうし、いっぱい気持ち良くもなってもらいたい。
私自身も繋がりたい。
でも、私が気持ちよくなったら…のくだりはよくわからないんだよね。そこは男女の差なのかな?
自分の内側の感覚なんてわからない。でも、確かに何度も果てた後はものすごく敏感になってて、もうダメえってなりがちな気はしてる。
あと、私側はあんまり変わらないんだけど、アレがなかった時の感覚は──、満たされてるって感じはとてもしたんだ。
感覚よりも受け止め方かもしれない。
あの時は痛みもあって、だけど気持ちよくて、不慣れな行為にいっぱいいっぱいだったから今そうしたらまた感じが変わってるかも。
でも、それはまだね。
早くしたいけど、それには私たちが責任を取れる大人にならなくちゃ。
それまでは、ね。せっかくの二人きりの時間を楽しんで行こう。


「ん…♡」


肩越しにキスして、振り返り様に首筋に縋りついた。
舌先を絡ませながら横抱きに座る姿勢になって。
唇を話した後は一度離れながら向かい合う。
そして水面からぴょこんと飛び出た大和くんのそれにぎくんとしたけど(何せ、ここまで間近のご対面は初めてかもしれない!)赤面しながらもしてあげたい事はそういう事だったから。


「う、うん…。お邪魔します。」


両足の間にすいーっと近づいて、ドキドキしながら大和くんのに手を伸ばす。
両手で位置を確認して固定して、ちゅ、ちゅ、とキスをしたり、舌先で突いたり舐めたりして。
自分とは全く違う匂いがして頭がくらくらしそう。
上目遣いに見上げながら、口の中に含んで頬張って見たり。


「んっ、ふ…ん、んん…っ。」


ぎゅっと膝を閉じ合わせながら、舌全体を竿に押し付けて擦っていく。
気持ち良いかな?大丈夫かな?と、命くんを潤む瞳で見上げながら。**


【見】 公安部 カガ

[開始の合図の一発目。
 それから次々に空に咲く花々を見上げる。
 周囲から歓声が上がった。老若男女様々の。

 ただ美しく、ただ楽しめる。
 感動出来る。心を放り出せる。
 暗いニュースに疲れた人々の心を
 この花火大会は確かに救うのだろう。]


 ………綺麗だな。


[色とりどりの光のシャワーと音の嵐に身を浸しながら
 あの夜の合宿所で、生徒たちひとりひとりが燈した
 幾つもの光をその中に重ねていた。

 彼らは先に行ってしまったけれど、
 救われた地球の先にこそ、“幸せな”彼らが居るといい。
 そんな詮無い想像を巡らせながら――― *]

(@49) 2023/08/23(Wed) 23時半頃

メモを貼った。


─海辺にて 恵一と─

[ケイが伝えてくれた鼓動も、熱も、言葉だって、俺はちっとも疑わなかった。だって、ケイだし。俺の中では、それで十分だった。]

うん。 ……ガッカリさせたらごめんな?
俺は、ケイと居てこんな風にドキドキしたことはない。
でも、いつか同じになれたらいいって思ってる。

[「友達への好きとは違う」への俺の答えは、こう。ケイが「君じゃないと駄目」って言うなら、俺が同じになるしかないし、なりたいと思ってる。だから、嫌じゃないし困らないし、同じもん返すつもりあるよって意味でキスを返した。]

[そんでも、俺はケイの気持ちの全部をわかってるわけじゃねーから、もしこの瞬間押し倒されてたらさすがにビビッたと思う。ビビッてどうするかはわかんねーけど、確実にビビッてたのは確かだ。「もっと触れたい」って言われても、その先のことまでは深く考えてなかったくらいだから。]

ん、いいぜ。ケイに触られてやだとかねーし。
ペアリングも……うん。
今すぐ買いに行くのはムズいかもだけど、着けんのは嫌じゃねーよ。


独りの身体じゃ…って、俺に子供でも居るみたいな言い回しだな?
や、うん。ケイの言いたいことは、何となくわかるよ。
そんくらい、俺のこと心配してくれてるってことだろ?

[俺になんかあったら、ケイは死んじまいそうだよなって──なんでだろうな、そんな感じがした。だから俺は、身体の中に別の命がなくたって独りじゃねーし、命を大事にしなきゃなって思ったんだ。ケイに凭れて、ケイの体温を感じながら、「ケイを置いて死にたくないな」って確かに思った。]

……ん? 便所? いいけど。

[言われて、立ち上がって付いてく。今の俺、目を離したら襲撃されて死んでましたとか普通にありそうだもんな。そんなのは俺も嫌だから、大人しく付いてった。]

[ちなみに家族旅行だけど、心臓が良くなってから2回行った。父さんも母さんも俺の体調最優先って感じだったから、のんびりペースでのだったけど、ホテルにも泊まった。もちろんここじゃなかったから、俺が「すげー」って言いながら、辺りを見回してたのは一緒だった。*]


――復興の兆し――

獅子座と蟹座は範囲があまりにも広いから残しておくと復興に支障がでると思われる。
ただ、あの穴と断裂はすぐに消えることはないことは確かで航空写真とかもたくさん撮られていくだろう。
あれの意味は――よくわからないけれど何か残したかったんじゃないかなって思う。
今の大和には珊瑚がいるから満たされていてよくわからない。
ただもしも失ったらと思うと胸が張り裂けそうなくらいに痛くなって、その痛みもまた世界に留まるには足らず――あれは一種の墓標なんじゃないかな]


  うーん……正直、探しても出てこないと思う。
  それに今更な気もするし。
  僕の家族は珊瑚さんだもの。


[何よりも珊瑚とお義父さんに迷惑をかけたくないしこのまま失踪しておいてもらったほうがいいと思っている。
血は繋がっているけれど縁は既に切れている。

 学校のことはなるようにしかならないだろうけれど、オンライン授業なら家から一緒に受けられるし受験シーズンまでは今までくらいの時間を一緒に過ごせるだろう]


  うん、幸せになろうね。
  珊瑚さんに負担がかからないように頑張るよ。


[子育てとかも勉強しないとなあとまだ先になることを考えておこう。

 いつも通り手を恋人繋ぎにして街を歩く。
どこに行くのかなと行先は珊瑚に任せてぶらりぶらり。
どこもかしこも瓦礫の撤去で忙しそうだった。
長期休暇になったら大和も雇われて――そうするとまた一緒にいられる時間が減ってしまうから困る。

 大穴は迂回して断裂には鉄板を通した橋がかかっている。
渡るとからんころん音がして落ちないかだけ少し心配になるが車が通るのだから大丈夫だろう]


  ……それは、そうなんだけどね。
  これは贅沢な悩みなのかな。

  幸せは、毎日いっぱいもらっているよ。
  今ももらってる。


望んでいた幸せがここにある。
消えてなくなってしまわないようにと手をしっかりと握り直した。

 近づいていくM44の痕。
これ以上は危険ですよと示すようにテープが何重にも張り巡らされていて、その周囲ではM44と頭文字につけた食べ物とかが売っていたりする。
ここまで来て買う人とかいるのだろうか。

 珊瑚が花を買うならお代を半分出して、追加で青い花も足してもらおう]


  きっと想いが沢山集まってるんだよ。
  生きている人も亡くなられた方も。
  色んな想いがこの場所に集って昇華されていく。

  ここは終わりの地じゃなくて。
  始まりの地なんじゃないかな。
  生まれ変わる場所とか。


[復興の手はまだ及んではいない場所。
でもちらほらと献花が見られ、一番M44が近い場所には献花台はなくとも沢山の花が供えられていた。

 空を見上げれば今日もいい天気だ。
地上の星座と宙の星座が顔合わせをする日も近い**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【見】 七星拳 ナツミ

[永と縁牙君の事を考えると、すぐに涙が滲んでしまうけれど。
頭をぽんぽんしてくれて、謝られる>>68と、ふるふる首を振って。]

 ……うん。来年も行こ。

 そんな事言ったら、
 きっと、本当にずっとになっちゃうよ。
 
 だから、縁士君に彼女ができたり、
 もう夏水のお守はごめんだ!って思うまででいいよ。

[嬉しいけれど、迷惑はかけたくないし、邪魔もしたくないので。
そう言って、笑った。*]

(@50) 2023/08/24(Thu) 00時頃

【見】 公安部 カガ

――     ――


[“その時”が来たならば
 次のサポート役としての任を受け容れ。


 契約を行うや否や、瞬きの間に次の地球に転送される。
 元の地球との、暫しの、或いは一生の別れだった。]

(@51) 2023/08/24(Thu) 01時頃

【見】 公安部 カガ

[気が付くと、地に足を付けている感覚が無くなっていた。
 下を向けば存在するはずの腕も胴も脚も見当たらず、
 その代わりとして、意のままにふわふわと空中を移動している]


  ……これは……
  思った以上に、  

         …恥ずかしい。


[ 呻く。 姿を直ぐには確認できないが、
 己は今、七星妹が変化していた『ハロ』と似た
 手のひらサイズのぬいぐるみ的姿で
 三人の前を漂っているのだろうということは知れた。
 
 恥ずかしいと言うと七星の前では語弊があるだろうか。
 中身二十七歳の成人男性がぬいぐるみ的な何かに
 なることへの羞恥心を理解して貰えるかは分からない。]

(@52) 2023/08/24(Thu) 01時頃

【見】 公安部 カガ


 本郷。 

 七体だ。
 この地球では、七人……あるいは
 それ以上のパイロットが必要になる。
 

[これが多いのか少ないのかは比較のしようもないが
 少なくとも、元いた地球よりも、過酷な運命を
 背負わせなければならない人間の数が多い。]


 ………頑張ろうな。


[二重に辛い責任を負わされる彼女へ。
 付いてきてくれた天道と七星へも。静かに告げる。**]

(@53) 2023/08/24(Thu) 01時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2023/08/24(Thu) 01時頃


【見】 七星拳 ナツミ

― 転送前/花火大会で ―

[花火と、音楽と、辺りは大きな音に包まれていたけど。
縁士君の声>>82は、ちゃんと聞こえちゃった。]

 ……それじゃ、ずっと。
 ……約束ね。

[灯りは、花火の光だけだから、表情とかはあまり見えないかもしれないけれど。
少し赤い頬で、目を細めて、嬉しそうにふにゃっと笑んだ。]

[約束、とは言いながら。
先の事は分からないので、やっぱり夏水のお守は(略)に
なったら、その時は仕方ないのだけれど。*]

(@54) 2023/08/24(Thu) 01時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― 加賀先生と ―

[それは、加賀先生がサポート役の契約をする直前のこと。
少しだけ時間をもらって、話をした。]

 先生、すみません。
 私、今回の戦いで伝えていなかった事があって。

 1つ目は、
 気付いているかもしれないですけど、
 戦っている敵は、分岐した世界の別の地球。
 つまり、私達と立場は同じです。

 言えなかった理由は、知ってしまうと、
 戦うのが辛くなると思ったから。

(@55) 2023/08/24(Thu) 01時頃

【見】 七星拳 ナツミ

 2つ目。
 戦闘には、本当は【ホーム】と【アウェイ】、
 自分たちの地球で戦う場合と、
 敵の地球で戦う場合があります。
 今回はなぜか全てホームでしたけど。

 ……あとは、大丈夫だと思うんですけど。
 よろしくお願いします。

[そう言って、ぺこりとお辞儀をした。*]

(@56) 2023/08/24(Thu) 01時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― 加賀先生の契約後 ―

[恥ずかしい>>@52と言う加賀先生を見上げ。
申し訳ないけれども、横を向いて小さく噴き出してしまった。]

[敵の数は、永のチームよりも、本郷さんのチームよりも多い7体だそうだ。>>@53
小さく、頷いて。]

 あ、先生が名乗る名前も考えておいて下さいね。
 
 永のチームのサポート役は、
 『コエムシ』って名乗ってましたよ。

[私の前のサポート役の名を伝えていなかった事を思い出して、今更ながら伝えておいた。**]

(@57) 2023/08/24(Thu) 01時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

[そうして、本郷さん>>85に小さく頷くと、次の地球へ。**]

(@58) 2023/08/24(Thu) 01時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2023/08/24(Thu) 01時半頃


─戦いが終わって 柊木家の場合─

[ケイとの再会から割とすぐ、国防軍の対策室は脅威が去ったことを発表した。それからというもの、俺を取り巻く環境は一気に……とは言わないまでも、確実に変わった。日暈学園の生徒──とりわけ俺の──関与を疑う声が完全に無くなったわけじゃないけど、口にする人たちの方が「はいはい陰謀論ね」みたいな目で見られるようになっていった。]

え? 「本当に君はコーラと関係無かったの?」って?
そうそう実は……って、んなわけねーっつーの!
あれって、軍のロボットだったんだろ?
「実は高校生が操縦して戦ってた〜」とか、アニメの見過ぎじゃね?

[偶に、こうして俺自身に体当たりで聞いて来るような人も居るんだけどさ。俺の方も余裕ができたから、冗談交じりに流せるようになった。「三回起きれば偶然じゃなくて必然」って言うけど、四回起きても、俺にとってコーラ騒ぎは唯の偶然だった。五回目は真上じゃなかったしな。どうにも世の中には、軍人さんよりもイケメン高校生にロボットに乗って戦ってほしかった層が一定数居るらしいってのを、俺は学んだ。]


[誹謗中傷に関しては、父さんが法的にあれこれ動いてくれてたのが実って、結構な人数からそこそこの賠償金が得られたらしい。父さんって、ああ見えて結構強かだからさ。うちの建替え資金の一部がそれだってんだから、世の中わからない。世界ってのはただ綺麗なだけじゃなくて、滑稽な面もあるんだなって思った。]

[で、目下の問題は、建替えの間の仮住まいをどうするかだった。とりあえず、今すぐ崩れるってわけじゃないから住み続けてるけど。次に地震でも来たら潰れそうだし、早い内に建替えた方がいいのは確かだ。祖母ちゃんちのあるドイツに行く案もあったんだけど、俺がこの街を離れたくないからっつって保留にしてる。一応、俺って天文部の次期部長だしさ。数ヶ月日本離れるとか無理。]

[進路についても、そろそろ考えなきゃだよな。まあ、なんかどっか大学行こうとは思ってるけど。みんなと違って義務教育ほぼ受けれてない俺は「まだ学生やりたいから」ってのが進学理由の九割だし、マジでどこでもいいって言えばいいんだよな。父さんも母さんも「康生のしたいようにしなさい」としか言わねーし。]

[ま、俺とかうちとかの状況はこんな感じ。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


─復興の兆し─

私も、復興が落ち着いて世間が落ち着いてきたら本格的に一人暮らしをしなくちゃならない。
一人暮らしは私とお父さんの間であって、結局は命くんと二人暮らしする予定だけど。
そうしたらアルバイトだってして行かなくちゃ。
一緒に過ごせる時間は短くなるけど…今までが普通じゃなかったもんね。
名残惜しいけど普通の生活に戻っていくってそういうところもあるんだろう。
それにしても──。


「うん、それはそうだね。
 私も、私の家族は命くん!」


命くんの両親についてはそれ以上聞かない事にした。
だって、前から聞いた情報も合わせると…ね。
彼方から関わってこなければ良いんじゃないかな。一応、聞いては見たけど多分これで終わり。
学校も、最善を尽くすけどどんな方向性も保てるようにしておこう。
私の場合、その時その時で考えることも違うだろうから。
命くんと幸せになりたい、以外はね?


「ふふ、私も毎日しあわせ!
 命くんいなかったら私ダメだったかも。
 多分、今引きこもってるんじゃないかな〜…。」


そう、今が幸せすぎて忘れそうになるけど、多分命くんがいなかったら私は潰れてたかも。気持ちがね?
悪意を向けられてあのまま避難所から追い出されたかもしれない。
ううん、やっぱり引きこもってるかな。自分の家から出られなくなってた気がする。
だからこうして毎日が穏やかなのが不思議なくらい。毎日、生きる力をもらってる自覚はある。
それにしても…M44系の食べ物はどうなんだろうね?飲み物はまあ、水分補給ってことで必要だけど。
チラッと、天文関係のグッズが並んでたりするのはそう言うの好きな人向けなんだろうなあ。
献花とか災害とかより、天文のロマンに惹かれた人向け。
でも今日の私の目的はそれよりも献花だった。
だってこの刻まれた痕には、誰かの強い想いが眠ってる気がする──。


だから二人して献花された花の前に来ると、そっと花を手向けた。
すでにある花の上にそっと重ねる。
そして目を閉じて両手を合わせた。

私たちは蟹座と獅子座。
だからこそよりこの場所に惹かれたのかもしれない。
でもこの場所が、今回の一連の被害に遭った人達へ向ける祈りには相応しい場所に思えていた。
もしかしたらここにはそうした何かができるかもしれない。
M44の大穴としてか、埋められた上で石碑やオブジェができるのか、まだ分からないけれど。
教会が建てられてここで式を、なーんてね!

でも、祈りを捧げてる時は静かに、それだけを考える。
犠牲になった方々に。
若しかしたらコーラを操縦していただろう誰かに。
アレの必要性や理由は私には伝わっていない。
だけど、コーラが負けていたらどうなっていたのか?
それは、…若しかしたら何かもっと酷いことが起きていたかもしれないと思うから。

残された人たちも、黄泉路の旅に出た人たちも、どうかこころ安らかでありますように。
そう願いながらしばらくの間手を合わせて──。


「あ、そうだ。
 今度、お母さんのお墓参り、一緒に行こう?」


あの後、お母さんの位牌はお父さんのところに預けていたけど、そろそろ手元に戻す予定。
私たちだけ避難していてお母さんひとりぼっちは可哀想だからね。
祈りを済ませてまた手を繋いで、また新しい予定を付け足して。
そうして、私たちはまた未来に向けて歩いていくんだ。**


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