人狼議事


14 冷たい校舎村10

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季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 00時頃




 ……夢、じゃ、なかった?
 あの世界は。
 ホストは、和歌奈さんだったってこと?


[あの世界で見た同じ文面が、一言一句違わず
 確かにここにある。
 その画面を凝視していると、もう一件、通知が
 入った。


 ……行かなきゃ。


[七星さんも帰って来た?って思ったけど、
 今はそんなこと気にしてる場合じゃない。]




『平塚莉希も帰還
 病院、私も向かいます!』


[私もグルチャに返信を打って、部屋を飛び出した。]


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

— 回想:敗者の参列 —

[高校を卒業した後の、春に。
ユイと例の若社長が式を挙げるという報せが、我が家に届いた。

随分準備が早いなと思ったけど、
俺の知らない水面下で何もかもが進んでいたのだから、
何もおかしなことじゃない。

卒業後にすぐに結婚する予定だった、俺とユイの、
俺の部分が他人に入れ替わっただけ。]

(118) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[わざわざ俺の家に招待状を送ってくるとは、何の当て付けかと思った。
これも会社の付き合いの事情が全てであり、他の意味合いはないのだけど。

「ご出席」と「ご欠席」の欄があって、
欠席に印をつけたくてたまらなかったけど、
俺は個人として呼ばれたのではなく、会社の関係者なのだから、
面子のため、どう足掻いても出席せざるを得ないらしい。

俺は、この目でまざまざと見なくてはならない。
ユイが他の男と契りを交わす瞬間を。

こんなの、あまりにも残酷じゃないか。]

(119) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[泣き喚くこともできない。怒り狂うこともできない。
悔しさと情けなさに身を焦がしながら、
ただただ、俺は耐えるしかない。

でも。
それって、俺と婚約させられていたユイが、
長い長い間ずっとやってきたことだろう。

立場が逆になっただけだ。
甘えるなよ幣太郎。

彼女がずっと辛い気持ちを抱えていたことを、見向きもしなかったくせに。]

(120) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[俺はユイのことを何も知らなかった。
趣味も、特技も、好きなものも、嫌いなものも、
何も知らないまま、疑問に思うのをやめていた。

自分から「好きだ」と言ったのはいつだったか、覚えていない。
何も言わなくとも、向こうも同じ気持ちなのだと思い込んでいた。

幼い頃から勘違いを積み重ねていたことに気付かされ、
今となってはもう遅い。

惨めだな。惨めだ。
死にたくなるほど、惨めだよ。]

(121) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[失恋の傷と呼ぶには、あまりにも深く抉られていて、
今もなお血を溢し続けている気がする。

自分は、普通に人を好きになれる人間だと思っていた。
でもそうじゃなかったよ。
俺に人を好きになる資格などないと突きつけられた。

人を好きになっていたつもりが、
人を傷付けて、それに気付けない愚か者。

死ねよ、なあ、幣太郎。]

(122) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ




[——ああ、そうだ。]


 

(123) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ

むむ……。

[和歌奈とそう身長の変わらないマネキンを、
脇の下に両手を通して立たせる。
和歌奈の力じゃどうしてもかかとが完全に床から浮かなくて、
ずるずると引きずり気味になってしまう。
その状態でエレベーターに向かって進んでいると、
軽快なチン、という音が到着を知らせる。>>106]


石頭くん! ちょうどいいところに!
あのね、夏見ちゃんのマネキンを運ぶのを、
ちょーっと手伝ってほしいの。

[と、頼みながら視線をわざとらしくマネキンの足に向けた。
そっちを持ってほしいと言いたげだ**]

(124) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ



[ユイの結婚式、誓いの口付けの最中に。
首を掻っ切って死ねば、最高かもしれないな、って。*]

 

(125) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[さて、どうやって運ぼう。
ひとまず布でくるんだ方が床が汚れないだろうと、
適当に舞台に使われてた暗幕をひっぺがしていたら。

雄火も体育館にきたらしい。>>99
バスケ部だもんな、朝練が癖になってんのか。
ただし、もうチャイム鳴ったけど。]


  ああ、これで包んで運ぼうと思ってたとこ。
  二人で運んだ方が早そうだし、
  じゃあ雄火は頭の方持ってくれ。


[暗幕を広げて、人形を包み。
運ぶ先で考えたのが同じだとわかれば、
少しだけ口元が緩んだ。]

(126) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[そうして、平塚の人形を3-2教室へ移動する間。]


  ……こうやってマネキンになると、
  この校舎から外に出れるらしいって話だけど。
  雄火は、ここから出て帰りたいか?


[身長差がある分、多少身を屈めながら。
そんなことを聞いてみようか。**]

(127) 2021/11/12(Fri) 00時頃

天文学会 ワカナは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 00時頃


[ 手術室に、人影が見えた。
 手術中の赤いランプが灯ってるのも、見えた。
 あたしはゆっくりと近づいて、頭を下げる ]

 こんばんは。

[ 来たのか、と声を掛けてきたのは飯尾先生。
 和歌奈ちゃんのお父さんは、
 わざわざありがとうございます、って
 子供のあたしに敬語で挨拶して、
 頭まで下げられてしまって、あたしはちょっと慌てた。
 和歌奈ちゃんのご家族には文化祭の日に会った。
 覚えてる。

 和歌奈ちゃんのご家族は他に誰か来てたかな。
 皆さんお揃いだったかもしれないし、
 もう夜も遅いから、お母さんと妹ちゃんは
 お留守番だったかも ]


[ 和歌奈ちゃん、来たよ。って、
 あたしは手術室の扉を見つめた。
 この向こうに和歌奈ちゃんがいる ]


[ しばらくそうしてたけど、
 先生が、ちょっと一服してきます、って
 席を外そうとするのに、
 あたしはついていくことにした。
 先生にはちょっと話したいことがあったから ]

 あ、あたし夜食持ってきてて。
 ちょっと食べてきます。

[ ご家族にそう言って、あたしは先生を追いかけた ]


[ 病院って屋内には喫煙所作れないんだって。
 あたしは煙草吸わないし吸う予定もないから
 どうでもいいけど。
 病院の外の特定屋外喫煙場所とやらで
 そう言って嘆く先生の横で、
 あたしはラップをめくっておにぎりを食べた ]

 先生さー、教育者の端くれってやつでしょ、
 だったらさあ、集団失踪事件の話、知ってる?
 誰かの頭の中にいた、みたいな話。

[ レンチンの焼きおにぎりは冷めても美味しい。
 もぐもぐしながら聞いたら、
 端くれ言うな、って小突かれた。
 一応知識としては知ってる、とも ]



 先生、あたしねー。
 さっきまで、和歌奈ちゃんの世界にいた。
 ……って言ったら、信じてくれるー?

[ あたしがそう言ったら、先生は怪訝そうな顔をした。
 大人を揶揄うもんじゃない、ですとな? ]

 先生、こんな状況でそんな冗談言うほど、
 あたし不謹慎なやつじゃないよー。

[ そりゃ夏見七星、お調子者ですけどね?
 ハチャメチャガールズとか一部で言われてる
 らしいですけどね?
 言っていいことと悪いことの区別くらいは
 ついてるつもりです! ]



 和歌奈ちゃんの世界って、望高文化祭だった。
 それでさ、あたしとか日食君は帰ってきちゃったけど、
 その世界にまだ残ってる人がいるはずなの。

[ 路子ちゃんに、真梛ちゃんに、荒木君に……って
 あたしは指を折って数える。
 莉希ちゃんからのグルチャは
 車の中で読んだ。
 莉希ちゃんももうじき来る。
 先生が信じてくれないなら、
 莉希ちゃんからも言ってもらおう。
 あたしたちは、和歌奈ちゃんの世界にいたって ]

 だからさ、先生。
 みんなが連れて帰ってくれるはずだからさ、
 ……和歌奈ちゃん、助かるよね。

[ おにぎり包んでたラップを小さく丸めて握りしめる。
 俯いたあたしの頭に、先生の手がポンって乗った ]**


卐黒帝會卐 ハルミチは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

— 屋上・扉の前 —

[エレベーターの到着を告げる音がして、扉が開く。
その向こうは屋上へ通じる空間だった。
箱の外に出れば、またすぐに屋上に出るための扉に阻まれるのだけど、
そこには生きて動いている人と、ぐったりと倒れ伏した人形があった。>>124]

 河合さん。
 聞いたんだけど、夏見さんのマネキンがここに……。

[皆まで言わずとも、彼女が抱えているのが“それ”であると気付けた。

>>2:429目を背けたくなるほど痛々しい傷つき方をしていて、
見覚えのある制服と髪型の、泣いているのか笑っているのか分からない人形。]

(128) 2021/11/12(Fri) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[俺が死ぬことで、ユイの心に消えない傷を刻めるだろうか。
狂っていると非難されようと、ユイの心を縛り続けられるだろうか。



そうだったら少しは嬉しかったのに。

あいつは、俺のことをすぐに忘れて幸せに暮らすのかもしれなくて。
それが悔しくて、たまらない。]

(129) 2021/11/12(Fri) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ



[それでも。
少しでも俺のことを見て欲しいと、未だ自分勝手に燻る気持ちがある。]

 

(130) 2021/11/12(Fri) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 ……酷いな、これは。
 何されたのやら。

[マネキンを運ぶのを手伝って欲しいと言われ、
促されるままに足側を持ち上げる。
感触は紛うことなく人形で、それえは良かったと言える。]

 しかし、運んで何か意味あるかね?

[俺は虎次郎の時もそうだったけど、
人形と分かれば興味を失うので、そこは疑問だった。
死体ならば弔わねばならないけど、マネキンだもんなあ。

とはいえ、気休めでも状態を良くしておきたいと言うのであれば、
それに逆らうつもりもなく。]

(131) 2021/11/12(Fri) 00時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 よいしょっと。
 夏見さん、無事に帰れてるといいんだけどな。

[そうじゃなければ困るよな、と。
マネキンを持ち上げてバランスを取りながら、確認するように河合さんに促した。**]

(132) 2021/11/12(Fri) 00時半頃



 あの!私ちょっと望月病院に行ってくる!


[下にいた祖父母にそんな声をかけて慌ただしく
 バタバタしていれば、驚いた二人から一体
 どうしたのと声がかかった。]


 あ、えっと、その、
 友達が、運ばれたって…!


[祖父母は昔里帰りした時は気難しくて厳しい人たち
 って印象だったけれど、今は孫として普通に接して
 くれている、と思う。
 たどたどしく説明をすれば、二人は顔を見合わせた。]


[望月病院は自転車で行けばそんなにかからない。
 コートを羽織ってマフラーを巻いて、迷いなく
 飛び出そうとしていれば待ての声が響いた。
 こんな夜中に外出は関心しないと。]


 で、でも……!


[確かに関心できないかもしれない。
 でも私だって子どもじゃない。
 どことなくママに似た面影に、雰囲気に、
 反論の声はそれ以上出てこない。]


「夜道は危ないから送っていく。」

            ――――え?


[下を向きかけたら、降ってきた声に素っ頓狂な
 声が出た。

 私を、心配してくれた?
 それともやっぱり世間体?
 なんて考えてしまうのは失礼だっただろうか。

 でも断る理由はない。
 だって私は病院に行きたいから。]


 ……お願いします!


[そうして車に乗り込んで、病院を目指した。]


[私食堂に食料があるって書き込みだけ見たわけ
 じゃないよ。
 ちゃんと日食君についての書き込み
 見たら、マネキンもちらっと確認した。
 保健室のベッドは四つで、女子は五人。
 路子さんはどこでも寝れるからとベンチで寝て
 しまって
 遠慮して空けるのも勿体無いなぁって思ったから
 使わしてもらったけど、マネキンを見てしまった
 せいかなかなか眠れなくて。
 だから。]


 首大丈夫?


[自販機の所にその姿を見つけたら、
 開口一番にその細い首を確認した。
 まぁ大丈夫じゃなかったら日食君も私もこんな
 ところにいるわけないんだけど。]


【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・夜 ──


  …………ヘータロー?


[ 軽口のリレー。>>91
 先にバトンを取り落としたのは君だ。

 ぽつんと落とされた言葉に、
 わたしはわずかに首を傾けた。
 それまでの会話にかみ合わない台詞。

 わたしはその表情を窺い見て、
 迷いながらも口を開く。]
 

(133) 2021/11/12(Fri) 01時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  婚約者ちゃんと──、
  ……あー、えーっと、んー、


[ なにかあったのかと問うにも、
 わたし、ためらってしまったのだ。

 例えば、教室に人が増えてきたから?
 いくらだって理由は後付けできるけれど、
 ただその瞬間、言葉がうまく出てこない。

 珍しく言い淀んだ末に、
 黒板の前から彼のいるほうに歩き、
 わたしも、ごく小さな声で言ったのだ。]
 

(134) 2021/11/12(Fri) 01時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……もし、わたしがホストだとしたら、
  クリスマスの予定がなくなったことは、
  すごく重大な出来事だったと思うんだー

  ……つまりー、なにが言いたいかって、
  ヘータローのことが心配です。

  ねー、気が向いたらでいいからさ、
  楽しいばかりじゃない恋バナでもしよう。
  ……わたし、話の種はたくさんあるんだあ。
 

[ 君には種がないと言われるかもしれない。
 ただ、自身の意思表示として言い残した。*]
 

(135) 2021/11/12(Fri) 01時半頃

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