人狼議事


10 冷たい校舎村9

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[ ……あ、いや。ヤなわけじゃなく。
 ただ少し不思議なだけだった。

 だから今も、思い出したように痛がる姿に、
 ささやかな日常を感じて笑っていた。]


  ……頼んだらバンソーコーとか、
  消毒液くらい貸してもらえんじゃね?
  なんせここ、病院だし。

  何があったんだか知らないけど、
  男前が台無し……、


[ 保健室じゃないんだからって、
 怒られてしまう可能性もあるけれど。]
 



[ 当たり前のように始まる、
 なんでもないような会話が、
 慎一にはいつだって心地よかった。

 あのあと、あの場所では何があったの?
 何か進展はあった? そう聞くより先に、
 冗談交じりの言葉を投げながら、
 不本意な疑問には否定の言葉を返す。]


  ……自発的にだよ。
  パシリじゃねーし。


[ ね。ここだけ切り取れば、
 文化祭の会話といってもわかんないね。]
 



[ 「ユキも」そう言われて、
 慎一は「そっか」って短く返した。

 言われなくても、頭の中で数えてる。
 誰が残っているのか。あと何人なのか。
 チャイムが何かの合図だとすれば、
 あとどれだけの時間が残されているのか。

 ようやく非日常に、
 言い換えればこの非情な現実に、
 慎一の思考も戻ってきたところだった。]


  ン、まだ戻んなくていいかな。
  なんか、女子で話してたっぽいし。


[ ちらりと病院のほうを見て、ふいと歩き出す。]
 



[ カイロ代わりにもなるふたつと、
 ちっとも恩恵のない冷たいひとつ。
 どちらを渡すのが正解なんだろう。

 「別にいいよ」って言いかけたけど、
 やっぱり両手が塞がってちゃ不便だった。

 どっちもどっちな選択肢に一瞬迷って、
 慎一はあったか〜いを差し出した。]


  ン、サンキュー。
  ポケットにでも入れといて。
  そっちは振っても問題ナシ。


[ 自販機前、占領してちゃ悪いからさ。
 少しだけ離れながら、慎一は笑った。]
 




  ……なンなんだよ、その二択。


[ 差し向けられた、ふつーorまじめ。
 握りしめるには冷たいコーラを、
 両手で交互に弄びながらその顔を見た。

 いつもどおりみたいでそうじゃない、
 ほんの少し弱々しい笑顔。
 きっとこれも正面から見なきゃわからなかった。]
 




  ……どっちがしたいんだよ、おまえはさ。


[ 思わず、少し笑って聞き返してた。
 少し性格の悪い答え方になっちゃうけど、
 慎一はまだどう踏み込めばいいのかわからない。
 今までそんなことしてこなかったからさ。]
 



[ でも、そうだなあ。
 何も話したいことがないわけじゃないんだ。
 だから慎一は一瞬おいて、ゆっくり口を開く。]


  ……俺はなー、
  レンってすごいやつだったんだなーって、
  まさに今。そういうこと考えてたとこ。


[ これはふつーの話だと思う?
 それともまじめな話? どう思う?

 行く当てもないから、ゆっくり歩いて、
 いつもより少しゆっくりと言葉を吐き出す。]
 



[ ふつーでもまじめでも、どっちでもよくて、
 ただその顔見てたら、口に出したくなっただけ。

 どうだろう。慎一は静かに笑ってる。
 「もう少し話す」のに相応しい話題だっただろうか。*]
 


― 幕間・柊家 ―

[病院に向かうにしたって
現実的な問題その2が伸し掛かる。
そう、つまり交通手段だ。

こんな時間じゃ電車もバスも通ってない、
高校生にはタクシー代もままならない、
誰か呼び出してきてもらうにしたって
うっすい繋がりの男の為に自宅まで
わざわざ来てくれる可能性も低い。

一先ず身支度をしていた所で
物音を聞きつけた親が起きてきた。
不良学生の俺だけど、こんな時間から出かけるのは珍しい。

怪訝そうに、けど少し離れて様子を窺う親に、
少しだけ逡巡して声を発する。

「―――あのさ。」]



友達が危篤で。搬送されたって。だから。
病院まで車、出して貰えないかな。


[それを聞いて両親の顔が歪む。
こんな時間に?今から急に?明日も仕事なのに、
って書いてあるのが分かる。

多分俺、今までだったらここで
やっぱいいよって薄笑い浮かべただろう。
ううん、そもそも頼まなかったと思う。

怪訝そうな父と困惑顔の母。
2人を見て、頭を下げた。]




自殺未遂で重体なんだって。
心配なんだ。……おねがい。


[顔を上げた時、2人は驚いたように俺を見ていた。
少しの間があってひとつため息をついた後、
来なさい、って母が言う。]


[結局、母の車に乗せて言って貰えることになった。
俺を病院まで送って行った後、
どこかで時間を潰してそのままパートに出るらしい。

迎えにはいけないけど大丈夫、って聞くから
バスか電車で帰るよって答えた。

友達は大丈夫なの、って聞くから
わかんない、って答えた。

静かだった。
暫くお互い無言のまま、走行音だけが響く。]


……ねえ。




 虐待ってさ、
 どうやって助けたらいいの。  

 


[そう問いかけた時、
母親がはっきり目を見開いたのが
ミラー越しに分かった。

また数分の沈黙の後、
彼女がぽつぽつと話し始める。
俺の知らない話だった。

彼女ら夫婦は昔、俺が小さい頃に居たような
児童養護施設でボランティアしていて、
それがきっかけで出会って結婚したんだそうだ。

色んなこどもが居たそうだ。
障害がある子、親が亡くなった子、貧困家庭の子、
それこそ親から虐待を受けている子も
珍しくなかったらしい。

……昔の俺みたいに?
って突っ込んで聞く勇気は
流石にまだなかったけどさ。]


[それから、
色んな制度を教えてくれた。

専門のお悩み相談窓口みたいなものとか
困った時に逃げ込めるシェルターだとか、
場合によっては弁護士や裁判所が
相談に乗ってくれることも。

全部が全部は覚えきれなかったけど、
頭のメモ帳に書き入れた。
黒沢が戻ってきた後に、
もしも何か役立つことがあればと思って、]



「もう薄々気付いてるかもしれないけど。
 大人も、思ってるほど立派じゃないの。
 でも、あなたたちよりは知識をもってるから。
 困った時は頼りなさい。」 


[ふいに、そんな台詞が耳に届いて、
目を丸くするのは今度は俺の方。

でも、それ以上話を続ける前に
車が病院に到着したから。
運転席のその人は、じっと俺の方を見ていた。]




 「由樹。
  あなたの顔を久しぶりに見た気がする。
 

    ……友達、無事に回復するといいね。」

 


[そう言って俺を見る母さんは、
少し気まずそうな顔で。
それでも一番最初に会った時みたいに
穏やかに微笑んでいた。

その時初めて、俺も。
まともに彼女の顔を見て話したのが
随分久しぶりだってことに気付いた。]


[―――うん、だから。
殴りこみを頼むのはもうちょっとだけ
話してからでもいいのかもしれないな。

気持ちは有り難く受け取っておくよ。*]


― 病院にて ―

[俺の家は豊高から電車で2時間かかるところにある。
つまりそれだけ郊外にあるわけで、
鳩羽よりも到着するのは遅かったと思う。

受け付けの人に黒沢が居る部屋を聞いて、
病院内の廊下を歩く。

皆帰って来てる筈、とは思ったけど
やっぱり姿を見るまで安心は出来ないからさ。
きょろきょろと知り合いの姿を探していれば
誰か見つけられただろうか**]


メモを貼った。


── 病院外・シン ──


 半信半疑だったよ。
 だからうれしーんだよ言わせんな!


[居なくなったやつが帰れるかどうかは、
俺ん中でずっと確証なんて、なかった。
いや、だってさ
世界と同化するとか言うやつがいたから…
まあ結果的に帰ってこれたから、いいんだけど。

照れ隠しにゴツ、とグーで肩を正面から小突く
また蹌踉めかせても悪ぃから、
全然強くは小突いてないけどな! ]
 


 
[でも肝心のノエは帰ってきてない。
本当の「良かった」を言葉にするのは、
もうすこし、あとに取っておきたい。……って ]


 え、なに?
 男前っていった?
 もう一回言っていいよ


[傷を擦りながらへらへらと笑う。
絆創膏は、あとで頼んでみようかなって
ちょっと頭の隅にとどめておいた。]
 


 
[両手に収まったのはカイロ代わりになるふたつ。
丈ぴったりのダッフルコートのポケットはでかい。
両ポケットに突っ込んだなら、見た目は悪いけど
俺も無事、両手は空いた。
すこしはシンの両手も、軽くなるだろ。な。]
 


 


 ええーどっちでもいいかなー


[選択肢を振ってみたものの、
ぶっちゃけ何から話したらいいのかなんて
改まって考えると、困っちまうよな。

どっちでもいいし、どっちもしたい。
なんなら馬鹿な話も、いくらでも。

目の前の「生きてるシン」に
相変わらず嬉しそうなのは否めないだろう
だって俺、昨日死ぬほど泣いたんだぜ? ]
 


 
[そんな矢先に、そんなこと、いうから]


 なんッでだよ
 どこがだよ!!


[褒められるのには慣れてないんだよ(n回目)
シンよりすごいところがどこかにあるだろうか。
もしかしたらあるのかも?あるんじゃねえか?って
一瞬頭の中を探したけれど、思いつかねえ。
だから俺は、挙動不審だ。] 
 


 


 んなことねーよ
 シンのほうがすげーし、
 多分、すごく、頑張ってるよ。


[シンの歩調に合わせて、ゆっくりとなりを歩く
静かに笑ってるシンを見て、俺は言う。
やっぱりきっと、ちょっとだけ笑って。
自虐的だとか卑屈だとかそういう顔じゃねえよ?
だって、本当に、そう思ってる。 ]
 


 

 ………苦しかった?
 今も、苦しい?


[何が、とは聞かなかった。
どう捉えてくれても構わなかった。
何が?って聞き返されるのならばそれでもよかった

服の下、首がどうなってるのかは知らない。
だけど苦しそうだったシンの人形は見たしさ。
メイに聞いた話だって、あるし。

でも、本当のシンが、
俺にどう話してくれるのかを
ちょっとだけさ、知りたかったんだ。
どんな答えでも、俺はシンの言葉をまっすぐ聞くよ。 ]*
 


メモを貼った。



[ じっと、その深い色の目を見てた。]
 


 ── 少し前・病院内 ──

[ ……なんか楽しそう。って、
 うっかり言ったりはしなかった。

 ただ、短く返された言葉を拾って、
 「そう見えた」……そっかあ。

 「人のことよく見てるんだね」とは、
 そのとき、綿見には言わなかった。

 同族嫌悪という言葉が浮かぶことは、
 慎一の中ではついぞなかったが、
 それでも、慎一も考えたわけだ。]
 


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