27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
あっちで傑作が描けても、
持ち帰れないからなあ。
[戻って来るなら、またいくらでも描ける。
シロマちゃんの言う通りだ、小さく首肯。
そして、]
…………お、漢前!?
[ノっ君と肩を抱き合い
噎び泣く準備は万端だったけど、
女子に胸を貸すなんて言われたの
生まれて初めてだ。
いや、そんなこと言われたって……なあ……、
(タバたん先輩のボリューム感を
思い浮かべるなオレ!)]
さすがに、オレも男としてそれは
サマにならないっていうか
……いいの? 色々?
いざ実行したら、頬に追撃くるやつじゃない?
[むしろオレの胸でよければ、誰にでも
レンタル0円でオーケーなんだけどな。]
ん、酢昆布も美味かったよ。
[素早い動きに失笑して、白い手に2つ、
個包装のパックを置いた。お納めください。
献上した品を口にして、やがて去るシロマちゃんに
オレは軽く手を振った。*]
―― 夢の世界 ――
[ それはどのタイミングで見た夢だったかな。
ビデオルームを後にして以降、
全く見ていなかった
(から、もちろん大藤先輩との抱擁シーンも
俺は見ていなかったのだけど)
高祈先輩がカフェにいる姿が見えた。
スイートポテトしか食べない様子に
本当に少食なんだなあと、
少し前の会話を思い出した。 ]
お粗末様でした。
[ 食事後の挨拶に、
聞こえないにも関わらず返して、
俺の体も廊下に移動した。 ]
……9日間の王様?
[ 高祈先輩が見ている絵画を見て、
そんなことを思ったのは、
その元女王の頑なな印象が、
なかなか俺を頼ってくれない先輩の頑なさと
何となく重なったからかな。
改宗すれば命は助けると言われた元女王は、
その申し出を断って、処刑されることとなった。
もちろん、日本人の俺の宗教観と
彼女のそれは違っただろうから、
ただ頑固だったという話でもないんだろうけど。
絵画を見ている間に、いつの間にか先輩は
俺からは見えなくなっていたから、
その後に何が起こったのか俺は知らない。 ]
先輩、俺はね、9日間の女王は
処刑されるべき人間だったとは思えないんですよ。
ただ、周りに担ぎ込まれただけで、
彼女自身は何の罪もなかったって思うんです。
先輩はどう思いますかね?
[ 届かない俺の独白が、
光明という名の絵画の前で霧散した。 ]*
[
ダンスの話は察して欲しいばかり、こほんと
軽く咳をして。]
整形…………?
ああ、田端先輩が仁科さんに
メイクしていたわね。
[服装やアクセサリーなどの好みはあるものの、
人間に顔かたちというものに、正直興味が持てない。
自然、淡泊な反応になったが。]
それ、直接言ったら、相手によっては
新しい手形を残すことになると思うよ。
[親切な忠告を落としたあと、
誰かと比べるような視線を胸部に感じたのは
気のせいだろうか。
微笑みながら、骨谷を見る眸に険を含ませる。]
…………その時に、
そんな気になれるのなら、むしろ安心するわ。
[溜息混じりの言葉を吐いた。
手にした二つの献上品をその場で胃に納めると、
僅かに足を引き摺りながら二人の元を去り、
エレベーターへ乗り込んだ。*]
――屋上
[エレベーターは三階の病室に向かうことなく、
屋上で止まる。
解放されているか不明だったが、入ることは叶った。
目を閉じる。夢の中に降り立つイメージ。
きっとそれで叶うんだろう。
その場に居なくとも、
鮮やかな音と色が蘇る。**]
見直した見直した。
[時を刻む秒針の音が、ちりちりと焦躁を積もらせる。
重く沈みがちなオレは、ノっ君の軽妙な声音に縋るよう。
お互い、空元気でしかないことも。
タカナル先輩とニトちゃんを、真に明るい気持ちで
出迎えるなんて無理だろうことも。
承知の上で、オレはノっ君の説明に、
母と祖母の立つ、自宅のキッチンを思い出そうとする。]
米は土鍋の方が美味しく炊ける、
とか言った元カノに、
焼いてあげたことがあったな。
[勿論骨入りではないし、専門外だから
蓋のサイズが合わず綴じきらない不格好なものだった。
使って貰えたのかもう知りようもないし、
自己満足で粗大ゴミ押し付けてただけなのかも。]
でも、きっと電気アツリョクナベには
便利さとか色々敵わないんだろうな……。
[変な対抗心は封印して、料理の師匠に
色々教わるとしよう。近い未来の、約束だ。
分け隔てなく、黒い雷神をブラザーの片割れにも進呈。*]
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る