人狼議事


14 冷たい校舎村10

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— 病院 —

[タクシーの運転手にお礼とお金を投げつけるように渡して、
病院の夜間出入口へ向かっていく。

そこに入ると、近くの自販機コーナーに虎次郎の姿があった。]

 お、お前ーっ。

[急に視界に現れたもんだから、
素っ頓狂な声を上げて、虎次郎の頭を揉みくちゃにしてやる。]

 探したんだぞ、あっちで。

[そう言われても困るだろうけど、
とりあえず俺の鬱憤を投げつけて発散した。]


[背中が冷える思いで自室を脱出していたものだから、
グループチャットに返信することはすっかり忘れていた。
なので、到着の予定時間を知らせることもなく、
既読の文字だけが付いていたはずなので。

待合室方面に向かおうとして、
夏見さんに鉢合わることがあれば、気まずく手を挙げただろう。

そうしたら次に、
河合さんの容体はどうか、それを訊こうと。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


 ―― 少し前・屋外喫煙場所 ――

[ 和歌奈ちゃんは気づいてなかった、と思う。
 あたしだったら、自分が呼んだ世界で
 来てくれた友達たちがマネキンになって死んでくのを見て
 しらばっくれるなんてできっこない。
 本当に死ぬわけじゃないってわかってても、
 申し訳なくてたまらないと思う。

 卵も深層心理の表れだったのかな。
 その莉希ちゃんの言葉に、そうじゃないかなって
 あたしは頷いた ]

 そういうものじゃないかなあ。
 あたしは……ハンプティ・ダンプティが思い浮かんだな。

[ カラフルな卵は確認しなかったけど、
 白い卵から聞こえたのは陰口だった。
 和歌奈ちゃんがあれを、意図して用意したとは、
 やっぱりあたしは思えない ]


【人】 季節巡回 こころ



  ……春満の言う通りだよ。
  わたしをこの世界に呼んだのも、
  わたしに手を貸したのも和歌奈ちゃん。

  今、この状況を招いたのも、そう。


[ わたしは春満ほど物分かりがよくないけれど。

 大きな猫が歩み寄ってきて、>>160
 入れ替わりにまなちはここから去っていった。

 いろいろと──先ほどの飛び降り未遂だとか、
 言いたいことはあるんだけれど、一旦さておき。

 わたしは目の前の君を逃がすわけにはいくまいと、
 君から課された課題に応えるのに忙しい。>>174]
 

(182) 2021/11/14(Sun) 21時半頃

[ ハンプティ・ダンプティから塀から転がり落ちて、
 決して元には戻せないけど。
 和歌奈ちゃんは取り返しのつかない何かを
 してしまったと思ってるのかもしれないけど。
 飛び降りた和歌奈ちゃんは、だけどハンプティじゃない。
 帰ってくる道も残ってるはずだよって
 あたしはそう和歌奈ちゃんに言いたい ]


【人】 季節巡回 こころ



  違わない。
  わたしがうれしかったから、
  わたしはそれを優しさって呼ぶ。
  たとえ、君とってはエゴでも。


[ ようやく顔をあげた君に、>>174
 わたしは断定的な口調で言う。]


  この答えが気に食わないなら、
  何度だって解答を持ってくるから。
  だから、ちゃんと採点して。和歌奈ちゃんの手で。


[ 君の選択なら受け入れる≠ニは言えず、
 わたしは食い下がった。ここで終わらせないために。]
 

(183) 2021/11/14(Sun) 21時半頃

[ だから、帰ってきたらおかえりの会をやらなきゃね!
 盛大にね! ]

 うん、ほんとにね!
 でもあの世界に呼んでくれた和歌奈ちゃんなら、
 本当はそのこと、知ってると思うんだけどね!

[ 足りなかったかな?改めて思い知らせてやらなきゃね!
 荒木君を引っ張ってきてね、なんて言われたら、
 任せといて!って笑った。
 お呼び出しは得意なんだよ ]

 ……あ、でも、男子禁制で女子会もやりたいね!

[ 石頭君の家で男子だけで集まったことは知らないけどさ、
 女の子だけできゃっきゃするのもきっと楽しいよ ]


【人】 季節巡回 こころ


[ いつしか君は泣いていて、>>180
 わたしは少しだけ手のひらから力を抜いた。

 訥々と語られるのは、
 どこか不器用にも思える優しい言葉で、
 わたしはようやく少しだけ頬を緩ませる。]


  ……今の和歌奈ちゃんも、わたし好きだよ。


[ 叶うことならその肩を抱き寄せようと、
 もう片方の手も君に向けて伸ばした。]
 

(184) 2021/11/14(Sun) 21時半頃

[ 役者になれる夏見七星。
 いやいや、あたしはそんなに器用じゃないよ。
 一生懸命なりきりすぎて、
 もう本当の自分がどんなだったか、
 思い出せないくらいだもん。
 
 でも、あたし、今のあたしが嫌いじゃないんだ。
 好きとはまだ言えないけど。
 友達と呼べる人がひめちゃんしかいなくて、
 いつもいじめに傷ついてうじうじしてたあの頃よりも
 力になりたいって思う友達がいて、
 力になってくれる友達がいる今の方自分の方が、ずっと ]


[ 莉希ちゃんのこと、いつでも呼んでいいんだって。
 居心地良い世界になるように関われたらなって
 莉希ちゃんは言う ]

 なんか……なんていうか、さあ。
 自分のことをそんな風に思ってくれる友達がいるって
 わかっただけで、
 この世界の居心地、ちょっとよくなっちゃったかも。

[ 和歌奈ちゃんは、どうかな?そう思わないかな?
 能天気すぎる?
 あたしはそう言って笑った ]


[ 任せておきなって言い放つ墨鳥君は、
 やっぱり頼もしい。
 よろしくー!って明るく返した。
 帰ってきちゃったあたしはもう、
 待ってることしかできないからさ。
 だからせめて、絶対帰ってくる!って信じることだけは
 やめないでおこうって。
 だから明るく。明るいあたしでいるよ。
 辛気臭い夏見なんて誰も見たくないでしょ ]*


【人】 季節巡回 こころ



  うっかりしてて、泣きべそかいてて、
  手を貸してって言ってくれるところ。

  先にかえったみんなも、
  きっと同じ気持ちになると思うなあ。


[ その背中をさすってあげたいの。
 これはエゴかしら。優しさかしら。
 どっちだっていいとわたしは思って、
 気の向くままに動き、言葉を紡ぐ。]
 

(185) 2021/11/14(Sun) 22時頃

 ―― 現在・自販機コーナー付近 ――

[ そうして、あたしは自販機の方に向かってたんだけど、
 そっちの方から誰かやって来るのが見えた。
 日食君かなと思ったんだけど、
 シルエットがちょっと違ってて、
 あたしは誰かなって思わず足を止めて目を凝らす ]

 石頭君じゃん!
 おかえり!

[ ここは屋内だからさ、声は殺したけど、
 でも思わずちょっと声が弾んだのは仕方ないよね?
 なんか石頭君は気まずそうな顔してるけど、
 酷くない?ここは再会を喜ぶところなんじゃないの? ]


【人】 季節巡回 こころ



  ……だから、大丈夫。
  やり直す方法も、みんなに伝える方法も。
  一緒に探すから。教えてあげるから。
  和歌奈ちゃんが自分を好きになれるまで。

 

(186) 2021/11/14(Sun) 22時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……だから、
  一緒にかえるんだよ、和歌奈ちゃん。
  それから、君のことをもっと教えて?


[ 意図的に強引な言い方を選び、
 裏腹に、目を細めて小さく微笑んだ。*]
 

(187) 2021/11/14(Sun) 22時頃

[ 和歌奈ちゃんの様子を聞かれたら、
 さすがに元気いっぱいってわけにはいかないけど。

 まだ手術中ってことや、
 手術室前にいらっしゃる和歌奈ちゃんのご家族のこと、
 莉希ちゃんに墨鳥君、飯尾先生も来てること、
 あたしの知ってることは全部報告したよ。
 情報共有は大事だからね!

 あ、それと ]

 みんなが帰ってきたら、
 和歌奈ちゃんの快気祝いと打ち上げするから!
 会場提供よろしくね!

[ 既に決定事項なので!
 異論は認めん!3-1は女子が強いクラスですのでね!
 よろしく〜! ]*


季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 22時頃


―― 待合スペース ――


 あっ……!


[静かで重苦しい空気が漂う待合室にそんな声が響く。
 待ちわびている扉が開いたわけではない。
 こちらに刺さる視線に、申し訳なさそうに頭を
 下げた。]



 ―――思っているのは 私だ 
 


[あの時零れた言葉を思い出していた。

 今なら考える時間だけはたっぷりあったから。
 その前についたはずの言葉を探して、探して。
 己の察しの悪さに頭を抱えたのが数秒前。]


[         ・・・・
  ―― みんなそう思ってる      

 その言葉に辿り着いた。
 あの時すぐに言葉を返せなかったのが悔やまれる。
 いや、察せれたとして、私に何が言えたのだろう。

 そんなこと言わないで。
 役立たずでも迷惑でもないよ。

 そんな慰めにも似た言葉で、真梛さんの自分に
 対する意識を変えられるなんて思えない。
 車いすというハンデを抱えて、一番身に染みている
 のは他でもない真梛さんなのだから。]


[―――でもさ、でもさ。

 真梛さんは、
 ちゃんと私の心を持ってくれたじゃない。
 1を2で割ってくれたじゃない。

 確かに誰かの手を借りなきゃいけないことは
 多いかもしれないけど。
 出来ない事も多くて歯がゆいかもしれないけど。
 真梛さんにしか出来ない事だって、あるんだよ。]


[どんなに言葉を尽くしたって、当人の意識が
 変わらなければ話し合いはずっと平行線だ。

 だけど想いのたけだけはきちんと伝えたくて
 メッセージに乗せる。
 この後いつ伝えられるかわからないから、
 今のうちに。

 そうしてまた、スマホをポケットにしまった。]*


メモを貼った。



 ……ただいま。
 いや、まあ……うん。

[相変わらずな様子の夏見さんに苦笑する。
元の日常に戻ったという意味での「おかえり」「ただいま」なのだろうけど、
普段とは感覚が違うからなんだか落ち着かないし。
もしかして適応できない俺がおかしいだけなのかしらん。

思い出すのは夏見さんの、酷く傷付いたマネキン。
こんな明るく振る舞っている彼女にも、
何か抱えたドロドロしたものがあったのだろうかと考えると、
胃の中が苦々しいもので満たされる気がする。]

 無事に戻れたようで何より。

[まあ、多くは言うまい。
そのあたりは弁えてるので。]


[現在の情報を教えてもらえれば簡単に感謝をする。
本当にみんな揃っているようだ。
現実感がどんどん戻ってくる気がする。

快気祝いと打ち上げの話をされれば。
——気が早くない? と思いつつも飲み込んで、頷いた。]

 いいよ、うちならいつでも暇だし。
 何十人でも来てもらおうじゃないの。

[クリスマスでもそうじゃなくても、
婚約者のために予定を開けておく必要性はもうなくなったのだし。
また男子たちを集めて遊んだ時のように、大騒ぎしてほしいなと。]


[河合さんが何を思って閉じこもったのかは分からないし、
もし帰ってくる気がないのならば、それを無理にとは言わない。
そう考えている自分も確かにいる。

でも、何度壊れても埋め合わせできるものはあると伝えたかったし、
もし飛んでしまったとしても、受け止められるくらいに俺たちの手は多い。

そう思えたことも事実なので。
……あの遺書のメールの文章を、噛み締めながら。*]


[ あたしは再会を喜んであげてるっていうのに、
 石頭君は煮え切らないっていうかなんていうか。
 莉希ちゃんとしたみたいにハグするわけには
 そりゃいかないけどさ、
 もうちょっと喜んでくれてもいいんじゃないかね!
 墨鳥君といい、石頭君といい、
 グルチャに連絡もくれないしさあ! ]

 ……あはっ。ありがと!
 
[ うーん、この口ぶりだと、もしかしたら
 あたしが死んだ後、マネキンになった姿も
 目撃されたりしたのかもしれない。
 あたしは首のマフラーをちょっと直して苦笑する。
 現実のあたしの首にも痕が残ってたんだもん、
 マネキンはまあ多分無残なことになってたんだろうな ]



 もしかしたら、お見苦しいもの見せちゃった?
 だったら悪かったねー。

[ 申し訳ないなあとは思うけど、
 どうしようもないもんねえ。
 跡形もなく消えれたらよかったけど。
 でも、それはそれで失踪事件として
 校内捜索されて迷惑かけそう。
 そんなことを考えながら、石頭君を見上げる。
 ここにいるってことは、石頭君もあの世界で
 一度死んだってことだろう ]


 石頭君も、えーと……お疲れ様?
 お互い、生きててよかったよね。
 
[ お疲れ様ってどうなの!
 でも死んじゃうような目に遭った時の労いの言葉なんて
 わかるか!
 
 まさか石頭君が潔く自死を選んだなんて知らないわけで、
 「生きててよかった」って言うことに
 あたしは何の躊躇いもなかった ]


[ 快気祝いと打ち上げ会場は無事確保された!やったね!
 気が早い?
 だって帰ってくるって信じてるから。
 和歌奈ちゃんが帰ってきた後のこと、考えなくちゃ。
 和歌奈ちゃんが帰ってきてよかったなあって
 思える舞台を整えなくちゃ。
 そのための準備だもん。全然早くないよ!
 10月の文化祭の準備だって、
 夏休み頃からやったじゃん! ]

 何十人でも!さすが大邸宅!
 とりあえずあの校舎の9人は確定ね!

[ 石頭君が婚約者さんとどうなったのか、
 あたしは知らない。
 でも、一日くらい恋愛じゃなくて
 あたしたちとの友情のために使ってくれても
 いいと思うので遠慮はしないのだ ]


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